JP3758239B2 - 多目的競技場の移動観客席 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数種類の競技に対応した多目的競技場の移動観客席に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、実開平3−105546号公報(Int.Cl.E04H 3/12)に開示されるように、競技グラウンドを取り囲むように競技場の外周縁部に設けられた環状の固定観客席の内周に三日月状の移動観客席を対向配置し、これら一対の移動観客席を前記固定観客席内周に沿って移動することにより、野球やサッカー等の異なった複数種類のグラウンド形状に対応できるようになったものがある。
【0003】
このように、観客席を移動可能とすることにより、多目的競技場としての機能を十分に活用できるのであるが、この場合、前記移動観客席は環状の固定観客席の内周に沿って全体的に移動する構造となっているが、一点を中心として移動観客席を旋回させることによっても異なったグラウンド形状に対応させ得ると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の多目的競技場の移動観客席にあっては、この移動観客席が大荷重であるため、この大荷重を支持しつつ旋回させるためには、旋回中心部分を著しく剛強にする必要がある。このため、従来から旋回タイプの移動観客席が望まれていたのであるが、未だ達成できないのが現状であるという課題があった。
【0005】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、旋回中心部分を合理的な構成で強固に支持できるようにすることにより、一点を中心にして旋回させることができるようにした多目的競技場の移動観客席を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために請求項1の発明では、観客席の下方に設けられて旋回中心をなす枢軸と、この枢軸と上記観客席とを連結する連結部材と、上記観客席側に取り付けられて上記枢軸近傍に配置され、前記観客席が前記枢軸を中心に旋回するときに該枢軸を中心に走行する回転走行台車と、上記観客席側に横向きに回転自在に取り付けられて上記回転走行台車近傍に配置され、前記観客席が前記枢軸を中心に旋回するときに、前記枢軸に作用する側圧を支持すべく、上記枢軸を中心に形成された弧状縦壁面に沿って転動される案内車輪と、前記枢軸から離隔させて上記観客席の下面に設けられ、この観客席の荷重を支持しつつ移動される移動台車とを備え、前記観客席を前記枢軸周りに旋回可能とする構成とする。
【0007】
また、請求項2の発明では、競技グラウンドを取り囲むスタンドを区分して、請求項1に記載した前記観客席を少なくとも一対備え、これら観客席を競技の種類に応じて旋回させて、一対の該観客席の前端縁を競技グラウンドに対して平行に配置することにより矩形状のグラウンド形状を形成させ、かつ、一対の該観客席の前端縁を競技グラウンドに対して傾斜させて配置することにより扇形状のグラウンド形状を形成させることが望ましい。
【0008】
以上の構成により請求項1の発明では、観客席は枢軸を中心として下面に設けた移動台車に支持されて旋回されるが、このとき旋回中心となる枢軸近傍には、回転走行台車および案内車輪が設けられるようになっており、前者の回転走行台車は枢軸近傍において観客席の荷重を支持しつつ枢軸を中心に円滑に走行する一方、後者の案内車輪は回転走行台車の走行に従って枢軸を中心に形成された弧状縦壁面に沿って転動しつつ、前記枢軸に作用する側圧を支持するようになっている。従って、前記枢軸周りに作用する観客席の荷重や旋回移動に伴って発生する側圧がこれら回転走行台車および案内車輪によって分担して支持されるため、この枢軸を極端に大径化する必要なく当該枢軸周りの強度を十分に確保することができ、観客席を比較的簡単かつコンパクトな構造で旋回自在に支持することができる。
【0009】
また、請求項2の発明にあっては、競技グラウンドを取り囲むスタンドを区分して上記旋回可能とした観客席を少なくとも一対備えるようにし、これら観客席の前端縁を競技グラウンドに対して平行に配置することにより矩形状のグラウンド形状に対応させ、かつ、これら観客席の前端縁を競技グラウンドに対して傾斜させて配置することにより扇形状のグラウンド形状に対応させることができるため、観客席を単に旋回させるという簡単な動作で複数の競技に応じた最適な観客席の配置構造を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図11は本発明にかかる多目的競技場の移動観客席の一実施形態を示し、図1は多目的競技場の全体斜視図、図2は図1中A−A線からの拡大断面図、図3は観客席の枢軸周りの拡大断面図、図4は枢軸周りの平面図、図5は枢軸周りに取付けられる回転走行台車の側面図、図6は回転走行台車の平面図、図7は観客席の下面に設けられる移動台車の正面図、図8は移動台車の側面図、図9は多目的競技場の全体平面図、図10は観客席を旋回した状態の多目的競技場の全体平面図、図11は観客席を旋回した状態の多目的競技場の全体斜視図である。
【0011】
