JPH0330425Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0330425Y2 JPH0330425Y2 JP11729784U JP11729784U JPH0330425Y2 JP H0330425 Y2 JPH0330425 Y2 JP H0330425Y2 JP 11729784 U JP11729784 U JP 11729784U JP 11729784 U JP11729784 U JP 11729784U JP H0330425 Y2 JPH0330425 Y2 JP H0330425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheaves
- crane
- guide piece
- boom head
- rope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、リーダーを取りつけてくい打ち機
として用いるクレーンにおいて、その巻綱の引出
し方向を使用目的に応じて容易に切替できるよう
にした装置に関するものである。
として用いるクレーンにおいて、その巻綱の引出
し方向を使用目的に応じて容易に切替できるよう
にした装置に関するものである。
くい打ち機は第１図のように移動式のクレー
ン、例えば伸縮ブーム１を有するクローラクレー
ン２のブームヘツド３に接続具４を介してリーダ
ー５を懸垂取付し、このリーダー５に添つてハン
マー６およびくい７を設け、ハンマー６を巻綱８
で昇降してくい打ちを行い、あるいはアースオー
ガーを取付けて地盤に穿孔を行うものである。こ
の場合、ブームヘツド３には３個のシーブ９，１
０，１１が互に近接して設けられ、シーブアツセ
ンブリーを形成しており、巻取機構１２からの巻
綱８は、シーブ９，１０を経て上方に取り出さ
れ、リーダー５頂端のシーブ１３を経てハンマー
６に至つている。次に、第２図のように上記クロ
ーラクレーン２を、そのブームヘツド３からリー
ダーを取りはずして単なるクレーンとして使用す
る場合は、巻取機構１２からの巻綱８は、シーブ
９，１１を経て下方に引き出され、先端に吊上げ
用のフツク１４が取りつけられる。
ン、例えば伸縮ブーム１を有するクローラクレー
ン２のブームヘツド３に接続具４を介してリーダ
ー５を懸垂取付し、このリーダー５に添つてハン
マー６およびくい７を設け、ハンマー６を巻綱８
で昇降してくい打ちを行い、あるいはアースオー
ガーを取付けて地盤に穿孔を行うものである。こ
の場合、ブームヘツド３には３個のシーブ９，１
０，１１が互に近接して設けられ、シーブアツセ
ンブリーを形成しており、巻取機構１２からの巻
綱８は、シーブ９，１０を経て上方に取り出さ
れ、リーダー５頂端のシーブ１３を経てハンマー
６に至つている。次に、第２図のように上記クロ
ーラクレーン２を、そのブームヘツド３からリー
ダーを取りはずして単なるクレーンとして使用す
る場合は、巻取機構１２からの巻綱８は、シーブ
９，１１を経て下方に引き出され、先端に吊上げ
用のフツク１４が取りつけられる。
このように巻綱８は用途に応じてその取出し方
向を変える必要があり、ブームヘツド３に互に近
接して設けられたシーブ９，１０，１１の間を通
してその都度、所要方向に引き出すには相当の手
数を要する不便があつた。
向を変える必要があり、ブームヘツド３に互に近
接して設けられたシーブ９，１０，１１の間を通
してその都度、所要方向に引き出すには相当の手
数を要する不便があつた。
この考案は、上記シーブ９，１０，１１のう
ち、巻綱８をそれぞれ第１図、第２図の引出し方
向に支持しているシーブ１０，１１の間に誘導片
を設けて、挿入された巻綱８がこの案内片を介し
て強制的に所要のシーブつまり１０，１１の一方
に沿うようにしたものであつて、この考案の実施
例を図面について説明すると第３図〜第６図に示
すようにブーム１に連なる箱状のブームヘツド３
の内部には前記したように３個のシーブ９，１
０，１１が軸支されている。さらにシーブ１０，
１１の間には、先端をシーブ１０，１１の溝内に
選択的に挿入係止されるようにした誘導片１５が
その基端をシーブ１０，１１の共通接線上に位置
して設けられた軸１６の中間に固着して取付けら
れ、この軸１６の一端はブームヘツド１外に現わ
れており、ハンドル１７に形成されているととも
に、このハンドル１７にバネを介して設けられた
ピン１８をブームヘツド１の外板に設けた孔１
９，１９の一方に貫挿して固定保持されるように
なつている。
ち、巻綱８をそれぞれ第１図、第２図の引出し方
向に支持しているシーブ１０，１１の間に誘導片
を設けて、挿入された巻綱８がこの案内片を介し
て強制的に所要のシーブつまり１０，１１の一方
に沿うようにしたものであつて、この考案の実施
例を図面について説明すると第３図〜第６図に示
すようにブーム１に連なる箱状のブームヘツド３
の内部には前記したように３個のシーブ９，１
０，１１が軸支されている。さらにシーブ１０，
１１の間には、先端をシーブ１０，１１の溝内に
選択的に挿入係止されるようにした誘導片１５が
その基端をシーブ１０，１１の共通接線上に位置
して設けられた軸１６の中間に固着して取付けら
れ、この軸１６の一端はブームヘツド１外に現わ
