JPH0323960Y2 - - Google Patents

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JPH0323960Y2
JPH0323960Y2 JP1985051636U JP5163685U JPH0323960Y2 JP H0323960 Y2 JPH0323960 Y2 JP H0323960Y2 JP 1985051636 U JP1985051636 U JP 1985051636U JP 5163685 U JP5163685 U JP 5163685U JP H0323960 Y2 JPH0323960 Y2 JP H0323960Y2
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tiered
blocks
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JP1985051636U
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は前方に向かい階段状に低くなる全段床
を前後複数に分割するとともに、同各段床ブロツ
クを前後方向に移動可能に支持して、後方に移動
させたときに、前側の段床ブロツクを後側の段床
ブロツク内へ収納可能にした移動式観覧席に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の前記観覧席を第6,7,8図により説明
すると、1〜9が前後方向に移動可能な逆L字型
の鉄骨骨組構造支柱で、同各支柱1〜9が独立し
て前後方向に移動可能になつている。また同各支
柱1〜9の上端部から前方へ水平の段床が突出
し、その上に一列の座席10が固定されており、
後方に移動すると、第8図のように前側の支柱が
後側の支柱内へ収納されて、全体が重合状態に折
り畳まれるようになつている。
また第9,10図は、他の従来例を示してい
る。この場合には、逆L字型の鉄骨骨組構造支柱
11〜27が前記と同様に構成される一方、座席
28が段床上に起倒可能に取り付けられており、
後方に移動して、折り畳むときには、座席28を
倒して、全体を重合状態に収納するようになつて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第6,7,8図及び前記第9,10図の観
覧席では、各支柱と同各支柱から前方へ突出した
各段床とが一列づつの座席を支持しているので、
逆L字型鉄骨骨組構造の支柱の数が多くなつて、
製作コストが高くなる。また同各支柱が独立して
前後方向に移動可能になつているので、安定性が
悪いという問題があつた。
本考案は前記の問題点に対処するもので、前方
に向かい階段状に低くなる全段床を前後複数の段
床ブロツクに分割するとともに、同各段床ブロツ
クを前後方向に移動可能に支持して、後方に移動
させたときに、前側の段床ブロツクを後側の段床
ブロツク内へ順次収納するようにした移動式観覧
席において、前記全段床をその数よりも少ない数
の段床ブロツクに分割し、同各段床ブロツクのう
ち、最前部の最も高さの低い段床ブロツクを同段
床ブロツクの前部に取り付けた前部支柱と同段床
ブロツクの後部に取り付けた後部支柱と同各支柱
の下端部に取り付けた車輪とにより移動可能に支
持し、同最前部の段床ブロツクを除く後方の各段
床ブロツクをそれぞれの後部に取り付けた後部支
柱と同後部支柱の下端部に取り付けた車輪と同後
部支柱の上端部に取り付けて後側の段床ブロツク
の前部に下から接触した段床前部支持ローラとに
より移動可能に支持したことを特徴とする移動式
観覧席に係わり、その目的とする処は、製作コス
トを低減できる。また安定性を向上できる改良さ
れた観覧席を供する点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のように前方に向かい階段状に低
くなる全段床を前後複数の段床ブロツクに分割す
るとともに、同各段床ブロツクを前後方向に移動
可能に支持して、後方に移動させたときに、前側
の段床ブロツクを後側の段床ブロツク内へ順次収
納するようにした移動式観覧席において、前記全
段床をその数よりも少ない数の段床ブロツクに分
割し、同各段床ブロツクのうち、最前部の最も高
さの低い段床ブロツクを同段床ブロツクの前部に
取り付けた前部支柱と同段床ブロツクの後部に取
り付けた後部支柱と同各支柱の下端部に取り付け
た車輪とにより移動可能に支持し、同最前部の段
