JPH0334485Y2 - - Google Patents

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JPH0334485Y2
JPH0334485Y2 JP1984053601U JP5360184U JPH0334485Y2 JP H0334485 Y2 JPH0334485 Y2 JP H0334485Y2 JP 1984053601 U JP1984053601 U JP 1984053601U JP 5360184 U JP5360184 U JP 5360184U JP H0334485 Y2 JPH0334485 Y2 JP H0334485Y2
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Japan
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sleeve
side port
housing
oil
pressure
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JP1984053601U
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JPS60167275U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、サーボバルブに関し、特に、サーボ
バルブのスリーブ位置決め構造の改良に関する。
サーボバルブは、外部の適宜油圧源からの圧油
を外部のアクチユエータ等に供給し、かつ、当該
アクチユエータ等からの戻り油をアンロードさせ
るように形成されているもので、圧油の供給通路
および戻り油の排出通路を切り換えるスプールを
摺動自在に収装するスリーブは、ハウジング内の
所定位置に定着されていることが必要である。
そこで、この要請に応じるものとして、例え
ば、第1図に示すようなサーボバルブの提案があ
つた。
すなわち、このサーボバルブは適宜ハウジング
1内に配設されたスリーブ2内に摺動自在に収装
されたスプール3を有するものであるが、スリー
ブ2は、ハウジング1に螺装されたテーパピン1
aをロツクナツト1bで固定することによつてそ
の回動および摺動による変位を防止し、スリーブ
2の位置決めをしているものである。
しかしながら、このテーパピン1aによるスリ
ーブ2のハウジング1内での位置決めすなわち定
着に際しては、スリーブ2の外周にテーパピン1
a先端を嵌入させる挿入孔2aの穿設が必要であ
るだけでなく、その穿設位置や大きさ等の精度管
理が重要となることおよび、テーパピン1aの螺
装に際してその先端の挿入孔2a内への嵌入が簡
単に行なえないこと等の不利・不便がある。そし
てさらには、テーパピン1a軸部とハウジング1
との間には、Oリング1cの配設を要すなどの不
都合もある。
そこで、本考案は、前記した事情に鑑み、簡単
な構成でスリーブをハウジング内に定着させたサ
ーボバルブを新たに提供することを目的とする。
そして、この目的達成のために本考案の構成
は、ハウジング内に配設されたスリーブ内にスプ
ールが摺動自在に挿入され、スリーブには圧油供
給側ポートとアンロード側ポートとアクチユエー
タ側ポートを形成し、スプールの摺動時にアクチ
ユエータ側ポートが圧油供給側ポート又はアンロ
ード側ポートに選択的に開閉されるサーボバルブ
において、スリーブの一端とハウジングの内壁と
の間に油室が設けられ、スリーブの他端はハウジ
ングの内壁に当接し、前記油室はスリーブに設け
た油路を介して前記圧油供給側ポートと常時連通
していることを特徴とするものである。
[作用] スリーブの一端側に設けた油室はスプールの切
換えに関係なくスリーブに設けた油路を介して圧
油供給側ポートと連通しているから、スリーブの
一端側には圧油供給側の圧油が作用し、常にスリ
ーブの他端をハウジングの内壁に押し付けて定着
させる。
以下、図示した実施例に基づいて本考案を説明
する。
第2図に示すように、本考案に係るサーボバル
ブは、適宜ハウジング10内にスリーブ20を有
するとともに、当該スリーブ20内に摺動自在に
収装されたスプール30を有してなる。
上記ハウジング10は、所謂バルブボデイーを
形成するものであつて、本体部10aと当該本体
部10aの両端に連結されたキヤツプ部10bと
からなる。そして、上記本体部10aには、圧油
供給通路11と一対の通路12a,12bを有し
ている。そしてまた、上記圧油供給通路11は外
部の適宜油圧源(図示せず)と連通され、上記一
対の通路12a,12bは外部のアクチユエータ
(図示せず)と連通されている。
尚、上記本体部10aには、図示していないが
アクチユエータからの戻り油を外部のタンク(図
示せず)にアンロードさせるアンロード通路をも
有している。また、上記スプール30の両端面に
パイロツト圧を作用させるパイロツト通路13
a,13bは、その一部が本体部10aに穿設さ
れ、他部がキヤツプ10bに穿設されているもの
である。
上記スリーブ20は、全体に円筒状に形成され
ているもので、一端部20aすなわち図中左方端
部には、受圧面21を有しているとともに、他端
部20bすなわち、図中右方端部は、キヤツプ部
10bに当接されている。
上記受圧面21と隣接するキヤツプ部10bと
の間には、油室22が形成されており、当該油室
22内には外部の適宜油圧源からの圧油が供給さ
れるようになつている。
すなわち、スリーブ20の内周面には、前記圧
油供給通路11に連通するポート23aが穿設さ
れており、当該ポート23aと上記油室22とを
連通する油路22′が、当該スリーブ20の一端
部20aに穿設されているものである。尚、上記
油路22′は、スリーブ20の一端部20aの外
周に穿設形成されているものであつてもよい。ま
た、上記ポート23aは環状溝24aを介して上
記圧油供給通路11に連通している。
従つて、外部の油圧源の作動によつて圧油が当
該サーボバルブに供給されることとなると、その
圧油の一部がポート23aに開口する油路22′
を介して油室22内に供給され、受圧面21を有
するスリーブ20の一端面に適宜油圧が作用する
ことになり、その結果、スリーブ20は、その他
端部20bがキヤツプ部10bに当接されて所定
位置に定着されることとなる。
尚、上記スリーブ20の内周面には、前記ポー
ト23a以外に、複数のポートが穿設されてい
る。すなわち、ポート23bは、前記ポート23
aと同様に圧油供給通路11に環状溝24bを介
して連通するようになつている。また、ポート2
5aは、環状溝26aを介して前記一方の通路1
2aに連通し、ポート25bは環状溝26bを介
して前記他方の通路12bと連通している。そし
て、ポート27は環状溝28を介して前記アンロ
ード通路と連通しているものである。
また尚、上記スリーブ20と隣設するハウジン
