JP2535241Y2 - 電話装置の電源回路 - Google Patents

電話装置の電源回路

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JP2535241Y2
JP2535241Y2 JP1990080993U JP8099390U JP2535241Y2 JP 2535241 Y2 JP2535241 Y2 JP 2535241Y2 JP 1990080993 U JP1990080993 U JP 1990080993U JP 8099390 U JP8099390 U JP 8099390U JP 2535241 Y2 JP2535241 Y2 JP 2535241Y2
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line
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JP1990080993U
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芳彦 田村
武則 鵜狩
幸広 川本
秀次 川崎
智己 伊藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電話装置の電源回路に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、電話装置の電源供給回路としては、第3図に示
すものが知られている。
第3図において、(L1)(L2)は電話回線、(1)は
電話回線(L1)(L2)に接続された整流回路、(2)は
コレクタ・エミッタ線路が信号線路に配置された第1ト
ランジスタ、(3)は第1トランジスタ(2)のベース
にコレクタが接続された第2トランジスタ、(4)は送
受話アンプ、スピーチネットワーク回路、ダイヤラー用
集積回路等の第1回路、(5)は交流信号に対して高イ
ンピーダンスを有するチョークコイル、(6)はダイオ
ード、(7)はコンデンサで、このコンデンサ(7)の
端子間電圧が駆動電圧として第1の回路(4)に供給さ
れる。(8)は第1の回路(4)よりも大きな動作電圧
を必要とするマイクロコンピュータよりなる制御装置
で、第2回路を構成している。(9)はダイオード、
(10)はコンデンサで、端子間電圧が駆動電圧として制
御装置(第2の回路)(8)に供給される。(11)はコ
ンデンサ(10)の端子間電圧が制御装置(8)の最低駆
動電圧近傍に達したときに、制御装置(8)にリセット
信号を供給するリセット回路である。
次に、動作について説明する。
今、電話装置をオフフック状態に設定すると、フック
スイッチ(図示せず)が閉成して第1回路(4)の一部
に電源が供給され、これに基づき第1回路(4)から信
号線路(12)を介して供給されるHレベルの信号に応じ
て第2トランジスタ(3)がオンし、その結果、第1ト
ランジスタ(2)がオンして各回路に電源が供給され
る。
即ち、チョークコイル(5)、ダイオード(6)及び
コンデンサ(7)を介して第1の回路(4)に電源が供
給され、チョークコイル(5)、ダイオード(9)及び
コンデンサ(10)を介して制御回路(第2の回路)
(8)に電源が供給される。
また、交流信号は、信号線路(13)を介して第1の回
路(4)に供給される。
そして、使用者が電話番号を入力すると、当該電話番
号に応じた負のパルスが信号線路(12)を介して第2ト
ランジスタ(3)に供給され、第2トランジスタ(3)
はこの負のパルスに応じてオン/オフされる。その結
果、第1トランジスタ(2)がオン/オフ制御され、ダ
イヤルパルスが電話回線に送出される。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 電話回線から供給される電力は、局電源から電話機が
設置される場所までの距離によって異なることが知られ
ており、特に遠方に設置されるときは、コンデンサの端
子間電圧が低く、ダイヤルパルス送出時に、端子間電圧
の低下に基づきリセット回路が動作し、制御装置(8)
がリセットされる可能性がある。
斯様に制御装置がリセットされると、制御装置による
制御が初期化されるため、ダイヤルパルスの送出が行わ
れなくなる。
斯る問題を解決するには、コンデンサの容量を大きく
すれば良いが、コンデンサの形状が大きくなり、実装上
の制約を生じたり、電源立ち上がり時の時間的な遅れも
生じたりするものであった。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記の点に鑑み、本考案は電話回線からの電力を第1
の回路に供給するための第1の電源供給線路と、電話回
線からの電力を前記第1の回路よりも大きな動作電圧を
必要とする第2の回路に供給するための第2の電源供給
線路と、前記第1の電源供給回路に配置されたスイッチ
手段と、電話装置の動作を制御する制御装置とを有し、
電話番号送出時、前記制御装置若しくは前記第1の回路
から出力される制御信号にて前記スイッチ手段をオフし
て電話回線からの電力を前記第2の回路にのみ供給する
ようにしたことを特徴とする。
(ホ) 作用 本考案によれば、第1の回路とこの第1の回路よりも
大きな動作電圧を必要とする第2の回路への電源供給線
路を格別に設けるとともに、第1の回路への電源供給線
路にスイッチ手段を設け、電話番号送出時、前記スイッ
チ手段をオフすることにより、電話回線からの電力を全
て第2の回路に供給する。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す図で、第3図と同一
部分については同一符号を付すとともに、その説明を省
略する。
第1図において、(14)はダイオード(6)とコンデ
ンサ(7)との間に配置された第1スイッチングトラン
ジスタ、(15)はコレクタが第1スイッチングトランジ
スタ(14)のベースに接続され、ベースが抵抗(16)を
介してダイオード(9)の出力側に接続された第2スイ
ッチングトランジスタで、第1スイッチングトランジス
タ(14)とともにスイッチ手段を構成している。
また、第2スイッチングトランジスタ(15)のエミッ
タは、信号線路(17)を介して制御装置(8)に接続さ
れており、オフフック時には接地され、電話番号送出時
には開放される。
次に、動作について説明する。
今、電話装置をオフフック状態に設定すると、フック
スイッチ(図示せず)の閉成して第1回路(4)の一部
