JP2738032B2 - 長尺フィルムへの画像記録装置 - Google Patents

長尺フィルムへの画像記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フィルム収容部から送り出された長尺フィ
ルムをフィルム走行通路を通じてフィルム巻取り部へ搬
送し、該フィルム走行通路の略中央部に設置した主駆動
回転部材に密着保持されたフィルム上に画像を記録する
画像記録装置に関する。
従来の技術と課題 近年、長尺のマイクロフィルム上に1フレームずつレ
ーザビームにて画像を記録する装置が種々提供されてい
る。この種の装置は、大略、未露光の生フィルムを供給
するための生フィルムカートリッジと、レーザビーム光
学系と、記録済みフィルムを順次巻き取っていく巻取り
カートリッジと、生フィルムを光学系の露光位置へ搬送
し、さらに巻取りカートリッジへ搬送するフィルム搬送
機構と、制御機構とで構成されている。
ところで、従来、マイクロフィルムを装置本体のフィ
ルム搬送機構に装填する作業は手作業で行なっており、
極めて煩雑であった。そこで、本出願人は、特開昭63−
267937号公報に開示の如く、フィルムを自動的に装填
(オートローディング)できる画像記録装置を提案し
た。この画像記録装置では、フィルム搬送機構にいくつ
かの駆動ローラとそれに接触して従動回転するローラと
を設け、該ローラ対でフィルムを挾着して搬送し、ガイ
ド部材でフィルムの走行方向を補正する。
しかしながら、このフィルム搬送機構ではオートロー
ディングの終了時にはフィルムにある程度のストレスが
加わっており、そのまま画像を記録するためにフィルム
を搬送すると、初期のストレスが解放されることなく、
徐々にフィルムが正規の通路から外れだし、画像記録位
置の狂い、フィルムジャムが発生するおそれを有してい
た。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたもので、そ
の課題は、オートローディング終了時にフィルムに作用
するストレスを効果的に解消できる画像記録装置を提供
することにある。
発明の構成と作用 以上の課題を解決するため、本発明に係る画像記録装
置は、光学ユニットによる画像露光部を含んで、フィル
ム収容部からフィルム巻取り部へ長尺フィルムを搬送す
るフィルム走行通路に、従動回転部材をフィルム走行駆
動回転部材に対して接離可能に設置し、このフィルムの
オートローディングの終了時に、従動回転部材をフィル
ム走行駆動部材から一旦離隔させた後再び接触させる。
この離接動作によって、オートローディング時に回転部
材の挾着力やガイド部材への接触によってフィルムに加
わったストレスが解消される。
従動回転部材の前記離接動作はフィルム走行方向の上
流側から下流側へと順次行なうことが、ストレスの有効
な解放のためには好ましい。
実施例 以下、本発明に係るマイクロフィルムへのレーザビー
ム画像記録装置の実施例につき、添付図面に従って説明
する。
まず、第1図、第2図を参照してレーザ画像記録装置
の全体的な構成について説明する。
この装置は本体フレーム(1)に全ての部品を収納し
たディスクトップタイプで、矢印(A)が正面側であ
る。生フィルムカートリッジ(50)及び巻取りカートリ
ッジ(100)は、本体フレーム(1)の正面右側に手前
にスライド可能に設置した図示しないホルダに装着可能
とされている。カートリッジ(50)内には未露光の生フ
ィルムを巻回したフィルムリール(95)が回転自在に収
納され、生フィルムは送出し駆動ローラ(80)とそれに
接触する回転自在なピンチローラ(81)との間から送り
出される。
カートリッジ(100)内にはフィルムリール(145)が
収容されており、該フィルムリール(145)が第2図中
矢印(a)方向に回転することにより記録済みフィルム
を巻き取っていく。
フィルムの走行通路は、本体フレーム(1)の正面左
側に設置されたフィルムパスユニット(150)にて構成
されている。このユニット(150)は、矢印(c)で示
すフィルム走行方向に、大略、生フィルムカートリッジ
