JP2003201089A - 自走式クレーンおよびその自力着脱方法 - Google Patents
自走式クレーンおよびその自力着脱方法Info
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Abstract
応することができる自走式クレーンを提供する。 【解決手段】 下部走行体上に上部旋回体を旋回自在に
搭載した自走式クレーンにおいて、上部旋回体の旋回フ
レーム後端部3aとこの後端部側に配置される後部装置
との間に配置される連結ブラケット14を有し、この連
結ブラケット14に、旋回フレームの後端部3aに対し
て着脱可能に接続される接続部20a、および後部装置
としての例えばカウンタウエイト昇降装置15を着脱可
能に取り付ける取付部25bが備えられていることを特
徴とする。
Description
できる自走式クレーンおよびその自力着脱方法に関する
ものである。
クレーンは、安定性に優れており不整地や軟弱地盤での
作業が可能であることから、その用途は多岐にわたって
いる。
ントを取り外したベースマシンにくい打ち装置や地盤掘
削装置を取り付けることがある。
回体は旋回動作が行なわれず、その上部旋回体の前後に
アウトリガが取り付けられる。前部アウトリガはくい打
ち装置のリーダに予め備えられているが、後部アウトリ
ガについては、クローラクレーンは基本的にアウトリガ
を備えていないため、上部旋回体の旋回フレーム後部に
そのベースマシン専用のアウトリガが取り付けられる。
対応させるには、その都度、機種に応じて製造された専
用アウトリガなどの後部装置を取り付ける必要があっ
た。
自走式クレーンのコストダウンを目的として複数機種の
ベースマシンについて旋回フレームの共通化が提案され
ている。ところが、吊り上げ能力が等しい機種であって
もカウンタウエイトの自力脱着を必要とする機種と必要
としない機種があったり、カウンタウエイトを積む段数
が異なっていたり、また、旋回フレーム後部に上記した
アウトリガを付加することのある機種とない機種がある
等、仕様が多岐に分かれている。そのため、多用途に適
用でき、且つ複数の機種について旋回フレームを共通と
した自走式クレーンは実現されていない。
付ける場合には別の補助クレーンを用意しなければなら
ないという問題もある。
自走式クレーン等が各種提案されているが、別送してき
た装置や、カウンタウエイト等を組み立てる際には、そ
の位置決めに時間や手間がかかり作業効率が悪いという
問題もあった。
ンにおける課題を考慮してなされたものであり、第一の
目的は多用途に対応することができ、しかも旋回フレー
ムの共通化を図ることのできる自走式クレーンを提供す
ることにあり、第二の目的は、旋回フレームを共通化し
たその自走式クレーンの後部装置を補助クレーンを必要
とせずに自力で着脱できる方法を提供することにある。
は、下部走行体上に上部旋回体を旋回自在に搭載した自
走式クレーンにおいて、上部旋回体の旋回フレーム後端
部とこの後端部側に配置される後部装置との間に配置さ
れる連結ブラケットを有し、この連結ブラケットに、旋
回フレームの後端部に対して着脱可能に接続される接続
部、および後部装置を着脱可能に取り付ける取付部が備
えられていることを要旨とする。
レーム後端部に対して着脱可能に構成するとともに、こ
の連結ブラケットに、後部装置を着脱可能に取り付ける
ようにしたため、後部装置を取り付けるために旋回フレ
ームを専用仕様にすることなく、後述するように積み方
の異なるカウンタウエイトを取り付けたり、カウンタウ
エイト自力脱着のための昇降装置を必要とする場合にそ
の装置を取り付けたり、アウトリガを必要とする場合に
そのアウトリガを取り付けたりすることができ、それに
より、吊能力や仕様の異なる様々な機種を共通の旋回フ
レームを用いて構成することができるようになる。
ケットに、第一の後部装置としてのカウンタウエイトを
取り付けるカウンタウエイト取付部を備えるものであ
る。これにより、上部旋回体の後端に後部装置を介して
カウンタウエイトを取り付けることができる。
トに固定する手段として、カウンタウエイトに連結ブラ
ケット接続用の係合孔を設け、連結ブラケットのカウン
タウエイト取付部に、その係合孔に対応して係留ピンを
設けるとともに、その係留ピンを係合孔に対して挿入ま
たは抜脱するリンク機構と、このリンク機構を地上で操
作する操作体とを備えるものである。よって、後部装置
にカウンタウエイトを取り付ける際、地上からリンク機
構を介して係留ピンの挿脱を操作することができる。
ウエイトを吊り上げ、または吊り下げる第二の後部装置
としてのカウンタウエイト昇降装置の取付部を備えるも
のである。カウンタウエイト昇降装置を連結ブラケット
に取り付けるようにすると、旋回フレームの後端部には
何らそれらの取付構造を必要としないため、それらの後
部装置を自走式クレーンに後付けすることが可能にな
る。
後端部から後方に向けて突出する支持体を有し、この支
持体にカウンタウエイト昇降装置の伸縮シリンダが係合
し得る被係合部を設け、伸縮シリンダの一方を被係合部
と係合させた状態でその伸縮シリンダを伸縮させること
により、カウンタウエイト昇降装置付き連結ブラケット
