JPH033502B2 - - Google Patents

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JPH033502B2
JPH033502B2 JP59204332A JP20433284A JPH033502B2 JP H033502 B2 JPH033502 B2 JP H033502B2 JP 59204332 A JP59204332 A JP 59204332A JP 20433284 A JP20433284 A JP 20433284A JP H033502 B2 JPH033502 B2 JP H033502B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ionomer
ions
golf ball
unsaturated carboxylic
carboxylic acid
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP59204332A
Other languages
English (en)
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JPS6182768A (ja
Inventor
Taketo Matsuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication of JPH033502B2 publication Critical patent/JPH033502B2/ja
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明はゴルフボールに関する。さらに詳しく
は、改質したアイオノマーをカバーに用いること
により反溌性能を高めたゴルフボールに関する。 〔従来の技術〕 従来から、ゴルフボールのカバーには、商品名
サーリン、ハイミランなどで代表されるアイオノ
マーが耐衝撃性、耐カツト性に優れ、かつ飛行性
能にも優れていることから好用されてきた。 このアイオノマーは、イオン性エチレン系共重
合体で、その成分がエチレン、不飽和カルボン酸
金属塩および不飽和カルボン酸の3成分またはエ
チレン、不飽和カルボン酸金属塩、不飽和カルボ
ン酸および不飽和カルボン酸エステルの4成分か
らなる共重合体である。上記成分のうち、不飽和
カルボン酸は一塩基酸であるアクリル酸またはメ
タクリル酸が好ましく、二塩基酸であるマレイン
酸、フマル酸でもよいとされている。そして、酸
含量とはその中和の有無にかかわらず上記不飽和
カルボン酸の重量%で示されるものがあるが、通
常、この酸含量は6〜20重量%であるといわれて
いる。不飽和カルボン酸金属塩は上記の不飽和カ
ルボン酸の金属塩であつて、その金属種はナトリ
ウム、カリウムなどの1価金属、亜鉛、マグネシ
ウム、カルシウムなどの2価金属からなり、それ
らの金属イオンによる中和度は一般に20〜80%で
あるとされている。そして、不飽和カルボン酸エ
ステルは上記の不飽和カルボン酸のアルキルエス
テルであつて、そのアルキル基の炭素数は1〜10
で通常メチル、エチル、プロピルなどであるとさ
れている。 上記のようにアイオノマーには種々のタイプが
あり、その中和金属種だけでも上記のように種々
のものがあるとされているが、現実に市販されて
いるものは、ナトリウムイオン中和タイプのアイ
オノマーと、亜鉛イオン中和タイプのアイオノマ
ーだけであり、他の金属イオンで中和したアイオ
ノマーはまつたく市販されていない。 上記市販アイオノマーの中で、ゴルフボールの
反溌性能を高めるものは、デユポン社のサーリン
シリーズまたは三井ポリケミカル社のハイミラン
シリーズの1605(Na)、ブレンド系では1605/
1707(Na/Na)、1605/1706(Na/Zn)である。
なお、括弧内のNaはナトリウムイオン中和タイ
プであることを示し、Znは亜鉛イオン中和タイ
プであることを示す。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のアイオノマー1605、1605/1707、1605/
1706は反溌性能が高く、現在ではカバー主材とし
て主流を占めているが、ゴルフボールユーザサイ
ドとしては、より飛距離を伸ばそうという考えか
ら、さらに高反溌性能化への志向が強く、より一
層高反溌性能のゴルフボールの出現が望まれてい
る。 しかしながら、カバーに関しては市販のアイオ
