JPH0649761Y2 - 客席構造 - Google Patents

客席構造

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JPH0649761Y2
JPH0649761Y2 JP9722090U JP9722090U JPH0649761Y2 JP H0649761 Y2 JPH0649761 Y2 JP H0649761Y2 JP 9722090 U JP9722090 U JP 9722090U JP 9722090 U JP9722090 U JP 9722090U JP H0649761 Y2 JPH0649761 Y2 JP H0649761Y2
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JP
Japan
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floor
passenger seat
stage
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small
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JP9722090U
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JPH0455963U (ja
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公夫 福島
義雄 山田
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、レストランシアターやライブホール等の客席
構造に関する。
《従来の技術》 近年、飲食しつつ観劇することができるレストランシア
ターやライブホール等が存在するが、これらレストラン
シアターやライブホールでは、飲食ができることと相俟
って小劇場の様を成し、観客が出演者と親近感を味わえ
ることが1つの特徴となっている。
《考案が解決しようとする課題》 ところが、このようなレストランシアターやライブホー
ルでは、予め舞台と客席とが所定位置に設定されている
ため、演出効果がある程度限定されてしまい、その演出
自由度が少なくなってしまうという課題があった。
そこで、本考案はかかる従来の課題に鑑みて、客席を補
助的な舞台として構成することにより、演出自由度の大
幅な広がりを可能とする客席構造を提供することを目的
とする。
《課題を解決するための手段》 かかる目的を達成するために本考案の客席構造では、客
席と客席に隣接した小舞台とによって小舞台ユニットが
構成され、これら小舞台ユニットが客席エリアに複数配
置されたことを特徴とする。
また、小舞台ユニットは、客席エリアの基準床に対して
回転可能な回転床上に設けられることが望ましい。
更に、回転床は、基準床に形成されたピットに回転装置
および昇降装置を介して取り付けられることが望まし
い。
また、小舞台ユニットを収納したピットの上面を覆うよ
うに客席エリア側へ移動されて客席エリアを平坦面とす
る移動床が設けられることが望ましい。
また、客席エリア側へ移動される移動床が客席エリアに
隣接する舞台エリアの舞台床で構成され、移動される舞
台床の下側に、上昇されて客席エリアと舞台エリアとを
一連な平坦面とすることが望ましい。
《作用》 以上の構成により本考案の客席構造にあっては、客席お
よび小舞台の組み合わせによる小舞台ユニットが客席エ
リアに複数配置されたことにより、舞台エリアのみで行
われていた演劇を客席の直前で行うことができ、出演者
と観客が一体となって感動を共有しあえる舞台装置を提
供することができる。
また、上記小舞台ユニットは、客席エリアの基準床に対
して回転可能に取り付けられる回転床上に設けられるこ
とにより、小舞台ユニットをそれぞれ回転させることに
より、客席エリアにおける小舞台と座席との位置関係を
様々に変化させることができ、その分、演出自由度が大
幅に増大される。
更に、前記小舞台ユニットを構成する回転床が、基準床
に形成されたピットに対して回転および昇降可能とされ
ることにより、この小舞台ユニットの回転による演出効
果に加えて小舞台の昇降による演出自由度が更に増大さ
れる。
更にまた、小舞台ユニットをピットに収納した状態で、
ピットの上面を移動床で覆って客席エリアを平坦面とす
ることにより、客席エリアを他の目的として用いること
ができる。
また、前記移動床を舞台エリアの舞台床で構成して前記
ピットを覆い、この舞台床が移動した後に舞台エリアで
補助床を上昇させて客席エリアと舞台エリアとを一連な
平坦面とすることにより、平坦な床を簡単にかつより広
く設定することができる。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1図から第5図は本考案の一実施例を示し、第1図は
本考案の客席構造を用いたレストランシアター等のホー
ルの平面図、第2図は本考案の客席構造に用いられる小
舞台ユニットを示し、同図(A)は平面図、同図(B)
は断面図、第3図は小舞台ユニットの駆動装置を示し、
同図(A)は平面図、同図(B)は断面図、第4図は第
1図中IV-IV線からの断面図、第5図(A)、(B)は
作動状態をそれぞれ示す第4図に対応する断面図であ
る。
即ち、第1図に示したようにホール10内は、図中上方に
舞台エリア12が設けられ、かつ、図中下方に客席エリア
14が設けられる。
前記舞台エリア12には舞台床50が設けられ、この舞台床
50の客席エリア14側は円弧状に膨出して形成されてい
る。
そして、前記客席エリア14は前記舞台床50の円弧状縁部
に沿って幅広の円弧状に形成され、この客席エリア14に
は多数の小舞台ユニット16が整然と配置される。
前記小舞台ユニット16は第2図(A)に示したように円
形状の回転床18と、この回転床18の床面上の片側半円部
分に円弧状に配置される座席20と、他側半円部分に設け
される小舞台22とによって概略構成される。
また、前記座席20の近くにはテーブル24が設けられ、座
席20の観客はこのテーブル24を利用して飲食ができるよ
うになっている。
前記回転床18は同図(B)に示すように、基準床26に形
成されたピット28内に収納され、かつ、これら回転床18
