JPH01163728A - 補助光を用いた撮影装置 - Google Patents

補助光を用いた撮影装置

Info

Publication number
JPH01163728A
JPH01163728A JP62064882A JP6488287A JPH01163728A JP H01163728 A JPH01163728 A JP H01163728A JP 62064882 A JP62064882 A JP 62064882A JP 6488287 A JP6488287 A JP 6488287A JP H01163728 A JPH01163728 A JP H01163728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emission
circuit
output
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62064882A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Masatake Niwa
丹羽 正武
Toshiaki Matsumoto
松本 俊明
Tatsuro Izumi
達郎 泉
Tokuji Ishida
石田 徳治
Masatoshi Ito
正利 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP62064882A priority Critical patent/JPH01163728A/ja
Publication of JPH01163728A publication Critical patent/JPH01163728A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は補助光を用いた撮影装置、特にフォーカルプレ
ーンシャッタを有するカメラ等で、全シャッタ速度に対
してストロボの同調発光が可能な閃光発光あるいはフラ
ット発光たる発光装置を備えた撮影装置に係る。
従来技術 従来通常のストロボの発光特性は、発光持続時間がせい
ぜい数100μsecの閃光発光であり、特にフォーカ
ルプレーンシャッタを有するカメラでは、シャッタが全
開となるシャッタ速度(例えば1/125sec)より
も低速のシャッタ速度の範囲内でのみ同調発光が可能で
あった。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、フォーカルブレーンシャッタを有する
カメラにおいて、発光装置の発光量に依存しない定常光
(自然光)に基づいてシャッタ速度が演算されるととも
に、この演算されたシャッタ速度が同調限界のシャッタ
速度よりも高速のシャッタ速度の場合にも発光装置の発
光モードの切り換えを手動によって行うことなく自動的
にモードが選択されて、フィルムに適正な露光量を与え
ることができる撮影装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために・、本発明にかがる撮影装置
は、自然光を受光する受光手段と、受光手段の出力に基
づいて露出時間を演算する演算手段と、演算された露出
時間が所定値よりも短いか否かを判別する判別手段と、
先幕と後幕とを有するフォーカルブレーンシャッタと、
閃光発光を行う第1発光モードと、フィルムへの露光が
行なわれている間にフィルムの露光に寄与する発光を行
う第2発光モードとを切り換え可能な発光手段と、判別
手段によって露出時間が所定値よりも長いと判別された
場合にフォーカルブレーンシャッタが全開となった際に
発光手段を第1発光モードで発光開始させる第1発光開
始手段と、判別手段によって露出時間が所定値よりも短
いと判別された場合にフォーカルプレーンシャッタの先
幕の走行開始に連動して発光手段を第2発光モードで発
光開始させる第2発光開始手段と、フィルムの露光時の
露光量をモニターするモニター手段と、発光手段が第1
発光モードで発光させられているときにも第2発光モー
ドで発光させられているときにもモニター手段の出力に
基づいてフィルムの露光量を制御する露光量制御手段と
を有することを特徴とする。
銀 従って、本発明によれば、まず自然光に基づいて露出時
間(シャッタ速度)が演算され、この露出時間が所定値
より長ければ発光手段がフォーカルブレーンシャッタの
全開に応答して閃光発光を行い、逆に演算された露出時
間が所定値よりも短ければフォーカルプレーンシャッタ
の先幕の走行開始に連動して発光手段がフィルムへの露
光が行なわれている間にフィルムの露光に寄与する発光
を開始するとともに、いずれの場合でもフィルムの露光
量をモニターするモニター手段の出力に基づいてその露
光量が制御される。
夫責剋 以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
第1図(A)は本発明の撮影装置に用いる発光器の2種
類の発光波形を示し、(イ)は第1の発光波形で最大光
度I maxをもった短時間発光でいわゆる閃光波形を
、(ロ)は第2の発光波形で一定光度1oで長時間T。
の間、発光を持続するフラット発光(定光度発光)波形
である。ここでT。はカメラ側のシャッタが開きはじめ
てから、完全に遮光するまでの時間で、たとえばフォー
カルプレーンシャッタでは、第1図(B)に示す如く先
幕がフィルムの画面を走行する時間(幕速)と同調速度
以上の高速シャッタ速度(露出時間)の和より大きい値
である。Tがこれより小さいと露出ムラを生じる。Pl
Poは閃光発光、フラット発光の総発光量を示し、通常
P≧P′である。
第2図はこの発明にかかる撮影装置の第1の実施例を示
すブロック図にして、破線で囲んだ(1)は補助光用の
発光装置、その他の部分がカメラ側の装置であり、カメ
ラ側と発光装置は端子(J、)、(J*’)、(J3)
、(J3°)及び(J4)、(J4’)で電気的に接続
されている。なお、この第2図及び後述する第3図で信
号線に斜線を設けたものは複数ビットのディジタル信号
であることを示すものである。
カメラ側の装置において、受光素子(PDυ、対数圧縮
用ダイオード(Dl)、演算増幅器(OA 、)で構成
された回路は定常光の強度Bvaに対応したアナログ信
号を出力する測光回路である。(3)はA−D変換回路
、(5)は設定されたシャッタ速度に対応した信号Tv
sを出力するシャッタ速度設定装置、(7)は閃光発光
撮影の際の同調限界シャッタ速度Tvc+(例えば1/
 125sec、 Tvc、=7)に対応した信号を出
力する固定シャッタ速度信号出力回路、(9)はフラッ
ト発光の際の発光装置(1)の発光量に対応した信号k
を出力する発光量信号出力装置、(11)はフィルム感
度に対応した信号Svを出力するフィルム感度設定装置
である。
(13)はコンパレータにして、固定シャッタ速度信号
出力回路(7)からの信号TvC+と、シャッタ速度設
定装置からの信号Tvsとを比較し、Tvc。
<l’vsのときはHigh、 Tvc、≧Tvsのと
きはLowの信号を出力する。(15)は、コンパレー
タ(13)の出力がHighのときはシャッタ速度設定
装置(5)からの信号を出力し、Lowのときは0の信
号を出力するゲート回路、a7)iよコンパレータ(1
3)の出力がHighのときはシャッタ速度設定装置(
5)からの信号Tvsを、Lowのときは固定シャッタ
速度信号出力回路からの信号TVC+を出力するデータ
セレクタ、(19)は、コンパレータ(13)の出力が
Highで、発光装置(+)のメインコンデンサの充電
電圧検出回路(55)からの信号がHighのとき発光
量信号出力装置(9)からの信号kを出力するゲート回
路である。(21)、(23)は夫々減算回路、(25
)は減算回路(23)のデータを変換するデータ変換用
ROM、(27)、(29)は夫々加算回路、(31)
は、発光装置(1)が閃光発光する際に適した絞り値に
対応した信号Avcを出力する固定絞り値信号出力回路
、(33)はコンパレータ(13)の出力が、1−1−
1iのときは加算回路(29)からの絞り値に対応した
信号Avxを出力し、Lowのときは固定絞り値信号出
力回路(31)からの信号Avcを出力するデータセレ
クタである。
(35)はゲート回路(15)からのデータをアナログ
信号に変換するD−A変換器、(37)はデータセレク
タ(17)からのシャッタ速度に対応したデータにもと
すいてシャッタを制御するシャッタ制御装置、(39)
は選択回路にして、コンパレータ(13)の出力がHi
ghのときは、先幕の顔出しで閉成するスイッチ(S 
+)の信号を発光開始信号とし、Lowのときは、X接
点(S、)の信号を発光開始信号として選択する回路で
ある。(41)はデータセレクタ(33)からの絞り値
信号に基づいて絞りを制御する絞り制御装置である。
(43)は、端子(J !+)、(J 3°)を介して
D−A変換器(35)から入力される信号に基づいてフ
ラット発光モードか閃光発光モードかを判別する判別回
路である。(45)はフラット発光モードの際にはD−
A変換器(35)からの信号に基づいて発光時間を制御
する発光時間制御回路、(47)はD−A変換器(35
)からの信号に基づいて発光強度を制御する発光強度制
御回路、(49)は閃光発光モードの際閃光発光を行な
