JPH0617828Y2 - クレーンブームのロープガイド装置 - Google Patents
クレーンブームのロープガイド装置Info
- Publication number
- JPH0617828Y2 JPH0617828Y2 JP1285891U JP1285891U JPH0617828Y2 JP H0617828 Y2 JPH0617828 Y2 JP H0617828Y2 JP 1285891 U JP1285891 U JP 1285891U JP 1285891 U JP1285891 U JP 1285891U JP H0617828 Y2 JPH0617828 Y2 JP H0617828Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope guide
- rope
- ropes
- view
- sheaves
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、クレーンブームのロー
プガイド装置に関するものである。
プガイド装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１９、図２０に示すように、クレーン
ブーム１を構成するトップブーム２とベースブーム３と
にトップブーム側の第１ロープガイド４とベースブーム
側の第２ロープガイド５とを設けると共に、第１ウイン
チドラム６に巻掛けた第１ロープ７と第２、第３ウイン
チドラム８，９に巻掛けた第２、第３ロープ１０，１１
とを前記第１、第２ロープガイド４，５をガイドとして
トップブーム２先端に設けたシーブ１２より垂れ下げて
いる。ここで、第１ロープ７は主巻用となり、第２ロー
プ１０は補巻用となると共に、第３ロープ１１は杭打の
際の杭吊り下げなどに用いられる。
ブーム１を構成するトップブーム２とベースブーム３と
にトップブーム側の第１ロープガイド４とベースブーム
側の第２ロープガイド５とを設けると共に、第１ウイン
チドラム６に巻掛けた第１ロープ７と第２、第３ウイン
チドラム８，９に巻掛けた第２、第３ロープ１０，１１
とを前記第１、第２ロープガイド４，５をガイドとして
トップブーム２先端に設けたシーブ１２より垂れ下げて
いる。ここで、第１ロープ７は主巻用となり、第２ロー
プ１０は補巻用となると共に、第３ロープ１１は杭打の
際の杭吊り下げなどに用いられる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】第１ロープガイド４は
同一高さとなった第１、第２、第３シーブ１３，１４，
１５を備え、第２ロープガイド５は第４シーブ１６と第
５、第６シーブ１７，１８とを備え、その第５、第６シ
ーブ１７，１８は同一高さとなっているから、第２、第
３ロープ１０，１１がＡ点で交差接触して損傷してしま
う。なお、第２、第３ロープ１０，１１が交差しないよ
うにロープ巻掛け状態を変更すれば第２、第３ロープ１
０，１１の接触を防止できるが、その反面にロープ巻掛
け状態が限定されてしまう。
同一高さとなった第１、第２、第３シーブ１３，１４，
１５を備え、第２ロープガイド５は第４シーブ１６と第
５、第６シーブ１７，１８とを備え、その第５、第６シ
ーブ１７，１８は同一高さとなっているから、第２、第
３ロープ１０，１１がＡ点で交差接触して損傷してしま
う。なお、第２、第３ロープ１０，１１が交差しないよ
うにロープ巻掛け状態を変更すれば第２、第３ロープ１
０，１１の接触を防止できるが、その反面にロープ巻掛
け状態が限定されてしまう。
【０００４】
【課題を解決するための手段】第１ロープガイドを、外
径がそれぞれ異なる第１、第２、第３シーブを左右方向
に間隔を置いて着脱自在に備えた保持枠を前後反転して
取付け可能とした構造としたもの。
径がそれぞれ異なる第１、第２、第３シーブを左右方向
に間隔を置いて着脱自在に備えた保持枠を前後反転して
取付け可能とした構造としたもの。
【作 用】第１、第２、第３ロープの巻掛け状態に応
じて第１、第２、第３シーブの配列位置を変更したり、
保持枠を前後反転することで第１、第２、第３ロープが
接触しないようにしたのである。
じて第１、第２、第３シーブの配列位置を変更したり、
保持枠を前後反転することで第１、第２、第３ロープが
接触しないようにしたのである。
