JP2685765B2 - ダイヤルパルス安定送出回路 - Google Patents

ダイヤルパルス安定送出回路

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JP2685765B2 JP62254244A JP25424487A JP2685765B2 JP 2685765 B2 JP2685765 B2 JP 2685765B2 JP 62254244 A JP62254244 A JP 62254244A JP 25424487 A JP25424487 A JP 25424487A JP 2685765 B2 JP2685765 B2 JP 2685765B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ダイヤルパルス信号送出機能を有する電話
機のダイヤルパルス安定送出回路に関する。 (従来の技術) 従来、ダイヤルパルス信号(以下DP信号と称する)
は、回線の直流回路を開閉することによって作出され
る。しかし、電子化電話機の場合、前記直流経路は通話
回路によって閉結されるが、ダイヤルパルス発生時に前
記通話回路の時定数によって、送出されるDP信号波形が
乱れて正規の波形からずれてしまうという不都合があっ
た。 第3図は上記不都合を解消した従来のダイヤルパルス
安定送出回路の一例を示した回路図である。フックスイ
ッチ2が投入されると、回線端子1a,1bに接続される回
線(図示せず)より直流電力が供給され、この直流電力
は整流回路3を介してDP信号送出スイッチ4に入力さ
れ、更にこのDP信号送出スイッチ4を経て通話回路5に
至る。この時、ダイヤル回路7の出力はハイレベルとな
っているため、トランジスタ41はオンとなっている。こ
うして回線からの直流電流は通話回路5の抵抗6a、直流
路閉結素子13及び抵抗6bの直流経路にて閉結される。こ
のような状態でダイヤル回路7がDPダイヤル信号100を
出力すると、これに対応してトランジスタ41がオン、オ
フする。トランジスタ41がオフからオンになった時、通
話回路5の有する時定数のため、定電圧ダイオード8が
オンとなり、前記直流経路は抵抗6a、定電圧ダイオード
8及び抵抗6bを経て閉結される。これにより、前記発生
するダイヤルパルスの波形を正規のものとしている。こ
のダイヤルパルスの発生が終っても通話回路5の消費電
力が一定になると、定電圧ダイオード8の両端電位が下
降し、定電圧ダイオード8がオフして前記直流経路は通
話回路5により閉結されて送受話動作等が行われる。 第4図はダイヤルパルス安定送出回路の他の従来例を
示した回路図である。この例はフックスイッチ2を投入
してから直流閉結までの動作は第3図に示した回路と同
一である。直流閉結後、ダイヤル回路7は第5図(c)
に示すようなDPダイヤル信号100をDP信号送出スイッチ
4のトランジスタ42に出力すると共に、第5図(B)に
示すようなDPミュート信号200をDP送出中スイッチ9の
トランジスタ92に出力する。これによって、ダイヤルパ
ルス送出期間中のみトランジスタ92、91がオンとなっ
て、直流経路をDP送出中スイッチ9及びダイオードブロ
ック10を介して閉結し得るようにする。このため、トラ
ンジスタ41がオンすると、直流経路はトランジスタ91、
ダイオードブロック10を介して閉結される。これによ
り、回線上には第5図(A)に示したような正規の波形
を持ったダイヤルパルスが送出される。ダイヤルパルス
送出終了後、ダイヤル回路7は第5図(B)に示す如く
DPミュート信号200をオフとして、トランジスタ91をオ
フとし、ダイオードブロック10を直流経路から切り離
す。このため、ダイヤルパルス送出終了後は、直流経路
は通話回路5により閉結されるようになる。ここで第5
図中、電圧V1は回線端子1a,1b間の電圧を、電圧V2はDP
信号送出中の回線端子1a,1b間の電圧を、電圧Sは電圧
検出型交換機の検出電圧を示している。 しかし第4図で示したダイヤルパルス波形整形回路で
は、ダイヤルパルス送出期間が終了した時、トランジス
タ91をオフとしてダイオードブロック10を直流経路から
切り離し、通話回路5で回線電流を閉結させようとした
時に、通話回路5の時定数によって第5図(A)のイで
示すような疑似パルスが発生して、誤ダイヤルが発生す
る。 (発明が解決しようとする問題点) ダイヤルパルス波形のくずれを整形してダイヤルパル
