JPH0332050B2 - - Google Patents

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JPH0332050B2
JPH0332050B2 JP55035540A JP3554080A JPH0332050B2 JP H0332050 B2 JPH0332050 B2 JP H0332050B2 JP 55035540 A JP55035540 A JP 55035540A JP 3554080 A JP3554080 A JP 3554080A JP H0332050 B2 JPH0332050 B2 JP H0332050B2
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JP
Japan
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light
value
shutter
light emission
exposure time
Prior art date
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JP55035540A
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JPS56132317A (en
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Nobuyuki Taniguchi
Masatake Niwa
Toshiaki Matsumoto
Tatsuro Izumi
Tokuji Ishida
Masatoshi Ito
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/245,688 priority patent/US4422743A/en
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Publication of JPH0332050B2 publication Critical patent/JPH0332050B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units
    • G03B2215/0564Combinations of cameras with electronic flash units characterised by the type of light source

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は補助光を用いた撮影装置、特にフオー
カルプレーンシヤツタを有するカメラで、通常の
ストロボに対する同調限界のシヤツタ速度よりも
高速のシヤツタ速度に対しても補助光を用いた撮
影が可能な撮影装置に関する。
従来技術 従来通常のストロボの発光特性は、発光持続時
間がせいぜい数100μsecの閃光発光であり、特に
フオーカルプレーンシヤツタを有するカメラで
は、シヤツタが全開となるシヤツタ速度(例えば
1/125sec)よりも低速のシヤツタ速度の範囲内で
のみ同調発光が可能であつた。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、先幕と後幕を有するフオーカ
ルプレーンシヤツタにより前助光を用いて撮影を
行う場合に、露出時間がX接点でのシヤツタ速度
より高速であつてもフイルムへの正常な露光を可
能とし、その状態において設定された露光時間に
基づいて絞り値を演算し、自動的に絞り制御でき
る撮影装置を提供することにある。
また、設定された絞り値に基づいて露出時間を
演算し、その露出時間でシヤツタを制御できる撮
影装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記制御を行うためには、フオーカルプレーン
シヤツタが動作してフイルムへの露光が行われて
いる間発光が持続している必要があり、また、演
算を容易にするためには、発光手段の発光による
フイルムの各部分に対する有効光量が露出時間に
かかわりなく一定となるように発光を行う必要が
ある。
すなわち、本発明にかかる補助光を用いた撮影
装置は、設定された露出時間に対応した信号を出
力する露出時間信号出力手段と、設定されたフイ
ルム感度に対応した信号を出力するフイルム感度
信号出力手段と、被写界の明るさを測光し測光値
を出力する測光値出力手段と、先幕と後幕を有す
るフオーカルプレーンシヤツタと、フオーカルプ
レーンシヤツタの先幕の走行開始に連動して発光
を開始し、フオーカルプレーンシヤツタが動作し
てフイルムへの露光が行なわれている間にフイル
ムの各部分に対する有効光量が露出時間にかかわ
り一定となるよう露出時間に依存した発光強度で
発光を行う発光手段と、下記の関係式に従つて絞
り値を演算する絞り値演算手段と、絞りを演算さ
れた絞り値に制御する絞り値制御手段と、を有す
ることを特徴とする: (2BV-TV+2k)・2SV=2AV 但し、 BV:測光値のアペツクス値 TV:露出時間のアペツクス値 k :発光による有効光量のアペツクス値(一
定) SV:フイルム感度のアペツクス値 AV:絞り値のアペツクス値 でなる。
また、本発明にかかる補助光を用いた撮影装置
の今一つは、設定された絞り値に対応した信号を
出力する絞り値信号出力手段と、設定されたフイ
ルム感度に対応した信号を出力するフイルム感度
信号出力手段と、被写界の明るさを測光し測光値
を出力する測光値出力手段と、先幕と後幕を有す
るフオーカルプレーンシヤツタと、フオーカルプ
レーンシヤツタの先幕の走行開始に連動して発光
を開始し、フオーカルプレーンシヤツタが動作し
てフイルムへの露光が行なわれている間にフイル
ムの各部分に対する有効光量が露出時間にかかわ
りなく一定となるよう露出にのみ依存した発光強
度で発光を行う発光手段と、下記の関係式に従つ
て露出時間を演算する露出時間演算手段と、演算
された露出時間に基づいてフオーカルプレーンシ
ヤツタを制御するシヤツタ制御手段と、を有する
ことを特徴とする: (2BV-TV+2k)・2SV=2AV 作 用 従つて、本発明によれば、シヤツタ速度が同調
限界のシヤツタ速度よりも高速の場合、フオーカ
ルプレーンシヤツタの先幕の走行開始に連動して
発光手段がフイルムへの露光が行われている間に
フイルムの露光に寄与する発光を開始し、露出時
間に応じてその発光強度が制御される。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例について詳細
に説明する。
第1図Aは本発明の撮影装置に用いる発光器の
2種類の発光波形を示し、(イ)は第1の発光波形で
最大光度maxをもつた短時間発光でいわゆる
閃光波形を、(ロ)は第2の発光波形で一定光度o
で長時間Toの間、発光を持続するフラツト発光
(定光度発光)波形である。ここでT0はカメラ側
のシヤツタが開きはじめてから、完全に遮光する
までの時間で、たとえばフオーカルプレーンシヤ
ツタでは、第1図Bに示す如く先幕がフイルムの
画面を走行する時間(幕速)と同調速度以上の高
速シヤツタ速度(露出時間)の和より大きい値で
ある。Tがこれより小さいと露出ムラを生じる。
P、P′は閃光発光、フラツト発光の総発光量を示
し、通常D≧P′である。
第2図はこの発明にかかる撮影装置の第1の実
施例を示すブロツク図にして、破線で囲んだ1は
補助光用の発光装置、その他の部分がカメラ側の
装置であり、カメラ側と発光装置は端子(J2)、
(J2′)、(J3)、(J3′)及び(J4)、(J4′)で電
気的に
接続されている。なお、この第2図及び後述する
第3図で信号線に斜線を設けたものは複数ビツト
のデイジタル信号であることを示すものである。
カメラ側の装置において、受光素子(PD1)、
対数圧縮用ダイオード(D1)、演算増幅器
(OA1)で構成された回路は定常光の強度Bvaに
対応したアナログ信号を出力する測光回路であ
る。3はA−D変換回路、5は設定されたシヤツ
タ速度に対応した信号Tvsを出力するシヤツタ速
度設定装置、7は閃光発光撮影の際の同調限界シ
ヤツタ速度Tvc1(例えば1/125sec、Tvc1=7)に
対応した信号を出力する固定シヤツタ速度信号出