グ10との間には、適宜にシール29が配設され
ている。
上記スプール30は、両端部30a,30bの
外周面を上記スリーブ20の両端部20a,20
bの内周面に摺接させて、当該スリーブ20内に
収装されているもので、その端面31a,31b
は、それぞれ前記パイロツト圧の受圧面とされて
いる。そして、上記スプール30は、その中間に
二つのランド32a,32bを有しているもの
で、当該スプール30が中立位置にあるとき、す
なわち、両端面31a,31bに前記パイロツト
圧が作用していないとき、各ランド32a,32
bは隣接するポート25a,25bを閉塞するよ
うに形成されているものである。
従つて、上記スプール30のいずれか一端面へ
のパイロツト圧の作用によつてスプール30が摺
動すると、例えば、図中右方向に摺動すると、ポ
ート25a,25bは開放状態となり、ポート2
5aおよびポート27とポート25bはそれぞれ
連通状態になる。これによつて圧油供給通路11
からの圧油は、一方の通路12aを介して外部の
アクチユエータに供給されることとなるととも
に、外部のアクチユエータからの戻り油は、他方
の通路12bを介してスリーブ20内に流入し、
ポート27および環状溝28を介してアンロード
通路に流出されることとなる。尚、スプール30
が、図中左方向に摺動することとなるときには、
他方の通路12bが圧油の供給通路となり、一方
の通路12aは戻り油をアンロードさせる流出通
路となること勿論である。
従つて、スリーブ20内でのスプール30の摺
動方向の切り換えによつて、スリーブ20内に供
給される圧油は外部のアクチユエータに供給され
るとともに、アクチユエータからの戻り油をアン
ロードさせることが可能となるが、その際に、ス
リーブ20の一端面は受圧面21とされて、そこ
に常に圧油供給側の圧油が作用するので、スプー
ル30の摺動状況にかかわらず、スリーブ20が
ハウジング10内に定着されることとなる。
尚、本実施例にあつては、ハウジング10を構
成する他方のキヤツプ部10bには、位置検出器
40が調整ネジ41を介して螺合されており、ス
プール30の他端部30bに突設されたロツド3
3先端にはコア42を有している。これによつ
て、スプール30の移動に伴つてコア42が移動
することとなり、この移動量が上記検出器40で
検出されることとなる。
本考案によれば、スリーブの一端とハウジング
の内壁との間に圧油供給側ポートに連通する油室
を設けたから、スプールの位置に関係なくこの油
室に圧油が常時導かれて油圧で常にスリーブの他
端をハウジングの他方の内壁に押し付け、このス
リーブを一定の位置に定着できる。油室に連通す
るポートはスリーブ自体に設けられているから、
油圧回路の構造が簡単でコンパクトとなる。
スリーブは一端側の一つの油室における油圧の
みで定着するから、構造が簡単で、位置決めが容
易となり、取付孔や取付ピン等の附属部品を必要
とせず、更に、サーボバルブの組立、解体、スリ
ーブの交換が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサーボバルブを示す部分断面
図、第2図は本考案に係るサーボバルブを示す断
面図である。 10……ハウジング、20……スリーブ、20
a……一端部、21……受圧面、22……油室、
30……スプール、40……検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング内に配設されたスリーブ内にスプー
    ルが摺動自在に挿入され、スリーブには圧油供給
    側ポートとアンロード側ポートとアクチユエータ
    側ポートを形成し、スプールの摺動時にアクチユ
    エータ側ポートが圧油供給側ポート又はアンロー
    ド側ポートに選択的に開閉されるサーボバルブに
    おいて、スリーブの一端とハウジングの内壁との
    間に油室が設けられ、スリーブの他端はハウジン
    グの内壁に当接し、前記油室はスリーブに設けた
    油路を介して前記圧油供給側ポートと常時連通し
    ていることを特徴とするサーボバルブ。
JP5360184U 1984-04-12 1984-04-12 サ−ボバルブ Granted JPS60167275U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5360184U JPS60167275U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 サ−ボバルブ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5360184U JPS60167275U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 サ−ボバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60167275U JPS60167275U (ja) 1985-11-06
JPH0334485Y2 true JPH0334485Y2 (ja) 1991-07-22

Family

ID=30574620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5360184U Granted JPS60167275U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 サ−ボバルブ

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5182326B2 (ja) * 2010-06-09 2013-04-17 トヨタ自動車株式会社 流量制御弁
JP5652311B2 (ja) * 2011-04-25 2015-01-14 株式会社デンソー 流体制御弁装置

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JPS4850195A (ja) * 1971-10-25 1973-07-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853497Y2 (ja) * 1974-01-30 1983-12-05 カヤバ工業株式会社 デンジシキエンカクセイギヨベン

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JPS4850195A (ja) * 1971-10-25 1973-07-14

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JPS60167275U (ja) 1985-11-06

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