を自力で昇降できるように構成してなることを要旨とす
る。
ームを起伏させるガントリが示される。
ラケットが係着される例えば凹溝などの被係着部を設
け、連結ブラケットの旋回フレーム側端部にその被係着
部と係合する例えばピンなどの係着体を設ければ、連結
ブラケットのピンを旋回フレーム後端部の凹溝に掛ける
だけで連結ブラケットと旋回フレームとの接続ができる
ようになる。
はカウンタウエイトのいずれか一方に、カウンタウエイ
トの上昇動作に伴ってそのカウンタウエイトをカウンタ
ウエイト取付部に案内するガイド手段を設ければ、カウ
ンタウエイトを装着する際の位置決めが簡便かつ短時間
に行えるようになる。
は、伸縮シリンダを備えたカウンタウエイト昇降装置が
取り付けられた連結ブラケットを旋回フレーム後端部に
対して着脱する自走式クレーンの自力着脱方法におい
て、伸縮シリンダの上端とカウンタウエイトとをリンク
部材で連結し、伸縮シリンダを伸長させることによりリ
ンク部材を介してカウンタウエイトを連結ブラケットの
取付部に上昇させ、カウンタウエイトと連結ブラケット
とを接続することを要旨とする。
基づいて本発明を詳細に説明する。
クローラクレーンである場合を例に取って説明する。
部走行体2および上部旋回体の旋回フレーム3を示した
ものである。
在に搭載されており、その前部にはラチスブーム4をブ
ームフットピン5を介して連結するためのブーム連結部
6が設けられている。
を支持するためのガントリ支持部8が形成され、このガ
ントリ支持部8に連結ピン9を介してガントリ7の前側
支柱7bの基端部が連結されることにより、その連結ピ
ン9を回転中心としてガントリ7が起伏するようになっ
ている。図1ではガントリ7が水平に折り畳まれた状態
を示している。なお、このガントリ7にはカウンタウエ
イト(第一の後部装置)10を吊るための吊リンク11
が垂下される。
の下部テンションメンバー12が立設されている。吊り
作業時にはこの下部テンションメンバー12の上端に中
間部テンションメンバー7c、上部テンションメンバー
7dがこの順に連結され、その上部テンションメンバー
7dと上記ガントリ7の先端部とが先端部ブラケット1
3を介して接続され、全体として三角梁を構成するよう
になっている。
た連結ブラケットであり、15はこの連結ブラケット1
4に取り付けられたカウンタウエイト昇降装置(第二の
後部装置)である。
ものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
ただし、カウンタウエイト昇降装置15を取り外した状
態で示している。
直方向に平行配置された一対の縦板部20および21
と、それらの縦板部20,21を車幅方向に接続する接
続用縦板部22とを有し、各板部がH形状に組み立てら
れている。
21a(主に旋回フレーム側)と取付部20b,21b
(主に旋回フレームと反対側)が構成されている。
は貫通孔20cおよび21c(手前側のみ図示)が形成
され、これらの貫通孔20c,21cにピン(係着体)
23が挿通されている。
12の後側裾部に形成されている凹溝(被係着体)12
aに係着できるようになっている。従って、下部テンシ
ョンメンバー12の裾部12bを両縦板20,21で挟
み込むようにしてその下部テンションメンバー12に連
結ブラケット14を係合させ、接続部20aおよび21
aに架設されているピン23を上記凹溝12aに掛けれ
ば、旋回フレームの後端部3aに連結ブラケット14を
取り付けることができる。
設けられたストッパであり、連結ブラケット14がピン
23を回転軸として矢印A方向に回転するのを規制して
いる。このストッパ24には調整ボルト24aが備えら
れ、この調整ボルト24aを時計方向または反時計方向
に回転させることにより、連結ブラケット14の姿勢を
垂直に調整することができる。なお、20dはその調整
ボルト24aと対向して連結ブラケット14側に設けら
れている当板である。
ンタウエイト昇降装置15を取り付けるための取付台座
(カウンタウエイト取付部)25が備えられている。
水平方向に延設されたエプロン部25aと、そのエプロ
ン部25a上に固定されたボス受け25bと、エプロン
部25aと縦板部20とに跨がって固定される補強板2
5c,25cとから構成されており、上記ボス受け25
bに対し、後述するカウンタウエイト昇降装置15のチ
ューブ側ボス30aが連結される。
は、連結ブラケット14を旋回フレーム後端部3aに固
定する固定ピン(図示しない)を挿通するための貫通孔
20eが穿設されている。この貫通孔20eに固定ピン
が挿通されるのは、主に連結ブラケット14に後述する
アウトリガが取り付けられる場合、すなわち、連結ブラ
ケット14に上向き荷重が作用するような場合である
が、これに限らず、安全のために連結ブラケット14を
旋回フレーム後端部3aに固定するような場合にも固定
ピンが装着される。
には、アウトリガを接続する際に別の固定ボルト(固定
ボルト)が挿通される貫通孔20fおよび20gが穿設
されている。
ブラケット14´が、車幅方向奥側にも配置されてお
り、その連結ブラケット14´についても連結ブラケッ
ト14と同じ固定方法によって旋回フレームの後端部3
aに固定される。