(50)から送り出されたフィルムをガイドするガイド部
材(160)、たるみ検出器(161)、ガイド部材(16
2)、メインローラ(170)、ガイド部材(179)、たる
み検出器(181)、ガイド部材(182)を備え、ガイド部
材(162),(182)の中間部にはフィルム搬送方向にの
み回転可能な片クラッチローラ(163)、駆動ローラ(1
83)とそれらに接触する回転自在にピンチローラ(16
4),(184)が設置されている。ガイド部材(160)に
はフィルムカッタ(169)、フィルム検出用のLEDとフォ
トセンサ(SE1)が設置され、ガイド部材(182)にはフ
ィルム検出用のLEDとフォトセンサ(SE2)が設置されて
いる。
たるみ検出器(161),(181)は画像記録の安定性の
ためにフィルムの良好な走行を保障するためのもので、
この部分で湾曲されたィルムを検出するためのLEDとフ
ォトセンサ(SE3)〜(SE6)が2組ずつ設置されてい
る。また、メインローラ(170)は矢印(b)方向に回
転駆動可能とされ、その周囲にはピンチローラ(17
1),(172)が回転自在に接触し、かつフィルムガイド
(173),(174)が設置されている。
以上の構成において、メインローラ(170)はメイン
モータ(MM)にて回転駆動され、送出し駆動ローラ(8
0)は送出しモータ(M1)にて回転駆動され、駆動ロー
ラ(183)は送りモータ(M2)にて回転駆動され、巻取
りフィルムリール(145)は巻取りモータ(M3)にて回
転駆動される。
第3図、第4図、第5図に示されているように、ピン
チローラ(184),(164)はL字形状のアーム(18
5),(186)の一端に回転自在に装着され、アーム(18
5),(186)は中央部の支軸(185a),(186a)を支点
として回動自在に設置され、それぞれの他端にはソレノ
イド(SL4),(SL1)及び引張りコイルばね(187),
(188)が連結されている。各ピンチローラ(184),
(164)は引張りコイルばね(187),(188)のばね力
にて矢印(d),(e)方向に付勢され、ソレノイド
(SL4),(SL1)がオフされているとき、駆動ローラ
(183),(163)に接触し、フィルム(F)を挾着保持
する。一方、ソレノイド(SL4),(SL1)がオンされる
と、アーム(185),(186)が矢印(d),(e)とは
逆方向に回動し、ピンチローラ(184),(164)が駆動
ローラ(183),(163)から離隔する。
また、ピンチローラ(171),(172)はL字形状のア
ーム(190),(191)の一端に回転自在に装着され、ア
ーム(190),(191)は中央部の支軸(190a),(191
a)を支点として回動自在に設置され、それぞれの他端
にはソレノイド(SL2),(SL3)及び引張りコイルばね
(192),(193)が連結されている。各ピンチローラ
(171),(172)は引張りコイルばね(192),(193)
のばね力にて矢印(f),(g)方向に付勢され、ソレ
ノイド(SL2),(SL3)がオフされているとき、メイン
ローラ(170)に接触し、フィルム(F)を挾着保持す
る。一方、ソレノイド(SL2),(SL3)がオンされる
と、アーム(190),(191)が矢印(f),(g)とは
逆方向に回動し、ピンチローラ(171),(172)がメイ
ンローラ(170)から離隔する。
光学ユニット(200)は図示しない半導体レーザ、ビ
ーム走査用ポリゴンミラー、fθレンズ等を一体的にユ
ニット化したもので、メインローラ(170)の外周面に
保持されているマイクロフィルム上に変調されたレーザ
ビームを照射し、画像を記録する。本記録装置では16mm
の湿式銀塩フィルムが使用され、通常A4サイズの画像を
1/24に縮小し、9600DPIの密度で画像を記録する。
一方、本体フレーム(1)の後部には光学ユニット
(200)、フィルムパスユニット(150)等を駆動するた
めの電源ユニット(10)、各種制御ボード(11)が収容
されている。
ここで、フィルム(F)の走行について第6図のタイ
ミングチャートを参照して説明する。
本画像記録装置において、フィルム(F)は自動装填