力回路、9はフラツト発光の際の発光装置1の発
光量に対応した信号kを出力する発光量信号出力
装置、11はフイルム感度に対応した信号Svを
出力するフイルム感度設定装置である。
13はコンパレータにして、固定シヤツタ速度
信号出力回路7からの信号Tvc1と、シヤツタ速
度設定装置からの信号Tvsとを比較し、Tvc1
TvsのときはHigh、Tvc1≧TvsのときはLowの
信号を出力する。15は、コンパレータ13の出
力がHighのときはシヤツタ速度設定装置5から
の信号を出力し、Lowのときは0の信号を出力
するゲート回路、17はコンパレータ13の出力
がHighのときはシヤツタ速度設定装置5からの
信号Tvsを、Lowのときは固定シヤツタ速度信号
出力回路からの信号Tvc1を出力するデータセレ
クタ、19は、コンパレータ13の出力がHigh
で、発光装置1のメインコンデンサの充電電圧検
出回路55からの信号がHighのとき発光量信号
出力装置9からの信号kを出力するゲート回路で
ある。21,23は夫々減算回路、25は減算回
路23のデータを変換するデータ変換用ROM、
27,29は夫々加算回路、31は、発光装置1
が閃光発光する際に適した絞り値に対応した信号
Avcを出力する固定絞り値信号出力回路、33は
コンパレータ13の出力が、Highのときは加算
回路29からの絞り値に対応した信号Avxを出力
し、Lowのときは固定絞り値信号出力回路31
からの信号Avcを出力するデータセレクタであ
る。
35はゲート回路15からのデータをアナログ
信号に変換するD−A変換器、37はデータセレ
クタ17からのシヤツタ速度に対応したデータに
もとずいてシヤツタを制御するシヤツタ制御装
置、39は選択回路にして、コンパレータ13の
出力がHighのときは、先幕の顔出しで閉成する
スイツチS1の信号を発光開始信号とし、Lowの
ときは、X接点S3の信号を発光開始信号として選
択する回路である。41はデータセレクタ33か
らの絞り値信号に基づいて絞りを制御する絞り制
御装置である。
43は、端子J3,J3′を介してD−A変換器3
5から入力される信号に基づいてフラツト発光モ
ードが閃光発光モードかを判別する判別回路であ
る。45はフラツト発光モードの際にはD−A変
換器35からの信号に基づいて発光時間を制御す
る発光時間制御回路、47はD−A変換器35か
らの信号に基づいて発光強度を制御する発光強度
制御回路、49は閃光発光モードの際閃光発光を
行なわせる閃光発光用回路、51は閃光発光モー
ドの際発光量を制御する調光回路、53は発光
器、55はメインコンデンサの充電電圧が所定値
に達したときHighの信号を出力する充電完了検
出回路である。
次に第2図の動作として、まず、設定シヤツタ
速度Tvsが固定シヤツタ速度Tvc1より大きく
(Tvs>Tvc1)コンパレータ13の出力がHighで
フラツト発光モードの場合について説明する。こ
のとき、ゲート回路15からの設定シヤツタ速度
Tvsに対応した信号がD−A変換器35によつて
アナログ信号に変換され、端子J3,J3′を介して
発光装置1に入力される。この信号によつて、判
別回路43はフラツト発光モードであることを判
別して発光時間制御回路45、発光強度制御回路
47を動作状態、閃光発光用回路49、調光回路
51を不作動とする。ここで、 発光強度を2Iv、発光時間をtとすると、フラ
ツト発光による発光量2Qvfは 2Qvf=t・2Iv …(1) となる。ところで、フラツト発光モードの際は、
先幕の顔出しで閉成するスイツチS1の信号で発光
を開始し、後幕の走行完了までフラツト発光を維
持するように発光時間制御回路45によつて発光
時間が制御される。従つて、(1)式は 2Qvf=t1Iv+2Iv-Tv …(2) となる。ここでt1は先幕の顔出し時点から先幕の
走行完了までの時間であり、2-Tvはフイルムへの
露光時間である。従つて、 t=t1+2-Tv …(3) は、先幕の顔出しから、後幕の走行完了までの時
間に相当する。
また、発光強度2Ivはシヤツタ速度に対応した
値になるように、発光強度制御回路47によつて
制御される。この発光強度を式に表わすと、 2Iv=2Tv・2k …(4) となる。ここでkは定数である。従つて、(2),(4)
式からフラツト発光時の発光量は 2Qvf=t1・2Tv+k+2k …(5) となる。従つて、フイルム面の各部分に対するフ
ラツト発光による有効光量は2kとなり、シヤツタ
速度に無関係に一定となる。
減算回路21ではA−D変換器3からのBvaの
データと、ゲート回路15からのTvsのデータか
らBva−Tvsを算出し、減算回路23では減算回
路21からのBva−Tvsとゲート回路19からの
kに対応した信号に基づいて k−(Bva−Tvs)=Δ′ …(6) を算出する。この減算回路23からのΔ′に対応
したデータでROM25のアドレスを指定する
と、ROM25からはlog2(1+2-〓′)に対応した
データが出力される。即ち、ROM25はΔ′に対
応したデータをlog2(1+2-〓′)に対応したデー
タに変換するデータ変換の働きをしている。ま
た、加算回路27はゲート回路19からのデータ
kとフイルム感度設定装置11からのデータSv
に基づいて、(k+Sv)に対応したデータを算出
し、加算回路29では加算回路27からのデータ
(k+Sv)とROM25からのデータ4(log2(1
+2-〓′))に基づいて、絞り値Avx Avx=k+Sv+log2(1+2-〓′) …(7) を算出する。
次に、(7)式で絞り値Avxが算出されるのは、設
定シヤツタ速度Tvs、定常光の強度Bva、フイル
ム感度Sv、フラツト発光での有効発光量をkと
すると、 (2Bva-Tvs+2k)・2Sv=2Avx …(8) の関係がある。ここで k−(Bva−Tvs)=Δ′ …(6) として(6)式,(8)式から(Bva−Tvs)を消去する
と 2k・(1+2-〓′)・2Sv=2Avx…(9) となり、両辺のlog2をとると k+Sv+log2(1+2-〓′)=Avx …(7) となつて、(7)式によつて絞り値Avxが得られる。
加算回路29からの絞り値Avxに対応したデー
タは、絞り制御装置41に入力されてこの絞り値
に制御される。また、設定シヤツタ速度に対応し
たデータはデータセレクタ17を介してシヤツタ
制御装置37に入力されてシヤツタ速度はこの設
定値に制御される。また、選択回路39の働きに
よつて先幕の顔出しで閉成するスイツチS1の信号
で発光部53の発光が開始し、発光時間制御回路
45及び発光強度制御回路47の働きによつて、
(5)式で示した発光量のフラツト発光を行う。
設定シヤツタ速度Tvsが固定シヤツタ速度
Tvc1以下(Tvs≧Tvc1)のときはコンパレータ
13の出力はLowとなり、閃光発光モードとな
る。従つて、ゲート回路15からは0のデータが
出力され、D−A変換器35の出力も0(アース
電位)のアナログ信号となる。これによつて、判
別回路43は閃光発光モードであることを判別し
て、閃光発光用回路49、調光回路51を動作可
能状態、発光時間制御回路45、発光強度制御回
路47を動作不能状態とする。また、データセレ
クタ17からは閃光発光同調限界のシヤツタ速度
Tvc1のデータがシヤツタ制御回路37へ入力さ
れ、データセレクタ33からは閃光発光撮影に適
した絞り値のデータAvcが絞り制御回路41へ入
力される。
従つて、カメラの絞り値はデータAvcに対応し
た値に制御されるとともに、シヤツタ速度はデー
タTvc1に対応した値に制御される。また、選択
回路39の働きで、X接点S3の閉成信号で発光を
開始し、閃光発光用回路49の働きで発光部53
は閃光発光を行う。そして調光回路51への閃光
発光による入射光量が所定値に達すると発光部5
3の発光が停止する。即ち、従来のオート・スト
ロボによる撮影と同様の動作が行なわれるように
なる。
第3図はこの発明の第2の実施例を示すブロツ
ク図であり、第2図と同一のブロツクには同一の
符号が付してあり、また発光装置1及び測光回路
は省略してる。60は絞り値設定装置、62,6
4,66,70は夫々減算回路、68はデータ変
換用ROMである。
減算回路62では、絞り値設定装置60とフイ
ルム感度設定装置11からのデータに基づいて
(Avs−Sv)を算出する。次に、減算回路64は
減算回路62からの(Avs−Sv)のデータと、ゲ
ート回路19からのフラツト発光による有効発光
