JPH0333109Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0333109Y2 JPH0333109Y2 JP1983112173U JP11217383U JPH0333109Y2 JP H0333109 Y2 JPH0333109 Y2 JP H0333109Y2 JP 1983112173 U JP1983112173 U JP 1983112173U JP 11217383 U JP11217383 U JP 11217383U JP H0333109 Y2 JPH0333109 Y2 JP H0333109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magazine
- chute
- longitudinal direction
- electronic components
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920001342 Bakelite® Polymers 0.000 description 1
- 239000004637 bakelite Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、第1図に示すように、磁性を有する
円柱状本体部2の両端から磁性体製のリード線
3,3′を突出して成る、例えばガラス封止型ダ
イオード等のリード線付き電子部品1の多数本
を、横向きにして並べた状態に整列して移送する
ための装置に関するものである。
円柱状本体部2の両端から磁性体製のリード線
3,3′を突出して成る、例えばガラス封止型ダ
イオード等のリード線付き電子部品1の多数本
を、横向きにして並べた状態に整列して移送する
ための装置に関するものである。
最近、前記のようなリード線付き電子部品1の
製造に際して、例えば、リード線へのハンダの塗
着等を効率的に行えるようにするため、この電子
部品1の複数本を、平行に並べた状態で保持する
ようにした磁力保持式のマガジンを使用して移送
することが提案されている(例えば、特開昭52−
107568号公報等を参照)。
製造に際して、例えば、リード線へのハンダの塗
着等を効率的に行えるようにするため、この電子
部品1の複数本を、平行に並べた状態で保持する
ようにした磁力保持式のマガジンを使用して移送
することが提案されている(例えば、特開昭52−
107568号公報等を参照)。
すなわち、このマガジンは、ベークライト等の
非磁性体にて細長い棒状に形成されており、その
上面に、当該マガジンの長手方向と直角な横方向
に延びる凹み溝を、マガジンの長手方向に沿つて
適宜間隔で多数本刻設する一方、前記マガジンの
裏面に、マガジンの長手方向に延びる磁石を埋設
することにより、前記各凹み溝内に嵌めた電子部
品を、磁石の磁力によつて凹み溝内に保持するよ
うに構成している。
非磁性体にて細長い棒状に形成されており、その
上面に、当該マガジンの長手方向と直角な横方向
に延びる凹み溝を、マガジンの長手方向に沿つて
適宜間隔で多数本刻設する一方、前記マガジンの
裏面に、マガジンの長手方向に延びる磁石を埋設
することにより、前記各凹み溝内に嵌めた電子部
品を、磁石の磁力によつて凹み溝内に保持するよ
うに構成している。
そして、このマガジンにおける各凹み溝に対し
て電子部品を供給装填する手段として、前記特開
昭52−107568号公報のものは、マガジンを、その
各凹み溝が鉛直になるように横向き姿勢にした状
態で、その各凹み溝内に向けて電子部品1を一本
ずつ鉛直状にして落下する方法を採用している。
て電子部品を供給装填する手段として、前記特開
昭52−107568号公報のものは、マガジンを、その
各凹み溝が鉛直になるように横向き姿勢にした状
態で、その各凹み溝内に向けて電子部品1を一本
ずつ鉛直状にして落下する方法を採用している。
しかし、電子部品におけるリード線は磁性体製
であるため、前記特開昭52−107568号公報のよう
に、電子部品を鉛直状の姿勢でマガジンの凹み溝
に落下させるものでは、このリード線が、マガジ
ンにおける裏面に埋設した磁石に磁着する傾向を
呈するため、各凹み溝内に対して電子部品を供給
装填することがきわめて不確実で、自動化するこ