【０００５】
【実 施 例】図１は正面図、図２は平面図であり、従
来と同一部材は符号を同一として説明を省略する。 第１ロープガイド４は、一側横壁２０と他側横壁２１と
を第１〜第４縦壁２２1 〜２２4 で連結した保持枠２３
を備え、この保持枠２３に外径がそれぞれ異なる第１、
第２、第３シーブ２４，２５，２６を同軸上に着脱自在
に設けてあると共に、他側横壁２１の４隅には透孔２７
が形成されて保持枠２３は前後方向に反転してベースブ
ーム３の上面の取付座２８にボルト２９で設置できるよ
うにしてある。なお３０は第１〜第３シーブ２４，２
５，２６の上下に設けたローブ外れ止め用のローラであ
る。 しかして、第１、第２、第３ロープ７，１０，１１の順
序で巻掛けた時に第１〜第３ロープ７，１０，１１が接
触しない。
来と同一部材は符号を同一として説明を省略する。 第１ロープガイド４は、一側横壁２０と他側横壁２１と
を第１〜第４縦壁２２1 〜２２4 で連結した保持枠２３
を備え、この保持枠２３に外径がそれぞれ異なる第１、
第２、第３シーブ２４，２５，２６を同軸上に着脱自在
に設けてあると共に、他側横壁２１の４隅には透孔２７
が形成されて保持枠２３は前後方向に反転してベースブ
ーム３の上面の取付座２８にボルト２９で設置できるよ
うにしてある。なお３０は第１〜第３シーブ２４，２
５，２６の上下に設けたローブ外れ止め用のローラであ
る。 しかして、第１、第２、第３ロープ７，１０，１１の順
序で巻掛けた時に第１〜第３ロープ７，１０，１１が接
触しない。
【０００６】また、図４ないし図６に示すように第３ロ
ープ１１を第１、第２ロープ７，６の間となるように巻
掛けても第１、第２、第３ロープ７，１０，１１が接触
しない。
ープ１１を第１、第２ロープ７，６の間となるように巻
掛けても第１、第２、第３ロープ７，１０，１１が接触
しない。
【０００７】また、図７ないし図９に示すように第２ロ
ープ１０、第１ロープ７、第３ロープ１１の順序で巻掛
ける場合には、第１ロープガイド４の保持枠２３に各シ
ーブを、第２、第１、第３シーブ２５，２４，２６の順
となるように取付ければ第１、第２、第３ロープ７，１
０，１１は接触しない。
ープ１０、第１ロープ７、第３ロープ１１の順序で巻掛
ける場合には、第１ロープガイド４の保持枠２３に各シ
ーブを、第２、第１、第３シーブ２５，２４，２６の順
となるように取付ければ第１、第２、第３ロープ７，１
０，１１は接触しない。
【０００８】また、図１０ないし図１２に示すように第
２、第３、第１ロープ１０，１１，７の順序で巻掛ける
場合には、第１ロープガイド４の保持枠２３を前後反転
して各シーブを第３、第２、第１シーブ２６，２５，２
４の順となるように取付ければ第１〜第３ロープ７，１
０，１１が接触しない。
２、第３、第１ロープ１０，１１，７の順序で巻掛ける
場合には、第１ロープガイド４の保持枠２３を前後反転
して各シーブを第３、第２、第１シーブ２６，２５，２
４の順となるように取付ければ第１〜第３ロープ７，１
０，１１が接触しない。
【０００９】また、図１３ないし図１５に示すように第
３、第１、第２ロープ１１，７，１０の順序で巻掛ける
場合には第１ロープガイド４の保持枠２３に、各シーブ
を第２、第１、第３シーブ２５，２４，２６の順となる
ように取付ければ第１〜第３ロープ７，１０，１１が接
触しない。
３、第１、第２ロープ１１，７，１０の順序で巻掛ける
場合には第１ロープガイド４の保持枠２３に、各シーブ
を第２、第１、第３シーブ２５，２４，２６の順となる
ように取付ければ第１〜第３ロープ７，１０，１１が接
触しない。
【００１０】また、図１６ないし図１８に示すように第
３、第２、第１ロープ１１，１０，７の順序で巻掛ける
場合には第１ロープガイド４の保持枠２３を前後反転し
て各シーブを第３、第２、第１シーブ２６，２５，２４
の順となるように取付ければ第１〜第３ロープ７，１
０，１１が接触しない。
３、第２、第１ロープ１１，１０，７の順序で巻掛ける
場合には第１ロープガイド４の保持枠２３を前後反転し
て各シーブを第３、第２、第１シーブ２６，２５，２４
の順となるように取付ければ第１〜第３ロープ７，１
０，１１が接触しない。
【００１１】
【考案の効果】第１、第２、第３ロープの巻掛け状態が
どの様な状態となっても第１、第２、第シーブの配列位
置を変更したり、保持枠２３を前後反転して取付けるこ
