JP6209422B2 - 電柱支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブームの先端部に設けられて、ブーム先端から吊り下げられた電柱の上部を支持する電柱支持装置に関する。
このような電柱支持装置が搭載される作業車としては、例えば特許文献1に開示された穴掘建柱車が知られている。図16は従来の穴掘建柱車100を後方から見た状態を示しており、穴掘建柱車100は、車体上に旋回動、起伏動および伸縮動が自在なブーム110を備える。このブーム110にはアースオーガ120が取り付けられており、これにより電柱を建て入れる建柱穴の掘削が行えるようになっている。ブーム110の先端にはブームヘッド130が設けられており、ウインチ140から繰り出されたワイヤ(図示せず)は、ブームヘッド130に取り付けられたシーブ(図示せず)を介して下方へ垂れ下がるようになっている。このブームヘッド130には、電柱の吊上作業時に電柱の上部を押し当てて安定支持させるための当接支持板150が取り付けられている。
この穴掘建柱車100により行われる一般的な建柱作業においては、まず、アースオーガ120を用いて建柱穴を掘削する。続いて電柱にくくりつけられたロープにワイヤ下端のフック160を引っかけ、ウインチ140によりワイヤを巻き上げる。そうすることで、電柱をその下端を接地させた状態で吊り上げ、地上の作業者が電柱の下端を操作することで、電柱の上部を当接支持板150に当接させてこれにより支持させる。この状態においてブーム110を適宜作動させて建柱穴上に電柱の下端部を位置させ、ブーム110を倒伏および縮小作動させて電柱が建柱穴に建て入れられる。
従来、電柱は軸方向に長く且つそれに応じて重量も重いことから、電柱の取り扱いが難しく、特に運搬作業時の作業負担が大きかった。そこで近年、電柱の取り扱いを容易にするため電柱を軸方向に2分割し、図16に示すように建柱穴Hに建て入れられる下柱LDと、この下柱LDの上端部LFに連結される上柱UDとから構成される分割柱Dが開発され、この分割柱Dの利用が進みつつある。この分割柱Dの建柱作業においては、まず、建柱穴Hに下柱LDを建て入れた後、上柱UDを下柱LDの上方に吊り上げておき、高所作業車の作業台に搭乗した作業者により、下柱LDの上端部LFと上柱UDの下端部UFとの位置合わせが行われてこれらが連結される。
特開平10−331488号公報
このため、分割柱Dの建柱作業において、下柱LDの上端部LFと上柱UDの下端部UFとの位置合わせを簡単に行うためには、上柱UDをなるべく直立状態に吊り上げることが望まれる。そこで、上柱UDに吊り上げ用のロープをくくりつけるときに、例えば重心位置UGに対してなるべく上方にくくりつける方法が考えられる。しかし、この方法を採用した場合には、ロープのくくりつけ位置に応じて上柱UDを吊り上げたときのブームヘッド130の位置が高くなり、ブームヘッド130が電線Lに接触するという課題があった。なお、吊り上げ用のロープを上柱UDの下方側にくくりつけて吊り上げると、ブームヘッド130の位置を低く抑えることはできても、上柱UDが吊り上げられた状態で傾きやすいという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、電柱を吊り上げるときのブームヘッドの位置を低く抑えつつ、電柱を直立状態に吊り上げることができる電柱支持装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る電柱支持装置は、少なくとも起伏動が自在なブームの先端部(例えば、実施形態におけるブームヘッド20)に設けられ、前記ブームの先端部に回転自在に設けられたシーブを介して垂下するワイヤ等を用いて吊り下げられる電柱の上部を支持する電柱支持装置であって、前記シーブの回転軸(例えば、実施形態におけるシーブピン24)と略同一軸を中心として揺動自在に前記ブームの先端部に取り付けられ、前記電柱の上部を収容可能な収容空間を備えた本体部材(例えば、実施形態における本体枠41)を有し、前記本体部材は、前記ブームの起伏動に応じて揺動するように構成されたことを特徴とする。
なお、前記本体部材が、略水平になるように重心位置が設定されている構成が好ましい。
上述の電柱支持装置において、前記本体部材は、前記ブームの先端部の側方、前方および後方のいずれか一つの方向に開口部を有する構成が好ましい。
また、前記本体部材は、前記開口部を開放する開放位置と、前記開口部を閉鎖する閉鎖位置との間で移動自在な開閉部材(例えば、実施形態における開閉アーム50)を備えた構成が好ましい。
さらに、前記本体部材および前記開閉部材の少なくともいずれかは、前記収容空間に対向して設けられ、前記収容空間内に収容支持される前記電柱の軸方向に略直交する回転軸を中心に回転自在なローラ部材(例えば、実施形態における枠側ローラ46、アーム側ローラ54)を備えた構成が好ましい。