とが困難であつた。
であるため、前記特開昭52−107568号公報のよう
に、電子部品を鉛直状の姿勢でマガジンの凹み溝
に落下させるものでは、このリード線が、マガジ
ンにおける裏面に埋設した磁石に磁着する傾向を
呈するため、各凹み溝内に対して電子部品を供給
装填することがきわめて不確実で、自動化するこ
とが困難であつた。
本考案は、磁力保持式のマガジンを使用して電
子部品を整列移送するに当たり、マガジンへの電
子部品の供給装填を、自動的にしかも確実に行え
るようにすることにより、リード線付き電子部品
の移送を確実且つ効率的に行えるようにすること
を目的とするものである。
子部品を整列移送するに当たり、マガジンへの電
子部品の供給装填を、自動的にしかも確実に行え
るようにすることにより、リード線付き電子部品
の移送を確実且つ効率的に行えるようにすること
を目的とするものである。
この目的を達成するため本考案は、長手方向に
移送するようにした棒状の非磁性体製マガジン
と、該マガジンの上方に当該マガジンの移送路と
平面視において平行に配設した断面上向きコ字状
の非磁性体製シユートとを備え、前記マガジンに
おける上面のうちマガジンの移送方向に向かつて
前端の部位を、マガジンの移送方向前方に向かつ
て斜め下向きの傾斜面に形成し、前記マガジンの
上面のうち前記傾斜面を除いた部位に、当該マガ
ジンの長手方向と直交した方向に延びる凹み溝
を、マガジンの長手方向に沿つて適宜間隔で多数
本刻設し、更に、前記マガジンの下面に、当該マ
ガジンの長手方向に延びる棒状の磁石を埋設する
一方、前記シユートを、側面視において前記マガ
ジンの移送方向に向かつて斜め下向きに傾斜し、
該シユートにおける底板の先端部に、前記マガジ
ンが通過する切欠き部を形成し、且つ、前記シユ
ートにおける左右両側面板の外側には、当該シユ
ートの長手方向に延びる左右一対の棒状磁石体
を、左右磁石体間の間隔がシユートの先端に向け
て狭まるよう平面視ハ字状にして各々配設する構
成にした。
移送するようにした棒状の非磁性体製マガジン
と、該マガジンの上方に当該マガジンの移送路と
平面視において平行に配設した断面上向きコ字状
の非磁性体製シユートとを備え、前記マガジンに
おける上面のうちマガジンの移送方向に向かつて
前端の部位を、マガジンの移送方向前方に向かつ
て斜め下向きの傾斜面に形成し、前記マガジンの
上面のうち前記傾斜面を除いた部位に、当該マガ
ジンの長手方向と直交した方向に延びる凹み溝
を、マガジンの長手方向に沿つて適宜間隔で多数
本刻設し、更に、前記マガジンの下面に、当該マ
ガジンの長手方向に延びる棒状の磁石を埋設する
一方、前記シユートを、側面視において前記マガ
ジンの移送方向に向かつて斜め下向きに傾斜し、
該シユートにおける底板の先端部に、前記マガジ
ンが通過する切欠き部を形成し、且つ、前記シユ
ートにおける左右両側面板の外側には、当該シユ
ートの長手方向に延びる左右一対の棒状磁石体
を、左右磁石体間の間隔がシユートの先端に向け
て狭まるよう平面視ハ字状にして各々配設する構
成にした。
この構成において、マガジンを適宜速度で移送
しつつ、シユート内に電子部品を多数本供給する
と、各電子部品は、その両リード線が、シユート
における左右両側面板の外側に各々配設した磁石
体に引き付けられることにより、シユートの長手
方向に対して直角で略水平の姿勢になるように整
列され、しかも、各電子部品は、シユートがマガ
ジンの移送路に向けて前傾していることにより、
自重にてシユートの先端に向けて移動すると同時
に、シユートの両側板に沿つて設けた磁石が、平
面視で先窄まりのハ字状に配設されていて、左右
両磁石の磁力がシユートの長手方向に沿つても作
用することにより、各電子部品は、磁力によつて
も、シユートの先端に向けて引き付けられて、シ
ユートにおける底板の切欠き部に向けて順次移動
して行く。
しつつ、シユート内に電子部品を多数本供給する
と、各電子部品は、その両リード線が、シユート
における左右両側面板の外側に各々配設した磁石
体に引き付けられることにより、シユートの長手
方向に対して直角で略水平の姿勢になるように整
列され、しかも、各電子部品は、シユートがマガ
ジンの移送路に向けて前傾していることにより、
自重にてシユートの先端に向けて移動すると同時
に、シユートの両側板に沿つて設けた磁石が、平