るが、手前側の連結ブラケット14を代表して説明す
る。
タウエイト昇降装置15を取り付けた状態を示したもの
である。
15は、油圧式の昇降シリンダ30を有し、この昇降シ
リンダ30のチューブ側ボス30aは、連結ピン30b
を介して取付台座25のボス受け25bに連結されてい
る。
自由に伸縮することができ、その先端部には、ガントリ
7(図1参照)から互いに水平方向外向きに突設されて
いる係合軸7a,7a(手前側のみ図示)と係合し得る
係合凹部30eを備えた係合軸受け30fが備えられて
いる。
と、連結ブラケット14の接続部20aから前方に突出
して設けられた耳部20hとには、昇降シリンダ30の
姿勢を所定の角度に保持するための姿勢保持装置31が
架設されている。なお、上記取付台座25および耳部2
0hは昇降装置取付部として機能する。
動する軸体31aと、軸体31aを取り巻くようにして
その先端部に固定されている圧縮コイルばね31bと、
その圧縮コイルばね31bの自由端側(耳部20h側)
に当接した状態で軸体31aと平行に延設され、チュー
ブ30cの中間部位に連結される連結金具31cとを備
えている。
とガントリの係合軸7aが係合した状態でガントリ7が
図1の状態に倒れてくることにより、チューブ30cが
矢印C方向に傾斜し、それにつれて圧縮コイルばね31
bが圧縮され、チューブ30cが所定の角度θに保持さ
れるようになっている。
心線Lの延長線上にガントリ7の係合軸7a,7bの中
心が位置する角度であり、このとき、カウンタウエイト
昇降装置15はカウンタウエイト10を吊り上げるため
の待機状態となっている。
結ブラケット14を介してカウンタウエイト10を取り
付けた状態を示す機体側面であり、図5はその後面であ
る。
第1カウンタウエイト10aから第4カウンタウエイト
10dを4段積層したものからなり、第1カウンタウエ
イト10aは連結ブラケット14に対し連結ピン34お
よび35を介して接続されている。
は、貫通孔を備えた接続プレート36(図5参照)が立
設されており、この接続プレート36が連結ブラケット
14の縦板部20と21の隙間S(図2(a)参照)に
挿入される。この状態で連結ピン34が貫通孔21f→
接続プレート36の貫通孔→貫通孔20fの順に挿通さ
れることにより、第1カウンタウエイト10aが連結ブ
ラケット14の取付部20bに接続される。
37のロッド先端部に固定されており、それにより、連
結ピン34の着脱を自動化できるようになっている。な
お、連結ピン35については上記連結ピン34が装着さ
れた後、手動で装着されるが、これらの連結ピン34,
35は双方を自動で挿入してもよく、また、双方を手動
で挿入してもよく、或いはどちらか一方のみを自動で挿
入するように構成することもできる。
10aには一対の吊りプレート38,38が立設されて
おり、この吊りプレート38の上端に、上述した吊リン
ク11が接続される。
〜10dにはそれぞれその外壁および内壁に接続金具3
9,40が垂直方向に付設されており、これらの接続金
具同士をピン41を用いて接続することにより、積層さ
れたカウンタウエイト10が一体化される。
着脱方法の一例としてカウンタウエイト10の自力装着
方法について説明する。
ンタウエイト10aから10dを積層し、接続金具3
9,40にピン41を装着して一体化する。
トリ7から吊リンク11をカウンタウエイト10上に垂
下させる。
1の下端を第1カウンタウエイト10aから立設されて
いる吊りプレート38と接続する。
ッドを伸長させてガントリ7を起こし、吊リンク11を
介してカウンタウエイト10を地上Hの高さまで吊り上
げる(図6参照)。
dを伸長させると、昇降シリンダ30は、連結ピン30
bを回転中心として矢印D方向に回転しつつ吊リンク1
1に吊り下げられているカウンタウエイト10を持ち上
げることになる。
クに伸長すると、先に説明した通り、接続プレート36
が連結ブラケット14の縦板部20および21の隙間S
に挿入される。
を装着することにより、カウンタウエイト10が連結ブ
ラケット14に取り付けられる。
は、標準のクレーン作業を行なう場合を説明したもので
ある。
れているラチスブーム4を取り外し、地盤掘削用のアタ
ッチメント(図示しない)を装着する場合について説明
する。なお、このアタッチメントについては従来構成と
同じものであり、本発明の特徴部分と関係しないため、
その説明を省略する。
タッチメントを取り付けるとともに、機体の前後でアウ
トリガを車幅方向に張り出す必要がある。前部アウトリ
ガは通常、アタッチメントに備えられており、本実施形
態においてもその従来構成を利用するため説明しない。
とする。
ウトリガボックス51と、そのアウトリガボックス51
内にスライド自在に格納されたアウトリガビーム52
と、このアウトリガビーム52をテレスコープ状に張り
出し、または格納するシリンダ53と、上記構成を有す
るアウトリガ50を連結ブラケット14に接続するため
の接続プレート54とから主として構成されている。な
お、図では接続プレートの形状が明瞭になるように連結
ブラケット14を二点鎖線で示している。
ト14の縦板部20および21に形成されている貫通孔
20f,20g(図2(b)参照)に対応して貫通孔2
