JPH0332121Y2 - - Google Patents

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JPH0332121Y2
JPH0332121Y2 JP1985109220U JP10922085U JPH0332121Y2 JP H0332121 Y2 JPH0332121 Y2 JP H0332121Y2 JP 1985109220 U JP1985109220 U JP 1985109220U JP 10922085 U JP10922085 U JP 10922085U JP H0332121 Y2 JPH0332121 Y2 JP H0332121Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車電話の電源スイツチ回路に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来より、この種の自動車電話の電源スイツチ
回路として第2図に示す様な回路がある。同図に
おいて、1は送受話器(以下、ハンドセツトと称
す)、2は電話機本体、3はバツテリ、4はオー
ルタネイトスイツチ、5はハンドセツト1と電話
機本体2との接続ケーブルである。電話機本体2
には、抵抗6,7、NPNトランジスタ8、PNP
トランジスタ9およびリレー10により構成され
る電源回路が内装されており、リレー10の常開
接点10aが電源スイツチを構成している。
次に、このように構成された回路装置の動作を
説明する。すなわち、オールタネイトスイツチ4
が図示の如くb側の端子に接続された状態となつ
ている場合、バツテリ3の電源電圧が抵抗6を介
してトランジスタ8のベースに印加され、トラン
ジスタ8がオンとなる。このトランジスタ8のオ
ンにより、トランジスタ9がオンとなり、リレー
10が駆動され、常開接点10aが閉じ、バツテ
リ3の電源が後段の回路に供給される。一方、オ
ールタネイトスイツチ4が図示a側の端子に切り
換えられた場合には、トランジスタ8がオフとな
り、これに続いてトランジスタ9がオフし、リレ
ー10の常開接点10aが開く。すなわち、後段
の回路への電源の供給が遮断される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の電源スイツチ
回路によると、一般に操作スイツチとしてのオー
ルタネイトスイツチの形状が大きく、意匠的に大
きく制限されるものであつた。また、オールタネ
イトスイツチ自体の操作性にも問題があつた。
また、ハンドセツト1と本体2との接続を電気
的に切り離した様な場合、電源スイツチとしての
常開接点10aが閉成状態となり、不必要な電源
を後段の回路に供給してしまうという問題があつ
た。
本考案は、このような問題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、操作ス
イツチの操作性を改善すると共に、意匠的な制限
を小さくし、ハンドセツトと本体とを切り離した
様な場合、不必要な電源を供給することのない自
動車電話の電源スイツチ回路を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
このような目的を達成するために本考案は、送
受話器にノンロツクタイプの操作スイツチを設
け、電話機本体と送受話器との接続ケーブルの音
声信号ラインに直流電圧を重畳するようになし、
この重畳された直流電圧によりスイツチング手段
をオン・オフ制御すると共に、このスイツチング
手段と前記操作スイツチとで電源スイツチをオ
ン・オフ制御するようにしたものである。
〔作用〕
したがつてこの考案によれば、操作スイツチの
操作性が良くなると共に、送受話器と本体との接
続を切り離した時電源スイツチをオフとすること
が可能となる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る自動車電話の電源スイツチ
回路を詳細に説明する。第1図はこの回路の一実
施例を示す回路図である。同図において、第2図
と同一符号は同一部分あるいは同一要素を示し、
その説明は省略する。同図において、11はハン
ドセツト1に配設したノンロツクタイプの押しボ
タンスイツチ(以下、モーメンタリスイツチと称
す)、12および13はR−Sフリツプ・フロツ
プ、14〜16はNPNトランジスタ、17は
PNPトランジスタ、18〜26は抵抗、27お
よび28はコンデンサ、29は演算増幅器、30
はDCカツト用コンデンサ、31および32はダ
イオードである。
フリツプ・フロツプ12のセツト端子12aは
接地されており、リセツト端子12bは抵抗20
とコンデンサ27との接続点に接続されている。
また、クロツク端子12cはダイオード31およ
び32のカソードに接続されており、ダイオード