面視で先窄まりのハ字状に配設されていて、左右
両磁石の磁力がシユートの長手方向に沿つても作
用することにより、各電子部品は、磁力によつて
も、シユートの先端に向けて引き付けられて、シ
ユートにおける底板の切欠き部に向けて順次移動
して行く。
そして、シユートの切欠き部内をマガジンが通
過すると、シユートの先端個所に保持された電子
部品は、マガジンに埋設した磁石の磁力によつて
下向きに引き付けられて、マガジンの上面に多数
刻設した凹み溝内に順次嵌まり込んで行き、マガ
ジンへの電子部品の装填が自動的に行われること
になる。
過すると、シユートの先端個所に保持された電子
部品は、マガジンに埋設した磁石の磁力によつて
下向きに引き付けられて、マガジンの上面に多数
刻設した凹み溝内に順次嵌まり込んで行き、マガ
ジンへの電子部品の装填が自動的に行われること
になる。
この場合、電子部品をシユートの先端に送るこ
とを、シユートの左右両側に配設した磁石体の磁
力と、電子部品の自重との両方を利用して行うも
のであるから、電子部品をマガジンの上面に向け
て送ることを確実に行うことができることにな
る。
とを、シユートの左右両側に配設した磁石体の磁
力と、電子部品の自重との両方を利用して行うも
のであるから、電子部品をマガジンの上面に向け
て送ることを確実に行うことができることにな
る。
また、シユートにおける底板の先端部に、マガ
ジンが通過する切欠き部を設けることにより、電
子部品をマガジンの上面に近接させることができ
るので、マガジンの凹み溝への電子部品の嵌め入
れを確実に行うことができる。
ジンが通過する切欠き部を設けることにより、電
子部品をマガジンの上面に近接させることができ
るので、マガジンの凹み溝への電子部品の嵌め入
れを確実に行うことができる。
つまり、マガジンの上方にシユートを設けた場
合、シユートの先端をマガジンの上面に近接させ
たに過ぎない場合には、マガジンをシユートに衝
突することなく移送できるようにするために、マ
ガジンの上面とシユートにおける底板の前端との
間にある程度の隙間を設けねばならず、しかも、
シユートの底板はある程度の板厚があることによ
り、シユートの先端箇所に移動した電子部品は、
マガジンの上面よりも可成り上方に保持されるこ
とになり、このためマガジンに埋設した磁石の磁
力を強く作用させることができず、マガジンの凹
み溝への電子部品の嵌め入れが不確実になる。
合、シユートの先端をマガジンの上面に近接させ
たに過ぎない場合には、マガジンをシユートに衝
突することなく移送できるようにするために、マ
ガジンの上面とシユートにおける底板の前端との
間にある程度の隙間を設けねばならず、しかも、
シユートの底板はある程度の板厚があることによ
り、シユートの先端箇所に移動した電子部品は、
マガジンの上面よりも可成り上方に保持されるこ
とになり、このためマガジンに埋設した磁石の磁
力を強く作用させることができず、マガジンの凹
み溝への電子部品の嵌め入れが不確実になる。
これに対して、本願考案にように、シユートに
おける底板の前端部に、マガジンが通過する切欠
き部を設けると、電子部品が、シユートにおける
底板の切欠き部内に向けて移動することにより、
電子部品をマガジンの上面に極く近接した状態に
保持することができるから、凹み溝への電子部品
の嵌め入れを確実に行うことができるのである。
おける底板の前端部に、マガジンが通過する切欠
き部を設けると、電子部品が、シユートにおける
底板の切欠き部内に向けて移動することにより、
電子部品をマガジンの上面に極く近接した状態に
保持することができるから、凹み溝への電子部品
の嵌め入れを確実に行うことができるのである。
ところで、このように、電子部品がマガジンの
上面に近接するように構成すると、一つのマガジ
ンへの電子部品の装填が終了して、次のマガジン
が切欠き部内を通過するに際して、マガジンの前
面で電子部品を前方に突き落としてしまう虞があ
る。
上面に近接するように構成すると、一つのマガジ
ンへの電子部品の装填が終了して、次のマガジン
が切欠き部内を通過するに際して、マガジンの前
面で電子部品を前方に突き落としてしまう虞があ
る。
しかし、本考案では、マガジンにおける前端部
の上面を下向きに傾斜した傾斜面に形成したこと
により、たとえ、電子部品がマガジンの上面より
