JPH08168061A - 電話回線インタフェース回路 - Google Patents

電話回線インタフェース回路

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JPH08168061A
JPH08168061A JP31091094A JP31091094A JPH08168061A JP H08168061 A JPH08168061 A JP H08168061A JP 31091094 A JP31091094 A JP 31091094A JP 31091094 A JP31091094 A JP 31091094A JP H08168061 A JPH08168061 A JP H08168061A
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telephone
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】コンパクトで安価なものを得ることを可能にす
る。 【構成】入出力端子45a,45bに電話機50が接続
された場合には直流電源2を動作させ、かつ相手局から
送信されてくるリンガ制御信号に基づいて極性反転回路
16〜21、D〜Dに所定のタイミングで極性反転
指令を送り、またオフフック検出回路14によってオフ
フックが検出されたときはオフフック検出信号を専用回
線を介して相手局に送り、入出力端子に交換機60が接
続されている場合には直流電源の動作を停止させ、かつ
相手局から送信されてくるフック制御信号に基づいて極
性反転回路を制御して入出力端子に一定方向の電流が流
れるように制御し、またリンガ検出回路30によってリ
ンガ信号が検出されたときはリンガ検出信号を専用回線
を介して相手局に送る制御回路40を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機または構内交換機
に接続できる電話回線インタフェース回路に関するもの
で、特に制御局と被制御局とを専用回線で結合し、遠方
監視制御装置に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に遠方監視制御装置は制御局と被制御局とを専用回線で
結合し、電話連絡ができる構成としている。この遠方監
視制御装置に用いられる従来の電話回線インタフェース
回路(以下、インタフェース回路という)100の構成
を図2に示す。このインタフェース回路100は直流電
源3、増幅器4、ハイブリッド回路6、増幅器8、トラ
ンス10、定電流回路12、オフフック検出回路14、
フォトカプラ16〜19、設定スイッチS1〜S4、フ
ォトカプラ26、ブリッジ整流回路27、定電流回路2
8、リンガ検出回路30、制御回路42、ダイオードD
1〜D4、抵抗R1、およびコンデンサC1,C2を備
えている。
【0003】このインタフェース回路100に電話機5
0が接続されている場合を考える。この場合、設定スイ
ッチS1は接点221 に、スイッチS2は接点23
1 に、スイッチS3は接点241 に、スイッチS4は接
点251 に接続されている。そして、フォトカプラ16
と18またはフォトカプラ17と19のうちの一方の組
のフォトカプラがONし、他方の組がOFFとなるよう
に制御回路42によって制御されている。例えば、フォ
トカプラ16と18がONし、フォトカプラ17と19
がOFFしているものとする。このとき、電話機50が
オフフックされない限り、直流電源3、定電流回路1
2、スイッチ16、ダイオードD1、スイッチS2、電
話機50、スイッチS1、ダイオードD3、スイッチ1
8、直流電源3を結ぶ閉回路には微弱電流しか流れてい
ない。
【0004】今、電話機50がオフフックされると、上
記閉回路に所定の直流電流が流れ、これが定電流回路1
2を介してオフフック検出回路14によって検出され
る。このオフフック検出信号は制御回路42を介して図
示しない伝送装置のインタフェースに送られ、このイン
タフェースにおいて例えば500Hzのトーン信号また
はディジタルデータ信号に変換されて専用回線を介して
相手局の図2に示すインタフェース回路に送られる。そ
してこのトーン信号は相手局の図示しない検出回路によ
って検出されリンガ制御信号となって相手局のインタフ
ェース回路内の制御回路42に入力される。相手局の制
御回路42がリンガ制御信号を受取ると、フォトカプラ
16,18の組とフォトカプラ17,19の組を所定の
周期で交互にON、OFFさせることによってリンガ信
号(例えば4mAの交流信号)を発生させ電話機50に
送出する。このリンガ信号を受取ると電話機50におい
てベルが鳴ることになる。このとき、オペレータが電話
