JPH0330510Y2 - - Google Patents
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- JPH0330510Y2 JPH0330510Y2 JP1986056493U JP5649386U JPH0330510Y2 JP H0330510 Y2 JPH0330510 Y2 JP H0330510Y2 JP 1986056493 U JP1986056493 U JP 1986056493U JP 5649386 U JP5649386 U JP 5649386U JP H0330510 Y2 JPH0330510 Y2 JP H0330510Y2
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- JP
- Japan
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- door
- vehicle
- prevention body
- opening prevention
- parking
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 43
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 3
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は車台を移動させて搭載車輌の格納を行
う駐車設備における車輌開扉事故を防止する装置
に関するものである。
う駐車設備における車輌開扉事故を防止する装置
に関するものである。
(従来の技術)
一般に、垂直循環移動式駐車設備においては、
複数個の駐車ケージがその前後に配設された一対
の無端チエンに吊設され、この両無端チエンの走
行により上記各駐車ケージが車輌乗入位置を通る
循環移動径路を循環移動するようになされてい
る。そして、上記駐車ケージは、両側部に車輌の
車輪が上載される車輪載置部を有し、中央部に下
面が両側の車輪載置部の下面よりも高く形成され
た段上げ部を有する車台を下部に備え、上部中央
に前後方向に延び前後両端が上記各無端チエンに
吊下げ部材を介して連結された吊下げ軸を備えて
いるのが通常である。
複数個の駐車ケージがその前後に配設された一対
の無端チエンに吊設され、この両無端チエンの走
行により上記各駐車ケージが車輌乗入位置を通る
循環移動径路を循環移動するようになされてい
る。そして、上記駐車ケージは、両側部に車輌の
車輪が上載される車輪載置部を有し、中央部に下
面が両側の車輪載置部の下面よりも高く形成され
た段上げ部を有する車台を下部に備え、上部中央
に前後方向に延び前後両端が上記各無端チエンに
吊下げ部材を介して連結された吊下げ軸を備えて
いるのが通常である。
従来、かかる駐車設備においては、車台に搭載
される車輌の半ドア防止装置が種々考案されてい
る。例えば、特公昭51−43676号公報には、車台
の一方の車輪載置部の下に左右方向に延びる2本
の回動軸を前後に間隔をおいて設け、この両回動
軸の外端に開扉阻止体を車台側部において起立倒
伏できるように支持し、前側の回動軸にアームを
介して前方に延びる作動ロツドを連結して、この
作動ロツドを車輌乗入位置の前方に設けた押動装
置によつて後方へ押動することによつて上記開扉
阻止体を倒伏せしめるようにしたものが記載され
ている。
される車輌の半ドア防止装置が種々考案されてい
る。例えば、特公昭51−43676号公報には、車台
の一方の車輪載置部の下に左右方向に延びる2本
の回動軸を前後に間隔をおいて設け、この両回動
軸の外端に開扉阻止体を車台側部において起立倒
伏できるように支持し、前側の回動軸にアームを
介して前方に延びる作動ロツドを連結して、この
作動ロツドを車輌乗入位置の前方に設けた押動装
置によつて後方へ押動することによつて上記開扉
阻止体を倒伏せしめるようにしたものが記載され
ている。
また、同公報のものにおいては、後側の回動軸
が一方の車輪載置部の下から中央の段上げ部を跨
いで他方の車輪載置部の下に延設され、この回動
軸に両車輪載置部の各水抜き栓がアームを介して
連結され、車輌乗入位置において、作動ロツドを
押動すると、上記開扉阻止体の倒伏に連動して上
記水抜き栓が回動して水抜き孔が開口するような
なされている。