わせる閃光発光用回路、(51)は閃光発光モードの際
発光量を制御する調光回路、(53)は発光器、(55
)はメインコンデンサの充電電圧が所定値に達したとき
Highの信号を出力する充電完了検出回路である。
次に第2図の動作として、まず、設定シャッタ速度Tv
sが固定シャッタ速度Tvc +より太きく (Tvs
>Tvc、)コンパレータ(13)の出力がHighで
フラット発光モードの場合について説明する。このとき
、ゲート回路(15)からの設定シャッタ速度Tvsに
対応した信号がD−A変換器(35)によってアナログ
信号に変換され、端子(J 3)、(J 、l’ )を
介して発光装置(1)に入力される。この信号によって
、判別回路(43)はフラット発光モードであることを
判別して発光時間制御回路(45)、発光強度制御回路
(47)を動作状態、閃光発光用回路(49)、調光回
路(51)を不作動とする。ここで、v 発光強度を2  、発光時間をtとすると、フラット発
光による発光量2QVrは 2QVf=t・2IV    ・・・・・・・・・(1
)となる。ところで、フラット発光モードの際は、先幕
の顔出しで閉成するスイッチ(Sl)の信号で発光を開
始し、後幕の走行完了までフラット発光を維持するよう
に発光時間制御回路(45)によって発光時間が制御さ
れる。従って、(1)式はvf− 2−tl−21V+21V ”v −・−(2)となる
。ここで(1は先幕の顔出し時点から先幕の走行完了ま
での時間であり、2− T vはフィルムへの露光時間
である。従って、 t=t++2−TV−−−−−−−・−C3)は、先幕
の顔出しから、後幕の走行完了までの時間に相当する。
また、発光強度21Vはシャッタ速度に対応した値にな
るように、発光強度制御回路(47)によって制御され
る。この発光強度を式に表わすと、21v =2Tv 
、 2k   、、、、、、、、(4)となる。ここで
kは定数である。従って、(2)、(4)式からフラッ
ト発光時の発光量は Qvr     Tv+k   k 2  −t、・2   +2 ・・・・・・(5)トす
る。従って、フィルム面の各部分に対するフラット発光
による有効光量は2にとなり、シャッタ速度に無関係に
一定となる。
減算回路(21)ではA−D変換器(3)からのBva
のデータと、ゲート回路(15)からのTvsのデータ
からBva−Tvsを算出し、減算回路(23)では減
算回路(21)からのBva−Tvsとゲート回路(1
9)からのkに対応した信号に基づいて k −(B va −T vs)−Δ′   ・・・・
・・・・・(6)を算出する。この減算回路(23)か
らのΔ°に対応したデータでROM(25)のアドレス
を指定すると、ROM(25)からは10gt(1+ 
2  ”)に対応したデータが出力される。即ちJtO
M(25)はΔ°に対応したデータをlogz(1+ 
2  ”)に対応したデータに変換するデータ変換の働
きをしている。また、加算回路(27)はゲート回路(
+9)からのデータにとフィルム感度設定装置(+1)
からのデータSvに基づいて、(k+Sv)に対応した
データを算出し、加算回路(29)では加算回路(27
)からのデータ(k十Sv)とROM(25)からのデ
ータ(logt(l + 2−Δ°))に基づいて、絞
り値AVXAvx=に十Sv+log(1+ 2−Δ’
)  −・・−・(7)を算出する。
次に、(7)式で絞り値Avxが算出されるのは、設定
シャッタ速度Tvs、定常光の強度Bva、フィルム感
度Sv、フラット発光での有効発光量をkとすると、 (2Bva−Tys+2k ) 、 2 Sv = 2
 AVX 、、、(B)の関係がある。ここで に−(Bva−Tvs)=Δ’     ・−・−・−
・−(6)として(6)式、(8)式から(Bva−T
vs)を消去すると k    −Δ’   Sv   Avx2 ・(I±
2  )・2  =:2   ・・・(9)となり、両
辺のlog、をとると に+ S v+ logt(1+ 2−Δ’)=AVX
 ・・・・・(7)となって、(7)式によって絞り値
Avxが得られる。
加算回路(29)からの絞り値AVXに対応したデータ
は、絞り制御装置(41)に入力されてこの絞り値に制
御される。また、設定シャッタ速度に対応したデータは
データセレクタ(17)を介してシャッタ制御装置(3
7)に人力されてシャッタ速度はこの設定値に制御され
る。また、選択回路(39)の働きによって先幕の顔出
しで閉成するスイッチ(Sl)の信号で発光部(53)
の発光が開始し、発光時間制御回路(45)及び発光強
度制御回路(47)の働きによって、(5)式で示した
発光量のフラット発光を行う。
設定シャッタ速度Tvsが固定シャッタ速度Tvc +
以下(Tvs≦TVCI)のときはコンパレータ(13
)の出力はLowとなり、閃光発光モードとなる。従っ
て、ゲート回路(15)からは0のデータが出力され、
D−A変換器(35)の出力も0(アース電位)のアナ
ログ信号となる。これによって、判別回路(43)は閃
光発光モードであることを判別して、閃光発光用回路(
49)、調光回路(5I)を動作可能状態、発光時間制
御回路(45)、発光強度制御回路(47)を動作不能
状態とする。また、データセレクタ(+7)からは閃光
発光同調限界のシャッタ速度Tvc、のデータがシャッ
タ制御回路(37)へ人力され、データセレクタ(33
)からは閃光発光撮影に適した絞り値のデータAvcが
絞り制御回路(41)へ入力される。
従って、カメラの絞り値はデータAvcに対応した値に
制御されるとともに、シャッタ速度はデータTVC+に
対応した値に制御される。また、選択回路(39)の働
きで、X接点(S、)の閉成信号で発光を開始し、線材
発光用回路(49)の働きで発光部(53)は閃光発光
を行う。そして調光回路(51)(51)への閃光発光
による入射光量が所定値に達すると発光部(53)の発
光が停止する。即ち、従来のオート・ストロボによる撮
影と同様の動作が行なわれるようになる。
第3図はこの発明の第2の実施例を示すブロック図であ
り、第2図と同一のブロックには同一の符号が付してあ
り、また発光装置(1)及び測光回路は省略しである。
(60)は絞り値設定装置、(62) 。
(64)、(66)、(70)は夫々減算回路、(68
)はデータ変換用ROMである。
減算回路(62)では、絞り値設定装置(60)とフィ
ルム感度設定装置(11)からのデータに基づいて(A
vs−5v)を算出する。次に、減算回路(64)は減
算回路(62)からの(Avs−Sv)のデー°夕と、
ゲート回路(19)からのフラット発光による有効発光
量に対応したデータkに基づいて (Ays−Sv)−に−Δ    ・・・・・・・・・
(lO)を算出する。また減算回路(66)は、A−D
変換器(3)からの定常光の強度に対応したデータBv
aとゲート回路(19)からのデータkに基づいて(B
va−k)を算出する。また、減算回路(64)からの
データΔでROM(6B)のアドレスが指定されてrL
OM(68)からはlogz(2’  1 )に対応し
たデータが出力される。即ち、ROM(68)はΔを1
ogt(2’ −1)のデータに変換するデータ変換器
の働きをしている。このROM(68)からのデータt
ogt(2’ −1)と減算回路(66)からのデータ
(Bva−k)は減算回路(70)へ入力されて、Tv
x=(Bva−k) −1ogt(2Δ−1)・・・・
−(11)が算出される。
減算回路(70)からの算出されたシャッタ速度に対応
したデータTvxと同調限界のシャッタ速度に対応した
データTvc、を出力する固定シャッタ速度出力回路(
7)からのデータがコンパレータ(13)で比較され、
Tvx>Tvc+のときはコンパレータ(13)の出力
はHighとなって、絞りは設定絞り値Avsにシャッ
タは算出されたシャッタ速度Tvxに制御され、また、
発光装置(1)は、先幕の顔出しとともに発光を開始し
D−A変換器(35)からの算出されたシャッタ速度T
vxに対応した発光時間と発光強度のフラット発光に制
御される。また、Tvx<Tvc、のときは、D−A変
換器(35)にはOのデータが、絞り制御回路(41)
には一定の絞り値のデータAvcが、シャッタ制御回路
(37)には同調限界のシャッタ速度のデータTVC+
が夫々入力されて、前述の通常のオートストロボ撮影が
行なわれる。
なお、(11)式でシャッタ速度Tvxが算出できるの
は、まず(8)式と同様に、 (2Bva TVX+2 k ) 、 2 Sv= 2
 Avs・・・・・・(8−1) が成立する。これを変形すると、 zBva Tvx+2に=2Avs  SY、、、、、
(82)となり、 (Avs−Sv) −に=Δ   ・・・・・・(10
)として、(8−2)式及び(lO)式から(Avs−
Sv)を消去すると 2 Bva  Tvx= 2 k 、 (2Δ−1) 
 、(12)となり、(12)式の両辺の10g、をと
って整理すると5 Tvx=(Bva−k)−1ogy(2’−1)  −
”(11)が成立する。従って、(lり式によって、シ
ャッタ速度Tvxが算出できることになる。
第4図はこの発明の第1.第2の実施例をマイクロ・コ
ンピュータを用いて実施した場合のカメラ側のブロック
図で、第2図、第3図と同一の回路部品には同一の符号
が付しである。(S5)はマイクロ・コンピュータの動
