JPH0694769B2 - 基礎工事用機械 - Google Patents
基礎工事用機械Info
- Publication number
- JPH0694769B2 JPH0694769B2 JP10120589A JP10120589A JPH0694769B2 JP H0694769 B2 JPH0694769 B2 JP H0694769B2 JP 10120589 A JP10120589 A JP 10120589A JP 10120589 A JP10120589 A JP 10120589A JP H0694769 B2 JPH0694769 B2 JP H0694769B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leader
- chain
- rack chain
- rack
- lifting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はピニオン・ラック作用によりオーガマシン等の
昇降装置を支持リーダに沿って昇降させるようにした基
礎工事用機械に関する。
昇降装置を支持リーダに沿って昇降させるようにした基
礎工事用機械に関する。
(従来の技術) 従来のこの種基礎工事用機械によれば、支持リーダの全
長にわたって重量のあるラックチェンを配設し、なおか
つこれに大重量のオーガマシン等の昇降装置を取付けな
ければらなないので、上記支持リーダを水平状態から直
立させるためには、強大な能力のウインチ等の俯仰駆動
装置を必要とし、これがため、実用的には、支持リーダ
の全長が比較的短尺なものに限定されていた。ところが
近時、掘削深度の能力をあげるため、長尺の支持リーダ
が用いられており、この場合、大重量のラックチェン及
び昇降装置を支持リーダに装着した状態で、該支持リー
ダを水平状態から直立状態に持ち上げることは不可能で
ある。
長にわたって重量のあるラックチェンを配設し、なおか
つこれに大重量のオーガマシン等の昇降装置を取付けな
ければらなないので、上記支持リーダを水平状態から直
立させるためには、強大な能力のウインチ等の俯仰駆動
装置を必要とし、これがため、実用的には、支持リーダ
の全長が比較的短尺なものに限定されていた。ところが
近時、掘削深度の能力をあげるため、長尺の支持リーダ
が用いられており、この場合、大重量のラックチェン及
び昇降装置を支持リーダに装着した状態で、該支持リー
ダを水平状態から直立状態に持ち上げることは不可能で
ある。
本発明は上記問題点に鑑み、長尺の支持リーダであって
も、これに大重量のラックチェン及び昇降装置を容易に
装着し、該支持リーダを直立状態に保持することができ
る基礎工事用機械を提供することを目的としている。
も、これに大重量のラックチェン及び昇降装置を容易に
装着し、該支持リーダを直立状態に保持することができ
る基礎工事用機械を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、第1の発明の基礎工事用機械
によれば、支持リーダ2の全長にわたって配設されたラ
ックチェン3に、オーガマシン等の昇降装置4に設けた
駆動ピニオン5が噛合し、ピニオン・ラック作用により
上記支持リーダ2に沿って上記昇降装置4を昇降させる
ようにしてなる基礎工事用機械において、上記支持リー
ダ2に、ラックチェン吊上げ装置17を昇降駆動自在に配
設すると共に、該ラックチェン吊上げ装置17を支持リー
ダ2の上部にロックするロック装置18を設け、上記ラッ
クチェン吊上げ装置17により吊上げられたラックチェン
3の下部を支持リーダ3の下部に連結する連結装置19を
設けてなる構成を採用するものである。
によれば、支持リーダ2の全長にわたって配設されたラ
ックチェン3に、オーガマシン等の昇降装置4に設けた
駆動ピニオン5が噛合し、ピニオン・ラック作用により
上記支持リーダ2に沿って上記昇降装置4を昇降させる
ようにしてなる基礎工事用機械において、上記支持リー