れており、ハンドル１７に形成されているととも
に、このハンドル１７にバネを介して設けられた
ピン１８をブームヘツド１の外板に設けた孔１
９，１９の一方に貫挿して固定保持されるように
なつている。
この考案は上記の構造であつて、第３図および
第４図のようにハンドル１７を介して誘導片１５
をシーブ１１に係止して下方から巻綱８を挿入し
た場合は、巻綱８はシーブ９，１０間を通つたの
ちは誘導片１５に阻止されて自然に上方に向い、
第１図の状態とすることができる。また第５図お
よび第６図のように誘導片１５をシーブ１０に係
止した場合は、挿入された巻綱８は誘導片１５に
阻止されて上昇することができず、第２図の状態
とすることができる。
第４図のようにハンドル１７を介して誘導片１５
をシーブ１１に係止して下方から巻綱８を挿入し
た場合は、巻綱８はシーブ９，１０間を通つたの
ちは誘導片１５に阻止されて自然に上方に向い、
第１図の状態とすることができる。また第５図お
よび第６図のように誘導片１５をシーブ１０に係
止した場合は、挿入された巻綱８は誘導片１５に
阻止されて上昇することができず、第２図の状態
とすることができる。
このように、この考案によればクレーンをくい
打ち機用と通常のクレーンに相互に使用するに当
り、巻綱８からリーダーあるいはフツクを取りは
ずして、再び掛け変える作業を極めて容易に行う
ことができる。
打ち機用と通常のクレーンに相互に使用するに当
り、巻綱８からリーダーあるいはフツクを取りは
ずして、再び掛け変える作業を極めて容易に行う
ことができる。
第１図、第２図はクレーンをくい打ち機ならび
に通常のクレーンとして使用する状態の各側面
図、第３図乃至第６図はこの考案を示し、第３図
はくい打ち機として使用する状態における内部を
示す側面図、第４図は第３図の要部の正面断面
図、第５図は通常のクレーンとして使用する状態
における内部を示す側面図、第６図は第５図の要
部の正面断面図である。 ３……ブームヘツド、８……巻綱、９，１０，
１１……シーブ、１５……誘導片、１６……軸、
１７……ハンドル、１８……ピン。
に通常のクレーンとして使用する状態の各側面
図、第３図乃至第６図はこの考案を示し、第３図
はくい打ち機として使用する状態における内部を
示す側面図、第４図は第３図の要部の正面断面
図、第５図は通常のクレーンとして使用する状態
における内部を示す側面図、第６図は第５図の要
部の正面断面図である。 ３……ブームヘツド、８……巻綱、９，１０，
１１……シーブ、１５……誘導片、１６……軸、
１７……ハンドル、１８……ピン。
Claims (1)
- クレーンのブームヘツド３内に、巻綱８をそれ
ぞれの引出し方向に支持すべき２個のシーブ１
０，１１の共通接線上に基端を軸着され、回動に
より先端が上記シーブの各一方に選択的に係止す
る誘導片１５を、外部から操作ならびに固定可能
に取付けてなるくい打機用クレーンにおける巻綱
の引出し方向切替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11729784U JPS6135943U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | くい打機兼用クレ−ンにおける巻綱の引出し方向切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11729784U JPS6135943U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | くい打機兼用クレ−ンにおける巻綱の引出し方向切替装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6135943U JPS6135943U (ja) | 1986-03-05 |
| JPH0330425Y2 true JPH0330425Y2 (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=30676211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11729784U Granted JPS6135943U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | くい打機兼用クレ−ンにおける巻綱の引出し方向切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135943U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4510918B1 (ja) * | 2009-01-30 | 2010-07-28 | 株式会社小山 | 杭打機 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11729784U patent/JPS6135943U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6135943U (ja) | 1986-03-05 |
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