作を開始させるスイッチで、例えばカメラのレリーズボ
タン(不図示)の押し下げの1段目で閉成されるスイッ
チ、(S7)はレリーズ動作開始用の信号をつくるスイ
ッチで、例えばカメラのレリーズボタンの押し下げの2
段目で閉成される。(S9)は、露出制御機構の動作が
終了すると閉成され、シャッタチャージで開放されるス
イッチである。(72)はデータセレクタで、スイッチ
(S、、)が端子(A)に接続されているときは絞り値
設定装置(60)からのデータを出力し、端子(T)に
接続されているときはシャッタ速度設定装置(5)から
のデータを出力する。(74)はレリーズ用のマグネッ
ト回路、(76)はミラー係止解除用マグネット回路、
(78)は絞り値表示装置、(SO)はシャッタ速度表
示装置である。(LDυはフラット発光による撮影が行
なわれることを表示する発光ダイオード、(LD3)は
閃光発光による撮影が行なわれることを表示する発光ダ
イオード、(LD、)はフラット発光による撮影ではシ
ャッタ速度及び絞り値がともに制御範囲連動外であるこ
とを警告する発光ダイオードである。(82)はレンズ
の絞りの開放絞り値に対応したデータAvsinを出力
する開放絞り出力装置、(84)はレンズの絞りの最小
絞り値に対応したデータAvmaXを出力する最小絞り
出力装置である。破線で囲んだ(100)はカメラの測
光、演算、露出制御をコントロールするマイクロ・コン
ピュータで、(102)はマイクロ・コンピュータ(1
00)の外付は回路とデータの受渡しを行なう入出力ボ
ート、(104)はマイクロ・コンピュータ(’too
)の動作を制御する命令及び固定データが固定記憶され
ているROM、(106)は種々のデータが一時的に記
憶されるRAM、(l O8)はマイクロ・コンピュー
タの中央処理装置(c p u)である。また、第5−
1゜5−2.5−3図はマイクロ・コンピュータ(10
0)の動作のフローチャートを示すもので、以下第5−
1.2.3図に従って、第4図のカメラ側の回路の動作
を説明する。
まずマイクロ・コンピュータ(100)はスイッチ(S
、)が閉成されて、端子(p、)がHighになるのを
待っている。そして端子(pl)がHighでないとき
は出カポ−) (F t)、(p e)にデータ0を出
力し端子(pte)、(pte)、(pte)をLow
にして表示がなにも行なわれない状態にしておく。そし
て端子(pl)がHighになるとマイクロ・コンピュ
ータ(100)の内容をすべてリセットした後端子(p
、)をHighにし次にLowにすることで端子(p3
)からパルスを出力させてA−D変換器(3)の動作を
開始させる。
そしてA−D変換が終了して端子(p、)がHighに
なるのを待つ。A−D変換が終了して端子(p5)がH
ighになると、人力ボート(Fl)からは、A−D変
換器(3)からのB va −A vmin(開放絞り
での測光値)に対応したデータを取り込み、入力ボート
(F、)からはデータセレクタ(72)からのシャッタ
速度設定装置(5)又は絞り値設定装置(60)に設定
されたTvs又はAysに対応したデータを取り込み、
入力ボート(F、)からはフィルム感度設定装置(11
)からのSvに対応したデータを取り込み、また開放絞
り設定装置(82)からのデータ^Vminは入力ボー
ト(Flo)から、最小絞り設定装置(84)からのデ
ータAvmaxは人力ボート(F、、)から夫々取り込
む。データの取り込みが終了すると次に、A−D変換さ
れたデータ(Bva−Ay m1n)と入力ボート(F
、。)からのデータAvminを加えてBvaを算出す
る。
次に、発光装置との接続端子(J4)を介して端子(p
v)へ発光装置のメインコンデンサの充電が完了したと
きを示すHighの信号が入力されているかどうか判別
し、端子(p、)がLowのときは#9以下のステップ
に移行して;通常のアペックス演算を行なって、制御用
のシャッタ速度Tvを出力ボート(F B)、(F s
)を介してシャッタ制御装置(37)及びシャッタ速度
表示装置(80)に送出し、ついで制御用の絞り値Av
を出力ボート(r;’ 5)、(F ?)を介して絞り
制御装置(4[)及び絞り値表示装置(78)に送出す
る。#12のステップでは、端子(pte)。
(pte)、(pte)をLowにして発光ダイオード
(L D 、)。
(t、 D 3)、(L D S)が点灯しないように
しておき、#13のステップで、端子(1)I7)をH
ighとしてトランジスタ(Q、ff)を導通させて、
トランジスタ(Q7)。
(Q、υがともに導通不能となるようにしておいて、ス
イッチ(Sl)又は(S3)が閉成されても発光装置が
発光しないようにした後、#52以下の後述するステッ
プへ移行する。
#8のステップで端子(p8)がHigh、即ち充電完
了信号が検出されたときは#15のステップに移り、ゲ
ート回路(19)を介して出力される発光量信号出力装
置(9)からのフラット発光での有効発光量に対応した
データkを人力ボート(F4)から取り込む。#16の
ステップでは端子(p6)がIligh、即ちスイッチ
(S、υが端子(A)に接続されて絞り優先モードとな
っているかどうかを判別し、端子(pa)がHighの
ときは#18以下のステップへ、Lowのときは#29
以下の後述するステップへ移行する。
#18のステップではデータセレクタ(72)からのデ
ータAvsとフィルム感度設定装置(11)からのデー
タSvからAvs−Svの演算を行なう。次に、このデ
ータ(Avs−9v)とゲート(19)からのデータk
から、 (Ays −S v) −k=Δ    −・・・=−
(13)の演算を行ない、この算出されたデータΔに対
応したデータでROM(I 04)のアドレスを指定す
ると、その指定されたアドレスに固定記憶されているデ
ータlogt(2A1 )に対応したデータが出力され
て、このデータをCPU(108)に取り込む。次に#
22のステップでは、定常光の強度に対応したデータB
vaと有効発光量に対応したデータkからBva−kが
算出され、#23のステップでTvx=(Bva−k)
−1ogt(2”−1)  ・・・・・(14)の演算
が行なわれ、シャッタ速度に対応したデータTvxが算
出される。
#24のステップでは算出されたシャッタ速度Tvxが
同調限界のシャッタ速度Tvc、よりも高速かどうかを
判別して、同調限界よりも高速でないとき(Tvx≦−
Tvc+)は、#25のステップに移行し、#30から
の閃光発光モードに対応した後述する動作を行なう。ま
た、T V X > T VC+のときは、次に#26
のステップで算出されたシャッタ速度Tvxが最高速の
シャッタ速度Tvct(例えばl/1000sec)よ
りも低速になっているか判別する。
このとき、T vx< T VCtならば後述する#4
8からのステップに移行し、また’rvx>’rvct
ならば#65からのステップに移行する。
第5−3図の#65のステップでは、RAM(106)
内のレジスタ(Ml)の内容が、lかどうかを判別する
。このときlでなければ#66のステップで最高速のシ
ャッタ速度TVC!を設定シャッタ速度とし、次にレジ
スタ(Ml)の内容を1にした後、#29のステップか
らはじまる後述する、シャッタ速度優先の動作に移行す
る。レジスタ(Ml)の内容が1のときは、#65から
#69のステップに移行し、このときには#75からの
ステップによって、−度算出された絞り値Avxが最大
絞り値Avmaxよりも大きく最大絞り値Ay ll1
axが設定されているものとしてシャッタ速度が算出さ
れたことに相当するので、従ってシャッタ速度をTvm
axとしてもオーバー露光になってしまう。このためこ
のときは、Tvc、をTvsとし、端子(pus)をH
ighとして発光ダイオード(LDυを点灯させてオー
バー露光となることを警告し、端子(pus)、(pa
7)をLowとした後、#49のステップに移行する。
この場合は、シャッタ速度はTvmaxに、絞りはA’
v maxに制御され、さらにフラット発光も行なわれ
るが、写真はオーバー露光になってしまう。
第5−2図の#29のステップでは、設定シャッタ速度
Tvsが同調限界シャッタ速度Tvc、よりも大きいか
どうかを判別する。Tvs<TvC+のときは、#30
以下の閃光発光モードの動作に移行する。#30のステ
ップでは、Tvc、を出力ボート(r;’ +1)、(
F B)を介してシャッタ制御装置(37)、シャッタ
速度表示装置(80)に送出し、次にオート・ストロボ
撮影に適した絞り値のデータAvcを出力ボート(Fs
)、 (F7)を介して絞り制御装置(41)、絞り位
表示装置(78)へ送出する。#32のステップでは、
端子(pus)をHighにして発光ダイオード(t、
 D s)を点灯させ閃光発光が行なわれることを表示
する。次に、出力ボート(F、)には0のデータを出力
して、D−A変換器(35)の出力をアース電位にする
。従って、発光装置には端子(J3)を介して閃光発光
モードであることが伝達され、さらに、コンパレータ(
A c +)の出力はLowとなり、トランジスタ(Q
、)、(Q、)が不導通、トランジスタ(Q、υが導通
してX接点(S、)の閉成によって発光装置の発光が開
始するようになる。
次に、端子(pus)、(pus)をLowにして発光
ダイオード(L D I)、(L D S)を消灯状態