量に対応したデータkに基づいて (Avs−Sv)−k=Δ …(10) を算出する。また減算回路66は、A−D変換器
3からの定常光の強度に対応したデータBvaとゲ
ート回路19からのデータkに基づいて(Bva−
k)を算出する。また、減算回路64からのデー
タΔでROM68のアドレスが指定されてROM
68からはlog2(2〓−1)に対応したータが出力
される。即ち、ROM68はΔをlog2(2〓−1)の
データに変換するデータ変換器の働きをしてい
る。このROM68からのデータlog2(2〓−1)と
減算回路66からのデータ(Bva−k)は減算回
路70へ入力されて、 Tvx=(Bva−k)−log2(2〓−1) …(11) が算出される。
減算回路70からの算出されたシヤツタ速度に
対応したデータTvxと同調限界のシヤツタ速度に
対応したデータTvc1を出力する固定シヤツタ速
度出力回路7からのデータがコンパレータ(13)
で比較され、Tvx>Tvc1のときはコンパレータ
(13)の出力はHighとなつて、絞りは設定絞り値
Avsにシヤツタは算出されたシヤツタ速度Tvxに
制御され、また、発光装置1は、先幕の顔出しと
ともに発光を開始しD−A変換器35からの算出
されたシヤツタ速度Tvxに対応した発光時間と発
光速度のフラツテ発光に制御される。また、Tvx
Tvc1のときは、D−A変換器35には0のデ
ータが、絞り制御回路41には一定の絞り値のデ
ータAvcが、シヤツタ制御回路37には同調限界
のシヤツタ速度のデータTvc1が夫々入力されて、
前述の通常のオートストロボ撮影が行なわれる。
なお、(11)式でシヤツタ速度Tvxが算出でき
るのは、まず(8)式と同様に、 (2Bva-Tvx+2k)・2Sv=2Avs …(8−1) が成立する。これを変形すると、 2Bva-Tvx+2k=2Avs-Sv …(8−2) となり、 (Avs−Sv)−k=Δ (10) として、(8−2)式及び(10)式から(Avs−
Sv)を消去すると 2Bva-Tvx=2k・(2〓-1) …(12) となり、(12)式の両辺のlog2をとつて整理する
と、 Tvx=(Bva−k)−log2(2〓−1) …(11) が成立する。従つて、(11)式によつて、シヤツ
タ速度Tvxが算出できることになる。
第4図はこの発明の第1,第2の実施例をマイ
クロ・コンピユータを用いて実施した場合のカメ
ラ側のブロツク図で、第2図,第3図と同一の回
路部品には同一の符号が付してある。(S5)はマ
イクロ・コンピユータの動作を開始させるスイツ
チで、例えばカメラのレリーズボタン(不図示)
の押し下げの1段目で閉成されるスイツチ、(S7
はレリーズ動作開始用の信号をつくるスイツチ
で、例えばカメラのレリーズボタンの押し下げの
2段目で閉成される。(S9)は、露出制御機構の
動作が終了すると閉成され、シヤツタチヤージで
開放されるスイツチである。72はデータセレク
クタで、スイツチ(S11)が端子Aに接続されて
いるときは絞り値設定装置60からのデータを出
力し、端子Tに接続されているときはシヤツタ速
度設定装置5からのデータを出力する。74はレ
リーズ用のマグネツト回路、76はミラー係止解
除用マグネツト回路、78は絞り値表示装置、8
0はシヤツタ速度表示装置である。(LD1)はフ
ラツト発光による撮影が行なわれることを表示す
る発光ダイオード、(LD3)は閃光発光による撮
影が行なわれることを表示する発光ダイオード、
(LD5)はフラツト発光による撮影ではシヤツタ
速度及び絞り値がともに制御範囲連動外であるこ
とを警告する発光ダイオードである。82はレン
ズの絞りの開放絞り値に対応したデータAvmin
を出力する開放絞り出力装置、84はレンズの絞
りの最小絞り値に対応したデータAv maxを出力
する最小絞り出力装置である。破線で囲んだ10
0はカメラの測光、演算、露出制御をコントロー
ルするマイクロ・コンピユータで、102はマイ
クロ・コンピユータ100の外付け回路とデータ
の受渡しを行なう入出力ポート、104はマイク
ロ・コンピユータ100の動作を制御する命令及
び固定データが固定記憶されているROM、10
6は種々のデータが一時的に記憶されるRAM、
108はマイクロ・コンピユータの中央処理装置
(CPU)である。また、第5−1,5−2,5−
3図はマイクロ・コンピユータ100の動作のフ
ローチヤートを示すもので、以下第5−1,2,
3図に従つて、第4図のカメラ側の回路の動作を
説明する。
まずマイクロ・コンピユータ100はスイツチ
(S5)が閉成されて、端子p1がHighになるのを待
つている。そして端子p1がHighでないときは出
力ポートF7,F8にデータ0を出力し端子p14
p15,p16をLowにして表示がなにも行なわれない
状態にしておく。そして端子p1がHighになると
マイクロ・コンピユータ100の内容をすべてリ
セツトした後端子p3をHighにし次にLowにする
ことで端子p3からパルスを出力させてA−D変換
器3の動作を開始させる。そしてA−D変換が終
了して端子p5がHighになるのを持つ。A−D変
換が終了して端子p5がHighになると、入力ポー
トF1からは、A−D変換器3からのBva−
Avmin(開放絞りでの測光値)に対応したデータ
を取り込み、入力ポートF2からはデータセレク
タ72からのシヤツタ速度設定装置5又は絞り値
設定装置60に設定されたTvs又はAvsに対応し
たデータを取り込み、入力ポートF3からはフイ
ルム感度設定装置11からのSvに対応したデー
タを取り込み、また開放絞り設定装置82からの
データAv minは入力ポート(F10)から、最小
絞り設定装置84からのデータAv maxは入力ポ
ート(F11)から夫々取り込む。データの取り込
みが終了すると次に、A−D変換されたデータ
(Bva−Av min)と入力ポート(F10)からのデ
ータAV minを加えてBvaを算出する。
次に、発光装置との接続端子J4を介して端子p7
へ発光装置のメインコンデンサの充電が完了した
ときを示すHishの信号が入力されているかどう
か判別し、端子p がLowのときは#9以下の
ステツプに移行して、通常のアペツクス演算を行
なつて、制御用のシヤツタ速度Tvを出力ポート
(F6,F8を介してシヤツタ制御装置37及びシヤ
ツタ速度表示装置80に送出し、ついで制御用の
絞り値Avを出力ポートF5,F7を介して絞り制御
装置41及び絞り値表示装置78に送出する。
#12のステツプでは、端子p14,p15,p16をLow
にして発光ダイオードLD1,LD3,LD5が点灯し
ないようにしておき、#13のステツプで、端子
p17をHighとしてトランジスタQ13を導通させて、
トランジスタQ7,Q11がともに導通不能となるよ
うにしておいて、スイツチS1又はS3が開閉されて
も発光装置が発光しないようにした後、#52以下
の後述するステツプへ移行する。
#8のステツプで端子P7がHigh、即ち充電完
了信号が検出されたときは#15のステツプに移
り、ゲート回路19を介して出力される発光量信
号出力装置9からのフラツト発光での有効発光量
に対応したデータkを入力ポートF4から取り込
む。#16のステツプでは端子p6がHigh、即ちス
イツチS11が端子Aに接続されて絞り優先モード
となつているかどうかを判別し、端子p6がHigh
のときは#18以下のステツプへ、Lowのときは
#29以下の後述するステツプへ移行する。
#18のステツプではデータセレクタ72からの
データAvsとフイルム感度設定装置11からのデ
ータSvからAvs−Svの演算を行なう。次に、こ
のデータ(Avs−Sv)とゲート19からのデータ
kから、 (Avs−Sv)−k=Δ …(13) の演算を行ない、この算出されたデータΔに対応
したデータでROM104のアドレスを指定する
と、その指定されたアドレスに固定記憶されてい
るデータlog2(2〓−1)に対応したデータが出力
されて、このデータをCPU108に取り込む。
次に#22のステツプでは、定常光の強度に対応し
たデータBvaと有効発光量に対応したデータkか
らBva−kが算出され、#23のステツプで Tvx=(Bva−k)−log2(2〓−1) …(14) の演算が行なわれ、シヤツタ速度に対応したデー
タTvxが算出される。
#24のステツプでは算出されたシヤツタ速度
Tvxが同調限界のシヤツタ速度Tvc1よりも高速