機50の受話器を取る(オフフックする)と、定電流回
路12を含む閉回路を流れる電流は30mA〜60mA
の範囲の一定値となる。するとオフフック検出回路14
によって電話機50がオフフックしたのが検出され、制
御回路42に送出される。すると制御回路42はフォト
カプラ16〜19を制御し、リンガ信号を停止させる。
このとき、フォトカプラ16,18の組かまたはフォト
カプラ17,19の組の一方の組のみがON状態であ
り、他方の組のフォトカプラはOFF状態となってい
る。リンガ信号が停止することにより音声通話が可能と
なる。例えば電話機50からの音声信号(電気信号)は
コンデンサC1、トランス10、ハイブリッド回路6を
介して増幅器8に送られて増幅され、専用回線を介して
相手局に送られる。また専用回線を介して相手局から送
られてくる音声信号は増幅器4、ハイブリッド回路6、
トランス10、コンデンサC1を通って電話機50に伝
えられ、この電話機50において音圧信号に変換され
る。
【0005】次に電話回線インタフェース回路100に
構内交換機60が接続されている場合を考える。この場
合は設定スイッチS1は接点222 に、設定スイッチS
2は接点232 に、設定スイッチS3は接点242 に、
設定スイッチS4は接点252 に接続されている。今、
交換機60に接続されている図示しない電話機がオフフ
ックすると、このオフフックを交換機60が検出し、ダ
イヤルトーンを上記電話機に発信する。そして上記電話
機がダイヤルトーンを確認後、ダイヤルすると交換機6
0がリンガ信号をインタフェース回路100に発生する
とともに上記電話機にリングバックトーンを発信する。
このリンガ信号はリンガ検出回路30によって検出さ
れ、リンガ検出回路が制御回路42に送られて通話呼出
トーン信号に変換され、専用回線を介して相手局の電話
回線インタフェース回路に送られる。すると、相手局の
電話回線インタフェース回路はリンガを発信し、このイ
ンタフェース回路に接続されている電話機のベルを鳴ら
す。ここでオペレータがこの電話機を取ると(オフフッ
クすると)、上記相手局の電話回線インタフェースから
オフフックトーン信号が発信される。このオフフックト
ーン信号を図2に示す電話回線インタフェース回路10
0の制御回路42が受信すると、制御回路42によって
フォトカプラ26がONにされ、定電流回路28、ブリ
ッジ整流回路27を通って交換機60に一定の電流が流
れ、これによりリングバックトーンの発信が停止し、上
述したと同様にして音声通話が可能となる。
【0006】このような遠方監視制御装置に用いられる
従来の電話回線インタフェース回路は大きくてかなり高
価であるという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、コンパクトでかつ安価な電話回線イ
ンタフェース回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】一対の入出力端子と、所
定の直流電圧を発生する直流電圧源と、この直流電圧源
に接続された定電流回路と、この定電流回路を流れる電
流値に基づいてオフフックを検出するオフフック検出回
路と、前記入出力端子に交換機が接続されている場合に
前記交換機から送られてくるリンガ信号を検出するリン
ガ検出回路と、前記定電流回路に接続されてこの定電流
回路から出力される電流を、通常時は前記入出力端子を
介して外部へ所定方向に流れるようにし、極性反転指令
を受けたときは前記所定方向とは逆方向に流れるように
し、かつ前記入出力端子を介して外部から戻ってくる電
流を、前記直流電源が動作している場合には直流電源を
介して前記定電流回路に帰還させ、前記直流電源が動作
していない場合には前記定電流回路に直接に帰還させる
極性反転回路と、前記入出力端子に電話機が接続された
場合には前記直流電源を動作させ、かつ相手局から送信
されてくるリンガ制御信号に基づいて前記極性反転回路
に所定のタイミングで前記極性反転指令を送り、また前
記オフフック検出回路によってオフフックが検出された
ときはオフフック検出信号を専用回線を介して相手局に
送り、前記入出力端子に交換機が接続されている場合に
は前記直流電源の動作を停止させ、かつ相手局から送信
されてくるフック制御信号に基づいて前記極性反転回路
を制御して前記入出力端子に一定方向の電流が流れるよ
うに制御し、また前記リンガ検出回路によってリンガ信
号が検出されたときはリンガ検出信号を専用回線を介し
て相手局に送る制御回路と、を備えていることを特徴と
する。
【0009】
【作用】このように構成された本発明による電話回線イ
ンタフェース回路によれば、従来のインタフェース回路
において交換機が接続された場合に動作する定電流回路
