JPH0334450B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0334450B2
JPH0334450B2 JP6787585A JP6787585A JPH0334450B2 JP H0334450 B2 JPH0334450 B2 JP H0334450B2 JP 6787585 A JP6787585 A JP 6787585A JP 6787585 A JP6787585 A JP 6787585A JP H0334450 B2 JPH0334450 B2 JP H0334450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
tip
protrusion
contact surface
insulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6787585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61227008A (ja
Inventor
Muneyuki Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP6787585A priority Critical patent/JPS61227008A/ja
Publication of JPS61227008A publication Critical patent/JPS61227008A/ja
Publication of JPH0334450B2 publication Critical patent/JPH0334450B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、金属板インサート成形による摺動
接点インシユレータ製造法に関し、可動接点がイ
ンシユーレタの表面を摺動して、インシユレータ
の表面に露出した固定接点と当接・離反して回路
を開閉する摺動接点において、上記固定接点用金
属板をインサート成形してインシユレータを製造
する方法の改良を図るものである。
従来の技術 従来、この種の第5図に示す如き、可動接点1
がインシユレータ2の表面を摺動し、インシユレ
ータ2の表面に露出した固定接点3と当接・離反
して回路を開閉する摺動接点において、上記イン
シユレータ2を固定接点3となる金属板を樹脂絶
縁体4にインサート成形して製造する場合には下
記の問題があつた。
即ち、固定接点の先端部と樹脂絶縁体との間に
アークギヤツプを形成する場合には、第6図に示
す如く、アークギヤツプ成形用の凸部5aを設け
た上型(接点面側の金型)5を用い、該上型5を
金属板(固定接点3)の表面に当接し、該金属板
の先端部に上記凸部5aが当接するようにセツト
して絶縁樹脂を流し込みインサート成形してい
る。その際、金属板の寸法精度が正確でなく、か
つ、金属板をプレス加工して形成する時に抜きダ
レ3aが生じているため、樹脂が凸部5aと金属
板の端面3bの間および上記ダレ部3aへ流れ込
む。そのため、成形されたインシユレータ2に
は、第7図に示す如く、金属板の表面先端部に隣
接して樹脂4aが付着すると共に、端面3bに沿
つて樹脂4bが薄く付着している。よつて、可動
接点1がインシユレータ2の表面を摺動した時、
接点3の先端部に隣接した樹脂4aが火花でこす
られて炭化しやすいと共に、薄い樹脂4bが剥離
しやすい等の問題があつた。
また、アークギヤツプ6を形成せずにインシユ
レータ2を製造する場合においても、固定接点3
となる金属板をプレス加工して形成しているた
め、接点面を抜き出し側とすると先端部に上記ダ
レ部3aがあり、また逆に抜きバリ側とすると先
端部にバリ3cのいずれかがあり、問題となる。
即ち、第8図に示す如く、接点3の抜き出し側を
接点面とすると、ダレ部3aに樹脂が流れ込み易
く、接点3の先端部のラインが第10図に示すよ
うに波形となつて、樹脂が剥離しやすい。また、
第9図に示すように、接点面を抜きバリ側にする
とバリ3cが潰れ、上記と同様に先端部のライン
lが第10図に示すように波形となり、いずれに
しても、直線状のラインとならない問題があつ
た。
発明の目的 この発明は上記した従来の問題を解消せんとす
るものであり、接点の先端部に樹脂が流れ込むの
を防ぎ、シヤープな接点端部のラインを得ようと
するものである。
発明の構成 この発明は上記した目的を達成するためになさ
れたものであり、固定接点用の金属板を金型内に
セツトした後に絶縁性樹脂を流し込んでインシユ
レータを成形する方法において、接点面側の金型
に接点先端部に当接する突起を設け、該突起の基
部に接点面先端部より大きくアールさせて該突起
と接点面先端部とがオーバラツプするようにし、
型合わせ時に上記突起により接点の接点面先端部
を変形させて突起と接点面先端部とを密着させ、
充填する樹脂が接点面先端部と突起の間に流れ込
まないように、接点面先端部に隣接して上記突起
により空隙を形成することを特徴とするものであ
る。
実施例 以下、この発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
第1図中、10は接点面側の上金型、11は金
属材でプレス加工して形成した接点、12は押エ
型である。
上記接点11は抜き出し側を接点面11aとし
ており、よつて、接点先端部11bには接点面1
1a側より側端面11cにかけてアール状のダレ
部11dがある。上記上金型10には、接点先端
部11bの側端面11cに嵌合するようにアーク
ギヤツプ成形用の台状の突起10aを設けてお
り、該突起10aの基部10bを上記ダレ部11
dのアールより大きなアールをもたせて、言わば
裾広がりに形成している。このように上金型10
を形成することにより、該上金型10を接点面1
1aと当接させて型合わせすると、突起10aの
基部10bが接点先端のダレ部11dにオーバラ
ツプし、かつ突起側面10cと接点側端面11c
との間に寸法誤差を許容する隙間Sが生じるよう
にしている。
上記金型10を用いてインシユレータをインサ
ート成形する際、第2図に示す如く、型合わせ時
に、接点11の接点面先端部11bのライン(図
中、破線)は、突起10aの基部10bによつて
決まるライン(図中、実線)に変形し、接点11
の接点面先端部は突起10aの基部10bと密着
する。尚、接点先端部の側端面11cと突起側面
10cとの間は、上記密着部の下端より接点11
の寸法誤差に応じて隙間Sが生じる。
よつて、金型内に絶縁性樹脂を流し込むと、接
点11の接点面先端部は突起10と密着している
ため、樹脂が流れ込まず、上記隙間Sに流れ込む
樹脂は密着部の下端で流れが停止される。
このようにして成形されたインシユレータ13
は、第3図に示す如く、接点11の先端部に隣接
してアークギヤツプ15となる凹部を有し、接点
面先端部に樹脂が全く付着していない。かつ、該
接点11の先端部は、上記突起10aにより変形
