JPH0334383Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334383Y2 JPH0334383Y2 JP13770285U JP13770285U JPH0334383Y2 JP H0334383 Y2 JPH0334383 Y2 JP H0334383Y2 JP 13770285 U JP13770285 U JP 13770285U JP 13770285 U JP13770285 U JP 13770285U JP H0334383 Y2 JPH0334383 Y2 JP H0334383Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear box
- steering gear
- parts
- bifurcated
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
〔産業上の利用分野〕
本考案は、モノコツクボデイ式の自動車車体に
おける前部床のための補強用サブフレームに関す
るものである。
おける前部床のための補強用サブフレームに関す
るものである。
〔従来の技術〕
上記サブフレームは、
a ロアアーム、エンジンマウント、ステアリン
グギヤボツクスその他の部品等を精度よく、か
つ効率よく取付けることができる。
グギヤボツクスその他の部品等を精度よく、か
つ効率よく取付けることができる。
b 各方向から作用する外力に対し十分な強度・
剛性を確保できる。
剛性を確保できる。
c 量産性に優れ、コストが低い。
d さびに対して強い。
等の構造が要求される。
従来のサブフレームは、プレス成形した種々の
形状の多数の構成部品を溶接接合することによつ
て目的のサブフレームを構成していた。
形状の多数の構成部品を溶接接合することによつ
て目的のサブフレームを構成していた。
上記のように、従来のサブフレームは、多数の
構成部品を溶接接合して構成するものであるか
ら、上記の要求のすべてを満足させるには至つて
いない。
構成部品を溶接接合して構成するものであるか
ら、上記の要求のすべてを満足させるには至つて
いない。
本考案は、従来のサブフレームが持つ上記の問
題点を解決することを目的とする。
題点を解決することを目的とする。
ロ 考案の構成
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本考案は、左右に延びた梁部1とその
両端の外向き二股部2をプレス成形による一体構
造とし、上記梁部1および二股部2のどの部分の
前後方向縦断面も、ハツト形を基本とする断面形
状に形成し、左右の二股部2の各端部に車体床に
対する取付部3A,3Bを設け、梁部1の中央付
近および左右略対称位置にエンジンマウント取付
部4およびステアリングギヤボツクス・それに連
なるラツク保護パイプの各取付座5,6を備え、
さらに上記ステアリングギヤボツクス取付座5の
脇にステアリングギヤボツクスのラツク調整穴7
を設け、左右の二股部2の下面の共通前後方向軸
線上に、少なくとも一方は、車体床に対する取付
部品8を共用して取付けるようにした前後一対の
ロアアーム取付部9A,9Bを備えたサブフレー
ムを特徴とする。
両端の外向き二股部2をプレス成形による一体構
造とし、上記梁部1および二股部2のどの部分の
前後方向縦断面も、ハツト形を基本とする断面形
状に形成し、左右の二股部2の各端部に車体床に
対する取付部3A,3Bを設け、梁部1の中央付
近および左右略対称位置にエンジンマウント取付
部4およびステアリングギヤボツクス・それに連
なるラツク保護パイプの各取付座5,6を備え、
さらに上記ステアリングギヤボツクス取付座5の
脇にステアリングギヤボツクスのラツク調整穴7
を設け、左右の二股部2の下面の共通前後方向軸
線上に、少なくとも一方は、車体床に対する取付
部品8を共用して取付けるようにした前後一対の
ロアアーム取付部9A,9Bを備えたサブフレー
ムを特徴とする。
サブフレームは、その中央の左右に延びた梁部
1と左右両端の二股部2,2を、一体プレス成形
し、各部の前後方向縦断面を略ハツト形としてい
る。
1と左右両端の二股部2,2を、一体プレス成形
し、各部の前後方向縦断面を略ハツト形としてい