かどうかを判別して、同調限界よりも高速でない
とき(TvxTvc1)は、#25のステツプに移行
し、#30からの閃光発光モードに対応した後述す
る動作を行なう。また、Tvx>Tvc1のときは、
次に#26のステツプで算出されたシヤツタ速度
Tvxが最高速のシヤツタ速度Tvc2(例えば1/1000
sec)よりも低速になつているか判別する。この
とき、TvxTvc2ならば後述する#48からのス
テツプに移行し、またTvx>Tvc2ならば#65か
らのステツプに移行する。
第5−3図の#65のステツプでは、RAM10
6内のレジスタM1の内容が、1かどうかを判別
する。このとき1でなければ#66のステツプで最
高速のシヤツタ速度Tvc2を設定シヤツタ速度と
し、次にレジスタM1の内容を1にした後、#29
のステツプからはじまる後述する。シヤツタ速度
優先の動作に移行する。レジスタM1の内容が1
のときは、#65から#69のステツプに移行し、こ
のときには#75からのステツプによつて、一度算
出された絞り値Mvxが最大絞り値Av maxより
も大きく最大絞り値Av maxが設定されているも
のとしてシヤツタ速度が算出されたことに相当す
るので、従つてシヤツタ速度をTvc2としてもオ
ーバー露光になつてしまう。このためこのとき
は、Tvc2をTvsとし、端子(p16)をHighとして
発光ダイオードLD1を点灯させてオーバー露光と
なることを警告し、端子p15,p17をLowとした
後、#49のステツプに移行する。この場合は、シ
ヤツタ速度はTv maxに、絞りはAv maxに制御
され、さらにフラツト発光も行なわれるが、写真
はオーバー露光になつてしまう。
第5−2図の#29のステツプでは、設定シヤツ
タ速度Tvsが同調限界シヤツタ速度Tvc1よりも
大きいかどうかを判別する。TvsTvc1のとき
は、#30以下の閃光発光モードの動作に移行す
る。#30のステツプでは、Tvc1を出力ポートF6
F8を介してシヤツタ制御装置37、シヤツタ速
度表示装置80に送出し、次にオート・ストロボ
撮影に適した絞り値のデータAvcを出力ポート
F5,F7を介して絞り制御装置41、絞り値表示
装置78へ送出する。#32のステツプでは、端子
p15をHighにして発光ダイオードLD3を点灯させ
閃光発光が行なわれることを表示する。次に、出
力ポートF9には0のデータを出力して、D−A
変換器35の出力をアース電位にする。従つて、
発光装置には端子J3を介して閃光発光モードであ
ることが伝達され、さらに、コンパレータAC1
出力はLowとなり、トランジスタQ7,Q9が不導
通、トランジスタQ11が導通してX接点S3の閉成
によつて発光装置の発光が開始するようになる。
次に端子p14,p16をLowにして発光ダイオード
LD1,LD5を消灯状態にし、トランジスタQ13
不作動にしておく。この後、#52のステツプから
の動作に移行する。
#29のステツプでTvs>Tvc1のときは#37以
下のシヤツタ優先フラツト発光モードの動作に移
行する。#37のステツプではBva−Tvsを算出
し、次に k−(Bva−Tvs)=Δ′ …(6) の演算を行なつて、データΔ′を算出する。算出
されたデータΔ′に対応したデータでROM104
のアドレスを指定すると、そのアドレスに固定記
憶されているlog2(1+2〓′)のデータがCPU10
8に取り込まれる。次に、(Sv+k)の演算を行
ないさらに (k+Sv)+log2(1+2〓′)=Avx …(7) の演算を行なつて絞り値を算出する。
#43のステツプでは算出された絞り値Avxが最
大絞り値Av max以下の値かどうか判別し、Avx
>Av maxのときは#74からのステツプに移行す
る。
第5−3図の#74のステツプで、RAM106
内のレジスタM1の内容が1かどうかを判別し、
1でないときは、Av maxを設定絞り値Avsとし
て、レジスタM1の内容を1にした後、#18から
の前述の絞り優先モードの動作に移行する。#74
のステツプでレジスタM1の内容が1のときは、
#65以下のステツプで前述したように、一度絞り
優先モードでシヤツタ速度Tvxを算出したデータ
がTvx>Tvc2になつていて、Tvc2 maxを設定
値としてシヤツタ速度優先モードで絞り値Avxを
算出し、このデータもAvx>Avmaxになつてい
たことになる。従つて、最高速のシヤツタ速度
Tvc2及び最小絞り値Av maxで露出制御を行な
つてもオーバー露光になつてしまう。このとき
は、#78のステツプでAv maxを設定値とし、端
子p16をHighとして発光ダイオードLD5を点灯さ
せてオーバー露光となることを警告し、端子p15
p17をLowとして、発光ダイオードLD3を消灯さ
せるとともにトランジスタQ13を不作動とした後
#49からの動作に移行する。この場合、シヤツタ
速度はTvc2、絞り値はAv maxで夫々制御され、
フラツト発光も行なわれるがオーバー露光になつ
てしまう。
第5−2図の#45のステツプでは算出された絞
り値Avxが開放絞り値Av minよりも小さいかど
うかを判別する。このとき、Avx<Av minなら
Av minを設定絞り値Avsとして#18のステツプ
からの前述した絞り優先モードでの演算動作に移
行する。
#45のステツプでAvxAv minならフラツト
発光モードで撮影が可能となり#48のステツプに
移行する。なお、#48のステツプには#28のステ
ツプから移行することもある。#48では、端子
p15,p16,p17をLowにして、発光ダイオード
LD3,LD5を消灯し、トランジスタQ13を不作動
にし、#49のステツプに移行する。#49のステツ
プには#73又は#81のステツプから移行すること
もある。#49のステツプでは、制御用の絞り値
Avを出力ポートF5,F7を介して絞り制御装置4
1、絞り値表示装置78へ送出する。#50のステ
ツプでは端子p14をHighにして発光ダイオード
LD1を点灯させフラツト発光モードであることを
表示する。#51のステツプでは制御用のシヤツタ
速度Tvを出力ポートF6,F8,F9に出力しシヤツ
タ速度表示装置80、シヤツタ制御装置37及
び、D−A変換器35へ入力させる。従つて、D
−A変換器35の出力電位はシヤツタ速度Tvに
対応した電位となり、定電圧源E1の出力電位よ
りも高くなり、コンパレータAC1出力はHighと
なつて、トランジスタQ13が不導通なのでトラン
ジスタQ9が導通、トランジスタQ7が導通可能、
Q11が導通不能の状態となり、従つて先幕の顔出
しで閉成されるスイツチS1の信号が発光装置の発
光開始信号となる。
#52のステツプでは、レリーズスイツチS7が閉
成されて端子p2がHighかどうか判別し、端子p2
がLowのときはスタートにもどつて再び測光・
演算・表示が行なわれる。端子p2がHighのとき
は#53のステツプに移行し、シヤツタチヤージが
行なわれてスイツチS9が開放され端子p4がLowに
なつているかどうかを判別する。そして端子p4
Lowのときはシヤツタチヤージが行なわれてい
ないことになり、スタートにもどつて再び測光・
演算・表示を行なう。また、シヤツタチヤージが
行なわれて端子がHighのときは、#54のステツ
プで出力ポートF7,F8のデータを0にして表示
装置78,80の表示を消灯させ、#55のステツ
プでは端子p14,p15,p16をLowとしと発光ダイ
オードLD1,LD3,LD5を消灯させ、#56のステ
ツプに移行して露出制御動作を開始する。
#56,#57のステツプで端子p8からパルスを出
力させてレリーズ回路74を動作させて露出制御
動作を開始させ、まず絞りの絞り込み動作が開始
する。絞り制御装置41の出力ポートF5からの
絞り値Avのデータと絞り込まれていく過程での
絞りの絞り値とを比較し、両者が一致した時点で
絞り込みを停止させて、出力ポートF5からの絞
り値データAvに対応した絞り開口に決定する。
絞り込み停止が行なわれると、端子p11がHighに
なり、この信号をマイクロ・コンピユータ100
が検出して#59,#60のステツプに移行する。こ
のステツプでは端子p9からパルスを出力して、ミ
ラーアツプ用回路76を動作させてミラーアツプ
動作を行なわせる。そして、ミラーアツプが完了
するまでの時間T1をカウント後、端子p12にパル
スを出力して、シヤツタ制御装置37を動作させ
る。これによつて、先幕の走行が開始するととも
