JPH03294839A - 写真焼付機の印画紙搬送装置 - Google Patents

写真焼付機の印画紙搬送装置

Info

Publication number
JPH03294839A
JPH03294839A JP9816990A JP9816990A JPH03294839A JP H03294839 A JPH03294839 A JP H03294839A JP 9816990 A JP9816990 A JP 9816990A JP 9816990 A JP9816990 A JP 9816990A JP H03294839 A JPH03294839 A JP H03294839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
nip
magazine
motor
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9816990A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ozawa
小沢 良夫
Takashi Matsumoto
隆 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP9816990A priority Critical patent/JPH03294839A/ja
Priority to US07/683,912 priority patent/US5107296A/en
Publication of JPH03294839A publication Critical patent/JPH03294839A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真焼付機の印画紙搬送装置に関し、特に、マ
ガジン内に巻き取り収納された印画紙をプリンタ部に搬
送する写真焼付機の印画紙搬送装置に関するものである
〔従来の技術] 写真焼付機では、印画紙(以下、ペーパーという)をロ
ール状に巻き取り収納したマガジンを用い、ペーパーを
プリント位置に搬送するようにしている。前記マガジン
は、段ボールマガジンのように、単にロール状にペーパ
ーを巻き取り収納した簡易タイプのものと、巻き戻しが
可能なように巻取り軸が回動可能にされているタイプの
ものとがある。そして、ペーパーの幅、光沢か絹目がの
面積等を変える場合や、プリントを終了する場合には、
前記簡易タイプのものではマガジンのペーパー出入り口
近くでペーパーを切断している。また、巻き戻しタイプ
のものではプリント済みのコマの直後でペーパーを切断
して、それ以降のペーパーを巻取り軸の逆転によりマガ
ジン内に巻き戻すようにしている。この巻取り軸の逆転
は、人手により行ったり、モータにより自動的に行って
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、人手により巻取り軸を回してペーパーを
巻き戻すものでは、ペーパー巻き戻し操作が必要になり
、能率が低下するという問題がある。また、単に巻取り
軸をモータにより逆転して、ペーパーを巻き戻すもので
は、ペーパー送り用と巻き戻し用との2個のモータが必
要になり、製造コストが上昇するという問題がある。ま
た、単にモータにより巻取り軸を逆転するだけでは、ペ
ーパーロールの巻き戻し時の慣性により、ペーパー先端
がマガジン内に巻き取られてしまうこともある。この場
合には、マガジンからペーパー先端を取り出す作業が必
要になり、マガジンの再セットに手間がかかるという問
題がある。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、モータ
を2個用いることなく、能率よくペーパーをマガジン内
に巻き取ることができ、しかもペーパー先端がマガジン
内に巻き取られることのないようにした写真焼付機の印
画紙搬送装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、モータと、この
モータの駆動力を前記ニップローラと巻取り軸とに選択
的に伝達する伝達機構と、ニップローラに近接して前記
プリンタ部側に配置され、印画紙の先端を検出するセン
サと、印画紙の送り出し時にはモータの駆動力をニップ