なお、前記本体部材は、前記ブームの先端部の一方側側方に位置して当該先端部に取り付けられる一方側取付位置および前記ブームの先端部の他方側側方に位置して当該先端部に取り付けられる他方側取付位置に、選択的且つ着脱自在に取り付けられる構成が好ましい。
本発明に係る電柱支持装置によれば、吊り上げ用のロープを電柱の下方側にくくりつけて、電柱を吊り上げたときのブーム先端部の高さ位置を低く抑えつつ、吊り上げた電柱の上部を収容空間内に収容して、ブームの起伏動に拘らず電柱を直立状態に保持して傾きを抑えることができる。
上述の電柱支持装置において、本体部材が、ブームの先端部の側方、前方および後方のいずれかの一つの方向に開口部を有する構成が好ましい。この構成の場合、例えば吊り上げた電柱の下部を作業者が操作すれば、電柱の上部を収容空間内に収容して電柱支持装置に支持させることができる。
また、本体部材は、開口部を開放する開放位置と、開口部を閉鎖する閉鎖位置との間で移動自在な開閉部材を備えた構成が好ましい。このように開閉部材を備えることにより、収容空間内に容易に電柱を収容できる構成と、収容空間内に収容された電柱を確実に支持できる構成とを両立することができる。
上述の電柱支持装置において、本体部材および開閉部材の少なくともいずれかは、収容空間に対向して回転自在に設けられたローラ部材を備える構成が好ましい。このように構成すれば、収容空間内に電柱を支持した状態でワイヤを繰り出しおよび巻取りさせたときに、ブームの先端部に対して上下移動される電柱が回転自在なローラ部材に当接して、電柱をスムーズに上下移動させることができる。
なお、本体部材は、ブームの先端部の一方側側方に位置する一方側取付位置およびブームの先端部の他方側側方に位置する他方側取付位置に、選択的且つ着脱自在に取り付けられる構成が好ましい。このように構成すれば、例えば電線の架線状態等に応じて、一方側取付位置および他方側取付位置のうちから本体部材(電柱支持装置)の取付位置を選択することができるので、電柱支持装置と電線との接触を回避して電柱の吊り上げ作業が行いやすくなる。
本発明を適用した穴掘建柱車の側面図(建柱穴を掘削する状態)である。 上記穴掘建柱車の側面図(下柱を建柱穴に建て入れる状態)である。 ブームヘッド近傍を示す斜視図である。 ブームヘッド近傍を示す側面図である。 ブームヘッド近傍を示す平面図であって、(a)は開閉アームが閉鎖位置に揺動された状態を、(b)は開閉アームが開放位置に揺動された状態をそれぞれ示す。 上柱を吊り上げて下柱に連結する状態を示す図である。 (a)は電柱支持装置の変形例を示す平面図であり、(b)はその変形例に用いるボールキャスターを示す斜視図である。 別の変形例に係る本体枠を示す斜視図である。 図8の本体枠に取り付けられる把持アームを示す斜視図である。 電柱支持装置(把持アームが開放位置に位置した状態)を示す斜視図である。 電柱支持装置(把持アームが開放位置に位置した状態)を示す平面図である。 電柱支持装置(把持アームが閉鎖位置に位置した状態)を示す斜視図である。 図12におけるアームロック装置近傍の拡大図である。 電柱支持装置(把持アームが閉鎖位置に位置した状態)を示す平面図である。 さらに別の変形例に係る電柱支持装置の正面図である。 従来の穴掘建柱車により、上柱を吊り上げて下柱に連結する状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、本発明に係る電柱支持装置40を搭載した穴掘建柱車1について説明する。まず、図1〜図5を参照しながら、この穴掘建柱車1の構成について説明する。
図1および図2には穴掘建柱車1を左側から見た状態を示しており、これらの図から分かるように、穴掘建柱車1は、前後左右にタイヤ車輪2を有して走行可能であり、前部に運転キャブ3を有したトラック車両をベースに構成される。このトラック車両の車体4上に、図示しない旋回モータ(油圧モータ)により駆動されて上下軸周りに水平旋回可能に構成された旋回台12が配設される。この旋回台12に基端部が枢結されてブーム13が取り付けられており、このブーム13は図示しない起伏シリンダにより起伏動されるようになっている。ブーム13は、基端ブーム13a、中間ブーム13bおよび先端ブーム13cを入れ子式に組み合わせて、図示しない内蔵の伸縮シリンダにより伸縮動自在に構成される。