も下方に位置している場合であつても、電子部品
は、前記傾斜面によつてマガジンの上面に載るよ
うに上向きにガイドされるから、マガジンによつ
て電子部品が突き落とされると云う事態を確実に
防止できるのである。
の上面を下向きに傾斜した傾斜面に形成したこと
により、たとえ、電子部品がマガジンの上面より
も下方に位置している場合であつても、電子部品
は、前記傾斜面によつてマガジンの上面に載るよ
うに上向きにガイドされるから、マガジンによつ
て電子部品が突き落とされると云う事態を確実に
防止できるのである。
従つて、本考案によれば、シユート内の電子部
品をマガジンの上面に向けて確実に送ることがで
きることと、マガジンによる電子部品の突き落と
しと云う弊害を招来することなく、電子部品をマ
ガジンの凹み溝に確実に嵌め入れることができる
こととが相俟つて、マガジンの各凹み溝内に電子
部品を一個ずつ自動的に供給装填することを、装
填不良を生じることなく確実に行うことができる
から、電子部品を整列した状態で移送すること
を、確実且つ効率的に行うことができる効果を有
する。
品をマガジンの上面に向けて確実に送ることがで
きることと、マガジンによる電子部品の突き落と
しと云う弊害を招来することなく、電子部品をマ
ガジンの凹み溝に確実に嵌め入れることができる
こととが相俟つて、マガジンの各凹み溝内に電子
部品を一個ずつ自動的に供給装填することを、装
填不良を生じることなく確実に行うことができる
から、電子部品を整列した状態で移送すること
を、確実且つ効率的に行うことができる効果を有
する。
以下、本考案の実施例を図面(第2〜6図)に
基づいて説明すると、図において符号5は、長手
方向に沿つて移送するようにした棒状の非磁性体
製マガジンを示し、該マガジン5における上面の
うちマガジン5の移送方向(A方向)に向かつて
前端の部位に、マガジン5の移送方向前方に向け
て斜め下向きに傾斜した傾斜面5aを形成し、マ
ガジン5における上面のうち前記傾斜面を除いた
部位には、第1図で示した電子部品1が横向きに
嵌まるようマガジン5の長手方向と直交して延び
る凹み溝6を、マガジン5の長手方向に沿つて適
宜間隔で多数穿設し、更に、前記マガジン5の下
面には、マガジン5の長手方向に沿つて延びる棒
状の磁石7を埋設する。
基づいて説明すると、図において符号5は、長手
方向に沿つて移送するようにした棒状の非磁性体
製マガジンを示し、該マガジン5における上面の
うちマガジン5の移送方向(A方向)に向かつて
前端の部位に、マガジン5の移送方向前方に向け
て斜め下向きに傾斜した傾斜面5aを形成し、マ
ガジン5における上面のうち前記傾斜面を除いた
部位には、第1図で示した電子部品1が横向きに
嵌まるようマガジン5の長手方向と直交して延び
る凹み溝6を、マガジン5の長手方向に沿つて適
宜間隔で多数穿設し、更に、前記マガジン5の下
面には、マガジン5の長手方向に沿つて延びる棒
状の磁石7を埋設する。
符号8は、非磁性体製の底板9と同じく非磁性
体製の左右両側面板10,10′とによつて断面
上向きコ字状の樋型に形成したシユートを示し、
該シユート8を、マガジン5の上方に、当該マガ
ジン5の移送路と平面視において平行で、且つ、
側面視においてマガジン5の移送方向(A方向)
に向かつて斜め下向きになるようにして配設し、
該シユート8における底板9の先端部に、マガジ
ン5が通過する切欠き部11を形成する。
体製の左右両側面板10,10′とによつて断面
上向きコ字状の樋型に形成したシユートを示し、
該シユート8を、マガジン5の上方に、当該マガ
ジン5の移送路と平面視において平行で、且つ、
側面視においてマガジン5の移送方向(A方向)
に向かつて斜め下向きになるようにして配設し、
該シユート8における底板9の先端部に、マガジ
ン5が通過する切欠き部11を形成する。
そして、前記シユート8における左右両側面板
10,10′の外側には、シユート8の長手方向
に延びる棒状の磁石体12,12′を、当該両磁
石体12,12′間の間隔がシユート8の先端に
向けて狭まるよう、平面視ハ字状に配設する。
10,10′の外側には、シユート8の長手方向
に延びる棒状の磁石体12,12′を、当該両磁
石体12,12′間の間隔がシユート8の先端に
向けて狭まるよう、平面視ハ字状に配設する。
この構成において、マガジン5をその長手方向