ローラ側に伝達し、印画紙の巻き戻し時には、モータの
駆動力を巻取り軸側に伝達して、この巻き戻し中に前記
センサの先端検出信号によりモータの回転を停止させて
印画紙の先端近傍をニップローラにニップさせた状態で
印画紙の巻き戻しを停止するコントローラと、マガジン
の着脱時にニップローラのニップを解除する機構とを設
けたものである。
〔作用〕
ペーパー送り時には、オートロードモータの駆動力が伝
達機構を介しニップローラ側に伝達され、ニップローラ
によりペーパーはプリンタ部側に送られる。プリント位
置へ送られたペーパーは、焼付露光後に、ペーパー送り
部によりコマ送りされ、露光済みコマはプリント位置か
ら排出され、プリント位置には新たな未露光のペーパー
がセットされる。そして、ペーパーの交換のためやプリ
ント作業の終了のために、未露光部分のペーパーをマガ
ジン内に巻き戻す場合には、露光済みのコマの直後でプ
リント済みのペーパーがカッタにより切断される。その
後、伝達手段がニップローラ側から巻取り軸側に切り換
えられ、モータの駆動力は巻取り軸に伝達される。これ
により巻取り軸が巻き戻し方向に回転し、ペーパーが巻
取り軸に巻き取られる。そして、ペーパー先端がニップ
ローラの近くまで来た時に、センサがこれを検出してモ
ータを停止し、ペーパー先端近傍がニップローラにニッ
プされた状態でペーパーの巻き戻しを停止する。巻き戻
しのためのモータの回転が停止した後、ペーパーロール
等の巻き戻し時の慣性がなくなるまで、ニップローラに
よりペーパー先端がニップされる。このため、巻き戻し
時の慣性によりペーパー先端がマガジン内に巻き取られ
るのが防止される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
本発明を実施したプリンタプロセサの要部を示す第1図
及び全体の概略構成を示す第2図において、ペーパー1
0は巻取り軸12にロール状に巻き取られてマガジン1
3内に収納されている。巻取り軸12には駆動ギヤ14
が固定されており、駆動ギヤ14には中間ギヤ15を介
し回動ギヤ16が連繋されている。これら各ギヤ14,
15゜16は、マガジン13の側部に形成した凹部13
A内に回転自在に取り付けられている。
このマガジン13は、プリンタプロセサ17のマガジン
収納部18にセットされる。マガジン収納部18には、
マガジン13のペーパー出入り口19に近接する位置で
ニップローラ対20、また前記回動ギヤ16に近接する
位置で遊星ギヤ21が配置されている。
ニップローラ対20は、下ローラ2OAと、これに弾発
的に接触するようにコイルバネ24で下方に付勢された
上ローラ2OBとから構成されている。上ローラ2OB
はニップ解除レバー25に取り付けられている。この解
除レバー25には、ニップ解除モータ26に取り付けら
れた偏心カム27が接触しており、偏心カム27はモー
タ26の回動により解除レバー25を押動する。これに
より、上ローラ2OBが上方に持ち上げられ、ニップが
解除される。このニップ解除はマガジンセット時に行わ
れ、これにより、マガジン13から突出したペーパー先
端を上下各ローラ20A、20B間に簡単にくわえさせ
ることができる。なお、ニップ解除はモータ26及び偏
心カム27で行う代わりに、ソレノイドを用いてもよい
前記下ローラ2OAの軸端には駆動ギヤ28が固定され
ており、これには、前記遊星ギヤ21がアーム29の回
動により選択的に噛合する。遊星ギヤ21は太陽ギヤ3
0に噛合しており、太陽ギヤ30は、タイミングベルト
31を介しオートロードモータ32により回動される。
また、アーム29には、リワインドソレノイド33とコ
イルバネ34とが取り付けられており、ソレノイド33
のOFF時にはコイルバネ34によりニップローラ対2
0の駆動ギヤ28に遊星ギヤ21が噛合するローディン
グ位置にセットされる。また、ソレノイド33のON時
には、プランジャが突出してマガジン13の回動ギヤ1
6に遊星ギヤ21が噛合するリワインド位置にセットさ
れる。なお、このリワインドソレノイド33は、ON時
にプランジャが突出するタイプを用いているが、この他
にON時にプランジャが引き込まれるタイプを用いても
よい。この場合には、リワインドソレノイドを突出タイ
プの取り付は位置とは反対側に取り付ける。
ニップローラ対20のペーパー出口側には、第1のルー
