JP2947965B2 - リンガー制御回路 - Google Patents

リンガー制御回路

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JP2947965B2 JP9100091A JP9100091A JP2947965B2 JP 2947965 B2 JP2947965 B2 JP 2947965B2 JP 9100091 A JP9100091 A JP 9100091A JP 9100091 A JP9100091 A JP 9100091A JP 2947965 B2 JP2947965 B2 JP 2947965B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動発着信機能を有す
る電話機に適用されるリンガー制御回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通常、公衆電話機を含めて一般家庭やオ
フィス等において使用される電話機は、送受話器を上げ
てフックスイッチを閉じてオフフック状態にした後、ダ
イヤルにより選択信号を交換機側に送出し、着信に際し
ては、交換機からの呼出信号でリンガー回路による鳴音
を発生させ、被呼加入者が送受話器を上げることで、フ
ックスイッチが閉じてオフフック状態となり、通話相手
側に応答が知らされるようになっている。ところで、近
年では、一般家庭やオフィス等で使用される電話機に
は、送受話器を上げずにオンフックの状態のままで通話
相手先との発着信が行える自動発着信機能を備えたもの
が普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の電話機においては、図4に示すようにフックス
イッチ4とリンガー回路2のスイッチ2aとが制御回路
6からの指令に基づいて連動する構成となっているもの
が主流であった。ところが、自動発着信機能を有する電
話機では、通話状態に入るまでの間、オンフックの状態
が維持されるので、図4に示す回路構成では、オンフッ
ク状態でリンガー回路2におけるスイッチ2aのオン・
オフを外部の制御回路から制御する必要があり、制御が
大変であった。そこで、本発明は上記問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、線路の状態に応じて
リンガー回路を自動的にオン・オフ制御できるリンガー
制御回路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるリンガー制御回路は、電話線を介して
交換機に接続された線路(L1,L2)と、前記線路に
並列接続され、前記交換機からの信号を全波整流して出
力するダイオードブリッジ(1)と、前記線路に並列接
続され、前記交換機より呼出信号が入力された時に鳴音
を発生するリンガー回路(2)と、前記ダイオードブリ
ッジの後段で前記線路に並列接続されたスピーチ回路
(3)と、前記線路に直列接続されたフックスイッチ
(4)と、前記ダイオードブリッジとスピーチ回路との
間で前記線路に並列接続され、前記線路に流れる電流か
ら前記交換機と前記スピーチ回路との間でループが形成
されているか否かを検出し、ループが形成されていない
時に前記リンガー回路を自動的にオンし、前記交換機と
前記スピーチ回路との間でループが形成された時に自動
的に前記リンガー回路をオフするリンガーオン・オフ制
御回路(5)とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】リンガー回路2は、ダイオードブリッジ1とス
ピーチ回路3との間で線路L1,L2に並列接続された
リンガーオン・オフ制御回路5によってオン・オフ制御
される。すなわち、リンガーオン・オフ制御回路5は、
線路L1.L2に流れる電流から交換機とスピーチ回路
3との間でループが形成されているか否かを検出してお
り、交換機とスピーチ回路3との間でループが形成され
ていない時にリンガー回路2を自動的にオンする。これ
により、リンガー回路2は、交換機より呼出信号が入力
されると、鳴音を発生する。そして、リンガーオン・オ
フ制御回路5は、交換機とスピーチ回路3との間でルー
プが形成された時に、リンガー回路2を自動的にオフす
る。これにより、リンガー回路2の動作が停止される。
【0006】
【実施例】図1は本発明によるリンガー制御回路の概略
構成を示すブロック図である。この実施例によるリンガ
ー制御回路は、自動発着信機能を有する電話機に組み込
まれるものである。電話線を介して図示しない交換機に
接続された線路L1,L2には、交換機からの電流信号
を全波整流して出力するダイオードブリッジ1が並列接
続されている。また、ダイオードブリッジ1の前段には
線路L1,L2に対してリンガー回路2が並列接続され
ている。このリンガー回路2は交換機より呼出信号が入
力された時に鳴音を発生する回路であって、後述するリ
ンガーオン・オフ制御回路5によってオン・オフ制御が
行われる。さらに、ダイオードブリッジ1の後段には線
路L1,L2に対してスピーチ回路3が並列接続されて
いる。また、ダイオードブリッジ1とスピーチ回路3と
の間で線路の片側L1にはフックスイッチ4が直列接続
されている。さらに、フックスイッチ4とダイオードブ
リッジ1との間には、線路L1,L2に対してリンガー
オン・オフ制御回路5が並列接続されている。このリン
ガーオン・オフ制御回路5は交換機を介して線路L1,
L2に流れる電流信号のレベルの状態に応じて交換機が
オフフックと検知しないように線路L1,L2に流れる
電流信号のレベルを制限し、この制限された電流信号に
よってリンガー回路2をオンするリンガーオン回路5a
と、交換機とスピーチ回路3との間でループが形成され
た時にリンガーオン回路5aの動作を停止してリンガー
回路2をオフするリンガーオフ回路5bとを備えて構成
されている。
【0007】次に、図2は上述したリンガー制御回路の
具体的回路構成を示している。この回路におけるリンガ
ーオン・オフ制御回路5は、一方の抵抗R1の一端が線
路L1に接続され、交換機がオフフックと検知しないよ
うに線路L1,L2に流れる電流を制限する分圧抵抗R
と、一端が分圧抵抗Rにおける他方の抵抗R2の一端に
接続されるとともに、他端が線路L1,L2に接続さ