にし、トランジスタ(Q、、)は不作動にしておく。こ
の後、#52のステップからの動作に移行する。
#29のステップでT vs > T vc、のときは
#37以下のシャッタ優先フラット発光モードの動作に
移行する。#37のステップではBva−Tvsを算出
し、次に に−(Bva−’pyS)=Δ’    −・・・−(
6)の演算を行なって、データΔ°を算出する。算出さ
れたデータΔ゛に対応したデータでnOMc104)の
アドレスを指定すると、そのアドレスに固定記憶されて
いるlogt(1+ 2Δ゛)のデータがCPU(10
B)に取り込まれる。次に、(Sv+k)の演算を行な
いさらに (k+ S v)+ logt(1+ 2Δ’ )= 
A vx  −・” (7)の演算を行なって絞り値を
算出する。
#43のステップでは算出された絞り値Avxか最大絞
り値Av ll1ax以下の値かどうか判別し、Avx
>Avmaxのときは#74からのステップに移行する
第5−3図の#74のステップで、RAM(toe)内
のレジスタ(M、)の内容が1かどうかを判別し、lで
ないときは、Ay waxを設定絞り値Avsとして、
レジスタ(Mυの内容を1にした後、#18からの前述
の絞り優先モードの動作に移行する。
#74のステップでレジスタ(Ml)の内容が1のとき
は、#65以下のステップで前述したように、−度絞り
優先モードでシャッタ速度Tvxを算出したデータがT
 VX > ’I” VmaXになっていて、−’rv
maxを設定値としてシャッタ速度優先モードで絞り値
Avxを算出し、このデータもA vx > A vm
axになっていたことになる。従って、最高速のシャブ
タ速度Tvx及び最小絞り値Avmaxで露出制御を行
なってもオーバー露光になってしまう。このときは、#
78のステップでAvmaxを設定値とし、端子(pi
e)をHighとして発光ダイオード(t、 D 6)
を点灯させてオーバー露光となることを警告し、端子(
pus)、(pat)をLowとして、発光ダイオード
(L D 3)を消灯させるとともに、トランジスタ(
Q、3)を不作動とした後#49からの動作に移行する
。この場合、シャッタ速度はTv max、絞り値はA
vmaxで夫々制御され、フラット発光ら行なわれるが
オーバー露光になってしまう。
第5−2図の#45のステップでは算出された絞り値A
VXが開放絞り値Avminよりも小さいかどうかを判
別する。このとき、Avx<Av minならAvmf
nを設定絞り値Avsとして#18のステップからの前
述した絞り優先モードでの演算動作に移行する。
#45のステップでAvx>Av m1口ならフラット
発光モードで撮影が可能となり#48のステップに移行
する。なお、#48のステップには#28のステップか
ら移行することもある。#48では、端子(pts)、
(pie)、(pat)をLowにして、発光ダイオー
ド(L D 3)、(L D 5)を消灯し、トランジ
スタ(Q、、)を不作動にし、#49のステップに移行
する。#49のステップには#73又は#81のステッ
プから移行することもある。#49のステップでは、制
御用の絞り値Avを出力ボート(F6)。
(F7)を介して絞り制御装置(41)、絞り位表示装
置(78)へ送出する。#50のステップでは端子(1
)+4)をHighにして発光ダイオード(L D l
)を点灯させフラット発光モードであることを表示する
。#5Iのステップでは制御用のシャッタ速度Tvを出
力ボート(r;’ a)、(p 8)、(F e)に出
力しシャッタ速度表示装置(80)、シャッタ制御装置
(37)及び、D−A変換器(35)へ入力させる。従
って、D−A変換器(35)の出力電位はシャッタ速度
Tvに対応した電位となり、定電圧源(Eυの出力電位
よりも高くなり、コンパレータ(ACυの出力はHig
hとなって、トランジスタ(Q、3)が不導通なのでト
ランジスタ(Q8)が導通、トランジスタ(Q7)が導
通可能、(Q 、 、)が導通不能の状態となり、従っ
て先幕の顔出しで閉成されるスイッチ(Sl)の信号が
発光装置の発光開始信号となる。
#52のステップでは、レリーズスイッチ(S7)が閉
成されて端子(p、)がHighかどうか判別し、端子
(p、)がLowのときはスタートにもどって再び測光
・演算・表示が行なわれる。端子(pt)がHighの
ときは#58のステップに移行し、シャッタチャージが
行なわれてスイッチ(S、)が開放され端子(p4)が
Lowになっているかどうかを判別する。そ、して端子
(p4)がLowのときはシャッタチャージが行なわれ
ていないことになり、スタートにもどって再び測光・演
算・表示を行なう。また、シャッタチャージが行なわれ
て端子(p4)がHighのときは、#54のステップ
で出力ボート(r:’ ?)、(F 8)のデータを0
にして表示装置(7B)、(80)の表示を消灯させ、
#55のステップでは端子(+)+4)。
(1)+5)、(1)Ill)をLowとして発光ダイ
オード(L D t)。
(LD3)、(LDS)を消灯させ、#56のステップ
に移行して露出制御動作を開始する。
#56.#57のステップで端子(p8)からパルスを
出力させてレリーズ回路(74)を動作させて露出制御
動作を開始させ、まず絞りの絞り込み動作が開始する。
絞り制御装置(41)は出力ポート(F、)からの絞り
値Avのデータと絞り込まれていく過程での絞りの絞り
値とを比較し、両者が一致した時点で絞り込みを停止さ
せて、出力ポート(F、)からの絞り値データAvに対
応した絞り開口に決定する。絞り込み停止が行なわれる
と、端子(p+υがHighになり、この信号をマイク
ロ・コンピュータ(100)が検出して#59.#60
のステップに移行する。このステップでは端子(p、)
からパルスを出力して、ミラーアップ用回路(76)を
動作させてミラーアップ動作を行なわせる。そして、ミ
ラーアップが完了するまでの時間T、をカウント後、端
子(pat)にパルスを出力して、シャッタ制御装置(
37)を動作させる。これによって、先幕の走行が開始
するとともに出力ポート(F6)からのデータTvに基
づいてシャッタ開口時間の計時が開始する。そしてフラ
ット発光モードの際は先幕の顔出しで閉成されるスイッ
チ(S +)の閉成によって発光装置はフラット発光を
開始し、閃光発光モードの際は先幕の走行完了で閉成さ
れるX接点(S3)の閉成で発光装置は閃光発光を開始
する。そして、シャッタ開口時間の計時が完了すると後
幕の走行が開始し、後幕の走行が完了すると、ミラーが
ダウンし絞りは開放絞りになり、スイッチ(S、)が閉
成される。マイクロ・コンピュータ(100)はこのこ
とを端子(p4)がHighになることで検出して、ス
タートにもどる。
第6図は、第4図のカメラに接続される発光装置の具体
的回路例である。図において、(B)は電源電池、t’
s+、)は電源スィッチ、(86)は昇圧回路、(88
)はキャノン管(Xe)のトリガー回路、(90)は閃
光発光の際の発光停止回路である。
電源スィッチ(s Ill)を閉成すると、これに連動
してスイッチ<S 、S)が閉成され、スイッチ(S 
、7)が開放される。昇圧回路(86)の働きで、メイ
ンコンデンサ(C7)の充電電圧が所定値に達すると、
ネオン管(Ne)が導通点灯して、抵抗(R+1)、(
R,、)とコンデンサ(C8)の接続点の電位が上昇し
て、トランジスタ(Q 、、)、(Q 、3)、(Q、
□)が導通可能な状態となる。
端子(J3°)の電位がアース電位、即ち、閃光発光モ
ードのときは、トランジスタ(Q 、、)は不導通とな
る。そして、カメラ側のX接点(S3)が閉成されると
、端子(J2’)の電位がアース電位になってトランジ
スタ(Q、3)、(C4,)、(Q、?)が導通する。
トランジスタ(Q、7)の導通でトランジスタ(Q、、
)が導通し、コンデンサ(C0)と抵抗(RIs)、(
R+?)の働きによりサイリスク(SC,)のゲート端
子にHighのパルスが印加されて、サイリスタ(S 
C、)が導通し、トリガー回路(88)が動作してキャ
ノン管(Xe)にトリガーがかかる。一方、トランジス
タ(C33)が導通することでトランジスタ(C3,)
が導通するが、このとき、トランジスタ(Q!。)のベ
ース電位はアース電位になっているのでトランジスタ(
Q□)は導通せず、トランジスタ(Q、7)。
(Q、、)、(Q□)が導通する。トランジスタ(Q 
、、)の導通でトランジスタ(Q 、、)が導通して、
コンデンサ(C,、)と抵抗(R+s)、(Rt+)の
働きで、サイリスタ(SCs)のゲート端子にHigh
のパルスが与えられサイリスク(SC3)が導通する。
これによって、キャノン管(Xe)が閃光発光を行なう
。また、トランジスタ(Q +3)が導通ずることで、
トランジスタ(Q、、)、(Q、υが不導通となり、さ
らには、トランジスタ(Q、、)が導通することで、閃
光発光の被写体からの反射光を受光するフォト・トラン
ジスタ(PTI)の出力電流がコンデンサ(C、)によ
って積分される。このコンデンサ(Cθの積分電位と、
抵抗(Rυとフィルム感度に応じた抵抗値が設定される
可変抵抗(VR)の接続点の電位がコンパレータ(AC
りで比較され、コンデンサ(C1)とフォト・トランジ
スタ(PTυの接続点の電位が抵抗(R,)と可変抵抗