プ形成部38が設けられている。このループ形成部38
には、可動ガイド39が配置されており、ニップローラ
対20で送られたペーパー先端をペーパー搬送路40に
案内する。この案内後は、ガイド切換えモータ41によ
り可動ガイド39が下方に回動して退避位置となり、ル
ープ用の空間を形成する。ペーパー搬送部40は、ガイ
ドローラ42とペーパーガイド45.46とから構成さ
れており、ペーパー10の送り方向を水平から垂直に9
0°方向変換して、ペーパー10をプリント位置48に
案内する。
第2図に示すように、プリント位置4日には、プリンタ
部49の可変マスク50が配置されており、ペーパー1
0の幅に応じて、マスク開口を変えるように構成されて
いる。そして、プリント位置48のペーパー10には、
フィルムキャリア52にセットされたネガフィルム53
の画像が焼付レンズ54及びミラー55により結像され
る。ネガフィルム53の画像は、周知のように、光質調
節部56.拡散箱57を経た光源58からの焼付光によ
り照明される。また、ネガフィルム53の画像は、スキ
ャナー59により各点が三色分解測光され、この測光値
から得た各種特性値により露光量が算出される。そして
、この露光量に基づき光質調節部56の各フィルタ位置
と露光時間とが求められ、これにより光質調節部56及
びシャッタ駆動部60が制御される。
第1図に示すように、可変マスク50のペーパー出口側
には、周知のカット・ソートマーカー61が配置されて
おり、焼付露光済みのコマとコマとの間に、小孔からな
るカットマークとソートマークとを記録する。
カット・ソートマーカー61のペーパー出口側には、第
1のペーパー送り部62が配置されている。このペーパ
ー送り部62は、送りローラ63と、これを回転するメ
インフィードモータ64と、ガイドベルト65とから構
成されており、ニップローラ対20で送り出された未露
光のペーパー10を確実にプリント位置50にセットす
るとともに、プリント位置50から露光済みのペーパー
lOを第2ループ形成部67に搬送する。ガイドベルト
65は、3個のガイドローラ68により送りローラ64
に1/4周分接触するようにされており、ペーパーの送
り方向を垂直方向から水平方向に方向変換する。
このペーパー送り部62のペーパー出口側には、ペーパ
ー10を各コマの間で切断する第1のカッタ75が配置
されている。このカッタ75は、プリント作業を終了す
る場合やペーパー10を他のサイズや面積に交換する場
合に、プリント済みコマの直後でペーパー10を切断す
る。
第2図に示すように、第1のカッタ75の出口側には、
焼付露光済みのペーパー10をループ状に貯留するルー
プ形成部77が配置されている。
ループ形成部77は、プリンタ部49とプロセサ部78
との処理速度の違いを吸収して、ペーパー10を円滑に
プロセサ部78に送るためのものであり、ガイドローラ
79と、ペーパー先端を下流側の第2ペーパー送り部8
0に案内するための可動ガイド81とを備えている。可
動ガイド81はペーパー先端を第2ペーパ送り部80に
案内した後は下方に回動して退避位置となり、ループ用
の空間を形成する。
前記第2ペーパー送り部80は、送りローラ82とこれ
に接触する2個のガイドローラ83とから構成されてい
る。この第2送り部8oのペーパー出口側には、第2の
カッタ85が配置されている。この第2カツタ85は、
プリント作業を一時的に中断する場合に用いられる。こ
のカッタ85のペーパー出口側には、第3のループ形成
部86が配置されている。この第3のループ形成部86
は、ペーパー切断時にペーパー10を停止させても、プ
ロセサ部78に連続的にペーパー1oを送り込むことが
できるように、ペーパー切断時間を稼ぐためのものであ
り、可動ガイド87を備えている。可動ガイド87は、
ペーパー先端の通過時には垂直状態になり、ペーパー先
端を第3のペーパー送り部90に案内し、この案内後は
、水平状態の退避位置となり、ループ用の空間を形成す
る。
第3のペーパー送り部9oは、送り出しローラ91とこ
れに接触する2個のガイドローラ92とからなる。前記
送り出しローラ91は、プロセサ部78例のペーパー搬
送系から駆動を得ており、この搬送系と同じ搬送速度に
設定されている。
以上説明したペーパー搬送系には、ペーパー送り出し及
び巻き戻しのために、ペーパーを検出する第1.第2.