やブリッジ整流回路が不要となり、部品点数を減らすこ
とが可能となってコンパクトで安価なものとすることが
できる。
【0010】
【実施例】本発明による電話回線インタフェース回路の
一実施例の構成を図1に示す。この実施例の電話回線イ
ンタフェース回路1は図2に示す従来の電話回線インタ
フェース回路100において、直流電源3、制御回路4
2の代わりに直流電源2、制御回路40を設け、更に設
定スイッチS1〜S4、フォトカプラ26、定電流回路
28、ブリッジ整流回路27を削除し、フォトカプラ2
0,21、ダイオードD5〜D8を新たに設けたもので
ある。
【0011】直流電源2は3個の出力端子を有し制御回
路40からの制御信号に基づいて上記端子から24V、
0V、−24Vの電位を発生することができる。24V
を発生する端子と0Vを発生する端子との間にバイパス
用のダイオードD7が設けられ、また、0Vを発生する
端子と−24Vを発生する端子の間にバイパス用のダイ
オードD8が設けられている。
【0012】また直流電源2の24Vを発生する端子に
は定電流回路12の入力端子が接続されている。この定
電流回路12の出力端子はフォトカプラ16,17の各
々の一端に接続され、フォトカプラ16,17の他端は
ダイオードD1,D7のアノードに接続される。ダイオ
ードDのカソードはダイオードD4,D6のアノードに
接続されるとともにインタフェース回路1の入出力端子
45bに接続されている。一方、ダイオードD2のカソ
ードはダイオードD3,D5のアノードに接続されると
ともにインタフェース回路1の入出力端子45aに接続
されている。
【0013】ダイオードD3のカソードはフォトカプラ
18の一端に接続され、ダイオードD4のカソードはフ
ォトカプラ19の一端に接続され、ダイオードD5のカ
ソードはフォトカプラ20の一端に接続され、ダイオー
ドD6のカソードはフォトカプラ21の一端に接続され
ている。
【0014】フォトカプラ18,19の他端は直流電源
2の0Vを出力する出力端子に接続され、フォトカプラ
20,21の他端は直流電源2の−24Vを出力する出
力端子に接続されている。なお、フォトカプラ16〜2
1は極性反転回路を構成し、制御回路40からの制御信
号に基づいてONまたはOFFとなる。なお、極性反転
回路にはダイヤル信号送出部D1〜D8も含まれる。
【0015】一方、トランス10の一次側の一端はコン
デンサC1を介して定電流回路12の出力端子に接続さ
れ、他端は直流電源2の0Vを出力する端子に接続され
ている。またトランス10の二次側はハイブリッド回路
6に接続されている。
【0016】また、リンガ検出回路30の一端は抵抗R
1、コンデンサC2を介してインタフェース回路1の入
出力端子45aに接続され、他端はインタフェース回路
1の入出力端子45bに接続されている。
【0017】このインタフェース回路1の入出力端子4
5a,45bに電話機50または構内交換機60が接続
されたかに応じた信号が図示しないマイコン等から制御
回路40に送られる。またインタフェース回路1の入出
力端子45a,45bに電話機50が接続された場合
に、このインタフェース回路1と電話機50との間の電
気抵抗が高い場合(例えば電路の長さが長い場合)はイ
ンタフェース回路1の入出力端子45a,45b間に4
8Vの電圧が供給できるように、また電気抵抗が低い場
合は24Vの電圧が供給できるような指令信号が上記マ
イコン等から制御回路40に送出される。
【0018】次に本実施例の動作を説明する。
【0019】まずインタフェース回路1の入出力端子4
5a,45bに電話機50が接続された場合を考える。
このとき電話機が接続されていることを示す信号が図示
しないマイコン等から入力される。すると、制御回路4
0から直流電源2に制御信号が送られて直流電源2の3
個の出力端子から24V、0V、−24Vの電位が出力
される。このときダイオードD7,D8は逆バイアスさ
れるため、ダイオードD7,D8には電流が流れない。
【0020】そして接続された電話機50に24Vの電
圧を供給する場合は、極性反転回路のフォトカプラ1
6,18が導通で他のフォトカプラが非導通となるよう
に制御回路40によって制御される。すると低電流回路
12によって電話機50に供給される抑制された電流が
流れる。この定電流回路12を出た電流はフォトカプラ
16、ダイオードD1、入出力端子45bを通って電話
機50に流れ、この電話機50から出てきた電流は入出
力端子45a、ダイオードD3、フォトカプラ18を通
り直流電源2の、0Vを出力する端子に帰還する。ま
た、極性反転回路のフォトカプラ17,19のみが導通
で他のフォトカプラ16,18,20,21が非導通と
なるように制御回路40によって制御すると、定電流回