(オートローディング)される。生フィルムを巻回した
フィルムリール(95)を収容したカートリッジ(50)と
空の巻取り用フィルムリール(145)を収容したカート
リッジ(100)が記録装置本体にセットされ、正面の操
作パネルに設けたフィルムセットアップスイッチ(図示
せず)がオンされると、オートローディングが開始され
る。
まず、送出しモータ(M1)が起動され、送出し駆動ロ
ーラ(80)とピックアップローラ(81)とで挾着されて
いるフィルム(F)の先端が、ガイド部材(160)へ送
り出される。同時に、メインモータ(MM)も立ち上が
り、メインローラ(170)が回転駆動される。フィルム
(F)の先端がカッタ(169)を通過し、フォトセンサ
(SE1)によって検出されると(前記フィルムセットア
ップスイッチのオンから約4秒が経過している)、ソレ
ノイド(SL1),(SL3)がオンされ、ピンチローラ(16
4),(172)が片クラッチローラ(163)及びメインロ
ーラ(170)から離隔する。フィルム(F)はローラ(8
0)からの駆動力でさらに搬送され、その先端はたるみ
検出器(161)を通過して離隔しているローラ(163),
(164)間を通過し、メインローラ(170)とピンチロー
ラ(171)とのニップ部に突入する。ここで、フィルム
(F)の先端はメインローラ(170)とピンチローラ(1
71)とに挾着されて搬送力を付与され、メインローラ
(170)の周囲をその回転に伴って矢印(b)方向に移
動する。フィルム(F)の先端がセンサ(SE1)に検出
されてからメインローラ(170)の周囲を回ってガイド
部材(179)へ至るまでには約11秒を要し、その時間が
経過すると(適宜タイマにてカウントされる)、前記ソ
レノイド(SL1),(SL3)がオフされる。これにて、ピ
ンチローラ(164),(172)が片クラッチローラ(16
3)及びメインローラ(170)に接触し、フィルム(F)
を押さえ付ける。
また、この時点から送出しモータ(M1)は強制回転か
らたるみ検出器(161)のフォトセンサ(SE3),(SE
4)のオン,オフ信号にて支配されるたるみ制御に切り
換わる。即ち、たるみ検出器(161)内においてフィル
ム(F)は円弧状態で搬送され、フォトセンサ(SE3)
にてフィルム(F)の膨らみが検出(オン)されると、
送出しモータ(M1)の回転を停止してフィルム(F)の
送出しを停止させ[この間フィルム(F)はローラ(17
0),(171),(172)にて搬送される]、フォトセン
サ(SE4)にてフィルム(F)の膨らみ解消が検出(オ
フ)されると、送出しモータ(M1)の回転を再開させ
る。
次に、フィルム(F)の先端がいまひとつのたるみ検
出器(181)に到達するまでにソレノイド(SL2)がオ
ン,オフされ、ピンチローラ(171)がメインローラ(1
70)に対して1回だけ離接動作を行なう。これは、メイ
ンローラ(170)の周囲でのフィルム(F)のたるみを
解消するためである。
フィルム(F)は引き続いてメインローラ(170)の
回転にて矢印(c)方向に搬送され、前記ソレノイド
(SL1),(SL3)がオフされてから約7秒後にたるみ検
出器(181)に到達し、まずフォトセンサ(SE6)にて検
出され、さらにフォトセンサ(SE5)にて検出される。
フォトセンサ(SE5)がフィルム(F)の先端を検出す
ると、送りモータ(M2)が起動される。これにて駆動ロ
ーラ(183)が回転駆動され、ローラ(183),(184)
のニップ部へ突入したフィルム(F)の先端をさらに搬
送する。送りモータ(M2)は常時たるみ検出器(181)
のフォトセンサ(SE5),(SE6)のオン,オフ信号にて
支配されるたるみ制御を実行される。ここでのたるみ制
御は、前述のたるみ検出器(161)による送出しモータ
(M1)に対するたるみ制御と同様である。即ち、フィル
ム(F)はたるみ検出器(181)内においても円弧状態
で搬送され、フォトセンサ(SE5)にてフィルム(F)
の膨らみが検出(オン)されると、送りモータ(M2)の
回転を開始させ、フォトセンサ(SE6)にてフィルム