ダ2に、ラックチェン吊上げ装置17を昇降駆動自在に配
設すると共に、該ラックチェン吊上げ装置17を支持リー
ダ2の上部にロックするロック装置18を設け、上記ラッ
クチェン吊上げ装置17により吊上げられたラックチェン
3の下部を支持リーダ3の下部に連結する連結装置19を
設けてなる構成を採用するものである。
第2の発明の基礎工事用機械によれば、前記第1の発明
の連結装置19を介してラックチェン3に所望圧のテンシ
ョンを負荷する負荷手段37を支持リーダに設けてなる構
成を採用するものである。
の連結装置19を介してラックチェン3に所望圧のテンシ
ョンを負荷する負荷手段37を支持リーダに設けてなる構
成を採用するものである。
(作用) 本発明によれば、支持リーダに沿ってラックチェン吊上
げ装置を上昇駆動させることによって、該ラックチェン
吊上げ装置に接続されているラックチェンを支持リーダ
に沿って吊上げることができ、また上記ラックチェン吊
上げ装置をロック装置により支持リーダの上部にロック
すると共に、ラックチェンの下端部を連結装置により支
持リーダの下部に連結し、さらに負荷手段によりラック
チェンに所望圧のステンションを負荷することによっ
て、そのラックチェンを支持リーダに剛体状に固定する
ことができる。さらに支持リーダにラックチェン及びア
ースオーガ等の昇降装置を取付ける前に、該支持リーダ
のみを小能力の駆動装置で簡単に直立させることができ
る。
げ装置を上昇駆動させることによって、該ラックチェン
吊上げ装置に接続されているラックチェンを支持リーダ
に沿って吊上げることができ、また上記ラックチェン吊
上げ装置をロック装置により支持リーダの上部にロック
すると共に、ラックチェンの下端部を連結装置により支
持リーダの下部に連結し、さらに負荷手段によりラック
チェンに所望圧のステンションを負荷することによっ
て、そのラックチェンを支持リーダに剛体状に固定する
ことができる。さらに支持リーダにラックチェン及びア
ースオーガ等の昇降装置を取付ける前に、該支持リーダ
のみを小能力の駆動装置で簡単に直立させることができ
る。
(実施例) 第6図は本発明の一実施例たる基礎工事用機械を示すも
のであって、クレーン本体1に支持された支持リーダ2
にその全長にわたってラックチェン3を配設し、該ラッ
クチェン3にオーガマシン等の昇降装置4に設けた駆動
ピニオン5を噛合させ、そのピニオン・ラック作用によ
り上記支持リーダ2に沿って昇降装置4を昇降させるも
のであって、例えば図示のように昇降装置4の回転駆動
部に掘削軸6を垂設し、該昇降装置4を降下させると共
に、掘削軸6を回転させることによって、該掘削軸6の
先端に設けた掘削ヘッド7により地盤を掘削するもので
ある。
のであって、クレーン本体1に支持された支持リーダ2
にその全長にわたってラックチェン3を配設し、該ラッ
クチェン3にオーガマシン等の昇降装置4に設けた駆動
ピニオン5を噛合させ、そのピニオン・ラック作用によ
り上記支持リーダ2に沿って昇降装置4を昇降させるも
のであって、例えば図示のように昇降装置4の回転駆動
部に掘削軸6を垂設し、該昇降装置4を降下させると共
に、掘削軸6を回転させることによって、該掘削軸6の
先端に設けた掘削ヘッド7により地盤を掘削するもので
ある。
第1図に示すように、前記昇降装置4は、前記駆動ピニ
オン5を回転自在に支持する装置本体9と、該装置本体
9の上下部にそれぞれ一対ずつボルト等の固定具10によ
り固定され、且つ支持リーダ2にその全長にわたって設
けられたガイドレール11に摺接する円弧状ガイドシュー
12とを有し、油圧式等の駆動装置13により動力伝達ギヤ
14,14を介して駆動ピニオン5を正逆転させることによ
って、昇降装置4を支持リーダ2に沿って昇降させるこ
とができるようになっている。なお、15,15はラックチ
ェン3に噛合する一対の遊転ピニオンである。
オン5を回転自在に支持する装置本体9と、該装置本体
9の上下部にそれぞれ一対ずつボルト等の固定具10によ
り固定され、且つ支持リーダ2にその全長にわたって設