0f´,20g´が形成されており、この接続プレート
54をその縦板部20および21の隙間に挿入して接続
用縦板部22に当接させ、貫通孔20fと20f´にピ
ンを軸挿させるとともに、貫通孔20gと20g´にピ
ンを軸通させることによって、後部アウトリガ50を連
結ブラケット14に固定することができるようになって
いる。
結ブラケット14の貫通孔20f,20gおよび接続用
縦板部22はアウトリガ取付部として機能する。
向から見た図であり、アウトリガビーム52を張り出し
た状態を示している。
キシリンダ55が垂直に設けられ、ビーム張り出し状態
でこのジャッキ55が伸長され、その下端に備えられた
接地体56により機体が持ち上げられて支持される。な
お、57は、地盤掘削用アタッチメントのリーダを支持
するためのステー(図示しない)が接続されるブラケッ
トである。
施形態を示したものである。
いて、60aは旋回フレームの後端部に対して着脱可能
に接続される接続部であり、この接続部60aには、凹
溝12a(図2(b)参照)に係着させるピンを挿入す
るための貫通孔60b、旋回フレームの後端部にこの連
結ブラケット60を固定するためのピンを挿通させる貫
通孔60cが穿設されている。この接続部60aの構成
は図2(b)に示した接続部20aと共通である。
に取り付ける取付部である。
10を吊持するためのカウンタウエイト吊下部60eが
備えられ、このカウンタウエイト吊下部60eには伸縮
可能なアーム60fが備えられている。
0の吊り金具10eに対応して貫通孔60gが2箇所穿
設されており、図示しないボルトを介してカウンタウエ
イト10と接続できるようになっている。
立設された吊りプレートであり、吊リンク11に接続さ
れる。
は、カウンタウエイト10を自力着脱するためのカウン
タウエイト昇降装置を備えない走行クレーンに取り付け
るためのものである。従って、この場合、吊リンク11
を垂下させているガントリ7は、例えばウインチによっ
て起立させることになる。
れば、アーム60fを伸長させてカウンタウエイト10
の吊り位置をG1からG2に長さS後退させると、吊り作
業の負荷に釣り合うモーメントを大きくすることが可能
となり、その結果、自走式クレーンの吊り能力を高める
ことができる。
に別の実施形態の連結ブラケットを図10に示す。
タウエイト昇降装置を取り付けるために構成されたもの
であり、同図(a)はカウンタウエイト吊り上げる前の状
態を示し、(b)はカウンタウエイトを吊り上げた状態を
示している。
70a,70a(手前側のみ図示)は旋回フレームの後
端部に向けて左右に形成された一対の接続部であり、こ
の接続部70a,70aに架設されたピン70bを下部
テンションメンバー12の凹溝12aに掛止させた後、
ピン71を挿入し、連結ブラケット70を旋回フレーム
後部に固定している。
ンを後ろから見た図11に示すように、門形に構成され
ており、箱形断面を有する水平フレーム70cと、その
水平フレーム70cの左右両側から垂下された一対の脚
部70d,70dを備えている。各脚部70dは、前後
方向に沿って2枚の三角状プレートを平行に配置するこ
とにより取付板収納部70eが形成されており、カウン
タウエイト吊り上げ時にはその取付板収納部70eにカ
ウンタウエイトの取付板10f(図10(a)参照)が挿
入されるようになっている。また、水平フレーム70c
の端部であって脚部70d,70dの外側にはそれぞれ
油圧式の昇降シリンダ73,73が垂直に取り付けられ
ている。なお、2aはクローラである。
示)はカウンタウエイトの吊金具を示しており、この吊
金具10b,10cの内側には傾斜面を備えたガイド板
10d,10dが設けられている。これらのガイド板1
0dは、吊金具10b,10cがそれぞれ取付板収納部
70eの外面に沿って吊り上げられるように案内するた
めのものである。
納部70eの外面には図10(a)に示すように、各ガイ
ド板10d,10dと対応して吊金具ガイド70f,7
0fが前後に設けられている。
は、下部がV字状に、上部が垂直に平行する帯板部材か
ら構成されている。それにより、カウンタウエイト10
を吊り上げるのに際し、吊金具70f,70fの位置が
前後方向に若干ずれていても上記吊金具ガイド70f,
70fのV字状部分に沿って上昇する間に位置決めさ
れ、最終的に垂直部分で保持されるようになっている。
記した昇降シリンダ73,73(手前側のみ図示)を有
し、昇降シリンダ73から上向きに伸長されるロッド7
3bの先端部にはてんびん状の接続具74が備えられ、
この接続具74から2本のリンク75,76が前後に垂
下されている。
その上側リンク75aに比べて短尺に形成された下側リ
ンク75bとがピンを介して連結されており、上側リン
ク75aにはそのピンが摺動し得る長溝75cが形成さ
れている。したがってリンク75は上下方向に伸縮する
ことができるようになっている。リンク76はリンク7
5と同じ構成である。
上面には吊金具10b,10cが備えられており、吊金
具10bは下側リンク75bと、吊金具10cは下側リ
ンク76bとそれぞれ接続されるようになっている。
の内側)には凸条からなる取付板10fが左右に配設さ