ブーム13には、オーガサポート14が長手方向にスライド移動自在に取り付けられており、このオーガサポート14の下側には、図示しないオーガモータ(油圧モータ)により回転駆動されるアースオーガ15が揺動自在に取り付けられている。オーガサポート14は、ブームヘッド20と基端ブーム13a先端部とに選択的に連結可能に構成されている。図1に示すように、オーガサポート14をブームヘッド20に連結してアースオーガ15による掘削作業が行われ、一方、図2に示すように、オーガサポート14を基端ブーム13a先端部に連結してアースオーガ15が格納される。また、基端ブーム13aの基端側上部には、ブーム13の軸方向に沿って配設されたワイヤ17の繰出・巻取を行うウインチ16が設けられている。
図3および図4には先端ブーム13cの先端部を示しており、これらの図から分かるように、先端ブーム13cの先端部にはブームヘッド20が取り付けられている。このブームヘッド20は左右一対の側板21を有して箱状に形成されており、図4に示すように、その内部にはシーブ22,23が回転自在に取り付けられている。ウインチ16から繰り出されたワイヤ17は、シーブ22,23を介して下方へ垂れ下がるようになっている。シーブ23を介して下方へ垂れ下がったワイヤ17は、フック18の動滑車に巻掛けられ、その先端がブームヘッド20内に固定されている。このため、ウインチ16によりワイヤ17の繰出・巻取を行って、フック18を引き上げたり引き下げたりできるようになっている。
図3に示すように、ブームヘッド20の先端部には、平板状の当接支持板30が取り付けられている。当接支持板30の先端側側面にはR状にくぼんだ先端当接部31が形成され、一方、当接支持板30の左右側面にはR状にくぼんだ側方当接部32が形成されている。このため、ワイヤ17を用いて電柱を吊り上げるときに、電柱の上部を先端当接部31または側方当接部32に当接させることで、電柱を安定支持させることができるようになっている。なお、先端当接部31および側方当接部32の曲率は、電柱の外周の曲率と同程度かそれ以上となっている。
図3に示すように、ブームヘッド20の側部には、電柱を吊り上げるときに電柱の上部を支持するための電柱支持装置40が取り付けられている。電柱支持装置40は、内側に電柱の上部を収容可能な収容空間47を有してブームヘッド20に取り付けられた本体枠41と、この本体枠41に揺動自在に設けられた一対の開閉アーム50と、一対の開閉アーム50に跨って枢結された揺動シリンダ60とから構成される。
本体枠41は、板状部材を二箇所で折り曲げて形成されたベース部42と、ベース部42の中央部分からブームヘッド20側に突出して形成された円筒状の連結部43と、ベース部42の両端部に形成された一対の枢結部44と、ベース部42の中央部分から収容空間47に向けて立設された一対のローラ支持部45と、一対のローラ支持部45の間にこれらを結んで形成される回転軸を中心として回転自在に設けられた枠側ローラ46とから構成される。
開閉アーム50は、平板状に形成されたベース部51と、ベース部51の端部に立設された揺動軸部52と、揺動軸部52から湾曲して延びて形成された断面略円形のアーム状支持部53と、アーム状支持部53の先端部にアーム状支持部53を中心として回転自在に設けられたアーム側ローラ54とから構成される。この開閉アーム50は、揺動軸部52が本体枠41の枢結部44に枢結されて、揺動軸部52を中心として揺動自在となっている(図3に示す矢印Aの方向)。
揺動シリンダ60は、例えば油圧式のシリンダを用いて伸縮自在に構成される。図5にはブームヘッド20および電柱支持装置40の平面図を示しており、この図5から分かるように、揺動シリンダ60は、ボトム側端部およびロッド側端部それぞれが開閉アーム50のベース部51に枢結される。このため、揺動シリンダ60を伸長動させると、図5(a)に示すように、アーム状支持部53の先端が互いに近づくように揺動させて、収容空間47内に収容した電柱を支持可能な閉鎖位置に位置させることができる。一方、揺動シリンダ60を縮小動させると、図5(b)に示すように、アーム状支持部53の先端が互いに離れるように揺動させて、収容空間47の側方から収容空間47内に電柱を挿入可能な開放位置に位置させることができる。
図5に示すように、シーブ23は電柱支持装置40側に突出するシーブピン24を中心として回転自在となっている。このシーブピン24の突出した部分に本体枠41の連結部43が挿入され、本体枠41(電柱支持装置40)がシーブピン24を中心として揺動自在となっている(図3に示す矢印Bの方向)。また、電柱支持装置40(本体枠41)は、ブーム13の起伏動に拘らず収容空間47が上下方向に延びる揺動位置に位置するように、その重心位置が設定されている。なお、連結部43(電柱支持装置40)は、ボルトやピン等を用いて、シーブピン24に着脱自在に取り付けられている。
図1および図2に示すように、車体4の前後左右四カ所に下方に伸縮自在なアウトリガ5が設けられており、建柱穴の掘削作業や電柱の建柱作業を行うときには、アウトリガ5を下方に張り出して車体4を持ち上げ支持できるようになっている。また、車体4上には操作装置6が設けられており、この操作装置6を操作することで、旋回台12の旋回動、ブーム13の起伏動および伸縮動、アースオーガ15の回転動、ウインチ16の回転動、並びに開閉アーム50の揺動を行わせることができるようになっている。