が一方の車輪載置部の下から中央の段上げ部を跨
いで他方の車輪載置部の下に延設され、この回動
軸に両車輪載置部の各水抜き栓がアームを介して
連結され、車輌乗入位置において、作動ロツドを
押動すると、上記開扉阻止体の倒伏に連動して上
記水抜き栓が回動して水抜き孔が開口するような
なされている。
また、特開昭52−64772号公報には、上述の如
き押動装置を車輌乗入位置下に設けたものが記載
されており、この押動装置は、上記作動ロツドを
過度に押動することがないよう所定値以上の負荷
が作用すると作動ロツドを押動しないようにする
緩衝機構を備えている。
き押動装置を車輌乗入位置下に設けたものが記載
されており、この押動装置は、上記作動ロツドを
過度に押動することがないよう所定値以上の負荷
が作用すると作動ロツドを押動しないようにする
緩衝機構を備えている。
(考案が解決しようとする課題)
ところで、垂直循環移動式駐車設備の場合、ス
ペースの有効利用を図るべく、所定の高さ範囲内
に多数の駐車ケージを吊下げることが要求され
る。しかし、上記従来技術のうちの前者のもので
は、車台の中央に段上げ部を形成しても、水抜き
装置のための回動軸が上記段上げ部を横切ること
になるため、この回動軸が邪魔になつて隣のケー
ジ吊下げ軸を上記段上げ部の下方へ開口した凹所
に配置することができず、スペースの有効利用と
いう面で不利になる。
ペースの有効利用を図るべく、所定の高さ範囲内
に多数の駐車ケージを吊下げることが要求され
る。しかし、上記従来技術のうちの前者のもので
は、車台の中央に段上げ部を形成しても、水抜き
装置のための回動軸が上記段上げ部を横切ること
になるため、この回動軸が邪魔になつて隣のケー
ジ吊下げ軸を上記段上げ部の下方へ開口した凹所
に配置することができず、スペースの有効利用と
いう面で不利になる。
(課題を解決するための手段)
本考案は、このような課題に対して、開扉阻止
体を作動せしめるための作動ロツドを、車台中央
の段上げ部の下に隣の駐車ケージの吊下げ軸と干
渉しないように一方の車輪載置部側に偏倚させて
配置することにより、水抜き装置のような開扉阻
止体に連動せしめるものを設ける場合において
も、連動用の部材を段上げ部の下方に開口した凹
所内に配置して、上記作動ロツドによつて連動用
部材を作動させることができないようにし、上記
隣の駐車ケージの吊下げ軸を上記凹所のできるだ
け高い位置に配置できるようにするものである。
体を作動せしめるための作動ロツドを、車台中央
の段上げ部の下に隣の駐車ケージの吊下げ軸と干
渉しないように一方の車輪載置部側に偏倚させて
配置することにより、水抜き装置のような開扉阻
止体に連動せしめるものを設ける場合において
も、連動用の部材を段上げ部の下方に開口した凹
所内に配置して、上記作動ロツドによつて連動用
部材を作動させることができないようにし、上記
隣の駐車ケージの吊下げ軸を上記凹所のできるだ
け高い位置に配置できるようにするものである。
そのための具体的な手段は、複数個の駐車ケー
ジがその前後に配設された一対の無端チエンに吊
設され、この両無端チエンの走行により上記各駐
車ケージが車輌乗入位置を通る循環移動径路を循
環移動するようにした移動式駐車設備において、 上記各駐車ケージは、両側部に車輌の車輪が上
載される車輪載置部を有し中央部に両側の車輪載
置部よりも高く形成された段上げ部を有する車台
を下部に備え、上部中央に前後方向に延び前後両
端が上記各無端チエンに吊下げ部材を介して連結
された吊下げ軸を備えており、 上記車台の一方の車輪載置部の下面に互いに前
後に間隔をおいて軸受により支持され、各々左右
方向に延び外端が車輪載置部の側方に突出した複
数の回動軸と、 下端が上記複数の回動軸の外端に連結され、車
台側部より上方へ突出し車輌の扉の開動を阻止す
る突出位置と、車台に沿うように伏し上記扉の開
動を許容する伏せ位置との間で移動可能な開扉阻
止体と、 上記段上げ部下の車台中央よりも上記一方の車
輪載置部側へ偏倚した部位において、一端が上記
複数の回動軸のうちの前端の回動軸の内端に結合
されて他端が上方へ突出したアームと、上記段下
げ部下の車台中央よりも上記一方の車輪載置部側
へ偏倚した部位を上記段上げ部の下面に沿つて前
後方向に延び、前端が車台前端より前方へ突出
し、後端が上記アームの他端に連結され、前進に
より上記開扉阻止体を突出位置とし後退により上
記開扉阻止体を伏せ位置とするよう前後動可能な