(VR)の接続点の電位と−致するとコンパレータ(A
Cs)の出力はHighに反転し、この信号で発光停止
回路(90)が動作してキセノン管(Xe)の発光が停
止する。このとき、トランジスタ(Q、、)、(Q、3
)が導通することでフラット発光用の回路も動作可能と
なるが、トランジスタ(Q、、)が不導通なのでコンパ
レータ(ACs)は不作動であり、トランジスタ(Q、
l)も不作動で、トランジスタ(Q 5.)は導通しな
い。以上が、閃光発光モードの際の発光装置の動作であ
る。
次に、端子(J3’)がシャッタ速度に対応した電位に
なっているとき、すなわちフラット発光モードの動作を
説明する。このときはトランジスタ(Q、、)が導通し
てコンパレータ(A C、りが動作し、またトランジス
タ(Q *、)が導通するのでトランジスタ(Q、7)
、(Q、、)、(Q、、)、(Q、、)は不導通のまま
であり、トランジスタ(Q 、9)、(Q 、、)は導
通したままになっている。従って、サイリスタ(S03
)は導通せず、閃光発光は行なわれない。さらに、コン
パレータ(AC3)の出力はLowのままなので発光停
止回路(90)は動作しない。先幕の顔出しで閉成する
カメラ側のスイッチ(Sl)が閉成すると、トランジス
タ(C3,)、(Q、3)、(Q、5)、(Q、、)が
導通する。トランジスタ(Q、、)の導通でトランジス
タ(C3υが導通ずるが、トランジスタ(Q 、、)が
導通するので、前述のように閃光発光は行なわれない。
トランジスタ(Q 、7)、(Q 、、)の導通でサイ
リスタ(SC,)が導通してトリガー回路(88)が動
作してキセノン管(Xe)にトリガーがかかる。
また、トランジスタ(Q、5)の導通でコンパレータ(
AC?)が動作し、さらに、トランジスタ(Q、3)が
導通するとコンデンサ(C6)と抵抗(R3)、(R5
)の働きで一定時間後にトランジスタ(Q、υが不導通
になり、トランジスタ(Q 、7)が不導通、トランジ
スタ(Q ss)が導通してトランジスタ(C3,)の
伸張電流のコンデンサ(C3)による積分が開始する。
キセノン管(Xe)の発光量をモニターする位置に配置
されたフォト・ダイオード(PD3)、対数圧縮用ダイ
オード(C3)、演算増幅器(OA3)、定電圧源(C
3)で構成された測光回路の出力はカメラ側のスイッチ
(Sυが閉成される時点では、定電圧源(C3)の出力
電位vIに等しく、コンパレータ(A C5)の出力は
Highになっていて、コンパレータ(AC,)の出力
はLowなのでトランジスタ(C6,)が導通してトラ
ンジスタ(Q、、)が導通する。すると、キセノン管(
Xe)、コイル(Lυ、トランジスタ(Q 、、)を介
して電流が流れてキャノン管(Xe)が発光を開始する
。このときキセノン管(Xe)を流れる電流は、コイル
(L 、)の働きで急激には増大せず、またコイル(L
 +)には磁気的なかたちでエネルギーが蓄積される。
そして、演算増幅器(OA3)の出力が増大してコンパ
レータ(AC5)の出力がLowに反転するとトランジ
スタ(Q 5.)が不導通になる。すると、コイル(L
l)に蓄積されているエネルギーによって、ダイオード
(C7)、キセノン管(Xe)を介して電流が流れる。
このトランジスタ(C53)が不導通となったときはコ
イル(Ll)によって急激に電流が流れてキセノン管(
Xe)の発光量はさらに増大した後減少していく。そし
て、発光量が減少して演算増幅器(OA3)の出力が所
定レベルまで低下すると再びコンパレータ(AC5)の
出力がHighに反転してトランジスタ(Q s3)が
導通するが、キャノン管(Xe)の応答遅れで発光量が
少し減少して再びキセノン管(Xe)の発光量が増大し
ていく。以上の動作を発光時間に比較して非常に高速で
くり返すことで、一定の発光強度のフラット発光が得ら
れる。
ところでこのときの発光強度の制御はまず定電圧源(C
3)の出力電圧と定電圧源(C5)の出力電圧の差を前
述の有効発光量2kに対応した値にしておき、端子(J
、°)からの入力電位はTvに対応しているので、コン
パレータ(A c s)の非反転入力端子の電位は(T
v+k)に対応している。また、コンパレータ(ACs
)の反転入力端子に与えられる演算増幅器(OA3)の
出力電位はほぼ非反転入力端子への入力電位と等しくな
るように発光強度2Ivが制御されている。従って、キ
セノン管(Xe)の発光強度は 2■v02Tv十k    、、010.、、、(4)
の値に制御されることになる。
また、発光時間はまずカメラ側のスイッチ(Sl)の開
成でトランジスタ(Q、、)が導通するとコンデンサ(
C2)、抵抗cR,)、(R5)できまる一定時間後に
トランジスタ(Q、υが不導通となる。この一定時間は
先幕が顔出しする時点から走行が完了するまでの時間t
、としておく。そして、トランジスタ(Q、、)が不導
通になることでトランジスタ(Q 37)が不導通、ト
ランジスタ(C3,)が導通する。すると、トランジス
タ(Q、5)のベース電位はTvに対応した値となり、
このトランジスタ(Q 3.)のコレクタ電流は2TV
に対応した値となる。この電流がコンデンサ(C3)に
よって積分されコンデンサ(C3)とトランジスタ(Q
、、)の接続点の電位が抵抗(R7)と(R9)の接続
点の電位と一致するとコンパレータ(AC5)の出力は
I−l−1iに反転してトランジスタ(Q、、)は不導
通となりトランジスタ(Q 、3)も不導通となってキ
セノン管(Xe)の発光が停止Tv する。従って発光時間は(1++2)に制御される。以
上述べたように、第5図の発光装置は、閃光発光モード
の際は通常のオート・ストロボとして動作し、フラット
発光モードの際は、シャツTv十に 夕速度Tvに応じて発光強度は(2)発光時Tv 間は(2+t、)となり発光量としては、vf 2   =t、、2TV+に+2k   ・−・−・(
5)となり、フィルム面の各部分に対するフラット発光
による有効発光量は2にとなり、シャッタ速度に無関係
に一定となる。
なお、コンデンサ(C,)は、キセノン管(Xe)が発
光してメインコンデンサ(C7)の充電電圧が低下し、
ネオン管(Ne)が不導通になっても、発光が終了する
まではトランジスタ(Q、、)、(Q、、)、(0,7
)を導通状態に保っておくために設けられている。
また、スイッチ(S、3)を開放すると、スイッチ(8
,5)が開放され、スイッチ(S、?)が閉成されるの
で、メインコンデンサ(C7)の充電電圧が所定値にな
っていてもトランジスタ(C33)、(Q、、)、(Q
、、)は導通せずキセノン管(Xc)は発光しない。ま
た、端子(J4°)から充電完了を示すHighの信号
も出力されないのでカメラは発光装置を用いない露出制
御モードで動作する。
第7図は第6図の発光装置の変形例であり、変形した部
分のみが示しである。第6図ではキセノン管(Xe)の
発光量をモニターする受光素子(PD3)は直接キセノ
ン管(Xe)からの光を受光するようになっていたが、
第7図の受光素子(PDs)は被写体からの反射光を受
光するようになっている。
まず端子(J3°)からシャッタ速度Tvに対応した信
号が人力されてフラット発光が行なわれる場合にはトラ
ンジスタ(Q ss)が導通していてインバータ(IN
Oの出力がHigh、インバータ(IN2)の出力がL
owとなっている。従って、アナログスイッチ用F’ 
ET (F T 、)がON、(r”r 3)がOFF
’であり、演算増幅器(OA5)の帰還路には抵抗(R
ts)が接続されている。また、端子(J2’)から発
光開始信号が入力されるまではトランジスタ(Q sa
)が導通しているので、演算増幅器(o A 5)の出
力は定電圧源(R7)の出力電圧をv3とすると、va (2+v、)となっていてこの電圧がコンデンサ(C,
?)に充電されている。
発光が開始すると、演算増幅器(OAa)の出力は(2
1v′ +2Bv8+V3)となるが、トランジスタ(
Q 5.)が導通、(Q5+1)が不導通となるのでバ
ッファ(OA?)への人力電位は、演算増幅器(OAS
)の出力(2IV′+2Bva+v、)からコンデンサ
(C17)ノ充電電圧(2Bva+V3)ヲヒイタ値2
1v′となっている。この信号はキセノン管(Xe)の
発光の被写体からの反射光強度に対応している。この信
号は、バッファ(OA?)から演算増幅器(OAJ、抵
抗(Rts)、トランジスタ(Q 、?)で構成された
電圧電流変換回路に人力され、受光素子(FDP)に入
射するキャノン管(Xe)の発光による被写体からの発
射光の強度に比例した電流21v′がトランジスタ(C
117)のコレクタ電流として流れる。ところで受光素
子(PDs)の前にとりつけられた絞り開口はAvcに
相当するので絞りの前までの発射光強度を2IVとする
と、 Iv’    Iv    −Avc 2   =2   ・ 2 となっている。トランジスタ(Q 、7)のコレクタ電
流はカレントミラー用トランジスタ(Q as)を介し
てダイオード(D、)に流れ込んでダイオード(D e
)からは(Ev−Avc)に対応した電位が出力される
また定電圧源(E、)の出力電圧源v8はV s = 
k  A vc となっていて、コンパレータ(ACs)には、ダイオー
ド(D8)からの(Iv−Avc)の信号と定電圧源(
E8)からの(T v+ k −A vc)の信号が入
力される。