けられたガイドレール11に摺接する円弧状ガイドシュー
12とを有し、油圧式等の駆動装置13により動力伝達ギヤ
14,14を介して駆動ピニオン5を正逆転させることによ
って、昇降装置4を支持リーダ2に沿って昇降させるこ
とができるようになっている。なお、15,15はラックチ
ェン3に噛合する一対の遊転ピニオンである。
第1図に示すように、ラックチェン3は支持リーダ2に
沿って昇降駆動自在なラックチェン吊上げ装置17によっ
て支持リーダ2に沿って吊上げられるようになってお
り、また支持リーダ2の上部に上記ラックチェン吊上げ
装置17を該支持リーダ2の上部にロックするロック装置
18を設け、支持リーダ2の下部にラックチェン吊上げ装
置17により吊上げられたラックチェン3の下端部を支持
リーダ2の下部に連結する連結装置19を設けている。
沿って昇降駆動自在なラックチェン吊上げ装置17によっ
て支持リーダ2に沿って吊上げられるようになってお
り、また支持リーダ2の上部に上記ラックチェン吊上げ
装置17を該支持リーダ2の上部にロックするロック装置
18を設け、支持リーダ2の下部にラックチェン吊上げ装
置17により吊上げられたラックチェン3の下端部を支持
リーダ2の下部に連結する連結装置19を設けている。
上記ラックチェン吊上げ装置17は、第1図及び第2図に
示すように、前記ガイドレール11に昇降自在に係合する
昇降部材20と、該昇降部材20の下部に固着されたチェン
連結部21とを有し、クレーン本体1のウインチ22(第6
図参照)から引き出したワイヤロープ23の先端部を支持
リーダ2の上部のリーダ側シーブ24,24及び昇降部材20
に設けた昇降部材側シーブ25に巻回した後、支持リーダ
2の上部の係止具26に係止しており、該ワイヤロープ23
の巻上げ、繰り出し操作によってラックチェン吊上げ装
置17を支持リーダ2に沿って昇降させることができる。
示すように、前記ガイドレール11に昇降自在に係合する
昇降部材20と、該昇降部材20の下部に固着されたチェン
連結部21とを有し、クレーン本体1のウインチ22(第6
図参照)から引き出したワイヤロープ23の先端部を支持
リーダ2の上部のリーダ側シーブ24,24及び昇降部材20
に設けた昇降部材側シーブ25に巻回した後、支持リーダ
2の上部の係止具26に係止しており、該ワイヤロープ23
の巻上げ、繰り出し操作によってラックチェン吊上げ装
置17を支持リーダ2に沿って昇降させることができる。
前記ロツク装置18は、第2図に示すように、支持リーダ
2の上部壁に貫通固着されたボス27内に支持リーダ2の
横断方向に移動自在に挿通されたロックピン28を有し、
シリンダ装置29によりロックピン28の先端部を前記昇降
部材20の係合孔30に嵌入させることによって、ラックチ
ェン吊上げ装置17を支持リーダ2の上部にロックするこ
とができるようになっている。
2の上部壁に貫通固着されたボス27内に支持リーダ2の
横断方向に移動自在に挿通されたロックピン28を有し、
シリンダ装置29によりロックピン28の先端部を前記昇降
部材20の係合孔30に嵌入させることによって、ラックチ
ェン吊上げ装置17を支持リーダ2の上部にロックするこ
とができるようになっている。
前記連結装置19は、第1図に示すように、上記支持リー
ダ2の下面に同心状に連結された円筒状フレーム32と、
該フレーム32に基端部が枢着され、その先端部がラック
チェン3の下端部の連結リンク33に連結ピン34を介して
連結された連結レバー35と、該連結レバー35を引上げる
ためのシリンダ装置36とからなり、昇降装置4を支持リ
ーダ2に係合させるときには、第1図仮想線に示すよう
に、連結レバー35をフレーム32内に収納して、その係合
操作の邪魔にならないように配慮している。
ダ2の下面に同心状に連結された円筒状フレーム32と、
該フレーム32に基端部が枢着され、その先端部がラック
チェン3の下端部の連結リンク33に連結ピン34を介して
連結された連結レバー35と、該連結レバー35を引上げる
ためのシリンダ装置36とからなり、昇降装置4を支持リ