とピット28との間には、この回転床18を回転するための
回転装置30およびこの回転床18を昇降するための昇降装
置32が設けられている。
前記回転装置30は第3図(A),(B)に示したよう
に、前記ピット28の中心に配置された主支柱34に固設さ
れる支持台36と、この支持台36に上面周縁部に等間隔に
設けられる4個の車輪38と、これら4個の車輪38の1つ
を駆動するモータ40とによって構成される。
前記車輪38は前記支持台36から突設される軸受ブラケッ
ト42を介して回転可能に支持され、各車輪38上に上記回
転床18が載置される。
また、上記モータ40は上記支持台36に固定され、このモ
ータ40の回転力は減速機40aおよびベルト44を介して1
つの車輪38に伝達される。
更に、上記回転床18の中心部は上記主支柱34に対して相
対回転される副支柱46を介して支持台36上に支持されて
いる。
従って、上記モータ40を駆動することにより、回転床18
は上記副支柱46を中心として回転される。
ところで、上記回転床18および上記支持台36の周縁部に
は、互いに対向方向に環状折曲部18a,36aが一体に突設
され、支持台36の環状折曲部36aの外側に回転床18の環
状折曲部18aが相対回転可能に嵌合され、これら両環状
折曲部18a,36a間にはガイドローラ46が設けられてい
る。
一方、上記昇降装置32は油圧シリンダ48を用いて構成さ
れ、この油圧シリンダ48を駆動することにより、上記主
支柱34が伸縮されて回転床18の昇降が行われる。
ところで、上記舞台エリア12に設けられた舞台床50は、
第4図に示したように下面が客席エリア14の基準床26の
上面と略同一平面上に位置され、この舞台床50の下側に
は補助床52が配置される。
上記補助床52はパンタグラフ式の押上げ装置54を介して
昇降可能となっている。
以上の構成により本実施例の客席構造にあっては、客席
エリア14に多数の小舞台ユニット16が設けられたことに
より、この小舞台ユニット16の小舞台22を利用して演劇
を行うことができ、客席エリア14に複数の演劇場所を設
けることができる。
従って、小舞台ユニット16で演劇を行う場合は、客席20
の直前で観劇することができ、出演者と観客が一体とな
って感動を共有しあえる舞台装置を提供することができ
る。
また、それぞれの小舞台ユニット16は、モータ40により
回転される回転床18と共に座席20および小舞台22が回転
されるようになっているため、それぞれの小舞台ユニッ
ト16が回転されることで、客席エリア14において小舞台
22の位置関係を様々に変化させることができ、従って、
ホール10内において舞台と客席との配置形態を数多く作
ることができ、演出自由度の大幅な増大を図ることがで
きる。
また、上記回転床18は油圧シリンダ48を介して昇降可能
となっており、この油圧シリンダ48を駆動して回転床18
を基準床26より上昇させることにより、周りの客席より
一段と高くなった小舞台22を設定することができ、この
小舞台ユニット16の回転による演出効果に加えて演出効
果を更に増大することができる。
ところで、ホール10を劇場として使用しない場合は、油
圧シリンダ48を下降方向に駆動して各小舞台ユニット16
をピット28内に収納し、舞台エリア12の舞台床50を移動
床として第4図に示す状態から第5図(A)に示すよう
に客席エリア14に移動し、この舞台床50によって客席エ
リア14の基準床26上面を覆う。
また、上記舞台床50を移動した後は、補助床52を押上げ
装置54を介して上昇させ、これら舞台床50と補助床54と
を面一となる平坦面とする。
従って、このように小舞台ユニット16をピット28内に収
納して、舞台床50および補助床52によりホール10の床面
を覆うことにより、障害物の無い平坦な床面とすること
ができ、劇場以外の他の目的、例えば、パーティー会場
やダンス会場としてホール10を使用することができ、簡
単に多目的ホールを作り出すことができる。
《考案の効果》 以上説明したように本考案の請求項1に示す客席構造で
は、客席および小舞台の組み合わせによる小舞台ユニッ
トを客席エリアに複数配置したことにより、舞台エリア
のみで行われていた演劇を客席の直前で行うことがで
き、出演者と観客が一体となって感動を共有しあえる舞
台装置を提供することができる。
また、本考案の請求項2の客席構造では、上記小舞台ユ
ニットを、客席エリアの基準床に対して回転可能に取り
付けられる回転床上に設けたので、小舞台ユニットをそ
れぞれ回転させることにより、客席エリアにおける小舞
台と座席との位置関係を様々に変化させて演出自由度を
大幅に増大することができる。
更に、本考案の請求項3の客席構造では、前記小舞台ユ
ニットを構成する回転床を、基準床に形成されたピット
に対して回転および昇降可能としたことにより、小舞台
ユニットの回転による演出効果に加えて、小舞台の昇降
による演出自由度を更に増大することができる。
更にまた、本考案の請求項4の客席構造では、小舞台ユ
ニットをピットに収納した状態で、ピットの上面を移動
床で覆って客席エリアを平坦面とする構成としたので、
この客席エリアから障害物を除去することができ、客席
エリアを簡単に他の目的として用いることができる。
また、本考案の請求項5の客席構造では、前記移動床を
舞台エリアの舞台床で構成して前記ピットを覆い、この
舞台床が移動した後に舞台エリア側で補助床を上昇させ
て客席エリアと舞台エリアとを一連な平坦面とすること
により、平坦な床を簡単に、かつ、より広く設定するこ
とができるという各種優れた効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の客席構造の一実施例を示す平面図、第
2図は本考案の客席構造に用いられる小舞台ユニットを
示し、同図(A)は平面図、同図(B)は断面図、第3
図は本考案の客席構造に用いられる小舞台ユニットの駆
動装置を示し、同図(A)は平面図、同図(B)は断面
図、第4図は第1図中IV-IV線からの断面図、第5図
(A)、(B)は本考案の客席構造の作動状態をそれぞ
れ示す第4図に対応する断面図である。 10……ホール、12……舞台エリア 14……客席エリア、16……小舞台ユニット 18……回転床、20……客席 22……小舞台、26……基準面 28……ピット、30……回転装置 32……昇降装置、50……舞台床 52……補助床、54……押上げ装置