作動ロツドと、 上記開扉阻止体を突出位置に位置付けるように
付勢する付勢手段と、 上記車輌乗入位置の前方に設けられ、進出時に
車輌乗入位置のケージの上記作動ロツドの前端に
当接してこの作動ロツドを後方へ押動し開扉阻止
体を上記付勢手段の付勢に抗して伏せ位置にする
よう進退する押動部材を有する押動装置とを備え
ていることを特徴とする移動式駐車設備における
車輌開扉事故防止装置である。
ジがその前後に配設された一対の無端チエンに吊
設され、この両無端チエンの走行により上記各駐
車ケージが車輌乗入位置を通る循環移動径路を循
環移動するようにした移動式駐車設備において、 上記各駐車ケージは、両側部に車輌の車輪が上
載される車輪載置部を有し中央部に両側の車輪載
置部よりも高く形成された段上げ部を有する車台
を下部に備え、上部中央に前後方向に延び前後両
端が上記各無端チエンに吊下げ部材を介して連結
された吊下げ軸を備えており、 上記車台の一方の車輪載置部の下面に互いに前
後に間隔をおいて軸受により支持され、各々左右
方向に延び外端が車輪載置部の側方に突出した複
数の回動軸と、 下端が上記複数の回動軸の外端に連結され、車
台側部より上方へ突出し車輌の扉の開動を阻止す
る突出位置と、車台に沿うように伏し上記扉の開
動を許容する伏せ位置との間で移動可能な開扉阻
止体と、 上記段上げ部下の車台中央よりも上記一方の車
輪載置部側へ偏倚した部位において、一端が上記
複数の回動軸のうちの前端の回動軸の内端に結合
されて他端が上方へ突出したアームと、上記段下
げ部下の車台中央よりも上記一方の車輪載置部側
へ偏倚した部位を上記段上げ部の下面に沿つて前
後方向に延び、前端が車台前端より前方へ突出
し、後端が上記アームの他端に連結され、前進に
より上記開扉阻止体を突出位置とし後退により上
記開扉阻止体を伏せ位置とするよう前後動可能な
作動ロツドと、 上記開扉阻止体を突出位置に位置付けるように
付勢する付勢手段と、 上記車輌乗入位置の前方に設けられ、進出時に
車輌乗入位置のケージの上記作動ロツドの前端に
当接してこの作動ロツドを後方へ押動し開扉阻止
体を上記付勢手段の付勢に抗して伏せ位置にする
よう進退する押動部材を有する押動装置とを備え
ていることを特徴とする移動式駐車設備における
車輌開扉事故防止装置である。
(作用)
上記車輌開扉事故防止装置においては、開扉阻
止体を作動せしめるための作動ロツドが車台中央
の段上げ部下であつて一方の車輪載置部側へ偏倚
した位置に配置されているから、この作動ロツド
と隣の駐車ケージの吊下げ軸との干渉を避けるこ
とができるものである。
止体を作動せしめるための作動ロツドが車台中央
の段上げ部下であつて一方の車輪載置部側へ偏倚
した位置に配置されているから、この作動ロツド
と隣の駐車ケージの吊下げ軸との干渉を避けるこ
とができるものである。
また、上記作動ロツドを上記段上げ部下に配置
しているから、水抜き装置のような開扉阻止体に
連動せしめるものを設ける場合に、その連動用の
部材を段上げ部の下方に開口した凹所内に配置し
て、上記作動ロツドによつて連動用部材を作動さ
せることができるものである。
しているから、水抜き装置のような開扉阻止体に
連動せしめるものを設ける場合に、その連動用の
部材を段上げ部の下方に開口した凹所内に配置し
て、上記作動ロツドによつて連動用部材を作動さ
せることができるものである。
こうして、押動装置を車輌乗入位置の前方に配
置しているから、駐車ケージの移動時におけるこ
の駐車ケージと押動装置との当接事故がないもの
である。
置しているから、駐車ケージの移動時におけるこ
の駐車ケージと押動装置との当接事故がないもの
である。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、説明の便宜上、第2図の右・左を
「前」・「後」を呼称する。
る。なお、説明の便宜上、第2図の右・左を
「前」・「後」を呼称する。
第1図及び第2図において、1は駐車建造物、
2は駐車ケージである。各駐車ケージ2は、下部
に車台3を備え、上部中央に前後方向に延びる吊
下げ軸を備えていて、この吊下げ軸の前後両端が
各々上下のスプロケツトホイル4に懸回された前
後の無端チエン5に等間隔で吊下げ部材6を介し
て連結されており、電動機による無端チエン5の
走行により循環移動するようになつている。7は
建造物1の最下部に設けた入出庫口である。