に沿つて適宜速度で移送して、シユート8内に電
子部品1を供給すると、該電子部品1は、両リー
ド線3,3′の向きが最初バラバラであつたもの
でも、左右の磁石板12,12′に両リード線3,
3′がそれぞれ引き付けられることにより、各電
子部品1は、シユート8の長手方向に対して直角
で略水平の姿勢に整列される。
に沿つて適宜速度で移送して、シユート8内に電
子部品1を供給すると、該電子部品1は、両リー
ド線3,3′の向きが最初バラバラであつたもの
でも、左右の磁石板12,12′に両リード線3,
3′がそれぞれ引き付けられることにより、各電
子部品1は、シユート8の長手方向に対して直角
で略水平の姿勢に整列される。
そして、各電子部品1は、その重量が下向きに
作用すること、及び、左右両磁石体12,12′
が平面視でハ字状に配設されていて、両磁石体1
2,12′の磁力がシユート11の長手方向にも
作用することにより、電子部品1は、自重と両磁
石体12,12′の磁力との両方によつてシユー
ト8の先端に向つて順次送られたのち、シユート
8の先端における切欠き部11において、マガジ
ン5の下面に埋設した磁石7により、マガジン5
に向つて引き付けられて、マガジン5の上面にお
ける各凹み溝6内に一個ずつ連続的に嵌め込まれ
ていく。
作用すること、及び、左右両磁石体12,12′
が平面視でハ字状に配設されていて、両磁石体1
2,12′の磁力がシユート11の長手方向にも
作用することにより、電子部品1は、自重と両磁
石体12,12′の磁力との両方によつてシユー
ト8の先端に向つて順次送られたのち、シユート
8の先端における切欠き部11において、マガジ
ン5の下面に埋設した磁石7により、マガジン5
に向つて引き付けられて、マガジン5の上面にお
ける各凹み溝6内に一個ずつ連続的に嵌め込まれ
ていく。
この場合、前記シユート8を水平状に配設し
て、左右両磁石体12,12′の磁力のみによつ
て電子部品1をシユート8の先端に移動させるよ
うにした場合には、電子部品1の移動が不確実に
なる虞があるが、本願考案のように、シユート8
を前傾させると、電子部品1は自重によつてもシ
ユート8の先端に移動するから、電子部品1をマ
ガジン5の上面に向けて移動させることを確実に
行うことができるのである。
て、左右両磁石体12,12′の磁力のみによつ
て電子部品1をシユート8の先端に移動させるよ
うにした場合には、電子部品1の移動が不確実に
なる虞があるが、本願考案のように、シユート8
を前傾させると、電子部品1は自重によつてもシ
ユート8の先端に移動するから、電子部品1をマ
ガジン5の上面に向けて移動させることを確実に
行うことができるのである。
また、シユート8における底板9の先端に、マ
ガジン4に被嵌する切欠き部11を形成したこと
により、電子部品1をマガジン5の上面に極く近
接させることができるから、マガジン5に埋設し
た磁石7の磁力を電子部品1に対して強く作用さ
せて、凹み溝6内に電子部品1を確実に嵌め入れ
ることができるのである。
ガジン4に被嵌する切欠き部11を形成したこと
により、電子部品1をマガジン5の上面に極く近
接させることができるから、マガジン5に埋設し
た磁石7の磁力を電子部品1に対して強く作用さ
せて、凹み溝6内に電子部品1を確実に嵌め入れ
ることができるのである。
しかも、電子部品1がマガジン5の上面に近接
した状態であつても、マガジン5の前端部上面が
下向きの傾斜面5aに形成されていることによ
り、マガジン5がシユート8における底板9の切
欠き部11内に入るに際して、電子部品1をマガ
ジン5の上面に押し上げるようにガイドするか
ら、凹み溝6への電子部品1の嵌め入れを確実に
ならしめたものでありながら、電子部品1がマガ
ジン5の前方に突き落とされると云う弊害を生じ
ることもないのである。
した状態であつても、マガジン5の前端部上面が
下向きの傾斜面5aに形成されていることによ
り、マガジン5がシユート8における底板9の切
欠き部11内に入るに際して、電子部品1をマガ
ジン5の上面に押し上げるようにガイドするか
ら、凹み溝6への電子部品1の嵌め入れを確実に
ならしめたものでありながら、電子部品1がマガ
ジン5の前方に突き落とされると云う弊害を生じ
ることもないのである。
第1図は電子部品の正面図、第2図はマガジン
の平面図、第3図は第2図の−視断面図、第