31のアノードはトランジスタ14のコレクタと
抵抗19との接続点に接続されている。ダイオー
ド32のアノードは、フリツプ・フロツプ13の
Q出力端子13dに接続されている。フリツプ・
フロツプ12のQ出力端子12dは抵抗23を介
してトランジスタ16のベースに接続されてお
り、出力端子12eはD入力端子12fに接続
されている。さらに、この出力端子12eとD
入力端子12fとの接続点は、フリツプ・フロツ
プ13のリセツト端子13bに接続されている。
フリツプ・フロツプ13のセツト端子13aは接
地されており、D入力端子13eは高電位電源
VCCに接続されている。そして、クロツク端子1
3cがトランジスタ15のコレクタと抵抗21と
の接続点に接続されている。
一方、演算増幅器29の非反転入力端子には、
送信音声信号が入力されるようになつており、こ
の演算増幅器29の出力ライン、即ち送信音声信
号ライン33に直流電圧が重畳されるようになつ
ている。
次に、このように構成された回路の動作を説明
する。すなわち、今、バツテリ3を本体2に接続
したものとする。このバツテリ3の接続により、
コンデンサ27と抵抗20との接続点には微分信
号が現われ、フリツプ・フロツプ12のリセツト
端子12bに入力される。この微分信号がリセツ
ト信号となり、Q出力端子12dおよび出力端
子12eは夫々“L”および“H”レベルにリセ
ツトされる。一方、フリツプ・フロツプ13のリ
セツト端子13bにも出力端子12eの送出す
る“H”レベルの信号が入力されるので、フリツ
プ・フロツプ13のQ出力端子13dは“L”レ
ベルにリセツトされる。
フリツプ・フロツプ12のQ出力端子12dが
“L”レベルのときは、トランジスタ16および
トランジスタ17が共にオフ状態となるので、バ
ツテリ3を本体2に接続する際にフリツプ・フロ
ツプ12に入力されるリセツト信号により、リレ
ー10の常開接点10aは開放状態にリセツトさ
れる。つまり、後段の回路に電源が供給されない
電源オフの状態にリセツトされる。
このような状態から、ハンドセツト1に配設さ
れたノンロツクタイプのモーメンタリスイツチ1
1をオンとすると、該モーメンタリスイツチが自
己復帰するまでの間、トランジスタ14がオフと
なり、フリツプ・フロツプ12のクロツク端子1
2cに“H”レベルのクロツク信号が入力され
る。フリツプ・フロツプ12はクロツク信号の立
ち上がり時にD入力端子12fのデータ信号をQ
出力端子12dに取り込むので、Q出力端子12
dは“H”レベルとなる。これにより、トランジ
スタ16がオンとなり、リレー10が駆動され、
常開接点10aが閉じる。つまり、後段の回路に
電源が供給される電源オンの状態となる。
一方、フリツプ・フロツプ13のリセツト端子
13bに入力されていた。“H”レベルのリセツ
ト信号は、フリツプ・フロツプ12の出力端子
12eが“H”レベルより“L”レベルに変わる
ことにより、“L”レベルとなる。フリツプ・フ
ロツプ13のクロツク端子13cには、トランジ
スタ15がオンとなるまで“H”レベルのクロツ
ク信号が入力されるが、該フリツプ・フロツプは
クロツク信号の立ち上がり時にのみ動作するの
で、Q出力端子13dは“L”レベルを保持す
る。
常開接点10aの閉成により電源オンの状態と
なると、送信音声信号ライン33に直流電圧が現
われ、抵抗24とコンデンサ28との接続点の電
位が所定時定数で上昇する。この電位の上昇によ
りトランジスタ15が所定時間経過後オンとな
り、フリツプ・フロツプ13のクロツク端子13
cに入力されるクロツク信号が“L”レベルとな
る。この時、Q出力端子13dはなおも“L”レ
ベルを保持し続ける。このようにして、電源オン
の状態が継続される。
しかして、再びモーメンタリスイツチ11をオ
ンとすると、フリツプ・フロツプ12のクロツク
端子12cに再びクロツクパルスが加わり、Q出
力端子12dはD入力端子12fのデータ信号を
取り込む。この時、出力端子12eは“L”レ
ベルとなつているので、Q出力端子12dは
“L”レベルのデータ信号を取り込む。したがつ
て、トランジスタ16がオフとなり、常開接点1
0aが開放する。一方、出力端子12eは
“H”レベルとなり、フリツプ・フロツプ13の
リセツト端子13bには“H”レベルのリセツト
信号が入力される。また、常開接点10aの開放
により、送信音声信号ライン33に重畳されてい
た直流電圧が消勢され、コンデンサ28の所定放
電時間経過後、トランジスタ15がオフとなる。
このトランジスタ15のオフにより、フリツプ・
フロツプ13のクロツク端子13cには“H”レ
ベルのクロツク信号が入力される。しかし、この
時リセツト端子13bには“H”レベルのリセツ
ト信号が入力されているので、Q出力端子13d
はなおも“L”レベルを保持し続ける。このよう