そして、第6図と同様の回路によって I v=Tv+k        −(4−1)となる
ようにキャノン管(Xe)の発光量が制御される。また
、発光時間は第6図と同様にして制御される。従って、
キャノン管(Xe)のフラット発光による被写体からの
反射光のフィルム面への有る。
端子(Js’)の電位がアース電位で、閃光発光モード
のときは、トランジスタ(Q ss)が不導通なので、
インバータ(INK)の出力はLow、 (IN3)の
出力はHighになり、アナログスイッチ用FET(P
T+)がOFF、(p’r、)がONとなって、演算増
幅器(OA6)の帰還路にはコンデンサ(0,5)が接
続される。そしてカメラ側のスイッチ(S、)が閉成さ
れると、トランジスタ(Q、、)が導通、(Q、、)。
(Qo)が不導通となり、受光素子(PD5)の出力電
流がコンデンサ(C10)によって積分される。そして
、この積分電圧が、抵抗(R1’)と可変抵抗(VR’
)の接続点の電圧に達するとコンパレータ(AC3’)
の出力はHighに反転して第6図の発光停止回路(9
0)が動作して、キセノン管(Xe)の発光が停止する
。なおこのときは、カメラの絞り開口は前述のようにA
vcに制御されて、受光素子(PDs)の前の絞り開口
と同じ開口になっている。
第8図はこの発明の第3の実施例を示すカメラ及び発光
装置のブロック回路図である。この実施例はモード判別
回路(Wυの駆動によって発光開始信号(W、)により
あらかじめ測光演算したシャッタ速度が同調限界のシャ
ッタ速度より高速のときはフラット発光(W?)、低速
のときは閃光発光(W6)を夫々発光部(W8)で行な
わせるようにし、かつシャッタ速度及び発光量の制御は
先幕及びフィルム面からの反射光を測光する、いわゆる
フィルム面測光方式(W3)でストップ信号(W4)に
より駆動停止(W、)の制御するものである。
第8図のブロック図を具体的回路にした第9図において
、(PD?)はファインダー光路中に設けられた受光素
子、(92)はシャッタ速度を算出する測光回路、(E
、、)は同調限界のシャッタ速度に対応した信号を出力
する定電圧源、(94)、(96)は夫々ワンショット
回路、(PDs)はフィルム面測光用受光素子、(98
)はフィルム面測光用回路、(Mg)は後幕係止用マグ
ネット、(S、S)は後幕の走行完了で閉成しシャッタ
チャージで解放されるスイッチである。また端子(J5
)は発光装置の発光停止信号を送出するもので、発光装
置の端子(JS’)と接続される。
スイッチ(S、)が閉成されるとワンショット回路(9
4)からパルスが出力されてDフリップ・フロップ(D
F)がリセットされる。測光演算回路(92)の出力が
定電圧源(E、υの出力よりも大きいとコンパレータ(
A c e)の出力はHighとなる。このときメイン
コンデンザ(C7)の充電電圧が所定値に達して端子(
J4)がHighのときはアンド回路(AN、)の出力
はHighとなっている。そして、レリーズスイッチ(
S7)が閉成されるとワンショット回路(96)からパ
ルスが出力されて、Dフリップ・フロップ(DF)に0
人力が取り込まれ、Q出力がHigh、 Q出力がLo
wとなる。これと同時に従来公知のレリーズ回路(図示
せず)によって露出制御動作が開始する。そして、先幕
の走行開始で受光素子(PD、l)の出力電流をフィル
ム面測光用回路(98)によって積分されはじめる。ま
た、先幕の顔出しでスイッチ(Sl)が閉成されると、
Dフリップ・フロップ(DF)のQ出力はLowなので
トランジスタ(Q 73)が導通してトランジスタ(Q
 、、)からの電流がトランジスタ(Q 、、)のベー
ス電流として供給される。このときトランジスタ(Q、
、)にはベース電流が供給されず導通しない。また、抵
抗(R,3)と(Ro)の接続点の電位がHighなの
でトランジスタ(Q、、3)が導通してトランジスタ(
Q、、、)、(Q、、□)は不導通となり、トランジス
タ(Q、3)、(Q、9)は導通不可能な状態となって
いる。従って、トランジスタ(Q 、7)の導通によっ
てトランジスタ(Q、、)が導通してトランジスタ(Q
 as)が導通し、第5図と同様にキセノン管(Xe)
にはトリガーがかかる。
また、トランジスタ(Ql、υが導通、(Q、、3)が
不導通となって抵抗(rttt)と(Rte)の接続点
の電位が上昇しコンパレータ(AC++)の出力はHi
ghとなる。このときトランジスタ(Q +os)、(
Q 、、?)が導通しているのでトランジスタ(Q s
s)が導通してキャノン管(Xe)が発光する。キセノ
ン管(Xe)の発光強度はフォト・トランジスタ(PT
3)でモニターされ、キャノン管(Xe)の発光強度が
増加して、フォト・トランジスタ(PT3)の出力電流
が増加し、フォト・トランジスタ(p’r、)と抵抗(
R31)の接続点の電位を上まわるとコンパレータ(A
Cll)の出力はLowに反転してトランジスタ(Q 
53)は不導通になり、以下第5図の回路と同様の動作
で、キセノン管(Xe)の発光強度は抵抗(rtt7)
と(Rwe)の接続点の電位に対応して一定となる。
カメラ側のフィルム面測光回路(9日)は、受光素子(
PDI)に入射する定常光とフラット発光の合計した強
度に比例する受光素子(FDP)の出力電流を積分し、
積分値が所定値に達すると、測光回路(98)の出力を
Lowとしてトランジスタ(Q、、)を不導通とし、マ
グネット(Mg)を不作動として後幕の走行を開始させ
る。このとき、Dフリップ・フロップ(DF)のQ出力
はLowなのでトランジスタ(Q、、)は導通しない。
モして後幕の走行が完了するとスイッチ(S +S)が
閉成して、Dフリップ・フロップ(DF)のQ出力がH
ighなのでトランジスタ(Q、、)が導通可能な状態
となっていて、端子(J、)がアース電位に低下し、ト
ランジスタ(Q、、、)が不導通となる。すると、トラ
ンジスタ(Q、、、)が導通しているのでトランジスタ
(Q 、、5)、(Q 、、、)が不導通になり、かつ
トランジスタ(Q、、7)、(Q、、、)が導通して発
光停止回路(90)が動作してキセノン管(Xe)の発
光が停止する。また、トランジスタ(Q、、、)が不導
通となることでトランジスタ(Q 、、、)が不導通と
なってトランジスタ(Q 、3)も不導通となる。
測光演算回路(92)の出力が定電圧源(Elυの出力
電位より低いときはコンパレータ(ACs)の出力はL
owとなりアンド回路(AN、)の出力もLowとなる
。そして、レリーズスイッチ(S7)が閉成された時点
でアンド回路(A N 、)の出力がDフリップ・フロ
ップに記憶され、Q出力がLowSQ出力がHjghと
なる。
先幕の顔出しの時点でスイッチ(Sl)が閉成されても
トランジスタ(Q 73)は導通不能なので発光は開始
せず、次にX接点(S3)が閉成されるとトランジスタ
(C7,)、(Q、、)が導通する。このとき、トラン
ジスタ(Q、。)が導通しているので(Q as)は不
導通であり、トランジスタ(Q、7)、(Q、、)。
(Q、、)、(Ql、)が導通ずる。これによって、ト
リガー回路(88)が動作するとともに、サイリスク(
SCs)が導通して、キセノン管(Xe)は閃光発光を
開始する。そしてフィルム面測光回路(98)から後幕
走行開始信号が出力されると、トランジスタ(C7Jが
導通して、トランジスタ(Q、。5)が不導通となり、
トランジスタ(Qlo7)、QIIυが導通して発光停
止回路(90)が動作してキセノン管(Xe)の発光が
停止する。
なお、メインコンデンサ(C7)の充電電圧が所定値に
達しなくてトランジスタ(Q、、3)が不導通のときは
トランジスタ(Q、、)、(Q、、)、(Q、、、)。
(Q 、 、、)が導通していて、発光動作は行なわれ
ない。
第9図の実施例ではフラット発光の発光開始信号は先幕
の顔出しで閉成するスイッチ(Sυによってつくるよう
にしているが・、例えば、シャッタ速度制御用のカウン
トスイッチ、又はFP接点を用いることも可能であり、
あるいは第10図に示すような実施例も可能である。第
1O図は、先幕の顔出し以前に閉成するスイッチ(S、
υの信号でワンシコット回路(tio)からパルスが出
力され、このパルス入力でカウンタ(112)がカウン
トを開始し、スイッチ(Stυが閉成して、先幕が顔出
しをするまでの時間をカウンタ(112)がカウントす
ると、端子(J、)から発光開始信号を出力するもので
ある 第11図は、第4図実施例のフォーカルプレーンシャッ
タ作動機構の主要部斜視図を示す。第11図において、
シャッタは先幕を形成する幕(2)、総会(4)、リボ
ン(6)を巻回する先幕筒(8)が先幕軸(10)に固
着されており、さらに先幕軸(10)に一体的に先幕ギ
ア(12)が固定され、先幕シャッタギア(14)とか
み合っている。
一方後幕を形成する後幕系は幕(16)、総会(18)
、リボン(20)を巻回する後幕筒(22)が後幕筒軸
(24)に固着され、後幕筒軸(24)と一体的に固定
された後幕ギア(26)が後幕シャッタギア(28)と
かみ合うことによって構成され、かつ従来公知の調速機
構(図示せず)により先幕と後幕が所定の時間間隔によ
って走行することによりシャッタ作動をする公知のフォ
ーカルプレーンシャッタを構成している。尚、(30)
は後幕筒軸(24)に遊かんした先幕ローラで先幕リボ
ン(6)をガイドしている。又(32)の−点鎖線はシ