路12を出た電流はフォトカプラ17、ダイオードD
2、入出力端子45aを通って電話機50に流れ、電話
機50から出た電流は入出力端子45b、ダイオードD
4、フォトカプラ19を通って直流電源2の0Vを出力
する端子に帰還する。この場合は電話機50に流れる電
流の方向は上述の場合と逆となる。
【0021】一方、電話機50に48Vの電圧を供給す
る場合は極性反転回路のフォトカプラ16,20のみが
導通で、他のフォトカプラ17,18,19,21は非
導通となるように制御回路40によって制御する。する
と定電流回路12を出た電流はフォトカプラ16、ダイ
オードD1、入出力端子45bを通って電話機50に流
れ、この電話機50を出た電流は入出力端子45a、ダ
イオードD5、フォトカプラ20を通って直流電源2の
−24Vを出力する端子に帰還する。また制御回路40
によって、極性反転回路のフォトカプラ17,21のみ
を導通とし、他のフォトカプラ16,18,19,20
を非導通とすると、電話機50には上述の場合と逆の向
きの電流が流れることになる。
【0022】説明を簡単にするために電話機50には入
出力端子45a,45bを介して24Vの電圧が印加さ
れているものとする。この場合、フォトカプラ16,1
8のみが導通しているか、またはフォトカプラ17,1
9のみが導通しているかのいずれか一方の状態になって
いるものとする。この状態で電話機50がオフフックさ
れると、このとき定電流回路から流れる電流はオフフッ
クされない前に比べて強いため、オフフック検出回路1
4によって電話機50がオフフックしたことが検出され
る。するとオフフック検出回路14から検出信号が制御
回路40に送られ、この制御回路40から図示しない伝
送装置のインタフェースにオフフック信号が送出され
る。すると上記インタフェースによってオフフックトー
ン信号またはディジタルデータ信号に変換され、専用回
線を介して相手局の電話回線インタフェース回路に送出
される。
【0023】一方、相手局からオフフックトーン信号ま
たはディジタルデータ信号が専用回線を介して送られて
くると、これらの信号は図示しない検出回路によって検
出され、リンガ制御信号となって制御回路40に入力さ
れる。すると制御回路40はフォトカプラ16,18の
組とフォトカプラ17,19の組を所定の周期で交互に
ON、OFFさせることによってリンガ信号を発生さ
せ、電話機50に送出する。このリンガ信号を電話機5
0が受取ると、電話機50に内蔵されたベルが鳴ること
になる。このときオペレータが電話機50の受話器を取
ると(オフフックすると)、上述したと同様にオフフッ
ク検出回路14によってオフフックが検出され、制御回
路40に送出される。すると制御回路40はフォトカプ
ラ16〜19を制御し、リンガ信号の発信を停止させ
る。そしてリンガ信号が停止することにより音声通話が
可能となる。例えば電話機50からの音声信号(電気信
号)は入出力端子45a,45bを介して電話回線イン
タフェース回路1に入力され、コンデンサC1、トラン
ス10、ハイブリッド回路6を介して増幅器8に送られ
て増幅され、専用回線を介して相手局に送られる。ま
た、専用回線を介して相手局から送られてくる音声信号
は増幅器4、ハイブリッド回路6、トランス10、コン
デンサC1および入出力端子45a,45bを介して電
話機50に伝えられ、この電話機50において音圧信号
に変換される。
【0024】次に入出力端子45a,45bに構内交換
機60が接続されている場合を説明する。この場合交換
機60が接続されていることを示す信号が図示しないマ
イコン等から制御回路40に送られる。すると制御回路
40は制御信号を直流電源2に送り直流電源2の動作を
停止させる。従って交換機60が接続された場合は、交
換機60から電話回線に電流が供給されることになる。
ここで相手局からフック制御信号を受けたり、通話中の
場合には電話回線を通話用に閉塞制御するために制御回
路40によって極性反転回路のフォトカプラ16,1
7,18,19を導通させ、フォトカプラ20,21を
非導通とする。すると交換機60からの供給電流はダイ
オードD3を通る方向とすると、直流電源2は動作を停
止しているので入出力端子フォトカプラ18、ダイオー
ドD7を通り定電流回路12に流れ込むが、この電流は
定電流回路2によって抑制される。定電流回路2を出た
電流はフォトカプラ16、ダイオードD1を通り電話回
線を流れて交換機60に帰還する。一方、ダイオードD
4を通る方向とすると、フォトカプラ19、ダイオード
D7、定電流回路12、フォトカプラ17、ダイオード
D2を経て電話回線に流れ交換機に帰還する。これによ
り電話回線の極性に対し、定電流回路12には一定の方
向の電流が流れるようになり、オフフック状態または通