第3のペーパーセンサDI、D2゜D3が配置されてい
る。第1センサD1は、ニップローラ対20に近接して
その下流側に配置されている。また、第2センサD2は
、第1ペーパー搬送路40に近接してその下流側に配置
されている。また、第3センサD3は、第1のペーパー
送り部62に近接してその下流側に配置されている。
また、第1のループ形成部38には、ループが所定長さ
になったことを検出するためのループセンサD4が配置
されている他、可動ガイド39の位置を検出するための
ガイド開センサD5及びガイド閉センサD6が配置され
ている。同様に、他の第2及び第3のループ形成部77
.86にも、同様にループセンサとガイド位置検出サン
サが配置されているが、これは本発明のペーパー巻き戻
しには特に関係ないので、図示は省略しである。
更に、ニップ解除レバー25に近接してニップ解除状態
を検出するためのニップ解除センサD7が配置されてい
る。
これら各センサD1〜D7からの信号はコントローラ1
00に入力される。コントローラ100は周知のマイク
ロコンピュータにより構成されており、キーボード10
1及びデイスプレィ102を備えている。そして、コン
トローラ100は、キーボード101から入力された指
令に基づき各部をドライバ103〜108.駆動部10
9を介しシーケンス制御して、ペーパー送り及び巻き戻
しを行う他、プリンタ部49やプロセサ部78を制御す
る。
次に、ペーパー送り出し及びペーパー巻き戻しの作動に
ついて説明する。
まず、プリンタプロセサ17のマガジン収納部18にマ
ガジン13をセットする。この時、ニップローラ20の
上ローラ2OBは上方に持ち上げられており、これら各
ローラ2OA、20Bの間にベーパー先端がセットされ
る。
次に、第3図に示すように、マガジン13をセットする
と、オートロード指令が出力され、コントローラ100
は先ず初期設定を行う。この初期設定では、ニップ解除
モータ26をONにしてニップローラ対20をニップ状
態に切り換えるとともに、全てのループ形成部3B、7
7.86の可動ガイド39,81.87をガイド位置に
セットし、更に、リワインドソレノイド33をOFFと
して遊星ギヤ21をニップローラ対20の駆動ギヤ28
に噛合させる。
次に、コントローラ100は、オートロードモータ32
を正転して、ニップローラ対20によりマガジン13か
らペーパー10を引き出す。これにより、ペーパー先端
が第1センサD1を通過するので、第1センサD1がO
Nになる。なお、モータ32が正転を開始してから1秒
経過しても第1センサD1がONにならない場合、コン
トローラ100はペーパー送り出し不能と判定してエラ
ー表示を行う。
やがて、ペーパー先端が第2センサD2を通過すると、
第2センサD2がONになる。なお、第1センサD1を
通過してから2秒経過してもこのセンサD2がONにな
らない場合、コントローラ100はペーパー詰まりと判
定してエラー表示を行う。第2センサD2がONになる
と、コントローラ100は第1ペーパー送り部62のメ
インフィードモータ64を正転して、ペーパー先端をカ
ッタ75側に送る。この送りにより、ペーパー先端が第
3センサD3を通過してこれをONにすると、コントロ
ーラ100はオートロードモータ32とメインフィード
モータ64の回転を停止する。
なお、メインフィードモータ64の正転開始時から8秒
経過しても第3センサD3がONにならない場合には、
コントローラ100は前記同様にペーパー詰まりと判定
してエラー表示を行う。
また、第3センサD3のONにより、コントローラ10
0はガイド切換えモータ41を回転して、可動ガイド3
9をガイド位置から退避位置にセットする。可動ガイド
39が退避位置にセットされると、ガイド開センサD5
がONになり、これによりコントローラ100はオート
ロードモータ32を正転する。したがって、第1ループ
形成部38にループが形成される。このループが所定長
さに達すると、ループセンサD4がONになり、このO
N検出時を基準にして例えば1000パルス後にコント
ローラ100はオートロードモータ32を停止する。な
お、1秒経過してもループセンサD4がONとならない
場合には、コントローラ100はペーパー詰まりと判定
してエラー表示を行う。
このようにして、第1ループ形成部38でループが形成
された後にプリントが開始され、ネガフィルム53の画
像がプリント位置48のペーパーIOに焼付露光される