ーダ2に係合させるときには、第1図仮想線に示すよう
に、連結レバー35をフレーム32内に収納して、その係合
操作の邪魔にならないように配慮している。
また上記フレーム32の天板部に、連結レバー35を下向き
に押圧してラックチェン3に所望圧のテンションを負荷
する手動ジャッキ37(負荷手段)を吊設している。さら
にラックチェン3は、連結ピン38により一体連結された
長短2つのチェン部材3a,3bからなり、昇降装置4を支
持リーダ2から取外す場合には、その昇降装置4を、第
1図に示すように、最降下させて短尺チェン部材3bに対
向させ、次に上記連結ピン38を外して、その昇降装置4
と短尺チェン3bとを一体に取外すことができるようにな
っている。従って昇降装置4を支持リーダ2から取外し
た状態でも、駆動ピニオン5と短尺チェン3bとの噛合関
係をそのまま保持することができる。
に押圧してラックチェン3に所望圧のテンションを負荷
する手動ジャッキ37(負荷手段)を吊設している。さら
にラックチェン3は、連結ピン38により一体連結された
長短2つのチェン部材3a,3bからなり、昇降装置4を支
持リーダ2から取外す場合には、その昇降装置4を、第
1図に示すように、最降下させて短尺チェン部材3bに対
向させ、次に上記連結ピン38を外して、その昇降装置4
と短尺チェン3bとを一体に取外すことができるようにな
っている。従って昇降装置4を支持リーダ2から取外し
た状態でも、駆動ピニオン5と短尺チェン3bとの噛合関
係をそのまま保持することができる。
次に基礎工事用機械の組立方法について説明する。まず
第3図(a)(b)に示すように、支持リーダ2を直立
させると共に、該支持リーダ2の下部にラックチェン吊
上げ装置17を位置させた状態で、ラックチェン収納箱40
内から引き出した長尺チェン部材3aの上端部を上記ラッ
クチェン吊上げ装置17のチェン連結部21に接続する。
第3図(a)(b)に示すように、支持リーダ2を直立
させると共に、該支持リーダ2の下部にラックチェン吊
上げ装置17を位置させた状態で、ラックチェン収納箱40
内から引き出した長尺チェン部材3aの上端部を上記ラッ
クチェン吊上げ装置17のチェン連結部21に接続する。
その後、クレーン本体1のウインチ22を作動させてワイ
ヤロープ23を巻上げ、第4図(a)(b)に示すよう
に、ラックチェン吊上げ装置17を支持リーダ2の上部近
傍まで引上げることによって、該ラックチェン吊上げ装
置17に接続されている長尺チェン部材3aを支持リーダ2
に沿って吊上げる。
ヤロープ23を巻上げ、第4図(a)(b)に示すよう
に、ラックチェン吊上げ装置17を支持リーダ2の上部近
傍まで引上げることによって、該ラックチェン吊上げ装
置17に接続されている長尺チェン部材3aを支持リーダ2
に沿って吊上げる。
次に第4図(a)に示すように、ガイドシュー12を取外
した状態の昇降装置4に支持リーダ2の頂部のシーブ41
を介して垂下させたワイヤロープ42を接続し、該ワイヤ
ロープ42をウインチ22により巻上げることによって上記
昇降装置4を吊上げ、該昇降装置4に、ガイドレール11
に摺接するガイドシュー12を固定すると共に、その昇降
装置4の駆動ピニオン5に噛合する短尺チェン部材3bの
上端部を長尺チェン部材3aの下端部に連結ピン38により
連結する。
した状態の昇降装置4に支持リーダ2の頂部のシーブ41
を介して垂下させたワイヤロープ42を接続し、該ワイヤ
ロープ42をウインチ22により巻上げることによって上記
昇降装置4を吊上げ、該昇降装置4に、ガイドレール11
に摺接するガイドシュー12を固定すると共に、その昇降
装置4の駆動ピニオン5に噛合する短尺チェン部材3bの
上端部を長尺チェン部材3aの下端部に連結ピン38により
連結する。
続いて、次のいずれかの方法をとる。その一つは、第5
図に示すように、ラックチェン吊上げ装置17を支持リー
ダ2の上部まで引上げた後、ロック装置18のロックピン
28を該ラックチェン吊上げ装置17の係合孔30に嵌入させ
