JPH0334450Y2 - - Google Patents

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JPH0334450Y2
JPH0334450Y2 JP1985128722U JP12872285U JPH0334450Y2 JP H0334450 Y2 JPH0334450 Y2 JP H0334450Y2 JP 1985128722 U JP1985128722 U JP 1985128722U JP 12872285 U JP12872285 U JP 12872285U JP H0334450 Y2 JPH0334450 Y2 JP H0334450Y2
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JP
Japan
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chair
floor
tier
movable
support truss
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Expired
Application number
JP1985128722U
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English (en)
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JPS6236144U (ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はイベントホール、音楽会場、野球場等
において多目的会場として使用するための移動式
観覧席に関するものである。
〔従来の技術〕
会場等多目的に使用するためには、観覧席を移
動収納し会場のレイアウト替えを実施する必要が
ある。そのために従来第8図ないし第11図に示
す観覧席の移動方式が発案、利用されている。第
8図および第9図において段床01は逆L字形鉄
骨骨組02及び最下ブロツク03に固定され、鉄
骨骨組02の下端には車輪04が取りつけられて
いて、図中左右方向に移動でき、第9図に示すよ
うに固定式プラツトホーム05に納めることが可
能となつている。
逆L字形鉄骨骨組02及び最下ブロツク03の
内のーブロツクの観覧席の側面図を第10図に示
す。
第10図において、Aは収納時の高さ限界を示
し、01は段床、06は固定椅子、07は起倒式
椅子、08は鉄骨骨組、09は起倒中心ビン、1
0は座板、11はレバー、12は連結バー、13
は連結ビン、14は取付台、15は電気シリン
ダ、16はロツドを示す。逆L字形鉄骨骨組を移
動するときには椅子07が、それぞれの上部の鉄
骨骨組に当り邪魔になるので電気シリンダ15に
より、ロツド16連結バー12、レバー11を介
して椅子07を矢印Bの方向に倒す。
第11図は他の従来観覧席の側面図である。門
形鉄骨の柱17に鉄骨骨組18が、それぞれビン
19を中心にして回転できるように取り付けられ
ており、鉄骨骨組18に椅子20が回転可能なよ
うに取り付けられている。観覧席を収納するとき
には座板21が鉄骨骨組18に接触する方向に各
椅子20を回転し、鉄骨骨組18を点線で示すよ
うに上下へ回転し、各柱17を矢印Eの方向へ移
動して夫々の柱17を隣接させて、観覧席を収納
する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のものでは、観覧席を移動するとき、第8
図ないし、第10図のものは、椅子をそのつど倒
さねばならないのが問題点(欠点)であつた。ま
た第11図の方式のものでは支持フレーム全体を
起状させ収納時上部骨組との接触限界を確保する
必要があり、装置が大型化する等の不具合があつ
た。
本考案は上記不具合等にかんがみ、観覧席の移
動収納時に、椅子を倒さずにしてそのままの状態
で収納が行い得る移動式観覧席を提案するもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る移動式観覧席は、前記の問題点を
解決するための手段として、前方に向かい階段状
に低くなり多数の椅子が並列して立設固定された
全断床を前後複数に分割するとともに、前記段床
を前後方向に移動可能に支持して、後方に移動さ
せたときに階段状の段床部を有する前側段床を後
側段床の下方へ収納可能にした移動式観覧席にお
いて、収納時の高さ限界を越える椅子が取りつけ
られた前側段床を、上辺が段床の傾斜に沿つた支
持トラス上に載置支持し、前記支持トラスの横転
倒伏運転に伴つて前記前側段床前縁の枢支点を中
心として前記前側段床が横転倒伏し椅子を後側段
床下方へ収納可能な高さ限界内に納める事を特徴
とする。
〔作用〕
よつて、前側段床の傾転倒伏に伴つて、前記前
側段床に立設固定された椅子が収納時の高さ限界
内に納まることとなり、従来のように椅子を倒す
ことなく後側段床の下方に収納することができ
る。
〔実施例〕
本考案による移動式観覧席の1実施例を第1図
ないし第7図に基づき説明する。