2は駐車ケージである。各駐車ケージ2は、下部
に車台3を備え、上部中央に前後方向に延びる吊
下げ軸を備えていて、この吊下げ軸の前後両端が
各々上下のスプロケツトホイル4に懸回された前
後の無端チエン5に等間隔で吊下げ部材6を介し
て連結されており、電動機による無端チエン5の
走行により循環移動するようになつている。7は
建造物1の最下部に設けた入出庫口である。
上記駐車ケージ2の車台3の両側部には、第3
図に示すように、車輌Cの運転席側の入出庫口7
寄りと運転席とは反対側とにそれぞれ固定柵9,
8が設けられているとともに、上記運転席側の扉
に対応する部位に可動の開扉阻止体10が設けら
れている。
図に示すように、車輌Cの運転席側の入出庫口7
寄りと運転席とは反対側とにそれぞれ固定柵9,
8が設けられているとともに、上記運転席側の扉
に対応する部位に可動の開扉阻止体10が設けら
れている。
車台3は、両側部に車輌Cの車輪が上載される
車輪載置部3a,3bを有し、中央部に下面が両
側の車輪載置部3a,3bの下面よりも高く形成
された段上げ部を有する(第11図及び第13図
参照)。
車輪載置部3a,3bを有し、中央部に下面が両
側の車輪載置部3a,3bの下面よりも高く形成
された段上げ部を有する(第11図及び第13図
参照)。
開扉阻止体10は、前後方向に水平に延びる水
平バーと、前後に間隔をおいて配置された回動脚
10a,10bの脚部とによつて構成され、車台
側部より上方へ突出し車輌Cの扉の開動を阻止す
る突出位置と、車台に沿うように伏し上記扉の開
動を許容する伏位置との間で平行移動可能に支持
されている。
平バーと、前後に間隔をおいて配置された回動脚
10a,10bの脚部とによつて構成され、車台
側部より上方へ突出し車輌Cの扉の開動を阻止す
る突出位置と、車台に沿うように伏し上記扉の開
動を許容する伏位置との間で平行移動可能に支持
されている。
すなわち、上記前側の回動脚10aは、上記車
台3の中央の段上げ部の下面と一方の車輪載置部
3bの下面とに軸受11a,11bを介して支持
されて左右方向に延びる回動軸と、この回動軸の
外端に設けられた脚部とからなるL字状のもので
あり、上記脚部の先端が開扉阻止体10に枢着さ
れている。一方、後側回動脚10bは、上記車台
3の一方の車輪載置部3bの下面に軸受12,1
2を介して支持されて左右方向に延びる回動軸
と、この回動軸の外端に設けられた脚部とからな
るL字状のものであり、上記脚部の先端が開扉阻
止体10に枢着されている。
台3の中央の段上げ部の下面と一方の車輪載置部
3bの下面とに軸受11a,11bを介して支持
されて左右方向に延びる回動軸と、この回動軸の
外端に設けられた脚部とからなるL字状のもので
あり、上記脚部の先端が開扉阻止体10に枢着さ
れている。一方、後側回動脚10bは、上記車台
3の一方の車輪載置部3bの下面に軸受12,1
2を介して支持されて左右方向に延びる回動軸
と、この回動軸の外端に設けられた脚部とからな
るL字状のものであり、上記脚部の先端が開扉阻
止体10に枢着されている。
そうして、上記前側回動脚10aの回動軸の上
記段上げ部位に突出した内端には、第8図及び第
9図に示すように、開扉阻止体用のアーム13と
後述する水抜き用のアーム14との各々の一端が
上記段上げ部下の車台3の中央よりも上記一方の
車輪載置部側3bへ偏倚した部位で結合されてお
り、この両アーム13,14の他端は上方へ突出
している。また、この両アーム13,14は一体
に形成されている。
記段上げ部位に突出した内端には、第8図及び第
9図に示すように、開扉阻止体用のアーム13と
後述する水抜き用のアーム14との各々の一端が
上記段上げ部下の車台3の中央よりも上記一方の
車輪載置部側3bへ偏倚した部位で結合されてお
り、この両アーム13,14の他端は上方へ突出
している。また、この両アーム13,14は一体
に形成されている。
そして、車台3の前端下部には摺動孔を有する
ブラケツト15が設けられていて、後端が上記開
扉阻止体用のアーム13の先端に連結されて上記
車台中央よりも上記一方の車輪載置部側3bへ偏
倚した位置(第5図参照)を上記段上げ部の下面
に沿つて前後方向に延びる作動ロツド16の前端
が上記ブラケツト15の摺動孔を通して車台3の
前方へ突出している。
ブラケツト15が設けられていて、後端が上記開
扉阻止体用のアーム13の先端に連結されて上記