。このとき、周知のように、プリント対象コマの各点の
三色分解濃度がスキャナー59で測光され、これに基づ
き適正な露光量が算出される。焼付露光後は、ペーパー
10がコマ送りされ、露光済みのコマはプリント位置4
8から排出されるとともに、新たな未露光のペーパー1
0がプリント位置48にセットされる。このコマ送りに
より、第1ループ形成部38のループ量が減少してルー
プセンサD4をOFFにすると、コントローラ100は
オートロードモータ32を正転して、所定のループ量と
なるまでペーパー10を送る。以下、この繰り返しで、
マガジン13からペーパー10が引き出され、プリント
位置48に送られる。
プリント済みのペーパー10には、カット・ソートマー
カー61により、各コマとコマとの間でカットマークが
、そして各オーダーの区切毎にソートマークが記録され
る。そして、第2ループ形成部77で所定のループ量と
なるまで、ペーパー10は貯留される。所定のループ量
となると、ペーパー先端は第2及び第3のペーパー送り
部80゜90により、プロセサ部78に送られる。この
時、第3ループ形成部86に所定の長さのループが形成
される。
プリントを途中で一時中断すると、プロセサ部7日では
現像処理を連続的に行っているため、第2ル一プ形成部
77のループ量が減少する。この減少はループセンサに
より検出され、これによりコントローラ100は自動的
に第2カツタ85を作動させ、ペーパー10をカットマ
ーク位置で切断する。このため、プリントを一時中断し
ても、プロセサ部78には露光済みペーパーが送られる
ため、プロセサ部での現像処理は中断されることがない
また、プリント作業を終了する場合や、ペーパーの交換
時には、キーボード101を操作してリワインド指令を
入力する。これにより、コントローラ100は、第4図
に示すフローチャートにしたがい各部を制御する。まず
、コントローラ100はプリント直後か否かを判定して
、プリント直後である場合には、第1送り部62を介し
て一定量のペーパー送りを行い、カットマーク位置でペ
ーパー10を切断する。切断後のプリント済みペーパー
10は、第2及び第3のペーパー送り部80.90を介
し引き続きプロセサ部78に送られ、現像処理される。
オートロード後にプリントを行うことなくリワインド指
令が入力された場合や、プリント済みペーパーが切断さ
れた後には、先ず、コントローラ100は、リワインド
ソレノイド33をONにして、第5図に示すように、遊
星ギヤ21をニップローラ対20例の駆動ギヤ28から
マガジン側の回動キャ16に切り換える。次に、オート
ロードモータ32を逆転する。この逆転により、ペーパ
ー10が巻取り軸12に巻き取られ、これにより、第1
ループ形成部3日のループ量が減少する。そして、ルー
プセンサD4がOFFになると、コントローラ100は
2秒後に第1送り部62のメインフィードモータ64を
逆転して、第2送り部62以降のペーパー10を巻き戻
す。この巻き戻しにより、ペーパーの先端が第3センサ
D3を通過してこのセンサD3をOFFにすると、コン
トローラ100はこのOFF時から2秒後にメインフィ
ードモータ64の逆転を停止する。
やがて、ペーパー先端が第2センサD2を通過し、更に
第1センサD1を通過すると、これらセンサD2.DI
が順時OFFになる。そして、第1センサD1がOFF
になった時を基準にして数パルス後に、コントローラ1
00はオートロードモータ32の回転を停止すると共に
、リワインドソレノイド33をOFFにする。したがっ
て、リワインドソイノイド33のOFFにより、遊星ギ
ヤ21は駆動ギヤ28に噛合し、且っモータ32は回転
を停止するため、ニップローラ対20は回転することが
ない。これにより、ペーパー先端がニップローラ対20
にくわえ込まれた状態でペーパー巻き取りを終了する。
次に、コントローラ100は、オートロードモータ32
の回転停止時から2秒経過後にニップ解除モータ26を
ONにする。これにより、第6図に示すように、偏心カ
ム27が回転してニップ解除レバー25を押動し、ニッ
プローラ対20のペーパー先端のニップを解除する。こ
のニップ解除はニップ解除センサD7により検出され、
このセンサD7のONによりニップ解除モータ26が回
転を停止する。このニップ解除によりマガジン収納部1
8からマガジン13を取り出すことができるようになる
。その後、コントローラ100は、可動ガイド38をガ