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】客席と該客席に隣接した小舞台とによって
    小舞台ユニットが構成され、これら小舞台ユニットが客
    席エリアに複数配置されたことを特徴とする客席構造。
  2. 【請求項2】上記小舞台ユニットが、上記客席エリアの
    基準床に対して回転可能な回転床上に設けられたことを
    特徴とする請求項1記載の客席構造。
  3. 【請求項3】上記回転床は、上記基準床に形成されたピ
    ットに回転装置および昇降装置を介して取り付けられた
    ことを特徴とする請求項2記載の客席構造。
  4. 【請求項4】上記小舞台ユニットを収納した上記ピット
    の上面を覆うように上記客席エリア側へ移動されて該客
    席エリアを平坦面とする移動床が設けられたことを特徴
    とする請求項3記載の客席構造。
  5. 【請求項5】上記客席エリア側へ移動される上記移動床
    が該客席エリアに隣接する舞台エリアの舞台床で構成さ
    れ、移動される該舞台床の下側に、上昇されて上記客席
    エリアと上記舞台エリアとを一連な平坦面とする補助床
    が昇降可能に設けられたことを特徴とする請求項4記載
    の客席構造。
JP9722090U 1990-09-18 1990-09-18 客席構造 Expired - Lifetime JPH0649761Y2 (ja)

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JP9722090U JPH0649761Y2 (ja) 1990-09-18 1990-09-18 客席構造

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JPH0455963U JPH0455963U (ja) 1992-05-13
JPH0649761Y2 true JPH0649761Y2 (ja) 1994-12-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220163135A (ko) * 2021-06-02 2022-12-09 (주)아세아엠텍 야외용 간이 테이블

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220163135A (ko) * 2021-06-02 2022-12-09 (주)아세아엠텍 야외용 간이 테이블

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JPH0455963U (ja) 1992-05-13

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