車台中央よりも上記一方の車輪載置部側3bへ偏
倚した位置(第5図参照)を上記段上げ部の下面
に沿つて前後方向に延びる作動ロツド16の前端
が上記ブラケツト15の摺動孔を通して車台3の
前方へ突出している。
この場合、上記作動ロツド16は、前進により
上記開扉阻止体10を突出位置とし後退により上
記開扉阻止体10を伏せ位置とすることになる。
上記開扉阻止体10を突出位置とし後退により上
記開扉阻止体10を伏せ位置とすることになる。
17は付勢手段(引張ばね)であつて、車台3
の裏側に設けたブラケツトと作動ロツド16の後
端近傍を連結して作動ロツド16が車台3から前
方へ弾性力をもつて突出するように、従つて、開
扉阻止体10が突出位置になるように付勢するも
のである。
の裏側に設けたブラケツトと作動ロツド16の後
端近傍を連結して作動ロツド16が車台3から前
方へ弾性力をもつて突出するように、従つて、開
扉阻止体10が突出位置になるように付勢するも
のである。
18a,18bはホースで、第3図に示すよう
に車台3の車輌搭載溝3a,3bの前端近傍下部
に設けたドレン孔19a,19bに先端を水平方
向に向けて取着した屈曲管20a,20bに連結
されており、両ホース18a,18bの先端部は
連動軸21で連結されている。連動軸21はリン
ク22によつてレバー14に回転自在に連結され
ており、通常はホース先端がドレン孔19a,1
9bより上方にあり、作動ロツド16が後述する
押動装置によつて押動されたときホース先端がド
レン孔19a,19bよりも下方になるように構
成されている。
に車台3の車輌搭載溝3a,3bの前端近傍下部
に設けたドレン孔19a,19bに先端を水平方
向に向けて取着した屈曲管20a,20bに連結
されており、両ホース18a,18bの先端部は
連動軸21で連結されている。連動軸21はリン
ク22によつてレバー14に回転自在に連結され
ており、通常はホース先端がドレン孔19a,1
9bより上方にあり、作動ロツド16が後述する
押動装置によつて押動されたときホース先端がド
レン孔19a,19bよりも下方になるように構
成されている。
23は押動装置であり、車輌乗入位置における
車台の前方固定部に前記作動ロツド16に対向さ
せて設けられており、第6図に示すように、減速
機付モータ24の軸端に設けられたピニオン24
aと係合するラツク25の先端に緩衝機構26を
介して押動板27が取着されている。この場合、
押動板27に一定以上の負荷がかかるとリミツト
スイツチLS1の作動により減速機付モータ24が
停止しラツク25の移動が停止するようになつて
いる。28a,28bは押動板27のガイド棒で
案内部材29a,29bの摺動孔を摺動移動して
押動板27が平行移動するように設けられてお
り、LS2,LS3は押動板27の伸長限界及び縮短
限界を規制するリミツトスイツチで、30はその
作動片である。
車台の前方固定部に前記作動ロツド16に対向さ
せて設けられており、第6図に示すように、減速
機付モータ24の軸端に設けられたピニオン24
aと係合するラツク25の先端に緩衝機構26を
介して押動板27が取着されている。この場合、
押動板27に一定以上の負荷がかかるとリミツト
スイツチLS1の作動により減速機付モータ24が
停止しラツク25の移動が停止するようになつて
いる。28a,28bは押動板27のガイド棒で
案内部材29a,29bの摺動孔を摺動移動して
押動板27が平行移動するように設けられてお
り、LS2,LS3は押動板27の伸長限界及び縮短
限界を規制するリミツトスイツチで、30はその
作動片である。
31a,31bは車台3の脚部に設けた傾倒時
のストツパーでゴム等の緩衝材が使用してあり、
32は車台3に設けたブラケツト32aに取着し
た起立時のストツパである。
のストツパーでゴム等の緩衝材が使用してあり、
32は車台3に設けたブラケツト32aに取着し
た起立時のストツパである。
33は開扉阻止体10の前側回動脚10aに取
着された再帰反射鏡で、車輌乗入位置に停止した
車台3の開扉阻止体10が突出状態にあるとき
は、固定部に設けた光電スイツチ34からの投光
を該光電スイツチに再帰反射して車台移動用駆動
装置の運転を可能にし、前記光電スイツチ34か
らの投光の反射光が帰らない場合は車台移動用駆
動装置の運転ができぬように構成されている。
着された再帰反射鏡で、車輌乗入位置に停止した
車台3の開扉阻止体10が突出状態にあるとき