れ、分圧抵抗Rにより制限された電流信号に基づき動作
してリンガー回路2をオンする第1のホトカプラPH1
と、抵抗R1と抵抗R2との中点Pと線路L2との間に
接続され、リング回路2がオンしている間に流れる電流
を平滑して第1のホトカプラPH1の断続を防止するコ
ンデンサCと、コンデンサCとダイオードブリッジ1と
の間で線路L2に直列接続され、フックスイッチ4がオ
フフックしてループが形成された時に第1のホトカプラ
PH1をオフしてリンガー回路2をオフする第2のホト
カプラPH2とを備えて構成されている。また、第2の
ホトカプラPH2には抵抗R3が並列に接続されてお
り、第1のホトカプラPH1がオンしている間に第2の
ホトカプラPH2がオンしないように、その間だけ電流
を流している。さらに、コンデンサCにはツェナダイオ
ードZDが並列接続されており、第2のホトカプラPH
2に印加される電圧を制限し、第2のホトカプラPH2
を過電圧から保護している。
【0008】上述した構成において、オンフック時には
分圧抵抗Rにより線路L1,L2に流れる電流のレベル
は制限される。続いて、この制限された電流信号によっ
て第1のホトカプラPH1がオンしリンガー回路2をオ
ンする。そして、リンガー回路2がオンしている間はコ
ンデンサCによって流れる電流信号は平滑され、第1の
ホトカプラPH1の断続が防止され、第1のホトカプラ
PH1はオン状態を維持する。次に、リンガー回路2に
より鳴音発生後に交換機とスピーチ回路3との間にルー
プが形成され、スピーチ回路3を介して線路L1,L2
にループ電流が流れると、第2のホトカプラPH2がオ
ンして第1のホトカプラPH1をオフし、これに伴って
リンガー回路2がオフする。
【0009】従って、上述した実施例では、フックスイ
ッチ4の状態によらず線路L1,L2の状態,つまり、
ループ形成の有無によって線路L1,L2に流れる電流
信号のレベルの状態に応じて自動的にリンガー回路2を
オン・オフ制御することができる。これにより、従来の
ようにフックスイッチ4と連動してリンガー回路2のス
イッチを制御する必要がなく、回路としてはホトカプラ
が使用できるので、安価で信頼性の高い回路を提供する
ことができる。
【0010】ところで、上述した実施例において、リン
ガー回路2をオフするリンガーオフ回路5bとしての第
2のホトカプラPH2は、コンデンサCとダイオードブ
リッジ1との間で線路L2に直列接続した場合を例にと
って説明したが、図2において一点鎖線および二点鎖線
で示すようにダイオードブリッジ1とスピーチ回路3と
の間の線路L1,L2上に接続されていれば、上述した
実施例と同様の効果を得ることができる。なお、第2の
ホトカプラPH2を線路L1に接続する場合には、ダイ
オードの向きが逆になる。また、第2のホトカプラPH
2を二点鎖線で示す部分に接続する場合には、抵抗R3
が不要になる。さらに、図2における電流制限用の抵抗
R1の代わりに定電流回路を接続すれば、線路L1,L
2間の電圧変動に対して第1のホトカプラPH1に流れ
る電流が一定になり、より安定した動作が可能になると
ともに、オフフック状態でのスピーチ回路3に対する交
流インピーダンスも高くなり、通話特性への影響をほと
んど無くすことができる。また、線路L1,L2に流れ
る電流を利用して制御回路6を動作させる電話機(図3
に示すようにダイオードブリッジ1とスピーチ回路3と
の間に定電圧回路7を有し、定電圧回路7の両端から電
流を取り出して制御回路6の電源とする電話機)におい
て、オンフック状態の時に、リンガーオン・オフ制御回
路5で流れる電流を制御回路6の電源のチャージ電流と
して使用することができる。従って、チャージ電流を作
るための回路を有している電話機においては、チャージ
電流を作るための回路を省略することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるリン
ガー制御回路は、ダイオードブリッジとスピーチ回路と
の間で線路に並列接続されるリンガーオン・オフ制御回
路により、線路に流れる電流から交換機とスピーチ回路
との間でループが形成されているか否かを検出し、ルー
プが形成されていない時にリンガー回路を自動的にオン
し、交換機とスピーチ回路との間でループが形成された
時にリンガー回路をオフする構成なので、従来のように
フックスイッチと連動してリンガー回路のスイッチを制
御する必要がなく、フックスイッチの状態によらず線路
の状態、すなわちループ形成の有無によって変化する線
路に流れる電流に応じて自動的にリンガー回路をオン・
オフ制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリンガー制御回路の概略構成を示
すブロック図
【図2】同リンガー制御回路の具体的回路構成を示す図
【図3】リンガー制御回路の他の実施例を示す図
【図4】従来のリンガー制御回路の一例を示す図
【符号の説明】
1 ダイオードブリッジ 2 リンガー回路 3 スピーチ回路 4 フックスイッチ 5 リンガーオン・オフ制御回路 L1,L2 線路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話線を介して交換機に接続された線路
    (L1,L2)と、 前記線路に並列接続され、前記交換
    機からの信号を全波整流して出力するダイオードブリッ
    ジ(1)と、 前記線路に並列接続され、前記交換機より呼出信号が入
    力された時に鳴音を発生するリンガー回路(2)と、 前記ダイオードブリッジの後段で前記線路に並列接続さ
    れたスピーチ回路(3)と、 前記線路に直列接続されたフックスイッチ(4)と、 前記ダイオードブリッジとスピーチ回路との間で前記線
    路に並列接続され、前記線路に流れる電流から前記交換
    機と前記スピーチ回路との間でループが形成されている
    か否かを検出し、ループが形成されていない時に前記リ
    ンガー回路を自動的にオンし、前記交換機と前記スピー
    チ回路との間でループが形成された時に自動的に前記リ
    ンガー回路をオフするリンガーオン・オフ制御回路
    (5)とを備えた ことを特徴とするリンガー制御回路。
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