JP2618900B2 - 呼出信号回路 - Google Patents

呼出信号回路

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電話交換機に設けられ、該電話交換機に接
続された加入者端末に呼出信号を送出する為の呼出信号
回路に関する。
(従来の技術) 電話交換機に接続された加入者端末に呼(着信)が生
じた場合、上記電話交換機から上記加入者端末に呼出信
号が送出される。この呼出信号により加入者端末を所謂
ベル鳴動が行われる。
ところでこの種の呼出信号は大振幅の交流信号であ
り、これに対して加入者端末(電話機)は一般的に誘導
性の負荷として作用する。この為、任意のタイミングで
呼出信号の加入者端末への供給を開始すると(呼出信号
のオン)、加入者端末に急激に大電流が供給されること
がある。また逆に加入者端末への上記呼出信号の供給を
任意のタイミングで停止すると(呼出信号のオフ)、該
加入者端末の誘導性負荷に起因する逆起電力による大き
なサージ電圧が生じると云う問題がある。
そこで従来では、例えば第4図に示すように呼出信号
に同期して加入者端末への呼出信号のオン・オフを制御
することが考えられている。
第4図においてa,bは加入者端末(電話機)が接続さ
れる端子であり、c,dは交換機内部の給電回路や2線/4
線変換回路等に接続される端子である。呼出信号切替え
スイッチ1,2はこれらの端子a,b,c,d間に設けられ、呼出
信号発生器(交流信号源)3が発生する呼出信号を上記
端子a,b間に接続される加入者端末に供給するものとな
っている。
尚、ここでは加入者端末は、インダクタンスLとコン
ダクタンスCとによって等価的に示されている。またr
1,r2は上記加入者端末に供給する呼出信号の電流制限用
の抵抗であり、Rは該加入者端末に供給する呼出信号の
電流を検出する為の抵抗、そしてVは直流電源である。
しかしてタイミング制御回路4は前記加入者端末に呼
が生じたとき、前記呼出信号切替えスイッチ1,2を駆動
して呼出信号発生器3が発生する呼出信号の該加入者端
末への供給を制御するものである。この際、タイミング
制御回路4は零クロス検出器5により検出される前記呼
出信号の電圧成分の零クロス点に同期して前記呼出信号
切替えスイッチ1,2のオン・タイミングを制御してい
る。また零クロス検出器6にて検出される前記呼出信号
の電流成分の零クロス点に同期して前記呼出信号切替え
スイッチ1,2のオフ・タイミングを制御するものとなっ
ている。
但し、この零クロス検出は、通常は交流信号の零クロ
スを検出して行われるが、直流成分が重畳された呼出信
号を供給する場合には、その直流成分の零クロスを検出
して行われる場合もある。
かくしてこのような呼出信号のオン・オフ・タイミン
グ制御によれば、基本的には急激な電流が流れることの
ないタイミングで加入者端末への呼出信号の供給を開始
し、またサージ電圧が発生することのないタイミングで
上記呼出信号の供給を停止することができる。
ところが上記端子a,b間に接続される加入者端末は、
電話交換機より給電されるものばかりではなく、ローカ
ルに給電されるものもある。しかしてこのようなローカ
ル給電形の加入者端末に対しては加入者回線を介して給
電する必要がない。この結果、該加入者端末に供給する
呼出信号電流が減少することがある。
ところが呼出信号の電流が減少すると、前記零クロス
検出回路6における検出オフセット電圧に起因してその
電流零クロスを正しく検出することができなくなる。結
局、呼出信号のオフ・タイミングを正確に制御すること
ができなくなる等の不具合が生じる虞れがある。
このように従来にあっては、端子a,b間に接続される
加入者端末の種類によっては呼出信号の供給制御が良好
に行われないことがあり、加入者端末に対する汎用性の
点で問題があった。
しかも前記端子a,b間に加入者端末を接続しない状態
で呼出信号を供給すると、信号電流が生じないことから
電流零クロスの検出ができなくなる。この結果、呼出信
号の供給を停止することができなくなる等の問題もあっ
た。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の呼出信号回路にあっては、加入者端
末の種別、或いは加入者端末の接続の有無によって呼出
信号の供給停止制御が良好に作用しないことがあり、種
々の加入者端末が接続される電話交換機に備えられる呼
出信号回路として、汎用性の点で問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、呼出信号の供給開始とその停
止制御をタイミング性良く、確実に行うことのできる呼
出信号回路を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、呼出信号発生器を加入者端末回線に選択的
