JPS5813184Y2 - 電磁切換弁 - Google Patents

電磁切換弁

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JPS5813184Y2
JPS5813184Y2 JP1980005463U JP546380U JPS5813184Y2 JP S5813184 Y2 JPS5813184 Y2 JP S5813184Y2 JP 1980005463 U JP1980005463 U JP 1980005463U JP 546380 U JP546380 U JP 546380U JP S5813184 Y2 JPS5813184 Y2 JP S5813184Y2
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JP
Japan
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hole
spool
pilot
valve
main
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Application number
JP1980005463U
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English (en)
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JPS56108071U (ja
Inventor
村山俊博
Original Assignee
株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁切換弁、特に制御弁の主スプールを制御す
るパイロット弁の取付構造に関するものである。
従来、油圧の方向切換弁は弁本体に真円状の精密なスプ
ール孔を形成し、この孔にスプールを嵌合して構成され
、上記本体には環状の油槽が数ケ所あり、この油槽にポ
ンプポート、タンクポート、2個のシリンダ“ポートを
貫通させたものであった。
上記スプールを手動操作で操作することにより各ポート
間の連通、しゃ断の状態が変わってきて、それぞれスイ
ッチング作用が行われ、シリンダを停止、前進、後退と
することができる。
しかしながら、このような手動操作による切換弁では操
作者の負担となり、また遠隔操作が行なえない。
そこで、例えば西独国特許公開第1750758号より
明らかなように、上記切換弁本体にソレノイドで制御し
得るパイロット弁を取付け、このパイロット弁を介して
上記スプ・−ルの両端面側に与えられる油圧をパイロッ
ト弁を作動させて制御するようにして、上記スプールを
自動的に操作し得る電磁切換弁が提案された。
上記パイロット弁は油流を切換えるスプールと、このス
プ・−ルを駆動する電磁ソレノイドと、このスプールを
保持する本体から成る。
しかし、これによれば上記パイロンI・弁を構成するパ
イロット弁本体を、切換弁本体に固定し、パイロット弁
本体からの油流路と、切換弁本体におけるスプールの両
端側に連通される油流路とを、パイロット弁本体と切換
弁本体との接合面で連結しただけの構成であるから、全
体の形状が大形で大重量となり、かつパイロット弁本体
側の油流路と切換弁本体側の油流路とを連結するのに特
別な配慮が必要であった。
本考案の目的は、主切換弁の主スプールの端部に大径孔
を設け、この大径孔にパイロット弁を構成するパイロッ
トスプールを収納することにより、パイロットスプール
を保持する本体を廃するようにして小形軽量化を図り、
かつ油流路を密に連結するという従来の問題を解消する
ものである。
具体的には、主切換弁の主スプール4に軸方向の孔25
を形成し、該孔25をポンプポート10に連通させると
ともに主スプールの端面に形成した大径穴14に連通さ
せ、大径穴14には外周部にタンクポート6に連通する
連通孔29を形成し、大径穴14内にパイロットスプー
ル15を配する。
また、パイロットスプール15は軸方向にのびる貫通孔
17と貫通孔17に連通し、かつ外周方向にのびる垂直
孔16とを持ち、ばね23により主スプール外方への変
位力を受ける。
そして、主スプール4とパイロットスプール15の間に
弁27を配する。
パイロットスプール15は更にソレノイド31によりス
プール内方への変位力を受け、この変位により前記弁2
7が孔25を閉じ垂直孔16がタンクポート6に孔29
を介して連通ずるようにしたものである。
以下実施例を用いて本考案の電磁切換弁を詳細に説明す
る。
第1図は本考案による電磁切換弁の一実施例を示す簡略
構成図であり、同図において、制御弁本体1にはランド
部2と、ロッド部3とより戊る主スプ・−ル4が内挿さ
れるスプール孔5が形成され、このスプール孔5の両側
には、タンクポート6側に流出する油の流路となる孔7
が接続され、またスプール孔5の中央部の油溝8は孔9
を介してポンプポート10に連通し、その両側の油溝1
1は孔12を介してシリンダポート13,13に連通す
る。
上記主スプール40両側にパイロット操作部40□2が
形成される。
ツ スプール4の両端には、中心軸がスプール4の軸と一致
する柱状の穴14が形成され、この穴14にはパイロッ
ト操作部401゜を構成するパイロツ ットスプ・−ル15が内挿され、このパイロットスプー
ル15の外側端部には、スプール15の中心軸に対し直
角方向に延在する孔16が形成され、この孔は中心軸方
向に延在する孔17を介して穴14の底部に連通し、ま
た孔18を介してスプリング室19に連通ずる。
スプリング室19は本体1の端部に形成した孔20の内
部に位置され、スプール4の端面に固定したスプリング
シート21を押圧するスプリング22により構成される
パイロットスプール15の底面と穴14の底壁との間に
はスプリング23が介在し、またスプール15の底面に
は、孔24より中心軸方向に延在する孔25のパイロッ
トポート26を塞ぐ弁27がスプリング28を介して固
定される。
なお、穴14の側壁には孔29が形成され、この孔29
は孔7に連通するパイロットポート30に対応し、また