話状態となる。
【0025】一方、交換機60に接続されている図示し
ない電話機がオフフックすると、このオフフックを交換
機60が検出し、ダイヤルトーンを上記電話機に発信す
る。そして上記電話機がダイヤルトーンを確認後、ダイ
ヤルすると交換機60がリンガ信号をインタフェース回
路1に発生するとともにリングバックトーンを発信す
る。このリンガ信号はリンガ検出回路30によって検出
され、リンガ検出信号が制御回路40に送られて通話呼
出トーン信号に変換され、専用回線を介して相手局の電
話回線インタフェース回路に送られる。すると相手局の
電話回線インタフェース回路はリンガを発信し、このイ
ンタフェース回路に接続されている電話機のベルを鳴ら
す。
【0026】以上説明したように本実施例のインタフェ
ース回路によれば、従来のインタフェース回路に比べて
部品点数を減らすことができ、コンパクトで安価なもの
となる。
【0027】なお上記実施例においては極性反転回路を
構成するのにフォトカプラ16〜21を用いたが開閉動
作が制御可能な他の電気スイッチを用いても良いことは
いうまでもない。
【0028】また上記実施例においては電話機50が接
続されているか交換機60が接続されているかは図示し
ないマイコン等からの指示信号に基づいて判別していた
が、直流電源2が動作を停止しているときに入出力端子
45a,45b間の電圧を検出し、この検出電圧に基づ
いて制御回路40が判別するようにしても良い。
【0029】また、電話機50に印加する電圧が24V
しかない場合は、上記実施例のインタフェース回路にお
いては、フォトカプラ20,21およびダイオードD
5,D6,D8は不要となる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、従来
の場合に比べて部品点数を減らすことが可能となり、コ
ンパクトでかつ安価な電話回線インタフェース回路を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電話回線インタフェース回路の一
実施例の構成を示すブロック図。
【図2】従来の電話回線インタフェース回路の構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
1 電話回線インタフェース回路 2 直流電源 4 増幅器 6 ハイブリッド回路 8 増幅器 10 トランス 12 定電流回路 14 オフフック検出回路 16〜21 フォトカプラ 30 リンガ検出回路 40 制御回路 45a,45b 入出力端子 50 電話機 60 構内交換機 D1〜D8 ダイオード C1〜C2 コンデンサ R1 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の入出力端子と、 所定の直流電圧を発生する直流電圧源と、 この直流電圧源に接続された定電流回路と、 この定電流回路を流れる電流値に基づいてオフフックを
    検出するオフフック検出回路と、 前記入出力端子に交換機が接続されている場合に前記交
    換機から送られてくるリンガ信号を検出するリンガ検出
    回路と、 前記定電流回路に接続されてこの定電流回路から出力さ
    れる電流を、通常時は前記入出力端子を介して外部へ所
    定方向に流れるようにし、極性反転指令を受けたときは
    前記所定方向とは逆方向に流れるようにし、かつ前記入
    出力端子を介して外部から戻ってくる電流を、前記直流
    電源が動作している場合には直流電源を介して前記定電
    流回路に帰還させ、前記直流電源が動作していない場合
    には前記定電流回路に直接に帰還させる極性反転回路
    と、 前記入出力端子に電話機が接続された場合には前記直流
    電源を動作させ、かつ相手局から送信されてくるリンガ
    制御信号に基づいて前記極性反転回路に所定のタイミン
    グで前記極性反転指令を送り、また前記オフフック検出
    回路によってオフフックが検出されたときはオフフック
    検出信号を専用回線を介して相手局に送り、前記入出力
    端子に交換機が接続されている場合には前記直流電源の
    動作を停止させ、かつ相手局から送信されてくるフック
    制御信号に基づいて前記極性反転回路を制御して前記入
    出力端子に一定方向の電流が流れるように制御し、また
    前記リンガ検出回路によってリンガ信号が検出されたと
    きはリンガ検出信号を専用回線を介して相手局に送る制
    御回路と、 を備えていることを特徴とする電話回線インタフェース
    回路。
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