スを安定に回線上に送出する上記従来のダイヤルパルス
安定送出回路では、ダイヤル送出中期間のみ回線電流を
閉結させるダイオードブロック10をダイヤル送出中期間
が終了してトランジスタ91をオフとして切り離す時に、
通話回路の時定数によって回線上に疑似パルスが発生さ
れ、誤ダイヤルが生じるという欠点があった。そこで本
発明は上記の欠点を除去するもので、疑似パルスを発生
することなく正規の波形を持ったダイヤルパルスを回線
上に送出することができるダイヤルパルス安定送出回路
を提供することを目的としている。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明に係るダイヤルパルス安定送出回路は、回線を
介して到来する交流を整流する整流回路と、この整流回
路により整流された整流出力を受ける通話回路と、前記
整流回路と前記通話回路との間に設けられ、整流出力を
オンオフするためのDP信号送出スイッチと、DP信号の送
出中に、前記通話回路におけるダイヤルミュートのため
のバイパス経路を形成するトランジスタを含むDP送出中
スイッチと、前記DP信号送出スイッチをオンオフしてダ
イヤルパルスを発生させると共に、当該ダイヤルパルス
の送出期間にDP送出中スイッチをオンするためのダイヤ
ルミュート信号を送出するダイヤル回路と、前記整流回
路の2出力ラインにそれぞれ抵抗を介して接続され、オ
フフック時に前記通話回路における直流路の閉結を行う
ための直流路閉結素子と、前記DP送出中スイッチのトラ
ンジスタと定電圧ダイオードとが直列接続された直列回
路とを備え、当該直列回路が前記直流閉結素子に並列接
続されていることを特徴とする。 (作用) 上記構成によって、DP信号の送出時にはダイヤルミュ
ート信号が出力されてDP送出中スイッチのトランジスタ
がオンとされ、定電圧ダイオードが整流回路の2出力ラ
イン間を所定電圧に保ち、DP信号送出スイッチがオフか
らオンとされたときに所定電圧を与えるからDP信号が歪
むことがない。しかも、DP送出中スイッチのトランジス
タは、整流回路の2出力ラインにそれぞれ抵抗を介して
接続されており、且つ、ダイヤルミュート信号がオフと
なる直前ではDP信号送出スイッチが閉じられており、整
流回路の2出力ライン間の電圧は定電圧ダイオードの定
電圧を保持しており、DP送出中スイッチのトランジスタ
がオフとなっても、整流回路の2出力ラインが短絡から
急にオープンとなる場合のように当該2出力ライン間が
急激に電圧上昇することなく、これによって疑似パルス
の発生を防止するように働く。 (実施例) 以下本発明の一実施例を従来例と同一部には同一符号
を付して図面を参照して説明する。第1図は本発明のダ
イヤルパルス安定送出回路の一実施例を示した回路図で
ある。1a,1bは回線が接続される回線接続端子、2はフ
ックスイッチ、3は直流電流を一方向に流す整流回路、
4はDP送出スイッチ、5は通話回路、6a,6bは抵抗、7
はダイヤル信号100及びダイヤルミュート信号200を出力
するダイヤル回路、9はDP送出中スイッチ、11は定電圧
ダイオード、12はダイヤル回路7へ電力を給電するダイ
ヤル回路用給電回路、13は通話回路5内の直流路閉結素
子である。 次に本実施例の動作について説明する。フックスイッ
チ2が投入されると第2図(C)で示す如く、ダイヤル
回路7のDP信号送出スイッチ4側への出力信号がハイレ
ベルとなってDP送出スイッチ4のトランジスタ41,42を
オンとする。このため回線端子1a,1bから回線電流が整
流回路3、DP送出スイッチ4を介して通話回路5に流れ
込み、直流経路が通話回路5の抵抗6a、直流路閉結素子
13、抵抗6bを介して閉結される。次にダイヤル回路7は
第2図(B)に示す如くダイヤルミュート信号200をDP
送出中スイッチ9のトランジスタ92のベースに出力し
て、このトランジスタ92及びトランジスタ91をオンとす
る。これにより、定電圧ダイオード11を通話回路5の直
流路閉結素子13に並列に接続して、抵抗6a、トランジス
タ91、定電圧ダイオード11及び抵抗6bから成る直流路閉
結回路を形成させる。その直後、第2図(C)に示す如
く、ダイヤル回路7からダイヤル信号100がDP信号送出
スイッチ4に出力され、前記信号100に応じてトランジ
スタ41がオンオフされる。即ち、ダイヤル信号がハイレ