本実施形態は基本的には、観客席18の下方に設けられて旋回中心Pをなす枢軸22と、この枢軸22と観客席18とを連結する連結部材32と、観客席18側に取り付けられて枢軸22近傍に配置され、枢軸22周りに走行される回転走行台車34と、観客席18側に取り付けられて回転走行台車34近傍に配置され、枢軸22周りに形成した弧状縦壁面26aに沿って転動される案内車輪48と、枢軸22から離隔させて観客席18の下面に設けられ、この観客席18の荷重を支持しつつ移動される移動台車24とを備え、観客席18を枢軸22周りに旋回可能として構成される。
【0012】
そしてまた、競技グラウンド12を取り囲むスタンド14を区分して前記観客席18を少なくとも一対備え、これら観客席18を競技の種類に応じて旋回させて、一対の観客席18の前端縁を競技グラウンド12に対して平行に配置することにより矩形状のグラウンド形状を形成させ、かつ、一対の観客席18の前端縁を競技グラウンド12に対して傾斜させて配置することにより扇形状のグラウンド形状を形成させるようになっている。
【0013】
即ち、本実施形態の旋回可能な観客席が適用される多目的競技場10は、図1に示すように競技グラウンド12を取り囲むように競技場10の外周縁部に配置される環状のスタンド14を周方向に4分割し、これら分割されたスタンド14のうち同図中向う側を固定観客席16とし、左右に対向される一対を旋回可能な観客席18,18とし、かつ、手前側を昇降移動される上下動観客席20としてある。
【0014】
ここで、本実施形態では上記旋回可能な観客席18,18が本発明にかかる観客席であり、以下この観客席18,18について詳細に説明する。上記一対の観客席18,18は互いに対称となっており、本実施形態では図1中左方の観客席18について以下述べるものとする。
【0015】
上記観客席18は図1に示したように前端縁18aの中央部を中心として旋回可能となっており、観客席18の下面には図2に示すように前記旋回中心Pに枢軸22が設けられると共に、観客席18の後端縁18bに移動台車24,24が設けられる。前記枢軸22は図3,図4に示すように、床面に固定される円形状コンクリート基盤26の中心部から突設される台座28の上面から突出されている。前記枢軸22は前記台座28に固定することなく、図外のベアリング等の低摩擦部材を介して回転自在に取付けることにより、より円滑な観客席18の旋回を可能にする。
【0016】
前記枢軸22には、軸受30を介して扇形状の連結部材32が回転可能に取付けられ、この連結部材32の外周縁部に回転走行台車34,34…が設けられる。回転走行台車34は、逆U字状に折曲した本体ブラケット34aの前後部に一対の車輪34b,34bの車軸が回転自在に支持されることにより構成され、前記本体ブラケット34aはその中央部分が取付ブラケット36にピン結合される。
【0017】
そして、前記取付ブラケット36は連結ピン38を介して水平面内で旋回自在に取付プレート40に取付けられ、この取付プレート40は前記連結部材32にボルト止めされる。前記本体ブラケット34aは図6に示すように、それぞれの車輪34b,34bの取付部分が前記枢軸22の径方向に沿うようにくの字状に折曲され、車輪34b,34bを枢軸22を中心とする円周方向に配置させる。また、前記車輪34b,34bは前記コンクリート基盤26の上面に設けられた、枢軸22を中心とするレール42上を転動するようになっている。
【0018】
前記コンクリート基盤26の外周縁部には、枢軸22を中心とする環状の縦壁面26aが形成され、この縦壁面26aの内周に円弧状レール44が取付けられている。また、前記回転走行台車34の本体ブラケット34aの外側面中央部に、コ字状ブラケット46を介して案内車輪48が横向きに回転自在に取付けられ、この案内車輪48は前記円弧状レール44上を転動するようになっている。前記円弧状レール44は観客席18の旋回範囲に対応した長さを備えた弧状に形成すれば足りるが、本実施形態では前記コンクリート基盤26が円形状に形成される関係上、円弧状レール44も環状に形成してある。また、前記円弧状レール44は前記縦壁面26aへの取付け部との間にシム47を介在させる等して、この円弧状レール44の真円度を正確に出せるようにしている。
【0019】
一方、前記移動台車24は図7に示すように径方向に2組が設けられ、それぞれの車輪50は取付ブラケット52を介して移動台車24の下面に回転可能に取付けられる。前記移動台車24,24は、周方向には複数個が設けられ、観客席18の荷重を十分に支持しつつ走行できるようになっている。前記移動台車24,24は、前記枢軸22を中心として同心円状に配置される円弧状の2条のレール54,54を、それぞれの車輪50,50が転動するようになっている。前記移動台車24は図8に示すように、車輪50を3個用いて各車輪50の荷重分担を軽減させることが望ましい。また、移動台車24は径方向に2組設けたが、1組または3組以上設けても良いことはいうまでもない。
【0020】
ところで、前記観客席18は図3,図5に示すようにラチス梁を用いたフレーム56によって、図2に示すように前端縁18aから後端縁18bに向かって徐々に上方に傾斜する枠組み構成で形成され、このフレーム56の傾斜した上面に図外の座席が複数段に配置される。
【0021】