イド位置にセットする。
なお、前記メインフィードモータ64の逆転後、1秒経
過しても第3センサD3がOFFにならない場合、また
メインフィードモータ64が逆転を停止した後、20秒
経過しても第2センサD2がOFFにならない場合、更
には、第2センサD2がOFF後、2秒経過しても第1
センサD1がOFFにならない場合には、コントローラ
100は巻き戻し不能と判定してエラー表示を行う。更
にまた、ニップ解除モータ26の回転開始後2秒経過し
てもニップ解除センサD7がONにならない場合には、
コントローラ100はニップ解除不能と判定して同様に
エラー表示を行う。以上説明した巻き戻し時の各部のタ
イミングチャートを第7図に示す。
なお、上記実施例では、ペーパーを鉛直方向に保持する
プリント位置へペーパーを送るプリンタ。
プロセサに1本発明を実施したものであるが、この他に
、ペーパーを水平状態に保持するプリント位置へペーパ
ーを送るものにも実施してもよい。
また、プリンタプロセサの他にプリンタ単体や、更には
数種のロールペーパーを用いる印刷関連機器にも本発明
を実施することができる。
また、上記実施例では、遊星ギヤ21の切換えはりワイ
ンドソレノイド33により行うようにしたが、これはモ
ータにより切り換えてもよい。また、各モータはパルス
モータの他に、DCモータ。
ACモータ等を用いてもよい。また、モータはパルス制
御としたが、この他に時間制御としてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、1個のモータの
駆動力を伝達手段によりニップローラ及びマガジンの巻
取り軸に選択的に伝達するから、ペーパー送りとペーパ
ーのマガジン内への巻き戻しが1個のモータで可能にな
る。また、ニップローラに近接して、ペーパーの先端を
検出するセンサを設け、このセンサのペーパー検出信号
によりペーパー巻き戻しを制御するようにしたので、ニ
ップローラにニップされた状態でペーパー巻き戻しを終
了することができる。しかも、ペーパーロールの慣性が
なくなった後に、ペーパー先端のニップを解除するよう
にしたので、ペーパー先端がペーパーロールの巻き戻し
時の慣性によりマガジン内に巻き取られてしまうことを
防止しつつ、マガジンの着脱が簡単に行えるようになる
。また、ペーパーの送り及び巻き戻しの自動化が図れる
ため、巻き戻し作業中にオペレーターは他の作業が可能
になり能率を向上することができ、また巻き戻し作業の
誤動作を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の写真焼付機の印画紙搬送装置の要部
を示す概略図である。 第2図は、写真焼付機の全体構成を示す概略図である。 第3図は、ペーパー送り時のコントローラの処理手順を
示すフローチャートである。 第4図は、ペーパー巻き戻し時のコントローラの処理手
順を示すフローチャートである。 第5図は、ペーパー巻き戻し状態を示す正面図である。 第6図は、ペーパー巻き戻しを終了した状態を示す正面
図である。 第7図は、ペーパー巻き戻し時のタイミングチャートで
ある。 75.85・・・カッタ 78・・・プロセサ部 D1〜D3・・・センサ D4・・・ループセンサ。 10 ・ ・ 12 ・ ・ 13 ・ ・ 20 ・ ・ 21 ・ ・ 25 ・ ・ 32 ・ ・ 33 ・ ・ 38、7 39、8 49 ・ ・ 62、8 ・ペーパー ・巻取り軸 ・マガジン ・ニップローラ対 ・遊星ギヤ ・ニップ解除レバー ・オートロードモータ ・リワインドソレノイド 7.86・・・ループ形成部 1.87・・・可動ガイド ・プリンタ部 0.90・・ ・ペーパー送り部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マガジン内の巻取り軸に巻き取られた印画紙を、
    ニップローラでマガジンから引き出してプリンタ部に搬
    送する写真焼付機の印画紙搬送装置において、 モータと、このモータの駆動力を前記ニップローラと巻
    取り軸とに選択的に伝達する伝達機構と、ニップローラ
    に近接して前記プリンタ部側に配置され、印画紙の先端
    を検出するセンサと、印画紙の送り出し時にはモータの
    駆動力をニップローラ側に伝達し、印画紙の巻き戻し時
    には、モータの駆動力を巻取り軸側に伝達して、この巻
    き戻し中に前記センサの先端検出信号によりモータの回