この孔29にはソレノイド30のプランジャでパイロッ
トスプール15が押圧されて穴14の底部方向に移動し
た際に孔16が対応する如く形成される○ 以上の構成によれば、主スプール4が中立位置では、ポ
ンプポート10かもの油が、孔9及び主スプール4の孔
24,25を介してパイロットポート26より流出して
スプリング室23aK充満し、かつ孔17,16,1B
を介してスプリング室19□2に充満されているので、
スプール4にはツ 両スプリング室19□2より等しい圧力が加えらア れておりそれにより中立位置を保っている。
つぎニ、ハイロット操作部401側のソレノイド311
を励磁してプランジャでスプリング23に抗してパイロ
ットスプール15を押圧すると、弁27がパイロットポ
ート26を塞ぎ、かつ孔16がパイロットポート30に
連通ずるのでスプリング室19□の油圧が低くなり、ス
プール4はスプリング室19゜側の圧力によりスプリン
グ室19□側に移動する。
つぎに、ソレノイド31□をオフとするとスプール15
がスプリング23で復旧するので、パイロットポート3
0の流路がしゃ断され、スプリング室19□に油圧が加
えられるので、スプール4は中立位置となる。
ソレノイド31゜をオン、オフした場合は以上とは逆動
作を行う。
本実施例において、ソレノイド31のプランジャでパイ
ロットスプール15を押圧する際、スプリング室19と
23aとの圧力は等しいのでソレノイドの力は僅かな大
きさでよい。
また、スプリング23についても同様、ハイロットスプ
ール15の摩擦カプラススプリング23に打勝つ程度の
大きさでよい。
ここで、本考案において弁27の代用として、パイロッ
トポート26を第2図に示す如く穴14の側壁側に開口
する如く構成し、このポート26がスプール15が押圧
された際に弁15で塞がれるようにしてもよい。
また、パイロットスプール15に形成した孔16゜17
.18としては、パイロットスプールの側壁に溝を形成
したものでよい。
以上説明したように本考案によれば電磁切換弁の主スプ
ールのゴ端側に、外部操作にもとづき操作されてポンプ
ポートからの油圧を供給するパイロット弁を主スプール
の一端に形成した穴に内挿したので、制御弁全体の大き
さを小さくでき小形化が図れ、またパイロットスプール
を内挿するためのパイロット本体を省略できるので重量
を小さくできる。
lた、パイロットポートにオリフィスを入れることによ
り速度制御を行うことができるとともに、スプリング室
の大きさを変えることにより速度を調整できる。
また1、ポンプポートとタンクポートが主スプールの端
面の大径穴を介して連通されているので、両ポートを連
結するための特別な手段が不要となり、lた連結個所か
らの油漏れが発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による往復スプール形制御弁の一実施例
を示す断面図、第2図は他の実施例を示す要部断面図で
ある。 14・・・・・・穴、15・・・・・・パイロットスプ
ール、19□2・・・・・・スプリング室、22.23
・・・・・・スプす/グ、26 、30 ・−・−・−
パイロットポート、27・・・・・・弁、31□2・・
・・・・ソレノイド。 ツ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主切換弁の主スプール4に軸方向の孔25を形成し、該
    孔25をポンプポート10に連通させるとともに主スプ
    ール端部に形成した大径穴14に連通させ、大径穴14
    には外周部にタンクポート6に連通する連通孔29を形
    成し、大径穴14内にパイロットスプール15を配し、
    該パイロットスプール15は軸方向に延長する貫通孔1
    7と、該貫通孔17に連通し、かつ外周方向へ延長する
    垂直孔16とを有し、ばね23により主スプ・−ル外方
    への変位力を受けろとともに、主スプール4とパイロッ
    トスプール15との間に弁27を配し、パイロットスプ
    ール15にソレノイド31によりスプール内方への変位
    力を与えるようにし、この変位により前記弁27が上記
    軸方向の孔25を閉じ、上記垂直孔16がタンクポート
    6への連通孔29を開口するようにしたことを特徴とす
    る電磁切換弁。
JP1980005463U 1980-01-22 1980-01-22 電磁切換弁 Expired JPS5813184Y2 (ja)

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JP1980005463U JPS5813184Y2 (ja) 1980-01-22 1980-01-22 電磁切換弁

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56108071U JPS56108071U (ja) 1981-08-21
JPS5813184Y2 true JPS5813184Y2 (ja) 1983-03-14

Family

ID=29602135

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JP1980005463U Expired JPS5813184Y2 (ja) 1980-01-22 1980-01-22 電磁切換弁

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GB8526442D0 (en) * 1985-10-26 1985-11-27 Vickers Systems Ltd Pilot valves
DE102010005229A1 (de) * 2010-01-21 2011-07-28 Hydac Fluidtechnik GmbH, 66280 Ventilvorrichtung

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JPS56108071U (ja) 1981-08-21

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