に出力ポートF6からのデータTvに基づいてシヤ
ツタ開口時間の計時が開始する。そしてフラツト
発光モードの際は先幕の顔出しで閉成されるスイ
ツチS1が閉成によつて発光装置はフラツト発光を
開始し、閃光発光モードの際は先幕の走行完了で
閉成されるX接点(S3)の閉成で発光装置は閃光
発光を開始する。そして、シヤツタ開口時間の計
時が完了すると後幕の走行が開始し、後幕の走行
が完了すると、ミラーがダウンし絞りは開放絞り
になり、スイツチS9が閉成される。マイクロ・コ
ンピユータ100はこのことを端子p4がHighに
なることで検出して、スタートにもどる。
第6図は、第4図のカメラに接続される発光装
置の具体的回路例である。図において、Bは電源
電池、S13は電源スイツチ、86は昇圧回路、8
8はキセノン管Xeのトリガー回路、90は閃光
発光の際の発光停止回路である。
電源スイツチS13を閉成すると、これに連動し
てスイツチS15が閉成され、スイツチS17が開放さ
れる。昇圧回路86の働きで、メインコンデンサ
C7の充電電圧が所定値に達すると、ネオン管Ne
が導電点灯して、抵抗R13,R11とコンデンサC9
の接続点の電位が上昇して、トランジスタQ33
Q43,E47が導通可能な状態となる。
端子J3′の電位がアース電位、即ち、閃光発光
モードのときは、トランジスタQ29は不導通とな
る。そして、カメラ側のX接点S3が閉成される
と、端子J2′の電位がアース電位になつてトラン
ジスタQ33,Q43,Q47が導通する。トランジスタ
Q47の導通でトランジスタQ49が導通し、コンデ
ンサC11と抵抗R15,R17の働きによりサイリスタ
SC1のゲート端子にHighのパルスが印加されて、
サイリスタSC1が導通し、トリガー回路88が動
作してキセノン管Xeにトリガーがかかる。一方、
トランジスタQ33が導通することでトランジスタ
Q31が導通するが、このとき、トランジスタQ29
のベース電位はアース電位になつているのでトラ
ンジスタQ29は導通せず、トランジスタQ17
Q23,Q25が導通する。トランジスタQ25の導通で
トランジスタQ27が導通して、コンデンサC13と抵
抗R19,R21の働きで、サイリスタSC3のゲート端
子にHighのパルスが与えられサイリスタSC3が導
通する。これによつて、キセノン管Xeが閃光発
光を行なう。また、トランジスタQ23が導通する
ことで、トランジスタQ19,Q21が不導通となり、
さらには、トランジスタQ17が導通することで、
閃光発光の被被写体からの反射光を受光するフオ
ト・トランジスタPT1の出力電流がコンデンサC1
によつて積分される。このコンデンサC1の積分
電位と、抵抗R1とフイルム感度に応じた抵抗値
が設定される可変抵抗VRの接続点の電位がコン
パレータAC3で比較され、コンデンサC1とフオ
ト・トランジスタPT1の接続点の電位が抵抗R1
と可変抵抗VRの接続点の電位と一致するコンパ
レータAC3の出力はHighに反転し、この信号で
発光停止回路90が動作してキセノン管Xeの発
光が停止する。このとき、トランジスタQ45
Q43が導通することでフラツト発光用の回路も動
作可能となるが、トランジスタQ15が不導通なの
でコンパレータAC5は不作動であり、トランジス
タQ51も不作動で、トランジスタQ53は導通しな
い。以上が、閃光発光モードの際の発光装置の動
作である。
次に、端子J3′がシヤツタ速度に対応した電位
になつているとき、すなわちフラツト発光モード
の動作を説明する。このときはトランジスタQ15
が導通してコンパレータAC5が動作し、またトラ
ンジスタQ29が導通するのでトランジスタQ17
E23,Q25,Q27は不導通のままであり、トランジ
スタQ19,Q21は導通したままになつている。従
つて、サイリスタSC3は導通せず、閃光発光は行
なわれない。さらに、コンパレータAC3の出力は
Lowのままなので発光停止回路90は動作しな
い。先幕の顔出しで閉成するカメラ側のスイツチ
S1が閉成すると、トランジスタQ33,Q43,Q45
Q47が導通する。トランジスタQ33の導通でトラ
ンジスタQ31が導通するが、トランジスタQ29
導通するので、前述のように閃光発光は行なわれ
ない。トランジスタQ47,Q49の導通でサイリス
タSC1が導通してトリガー回路88が動作してキ
セノン管Xeにトリガーがかかる。また、トラン
ジスタQ45の導通でコンパレータAC7が動作し、
さらに、トランジスタQ43が導通するとコンデン
サC5と抵抗R3,R5の働きで一定時間後にトラン
ジスタQ41が不導通になり、トランジスタQ37
不導通、トランジスタQ39が導通してトランジス
タQ35の伸張電流のコンデンサC3による積分が開
始する。
キセノン管Xeの発光量をモニターする位置に
配置されたフオト・ダイオードPD3、対数圧縮用
ダイオードD3、演算増幅器OA3、定電圧源E3
構成された測光回路の出力はカメラ側のスイツチ
S1が閉成される時点では、定電圧源E3の出力電
位V1に等しく、コンパレータAC5の出力はHigh
になつていて、コンパレータAC7の出力はLowな
のでトランジスタQ51が導通してトランジスタ
Q53が導通する。すると、キセノン管Xe、コイル
L1、トランジスタQ53を介して電流が流れてキセ
ノン管Xeが発光を開始する。このときキセノン
管Xeを流れる電流は、コイルL1の働きで急激に
は増大せず、またコイルL1には磁気的なかたち
でエヌルギーが蓄積される。そして、演算増幅器
OA3の出力が増大してコンパレータAC5の出力が
Lowに反転するとトランジスタQ53が不導通にな
る。すると、コイルL1に蓄積されているエネル
ギーによつて、ダイオードD7、キセノン管Xeを
介して電流が流れる。このトランジスタQ53が不
導通となつたときはコイルL1によつて急激に電
流が流れるキセノン管Xeの発光量はさらに増大
した後減少していく。そして、発光量が減少して
演算増幅器OA3の出力が所定レベルまで低下する
と再びコンパレータAC5の出力がHighに反転し
てトランジスタQ53が導通するが、キセノン管Xe
の応答遅れで発光量が少し減少して再びキセノン
管Xeの発光量が増大していく。以上の動作を発
光時間に比較して非常に高速でくり返すことで、
一定の発光強度のフラツト発光が得られる。
ところでこのときの発光強度の制御はまず定電
圧源E3の出力電圧と定電圧源E5の出力電圧の差
を前述の有効発光量2kに対応した値にしておき、
端子J3′からの入力電位はTvに対応しているの
で、コンパレタAC5の非反転入力端子の電位は
(Tv+k)に対応している。また、コンパレータ
AC5の反転入力端子に与えられる演算増幅器OA3
の出力電位はほぼ非反転入力端子への入力電位と
等しくなるように発光強度2Ivが制御されている。
従つて、キセノン管Xeの発光強度は 2Iv=2Tv+k …(4) の値に制御されることになる。
また、発光時間はまずカメラ側のスイツチS1
閉成でトランジスタQ43が導通するとコンデンサ
C5、抵抗R3,R5できまる一定時間後にトランジ
スタQ41が不導通となる。この一定時間は先幕が
顔出しする時点から走行が完了するまでの時間t1
としておく。そして、トランジスタQ41が不導通
になることでトランジスタQ37が不導通、トラン
ジスタQ39が導通する。すると、トランジスタ
Q35のベース電位はTvに対応した値となり、この
トランジスタQ35のコレクタ電流は2Tvに対応した
値となる。この電流がコンデンサC3によつて積
分されたコンデンサC3とトランジスタQ35の接続
点の電位が抵抗R7とR9の接続点の電位と一致す
るとコンパレータAC5の出力はHighに反転して
トランジスタQ51は不導通となりトランジスタ
Q53も不導通となつてキセノン管Xeの発光が停止
する。従つて発光時間は(t1+2-Tv)に制御され
る。以上述べたように、第5図の発光装置は、閃
光発光モードの際は通常のオート・ストロボとし
て動作し、フラツト発光モードの際は、シヤツタ
速度Tvに応じて発光強度は(2Tv+k)発光時間は
(2-Tv+t1)となり発光量としては、 5Qvf=t1・2Tv+k+2k …(5) となり、フイルム面の各部分に対するフラツト
発光による有効発光量は2kとなり、シヤツタ速度
に無関係に一定となる。
なお、コンデンサC9は、キセノン管Xeが発光
してメインコンデンサC7の充電電圧が低下し、
ネオン管Neが不導通になつても、発光が終了す