以上、穴掘建柱車1の構成について説明した。以下においては、この穴掘建柱車1の作動について、建柱穴Hを掘削し、その建柱穴Hに分割柱D(下柱LDおよび上柱UD)を建てる作業を例示して説明する。なおここでは、下柱LDおよび上柱UDを吊り上げる際に、電柱支持装置40を利用して下柱LDおよび上柱UDの上部を支持させる場合について説明する。
まず、図1に示すように、アースオーガ15を用いて、分割柱D(下柱LD)を建て入れる場所に建柱穴Hを掘削する。このとき、オーガサポート14をブームヘッド20に連結させて、アースオーガ15を直立状態となるように揺動させる。この状態でアースオーガ15を回転させながらブーム13を倒伏および縮小作動させて、分割柱Dを建て入れるための建柱穴Hを掘削する。なお、図1には、建柱穴Hを掘削する状態のブーム13と、車体4上に格納された状態のブーム13とを併記している。
次に、下柱LDを建柱穴Hに建て入れる作業を行う。この作業においては、まず図2に示すように、下柱LDにくくりつけられたロープ7にフック18を掛け、ウインチ16によってワイヤ17を巻き上げたりブーム13を起伏等させて、下端が地面から離れるように下柱LDを吊り上げる。ここで、吊り上げられた状態において下柱LDが直立位置よりも若干傾いた状態となるように、ロープ7は、重心位置よりも先端側にずれた位置にくくりつけられる。続いて操作装置6を操作して揺動シリンダ60を縮小させ、開閉アーム50を開放位置に揺動させておき(図5(b)参照)、この状態で地上の作業者Mにより下柱LDの下部を押したり引いたりさせて、ロープ7がくくりつけられた部分を支点として下柱LDを揺動させ、下柱LDの上部を電柱支持装置40の収容空間47内に収容させる。なお、下柱LDの上部を電柱支持装置40の収容空間47内に収容させるときに、下柱LDの下端を地面に接触させた状態で行うようにしても良い。
下柱LDの上部が収容空間47内に収容されると、操作装置6を操作して開閉アーム50を閉鎖位置に揺動させて(図5(a)参照)、電柱支持装置40により下柱LDの上部を支持させる。この状態でブーム13を起伏等させて下柱LDの下端を建柱穴H上に位置させた後、ブーム13を倒伏および縮小作動させて下柱LDを建柱穴Hに建て入れる。その後、操作装置6を操作して開閉アーム50を開放位置に揺動させておいて、この状態でブーム13を作動させてブーム13と下柱LDとを分離する。なお、図2には、建柱穴Hに下柱LDを建て入れる状態のブーム13と、車体4上に格納された状態のブーム13とを併記している。
ここで、上述したように、電柱支持装置40はシーブピン24を中心として揺動自在となっている。このため、電柱支持装置40により下柱LDの上部が支持された状態でブーム13が起伏動されても、下柱LDが側面視における直立状態を維持するように電柱支持装置40がシーブピン24を中心に揺動する。よって、ブーム13の起伏動に拘らず、下柱LDの側面視における直立状態を維持することができ、下柱LDの下端を建柱穴H上に位置させる作業が行いやすくなる。また、図4に示すように、フック18が動滑車を備える構成のため、フック18の中心(動滑車の回転軸)とシーブピン24(電柱支持装置40の揺動軸)とが上下方向に略一致する。このため、電柱支持装置40の収容空間47に下柱LDの上部を収容することで、側面視において下柱LDを直立状態に支持できる。なお、建柱穴Hに下柱LDを建て入れた後、下柱LDが直立状態となるように傾き調整が行われるが、この傾き調整は下柱LDの上部を当接支持板30に当接させて行われる。
このようにして下柱LDを建柱穴Hに建て入れる作業が完了した後、次に、この下柱LDの上部に上柱UDを連結する作業を行う。この作業は、図6に示すように、上柱UDにくくりつけられたロープ8にフック18を掛け、ウインチ16によってワイヤ17を巻き上げたりブーム13を起伏等させて、下端が地面から離れるように上柱UDを吊り上げて行われる。ここで、図6に示すように、上柱UDを下柱LDの上方に吊り上げたときにブームヘッド20が電線Lに接触するのを回避するため、ロープ8は、上柱UDの重心位置UG近傍(重心位置UGよりも若干先端側にずれた位置)にくくりつけられる。上柱UDが地面から離れる位置に吊り上げられた後、開閉アーム50が開放位置に揺動された状態で、地上の作業者により上柱UDの下部を押したり引いたりさせて、ロープ8がくくりつけられた部分を支点として上柱UDを揺動させ、上柱UDの上部を電柱支持装置40の収容空間47内に収容させる。なお、上柱UDの上部を電柱支持装置40の収容空間47内に収容させるときに、上柱UDの下端を地面に接触させた状態で行うようにしても良い。