4図は第3図の−視断面図、第5図はマガジ
ンへの電子部品の供給装填状態を示す側断面図、
第6図は第5図の−視断面図である。 1……電子部品、2……電子部品の本体部、
3,3′……電子部品のリード線、5……マガジ
ン、5a……傾斜面、6……凹み溝、7……磁
石、8……シユート、9……シユートの底板、1
0,10′……シユートの両側面板、12,1
2′……磁石体。
の平面図、第3図は第2図の−視断面図、第
4図は第3図の−視断面図、第5図はマガジ
ンへの電子部品の供給装填状態を示す側断面図、
第6図は第5図の−視断面図である。 1……電子部品、2……電子部品の本体部、
3,3′……電子部品のリード線、5……マガジ
ン、5a……傾斜面、6……凹み溝、7……磁
石、8……シユート、9……シユートの底板、1
0,10′……シユートの両側面板、12,1
2′……磁石体。
Claims (1)
- 長手方向に移送するようにした棒状の非磁性体
製マガジンと、該マガジンの上方に当該マガジン
の移送路と平面視において平行に配設した断面上
向きコ字状の非磁性体製シユートとを備え、前記
マガジンにおける上面のうちマガジンの移送方向
に向かつて前端の部位を、マガジンの移送方向前
方に向かつて斜め下向きの傾斜面に形成し、前記
マガジンの上面のうち前記傾斜面を除いた部位
に、当該マガジンの長手方向と直交した方向に延
びる凹み溝を、マガジンの長手方向に沿つて適宜
間隔で多数本刻設し、更に、前記マガジンの下面
に、当該マガジンの長手方向に延びる棒状の磁石
を埋設する一方、前記シユートを、側面視におい
て前記マガジンの移送方向に向かつて斜め下向き
に傾斜し、該シユートにおける底板の先端部に、
前記マガジンが通過する切欠き部を形成し、且
つ、前記シユートにおける左右両側面板の外側に
は、当該シユートの長手方向に延びる左右一対の
棒状磁石体を、左右磁石体間の間隔がシユートの
先端に向けて狭まるよう平面視ハ字状にして各々
配設したことを特徴とする電子部品の整列移送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11217383U JPS6020198U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | マガジンへの電子部品の供給装填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11217383U JPS6020198U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | マガジンへの電子部品の供給装填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6020198U JPS6020198U (ja) | 1985-02-12 |
JPH0333109Y2 true JPH0333109Y2 (ja) | 1991-07-12 |
Family
ID=30260147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11217383U Granted JPS6020198U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | マガジンへの電子部品の供給装填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020198U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62112261A (ja) * | 1985-11-11 | 1987-05-23 | Hitachi Ltd | デイスククランプ装置 |
JPS62209763A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Nippon Gakki Seizo Kk | デイスク再生装置のデイスクセンタリング装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5294079A (en) * | 1976-02-04 | 1977-08-08 | Hitachi Ltd | Jig for attraction |