るまではトランジスタQ33,Q43,Q47を導通状態
に保つておくために設けられている。また、スイ
ツチS13を開放すると、スイツチS15が開放され、
スイツチS17が閉成されるので、メインコンデン
サC7の充電電圧が所定値になつていてもトラン
ジスタQ33,Q43,Q47は導通せずキセノン管Xeは
発光しない。また、端子J4′から充電完了を示す
Highの信号も出力されないのでカメラは発光装
置を用いない露出制御モードで動作する。
第7図は第6図の発光装置の変形例であり、変
形した部分のみが示してある。第6図ではキセノ
ン管Xeの発光量をモニターする受光素子PD3
直接キセノン管Xeからの光を受光するようにな
つていたが、、第7図の受光素子PD5は被写体か
らの反射光を受光するようになつている。
まず端子J3′からシヤツタ速度Tvに対応した信
号が入力されてフラツト発光が行なわれる場合に
はトランジスタQ55が導通していてインバータ
IN1の出力がHigh、インバータIN2の出力がLow
となつている。従つて、アナログスイツチ用
FET(FT1)がON、(FT3)がOFFであり、演算
増幅器OA5の帰還路には抵抗R23が接続されてい
る。また、端子J2′から発光開始信号が入力され
るまではトランジスタQ59が導通しているので、
演算増幅器OA5の出力は定電圧源E7の出力電圧
をV3とすると、 (2Bva+V3)となつていてこの電圧がコンデン
サC17に充電されている。
発光が開始すると、演算増幅器OA5の出力は
(2Iv′+2Bva+V3)となるが、トランジスタQ57
導通、Q59が不導通となるのでバツフアOA7への
入力電位は、演算増幅器OA5の出力(2Iv′+2Bva
+V3)からコンデンサC17の充電電圧(2Bva+V3
をひいた値2Iv′となつている。この信号はキセノ
ン管Xeの発光の被写体からの反射光強度に対応
している。この信号は、バツフアOA7から演算増
幅器OA9、抵抗R25、トランジスタQ67で構成され
た電圧電流変換回路に入力され、受光素子PD5
入射するキセノン管Xeの発光による被写体から
の発射光の強度に比例した電流2Iv′がトランジス
タQ67のコレクタ電流として流れる。ところで受
光素子PD5の前にとりつけられた絞り開口はAvc
に相当するので絞りの前までの反射光強度を2Iv
とすると、 2Iv′=2Iv・2-Avc となつている。トランジスタQ67のコレクタ電流
はカレントミラー用トランジスタQ69を介してダ
イオードD9に流れ込んでダイオードD9からは
(Iv−Avc)に対応した電位が出力される。また
定電圧源E9の出力電圧源V9は V9=k−Avc となつていて、コンパレータAC5には、ダイオー
ドD9からのIv−Avcの信号と定電圧源E9からの
(Tv+k−Vvc)の信号が入力される。そして、
第6図と同様の回路によつて Iv=Tv+k …(4−1) となるようにキセノン管Xeの発光量が制御され
る。また、発光時間は第6図と同様にして制御さ
れる。従つて、キセノン管Xeのフラツト発光に
よる被写体からの反射光のフイルム面への有効光
量はシヤツタ速度に無関係に一定値2kとなる。
端子J3′の電位がアース電位で、閃光発光モー
ドのときは、トランジスタQ55が不導通なので、
インバータIN1の出力はLow、(IN3)の出力は
Highになり、アナログスイツチ用FET(FT1)が
OFF、(FT3)がONとなつて、演算増幅器
(OA5)の帰還路にはコンデンサC15が接続され
る。そしてカメラ側のスイツチS3が閉成される
と、トランジスタQ61が導通、Q63,Q65が不導通
となり、受光素子PD5の出力電流がコンデンサ
C15によつて積分される。そして、この積分電圧
が。抵抗R1′と可変抵抗VR′の接続点の電圧に達
するとコンパレータAC3′の出力はHighに反転し
て第6図の発光停止回路90が動作して、キセノ
ン管Xeの発光が停止する。なおこのときは、カ
メラの絞り開口は前述のようにAvcに制御され
て、受光素子PD5の前の絞り開口と同じ開口にな
つている。
第8図はこの発明の第3の実施例を示すカメラ
及び発光装置のブロツク回路図である。この実施
例はモード判別回路W1の駆動によつて発光開始
信号W2によりあらかじめ測光演算したシヤツタ
速度が同調限界のシヤツタ速度より高速のときは
フラツト発光W7、低速のときは閃光発光W6
夫々発光部W8で行なわせるようにし、かつシヤ
ツタ速度及び発光量の制御は先幕及びフイルム面
からの反射光を測光する、いわゆるフイルム面測
光方式W3でストツプ信号W4により駆動停止W9
の制御するものである。
第8図のブロツク図を具体的回路にした第9図
において、PD7はフアインダー光路中に設けられ
た受光素子、92はシヤツタ速度を算出する測光
回路、E11は同調限界のシヤツタ速度に対応した
信号を出力する定電圧源、94,96は夫々ワン
シヨツト回路、PD9はフイルム面測光用受光素
子、98はフイルム面測光用回路、Mgは後幕係
止用マグネツト、S19は後幕の走行完了で閉成し
シヤツタチヤージで解放されるスイツチである。
また端子J5は発光装置の発光停止信号を送出する
もので、発光装置の端子J5′と接続される。
スイツチS5が閉成されるとワンシヨツト回路9
4からパルスが出力されてDフリツプ・フロツプ
DFがリセツトされる。測光演算回路92の出力
が定電圧源E11の出力よりも大きいとコンパレー
タAC9の出力はHighとなる。このときメインコ
ンデンサC7の充電電圧が所定値に達して端子J4
Highのときはアンド回路AN1の出力はHighとな
つている。そして、レリーズスイツチS7が閉成さ
れるとワンシヨツト回路96からパルスが出力さ
れて、Dフリツプ・フロツプDFにD力が取り込
まれ、Q出力がHigh、出力がLowとなる。こ
れと同時に従来公知のレリーズ回路(図示せず)
によつて露出制御動作が開始する。そして、先幕
の走行開始で受光素子(PD9)の出力電流をフイ
ルム面測光用回路98によつて積分されはじめ
る。また、先幕の顔出しでスイツチS1が閉成され
ると、Dフリツプ・フロツプDFの出力はLow
なのでトランジスタQ73が導通してトランジスタ
Q73からの電流がトランジスタQ93のベース電流
として供給される。このときトランジスタQ81
はベース電流が供給されず導通しない。また、抵
抗R13とR11の接続点の電位がHighなのでトラン
ジスタQ113が導通してトランジスタQ115,Q117
不導通となり、トランジスタQ83,Q99は導通不
可能な状態となつている。従つて、トランジスタ
Q97の導通によつてトランジスタQ91が導通して
トランジスタQ85が導通し、第5図と同様にキセ
ノン管Xeにはトリガーがかかる。また、トラン
ジスタQ101が導通、Q103が不導通となつて抵抗
R27とR29の接続点の電位が上昇しコンパータ
AC11の出力はHighとなる。このときトランジス
タQ105,Q107が導通しているのでトランジスタ
Q53が導通してキセノン管Xeが発光する。キセノ
ン管Xeの発光強度はフオト・トランジスタPT3
でモニターされ、キセノン管Xeの発光強度が増
加して、フオト・トランジスタPT3の出力電流が
増加し、フオト・トランジスタPT3と抵抗R31
接続点の電位を上まわるとコンパレータAC11
出力はLowに反転してトランジスタQ53は不導通
になり、以下第5図の回路と同様の動作で、キセ
ノン管Xeの発光強度は抵抗R27とR29の接続点の
電位に対応して一定となる。
カメラ側のフイルム面測光回路98は、受光素
子PD9に射する定常光とフラツト発光の合計した
強度に比例する受光素子PD9の出力電流を積分
し、積分値が所定値に達すると、測光回路98の
出力をLowとしてトランジスタQ77を不導通と
し、マグネツトMgを不作動として後幕の走行を
開始させる。このとき、Dフリツプ・フロツプ
DFの出力はLowなのでトランジスタQ75は導
通しない。そして後幕の走行が完了するとスイツ
チS19が閉成して、Dフリツプ・フロツプDFのQ
出力がHighなのでトランジスタQ79が導通可能な
状態となつていて、端子J5がアース電位に低下
し、トランジスタQ105が不導通となる。すると、
トランジスタQ113が導通しているのでトランジス
タQ115,Q117が不導通になり、かつトランジスタ
Q107,Q111が導通して発光停止回路90が動作し
てキセノン管Xeの発光が停止する。また、トラ