とで第１、第２第３ロープが接触することを防止でき
る。
どの様な状態となっても第１、第２、第シーブの配列位
置を変更したり、保持枠２３を前後反転して取付けるこ
とで第１、第２第３ロープが接触することを防止でき
る。
【図１】本考案の実施例を示す正面図である。
【図２】本考案の実施例を示す平面図である。
【図３】本考案の実施例を示す前面図である。
【図４】動作説明正面図である。
【図５】動作説明平面図である。
【図６】動作説明前面図である。
【図７】動作説明正面図である。
【図８】動作説明平面図である。
【図９】動作説明前面図である。
【図１０】動作説明正面図である。
【図１１】動作説明平面図である。
【図１２】動作説明前面図である。
【図１３】動作説明正面図である。
【図１４】動作説明平面図である。
【図１５】動作説明前面図である。
【図１６】動作説明正面図である。
【図１７】動作説明平面図である。
【図１８】動作説明前面図である。
【図１９】従来例の正面図である。
【図２０】従来例の平面図である。
１ クレーンブーム、２ トップブーム、３３ ベース
ブーム、４ 第１ロープガイド、５ 第２ロープガイ
ド、７ 第１ロープ、１０ 第２ロープ、１１第３ロー
プ、２３ 保持枠、２４ 第１シーブ、２５ 第２シー
ブ、２６は第３シーブ。
ブーム、４ 第１ロープガイド、５ 第２ロープガイ
ド、７ 第１ロープ、１０ 第２ロープ、１１第３ロー
プ、２３ 保持枠、２４ 第１シーブ、２５ 第２シー
ブ、２６は第３シーブ。
Claims (1)
- 【請求項１】 クレーンブーム１のトップブーム側には
第１ロープガイド４を設けると共に、ベースブーム側に
は第２ロープガイド５を設け、第１・第２・第３ウイン
チ６，８，９に巻掛けた第１、第２、第３ロープ７，１
０，１１を、第２ロープガイド５に設けた第４、第５、
第６シーブ１６，１７，１８を経て第１ロープガイド４
に設けた第１、第２、第３シーブ２４，２５，２６に巻
掛けたクレーンブームのロープガイド装置において、前
記第１ロープガイド４を、トップブーム側に前後反転し
て取付け可能な保持枠２３に外径がそれぞれ異なる第１
・第２・第３シーブ２４，２５，２６を左右方向に間隔
を置いて着脱自在に取付けた構造としたことを特徴とす
るクレーンブームのロープガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1285891U JPH0617828Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | クレーンブームのロープガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1285891U JPH0617828Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | クレーンブームのロープガイド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0497796U JPH0497796U (ja) | 1992-08-24 |
| JPH0617828Y2 true JPH0617828Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31747078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1285891U Expired - Lifetime JPH0617828Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | クレーンブームのロープガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617828Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1285891U patent/JPH0617828Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0497796U (ja) | 1992-08-24 |
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