床ブロツクを除く後方の各段床ブロツクをそれぞ
れの後部に取り付けた後部支柱と同後部支柱の下
端部に取り付けた車輪と同後部支柱の上端部に取
り付けて後側の段床ブロツクの前部に下から接触
した段床前部支持ローラとにより移動可能に支持
しており、全段床がその数よりも少ない数の段床
ブロツクに分割され、しかも同各段床ブロツクの
前端部が直前の段床ブロツクの後部支柱により支
持されて、支柱の数が減少するので、製作コスト
が低減する。また上記のように各段床ブロツクの
前端部が直前の段床ブロツクの後部支柱により支
持されるので、安定性が向上する。
(実施例) 次に本考案の観覧席を第1,2,3図に示す一
実施例により説明すると、29〜35′,35が
全段床をその数よりも少ない数に分割した各段床
ブロツクの鉄骨骨組構造の支柱で、本実施例の場
合には、7ブロツクに分割され、最前部の最も低
いNo.1段床ブロツクが支柱35′,35と同各支
柱35′,35により支持された段床37とによ
り構成され、同各支柱35′,35の下端部に車
輪36が取り付けられていて、同No.1段床ブロツ
クが自立型になつている。また同No.1段床ブロツ
クよりも後方のNo.2段床ブロツク〜No.7段床ブロ
ツクが鉄骨骨組構造の支柱34〜29と同各支柱
34〜29から前方へ突出した段床43とより構
成され、同No.2段床ブロツク〜No.7段床ブロツク
の各支柱34〜29にもその下端部に車輪36が
取り付けられている。また同No.2段床ブロツク〜
No.7段床ブロツクの段床43は、全体としても、
各段床43のそれぞれでも、前方に向かい階段状
に低くなつている。また38〜41が床面に敷設
された左右4条づつ合計8条の段床ブロツク走行
用レールで、上記車輪36が同各段床ブロツク走
行用レール38〜41の上に転動可能に乗つてい
る。また42がトラス構造体で、上記各段床3
7,43が同トラス構造体42により支持されて
いる。またNo.7段床ブロツクの支柱29の上端部
に設けたガイドローラは、固定式プラツトホーム
50の天井部に取り付けられたガイドレールに転
動可能に係合しており、観覧席の全体を後方へ移
動すると、第3図に示すように固定式プラツトホ
ーム50内の空間部に格納され、観覧席の全体を
前方へ引き出すと、第1,2図のように展開し
て、前側が低い階段状の観覧席になる。
第4,5図は、前記各ブロツクの段床43を支
持するガイドレール及びガイドローラを具体的に
示している。即ち、44が段床43の下面に固定
したガイドレール(フレーム状部材)、45が上
記各支柱35〜30の上端部に取り付けたガイド
ローラで、同ガイドローラ45が上記ガイドレー
ル44に接触している。また46が上記ガイドレ
ール44の両側に位置する一対のガイドローラ
で、同各ガイドローラ46が上記ガイドレール4
4の両側面に接触している。なお前記各No.1段床
ブロツク〜No.7段床ブロツクは、例えばピン貫通
孔を有するブラケツトを支柱35〜30側に設
け、同様にピン貫通孔を有するブラケツトをガイ
ドレール(フレーム状部材)44に設け、これら
2つのブラケツトのピン貫通孔にピンを挿入し
て、連結する。またこのピンは、シリンダ等によ
り駆動して、上記ピン貫通孔に挿脱する。またNo.
1ブロツクに、No.1段床ブロツク〜No.7段床ブロ
ツクを前後方向に駆動する駆動装置(図示せず)
が設けられている。
(作用) 次に前記第1図乃至第5図に示す観覧席の作用
を説明する。No.1段床ブロツク〜No.7段床ブロツ
クを固定式プラツトホーム50内の空間部に格納
する場合には、No.1ブロツクに設けた駆動装置を
駆動して、No.1段床ブロツク〜No.7段床ブロツク
を後方へ移動して、第3図のように固定式プラツ
トホーム50内の空間部に格納する。その際、No.
7段床ブロツクが固定式プラツトホーム50内の
空間部に到着すると、同No.7段床ブロツクの頂部
を固定式プラツトホーム50に固定し、次いでNo.
6段床ブロツクとの連結を解き、No.6段床ブロツ
クをNo.7段床ブロツク内に格納し、順次各段床ブ
ロツクを同様に格納して、最後にNo.1ブロツクを
No.2ブロツク内に格納する。また観覧席として展
開する場合には、No.1ブロツクに設けた駆動装置
を駆動して、No.1段床ブロツクを固定式プラツト
ホーム50から取り出し、次いで同No.1段床ブロ
ツクとNo.2段床ブロツクとを連結し、次いでNo.1
段床ブロツク及びNo.2段床ブロツクを1ブロツク
だけ前進させて、No.2段床ブロツクとNo.3段床ブ
ロツクとを連結し、順次各段床ブロツクを同様に