上柱UDの上部が収容空間47内に収容されると、操作装置6を操作して揺動シリンダ60を伸長させて開閉アーム50を閉鎖位置に揺動させて、電柱支持装置40により上柱UDの上部を支持させる。この状態で上柱UDの下端に設けられた上柱フランジ部UFが、下柱LDの上端に設けられた下柱フランジ部に対向して位置するように、ブーム13の旋回動、起伏動および伸縮動、並びにウインチ16の回転動を行わせる。また、これらの作動とともに、図示しない高所作業車の作業台に搭乗した作業者により、上柱UDの下端が操作されて位置合わせのための微調整が行われる。
このとき、電柱支持装置40がシーブピン24を中心として揺動自在となっているので、ブーム13の起伏動に拘らず上柱UDの側面視における直立状態を維持することができ、上記位置合わせの作業が行いやすくなる。また、ロープ8を上柱UDの重心位置UG近傍にくくりつけて吊り上げると、ブームヘッド20の位置を低く抑えることができるものの上柱UDが傾きやすくなるが、穴掘建柱車1においては、電柱支持装置40により上柱UDの上部が支持されるので側面視における直立状態が維持される。さらに、上記位置合わせを行うときに、ウインチ16を回転動させてワイヤ17の繰出・巻取が行われる場合があるが、電柱支持装置40に枠側ローラ46およびアーム側ローラ54が設けられているので、上柱UDの上部を支持しつつ上柱UDをスムーズに上下移動させることができる。なお、作業台に搭乗した作業者による上柱UDの傾き調整作業をスムーズに行うためには、図5(a)に示すように、上柱UDとアーム側ローラ54との間に隙間を設けるように開閉アーム50を揺動させることが好ましい。
以上のようにして上柱フランジ部UFと下柱フランジ部LFとの位置合わせが行われた後、作業台に搭乗した作業者により、ボルト等を用いて上柱フランジ部UFと下柱フランジ部とが連結されて、建柱穴Hに分割柱Dを建てる作業が完了する。
上述の実施形態においては、下柱LDを吊り上げるときに電柱支持装置40を用いて下柱LDの上部を支持させる作業を例示して説明したが、これに代えて、下柱LDの上部を当接支持板30に当接させた状態で下柱LDを吊り上げるようにしても良い。
上述の実施形態では、一対(2つ)の開閉アーム50を揺動させて、収容空間47を開放および閉鎖させる構成例について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、1つの開閉アームを用いて電柱支持装置を構成し、この1つの開閉アームを揺動させて収容空間47を開放および閉鎖させるようにしても良い。
上述の実施形態においては、本体枠41および開閉アーム50のそれぞれにローラ(枠側ローラ46およびアーム側ローラ54)を設けた構成を例示して説明したが、本体枠41および開閉アーム50のいずれか一方にローラを設けた構成も可能である。
上述の実施形態では、図3においてブームヘッド20の右側方に電柱支持装置40を取り付けた構成例を説明したが、シーブピン24を利用してブームヘッド20の左側方にも電柱支持装置40を取り付けることができるようにした構成が好ましい。このように構成すれば、例えば電線の架線状態等に応じて、ブームヘッド20の右側方および左側方に選択的に電柱支持装置40を取り付けて位置させることができるので、電柱支持装置40と電線との接触を回避して電柱の吊り上げ作業が行いやすくなる。
上述の実施形態においては、油圧式の揺動シリンダ60を用いて構成された電柱支持装置40について説明したが、例えば電動式の揺動シリンダを用いて電柱支持装置を構成することも可能である。
上述の実施形態では、本発明に係る電柱支持装置40を、アースオーガ15を備えた穴掘建柱車に適用した例について説明したが、穴掘建柱車以外に例えばクレーン車にも本発明に係る電柱支持装置40を適用することが可能である。
上述の実施形態においては、ブームヘッド20の側方に向けて開放される収容空間47を備えた電柱支持装置40(本体枠41)を例示して説明したが、この構成以外にも、例えばブームヘッド20の前方または後方(図3における紙面上方または紙面下方)に向けて収容空間47が開放される構成でも良い。
上述の実施形態においては、図2に示すように、電柱(上柱UDもしくは下柱LD)を吊り上げるときに、作業者Mによって電柱の下部を操作する例について説明したが、この作業者Mは必ずしも必要ではなく、作業者Mにより電柱の下部を操作することなく電柱を吊り上げることも可能である。
上述の実施形態で説明した電柱支持装置40を、図7(a)に示す電柱支持装置70のように構成しても良い。電柱支持装置70は、電柱支持装置40の枠側ローラ46およびアーム側ローラ54を、図7(b)に示すボールキャスター80に交換して構成される。このボールキャスター80は、ベース部81の先端部に、ボール82が回転自在に支持されて露出している。このため、電柱支持装置70によれば、電柱を上下方向に移動自在、および回転自在に支持することができる。