ャツタ開口を示している。
更に先幕シャッタギア(14)には突起(14’ )が
形成され、図示の如きチャージ完了状態ではスイッチ(
s+’)をOFFしており、走行開始後、先幕シャッタ
ギア(I4)、先幕ギア(I2)、先幕系が矢印方向に
移動してシャッタ開き始め直前でスイッチ(S、’)を
ONさせると共に、走行完了時スイッチ(S3’)をO
Nとなすよう構成している。
一方、後幕シャッタギア(28)にも突起(28”)が
形成され後幕走行完了直前にスイッチ(SりをOFFす
る如く構成されている。第12図は、第4図右下部に示
されている(J2)端子への信号部の具体的スイッチ構
成を示しており、トランジスタ(Q7)のコレクタにス
イッチ(Sご)と不図示の撮影動作中のみONするスイ
ッチ(S4)と前記(S、)が直列に結線されて、これ
らが実質的に第4図に示すスイッチ(S、)を構成して
いる。
又、(Q 、 、)のコレクタには前記(S3’)が接
続され、かつ(S3’)の他方は(S4)と(S、)の
接続点に結線されて、(S3’)と(S、)により実質
的に第4図の(S3)を構成している。
第13図は、第10.12図に示される各スイッチ、(
s 、)、(s t)、(s 3)、(s 、)、(s
 、’ )、(s 、l’ )の幕移動に行う作動タイ
ミング線図を示し、(s+’ )は先幕の移動にともな
いシャッタ開き直前にONされ、かつシャッタチャージ
完了直前にOFF、!:なる。又、(S、’)は先幕走
行完了直前にONとなり、シャッタチャージ開始直面に
OFFとなる。
(St)は後幕走行完了近辺でOFFとなり、シャッタ
チャージ開始後ONとなる。
(S、)(第11図に図示せず)は、レリーズ開始とと
もにONとなり、−サイクルのカメラ作動売時OFFと
なる。
したがって、(S、’)と(S t)、(S 、)の直
列接続されたスイッチ群を第4図示の(S 、)と考え
ればシャッタ開放直前にONとなりシャッタ作動完了時
、すなわち後幕走行売時にOFFとなる顔出スイッチと
なる。
同様に(S3’)と(S、)の直列スイッチを第4図示
(S3)と考えれば先幕走行売時ONとなりシャッタ作
動売時OFFとなるX接点となる。
第14図は第9図に示すカメラのフォーカルプレーンシ
ャッタ作動機構の主要部斜視図を示し、スイッチ(S、
、)を除き第11図に示すシャッタ同様の作動をする。
従って第11図と同様の作用をする要素には同一の符号
を付し、その作動説明は省略する。後幕シャッタギア(
28)の下面には突起(28″)が設けられており、後
幕シャッタギアの回転終了時スイッチ(S 、、)をO
Nとなすよう構成されている。第15図は第9図の(J
2)端子への信号部及び(J、)端子へめ信号部の具体
的スイッチ構成を示し、トランジスタ(Q 7.)のコ
レクタにスイッチ(S、′)と(S4)と(S2)が直
列に接続され実質的に第9図に示すスイッチ(S、)を
構成している。また、(Q7.)のコレクタには(ss
’)が接続され、(s*’)の他方は、(S4)と(S
、)が接続され(S′)と(St)によって実質的に第
9図示の(S3)を構成している。更にトランジスタ(
Q 79)のコレクタには(s、e)が接続され(J5
)端子に接続されている。
第16図には第14.15図に示されるスイッチ(s 
+)、(s t)、(s s)、(s 4)、(sご)
、(S3’ )。
(S、、)の幕移動に伴う作動タイミング線図を示すが
、(S、’)〜(S4)及び(S、)と(S3)の作用
は第13図と同様であり、詳細は省略するが、(S、′
)と(s?)、(S4)の直列接続されたスイッチ群が
第9図示の(S、)としてシャッタ開放直面にONとな
り、シャッタ作動売時、すなわち後幕走行売時にOFF
となる顔出しスイッチとなる。同様に(83′)と(S
、)の直列スイッチが第9図示の(S3)となり先幕走
行売時ONとなりシャヅタ作動売時OFFとなるX接点
となる。
次に(s +e)は、後幕走行売時ONとなりシャッタ
のヂャージ開始とともにOFFとなり発光停止回路への
信号部(端子J5)を構成している。
なお、第2図に示す第1実施例及び第3図に示す第2実
施例では被写体輝度l3vaとフラット発光による有効
光ff1kが前もってわかっているので、自然光と発光
装置の被写体に与えろ効果の差、アペックス値での差、
即ちライティング・コントラスト、及び発光装置の発光
によって被写体の明るさが発光をしないときにくらべて
いくら増すかというアペックス値での量(以下段数差と
よぶ)が算出でき、これを前もって表示することが可能
である。
第1の実施例では、ライティング・コントラストΔ1は
、 (B va −T vs) −k=Δr    ”・(
t5)で算出できる。また、段数差Δ、は以下のように
して求まる。フラット発光を行なったときの全体の光量
のアペックス値をQvtとするとBva−Tvs   
k   Qvt    −2+2  =2     ・
・・(16)の関係がある。そこで、(15)式と(1
6)式からkを消去して両辺のlogtをとり整理する
と、Δ1 QVt=BVa−Tvs+1ogt(1+2  ) ・
・・(17)によって全体の光量のアペックス値Qvt
が得られ、その段数差Δ、として Δ1 Δt=Qvt−(Bva−Tvs)−1ogt(1+ 
2  )・・・(18) を得ることができる。
第2の実施例では、(11)式を変形すると、Δ Δ+=(Bva−Tvx)−に=1ogt(2−1)・
・・(11−1) ライティング・コントラストΔ、が求まり、段数差Δ、
は(18)式から求まる。
第1.2の実施例では、フラット発光の際はシャッタ速
度に応じて発光強度を変えることで、フィルム面への有
効発光量をシャッタ速度に無関係に一定となるようにし
ていたが、次の様な変形も可能である。即ち、フラット
発光の際は、発光強度v 2  は一定としておくと、 r3va   Iv   By 2   +2   =2        ・・・(19
)の関係が成立するBvを求め、あとは定常光に対ずろ
アペックス演算と同様に、 BV+5V=TV+AV       −−−(20)
の関係から、Tvx又はAvxを求め、露出制御を行な
えばフラット発光での適正露出な撮影が行なえる。ここ
で、Bvを求めるには、 Bva−1v=Δ″        −(21)を求め
、(19)、(21)式からIvを消すとBva   
 −Δ’    Bv 2   (1+2    )=2 となり、両辺のlog、をとると 一へ“ Bv=Bva+ 10g2(1+ 2    ) −(
22)が得られる。また、このときの発光間隔は、先幕
の走行の顔出しで発光を開始させ、後幕の走行完了で発
光を停止させればよい。またこのときもライティング・
コントラストΔ、として Δt=、Bva −I v         ・・(2
3)及び段数差Δ、として Δ==By−Bva         =(24)も前
もって算出表示することができる。
また、第1.第2の実施例では有効発光量2には固定に
なっているが、この量を発光装置あるいはカメラ側で手
動で可変にしておき、撮影者が任意に設定することも可
能である。発光装置側で設定するときの構成は、例えば
、可変電圧源を設け、この出力電位を発光準備が完了す
るとカメラ側に伝達し、カメラ側ではこれをA−D変換
して萌述の方式に従って、Tvx又はAvxを算出し、
さらに露出時間Tvに対応したアナログ信号を発光装置
に送出するようにすればよい。また、カメラ側で設定す
るときの構成は、例えば設定されたkに対応したディジ
タルデータを出力する設定装置を設け、前述の演算を行
ない、Tv及びkのアナログ信号を発光装置に送出すれ
ばよい。
発明の効果 以上詳述したように、本発明にかかる撮影装置は、自然
光を受光する受光手段と、受光手段の出力に基づいて露
出時間を演算する演算手段と、演算された露出時間が所
定値よりも短いか否かを判別する判別手段と、先幕と後
幕とを有するフォーカルブレーンシャッタと、閃光発光
を行う第1発光モードとフィルムへの露光が行なわれて
いる間にフィルムの露光に寄与する発光を行う第2発光
モードとを切り換え可能な発光手段と、判別手段によっ
て露出時間が所定値よ°りも長いと判別された場合にフ
ォーカルブレーンシャッタが全開となった際に発光手段
を第1発光モードで発光開始させる第1発光開始手段と
、判別手段によって露出時間が所定値よりも短いと判別
された場合にフォーカルプレーンシャッタの先幕の走行
開始に連動して発光手段を第2発光モードで発光開始さ
せる第2発光開始手段と、フィルムの露光時の露光量を
モニターするモニター手段と、発光手段が第1発光モー
ドで発光させられているときにも°第2発光モードで発
光させられているときにもモニター手段の出力に基づい
てフィルムの露光量を制御する露光量制御手段とを有す
ることを特徴とするものであり、このように構成するこ
とによって、まず自然光に基づいて露出時間(シャッタ
速度)が演算され、この露出時間が所定値より長ければ
発光手段がフォーカルプレーンシャッタの全開に応答し
て閃光発光を行い、逆に演算された露出時間が所定値よ
りも短ければフォーカルブレーンシャッタの先幕の走行
開始に連動して発光手段がフィルムへの露光が行なわれ
ている曲にフィルムの露光に寄与する発光を開始すると
ともに、いずれの場合でもフィルムの露光量をモニター
するモニター手段の出力に基づいてその露光量が制御さ