ンジスタQ105が不導通となることでトランジスタ
Q109が不導通となつてトランジスタQ53も不導通
となる。
測光演算回路92の出力が定電圧源E11の出力
電位より低いときはコンパレータAC9の出力は
Lowとなりアンド回路AN1の出力もLowとなる。
そして、レリーズスイツチS7が閉成された時点で
アンド回路AN1の出力がDフリツプ・フロツプ
に記憶され、Q出力がLow、出力がHighとな
る。
先幕の顔出しの時点でスイツチS1が閉成されて
もトランジスタQ73は導通不能なので発光培は開
始せず、次にX接点S3が閉成されるとトランジス
タQ71,Q81が導通する。このとき、トランジス
タQ113が導通しているのでQ83は不導通であり、
トランジスタQ87,T89,Q85,Q95が導通する。
これによつて、トリガー回路88が動作するとと
もに、サイリスタSC3が導通して、キセノン管Xe
は閃光発光を開始する。そしてフイルム面測光回
路98から後幕走行開始信号が出力されると、ト
ランジスタQ75が導通して、トランジスタQ105
不導通となり、トランジスタQ108,Q111が導通し
て発光停止回路90が動作してキセノン管Xeの
発光が停止する。
なお、メインコンデンサC7の充電電圧が所定
値に達しなくてトランジスタQ113が不導通のとき
はトランジスタQ83,Q99,Q115,Q117が導通して
いて、発光動作は行なわれない。
第9図の実施例ではフラツト発光の発光開始信
号は先幕の顔出しで閉成するスイツチS1によつて
つくるようにしているが、例えば、シヤツタ速度
制御用のカウントスイツチ、又はFP接点を用い
ることも可能であり、あるいは第10図に示すよ
うな実施例も可能である。第10図は、先幕の顔
出し以前に閉成するスイツチS21の信号でワンシ
ヨツト回路110からパルスが出力され、このパ
ルス入力でカウンタ112がカウントを開始し、
スイツチS21が閉成して、先幕が顔出しをするま
での時間をカウンタ112がカウントすると、端
子J2から発光開始信号を出力するものである。
第11図は、第4図実施例のフオーカルプレー
ンシヤツタ作動機構の主要部斜視図を示す。第1
1図において、シヤツタは先幕を形成する幕2、
縁金4、リボン6を巻回する先幕筒8が先幕軸1
0に固着されており、さらに先幕軸10に一体的
に先幕ギア12が固定され、先幕シヤツタギア1
4とかみ合つている。
一方後幕を形成する後幕系は幕16、縁金1
8、リボン20を巻回する後幕筒22が後幕筒軸
24に固着され、後幕筒軸24と一体的に固定さ
れた後包幕ギア26が後幕シヤツタギア28とか
み合うことによつて構成され、かつ従来公知の調
速機構(図示せず)により先幕と後幕が所定の時
間間隔によつて走行することによりシヤツタ作動
をする公知のフオーカルプレーンシヤツタを構成
している。尚、30は後幕筒軸24に遊かんした
先幕ローラで先幕リボン6をガイドしている。又
32の一点鎖線はシヤツタ開口を示している。
更に先幕シヤツタギア14には突起14′が形
成され、図示の如きチヤージ完了状態ではスイツ
チS1′をOFFしており、走行開始後、先幕シヤツ
タギア14、先幕ギア12、先幕系が矢印に移動
してシヤツタ開き始め直前でスイツチS1′をONさ
せると共に、走行完了時スイツチS3′をONとなす
よう構成している。
一方、後幕シヤツタギア28にも突起28′が
形成され後幕走行完了直前にスイツチS2をOFF
する如く構成されている。第12図は、第4図右
下部に示されているJ2端子への信号部の具体的ス
イツチ構成を示しており、トランジスタQ7のコ
レクタにスイツチS1′と不図示の撮影動作中のみ
ONするスイツチS4と前記S2が直列に結線されれ
て、これらが実質的に第4図に示すスイツチS1
構成している。
又、Q11のコレクタには前記S3′が接続され、か
つS3′の他方はS4とS2の接続点に結線されて、
S3′とS2により実質的に第4図のS3を構成してい
る。
第13図は、第10,12図に示される各スイ
ツチ、S1,S2,S3,S4,S1′,S3′の幕移動に行う
作動タイミング線図を示し、S1′は先幕の移動に
ともないシヤツタ開き直前にONされ、かつシヤ
ツタチヤージ完了直前にOFFとなる。又、S3′は
先幕走行完了直前にONとなり、シヤツタチヤー
ジ開始直後にOFFとなる。S2は後幕走行完了近
辺でOFFとなり、シヤツタチヤージ開始後ONと
なる。
S4(第11図に図示せず)は、レリーズ開始と
ともにONとなり、一サイクルのカメラ作動完時
OFFとなる。
したがつて、S1′とS2,S4の直列接続されたス
イツチ群を第4図示のS1と考えればシヤツタ開放
直前にONとなりシヤツタ作動完時、すなわち後
幕走行完時にOFFとなる顔出スイツチとなる。
同様にS3′とS2の直列スイツチを第4図示S3
考えれば先幕走行完時ONとなりシヤツタ作動完
時のOFFとなるX接点となる。
第14図は第9図に示すカメラのフオーカルプ
レーンシヤツタ作動機構の主要部斜視図を示し、
スイツチS19を除き第11図に示すシヤツタ同様
の作動をする。従つて第11図と同様の作用をす
る要素には同一の符号を付し、その作動説明は省
略する。後幕シヤツタギア28の下面には突起2
8″が設けられており、後幕シヤツタギアの回転
終了時スイツチS19をONとなすよう構成されて
いる。第15図は第9図のJ2端子への信号部及び
J5端子への信号部の具体的スイツチ構成を示し、
トランジスタQ73のコレクタにスイツチS1′とS4
S2が直列に接続され実質的に第9図に示すスイツ
チS1を構成している。また、Q71のコレクタには
S3′が接続され、S3′の他方は、S4とS2が接続され
S3′とS2によつて実質的に第9図示のS3を構成し
ている。更にトランジスタQ79のコレクタにはS19
が接続されJ5端子に接続されている。
第16図には第14,15図に示されるスイツ
チS1,S2,S3,S4,S1′,S3′,S19の幕移動に伴う
作動タイミング線図を示すが、S1′〜S4及びS1
S3の作用は第13図と同様であり、詳細は省略す
るが、S1′とS2,S4の直列接続されたスイツチ群
が第9図示のS1としてシヤツタ開放直前にONと
なり、シヤツタ作動完時、すなわち後幕走行完時
にOFFとなる顔出しスイツチとなる。同様に
S3′とS2の直列スイツチが第9図示のS3となり先
幕走行完時ONとなりシヤツタ作動完時OFFとな
るX接点となる。
次にS19は、後幕走行完時ONとなりシヤツタ
のチヤージ開始とともにOFFとなり発光停止回
路への信号部(端子J5)を構成している。
なお、第2図に示す第1実施例及び第3図に示
す第2実施例では被写体輝度Bvaとフラツト発光
による有効光量kが前もつてわかつているので、
自然光と発光装置の被写体に与える効果の差、ア
ペツクス値での差、即ちライテイング・コントラ
スト、及び発光装置の発光によつて被写体の明る
さが発光をしないときにくらべていくら増すかと
いうアペツクス値での量(以下段数差とよぶ)が
算出でき、これを前もつて表示することが可能で
ある。
第1の実施例では、ライテイング・コントラス
トΔ1は、 (Bva−Tvs)−k=Δ1 …(15) で算出できる。また、段数差Δ2は以下のように
して求まる。フラツト発光を行なつたときの全体
の光量のアペツクス値をQvtとすると 2Bva-Tvs+2k=2Qvt …(6) の関係がある。そこで、(15)式と(16)式から
kを消去して両辺のlog2をとり整理すると、 Qvt=Bva−Tvs+log2(1+2-1) …(17) によつて全体の光量のアペツクス値Qvtが得ら
れ、その段数差Δ2として Δ2=Qvt−(Bva−Tvs)=log2(1+2-1) …(18) を得ることができる。
第2の実施例では、(11)式を変形すると、 Δ1=(Bva−Tvx)−k=log2(2〓−1) …(11−1) ライテイング・コントラストΔ1が求まり、段数
差Δ2は(18)式から求まる。
第1,2の実施例では、フラツト発光の際はシ
ヤツタ速度に応じて発光強度を変えることで、フ
イルム面への有効発光量をシヤツタ速度に無関係
に一定となるようにしていたが、次の様な変形も
可能である。即ち、フラツト発光の際は、発光強
度2Ivは一定としておくと、 2Bva+2Iv=2Bv …(19) の関係が成立するBvを求め、あとは定常光に対
するアペツクス演算と同様に、 Bv+Sv=Tv+Av …(20) の関係から、Tvx又はAvxを求め、露出制御を行