以上ここまで説明した電柱支持装置40,70に代えて、図8に示す本体枠241と、図9に示す把持アーム270とから構成される電柱支持装置240(図10参照)を用いることも可能である。以下、この電柱支持装置240について説明する。まず、電柱支持装置240の構成について説明する。なお、以下においては、電柱支持装置40と同一の構成部材には同一番号を付し、ここでの説明を省略する。
電柱支持装置240は、板材を平面視略U字状に折り曲げて形成され、内側に電柱を収容可能な収容空間247を有する本体枠241と、この本体枠241に揺動自在に取り付けられた把持アーム270とから構成される。本体枠241は、図8に示すように、平板状に形成されてシーブピン24の軸方向に延びるガイド側枠部242と、このガイド側枠部242と電柱を収容可能な間隔をおいて対向するアーム側枠部244と、ガイド側枠部242およびアーム側枠部244の基端部を繋ぐとともに連結部43に取り付けられた基枠部243とから構成される。ガイド側枠部242の先端部には、アーム側枠部244とは反対方向に向けて斜めに折り曲げられたガイド端部242aが形成されており、このガイド端部242aにより、電柱をスムーズに収容空間247内に収容できるようになっている。ガイド側枠部242は、内面(アーム側枠部244と対向する面)に、樹脂材料により板状に形成された支持プレート252,252が上下に並んで取り付けられている。
アーム側枠部244は、内面(ガイド側枠部242と対向する面)に、樹脂材料により板状に形成された支持プレート254,254が上下に並んで取り付けられている(図11も参照)。アーム側枠部244は、その外面に外方に向けて突出する上下一対の軸支持部244aを備えており、この軸支持部244a,244aにアーム軸部材255が回転自在に取り付けられる。アーム側枠部244の先端部には、外方に向けて折り曲げられたアーム係止部244bが形成されており、このアーム係止部244bの上部に係止溝244cが形成されている。
アーム側枠部244の外面における軸支持部244aとアーム係止部244bとの間に、アームロック装置260が取り付けられている。アームロック装置260は、アーム側枠部244の外面に取り付けられた装置本体部261と、装置本体部261内に設けられた圧縮ばね(図示せず)の弾性力により装置本体部261から上方に突出するロック片262と、装置本体部261から下方に延びて設けられたロック解除片263とから構成される。アームロック装置260は、上下方向においてロック片262の先端位置が係止溝244cの形成位置と揃うようにアーム側枠部244に取り付けられている。
基枠部243は、内面(収容空間247を形成する面)に、樹脂材料により板状に形成された支持プレート253が取り付けられている(図10参照)。基枠部243の外面には、シーブピン24に挿通される連結部43が取り付けられている。
把持アーム270は、図9に示すように、平面視略L字状に形成された先端側アーム部271と、この先端側アーム部271の基端部から基端側に延びる基端側アーム部280とから構成される。
先端側アーム部271は、所定間隔をおいて上下に対向する上下アーム272,272と、上下アーム272,272の間に配設されてこれらを連結する中間アーム273とを備えて構成される。中間アーム273は、上下アーム272,272の先端部同士を連結する第1中間アーム273aと、第1中間アーム273aよりも基端側に位置する第2中間アーム273bと、第2中間アーム273bよりも基端側に位置する第3中間アーム273cとから構成される。第1中間アーム273aの上部には、ローラ軸部材275が略水平方向に延びて取り付けられており、このローラ軸部材275に支持ローラ276が回転自在に取り付けられている。第2中間アーム273bと第3中間アーム273cとの間には、アームロック部274が略水平方向に延びるように取り付けられている。上下アーム272,272の基端部には、それぞれ上下に貫通する軸挿通孔277,277が形成されている。なお、支持ローラ276が、電柱よりも柔らかい材料、例えば樹脂材料により形成される構成が好ましい。
基端側アーム部280は、上下一対の上下アーム271,271のうち、上側に位置する上下アーム271の基端部から基端側に延びる第1押圧アーム282と、この第1押圧アーム282の基端部から平面視においてローラ軸部材275の軸方向に延びる第2押圧アーム283とから構成される(図11も参照)。第1押圧アーム282の先端部(上下アーム271の基端部と上下に重なった部分)には、上下に貫通して軸挿通孔277に連通する軸挿通孔281が形成されている。