にして、電源オフの状態に切り換わり、この状態
が継続される。
以上の如く、モーメンタリスイツチ11を操作
する毎に、常開接点10aをオン・オフすること
ができ、後段の回路に供給される電源のオン・オ
フが制御される。
次に、ハンドセツト1と本体2との接続を電気
的に切り離した場合の動作について説明する。す
なわち、常開接点10aが閉じているとき、つま
り電源オンの時、ハンドセツト1と本体2との接
続を切り離すと、送信音声信号ライン33が断線
したと同様な状態となり、コンデンサ28の所定
放電時間経過後、トランジスタ15がオフとな
る。このトランジスタ15のオフにより、フリツ
プ・フロツプ13のクロツク端子13cには
“H”レベルのクロツク信号が入力される。この
時、リセツト端子13bは“L”レベルとなつて
おり、したがつてQ出力端子13dはクロツク端
子13cに加わるクロツク信号の立ち上がり時に
D入力端子13eに入力されている“H”レベル
のデータ信号を取り込む。このQ出力端子13d
の“H”レベルの信号はフリツプ・フロツプ12
のクロツク端子12cにダイオード32を介して
入力される。この信号により、フリツプ・フロツ
プ12のQ出力端子12dはD入力端子12fの
データ信号を取り込み、このデータ信号が“L”
レベルなのでトランジスタ16がオフとなり、常
開接点10aが開放する。つまり、電源オンの
時、ハンドセツト1と本体2との接続を切り離す
と、常開接点10aは速やかに開放し、電源オン
の状態となり、不必要な電源の供給を遮断する。
電源オフ時に、ハンドセツト1と本体2との接続
を切り離した様な場合は、その電源オフの状態が
継続されることは言うまでもない。
このように、本実施例による電源スイツチ回路
によれば、操作スイツチにモーメンタリスイツチ
11を採用するようにしたので、従来のオールタ
ネイトスイツチに比して操作性が改善され、意匠
的な制限も小さくなる。また、ハンドセツト1と
本体2との接続を切り離した場合にあつては、常
開接点10aが常に開放状態とな、不必要な電源
が供給されることはない。
尚、第2図の回路において、常開接点10aを
ハンドセツト1側に設けるようにすれば、ハンド
セツト1と本体2との接続を切り離したとき、電
源オフ状態とすることは可能ではあるが、このよ
うにすると接続ケーブルラインの本数が増大する
という不具合があり、本実施例の如く構成するこ
とにより接続ケーブルラインの本数を増すことな
く電源をオフ状態とすることができる。
また、本実施例においては、送信音声信号ライ
ンに直流電圧を重畳させるようにしたが、受信音
声信号ラインに直流電圧を重畳させるように構成
してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による自動車電話の
電源スイツチ回路によると、送受話器にノンロツ
クタイプの操作スイツチを設け、電話機本体と送
受話器との接続ケーブルの音声信号ラインに直流
電圧を重畳するようになし、この重畳された直流
電圧によりスイツチング手段をオン・オフ制御す
ると共に、このスイツチング手段と前記操作スイ
ツチとで電源スイツチをオン・オフ制御するよう
にしたので、送受話器と本体との接続を切り離し
た時電源スイツチをオフとすることが可能とな
り、接続ケーブルラインを増すことなく、不必要
な電源の供給を遮断することが可能となる。ま
た、ノンロツクタイプの操作スイツチを採用する
ことにより、従来の操作スイツチに比して操作性
が改善されると共に意匠的な制限も小さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車電話の電源スイツ
チ回路の一実施例を示す回路図、第2図は従来の
電源スイツチ回路を示す回路図である。 1……ハンドセツト、2……電話機本体、5…
…接続ケーブル、10……リレー、10a……常
開接点、11……モーメンタリスイツチ、12,
13……フリツプ・フロツプ、14〜16……
NPNトランジスタ、17……PNPトランジス
タ、33……送信音声信号ライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送受話器に設けられたノンロツクタイプの操作
    スイツチと、電話機本体と送受話器との接続ケー
    ブルの音声信号ラインに重畳された直流電圧によ
    りオン・オフ制御されるスイツチング手段とを備
    え、このスイツチング手段と前記操作スイツチと
    で電源スイツチをオン・オフ制御するようにした
    事を特徴とする自動車電話の電源スイツチ回路。
JP1985109220U 1985-07-17 1985-07-17 Expired JPH0332121Y2 (ja)

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