れるので、演算されたシャッタ速度に応じて発光手段の
発光モードを自動的に切り換えて撮影を行いフィルムに
適正露光量を与えることができ、発光モードの切り換え
などに余分な手動操作を必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明に用いる発光器の発光波形図、第
1図(B)はフォーカルプレーンシャッタの先幕と後幕
の動作説明図、第2図は本発明にかかる撮影装置の第1
の実施例、第3図は本発明の第2の実施例、第4図は本
発明の第1及び第2の実施例をマイクロ・コンピュータ
を用いて実施するときのカメラ側のブロック図、第5−
1.2.3図は第4図のマイクロ・コンピュータの動作
を示すフローチャート、第6図は第4図に接続される発
光装置の回路図、第7図は第6図の発光装置の変形例を
示す回路図、第8図(A)(B)はこの発明の第3の実
施例を示すブロック図、第9図は第8図の具体的回路図
、第10図は第4図及び第9図のフラット発光開始信号
を出力させる回路の変形例、第11図は第4図のシャッ
タ作動機構の斜視図、第12図は第4図の発光制御用ス
イッチ回路部を第11図に即して変形した回路図、第1
3図(A)(B)は第2図のスイッチの動作を示すタイ
ムチャート、第14図は第9図のシャッタ作動機構の斜
視図、第15図は第9図を第14図に即して変形した回
路図、第16図(A )(I3 )は第14図のスイッ
チの動作を示すタイムチャートである。 (PDυ、(P D3)、(P DS)、(P D?)
、(P D、l)。 (P ’r +)、(p T 3)・・・受光素子、(
3)・・・A−D変換器、 (35)・・・D−A変換
器、(5)・・・シャッタ速度設定装置、 (7)・・・閃光発光での同調限界シャッタ速度データ
出力回路、 (!3)・・・コンパレータ、 (45)・・・フラット発光時間制御回路、(47)・
・・フラット発光強度制御回路、(60)・・・絞り値
設定装置、 (11)・・・フィルム感度設定装置、(98)・・・
フィルム面測光回路、 (Sl)・・・フラット発光開始用スイッチ、(S、)
・・・閃光発光開始用スイッチ、(S、。)・・・フラ
ット発光停止用スイッチ。 特許出願人 ミノルタカメラ株式会社 代理人弁理士 青 山 葆ほか2名 第5−2図 第5−3図 げ) (口] 第8図+A) 第11図 第12図 第14図 第15図 凹面の、70( 第16図 −一一時肩 手続補正書坊式) 特許庁長官段   昭和 62年 10月 5日1、事
件の表示 昭和 62年特許願第   64882号   1n2
、発明の名称 補助光を用いた撮影装置 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市1■区安土、mf2丁目301Jl
l!大阪国際ビル名称 (607)  ミノルタカメラ
株式会社代表者 1)嶋 英 雄 4、代理人 住所 〒540 大阪府大阪市東区域見2丁目1番61
号7、補正の内容 (1)明細書中、「図面の簡単な説明」の欄を下記の如
く訂正します。 ・第61頁第18行目から第19行目 [第13図(AXB)は」を、 「第13図は」に訂正します。 ・第62頁第2行目 「第16図(AXB)は」を、 「第16図は」に訂正します。 (2)図面中、第13図(A)、第13図(B)、第1
6図(A)、第16図(B)を別紙の如く訂正します。 以上 手続補正書(方式) 26発明の名称 補助光を用いた撮影装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市東区安上町2丁目30石地大Fi国
際ピル名称 (607)  ミノルタカメラ株式会社代
表者 1)嶋 英 雄 4、代理人 住所 〒540  大阪府大阪市東区域見2丁目1番6
1号ツイン21 MIClり”7−内 電M(06)9
49−1261゛7.補正の内容 (1)明細書中、「図面の簡単な説明」の欄を下記の如
く訂正します。 ・第61頁第2行目から第4行目 「第1図(A)は〜先幕と後幕の動作説明図、」とある
のを、 「第1図は本発明に用いる発光器の発光波形図とフォー
カルブレーンシャッタの先幕と後幕の動作説明図、」に
訂正します。 (2)図面中、第1図(A)及び第1図(B)を別紙の
如く訂正します。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自然光を受光する受光手段と、 受光手段の出力に基づいて露出時間を演算する演算手段
    と、 演算された露出時間が所定値よりも短いか否かを判別す
    る判別手段と、 先幕と後幕とを有するフォーカルプレーンシャッタと、 閃光発光を行う第1発光モードと、フィルムへの露光が
    行なわれている間にフィルムの露光に寄与する発光を行
    う第2発光モードとを切り換え可能な発光手段と、 判別手段によって露出時間が所定値よりも長いと判別さ
    れた場合に、フォーカルプレーンシャッタが全開となっ
    た際に発光手段を第1発光モードで発光開始させる第1
    発光開始手段と、 判別手段によって露出時間が所定値よりも短いと判別さ
    れた場合に、フォーカルプレーンシャッタの先幕の走行
    開始に連動して発光手段を第2発光モードで発光開始さ
    せる第2発光開始手段と、フィルムの露光時の露光量を
    モニターするモニター手段と、 発光手段が第1発光モードで発光させられているときに
    も第2発光モードで発光させられているときにも、モニ
    ター手段の出力に基づいてフィルムの露光量を制御する
    露光量制御手段と、 を有することを特徴とする補助光を用いた撮影装置。
JP62064882A 1987-03-19 1987-03-19 補助光を用いた撮影装置 Pending JPH01163728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62064882A JPH01163728A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 補助光を用いた撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62064882A JPH01163728A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 補助光を用いた撮影装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3554080A Division JPS56132317A (en) 1980-03-19 1980-03-19 Photographing apparatus using auxiliary light

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01163728A true JPH01163728A (ja) 1989-06-28

Family

ID=13270921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62064882A Pending JPH01163728A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 補助光を用いた撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01163728A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4615599A (en) Flash photographing system
JPH0462056B2 (ja)
JPH0332050B2 (ja)
US4422744A (en) Apparatus for signal transmission and reception between camera and attachment
US5708873A (en) Flash photographing system
JPH01163728A (ja) 補助光を用いた撮影装置
US4436396A (en) Electroflash unit
JPH0522895B2 (ja)
JPH0516585Y2 (ja)
JP3050655B2 (ja) 赤目軽減機能付カメラ
JPS642930B2 (ja)
JP2829917B2 (ja) 外部ストロボ装置装着可能なストロボ内蔵カメラ
JPS628029Y2 (ja)
JP2967768B2 (ja) 一眼レフレックスカメラ
JPS6344817Y2 (ja)
JPS5878131A (ja) 閃光撮影のための露出時間制御装置
JPH02105126A (ja) ストロボ内蔵カメラ
JPS6134502Y2 (ja)
JPS58102222A (ja) 自動調光閃光装置用誤動作防止装置
JPS646443B2 (ja)
JP3093324B2 (ja) スレーブフラッシュ
JPS5880629A (ja) 電子閃光器
JPH01137243A (ja) カメラの閃光発光制御装置
JPS58118626A (ja) 閃光撮影装置
JPS5858529A (ja) カメラ用の閃光発生量制御装置