第1図ないし第7図において、1は通路、2は
前側の可動段床(第4図中のハツチング部)、3
は駆動装置、4はギヤボツクス、5は支持トラ
ス、5aは支持トラスの回転軸、5bは支持トラ
スを回転自由に支持する軸受材、6は全段床2,
2aに多数並列して立設固定された椅子、6aは
座板を示す。
駆動装置3により、ギヤボツクス4を介して、
支持トラス5を、第2図の点線で示すように、支
持トラスの回転軸5aを軸にA矢印方向に90°横
転倒伏させることにより、支持トラス5に載置支
持された前側の可動段床2は下面に設けたすべり
材7ですべりながら追隨下降し、前側段床前縁の
枢支点10を中心として傾転倒伏して、第1図に
2点鎖線で示すように、収納時上方限界線Bより
椅子6を低く納める事が出来るので椅子6を回転
転倒させることなく後側段床2aの下方に収納で
きる。
又、前記すべり材7は第6図に示すように支持
トラス5に組込んだローラ7aと組合わせると支
持トラス5の横転がさらに容易となる。第6図
中、9は走行ローラを示す。第7図は、前側の可
動段床の前縁の枢支点10を部分拡大したもので
ある。
第2図は通路1間の段床(図示せず)を可動床
としたものである。第3図に示すものは通路1を
含めて可動床とした場合を示し、ユニツト間の通
路を含めた全ての部分が可動段床2となつてお
り、さらに支持トラスの回転軸5aは固定のまま
機能し得る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、従来のように椅子を倒すこと
なく観覧席の移動収納ができいるので多目的会場
等のレイアウト替えが短時間にでき、しかも装置
の小型化により利用空間が広くなり会場の多目的
な使用が格段に便利になる等の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案2寄る移動式観覧
席の1実施例を示し、第1図は側面図、第2図及
び第3図は斜視図、第4図は平面図、第5図は第
4図における−矢視断面図、第6図及び第7
図は側面図である。第8図ないし第11図は従来
の観覧席を示し、第8図は側面図、第9図は第8
図に示す観覧席の各ブロツクを収納した側面図、
第10図は第8図及び第9図に示す観覧席の1ブ
ロツクの側面図、第11図は従来の観覧席の他の
例を示す側面図である。 2……前側段床、2a……後側段床、5……支
持トラス、5a……回転軸、5b……軸受材、6
……椅子。10……枢支点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方に向かい階段状に低くなり多数の椅子が並
    列して立設固定された全段床を前後複数に分割す
    るとともに、前記段床を前後方向に移動可能に支
    持して、後方に移動させたときに階段状の段床部
    を有する前側段床を後側段床の下方へ収納可能に
    した移動式観覧席において、収納時の高さ限界を
    越える椅子が取りつけられた前側段床を、上辺が
    段床の傾斜に沿つた支持トラス上に載置支持し、
    前記支持トラスの横転倒伏運転に伴つて前記前側
    段床前縁の枢支点を中心として前記前側段床が横
    転倒伏し椅子を後側段床下方へ収納可能な高さ限
    界内に納める事を特徴とする移動式観覧席。
JP1985128722U 1985-08-23 1985-08-23 Expired JPH0334450Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985128722U JPH0334450Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985128722U JPH0334450Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6236144U JPS6236144U (ja) 1987-03-03
JPH0334450Y2 true JPH0334450Y2 (ja) 1991-07-22

Family

ID=31024642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985128722U Expired JPH0334450Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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JP (1) JPH0334450Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104541U (ja) * 1983-12-22 1985-07-17 株式会社 コトブキ 可動観覧席

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6236144U (ja) 1987-03-03

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