る。
そして一体プレスと同時に所要位置に設けられ
た各部品取付部に、それぞれ目的の部品を取付
け、四隅の取付部によつて車体床に固定される。
た各部品取付部に、それぞれ目的の部品を取付
け、四隅の取付部によつて車体床に固定される。
本考案サブフレームは、その四隅の取付部3
A,3Bによつて第6図に示すように、車体の前
部床10の下面にボルト・ナツト等の取付部品8
で固着する。
A,3Bによつて第6図に示すように、車体の前
部床10の下面にボルト・ナツト等の取付部品8
で固着する。
そしてエンジンマウント取付部4に第3図のよ
うにマウントラバー11を取付け、その上に設け
たブラケツト12を介してエンジンを取付ける。
うにマウントラバー11を取付け、その上に設け
たブラケツト12を介してエンジンを取付ける。
第5図に示すようにステアリングギヤボツクス
13のラツク調整部13Aを穴7に上面からはめ
た状態で、ステアリングギヤボツクス13を第4
図のように取付座5の上にサドル状押え金具14
で固定する。そのステアリングギヤボツクス13
から一体に延びるラツク保護パイプ13Bの端を
他側の取付座6の上にサドル状金具(不図示)で
固定する。ラツク調整は梁部1の裏側から行う。
13のラツク調整部13Aを穴7に上面からはめ
た状態で、ステアリングギヤボツクス13を第4
図のように取付座5の上にサドル状押え金具14
で固定する。そのステアリングギヤボツクス13
から一体に延びるラツク保護パイプ13Bの端を
他側の取付座6の上にサドル状金具(不図示)で
固定する。ラツク調整は梁部1の裏側から行う。
ロアアーム取付部9A,9Bにそれぞれロアア
ーム14の前部および後部の軸支部15A,15
Bを取付ける。ロアアーム14の前部軸支部15
Aは、第7図のようにゴムブツシング16付の軸
通し穴17を有し、その軸支部15Aを断面ハツ
ト形を成すロアアーム取付部9Aの中に下から入
れ、その取付部9Aの対向両側面および軸支部1
5Aの軸通し穴17にボルト18を挿して止めて
いる。
ーム14の前部および後部の軸支部15A,15
Bを取付ける。ロアアーム14の前部軸支部15
Aは、第7図のようにゴムブツシング16付の軸
通し穴17を有し、その軸支部15Aを断面ハツ
ト形を成すロアアーム取付部9Aの中に下から入
れ、その取付部9Aの対向両側面および軸支部1
5Aの軸通し穴17にボルト18を挿して止めて
いる。
ロアアーム14の後部軸支部15Bは突軸から
成り、その突軸15Bを第6図のように、車体床
10に対する取付部3Bの裏に当る取付部9Bに
ゴムブツシング19を介してサドル状金具20で
取付けている。そのサドル状金具20を固定する
ボルト8は、サブフレームを車体床に取付けるボ
ルトを共用している。
成り、その突軸15Bを第6図のように、車体床
10に対する取付部3Bの裏に当る取付部9Bに
ゴムブツシング19を介してサドル状金具20で
取付けている。そのサドル状金具20を固定する
ボルト8は、サブフレームを車体床に取付けるボ
ルトを共用している。
以上のようにしてサブフレームの左右に前後方
向の軸18および15Bで取付けたロアアーム1
4に車輪21が取付けられる。マウントラバー1
1で取付けたエンジンの前部は車体床の前端に形
成した支持部で受けるものである。
向の軸18および15Bで取付けたロアアーム1
4に車輪21が取付けられる。マウントラバー1
1で取付けたエンジンの前部は車体床の前端に形
成した支持部で受けるものである。
なお必要により、左右の二股部2の裏面に裏板
22を重ね溶接して一部箱形断面に構成すること
により、二股部2に特に作用する大荷重に備える
こともある。
22を重ね溶接して一部箱形断面に構成すること
により、二股部2に特に作用する大荷重に備える
こともある。
ハ 考案の効果
本考案は前部床補強用サブフレームを上記の構
成にしたから、全体が一体プレス成形で、しかも
各部分の前後方向縦断面をハツト形を基本とする
断面形状としているため、十分な強度を有し、精
度が向上し、加工しやすく量産できてコストを低
減することができる。
成にしたから、全体が一体プレス成形で、しかも
各部分の前後方向縦断面をハツト形を基本とする
断面形状としているため、十分な強度を有し、精
度が向上し、加工しやすく量産できてコストを低
減することができる。