ノマーを使用する限り、上記配合系以上の高反溌
性能は生み出し得ない。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は上記の事情に鑑み種々研究を重ねた
結果、ナトリウムイオン中和タイプのアイオノマ
ー中または2価金属イオン中和タイプのアイオノ
マー中の未中和の不飽和カルボン酸のカルボキシ
ル基をリチウムイオンまたはセシウムイオンで一
部中和してアイオノマーを改質し、それをゴルフ
ボールのカバーの主材として用いるときは、高反
溌性能のゴルフボールが得られることを見出し、
本発明を完成するにいたつた。 本発明において改質の対象とするアイオノマー
は、ナトリウムイオン中和タイプのアイオノマー
または2価金属イオン中和タイプのアイオノマー
で、この2価金属イオンは亜鉛イオンまたはマグ
ネシウムイオンであり、改質のために使用する金
属イオンはリチウムイオンまたはセシウムイオン
であるが、このように改質の対象となるアイオノ
マーの中和金属イオンの金属種と改質のための金
属イオンの金属種とが異なるのは、そのように異
なる金属の組合せ時に反溌性能が顕著に向上する
からである。 上記のように異なる金属の組合せ時に反溌性能
が顕著に向上するという現象は、実験的に確認さ
れたものであつて、その理由については、現在の
ところ明確ではない。 本発明において、改質のための金属イオンとし
てリチウムイオンまたはセシウムイオンを用いる
のは、これらがアイオノマーの反溌性能を向上さ
せる効果が大きいからである。 リチウムイオンやセシウムイオンは、アイオノ
マーの改質にあたつて、リチウムやセシウムの水
酸化物、酢酸塩、酸化物あるいはそれらの混合物
の形で使用される。また、アイオノマーの改質に
あたつて、リチウムイオンとセシウムイオンを併
用してもよい。 改質の対象とするアイオノマーとしてナトリウ
ムイオン中和タイプのアイオノマーを用いるの
は、1価の金属イオンで中和したアイオノマーで
はナトリウムイオン中和タイプのものが入手しや
すく、かつリチウムイオンまたはセシウムイオン
により中和するときは異種金属の組合せになり反
溌性能を顕著に向上させることができるからであ
る。また、改質の対象とするアイノマーとして2
価金属イオン中和タイプのアイオノマーを用いる
のは、改質のための中和をリチウムイオンまたは
セシウムイオンで行う場合に、常に異種金属の組
合せとなり、反溌性能を顕著に向上させることが
できるからである。 アイオノマーの改質はたとえばアイオノマーを
ロールに巻き付け、ロール温度を130〜150℃に調
整し、その状態のアイオノマー中にリチウムまた
はセシウムの水酸化物、酢酸塩、酸化物などを所
定量加え、混練しつつ樹脂温度を150〜190℃程度
に昇温して20〜60分間反応させることによつて行
なわれる。また改質は押出機を用いて行なうこと
もできる。 リチウムイオンまたはセシウムイオンによる未
中和の不飽和カルボン酸のカルボキシル基の中和
の程度は7〜30%にするものが好ましい。これは
中和度が7%未満では反溌性能を向上させる効果
が少なく、また中和度30%を超えると流れが悪く
なつて成形性が低下し、コアとの接合面の強度低
下を招く原因になるからである。 カバー材料は上記のようにして改質したアイオ
ノマーを主材とし、要すればこれに二酸化チタン
などの顔料や、染料、老化防止剤、滑剤などの添
加剤を適宜添加、混合することによつて調製され
る。 このカバーはソリツドゴルフボール用コア、糸
巻きゴルフボール用コアのいずれの被覆にも用い
ることができる。コアへのカバーの被覆方法はイ
ンジエクトシヨン成形による方法、圧縮成形によ
る方法のいずれもが採用ができ、カバーの厚さは
通常1.3〜2.5mmにされる。 〔実施例〕 つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 アイオノマーとしてハイミラン1605(商品名、
三井ポリケミカル社製、使用不飽和カルボン酸:
メタクリル酸、酸含量15重量%、ナトリウムイオ
ンによる不飽和カルボン酸カルボキシル基の中和
度29%)を用い、これをロールに巻き付け、ロー
ル温度を130℃に調整し、上記アイオノマー中に
水酸化リチウム一水塩をアイオノマー100部(重
量部、以下同様)に対して1.08部の割合で加え、
混練しつつ樹脂温度を170℃に昇温して30分間反
応させた。リチウムイオンによる未中和の不飽和
カルボン酸カルボキシル基の中和度は15%であつ
た。 つぎに上記のようにして改質したアイオノマー