れており、各取付板10fには三角孔10f′が前後に
設けられている。カウンタウエイト10を上部旋回フレ
ーム後部の装着位置に吊り上げ、その取付板10fの三
角孔10f′と連結ブラケットに形成されている係合孔
70eとに後述する係留ピンを差し込めば、ベース10
aと連結ブラケット70が固定されるようになってい
る。
b,10cを接続した後、各昇降シリンダ73のロッド
73bを伸長させると、図10(b)に示すように、四本
のリンク75,76(手前側の二本のリンクのみ図示)
を介してカウンタウエイト10が安定して吊り上げられ
る。そして係留ピンを用いてベース10aを連結ブラケ
ット70に固定した後、昇降シリンダ73のロッド73
bを格納(縮小)することによりカウンタウエイト10
の自力装着が終了する。
a,76aの溝内を摺動するように構成されているた
め、昇降シリンダ73のロッド73bを縮小させると、
上側リンク75a,76aがリンク格納高さまで降下
し、さらに接続具74は二点鎖線で示す位置まで降下す
る。
置付きの連結ブラケット(以下、後部装置ユニットと呼
ぶ)を上部旋回体後部に自力で取り付ける方法を示した
ものである。
ーラ2aのクローラフレームを幅方向に接続している下
部フレームにはカーボディウエイト2bが取り付けられ
る場合がある。
ケット2cを利用して、カウンタウエイトを地面に置か
ずに、トラックで別送される後部装置ユニットをクレー
ンの本体上に仮置きすることで、その位置決めをより容
易な条件で行うことができる。
行うには、上部旋回体を180°旋回させて自走式クレ
ーンに搭載されているウインチを使用する。すなわち、
ウインチロープを基本ブームの上端に設けられたガイド
シーブに掛け回し、ロープ下端のフックで後部装置ユニ
ットを吊ることによってそのユニットを仮置き位置まで
吊り上げる。
7cは後側支柱である。このガントリ7は通常、図示し
ない専用油圧シリンダによって起立するようになってい
る。
合、まず、上述した方法により、仮置きブラケット2c
上に、後部装置ユニットを載置する。
る際の位置決めがしやすいように、ストッパ兼昇降時の
ガイドとなる一対のガイド柱2dが立設されている。
のカーボディウエイトに対して着脱可能に取り付けられ
る構成のものとすることができる。
cを利用することにより、昇降シリンダ73が下方に突
出している不安定な後部装置ユニットを、地盤の凹凸に
影響されず安定に保持し且つ位置決めすることができ
る。
柱7bには、後部装置ユニット吊上げ用のロープ80が
予め、支柱側面に沿わせて用意されている。このロープ
80の上端80aは被係合部としての先端部13に接続
され、下端80bは前側支柱7bの側面に対して着脱可
能になっている。そして下端80bを前側支柱7bから
取外した状態では、上端80aを回転中心としてロープ
80を前後に揺動させることが可能である。
に備えられている油圧源(図示しない)と接続すること
ができ、運転室以外の場所から、その昇降シリンダ73
をリモコン等で伸縮させることができるようになってい
る。
た連結ブラケット70と干渉しないようにして旋回フレ
ームの後端部3を後向きに戻すべく上部旋回体を180
°旋回させ、ガントリ7を起こす前に、ロープ80の下
端80bを前側支柱7bから外しておく。そして、昇降
シリンダ73の軸線上にガントリ7の先端部13が位置
するように、ガントリ7を一定角度起立させる。この状
態で、昇降シリンダ73を最大伸長させ、ロープ80の
下端80bをその昇降シリンダ73の上端の接続具74
と接続する。
いくことによってガイド柱2dに沿って後部装置ユニッ
トを上昇させる。ガイド柱2dに引き続き、下部テンシ
ョンメンバー12の後縁部12cに沿って同ユニットが
上昇し、最終的に連結ブラケット70のピン70bが凹
溝12aに導かれる。
には、上記と逆の工程で作業を行うことになる。
置ユニットを吊り上げることも可能である。
ることにより後部装置ユニットが後方に傾いた姿勢と
し、ブラケット70の前縁部70cを下部テンションメ
ンバー12の後縁部12cに摺動させつつ吊り上げる。
なお、連結ブラケット70のピン70bが、後縁部12
cの上端を超える高さに吊り上げられると、昇降シリン
ダ73,73を若干伸長させ、ピン70bを凹溝12a
に係留させる。その後、固定ピンを用いて後部装置ユニ
ットを旋回フレーム後端部3aに固定する。
には、上記と逆に、まず昇降シリンダ73,73を若干
伸長させた状態でロープ80の下端に接続し、次いで若
干縮小させることにより、ピン70bを凹溝12aから
外し、次いで昇降シリンダ73,73を最大に伸長させ
ることにより、後部装置ユニットを降下させ、地上に降
ろす。
には着脱装置付きブラケット70を載置するための架台
81を用意すればよい。
2aのクローラフレームを基準として配置できるようク
ローラフレームと当接させるための当接基準部と、後部
装置ユニットの仮置き時にその位置決め基準となる切欠
き部がそれぞれ設けられている。
たシーブ(被係合部)82を介して後部装置ユニットを
自力で吊り上げる方法を示したものである。なお、以下
の説明において図12と同じ構成要素については同一符
号を付してその説明を省略する。
bには一対のシーブ82,82(手前側のみ図示)が左