なえばフラツト発光での適正露出な撮影が行なえ
る。ここで、Bvを求めるには、 Bva−Iv=Δ″ …(21) を求め、(19),(21)式からIvを消すと 2Bva(1+2-〓″)=2Bv となり、両辺のlog2をとると Bv=Bva+log2(1+2-〓″) …(22) が得られる。また、このときの発光間隔は、先幕
の走行の顔出しで発光を開始させ、後幕の走行完
了で発光を停止させればよい。またこのときもラ
イテイング・コントラストΔ1として Δ1=Bva−Iv …(23) 及び段数差Δ2として Δ2=Bv−Bva …(24) も前もつて算出表示することができる。
また、第1,第2の実施例では有効発光量2k
固定になつているが、この量を発光装置あるいは
カメラ側で手動で可変にしておき、撮影者が任意
に設定することも可能である。発光装置側で設定
するときの構成は、例えば、可変電圧源を設け、
この出力電位を発光準備が完了するとカメラ側に
伝達し、カメラ側ではこれをA−D変換して前述
の方式に従つて、Tvx又はAvxを算出し、さらに
露出時間Tvに対応したアナログ信号を発光装置
に送出するようにすればよい。また、カメラ側で
設定するときの構成は、例えば設定されたkに対
応したデイジタルデータを出力する設定装置を設
け、前述の演算を行ない、Tv及びkのアナログ
信号を発光装置に送出すればよい。
発明の効果 以上詳述したように、本発明にかかる撮影装置
の一つは、設定された露出時間に対応した信号を
出力する露出時間信号出力手段と、設定されたフ
イルム感度に対応した信号を出力するフイルム感
度信号出力手段と、被写界の明るさを測光し測光
値を出力する測光値出力手段と、先幕と後幕を有
するフオーカルプレーンシヤツタと、フオーカル
プレーンシヤツタの先幕の走行開始に連動して発
光を開始し、フオーカルプレーンシヤツタが動作
してフイルムの露光が行なわれている間にフイル
ムの各部分に対する有効光量が露出時間にかかわ
りなく一定となるよう露出時間に依存した発光強
度で発光を行う発光手段と、光強度で発光を行う
発光手段と、下記の関係式に従つて絞り値を演算
する絞り値演算手段と、絞りを演算された絞り値
に制御する絞り値制御手段と、を有することを特
徴とする: (2Bv-Tv+2k)・2Sv=2Av 但し、 Bv:測光値のアペツクス値 Tv:露出時間のアペツクス値 k :発光による有効光量のアペツクス値(一
定) Sv:フイルム感度のアペツクス値 Av:絞り値のアペツクス値 である。また本発明の撮影装置の今一つは、設定
された絞り値に対応した信号を出力する絞り値信
号出力手段と、設定されたフイルム感度に対応し
た信号を出力するフイルム感度信号出力手段と、
被写界の明るさを測光し測光値を出力する測光値
出力手段と、先幕と後幕を有するフオーカルプレ
ーンシヤツタと、フオーカルプレーンシヤツタの
先幕の走行開始に連動して発光を開始し、フオー
カルプレーンシヤツタが動作してフイルムへの露
光が行なわれている間にフイルムの各部分に対す
る有光光量が露出時間にかかわりなく一定となる
よう露出時間に依存した発光強度で発光を行う発
光手段と、下記の関係式に従つて露出時間を演算
する露出時間演算手段と、演算された露出時間に
基づいてフオーカルプレーンシヤツタを制御する
シヤツタ制御手段と、を有することを特徴とす
る: (2Bv-Tv+2k)・2Sv=2Av
従つて、シヤツタ速度が同調限界のシヤツタ速
度よりも高速の場合、フオーカルプレーンシヤツ
タの先幕の走行開始からシヤツタが作動してフイ
ルムへの露光が行われている間に発光を行うこと
により、高速シヤツタ速度での補助光を用いた撮
影が可能となる。さらに、フイルムの各部分に対
する有効光量を露出時間にかかわりなく一定とす
るよう露出時間に応じて発光強度を制御すること
により、露出時間の変化により補助光と定常光の
撮影に対する有効光量の比を変化させることがで
きる。すなわち、高速シヤツタ速度を用いれば用
いるほど、補助光の定常光に対するコントラスト
は強くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明に用いる発光器の発光波形
図、第1図Bはフオーカルプレーンシヤツタの先
幕と後幕の動作説明図、第2図は本発明にかかる
撮影装置の第1の実施例、第3図は本発明の第2
の実施例、第4図は本発明の第1及び第2の実施
例をマイクロ・コンピユータを用いて実施すると
きのカメラ側のブロツク図、第5,1,2,3図
は第4図のマイクロ・コンピユータの動作を示す
フローチヤート、第6図は第4図に接続される発
光装置の回路図、第7図は第6図の発光装置の変
形例を示す回路図、第8図A,Bはこの発明の第
3の実施例を示すブロツク図、第9図は第8図の
具体的回路図、第10図は第4図及び第9図のフ
ラツト発光開始信号を出力させる回路の変形例、
第11図は第4図のシヤツタ作動機構の斜視図、
第12図は第4図の発光制御用スイツチ回路部を
第11図に即して変形した回路図、第13図は第
11図のスイツチの動作を示すタイムチヤート、
第14図は第9図のシヤツタ作動機構の斜視図、
第15図は第9図を第14図に即して変形した回
路図、第16図は第14図のスイツチの動作を示
すタイムチヤートである。 PD1,PD3,PD5,PD7,PD9,PT1,PT3…受
光素子、3…A−D変換器、35…D−A変換
器、5…シヤツタ速度設定装置、7…閃光発光で
の同調限界シヤツタ速度データ出力回路、 13…コンパレータ、45…フラツト発光時間制
御回路、47…フラツト発光強度制御回路、60
…絞り値設定装置、11…フイルム感度設定装
置、98…フイルム面測光回路、S1…フラツト発
光開始用スイツチ、S3…閃光発光開始用スイツ
チ、S10…フラツト発光停止用スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 設定された露出時間に対応した信号を出力す
    る露出時間信号出力手段と、 設定されたフイルム感度に対応した信号を出力
    するフイルム感度信号出力手段と、 被写界の明るさを測光し測光値を出力する測光
    値出力手段と、 先幕と後幕を有するフオーカルプレーンシヤツ
    タと、 フオーカルプレーンシヤツタの先幕の走行開始
    に連動して発光を開始し、フオーカルプレーンシ
    ヤツタが動作してフイルムへの露光が行われてい
    る間にフイルムの各部分に対する有効光量が露出
    時間にかかわりなく一定となるよう露出時間に依
    存した発光強度で発光を行う発光手段と、 下記の関係式に従つて絞り値を演算する絞り値
    演算手段と、 絞りを演算された絞り値に制御する絞り制御手
    段と、 を有することを特徴とする補助光を用いた撮影
    装置: (2BV-TV+2k)・2SV=2AV 但し、 BV:測光値のアペツクス値 TV:露出時間のアペツクス値 k :発光による有効光量のアペツクス値(一
    定) SV:フイルム感度のアペツクス値 AV:絞り値のアペツクス値 である。 2 設定された絞り値に対応した信号を出力する
    絞り値信号出力手段と、 設定されたフイルム感度に対応した信号を出力
    するフイルム感度信号出力手段と、 被写界の明るさを測光し測光値を出力する測光
    値出力手段と、 先幕と後幕を有するフオーカルプレーンシヤツ
    タと、 フオーカルプレーンシヤツタの先幕の走行開始
    に連動して発光を開始し、フオーカルプレーンシ
    ヤツタが動作してフイルムへの露光が行なわれて
    いる間にフイルムの各部分に対する有効光量が露
    出時間にかかわりなく一定となるよう露出時間に
    依存した発光強度で発光を行う発光手段と、 下記の関係式に従つて露出時間を演算する露出
    時間演算手段と、 演算された露出時間に基づいてフオーカルプレ
    ーンシヤツタを制御するシヤツタ制御手段と、 を有することを特徴とする補助光を用いた撮影
    装置: (2BV-TV+2k)・2SV=2AV 但し、 BV:測光値のアペツクス値 TV:露出時間のアペツクス値 k :発光による有効光量のアペツクス値(一
    定) SV:フイルム感度のアペツクス値 AV:絞り値のアペツクス値 である。
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