(F)の膨らみ解消が検出(オフ)されると、送りモー
タ(M2)の回転を停止させる。この停止の間もフィルム
(F)はたるみ検出器(181)へ送り込まれ、フォトセ
ンサ(SE5)がオンすると送りモータ(M2)の回転が再
開されることとなる。
たるみ制御用のローラ(183),(184)にて搬送され
るフィルム(F)の先端がフォトセンサ(SE2)によっ
て検出されると、巻取りカートリッジ(100)のシャッ
タ(図示せず)がシャッタソレノイドのオンにて開か
れ、同時に巻取りモータ(M3)が起動される。これに
て、フィルム(F)の先端は巻取りカートリッジ(10
0)内へ導き入れられ、矢印(a)方向に回転するフィ
ルムリール(145)に巻き取られる。巻取りモータ(M
3)は約25秒間回転駆動され、メインモータ(MM)と同
時にその回転を停止される。この停止タイミングはオー
トローディングの終了タイミングとして予め適宜タイマ
に設定されている。
従来のオートローディングはこれで終了していたが、
本実施例ではモータ(MM),(M3)をオフした直後に、
ピンチローラ(164),(171),(172),(184)を離
接動作させる。即ち、ソレノイド(SL1)〜(SL4)を順
次オン,オフし、フィルム走行方向の上流側に設置され
たピンチローラ(164)から下流側へと順次離接動作を
行なわせる。いわば、ピンチローラにてオートローディ
ングされた直後のフィルム(F)を押さえ直すのであ
る。この押さえ直しによってオートローディング時にフ
ィルム(F)に加えられたストレスが開放される。
各ピンチローラの離接動作は、同時に行なうか、ラン
ダムに行なってもよい。しかし、上流側から順次押さえ
直す方が以下の点から好ましい。まず、一度に離接動作
を行なうと、フィルムがフリーな状態から全てのピンチ
ローラにて一瞬に押さえられる状態に移行するためフィ
ルムに部分的なたるみや引っ張りが生じる可能性があ
り、フィルムジャムにつながる。ところが、順番に押さ
えていくことによって、フィルムのたるみ、引っ張りを
順番に取り除きながら押さえていくことになり、フィル
ムはストレスないしたるみのない自然な状態に押さえ直
される。また、各ソレノイドのオン,オフを一度に行な
うと、大電流の供給が必要となり、電源容量の点からも
順番に動作させる方が好ましい。
一方、光学ユニット(200)による画像の記録は、光
学ユニット(200)内に備えられたポリゴンミラー等の
偏向子によるレーザビーム走査(第2図上紙面に対して
垂直方向に走査)を主走査とし、メインローラ(170)
の回転によるフィルム搬送を副走査として行なわれる。
このとき、メインローラ(170)は一定速度で回転駆動
され、送出しローラ(80)はたるみ検出器(161)によ
るたるみ制御が行なわれ、送りローラ(183)はたるみ
検出器(181)によるたるみ制御が行なわれる。所望の
記録が終了すると、カッタ(169)を動作させ、フィル
ムをカットすると共にカットされたフィルムをフィルム
リール(145)へ巻き取る。
次に、フィルムパスユニット(150)で発生したフィ
ルムのジャム処理に関して説明する。
フィルムパスユニット(150)は生フィルムの外光に
よる露光を防止するために暗箱化されており、フィルム
はガイド部材(160),(162)等でガードされている。
従って、万一ユニット(150)内でフィルムジャムが発
生した場合、オペレータによって指を入れてフィルムを
直接操作したり、はさみでカットするスペースとして
は、第7図、第8図に示すように、たるみ検出器(16
1),(181)のフィルムガイド溝(161a),(181a)が
最適である。
そこで、一つの実施例として、第7図に示す如く、た
るみ検出器(181)の正面に設けたガイドカバー(165)
を支軸(165a)を支点として回動自在とし、ガイド溝
(181a)を開放可能とした。ガイドカバー(165)は全
体が磁性体からなるか、部分的に磁性体を設け、マグネ
ット(166)に吸着されることでガイド溝(181a)を閉
止する。なお、いまひとつのたるみ検出器(161)も同
様の構成とされている。
第8図はジャム処理に関する他の例を示し、たるみ検