次に、電柱支持装置240の組立構成について説明する。
まず、図8に示す本体枠241に、図9に示す把持アーム270を取り付ける。具体的には、アーム側枠部244の軸支持部244aに上下アーム271,271の基端部を上下に重ねて、軸支持部244aに形成された孔部(図示せず)と軸挿通孔277(軸挿通孔281)とを位置整合させる。このように位置整合させた状態で、軸挿通孔277(軸挿通孔281)に上下にアーム軸部材255を挿通させ、把持アーム270をアーム軸部材255を中心として揺動自在に本体枠241に取り付ける。このとき、アーム軸部材255に捩りスプリング256を取り付けておくことにより、この捩りスプリング256により把持アーム270は、図10および図11に示すように、先端側アーム部271が収容空間247から外れて位置するとともに、基端側アーム部280が収容空間247内に位置する開放位置に弾性的に保持される。この開放位置においては、把持アーム270に時計回りの力を作用させると、把持アーム270を捩りスプリング256の弾性力に抗して時計回りに揺動させることが可能である。このように組み立てられた電柱支持装置240は、本体枠241の連結部43がシーブピン24に挿入され、シーブピン24を中心として揺動自在にブームヘッド20に取り付けられる。
次に、電柱支持装置240の作動について、図10〜図14を参照して説明する。
収容空間247内に電柱(下柱LDもしくは上柱UD)が収容されていない状態では、図10および図11に示すように、把持アーム270は捩りスプリング256により開放位置に保持されている。この開放状態において、図11に示すように、収容空間247に向けて矢印Eの方向に電柱が挿入されると、電柱は収容空間247内に位置する基端側アーム部280を捩りスプリング256の弾性力に抗して矢印Eの方向に押圧し、把持アーム270を矢印Fの方向(時計回り)に揺動させながら収容空間247内に収容される。このようにして、把持アーム270が電柱に押圧されて揺動すると、図13に示すように、把持アーム270のアームロック部274が、アーム係止部244bの係止溝244cにガイドされながら入り込む。
そして、図12および図14に示すように、電柱が支持プレート253に当接する位置まで挿入されて、基端側アーム部280が平面視において基枠部243と揃う位置まで揺動されると、先端側アーム部271の先端部が電柱を挟んで支持プレート253と対向する位置に揺動される(以下、この揺動位置を「閉鎖位置」と称する)。把持アーム270が閉鎖位置に揺動されると、図13に示すように、アームロック部274が係止溝244cにガイドされながらアームロック装置260のロック片262を押し下げて、ロック片262とアーム側枠部244との間に自動的に入り込む。このように、アームロック部274がロック片262とアーム側枠部244との間に位置する状態では、アームロック部274がロック片262に当接して把持アーム270の反時計回りの揺動が規制される。
この閉鎖位置においては、先端側アーム部271の先端部(支持ローラ276)が電柱を挟んで支持プレート253と対向するので、電柱を収容空間247内に確実に保持することができる。なお、閉鎖位置に位置する把持アーム270の揺動ロックを解除する場合、ロック解除片263を下方に引っ張ってロック片262を下方に押し下げると、ロック片262に対するアームロック部274の当接が解除されて、捩りスプリング256の弾性力により把持アーム270が開放位置に戻される。なお、ロック解除片263にワイヤの一端を取り付けて、そのワイヤの他端を地上に垂らしておけば、地上に位置する作業者がこのワイヤを利用して把持アーム270を開放位置に戻す操作を行うことができる。
以上説明したように電柱支持装置240は、収容される電柱により把持アーム270を閉鎖位置に揺動させた後、自動的にこの閉鎖位置にロックされる構成になっているので、把持アーム270を揺動させるアクチュエータが必要なく、シンプル且つ軽量で作動の信頼性が確保されている。また、収容空間247内に電柱を収容させるときに、その電柱の動きを利用して把持アーム270が自動的に閉鎖位置に揺動されて保持されるので、電柱把持作業が簡単となり、建柱作業を効率良く行うことができる。さらに、電柱支持装置240は、収容空間247内に収容した電柱と接触する部分に、樹脂材料からなる支持プレート252,253,254を設けているので、収容保持した電柱の表面を損傷させることがない。