は、固定部に設けた光電スイツチ34からの投光
を該光電スイツチに再帰反射して車台移動用駆動
装置の運転を可能にし、前記光電スイツチ34か
らの投光の反射光が帰らない場合は車台移動用駆
動装置の運転ができぬように構成されている。
しかして、ケージ2が車輌乗入位置に停止する
と減速機付モータ24に作動して、その軸端のピ
ニオン24aによりラツク25が移動し、押動板
27が伸長する。押動板27が伸長して作動ロツ
ド16を押圧し、作動ロツド16が付勢手段17
に抗して押し動かされその内端に連結してあるア
ーム13,14が回動する。このためアーム13
に結合された開扉阻止体10の回動脚10aが回
動し開扉阻止体10を伏せ位置に平行移動される
(第4図2点鎖線の状態)。
と減速機付モータ24に作動して、その軸端のピ
ニオン24aによりラツク25が移動し、押動板
27が伸長する。押動板27が伸長して作動ロツ
ド16を押圧し、作動ロツド16が付勢手段17
に抗して押し動かされその内端に連結してあるア
ーム13,14が回動する。このためアーム13
に結合された開扉阻止体10の回動脚10aが回
動し開扉阻止体10を伏せ位置に平行移動される
(第4図2点鎖線の状態)。
ケージ2が車輌乗入位置に停止する位置は多少
変動するが、作動ロツド16を面積が広い押動板
27で押動するため確実に押動することができ、
押動装置23の緩衝機構26によつて作動ロツド
16と押動板27の距離が変化しても確実に作動
し、押動装置23は車輌乗入位置における車台の
前方固定部に設けたから押動板の縮短状態におい
ては、ケージ2の移動と干渉することはない。
変動するが、作動ロツド16を面積が広い押動板
27で押動するため確実に押動することができ、
押動装置23の緩衝機構26によつて作動ロツド
16と押動板27の距離が変化しても確実に作動
し、押動装置23は車輌乗入位置における車台の
前方固定部に設けたから押動板の縮短状態におい
ては、ケージ2の移動と干渉することはない。
開扉阻止体10を伏せ位置にした状態で運転者
が車輌の扉を開けて乗込み車輌を運転して出庫す
る。
が車輌の扉を開けて乗込み車輌を運転して出庫す
る。
また、空になつたケージ2には入庫車輌が進入
し、運転者は扉を開いて駐車場外へ退出する。
し、運転者は扉を開いて駐車場外へ退出する。
開扉阻止体10が伏せ位置にあるため、ケージ
内にある車輌Cは扉開閉が自由であり、また、再
帰反射鏡33が光電スイツチ34の光を反射しな
いから循環移動用の駆動は作動不能であり、運転
者は安全に出入できる。
内にある車輌Cは扉開閉が自由であり、また、再
帰反射鏡33が光電スイツチ34の光を反射しな
いから循環移動用の駆動は作動不能であり、運転
者は安全に出入できる。
次いでケージ2を循環移動させる場合は、減速
機付モータ24の作動により押動装置23の押動
板27を縮短すると付勢手段17の付勢力により
作動ロツド16が車台3から前方へ突出するとと
もにアーム13の回転によつて開扉阻止体10の
回動脚10aが回転し、開扉阻止体10が突出位
置になる。
機付モータ24の作動により押動装置23の押動
板27を縮短すると付勢手段17の付勢力により
作動ロツド16が車台3から前方へ突出するとと
もにアーム13の回転によつて開扉阻止体10の
回動脚10aが回転し、開扉阻止体10が突出位
置になる。
この場合、若しも扉を閉め忘れていると扉下端
と開扉阻止体10上面との衝突により該開扉阻止
体10はそれ以上起立することができず、光電ス
イツチ34へは再帰反射鏡による反射光が帰らな
いため循環駆動装置は作動しない。
と開扉阻止体10上面との衝突により該開扉阻止
体10はそれ以上起立することができず、光電ス
イツチ34へは再帰反射鏡による反射光が帰らな
いため循環駆動装置は作動しない。
開扉阻止体10を一旦伏せ位置にして車輌の扉
を完全に閉扉した後再度開扉阻止体10を起立さ
せると、光電スイツチ34へ再帰反射鏡33から
の反射光が帰るので循環駆動装置を作動すること
ができる。
を完全に閉扉した後再度開扉阻止体10を起立さ
せると、光電スイツチ34へ再帰反射鏡33から
の反射光が帰るので循環駆動装置を作動すること
ができる。
また、押動装置23の押動板27が作動ロツド
16を押動したとき、レバー14の回動により、
軸21が引き下げられホース18a,18bの先
端がドレン孔19a,19bよりも低くなり、雪
国等において車輌搭載溝3a,3bに溜つた水は