にロール上で二酸化チタンをアイオノマー100部
に対して2部の割合で加えて混合し、得られた混
合物を用いてゴルフボールのカバー用ハーフシエ
ルを作製した。 上記ハーフシエルを一対用い、それを直径37mm
のソリツドコアにかぶせ、プレスにて160℃で2.5
分間モールデイングし、直径41.2mmのツーピース
ソリツドゴルフボールを得た。 得られたツーピースソリツドゴルフボールの重
量、コンプレツシヨン、反溌係数、耐カツト性、
耐衝撃性を調べた。それらの結果を第1表に示
す。上記ゴルフボールに使用されたソリツドコア
は、シス−1,4−ポリブタジエン100部にアク
リル酸亜鉛35部、酸化亜鉛部53部およびジクミル
パーオミキサイド1部を加え混練して調製したゴ
ム組成物を150℃で20分間モールデイングして得
たものである。 実施例 2 アイオノマーとして実施例1と同様にハイミラ
ン1605を用い、これをロールに巻き付け、ロール
温度を130℃に調整して、上記アイオノマー中に
酢酸セシウムをアイオノマー100部に対して4.95
部の割合で加え、混練しつつ樹脂温度を170℃に
昇温して30分間反応させた。セシウムイオンによ
るフリーのカルブン酸の中和度は15%であつた。 上記のようにして改質したアイオノマーをカバ
ー主材として用いたほかは実施例1と同様のツー
ピスソリツドゴルフボールを作製し、得られたゴ
ルフボールについて実施例1と同様の物性を測定
した。その結果を第1表に示す。 実施例 3 2種類のアイオノマーすなわち前出のハイミラ
ン1605とハイミラン1706(三井ポリケミカル社製、
使用不飽和カルボン酸:メタクリル酸、酸含量15
重量%、亜鉛イオンによる不飽和カルボン酸のカ
ルボキシル基の中和度58%)とを重量比50:50の
割合でロール巻き付け、ロール温度を130℃に調
整して、上記アイオノマー中に酢酸セシウムアイ
オノマー100部に対して3.30部の割合で加え、混
練しつつ樹脂温度を170℃に昇温して30分間反応
させた。セシウムイオンによる未中和の不飽和カ
ルボン酸カルボキシル基の中和度は10%であつ
た。 上記のようにして改質したアイオノマーをカバ
ー主材として用いたほかは実施例1と同様のツー
ピースソリツドゴルフボールを作製し、得られた
ゴルフボールについて実施例1と同様の物性を測
定した。その結果を第1表に示す。 比較例 1 カバー主材としてハイミラン1605を改質するこ
となくそのまま用いたほかは実施例1と同様のツ
ーピースソリツドゴルフボールを作製し、得られ
たゴルフボールについて実施例1と同様の物性を
測定した。その結果を第1表に示す。 比較例 2 カバー主材としてハイミラン1605とハイミラン
1706との重量比50:50の混合物を改質することな
くそのまま用いたほかは実施例1と同様のツーピ
ースソリツドゴルフボールを作製し、得られたゴ
ルフボールについて実施例1と同様の物性を測定
した。その結果を第1表に示す。
【表】 第1表に示すように、改質したアイオノマーを
カバーに用いた本発明の実施例1〜3のゴルフボ
ールは、アイオノマーを改質することなくそのま
ま用いた比較例1〜2のゴルフボールに比べて反
溌係数が高く、また耐カツト性、耐衝撃性とも良
好で、改質による耐カツト性、耐衝撃性の低下は
認められなかつた。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、ナトリ
ウムイオン中和タイプのアイオノマー中または2
価金属イオン中和タイプのアイオノマー中の未中
和の不飽和カルボン酸のカルボキシル基をリチウ
ムイオンまたはセシウムイオンで一部中和し、そ
れをカバー主材として用いることによつて、反溌
性能の優れたゴルフボールを得ることができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コアと該コアを被覆するカバーを有するゴル
    フボールにおいて、カバーにナトリウムイオン中
    和タイプのアイオノマー中または2価金属イオン
    中和タイプのアイオノマー中の未中和の不飽和カ
    ルボン酸のカルボキシル基をリチウムイオンまた
    はセシウムイオンで一部中和したアイオノマーを
    主材として用いたことを特徴とするゴルフボー
    ル。
JP59204332A 1984-09-29 1984-09-29 ゴルフボ−ル Granted JPS6182768A (ja)

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