JPH0332404Y2 - - Google Patents

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JPH0332404Y2
JPH0332404Y2 JP1985131548U JP13154885U JPH0332404Y2 JP H0332404 Y2 JPH0332404 Y2 JP H0332404Y2 JP 1985131548 U JP1985131548 U JP 1985131548U JP 13154885 U JP13154885 U JP 13154885U JP H0332404 Y2 JPH0332404 Y2 JP H0332404Y2
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JP
Japan
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capacitor
bracket
air conditioner
cross member
floor
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Expired
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JP1985131548U
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JPS6240014U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のエアコンコンデンサ支持装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、パン車等の自動車では、エアコンコンデ
ンサを後部フロアパネルの下方に配置して、車体
の下方を前方から後方へ流れる空気流との間で熱
交換を行うようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) その場合、エアコンコンデンサを後部フロア下
に支持しようとしても、そこには強固な部材がな
いので、()エアコンコンデンサを左方または
右方に移動させて、サイドフレーム等の強固な部
材に取付けたり、()エアコンコンデンサ取付
用ブラケツトを車体側に取付けて、同ブラケツト
にエアコンコンデンサを取付けたり、している
が、()の場合には、車体の下方を前方から後
方へ流れる空気流に対してエアコンコンデンサを
熱交換上の最適位置に配置できない。また()
の場合には、エアコンコンデンサの取付けに備え
てエアコンコンデンサ取付用ブラケツトを車体に
常に設けておかなければならないという問題があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の問題点に対処するもので、後部
フロアパネルの下面に固着したフロア側クロスメ
ンバーと、同フロア側クロスメンバーに固着した
上部ブラケツトと、同上部ブラケツトに弾性体を
介してコンデンサの上部を吊り下げ状態に取付け
る取付手段と、同コンデンサの上下中間部よりも
所定の距離だけ自動車の進行方向前方に位置した
車体側クロスメンバーと、前端部を同車体側クロ
スメンバーに弾性体を介して取付けるとともに同
前端部から後ろ斜め下方に延びて上記コンデンサ
の下部に当接する後端部を同コンデンサ下部にそ
こを自動車の進行方向に貫通するボルトを介して
取付けた下部ブラケツトとを具えていることを特
徴とした自動車のエアコンコンデンサ支持装置に
係わり、その目的とする処は、コンデンサの熱交
換効率を向上できる。また車体に常に設けておく
エアコンコンデンサ取付用ブラケツトを不要にで
きる。さらにオプシヨン装着時の後付け作業を容
易に行うことができる自動車のエアコンコンデン
サ支持装置を供す点にある。
(作用) 本考案の自動車のエアコンコンデンサ支持装置
は前記のように構成されており、後部フロアパネ
ルの下面にフロア側クロスメンバーを固着し、同
フロア側クロスメンバーに上部ブラケツトを固着
し、取付手段により同上部ブラケツトに弾性体を
介してコンデンサの上部を吊り下げ状態に取付
け、下部ブラケツトの前端部を上記コンデンサの
上下中間部よりも所定の距離だけ自動車の進行方
向前方に位置した車体側クロスメンバーに弾性体
を介して取付けるとともに同前端部から後ろ斜め
下方に延びて上記コンデンサの下部に当接する下
部ブラケツトの後端部を同コンデンサ下部にそこ
を自動車の進行方向に貫通するボルトを介して取
付けて、コンデンサを後部フロア下に支持するの
で、車体の下方を前方から後方へ流れる空気流に
対してコンデンサが熱交換上の最適位置に配置さ
れる上に、コンデンサの全表面が上記空気流を積
極的に受けることになつて、コンデンサの熱交換
効率が向上する。
また車体に常に設けておくエアコンデンサ取付
用ブラケツトが不要になる。
また上記のように上部ブラケツトとコンデンサ
上部との間に弾性材が介装され、車体側クロスメ
ンバーと下部ブラケツト前端部との間に弾性材が
介装され、下部ブラケツト後端部とコンデンサ下
部との間に弾性材が介装されており、同各弾性材
により互いの相対変位が吸収されて、エアコンデ
ンサの損傷が防止される上に、部品加工時の精度
誤差が吸収されて、オプシヨン装着時の後付け作
業が容易になる。
(実施例) 次に本考案の自動車のエアコンコンデンサ支持
装置を第1,2,3図に示す一実施例により説明
すると、1が後部フロアパネル、2,2が同後部
フロアパネル1の下面に固定されているフロア側
クロスメンバー、3,3が同各フロア側クロスメ
ンバー2に溶接されたウエルドナツト、4,4が
上部ブラケツトで、同各上部ブラケツト4が上記
各ウエルドナツト3に螺合されるボルトにより上
記各フロア側クロスメンバー2に着脱自在に固定
されるようになつている。また8がエアコンコン
デンサ、7が同エアコンコンデンサ8の上部に固
定された取付金具、5,5が上記各上部ブラケツ
ト4の上下面に接した弾性ゴム、6が同各弾性ゴ
ム5と上記各上部ブラケツト4とを貫通したボル
トで、同ボルト6にナツトをねじ込むことによ
り、エアコンコンデンサ8の上部取付金具7が上
下の弾性ゴム5,5を介して各上部ブラケツト4
に着脱自在に固定されるようになつている。また
11,11が下部ブラケツト、9が同各下部ブラ