に電源が供給され、これに基づき第1回路(4)から信
号線路(12)を介して供給されるHレベルの信号に応じ
て第2トランジスタ(3)がオンし、その結果、第1ト
ランジスタ(2)がオンして各回路に電源が供給され
る。
このとき、第2スイッチングトランジスタ(15)のエ
ミッタは、接地されるため、ダイオード(9)の出力に
より第2スイッチングトランジスタ(15)がオンし、以
って第1スイッチングトランジスタ(14)がオンしてい
る。
従って、チョークコイル(5)、ダイオード(6)及
びコンデンサ(7)を介して第1回路(4)に電源が供
給され、チョークコイル(5)、ダイオード(9)及び
平滑用コンデンサ(10)を介して制御装置(第2回路)
(8)に電源が供給される。
また、交流信号は、信号線路(13)を介して第1の回
路(4)に供給される。
そして、使用者が電話番号を入力すると、第2スイッ
チングトランジスタ(15)のエミッタが、開放されるた
め、第2スイッチングトランジスタ(15)がオフし、こ
れに応じて第1スイッチングトランジスタ(14)もオフ
する。
従って、電話回線からの電力は、チョークコイル
(5)、ダイオード(7)及びコンデンサ(10)を介し
て制御装置(8)のみに供給される。
また、制御装置(8)から当該電話番号に応じた負の
パルスが信号線路(12)を介して第2トランジスタ
(3)に供給され、第2トランジスタ(3)はこの負の
パルスに応じてオン/オフされる。
その結果、第1トランジスタ(2)がオン/オフ制御
され、ダイヤルパルスが電話回線に送出される。
この時、第1回路(4)には、電話回線からの電力は
供給されないが、一般に第1回路を構成するスピーチネ
ットワーク回路やダイヤル用集積回路は低電圧において
駆動するようになされており、ダイヤルパルス送出時、
電源供給が断たれても、コンデンサ(7)の端子間電圧
がコンデンサ(10)の端子間電圧と同じ若しくは略同じ
であれば、第1回路(4)の動作に支障はない。
第2図は本考案の他の実施例を示す図で、各回路の電
源を交流電源を整流平滑して供給する場合を示してい
る。
第2図において、(18)は交流電源を整流平滑する整
流平滑回路、(19)は整流平滑回路(18)の出力を反転
するインバータ、(20)はインバータ(19)の出力にて
制御される第3スイッチングトランジスタで、エミッタ
が信号線路(21)を介して制御装置(8)に接続されて
おり、オフフック時には接地され、電話番号送出時に
は、開放される。(22)(23)はダイオードである。
尚、第2スイッチングトランジスタ(15′)は、エミッ
タが接地されている点において第1図と相違している。
第2図の回路では、交流電源が供給されているときに
は、整流平滑回路(18)からの電源が常時第1回路
(4)及び制御装置(8)に供給され、一方、交流電源
が遮断されたとき、即ち停電時にはインバータ(19)の
出力がHレベルになるため、制御装置(8)にて第3ス
イッチングトランジスタ(20)のエミッタが接地された
ときのみ、第2スイッチングトランジスタ(15′)のベ
ースがLレベルに低下し、第1回路(4)への電源供給
を阻止する。
上述した実施例では、制御装置(8)の制御信号にて
スイッチ手段を制御するようにしたが、第1回路を構成
する回路がダイヤルパルスの送出時を示す信号を出力す
るようになされていれば、これを利用するようにしても
よい。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、スピーチネットワーク回路を含む第
1の回路に電話回線からの電力を供給するための第1の
電源供給線路と、前記第1の回路よりも大きな動作電圧
を必要とし、電話装置の動作を制御する制御装置を含む
第2の回路に電話回線からの電力を供給するための第2
の電源供給線路と、前記第1の電源供給線路に配置さ
れ、前記第2の回路からの制御信号で制御されるスイッ
チ手段と、このスイッチ手段と前記第1の回路との間の
前記第1の電源供給線路に、電荷を保持するためのコン
デンサとを備え、電話番号送出時、電話番号の送出と同
時に前記第2の回路から出力される前記制御信号によっ
て、前記スイッチ手段を制御して電話回線からの電力を
前記第2の回路にのみ供給するようにしたので、従来の
如く電話番号送出時に第1の回路に電話回線からの電圧
供給を遮断でき、制御回路がリセットされることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図で、第2図は他の実
施例を示す図、第3図は従来例を示す図である。 (4)……第1回路、(8)……制御回路(第2回
路)、(14)(15)……スイッチ手段を構成する第1ス
イッチングトランジスタ及び第2スイッチングトランジ
スタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川崎 秀次 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)考案者 伊藤 智己 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−97045(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーチネットワーク回路を含む第1の回
    路に電話回線からの電力を供給するための第1の電源供
    給線路と、 前記第1の回路よりも大きな動作電圧を必要とし、電話
    装置の動作を制御する制御装置を含む第2の回路に電話
    回線からの電力を供給するための第2の電源供給線路
    と、 前記第1の電源供給線路に配置され、前記第2の回路か
    らの制御信号で制御されるスイッチ手段と、 このスイッチ手段と前記第1の回路との間の前記第1の
    電源供給線路に、電荷を保持するためのコンデンサとを
    備え、 電話番号送出時、電話番号の送出と同時に前記第2の回
    路から出力される前記制御信号によって、前記スイッチ
    手段を制御して電話回線からの電力を前記第2の回路に
    のみ供給するようにしたことを特徴とする電話装置の電
    源供給回路。
JP1990080993U 1990-07-30 1990-07-30 電話装置の電源回路 Expired - Lifetime JP2535241Y2 (ja)

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