JPH0335524A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0335524A
JPH0335524A JP16830789A JP16830789A JPH0335524A JP H0335524 A JPH0335524 A JP H0335524A JP 16830789 A JP16830789 A JP 16830789A JP 16830789 A JP16830789 A JP 16830789A JP H0335524 A JPH0335524 A JP H0335524A
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JP
Japan
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oxide
film
wiring
resistance
semiconductor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP16830789A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Hasunuma
正彦 蓮沼
Takashi Kawanoue
川ノ上 孝
Atsuhito Sawabe
厚仁 澤邊
Shuichi Komatsu
小松 周一
Hisafumi Kaneko
尚史 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0335524A publication Critical patent/JPH0335524A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は半導体装置に係わり、特にその電極配線に関す
る。
(従来の技術) 非晶質シリコン(a−8i)膜を用いた薄膜トランジス
タ(T P T)をスイッチング素子として用いて構成
されるアクティブマトリックス型液晶表示装置の表示画
素をできるだけ小さくし、且表示装置を大面積化するた
めには、TPTへの信号線であるゲート配線を細く且長
くすることが必要である。従来、逆スタガー型のTPT
構造の場合、その電極配線にはTaやTiあるいはCr
の上にM o S i 2を積層したものなどの薄膜が
使用されているが、更に表示装置の大面積化、高精密化
を図るためには、より低抵抗で加工性が良く、しかもそ
の後の薬品処理工程での耐性に優れた電極配線が望まれ
ている。またスタガー型のTPT構造のものにおいては
、ドレイン、ソース電極配線に、やはり上記の特性が要
求される。
一方、単結晶Si基板を用いた半導体集積回路、例えば
、D−RAMに代表されるメモリ集積回路で用いられる
MOS)ランジスタのゲート電極、配線には、不純物ド
ープ多結晶シリコン膜が使用されている。しかしながら
更に低電力化、スイッチング速度の向上を図るために、
より低抵抗な電極配線が要求されている。また現在、集
積回路のAJ配線で問題となっているストレスマイグレ
ーションによる断線は、絶縁保護膜であるパッシベーシ
ョン膜を高温度で成膜するために生じる問題であり、A
J2−St−Cuを始めとするAI2配線の合金化、或
はパッシベーション成膜の低温化等により、信頼性の回
復を図っているが、充分なものは得られていなかった。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように従来のa−3t膜或は単結晶Si基板等を
用いた半導体装置において、更なる素子の微細化、高集
積化を図るためには、電極配線の抵抗が大きな問題とな
っている。また電極配線としては、加工性に優れ、各種
熱処理、薬品処理に対する耐性に優れ、且配線のストレ
スマイグレーション耐性向上も望まれている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、素子の微
細化、大面積化、高集積化および高信頼性化を可能とし
た電極配線を有する半導体装置を提供することを目的と
する。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するためになされたものであっ
て、Ta酸化物あるいはこれとNb酸化物及びMo酸化
物の少なくとも一方とを含んだ複合酸化物で被覆されて
なる電極配線を有することを特徴とする半導体装置であ
る。
また本発明は、Ta単体あるいはこれにNb及びMoの
少なくとも一方を含んだ合金よりなる中間金属膜層を介
して、Ta酸化物あるいはこれとNb酸化物及びMo酸
化物の少なくとも一方とを含んだ複合酸化物で被覆され
てなる電極配線を有することを特徴とする半導体装置で
ある。
本発明に係る半導体装置の電極配線においては、その内
部に低抵抗配線材料が配設される。この配線材料として
具体的には、純AJ、純Au、純Ag、純Cuや、Al
2−Cu、Al−Mg5AJ2−Ti、AJ−Ta%A
J−Cr、AJ2−In。
Cu−Be、Cu−Ag、Au−Pt、Au−Ag5A
u−PdSAu−Cuの各合金等があげられる。なお、
これらの配線材料中には、溶質としてSt等がlvt%
程度含まれていても良い。
次にこうした低抵抗配線材料を、Ta酸化物あるいはこ
れとNb酸化物あるいはMo酸化物の少なくとも一方と
を含んだ複合酸化物で被覆して本発明に係る電極配線と
する。このNb酸化物の含有量としては配線の加工性、
密着性、耐薬品性。
絶縁耐圧を考慮すると60vt%以下さらには33vt
%以下とすることが好ましい。またMo酸化物の場合も
60vt%以下さらには30vt%以下とすることが好
ましい。
さらにはこうした酸化物による被覆と、低抵抗配線材料
との間にさらにTa単体あるいはこれにNb及びMoの
少なくとも一方を含んだTa合金よりなる中間金属膜層
を介在させて電極配線とする。そして、この中間金属膜
層にTa合金を用いる場合、添加されているNb及びM
Oはそれぞれ35vt%以下とすることが好ましい。
本発明において低抵抗配線材料を被覆する酸化物の層は
、例えば、あらかじめ形成した低抵抗配できる。またこ
の時その陽極酸化を制御することにより、低抵抗配線材
料上に中間金属膜層を残してその外側を酸化物の層で被
覆した構成の電極配線を得ることができる。
またこれら酸化物や中間金属膜層においてその形成時に