ベルとなるとトランジスタ41がオンとなって、直流経路
が前記抵抗6a、トランジスタ91、定電圧ダイオード11及
び抵抗6bを介して閉結され、次にダイヤル信号がローレ
ベルとなると、トランジスタ41がオフとなって直流経路
が開放される。これにより、回線端子1a,1bに接続され
る回線上に第2図(A)で示すようなダイヤルパルスが
送出される。ダイヤル回路7は第2図(C)に示したダ
イヤル信号100の出力終了後、所定時間経過すると第2
図(B)に示す如く出力中のダイヤルミュート信号200
をオフ(ローレベルとする)とする。これによりDP送出
中スイッチ9のトランジスタ91がオフとなって、抵抗6a
と定電圧ダイオード11間を切断し、定電圧ダイオード11
を直流路閉結素子13から切り離す。 従って、ダイヤルミュート信号200がオフとなると速
かに直流経路は通話回路5を介して閉結される。その
後、通話回路5は通話動作等を行う。なお、DP送話中ス
イッチ9はダイヤルパルス送出以外の前記通話動作の他
に、DTMF送出時にも開放されている。 本実施例によれば、ダイヤルパルス送出中は、ダイヤ
ル回路7からダイヤルミュート信号200が出力されてDP
送出中スイッチ9がオンとなり、直流経路は定電圧ダイ
オード11を含む回路にて閉結されるため、波形にくずれ
のない正規のダイヤルパルスを回線上に送出することが
できる。また、ダイヤルパルス発生期間終了時DP送出中
スイッチ9をオフとして、再び回線電流を通話回路5に
て閉結させる動作時、通話回路5の直流路閉結素子13に
並列接続された定電圧ダイオード11をトランジスタ91を
オフとして切り離すことによって、上記動作が行われる
ため、前記トランジスタ91のオフ時に通話回路5の時定
数によって発生する疑似パルスを抑制することができ、
誤ダイヤルの発生をなくすことができる。但し、前記定
電圧ダイオード11のツェナー電圧V=f(抵抗6a,6bの
抵抗値、通話回路5の内部抵抗値)に示した関数系によ
って、上記効果が得られる値に決定される。 [発明の効果] 以上記述した如く本発明のダイヤルパルス安定送出回
路によれば、疑似パルスを発生することなく正規の波形
を持ったダイヤルパルスを回線上に送出し得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のダイヤルパルス安定送出回路の一実施
例を示した回路図、第2図は第1図に示した回路の動作
タイムチャート、第3図は従来のダイヤルパルス安定送
出回路の一例を示した回路図、第4図は従来のダイヤル
パルス安定送出回路の他の例を示した回路図、第5図は
第4図に示した回路の動作タイムチャートである。 4……DP信号送出スイッチ、5……通話回路 6a,6b……抵抗、7……ダイヤル回路 9……DP送出中スイッチ 11……定電圧ダイオード、13……直流路閉結素子
フロントページの続き (72)発明者 柳 景一 東京都港区西新橋1丁目18番17号 東芝 エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−182898(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.回線を介して到来する交流を整流する整流回路と、 この整流回路により整流された整流出力を受ける通話回
    路と、 前記整流回路と前記通話回路との間に設けられ、整流出
    力をオンオフするためのDP信号送出スイッチと、 DP信号の送出中に、前記通話回路におけるダイヤルミュ
    ートのためのバイパス経路を形成するトランジスタを含
    むDP送出中スイッチと、 前記DP信号送出スイッチをオンオフしてダイヤルパルス
    を発生させると共に、当該ダイヤルパルスの送出期間に
    DP送出中スイッチをオンするためのダイヤルミュート信
    号を送出するダイヤル回路と、 前記整流回路の2出力ラインにそれぞれ抵抗を介して接
    続され、オフフック時に前記通話回路における直流路の
    閉結を行うための直流路閉結素子と、 前記DP送出中スイッチのトランジスタと定電圧ダイオー
    ドとが直列接続された直列回路とを備え、 当該直列回路が前記直流閉結素子に並列接続されている
    ことを特徴とするダイヤルパルス安定送出回路。
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