右に配設されている。このシーブ82,82は、架台8
1に載置された後部装置ユニットの上方に取り付けられ
ている。
ず、昇降シリンダ73,73を最大に伸長させる。次い
で、各昇降シリンダ73の接続具74にロープ83の一
方端を接続し、そのロープ83をシーブ82に掛け回す
とともに他方端を連結ブラケット70の上端部70dに
接続する。
に縮小する。次いでガントリ7を若干起立させ、後部装
置ユニットを上部旋回体後部側に引き寄せる。ブラケッ
ト70のバー70bが、後縁部12cの上端を超える高
さに吊り上げられたことを確認して、昇降シリンダ7
3,73を若干伸長させ、バー70bを凹溝12aに掛
止する。
ていない状態であっても後部装置ユニットの自力装着が
行える。
ず昇降シリンダ73,73のみで後部装置ユニットを吊
り上げる方法を示したものである。
トリ7の前側支柱7bには、昇降シリンダの接続具7
4,74を接続するための一対の固定部(被係合部)8
4,84が左右に配設されている(手前側のみ図示)。
ず、後部装置ユニットを架台81に載置して位置決めを
行う。
を伸長させ、固定部84,84に届くまで接続具74を
上昇させる。次いで、ピンを用いて接続具74と固定部
84,84とを接続する。
ドを縮小させることにより、後部装置ユニットを吊り上
げる。
2cの上端を超える高さに吊り上げられると、昇降シリ
ンダ73,73を若干伸長させ、バー70bを凹溝12
aに掛止する。
体後部に取り付けられた状態を示しており、ピン71が
挿入される。この状態で、接続具74と固定部84,8
4とを接続していたピンが抜き取られる。
を示したものであり、自走式クレーンを後方から見てカ
ウンタウエイト10を吊り上げた場合のカウンタウエイ
ト自力着脱装置72と連結ブラケット70との配置を示
したものである。
装置72の左右両側にはカウンタウエイト10が積層さ
れた状態で配置される。各段のカウンタウエイト10の
前面および後面には、連結用金具10eが縦方向に列設
されており、連結用金具10e同士を連結用プレート8
5で接続するようになっている。
拡大して示した正面図である。同図において、各段のカ
ウンタウエイトの上部と下部にはそれぞれ貫通孔を備え
た一対の連結用金具10eが突出して設けられており、
その連結用金具10eの隙間に連結用プレート85が挿
入され、連結用金具10eの貫通孔と連結用プレート8
5の貫通孔とにピンが挿入され、各段のカウンタウエイ
ト10g〜10iが接続されるようになっている。
孔が形成されており、カウンタウエイト同士を接続する
場合には双方の貫通孔がピン挿入孔として利用される。
また、この連結用プレート85は矢印R方向に回転させ
ることができるため、カウンタウエイトを吊る場合に
は、一方の貫通孔85aを吊りロープ接続用の吊り環と
して使用することができるようになっている。また、カ
ウンタウエイト輸送時には固縛用具として使用すること
もできる。なお、図中87は吊りフックを示している。
0aと連結ブラケット70とを固定するための係留ピン
を挿入または抜脱する係留ピン装置を示したものであ
り、(b)は、図15のK部拡大図であり、図17(a)は
同図(b)のT方向矢視図である。
にはカウンタウエイト10を吊り上げたときにその取付
板10fを受け入れるための平行板からなる取付板収納
部70eが形成されている。
は、内側に向けてハの字に傾斜したガイド部70g,7
0gが設けられており、取付板10fが確実かつ容易に
取付板収納部70e内に挿入されるようになっている。
また、このガイド部70g,70gにより、挿入時の幅
方向ずれを吸収することができる。
イド部70g,70gと上述した連結ブラケット70の
側壁外面に前後に設けられた吊り金具ガイド70f(図
10(a)参照)はガイド手段として機能し、カウンタウ
エイト10を前後、左右のいずれの方向についても揺動
を規制した状態で円滑に連結ブラケット70の所定位置
に案内する。
0f′が設けられており、この三角孔10f′に対して
係留ピン90が挿脱するように構成されている。
が円弧に形成されており、その頂部を挟む対辺がクサビ
として機能することにより、係留ピン90をその頂部に
導くようになっている。したがって、係留ピン90を挿
入する際に、取付板収納部70eと取付板10fとの間
に多少の位置ずれがある場合であっても余裕を持って係
留ピン90を挿入することができ、係留ピン90の挿入
が完了した後は、係留ピン90は対辺に案内され三角孔
10f′の頂部に保持される。
て前後に2箇所配設されており、各係留ピン90の直径
方向には軸91が貫通しており、この軸91の左右両端
部はリンク92,92の長溝92a内を移動するように
なっている。各リンク92,92は支持パイプ93に接
続されており、その支持パイプ93を回転軸Xまわりに
回転させると各リンク92,92を矢印V方向に揺動さ
せることができる(図17(b)参照)。
るための凸部が備えられ、この凸部に嵌合し得る凹部を
先端に備えた長尺筒状の操作レバーをその支持パイプ9
3に接続するようになっている。このようにして係留ピ
ン90の挿脱を地上から操作することができるようにな
っている。すなわち、カウンタウエイト上に操作者が乗