かかる構成になる多目的競技場10の観客席18は図1に示したように左右対称に配置され、競技の種類に応じて枢軸22周りに旋回されるようになっている。図9はサッカーとかラグビー等の矩形状のグラウンド形状Xに観客席18を対応させた場合を示し、この観客席18の前端縁18aを競技グラウンド12に対して平行に配置するようになっている。また、図10は野球等の扇形状のグラウンド形状Yに対応させた場合を示し、観客席18の前端縁18aを競技グラウンド12に対して傾斜させて配置するようになっている。
【0022】
ところで、前記多目的競技場10は観客席18をグラウンド形状に応じて旋回させる際、上下動観客席20も同時に上下移動させるようになっている。前記上下動観客席20は、図10,図11に示すように上段席20aと下段席20bとを備え、上段席20aを同図に示すように上昇させた状態で下段席20bを上段席20aの下方に出し入れができるようになっている。そして、図10,図11に示した野球観戦では、上段席20aを上昇した状態で下段席20bを引き出すようになっている。一方、図1,図9に示したサッカー観戦では下段席20bを上段席20a下側若しくは地下に格納し、その後この上段席20aを下降するようになっている。
【0023】
以上の構成により本実施形態の多目的競技場10の観客席18,18は、枢軸22を中心に旋回することにより各種競技のグラウンド形状X,Yに対応できるようになっており、それぞれに最適な観客席の配置構造を設定することができる。
【0024】
前記観客席18,18は枢軸22を中心Pとして下面に設けた移動台車24,24に支持されて旋回されるが、このとき旋回中心Pとなる前記枢軸22近傍には、この枢軸22に対して連結部材32を介して取り付けられた回転走行台車34と、この回転走行台車34の本体ブラケット34aに取り付けられた案内車輪48とが設けられている。そして、回転走行台車34は枢軸22近傍において観客席18,18の荷重を支持しつつ枢軸22周りを円滑に走行する一方、案内車輪48は回転走行台車34の走行に従って枢軸22周りの縦壁面26aに沿って転動しつつ、枢軸22に作用する側圧を支持することができるので、枢軸22周りに作用する観客席18,18の荷重や旋回移動に伴って発生する側圧をこれら回転走行台車34および案内車輪48によって分担して支持させることができ、この枢軸22を極端に大径化する必要なく当該枢軸22周りの強度を十分に確保することができて、観客席18,18を比較的簡単かつコンパクトな構造で旋回自在に支持することができる。従って、観客席18,18の旋回動作を可能とした多目的競技場10を提供することが可能となる。
【0025】
図12,図13は他の実施形態を示し、前記実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。図12は図9に対応する多目的競技場10の全体平面図、図13は図10に対応する多目的競技場10の全体平面図である。
【0026】
即ち、この実施形態にあっても競技グラウンド12を取り囲む環状のスタンド14を4分割し、図中上方側をその中央部分から2つ折れになる折曲移動観客席60とし、左右に対向される一対を旋回可能な半円形状の観客席18,18とし、かつ、下方側を昇降移動される上下動観客席20としてある。
【0027】
前記観客席18,18は前記実施形態と同様の構成をもって前端縁18aの中央部のP点を中心に旋回可能となっており、図12はサッカーとかラグビー等の矩形状のグラウンド形状Xに観客席18を対応させた場合を示し、図13は野球等の扇形状のグラウンド形状Yに対応させた場合を示す。
【0028】
観客席18を図12の矩形状のグラウンド形状Xに対応させる場合は、前記実施形態と同様に観客席18の前端縁18aを競技グラウンド12に対して平行に配置するようになっており、このとき、折曲移動観客席60は折れ曲らないようにし、かつ、上下動観客席20は、下段席20bを格納し上段席20aを下降している。一方、観客席18を図13の扇形状のグラウンド形状Yに対応させる場合は、観客席18の前端縁18aを競技グラウンド12に対して傾斜させると共に、折曲移動観客席60を中央部からくの字状に折り曲げ、かつ、上下動観客席20は下段席20bを引き出した状態で上段席20aを上昇させている。
【0029】
前記各実施形態では観客席18が前端縁18aの中央部Pを中心に旋回される場合を開示したが、これに限ることなくスタンド14の分割形状に応じて観客席18の任意部位を中心として旋回させることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に示す本発明の多目的競技場の移動観客席にあっては、旋回中心となる枢軸近傍に、前記観客席が前記枢軸を中心に旋回するときに該枢軸を中心に走行する回転走行台車と、上記観客席側に横向きに回転自在に取り付けられ、前記観客席が前記枢軸を中心に旋回するときに、上記枢軸を中心に形成した弧状縦壁面に沿って転動される案内車輪とを設けて構成したので、枢軸周りに作用する観客席の荷重や旋回移動に伴って発生する側圧をこれら回転走行台車および案内車輪によって分担して支持させることができ、この枢軸を極端に大径化する必要なく当該枢軸周りの強度を十分に確保することができて、観客席を比較的簡単かつコンパクトな構造で旋回自在に支持することができる。
【0031】