に接続する呼出信号切替えスイッチを切替え駆動し、前
記呼出信号発生器が発生する呼出信号の加入者端末への
送出を制御する呼出信号回路において、 前記呼出信号の電圧成分に同期した第1の信号を、例
えば零クロス検出により求め、この第1の信号に同期し
て前記呼出信号切替えスイッチを導通させて前記呼出信
号の加入者端末への送出を開始させる手段と、上記呼出
信号の電流成分と電圧成分とを所定の比率でベクトル加
算して得た加算信号成分に同期した第2の信号を、例え
ば上記加算信号成分の零クロス検出により求め、この第
2の信号に同期して前記呼出信号切替えスイッチを遮断
して前記呼出信号の前記加入者端末への送出を停止する
ようにしたことを特徴とするものである。
つまり呼出信号の電流が多い場合には、該呼出信号電
流の零クロス検出にて呼出信号のオフ制御を行い、呼出
信号の電流が少なくなった場合には呼出信号電圧の零ク
ロス検出にて呼出信号のオフ制御を行うようにしたもの
である。
(作用) 本発明によれば、呼出信号の電圧に同期したタイミン
グで、例えば呼出信号電圧の零クロス時に呼出信号のオ
ン制御が行われる。従って急激な電流を発生させること
なく、加入者端末への呼出信号の供給を開始することが
できる。
一方、呼出信号のオフ制御は、該呼出信号の電流成分
と電圧成分とを所定の比率でベクトル加算した信号成
分、具体的には呼出信号の電流が多い場合には、該呼出
信号電流にほぼ依存し、呼出信号の電流が少なくなった
場合には呼出信号電圧にほぼ依存する信号成分に同期し
たタイミングで行われる。従って呼出信号電流が少な
く、その零クロス検出を正確に行うことができない場合
や、呼出信号電流が流れない場合であっても、該呼出信
号の電圧に同期した良好なタイミングで上記呼出信号の
送出を停止制御することができる。
故に、電子交換機に接続される加入者端末の種別に拘
らず、またその接続の有無に拘らず呼出信号の送出を確
実に、且つ効果的に制御することが可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明す
る。
第1図は実施例回路の概略構成図である。尚、第4図
に示した従来回路と同一部分には同一符号を付し、その
説明は省略する。
本回路が特徴とするところは、零クロス検出器5にて
呼出信号の電圧成分に同期した第1の信号を該呼出信号
電圧の零クロス検出によって求めると共に、零クロス検
出器6にて呼出信号の電流が多い場合にはその電流成分
にほぼ同期し、呼出信号電流が減少した場合には呼出信
号電圧にほぼ同期した第2の信号を求め、タイミング制
御回路4では上記第1の信号に同期して呼出信号の供給
を開始制御すると共に、上記第2の信号に同期して上記
呼出信号の供給を停止制御するようにした点にある。
即ち、第2の信号を検出する零クロス検出器6の入力
段に設けられた加算器7は、前記抵抗Rにて検出される
呼得信号の電流成分と、前記呼出信号の電圧成分を分圧
器8を介して分圧した信号成分とを加算している。零ク
ロス検出器6は、この加算器7にて求められた加算信号
を入力し、その零クロス検出を行うものとなっている。
ここで上記分圧器8は前記呼出信号の電圧成分を分圧
し、その信号成分を前記端子a,b間に交換機側より給電
される加入者端末が接続されているとき(定常時)に該
加入者端末に供給される呼出信号の電流成分に比較して
小さく設定するものである。
かくしてこのように構成された本回路によれば、第2
図にその概念を示すように呼出信号の電流成分と電圧成
分とをベクトル的に加算した信号成分に対して零クロス
検出が行われ、上述した呼出信号をオフのタイミングを
制御する第2の信号が検出されることになる。
従って加入者端末が標準電話機のように交換機側から
給電され、呼出信号の供給によるベル鳴動によって誘導
性負荷として作用するような場合、該加入者端末に大き
な呼出信号電流が供給される。そしてこの場合には、主
としてこの呼出信号電流の成分に依存する零クロス検出
が行われることになる。換言すれば、呼出信号電流にほ
ぼ同期した第2の信号が零クロス検出されることにな
る。従ってこのタイミングで呼出信号の供給をオフ制御
すれば、上記誘導性負荷に起因するサージ電圧の発生を
招くことなく、呼出信号の送出を停止することが可能と
なる。
これに対してローカルに給電される加入者端末が接続
された場合、呼出信号を供給してもさほど大きな呼出信
号電流が流れることがない。この結果、第2図に示すよ
うに呼出信号の電流成分が減少し、零クロス検出器6に
供給される信号成分は主として電圧成分に依存すること
になる。そしてこの電圧成分に依存する信号成分に対す
る零クロス検出によって第2の信号が生成される。
ちなみにこの場合には、加入者端末のインピーダンス
は、殆んど誘導成分を持たないと看做し得る。従って上
述した如く呼出信号の電圧成分にほぼ依存する信号成分