ピツト内へ流下する。
16を押動したとき、レバー14の回動により、
軸21が引き下げられホース18a,18bの先
端がドレン孔19a,19bよりも低くなり、雪
国等において車輌搭載溝3a,3bに溜つた水は
ピツト内へ流下する。
(考案の効果)
従つて、本考案によれば、開扉阻止体を作動せ
しめるための作動ロツドを車台中央の段上げ部下
であつて一方の車輪載置部側へ偏倚した位置に配
置するとともに、この作動ロツドを押動する押動
装置を車輌乗入位置の前方に配置したから、作動
ロツドと隣の駐車ケージの吊下げ軸との干渉を避
けることができるとともに、水抜き装置のような
開扉阻止体に連動せしめるものを設ける場合で
も、その連動用の部材を段上げ部の下方に開口し
た凹所内に配置することができるから、上記吊下
げ軸を凹所内の高位置に配置して相隣る駐車ケー
ジの間隔を狭くすることができ、スペースの有効
利用を図ることができ、また、駐車ケージと押動
装置との当接事故を招くことがなくなる。
しめるための作動ロツドを車台中央の段上げ部下
であつて一方の車輪載置部側へ偏倚した位置に配
置するとともに、この作動ロツドを押動する押動
装置を車輌乗入位置の前方に配置したから、作動
ロツドと隣の駐車ケージの吊下げ軸との干渉を避
けることができるとともに、水抜き装置のような
開扉阻止体に連動せしめるものを設ける場合で
も、その連動用の部材を段上げ部の下方に開口し
た凹所内に配置することができるから、上記吊下
げ軸を凹所内の高位置に配置して相隣る駐車ケー
ジの間隔を狭くすることができ、スペースの有効
利用を図ることができ、また、駐車ケージと押動
装置との当接事故を招くことがなくなる。
図は本考案の実施例を示し、第1図は断面図、
第2図は第1図の−から見た断面図、第3図
は第2図の−から見た平面図、第4図は第3
図の−から見た側面図、第5図は第3図の
−から見た正面図、第6図は押動装置23の平
面図、第7図は第6図の−から見た側面図、
第8図は第3図の−から見た断面図、第9図
は作動状態を示す第8図と同様の断面図、第10
図は第3図の−から見た側面図、第11図は
第3図の−から見た矢視図、第12図は
第10図の−から見た断面図、第13図
は第3図の−から見た断面図、第14図
は第3図の−から見た断面図、第15図
は第4図の−から見た断面図、第16図
は第4図の−から見た断面図、第17図
は第16図の−から見た断面図を示す。 2……駐車ケージ、3……車台、3a,3b…
…車輪載置部、5……無端チエン、6……吊下げ
部材、10……開扉阻止体、10a,10b……
回動脚、11a,11b,12……軸受、13…
…アーム、16……作動ロツド、17……付勢手
段、21……連動軸、23……押動装置、27…
…押動板(押動部材)。
第2図は第1図の−から見た断面図、第3図
は第2図の−から見た平面図、第4図は第3
図の−から見た側面図、第5図は第3図の
−から見た正面図、第6図は押動装置23の平
面図、第7図は第6図の−から見た側面図、
第8図は第3図の−から見た断面図、第9図
は作動状態を示す第8図と同様の断面図、第10
図は第3図の−から見た側面図、第11図は
第3図の−から見た矢視図、第12図は
第10図の−から見た断面図、第13図
は第3図の−から見た断面図、第14図
は第3図の−から見た断面図、第15図
は第4図の−から見た断面図、第16図
は第4図の−から見た断面図、第17図
は第16図の−から見た断面図を示す。 2……駐車ケージ、3……車台、3a,3b…
…車輪載置部、5……無端チエン、6……吊下げ
部材、10……開扉阻止体、10a,10b……
回動脚、11a,11b,12……軸受、13…
…アーム、16……作動ロツド、17……付勢手
段、21……連動軸、23……押動装置、27…
…押動板(押動部材)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数個の駐車ケージがその前後に配設された一
対の無端チエンに吊設され、この両無端チエンの
走行により上記各駐車ケージが車輌乗入位置を通
る循環移動径路を循環移動するようにした移動式
駐車設備において、 上記各駐車ケージは、両側部に車輌の車輪が上
載される車輪載置部を有し中央部に両側の車輪載
置部よりも高く形成された段上げ部を有する車台
を下部に備え、上部中央に前後方向に延び前後両
端が上記各無端チエンに吊下げ部材を介して連結