らずとも地上からカウンタウエイトの固定操作を行うこ
とができる。
されている案内溝94aに沿って移動することができる
ように構成されており、ガイド板94は圧縮コイルばね
95によって下向きに付勢されている。なお、案内溝9
4aは上向きにコ字状に形成されており、また、96は
カウンタウエイト10aの上面と当接する当接ボルトで
あり、長さを調節することができるようになっている。
作を図18の模式図を参照しながら説明する。
り上げられる前は、ガイド板94は圧縮コイルばね95
の付勢力によって押し下げられており、軸91は案内溝
94aにおける左縦溝上端部に保持されている。
ルト96に接触すると、ガイド板94が付勢力に抗して
押し上げられ、軸91の右側に横溝が開放される。この
状態で、操作レバーを操作してリンク92を反時計まわ
りに回転させると(図17(b)参照)、横溝をガイドと
して軸91を右方向に移動させることができるようにな
り、それにより、係留ピン90を三角孔10f′に挿入
することができる。
リンダ73,73を若干縮小させると、カウンタウエイ
ト10aが距離w降下し、圧縮コイルばね95が復元す
ることにより、ガイド板94もカウンタウエイト10a
と連動して下がる。それにより、軸91は案内溝94a
における右縦溝上端部に保持され、ロックされる。すな
わち、係留ピン90を挿入した後にロックを行うことが
できる。
に連動して、係留ピン90が挿入された状態と、係留ピ
ン90が抜かれた状態との各々の位置で係留ピン90を
自動的にロックするロック機構が構成されている。
させる操作レバーを着脱式にしたが、カウンタウエイト
や後部ユニット側に固定しても良く、また、長尺筒状の
操作レバーの代わりにロープ等を用いて地上から操作で
きるように構成することもできる。さらにまた、油圧や
電動アクチュエータを用いて自動で挿脱動作するように
構成することもできる。
上記実施形態ではクローラクレーンで構成したが、これ
に限らず、ホールクレーンなどの自走式クレーンにも適
用することができる。
形態ではカウンタウエイト、カウンタウエイト昇降装
置、アウトリガを例に取り説明したが、これに限らず、
例えば、ウインチ、油圧タグライン装置、作業アタッチ
メントに電力を供給する自家発電装置なども含まれる。
ットの昇降時の支持体としてガントリを用いたが、これ
に限らず、上部旋回体に起伏可能に設けられるマスト装
置で構成することもでき、さらに、専用の支持アームを
設けることもできる。
請求項1の本発明によれば、自走式クレーンにおいて、
上部旋回体の旋回フレーム後端部とこの後端部側に配置
される後部装置との間に連結ブラケットを配置し、この
連結ブラケットに、旋回フレームの後端部に対して着脱
可能に接続される接続部、および後部装置を着脱可能に
取り付ける取付部を備えたため、後部装置を取り付ける
ために旋回フレームを専用仕様にすることなく、その連
結ブラケットを介して例えば積み方の異なるカウンタウ
エイトを取り付けたり、カウンタウエイト自力脱着のた
めの昇降装置を必要とする場合にその装置を取り付けた
り、アウトリガを必要とする場合にそのアウトリガを取
り付けたりすることができるようになる。それにより、
吊能力や仕様の異なる様々な機種を共通の旋回フレーム
を用いて構成することができる。
ケットに、第一の後部装置としてのカウンタウエイトを
取り付けることができる。
イトと連結ブラケットとを固定または固定解除する係留
ピンを地上から操作することができるため、カウンタウ
エイトの固定を地上から安全に行うことができる。
ケットに、カウンタウエイトを吊り上げ、または吊り下
げる第二の後部装置としてのカウンタウエイト昇降装置
を取り付けることができる。しかも、この昇降装置は自
走式クレーンに対して後付けが可能であり、また、連結
ブラケットと一体に旋回フレームに対して脱着可能であ
るため、旋回フレームに特別な取付構造を形成する必要
がないという利点がある。
後端部から後方に向けて突出する支持体を有する場合、
この支持体にカウンタウエイト昇降装置の伸縮シリンダ
が係合し得る被係合部を設け、伸縮シリンダの一方を被
係合部と係合させた状態でその伸縮シリンダを伸縮させ
ることにより、カウンタウエイト昇降装置付き連結ブラ
ケットを自力で昇降させることが可能になる。
させるガントリを上記支持体として利用することができ
る。
の後端部に連結ブラケットが係着される例えば凹溝など
の被係着部を設け、連結ブラケットの旋回フレーム側端
部にその被係着部と係合する例えばピンなどの係着体を
設けたため、連結ブラケットのピンを旋回フレーム後端
部の凹溝に掛けるだけで連結ブラケットと旋回フレーム
との接続ができるようになる。
トまたはカウンタウエイトのいずれか一方に、カウンタ
ウエイトの上昇動作に伴ってそのカウンタウエイトをカ
ウンタウエイト取付部に案内するガイド手段を設けたた
め、カウンタウエイトを装着する際の位置決めが簡便か
つ短時間に行えるようになる。
の上端とカウンタウエイトとをリンク部材で連結し、伸
縮シリンダを伸長させることによりリンク部材を介して
カウンタウエイトを連結ブラケットの取付部に上昇させ
るように構成したため、カウンタウエイトを安定した姿
勢で迅速に連結ブラケットと接続することができるよう