ところで、把持アーム270が収容空間247に挿入される電柱により揺動されると、アームロック部274が係止溝244cに入り込んで上下方向にガイドされるとともに、係止溝244cにガイドされた状態でロック片262を押し下げてロック片262の奥側に移動し、ロック状態(把持アーム270が閉鎖位置に保持された状態)となる。このロック状態においては、アームロック部274が係止溝244cに入り込んで上下への移動が規制されるので、把持アーム270に上下方向の力が作用する場合であっても、アームロック部274がロック片262を乗り越えて手前側に移動すること、すなわち、ロック状態が勝手に解除されることを確実に防止することができる。また、ロック状態において、把持アーム270に上下方向の力もしくはアーム軸部材255を中心として捩る力が作用する場合、この力がアームロック部274(係止溝244c)とアーム軸部材255とで受け止められるので、アーム軸部材255に過度な力が作用せず、アーム軸部材255の破損を防止することができる。
以上ここまで電柱支持装置240について説明したが、電柱支持装置40,70,240に代えて図15に示す電柱支持装置340を用いることも可能である。図15は、上柱UDにくくりつけたロープ8にフック18を掛けて上柱UDを吊り上げ、この上柱UDを電柱支持装置340に支持させた状態の正面図を示している。電柱支持装置340は、上述の電柱支持装置40等と同様に、シーブピン24を介してブームヘッド20の側方に取り付けられる。
電柱支持装置340は、図示しない本体枠に、外側支持部材341および内側支持部材342を取り付けて構成される。図15の紙面左右方向における外側支持部材341と内側支持部材342との取付間隔が、上柱UDの直径よりも僅かに大きくなるように支持部材341,342が本体枠に取り付けられている。また、内側支持部材342は、外側支持部材341よりも下方に位置するように本体枠に取り付けられている。
このため、電柱支持装置340において、上柱UDを外側支持部材341と内側支持部材342との間に挟持させるように支持させると、上柱UDの外側支持部材341を中心とした反時計回りの傾きが、内側支持部材342によって規制されるので、上柱UDを略鉛直方向に向けた状態で吊り上げることができる。よって、電柱支持装置340により上柱UDを支持させると、上柱UDのフランジ部と下柱LDのフランジ部との位置合わせが行いやすくなり、上柱UDと下柱LDとの連結作業を効率良く行うことができる。なお、図15の紙面左右方向における外側支持部材341と内側支持部材342との間隔を大きくしたり、外側支持部材341と内側支持部材342との上下間隔を大きくすれば、これら支持部材341,342に要求される強度を低くすることができる。また、図15においては、1つの外側支持部材341に対して1つの内側支持部材342を設けた構成を例示しているが、外側支持部材および内側支持部材の個数は支持部材の強度等を考慮して適宜変更可能である。
13 ブーム
17 ワイヤ
20 ブームヘッド(先端部)
23 シーブ
24 シーブピン(シーブの回転軸)
40 電柱支持装置
41 本体枠(本体部材)
46 枠側ローラ(ローラ部材)
47 収容空間
50 開閉アーム(開閉部材)
54 アーム側ローラ(ローラ部材)
D 分割柱

Claims (6)

  1. 少なくとも起伏動が自在なブームの先端部に設けられ、前記ブームの先端部に回転自在に設けられたシーブを介して垂下するワイヤ等を用いて吊り下げられる電柱の上部を支持する電柱支持装置であって、
    前記シーブの回転軸と略同一軸を中心として揺動自在に前記ブームの先端部に取り付けられ、前記電柱の上部を収容可能な収容空間を備えた本体部材を有し、
    前記本体部材は、前記ブームの起伏動に応じて揺動するように構成されたことを特徴とする電柱支持装置。
  2. 前記本体部材が、略水平になるように重心位置が設定されたことを特徴とする請求項1に記載の電柱支持装置。
  3. 前記本体部材は、前記ブームの先端部の側方、前方および後方のいずれか一つの方向に開口部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電柱支持装置。
  4. 前記本体部材は、前記開口部を開放する開放位置と、前記開口部を閉鎖する閉鎖位置との間で移動自在な開閉部材を備えたことを特徴とする請求項3に記載の電柱支持装置。
  5. 前記本体部材および前記開閉部材の少なくともいずれかは、前記収容空間に対向して設けられ、前記収容空間内に収容支持される前記電柱の軸方向に略直交する回転軸を中心に回転自在なローラ部材を備えたことを特徴とする請求項4に記載の電柱支持装置。
  6. 前記本体部材は、前記ブームの先端部の一方側側方に位置して当該先端部に取り付けられる一方側取付位置および前記ブームの先端部の他方側側方に位置して当該先端部に取り付けられる他方側取付位置に、選択的且つ着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電柱支持装置。
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