ることによって、そのラックチェン吊上げ装置17を支持
リーダ2の上部にロックし、その後、連結装置19の連結
レバー35を引上げ、該連結レハー35の先端部を短尺チェ
ン部材3bの下端部に連結ピン34により連結する。
図に示すように、ラックチェン吊上げ装置17を支持リー
ダ2の上部まで引上げた後、ロック装置18のロックピン
28を該ラックチェン吊上げ装置17の係合孔30に嵌入させ
ることによって、そのラックチェン吊上げ装置17を支持
リーダ2の上部にロックし、その後、連結装置19の連結
レバー35を引上げ、該連結レハー35の先端部を短尺チェ
ン部材3bの下端部に連結ピン34により連結する。
他の一つの方法は、短尺チェン部材3bの下端部を連結作
業のしやすい位置まで下げておき、この状態で連結装置
19の連結レバー35を引上げ、該連結レバー35の先端部を
短尺チェン部材3bの下端部に連結ピン34により連結した
後、ラックチェン吊上げ装置17を支持リーダ2の上部ま
で引上げ、ロック装置18のロックピン28を該ラックチェ
ン吊上げ装置17の係合孔30に嵌入させることによって、
そのラツクチェン吊上げ装置17を支持リーダ2の上部に
ロックする。
業のしやすい位置まで下げておき、この状態で連結装置
19の連結レバー35を引上げ、該連結レバー35の先端部を
短尺チェン部材3bの下端部に連結ピン34により連結した
後、ラックチェン吊上げ装置17を支持リーダ2の上部ま
で引上げ、ロック装置18のロックピン28を該ラックチェ
ン吊上げ装置17の係合孔30に嵌入させることによって、
そのラツクチェン吊上げ装置17を支持リーダ2の上部に
ロックする。
次に手動ジャッキ37を操作して連結レバー35を下向きに
押圧し、チェン3に所望圧のテンションを負荷する(第
1図状態)。これによってチェン3は、その全長にわた
って支持リーダ2に強固に固定された状態となり、駆動
ピニオン5を回転駆動することによって、昇降装置4を
支持リーダ2に沿って昇降させることができる。
押圧し、チェン3に所望圧のテンションを負荷する(第
1図状態)。これによってチェン3は、その全長にわた
って支持リーダ2に強固に固定された状態となり、駆動
ピニオン5を回転駆動することによって、昇降装置4を
支持リーダ2に沿って昇降させることができる。
(発明の効果) 第1の発明の基礎工事用機械によれば、支持リーダにラ
ックチェン吊上げ装置を昇降駆動自在に配設すると共
に、該ラックチェン吊上げ装置を支持リーダの上部にロ
ツクするロック装置を設け、上記ラックチェン吊上げ装
置により吊上げられたラックチェンの下部を支持リーダ
の下部に連結する連結装置を設けており、支持リーダか
らラックチェン及び昇降装置を分離した状態で、該支持
リーダのみを直立させ、その後、上記ラックチェン及び
昇降装置をその支持リーダに装着することができるよう
になっているから、長尺の支持リーダでも、クレーン本
体に備え付けてあるウインチ等の駆動装置で簡単に直立
させ且つ装着させることができる。
ックチェン吊上げ装置を昇降駆動自在に配設すると共
に、該ラックチェン吊上げ装置を支持リーダの上部にロ
ツクするロック装置を設け、上記ラックチェン吊上げ装
置により吊上げられたラックチェンの下部を支持リーダ
の下部に連結する連結装置を設けており、支持リーダか
らラックチェン及び昇降装置を分離した状態で、該支持
リーダのみを直立させ、その後、上記ラックチェン及び
昇降装置をその支持リーダに装着することができるよう
になっているから、長尺の支持リーダでも、クレーン本
体に備え付けてあるウインチ等の駆動装置で簡単に直立
させ且つ装着させることができる。
第2の発明の基礎工事用機械によれば、前記連結装置を
介してラックチェンに所望圧のテンションを負荷する負
荷手段を支持リーダに設けているから、ラックチェン緊
張状態に維持することができ、該ラックチェンに噛合し
て昇降自走する昇降装置の昇降動を円滑に行わせること
ができる。
介してラックチェンに所望圧のテンションを負荷する負