前進させて、全段床ブロツクを第1,2図のよう
に展開する。
(考案の効果) 本考案は前記のように全段床がその数よりも少
ない数の段床ブロツクに分割され、しかも同各段
床ブロツクの前端部が直前の段床ブロツクの後部
支柱により支持されて、支柱の数が減少するの
で、製作コトを低減できる。また上記のように各
段床ブロツクの前端部が直前の段床ブロツクの後
部支柱により支持されるので、安定性を向上でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる移動式観覧席の一実施
例を示す平面図、第2図はその側面図、第3図は
その格納状態を示す側面図、第4図は段床前部支
持ローラの詳細を示す正面図、第5図はその側面
図、第6図は従来の移動式観覧席を示す側面図、
第7図はその正面図、第8図はその格納状態を示
す側面図、第9図は他の従来例を示す側面図、第
10図はその格納状態を示す側面図である。 No.1〜No.7……段床ブロツク、37,43……
段床、35′……最前部の段床ブロツクの前部支
柱、35……最前部の段床ブロツクの後部支柱、
29〜34……最前部の段床ブロツクを除く後方
の各段床ブロツクの後部支柱、45,46……段
床前部支持ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方に向かい階段状に低くなる全段床を前後複
    数の段床ブロツクに分割するとともに、同各段床
    ブロツクを前後方向に移動可能に支持して、後方
    に移動させたときに、前側の段床ブロツクを後側
    の段床ブロツク内へ順次収納するようにした移動
    式観覧席において、前記全段床をその数よりも少
    ない数の段床ブロツクに分割し、同各段床ブロツ
    クのうち、最前部の最も高さの低い段床ブロツク
    を同段床ブロツクの前部に取り付けた前部支柱と
    同段床ブロツクの後部に取り付けた後部支柱と同
    各支柱の下端部に取り付けた車輪とにより移動可
    能に支持し、同最前部の段床ブロツクを除く後方
    の各段床ブロツクをそれぞれの後部に取り付けた
    後部支柱と同後部支柱の下端部に取り付けた車輪
    と同後部支柱の上端部に取り付けて後側の段床ブ
    ロツクの前部に下から接触した段床前部支持ロー
    ラとにより移動可能に支持したことを特徴とする
    移動式観覧席。
JP1985051636U 1985-04-09 1985-04-09 Expired JPH0323960Y2 (ja)

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JP1985051636U JPH0323960Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

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JP1985051636U JPH0323960Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

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JPS61168254U JPS61168254U (ja) 1986-10-18
JPH0323960Y2 true JPH0323960Y2 (ja) 1991-05-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834931U (ja) * 1981-08-29 1983-03-07 北洋化薬株式会社 多重包装長孔発破用爆薬

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59157052U (ja) * 1983-04-07 1984-10-22 三精輸送機株式会社 観客席の移動装置

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JPS5834931U (ja) * 1981-08-29 1983-03-07 北洋化薬株式会社 多重包装長孔発破用爆薬

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JPS61168254U (ja) 1986-10-18

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