そしてロアアーム、エンジンマウント、ステア
リングギヤボツクスその他の部品の各取付部から
車体床に対する取付部まですべての取付部が一つ
のフレームに設けられているため、上記各部品の
取付けが容易であると共に溶接はがれ等の虞がな
い。また、溶接接合部がほとんど無いので、合せ
面のさびの発生の問題も無いもので自動車車体の
前部床補強用サブフレームの改良として効果があ
る。
リングギヤボツクスその他の部品の各取付部から
車体床に対する取付部まですべての取付部が一つ
のフレームに設けられているため、上記各部品の
取付けが容易であると共に溶接はがれ等の虞がな
い。また、溶接接合部がほとんど無いので、合せ
面のさびの発生の問題も無いもので自動車車体の
前部床補強用サブフレームの改良として効果があ
る。
第1図は本考案サブフレームの平面図、第2図
は二股部の底面図、第3図、第4図、第5図、第
6図、第7図は、第1図−線、−線、
−線、−線、−線に沿う縦断面図。 1は梁部、2は二股部、3A,3Bは車体床に
対する取付部、4はエンジンマウント取付部、5
はステアリングギヤボツクス取付座、6はラツク
保護パイプ取付座、7はラツク調整穴、8は車体
床に対する取付部品、9A,9Bはロアアーム取
付部、10は車体の前部床、11はエンジンマウ
ントラバー、13はステアリングギヤボツクス、
14はロアアーム、15A,15Bはロアアーム
の軸支部。
は二股部の底面図、第3図、第4図、第5図、第
6図、第7図は、第1図−線、−線、
−線、−線、−線に沿う縦断面図。 1は梁部、2は二股部、3A,3Bは車体床に
対する取付部、4はエンジンマウント取付部、5
はステアリングギヤボツクス取付座、6はラツク
保護パイプ取付座、7はラツク調整穴、8は車体
床に対する取付部品、9A,9Bはロアアーム取
付部、10は車体の前部床、11はエンジンマウ
ントラバー、13はステアリングギヤボツクス、
14はロアアーム、15A,15Bはロアアーム
の軸支部。
Claims (1)
- 左右に延びた梁部とその両端の外向き二股部を
プレス成形による一体構造とし、上記梁部および
二股部のどの部分の前後方向縦断面も、ハツト形
を基本とする断面形状に形成し、左右の二股部の
各端部に車体床に対する取付部を設け、梁部の中
央付近および左右略対称位置にエンジンマウント
取付部およびステアリングギヤボツクス・それに
連なるラツク保護パイプの各取付座を備え、さら
に上記ステアリングギヤボツクス取付座の脇にス
テアリングギヤボツクスのラツク調整穴を設け、
左右の二股部の下面の共通前後方向軸線上に、少
なくとも一方は、車体床に対する取付部品を共用
して取付けるようにした前後一対のロアアーム取
付部を備えた自動車車体の前部床補強用サブフレ
ーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13770285U JPH0334383Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13770285U JPH0334383Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6244776U JPS6244776U (ja) | 1987-03-18 |
JPH0334383Y2 true JPH0334383Y2 (ja) | 1991-07-22 |
Family
ID=31042004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13770285U Expired JPH0334383Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0334383Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-09 JP JP13770285U patent/JPH0334383Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6244776U (ja) | 1987-03-18 |
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