するため、接点面11aの先端ラインXはみだれ
ることなく直線状となる。同様に、接点側端面1
1cに付着する樹脂の付着ラインYもみだれるこ
となく直線状となる。
この発明は上記実施例に限定されず、金型に、
接点先端部の側端面全体と嵌合する大きな台状の
突起を必ずしも設ける必要はなく、第4図に示す
如く、金型10′に設ける突起10′aを小さな断
面V型とし(但し、突起10′aの斜面10′bは
接点面先端部11bとオーバラツプするように形
成する)、該突起10′aにより接点面先端部を変
形させて密着し、樹脂が付着しないようにすれば
よい。
効 果 以上の説明より明らかなように、この発明に係
る製造法によれば、接点面側の金型に、接点面先
端部と少しばかりオーバラツプする突起を設けた
ことにより、該突起により接点面先端部が変形し
て突起と密着し、接点面先端部に樹脂が流れ込む
のを防止出来る。よつて、接点面先端部に樹脂が
付着せず、かつ、該突起により接点先端部に隣接
してアークギヤツプを形成出来る。さらに、接点
面先端ラインが変形するため、接点に多少の寸法
誤差があつても、その影響を受けず、寸法精度の
高いシヤープなラインとなる等の種々の利点を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示し、型合わせ
前の要部断面図、第2図は型合わせ時の要部断面
図、第3図は成形後の要部断面図、第4図は他の
変形例を示す断面図、第5図は摺動接点の斜視
図、第6図は従来のアークギヤツプを備えたイン
シユレータのインサート製造法を示す断面図、第
7図は第6図の方法で製造された成形品の断面
図、第8図は従来のアークギヤツプを設けない製
造法の一例を示す断面図、第9図は従来のアーク
ギヤツプを設けない他の製造法を示す断面図、第
10図は第8図及び第9図の方法で製造した場合
の要部平面図である。 10……上金型、10a……突起、10b……
基部、11……接点、11a……接点面、11b
……接点先端部、11c……側端面、11d……
ダレ部、13……インシユレータ、15……アー
クギヤツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定接点用の金属板を金型内にセツトした後
    に絶縁性樹脂を流し込んでインシユレータを成形
    する方法において、 接点面側の金型に接点先端部に当接する突起を
    設け、該突起の基部を接点面先端部より大きくア
    ールさせて該突起と接点面先端部とがオーバラツ
    プするようにし、型合わせ時に上記突起により接
    点の接点面先端部を変形させて突起と接点面先端
    部とを密着させ、充填する樹脂が接点面先端部と
    突起の間に流れ込まないように、接点面先端部に
    隣接して上記突起により空〓を形成することを特
    徴とする金属板インサート成形による摺動接点イ
    ンシユレータ製造法。
JP6787585A 1985-03-30 1985-03-30 金属板インサ−ト成形による摺動接点インシユレ−タ製造法 Granted JPS61227008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6787585A JPS61227008A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 金属板インサ−ト成形による摺動接点インシユレ−タ製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6787585A JPS61227008A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 金属板インサ−ト成形による摺動接点インシユレ−タ製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61227008A JPS61227008A (ja) 1986-10-09
JPH0334450B2 true JPH0334450B2 (ja) 1991-05-22

Family

ID=13357526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6787585A Granted JPS61227008A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 金属板インサ−ト成形による摺動接点インシユレ−タ製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61227008A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5267904B2 (ja) * 2007-09-12 2013-08-21 コニカミノルタ株式会社 係合部材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61227008A (ja) 1986-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0334450B2 (ja)
JP2516650B2 (ja) モ―ルド回路基板の製造方法
JP3388428B2 (ja) 開口部付き基板へのモールド樹脂成形方法
JPS6140030Y2 (ja)
JP2624536B2 (ja) 複数の接続導電リードを有する電気部品の製造方法およびその製造方法に用いる製造型
JP7466183B2 (ja) 端子付き回路基板内蔵ケース
JPH0614420Y2 (ja) 電子部品
JP3773422B2 (ja) キートップ板及びキートップ取付板の製造方法
JPS6347097B2 (ja)
JPH0813476B2 (ja) 高周波成形機の成形型
KR830000960B1 (ko) 반도체 장치의 제조방법
JPS6043007B2 (ja) コンデンサの封口体の製造方法
JPH0325941Y2 (ja)
JPH01241829A (ja) 半導体装置の製造方法及びそれに用いるモールド金型
JPH0715069Y2 (ja) スイツチ
US4866413A (en) Potentiometer and method of making the same
JPH0325886B2 (ja)
JP3740165B2 (ja) 役物タイルの乾式製造方法及び乾式製造装置
US20010044994A1 (en) Capacitor termination assembly
JPH06260050A (ja) 電気接点の製造方法
JPH054837B2 (ja)
JPH0138331B2 (ja)
WO2001091146A1 (en) Capacitor mold and method for using same
JPH0812877B2 (ja) 樹脂封止型半導体装置の製造方法
JPH08132451A (ja) 電子部品の樹脂ばりカット方法