荷手段を支持リーダに設けているから、ラックチェン緊
張状態に維持することができ、該ラックチェンに噛合し
て昇降自走する昇降装置の昇降動を円滑に行わせること
ができる。
第1図は本発明の一実施例たる基礎工事用機械の要部の
一部切欠き側面図、第2図は第1図のII−II矢視図、第
3図〜第5図までは同機械の組立方法を示す説明図、第
6図は掘削軸を取付けた状態の同機械の全体図である。 2……支持リーダ、3……チェン、3a……長尺チェン部
材、3b……短尺チェン部材、4……昇降装置、5……駆
動ピニオン、17……ラックチェン吊上げ装置、18……ロ
ック装置、19……連結装置、34……連結ピン、37……手
動ジャッキ(負荷手段)、38……連結ピン。
一部切欠き側面図、第2図は第1図のII−II矢視図、第
3図〜第5図までは同機械の組立方法を示す説明図、第
6図は掘削軸を取付けた状態の同機械の全体図である。 2……支持リーダ、3……チェン、3a……長尺チェン部
材、3b……短尺チェン部材、4……昇降装置、5……駆
動ピニオン、17……ラックチェン吊上げ装置、18……ロ
ック装置、19……連結装置、34……連結ピン、37……手
動ジャッキ(負荷手段)、38……連結ピン。
Claims (2)
- 【請求項1】支持リーダの全長にわたって配設されたラ
ックチェンに、オーガマシン等の昇降装置に設けた駆動
ピニオンが噛合し、ピニオン・ラック作用により上記支
持リーダに沿って上記昇降装置を昇降させるようにして
なる基礎工事用機械において、上記支持リーダに、ラッ
クチェン吊上げ装置を昇降駆動自在に配設すると共に、
該ラックチェン吊上げ装置を支持リーダの上部にロック
するロック装置を設け、上記ラックチェン吊上げ装置に
より吊上げられたラックチェンの下部を支持リーダの下
部に連結する連結装置を設けてなる基礎工事用機械。 - 【請求項2】前記連結装置を介してラックチェンに所望
圧のテンションを負荷する負荷手段を支持リーダに設け
てなる特許請求の範囲第1項に記載の基礎工事用機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10120589A JPH0694769B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 基礎工事用機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10120589A JPH0694769B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 基礎工事用機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02279894A JPH02279894A (ja) | 1990-11-15 |
JPH0694769B2 true JPH0694769B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=14294426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10120589A Expired - Lifetime JPH0694769B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 基礎工事用機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694769B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-19 JP JP10120589A patent/JPH0694769B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02279894A (ja) | 1990-11-15 |
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