JPS52107568A (en) * | 1976-03-05 | 1977-09-09 | Hitachi Ltd | Method of holding electronic parts and jig using same |
JPS54159172A (en) * | 1978-06-07 | 1979-12-15 | Hitachi Ltd | Individual containing tool for rod type magnetic material |
-
1983
- 1983-07-18 JP JP11217383U patent/JPS6020198U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5294079A (en) * | 1976-02-04 | 1977-08-08 | Hitachi Ltd | Jig for attraction |
JPS52107568A (en) * | 1976-03-05 | 1977-09-09 | Hitachi Ltd | Method of holding electronic parts and jig using same |
JPS54159172A (en) * | 1978-06-07 | 1979-12-15 | Hitachi Ltd | Individual containing tool for rod type magnetic material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6020198U (ja) | 1985-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0333109Y2 (ja) | ||
EP0249203B1 (en) | Electromagnetic selector device in knitting machine | |
US6276598B1 (en) | Method and apparatus for ball placement | |
US3574919A (en) | Methods of and apparatus for assembling articles | |
JP6187673B2 (ja) | 整列供給装置及び整列方法 | |
JP2558708Y2 (ja) | 自動塗抹標本作成装置用標本収納カセット | |
JPS6036219A (ja) | 部品自動供給装置 | |
JP3180237B2 (ja) | 振動式搬送装置 | |
JPH0442262Y2 (ja) | ||
JPH0128684Y2 (ja) | ||
JPH02225207A (ja) | チップ部品の自動供給装置 | |
JPH019196Y2 (ja) | ||
JPH0126159Y2 (ja) | ||
JPH029551Y2 (ja) | ||
JP2577927Y2 (ja) | シリンダライナ搬送装置 | |
JPH09124004A (ja) | 電子部品の装填方法 | |
NL1024687C2 (nl) | Werkwijze en inrichting voor het positioneren van elektrisch geleidende objecten, en elektronische component voorzien van elektrisch geleidende objecten. | |
JPH11240506A (ja) | 電子部品のテーピング装置 | |
JP2915060B2 (ja) | 表面処理装置における薄物物品保持具 | |
JPH0325189Y2 (ja) | ||
JPS6246264Y2 (ja) | ||
KR200164516Y1 (ko) | 얇은 패키지 운반용 튜브 | |
BR112020024816B1 (pt) | Transportador para peças de trabalho ferrosas e método de transporte de peças de trabalho | |
JP2000281219A (ja) | 部品搬送構造 | |
JPS6356127B2 (ja) |