になる。
造を示す側面図である。
す平面図、(b)はその側面図である。
拡大図である。
る。
る。
1相当図である。
を示す側面図である。
置を示す正面図、(b)はカウンタウエイト吊り上げ後の
昇降装置を示す正面図である。
面図である。
面図である。
(a)は吊り上げ前、(b)は吊り上げ後を示す側面図であ
る。
る。
(b)はその後面図である。
作を説明する模式図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 下部走行体上に上部旋回体を旋回自在に
搭載した自走式クレーンにおいて、 上記上部旋回体の旋回フレーム後端部とこの後端部側に
配置される後部装置との間に配置される連結ブラケット
を有し、この連結ブラケットに、上記旋回フレームの後
端部に対して着脱可能に接続される接続部、および上記
後部装置を着脱可能に取り付ける取付部が備えられてい
ることを特徴とする自走式クレーン。 - 【請求項2】 上記連結ブラケットに、第一の後部装置
としてのカウンタウエイトを取り付けるカウンタウエイ
ト取付部が備えられている請求項1記載の自走式クレー
ン。 - 【請求項3】 請求項2記載の自走式クレーンにおい
て、カウンタウエイトに連結ブラケット接続用の係合孔
が設けられ、上記連結ブラケットのカウンタウエイト取
付部に、上記係合孔に対応して設けられた係留ピンと、
その係留ピンを上記係合孔に対して挿入または抜脱する
リンク機構と、このリンク機構を地上で操作する操作体
が備えられている自走式クレーン。 - 【請求項4】 上記連結ブラケットに、カウンタウエイ
トを吊り上げ、または降下させる第二の後部装置として
のカウンタウエイト昇降装置の取付部が備えられている
請求項1〜3のいずれかに記載の自走式クレーン。 - 【請求項5】 上記旋回フレーム後端部から後方に向け
て突出する支持体を有し、この支持体に上記カウンタウ
エイト昇降装置の伸縮シリンダが係合し得る被係合部を
設け、上記伸縮シリンダの一方を上記被係合部と係合さ
せた状態でその伸縮シリンダを伸縮させることにより、
カウンタウエイト昇降装置付き連結ブラケットを自力で
昇降できるように構成してなる請求項4記載の自走式ク
レーン。 - 【請求項6】 上記支持体が、ブームを起伏させるガン
トリで構成されている請求項5記載の自走式クレーン。 - 【請求項7】 上記旋回フレームの後端部に上記連結ブ
ラケットが係着される被係着部を有し、上記連結ブラケ
ットの旋回フレーム側端部にその被係着部と係合する係
着体が設けられている請求項1〜6のいずれかに記載の
自走式クレーン。 - 【請求項8】 上記連結ブラケットまたは上記カウンタ
ウエイトのいずれか一方に、上記カウンタウエイトの上
昇動作に伴ってそのカウンタウエイトを上記カウンタウ
エイト取付部に案内するガイド手段が設けられている請
求項2〜7のいずれかに記載の自走式クレーン。 - 【請求項9】 伸縮シリンダを備えたカウンタウエイト
昇降装置が取り付けられた連結ブラケットを旋回フレー
ム後端部に対して着脱する自走式クレーンの自力着脱方
法において、 上記伸縮シリンダの上端とカウンタウエイトとをリンク
部材で連結し、上記伸縮シリンダを伸長させることによ
り上記リンク部材を介して上記カウンタウエイトを上記
連結ブラケットの取付部に上昇させ、上記カウンタウエ
イトと上記連結ブラケットとを接続することを特徴とす
る自走式クレーンの自力着脱方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002237567A JP2003201089A (ja) | 2001-11-05 | 2002-08-16 | 自走式クレーンおよびその自力着脱方法 |
US10/287,660 US6871427B2 (en) | 2001-11-05 | 2002-11-05 | Construction machine and self-attaching and-detaching method thereof |
DE60219869T DE60219869T2 (de) | 2001-11-05 | 2002-11-05 | Baumaschine und Verfahren der Selbstmontage und -demontage |
AT02257647T ATE361259T1 (de) | 2001-11-05 | 2002-11-05 | Baumaschine und verfahren der selbstmontage und - demontage |
EP02257647A EP1308413B1 (en) | 2001-11-05 | 2002-11-05 | Construction machine and self-attaching and detaching method thereof |
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JP2001-339442 | 2001-11-05 | ||
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070612 |