また、請求項2に示す本発明の多目的競技場の移動観客席にあっては、競技グラウンドを取り囲むスタンドを区分して、請求項1に記載した観客席を少なくとも一対備え、これら観客席を競技の種類に応じて旋回させて、一対の観客席の前端縁を競技グラウンドに対して平行に配置することにより矩形状のグラウンド形状を形成させ、かつ、一対の観客席の前端縁を競技グラウンドに対して傾斜させて配置することにより扇形状のグラウンド形状を形成させるようにしたので、観客席を単に旋回させるという簡単な動作で複数の競技に応じた最適な観客席の配置構造を得ることができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された多目的競技場の一実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】図1中A−A線からの拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す観客席の枢軸周りの拡大断面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す枢軸周りの平面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す枢軸周りに取付けられる回転走行台車の側面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す回転走行台車の平面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示す観客席の下面に設けられる移動台車の正面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示す移動台車の側面図である。
【図9】本発明の一実施形態を示す多目的競技場の全体平面図である。
【図10】本発明の一実施形態を示す観客席を旋回した状態の多目的競技場の全体平面図である。
【図11】本発明の一実施形態を示す観客席を旋回した状態の多目的競技場の全体斜視図である。
【図12】本発明の他の実施形態を示す図9に対応した多目的競技場の全体平面図である。
【図13】本発明の他の実施形態を示す図10に対応した多目的競技場の全体平面図である。
【符号の説明】
10 多目的競技場
12 競技グラウンド
14 スタンド
18 観客席
22 枢軸
24 移動台車
32 連結部材
34 回転走行台車
44 円弧状レール
48 案内車輪
X 矩形状のグラウンド形状
Y 扇形状のグラウンド形状
Claims (2)
- 観客席の下方に設けられて旋回中心をなす枢軸と、この枢軸と上記観客席とを連結する連結部材と、上記観客席側に取り付けられて上記枢軸近傍に配置され、前記観客席が前記枢軸を中心に旋回するときに該枢軸を中心に走行する回転走行台車と、上記観客席側に横向きに回転自在に取り付けられて上記回転走行台車近傍に配置され、前記観客席が前記枢軸を中心に旋回するときに、前記枢軸に作用する側圧を支持すべく、上記枢軸を中心に形成された弧状縦壁面に沿って転動される案内車輪と、前記枢軸から離隔させて上記観客席の下面に設けられ、この観客席の荷重を支持しつつ移動される移動台車とを備え、前記観客席を前記枢軸周りに旋回可能としたことを特徴とする多目的競技場の移動観客席。
- 競技グラウンドを取り囲むスタンドを区分して、請求項1に記載した前記観客席を少なくとも一対備え、これら観客席を競技の種類に応じて旋回させて、一対の該観客席の前端縁を競技グラウンドに対して平行に配置することにより矩形状のグラウンド形状を形成させ、かつ、一対の該観客席の前端縁を競技グラウンドに対して傾斜させて配置することにより扇形状のグラウンド形状を形成させることを特徴とする多目的競技場の移動観客席。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19373796A JP3758239B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 多目的競技場の移動観客席 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1037503A JPH1037503A (ja) | 1998-02-10 |
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Family Applications (1)
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JP19373796A Expired - Fee Related JP3758239B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 多目的競技場の移動観客席 |
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JP (1) | JP3758239B2 (ja) |
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1996
- 1996-07-23 JP JP19373796A patent/JP3758239B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1037503A (ja) | 1998-02-10 |
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