混入し得るAr、C,N等が5原子%以下程度含まれる
のは、電極配線としては許容範囲内である。
なお、本発明において、低抵抗配線材料の配設及び中間
金属膜層を形成する場合、CVD、プラズマCVD5@
気抵抗加熱法、スパッター法、電子ビーム蒸着法何れに
よるものでも良く、スパッター法の場合、2見開時スパ
ッター、合金ターゲットによるもの、或はモザイク状タ
ーゲットによるもの何れによるものでも良い。また、酸
化物層の形成法は、前述した金属膜の陽極酸化法が最も
望ましいが、その他金属膜の熱酸化、或は、CVD、プ
ラズマCVD、化成スパッター法等、何れの方法によっ
ても良い。
(作 用) 本発明で用いるTaはテーパー加工性に優れ、かつ陽極
酸化によって形成されたTa酸化物は、緻密な膜である
ため、その後の耐薬品性に関しても、半導体プロセスで
使用されるSH処理(H2SO4: H202−3: 
1)等に対しても良好な耐性を有している。さらにその
酸化物が低温で形成されること及び酸化時に膨張で配線
材料自体に低温で圧縮応力がかかるため、低抵抗配線材
料のストレスマイグレーション耐性をも向上させる。
一方Nbは、陽極酸化終了後に残存する可能性のあるT
a膜の電気抵抗を下げる働きがある。
Taは、スパッター等で成膜すると、バルク材(b c
 c)とは異なった構造(bet)通称β−Taとなり
、そのため電気抵抗が上昇する。Nb添加は、その様な
Ta薄膜の結晶構造をバルク材と同様なりcc構造とし
、電気抵抗の低下をはかることかできる。Mo添加も同
様である。
(実施例) 以下に本発明の実施例を詳述する。
実施例1〜16 第1図は、本発明に於ける配線構造の一実施例を示す断
面模式図であり、アクティブマトリックス型液晶表示装
置の配線部を模擬したものである。
こうした構造を用いて以下のように試料を形成した。
まず透明ガラス基板上(1)に、スパッター法によりA
J−1%S i−0,5%Cu膜を形成し、リソグラフ
ィ (PEP)、パターンニング、配線シンターし、配
線幅68m1厚さ1500λの低電気抵抗材料による配
線(2)を形成した。次に、スパッター法により、第1
表に示す組成の膜(上層膜)を各々1000λ成膜し、
PEP、パターンニング(テーパー加工)を行ない、そ
の後、陽極酸化により酸化膜fi(4)を形成した。そ
してこの陽極酸化により、上記上層膜全てを酸化したも
の(実施例1〜8)及び900Åの厚さまで酸化し残り
を中間金属膜層(3)として残したもの(実施例9〜1
6)の双方を形成した。なお、この中間金属膜層の厚さ
は、下記試験後その断面を測定することにより調べたも
のである。
こうして得られた各試料に対して、それぞれ(1)  
第2図に示した四端子パターン形状にて電気抵抗測定し
た(抵抗測定距離1+am)。また(2)洗浄液として
使用されるH2 SO,十H2O2中沸騰処理による耐
薬品性試験を行なった。さらに、 (3)LCDプロセスを想定して、第1図に示すように
酸化膜層〈4)の上にさらに、200nmのSiN膜よ
りなるパッシベーション膜(5〉を形成し、続いて30
0na+のノンドープのa−Si膜(6) 、500n
gのn 型a −S f al+(7)を堆積し、この
上に50nmのMO膜(8〉を形成して、実デバイス模
擬による評価を7行なった。これらの結果を第1表に示
した。
比較例1〜4 実施例1と同様の形状を有する、Ta単層、C「単層、
MoSiO2単層及びTi単層をそれぞれ用いてなる電
極配線を形成し、これらを比較flJ 1〜4とした。
そしてこれらも実施例1と同様の試験を行った。この結
果を第1表に併記した。
TS1表 第1表から明らかなように、本発明に係る電極配線では
、テーパー加工性、陽極酸化膜特性(耐薬品性等)、及
び実配線模擬の堆積膜の健全性等縁てに於て、現用材で
あるTa膜と同程度の健全性を持ち、しかも配線抵抗に
おいては、Ta単層のまた、酸化膜の耐圧測定をベタ膜
、陽極酸化膜試料にて測定した結果、すべて3 X 1
06V/cm以上であった。
実施例17 S i (100)基板上に熱酸化膜(S i 02膜
)を1000入形成後、AJ2−1%5i−0,5%C
uをスパッターにて7000人威膜、PEP、配線加工
を行い、幅1μm配線を形成し、450℃にてシンター
熱処理を行った。続いて、Ta−20%Nbを同様にス
パッターにて1000Å成膜後、PEP。
配線加工、陽極酸化を行い、引続きリンドープ5i02
膜4000λ、プラズマSiN膜14000Åを順次形
成した。以上の試料に、150℃、3000時間保持試
験を行ったが、配線の断線は発生しなかった。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、比抵抗が非常に小
さく、加工性、安定性、ストレスマイグレーション耐性
に優れた配線または電極を備えた高集積度で高信頼性を
有する半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の半導体装置の一実施例を示す断面模
式図、第2図は、本発明の実施例中にて、電気抵抗11
11定に使用した四端子パターンの形状を示す模式図で
ある。 1・・・ガラス基板、2・・・配線、3・・・中間層金
属、4・・・酸化膜層、5・・・パッシベーション膜、
6−a −S i膜、7−n+型a−8t膜、8・・・
Mo膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Ta酸化物あるいはこれとNb酸化物及びMo酸
    化物の少なくとも一方とを含んだ複合酸化物で被覆され
    てなる電極配線を有することを特徴とする半導体装置。
  2. (2)Ta単体あるいはこれにNb及びMoの少なくと
    も一方を含んだTa合金よりなる中間金属膜層を介して
    、Ta酸化物あるいはこれとNb酸化物及びMo酸化物
    の少なくとも一方とを含んだ複合酸化物で被覆されてな
    る電極配線を有することを特徴とする半導体装置。
JP16830789A 1989-07-01 1989-07-01 半導体装置 Pending JPH0335524A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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