    転を停止させて印画紙の先端近傍をニップローラにニッ
    プさせた状態で印画紙の巻き戻しを停止するコントロー
    ラと、マガジンの着脱時にニップローラのニップを解除
    する機構とを設けたことを特徴とする写真焼付機の印画
    紙搬送装置。
JP9816990A 1990-04-13 1990-04-13 写真焼付機の印画紙搬送装置 Pending JPH03294839A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9816990A JPH03294839A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 写真焼付機の印画紙搬送装置
US07/683,912 US5107296A (en) 1990-04-13 1991-04-11 Photographic paper transporting apparatus and method for photographic printer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9816990A JPH03294839A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 写真焼付機の印画紙搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03294839A true JPH03294839A (ja) 1991-12-26

Family

ID=14212560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9816990A Pending JPH03294839A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 写真焼付機の印画紙搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03294839A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2889736B2 (ja) 写真プリンタのペーパー搬送装置
EP0622664B1 (en) Apparatus for supplying photosensitive material
US5107296A (en) Photographic paper transporting apparatus and method for photographic printer
JPH05232668A (ja) 画像記録装置
JPH07114109A (ja) 感光材料の切断装置
JP2682724B2 (ja) 写真焼付機の印画紙搬送装置
JPH03294839A (ja) 写真焼付機の印画紙搬送装置
JP2785995B2 (ja) 印画紙巻取り方法及び搬送装置
EP0762191B1 (en) Method for forwarding and rewinding photosensitive material
EP0893730A2 (en) Film magazine for storing cut strips of photographic film
JPH09297375A (ja) 写真フイルム加工装置及び方法
JPS63316843A (ja) 写真焼付装置用印画紙搬送装置
JPH06337479A (ja) 画像プリント条件決定装置
JP3029754B2 (ja) 画像プリント条件決定装置
JP2738032B2 (ja) 長尺フィルムへの画像記録装置
JP2908110B2 (ja) 画像記録装置における感材供給方法
JP2942676B2 (ja) 写真焼付装置用搬送制御装置
JP2861727B2 (ja) 感光材料の供給装置
JPH0350539A (ja) ロールフィルムキャリア
JPH06161052A (ja) 感光材料用マガジン
JPH06138556A (ja) 写真焼付装置用搬送制御装置
JPH1144944A (ja) フィルムマガジン
JPH04338740A (ja) ロールフィルムキャリア
JPH06347989A (ja) ペーパカッタ
JPH075581A (ja) 写真プリンタのペーパー供給装置