JPS6245825A - 杭打ち装置

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、杭打ち装置に関するものである。

〈従来の技術〉従来の重錘を利用した杭打ち装置の一例を第４図に示す
。

この種の杭打ち装置は、ブームａの先端にリーダーｂを
吊り下げ、リーダーｂに沿って重錘Ｃを上下動させて杭
ｄを打ち込む装置である。

〈従来の技術の問題点〉ところが、この種の装置は杭を打ち込む位置を設定する
際に多大な労力と熟練を要する。

すなわち、何人かの作業員が重たいリーダーの下端をお
さえ、オペレーターと合図をしあいながら少し持ち上げ
てはわずかずつ位置をずらして、ソーダ下端の位置決め
を行っているのである。

そのため、多大な労力と熟練を要するだけでな（、位置
決めに時間がかかると共に重量の大きい物を移動するの
であるから危険な作業でもあった。

く本発明の目的〉本発明は、上記したような問題点を改善するためになさ
れたもので、杭打ち込み位置への設定が容易で短時間で
行うことができ、安全な作業を行うことのできる杭打ち
装置を提供することを目的とする。

く本発明の構成〉次に、本発明の実施例について説明する。

〈イ〉全体の構成第１図において、１は走行帯２の上に回転自在に取り付
けた本体であり、本体１にはブーム３を起倒自在に取り
付ける。

ブーム３の先端には、リーダー４を水平ピン３１で回転
自在に支持し、リーダー４には重錘４１を上下動自在に
取り付ける。

〈口〉ブームとリーダーの取り付はマスト４は、２枚の縦板間を水平材で連結した枠組みで
ある。

重錘４１は、２枚の縦板間の空間に位置しており、その
空間内を上下動する。

このリーダー４の両級板の各外側に水平ピン３１を突出
し、この水平ピン３１を介してリーダー４とブーム３を
回転自在に取り付ける。

水平ピン３１は、縦板内の空間に突出していないから、
重錘４１の上下動は水平ピン３１によって阻害されるこ
とはなく、リーダー４の最上部まで有効に作業範囲とし
て利用できる。

くハ〉シーブの取り付はリーダー４の最上部には、シーブ５をシーブ軸５１を介
して回転自在に取り付ける。

シーブ５をブーム３側に取り付けないで、リーダー４側
に取り付けて構成することが、本発明の装置の特徴のひ
とつである。

シーブ５がリーダー４の最上部に取り付けであるために
、シーブ５の半径はブーム３の断面寸法などに影響され
ることなく、ワイヤーＷの曲げ可能寸法の最少のシーブ
５を採用することができる。

く二〉シーブ軸とピンの配置（第２図）シーブ軸５１の
中心を通る垂ＩＩ、１と、垂線４１を吊り下げた時のワ
イヤーＷの垂線Ｌ２との間に、ピン３１の中心を通る垂
線Ｌ３を位置させる。

こうした配置を行う結果、ワイヤーＷを本体１側に巻き
取ることによって、リーダー４を本体１から離す側の力
を与えるこ七ができる。（第３図）くホ〉リーダー引き
寄せ機構リーダー４の下方の一部と、本体１との間に引き寄せ機
構６を設ける。

引き寄せ機構６としては、例えば、ウィンチできき取る
ワイヤー、油圧ジヤツキなどを利用するか法が考えられ
る。

次に作業状、態について説明する。

くイ〉抗打ち作業鋼管杭ｐを所定の位置に垂直に保持し、その垂直上方に
重錘４１を正確に位置させる必要がある。

そのために、まず、重錘４１引き上げ用のワイヤーＷを
蓚き取ると、重錘４１がリーダー４の上端まで移動した
後、リーダ−４自体が杭打ち機本体１から離れろ方向に
傾斜する。

一一、’、１よ上本体を徐々に移動し、ピン３１が鋼管
杭ｐの直上にきた時に引き寄ゼ機構６でリーダー４を引
き寄せれば、まったく人手を要せずに正確な位置にセッ
トできる。

く口〉杭の接続時（第３図）鋼管杭ｐを順次溶接しているときには、リーダー４が溶
接作業のじゃまにならないように取り除いておかなけれ
ばならない。

そのため、従来は溶接時ごとに抗打ち装置本体１を後退
させ、溶接が終了すると前進させるという手間を要して
いた。

本発明の装置であれば、単に引き寄せ機（１指でリーダ
ー４を本体１側に引き寄せるだけで、溶接部の周囲に作
業空間を設けることができる。

く本発明の効果〉本発明は上記したように、シーブをブーム側にではなく
リーダー側に取り付けた。

さらに、ワイヤーを引くことによって、リーダーが機体
から離れるように構成してあり、かつ機体側へ引き寄せ
る機構を設けである。

そのため、打設位置を設定する際に、−まず、ワイヤー
を引いて多少大幅にリーダーを振り出しておき、徐々に
ワイヤーをゆるめることによって、リーダーを機体側に
戻して、杭の直上にセットすることができる。

従って、位置決め作業が簡単で、短時間の゛うちに安全
に行うことができるものである。

さらに、杭の接続時にはリーダーを引き寄せるだけで、
機体を移動することな（、杭の周囲に充分な作業空間を
確保することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図二本発明の杭打ち装置の一実施例の斜視図第２図
：ブームとリーダーの取り付は状態の説明図第３図一作業状態の説明図

【特許請求の範囲】ブームの先端にリーダーをピン軸支し、リーダーの上端にシーブを取り付け、このシーブの中心を通る垂線と、リーダーに沿って上下動する重錘の引き上げ用ワイヤー
の垂線との間に、前記リーダーの軸支ピンを位置させ、リーダーと杭打ち装置の本体との間に引き寄せ機構を設
けた、杭打ち装置