された吊下げ軸を備えており、 上記車台の一方の車輪載置部の下面に互いに前
後に間隔をおいて軸受により支持され、各々左右
方向に延び外端が車輪載置部の側方に突出した複
数の回動軸と、 下端が上記複数の回動軸の外端に連結され、車
台側部より上方へ突出し車輌の扉の開動を阻止す
る突出位置と、車台に沿うように伏し上記扉の開
動を許容する伏せ位置との間で移動可能な開扉阻
止体と、 上記段上げ部下の車台中央よりも上記一方の車
輪載置部側へ偏倚した部位において、一端が上記
複数の回動軸のうちの前端の回動軸の内端に結合
されて他端が上方へ突出したアームと、 上記段下げ部下の車台中央よりも上記一方の車
輪載置部側へ偏倚した部位を上記段上げ部の下面
に沿つて前後方向に延び、前端が車台前端より前
方へ突出し、後端が上記アームの他端に連結さ
れ、前進により上記開扉阻止体を突出位置とし後
退により上記開扉阻止体を伏せ位置とするよう前
後動可能な作動ロツドと、 上記開扉阻止体を突出位置に位置付けるように
付勢する付勢手段と、 上記車輌乗入位置の前方に設けられ、進出時に
車輌乗入位置のケージの上記作動ロツドの前端に
当接してこの作動ロツドを後方へ押動し開扉阻止
体を上記付勢手段の付勢に抗して伏せ位置にする
よう進退する押動部材を有する押動装置とを備え
ていることを特徴とする移動式駐車設備における
車輌開扉事故防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986056493U JPH0330510Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986056493U JPH0330510Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62166963U JPS62166963U (ja) | 1987-10-23 |
JPH0330510Y2 true JPH0330510Y2 (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=30885346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986056493U Expired JPH0330510Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0330510Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143676A (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-14 | Suwa Seikosha Kk | Handotaisochi |
JPS5264772A (en) * | 1975-11-21 | 1977-05-28 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Car door-accident preventing apparatus for movable parking machine |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP1986056493U patent/JPH0330510Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143676A (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-14 | Suwa Seikosha Kk | Handotaisochi |
JPS5264772A (en) * | 1975-11-21 | 1977-05-28 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Car door-accident preventing apparatus for movable parking machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62166963U (ja) | 1987-10-23 |
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