ケツト11の下部と上記エアコンコンデンサ8の
下部との間に介装された弾性ゴムで、同各下部ブ
ラケツト11の下端部が同下端部と上記弾性ゴム
9とを貫通するボルト10とそれに螺合されるナ
ツトとによりエアコンコンデンサ8の下部に着脱
自在に固定されるようになつている。また15が
車体側のクロスメンバー、14,14(なお一方
は図示せず)が同車体側のクロスメンバー15に
固定された取付金具、13が同各取付金具14に
溶接されたウエルドナツト、12が同各取付金具
14と上記各下部ブラケツト11の上端部との間
に介装された弾性ゴムで、同各下部ブラケツト1
1の上端部が上記ウエルドナツト13に螺合され
て同下部ブラケツト11の上端部と上記弾性ゴム
12とを貫通するボルトにより着脱自在に固定さ
れるようになつている。
次に前記自動車のエアコンコンデンサ支持装置
の作用を具体的に説明する。各上部ブラケツト4
をウエルドナツト3とそれに螺合されるボルトと
によりフロア側クロスメンバー2に着脱自在に固
定し、ボルト6とそれにねじ込むナツトとによ
り、エアコンコンデンサ8の上部取付金具7を上
下の弾性ゴム5,5を介して各上部ブラケツト4
に着脱自在に固定し、各下部ブラケツト11の下
端部を同下端部と弾性ゴム9とを貫通するボルト
10とそれに螺合されるナツトとによりエアコン
コンデンサ8の下部に着脱自在に固定し、同各下
部ブラケツト11の上端部をウエルドナツト13
に螺合されて同下部ブラケツト11の上端部と上
記弾性ゴム12とを貫通するボルトにより着脱自
在に固定する。
(考案の効果) 本考案の自動車のエアコンコンデンサ支持装置
は前記のように構成されており、後部フロアパネ
ルの下面にフロア側クロスメンバーを固着し、同
フロア側クロスメンバーに上部ブラケツトを固着
し、取付手段により同上部ブラケツトに弾性体を
介してコンデンサの上部を吊り下げ状態に取付
け、下部ブラケツトの前端部を上記コンデンサの
上下中間部よりも所定の距離だけ自動車の進行方
向前方に位置した車体側クロスメンバーに弾性体
を介して取付けるとともに同前端部から後ろ斜め
下方に延びて上記コンデンサの下部に当接する下
部ブラケツトの後端部を同コンデンサ下部にそこ
を自動車の進行方向に貫通するボルトを介して取
付けて、エアコンデンサを後部フロア下に支持す
るので、車体の下方を前方から後方へ流れる空気
流に対してコンデンサを熱交換上の最適位置に配
置できる上に、コンデンサの全表面が上記空気流
を積極的に受けることになつて、コンデンサの熱
交換効率を向上できる。
また車体に常に設けておくコンデンサ取付用ブ
ラケツトを不要にできる。
また上記のように上部ブラケツトとコンデンサ
上部との間に弾性材を介装し、車体側クロスメン
バーと下部ブラケツト前端部との間に弾性材を介
装し、下部ブラケツト後端部とコンデンサ下部と
の間に弾性材を介装しており、同各弾性材により
互いの相対変位を吸収できて、コンデンサの損傷
を防止できる上に、部品加工時の精度誤差を吸収
できて、オプシヨン装着時の後付け作業を容易に
行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる自動車のエアコンコン
デンサ支持装置の一実施例を示す側面図、第2図
はその拡大側面図、第3図は第1図の矢印方向
から見た平面図である。 1……後部フロアパネル、2……フロア側クロ
スメンバー、4……上部ブラケツト、8……コン
デンサ、11……下部ブラケツト、15……車体
側クロスメンバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後部フロアパネルの下面に固着したフロア側ク
    ロスメンバーと、同フロア側クロスメンバーに固
    着した上部ブラケツトと、同上部ブラケツトに弾
    性体を介してコンデンサの上部を吊り下げ状態に
    取付ける取付手段と、同コンデンサの上下中間部
    よりも所定の距離だけ自動車の進行方向前方に位
    置した車体側クロスメンバーと、前端部を同車体
    側クロスメンバーに弾性体を介して取付けるとと
    もに同前端部から後ろ斜め下方に延びて上記コン
    デンサの下部に当接する後端部を同コンデンサ下
    部にそこを自動車の進行方向に貫通するボルトを
    介して取付けた下部ブラケツトとを具えているこ
    とを特徴とした自動車のエアコンコンデンサ支持
    装置。
JP1985131548U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPH0332404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985131548U JPH0332404Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985131548U JPH0332404Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6240014U JPS6240014U (ja) 1987-03-10
JPH0332404Y2 true JPH0332404Y2 (ja) 1991-07-10

Family

ID=31030099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985131548U Expired JPH0332404Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Country Status (1)

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JP (1) JPH0332404Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824578Y2 (ja) * 1979-03-28 1983-05-26 ダイハツ工業株式会社 自動車用ク−ラ−装置
JPS57202316U (ja) * 1981-06-19 1982-12-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6240014U (ja) 1987-03-10

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