の零クロス検出のタイミングで呼出信号の送出をオフ制
御しても、前述したサージ電圧等の問題を招来すること
がない。
つまり誘導性負荷が殆んどないので、呼出信号の電圧
位相と電流位相とがほぼ等しく、電圧成分の零クロスと
電流成分の零クロス点とがほぼ等い看做し得る。従って
電圧成分の零クロス検出によって等価的に電流成分の零
クロス検出を行い得る。
ちなみに従来のように電流成分の零クロス検出を行お
うとする場合には、その少ない電流成分が零クロス検出
器6のオフセット範囲内に入る、つまり検出限界以下と
なり、その正しい零クロス検出ができなくなる。故に、
上述した電圧成分の零クロス検出によれば、呼出信号の
零クロス点を正確に求め、呼出信号オフのタイミングを
精度良く制御することが可能となる。
尚、端子a,b間に加入者端末が接続されていない場合
には、呼出信号電流が全く流れないことになる。従って
この場合には零クロス検出器6は呼出信号の電圧成分の
零クロスを検出することになり、この零クロス検出に依
存して、呼出信号のオフ制御が行われることになる。故
に、従来回路のように呼出信号オフを該呼出信号の電流
に従って制御しているものと異なり、呼出信号オフがで
きなくなる等の不具合を招来することもなくなる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば第3図に示すように電圧成分の零クロス検出
を行う零クロス検出器5の出力(矩形波信号)を分圧し
て加算器8に与えるようにしても良い。このようにして
も呼出信号の電流の大きさに従って、呼出信号電流に同
期し、或いは呼出信号電圧に同期した呼出信号のオフ制
御が前述した実施例と同様に呈せられることになる。従
って先の実施例と同様な効果が奏せられる。
またここでは、抵抗Rを用いて呼出信号電流を検出す
る例につき説明したが、電流制限用の抵抗r1,r2の両端
から検出するようにしても良く、或いは従来より種々提
唱されているカレント・ミラー回路やフォト・カップラ
を用いて電流検出することも可能である。また加算器7
による電流成分と電圧成分との加算比率も回路仕様に応
じて定めれば良いものである。その他、本発明はその要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、加入者回線に供
給して呼出信号の電流成分が多い場合には、その電流成
分に同期したタイミングで呼出信号オフの制御を行い、
上記呼出信号電流が減少した場合には、その電流成分に
代えて電圧成分に同期したタイミングで呼出信号オフの
制御を行うものとなっている。従ってそのオフ制御を適
切なタイミングで確実に行うことができ、交換機に接続
される加入者端末に対する汎用性を高めることができる
等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかろ呼出信号回路の概略
構成図、第2図は実施例回路の動作概念を模式的に示す
図、第3図は本発明の別の実施例回路の概略構成図、第
4図は従来回路の概略構成図である。 1,2……呼出信号切替えスイッチ、3……呼出信号発生
器、4……タイミング制御回路、5,6……零クロス検出
器、7……加算器、8……分圧器。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】呼出信号発生器と、この呼出信号発生器を
    加入者端末回線に選択的に接続する呼出信号切替スイッ
    チと、この呼出信号切替スイッチを切替え駆動して前記
    呼出信号発生器が発生する呼出信号の加入者端末への送
    出を制御する制御部とを具備し、 前記制御部は、 前記呼出信号の電圧成分に同期した第1の信号を求める
    手段と、 この第1の信号に同期して前記呼出信号切替スイッチを
    導通させて前記呼出信号の前記加入者端末への送出を開
    始させる手段と、 前記呼出信号の電流成分と電圧成分とを所定の比率でベ
    クトル加算し、これにより得られた加算信号成分に同期
    した第2の信号を求める手段と、 この第2の信号に同期して前記呼出信号切替スイッチを
    遮断して前記呼出信号の加入者端末への送出を停止する
    手段とを具備したことを特徴とする呼出信号回路。
  2. 【請求項2】呼出信号の電圧成分に同期した第1の信号
    は、呼出信号電圧の零クロス検出を行って求められるも
    のである特許請求の範囲第1項記載の呼出信号回路。
  3. 【請求項3】第2の信号は、前記呼出信号の電流成分と
    電圧成分とを所定の比率でベクトル加算した信号成分の
    零クロス検出を行って求められるものである特許請求の
    範囲第1項記載の呼出信号回路。
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