出器(161),(181)のガイドカバー(153),(155)
をユニット(150)のケース(151)に開閉自在に設けた
ジャム処理扉(152)の内側に板ばね(154),(156)
を介して取り付けたものである。ジャム処理扉(152)
を開放すれば同時にガイド溝(161a),(181a)も開放
され、ジャム処理扉(152)を閉じればガイド溝(161
a),(181a)も自動的に閉止される。これによって、
ガイドカバー(153),(155)の閉め忘れが防止でき
る。
なお、第7図、第8図いずれの例でも、ガイドカバー
(165),(153),(155)は少なくともガイド溝(161
a),(181a)を閉止するに足りる大きさを有していれ
ばよい。
なお、本発明に係るフィルム巻取りカートリッジは、
以上の実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲
内で種々に変更可能である。
例えば、フィルム走行通路は前記フィルムパスユニッ
ト(150)以外の構成とされてもよく、またフィルム押
さえローラは前記ピンチローラ(163),(171),(17
2),(184)以外のローラで構成し、フィルム(F)を
第2図で図示した以外の箇所で押さえるようにしてもよ
い。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、従動
回転部材をフィルム走行駆動回転部材に対して接離可能
に設け、フィルムのオートローディング終了時に、従動
回転部材をフィルム走行駆動回転部材に対して離接動作
させるようにしたため、オートローディング時にィルム
に加わったストレスが解放され、無理のない状態でフィ
ルムが走行通路にセットされ、以後のフィルム搬送時に
位置ずれ、ジャムを発生するおそれが除去される。
特に、従動回転部材の離接動作はフィルム走行方向の
上流側から下流側へと順次行なえば、ストレスの解放が
円滑で駆動源への負荷が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る画像記録装置の一実施例を示し、第
1図はレーザ画像記録装置の概略構造を示す斜視図、第
2図はフィルムの走行通路を説明する正面図、第3図、
第4図、第5図は各ピンチローラ及びその駆動部を示す
正面図、第6図は制御のタイミングチャート図である。
第7図はたるみ検出器の開閉機構の一例を示す斜視図、
第8図は他の例を示す斜視図である。 (50)……生フィルムカートリッジ、(80)(81)……
フィルム送出しローラ、(100)……巻取りカートリッ
ジ、(150)……フィルムパスユニット、(170)……メ
インローラ、(163)……片クラッチローラ、(183)…
…駆動側ローラ、(164),(171),(172),(184)
……ピンチローラ、(200)……光学ユニット、(MM)
……メインモータ、(M1)……送出しモータ、(M2)…
…送りモータ、(M3)……巻取りモータ、(SL1)〜(S
L4)……ソレノイド。
フロントページの続き (72)発明者 森 真一 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 村上 正典 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭63−267937(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム収容部から送り出された長尺フィ
    ルムをフィルム走行通路を通じてフィルム巻取り部へ搬
    送し、該フィルム走行通路の略中央部に設置した主駆動
    回転部材に密着保持されたフィルム上に画像を記録する
    画像記録装置において、 前記フィルム走行通路に設置されたフィルム走行駆動回
    転部材に対して接離可能に設けた従動回転部材と、 前記従動回転部材をフィルム走行駆動回転部材に接離さ
    せる駆動手段と、 フィルム収容部から送り出された長尺フィルムの先端部
    をフィルム走行通路を通じてフィルム巻取り部へ搬送さ
    せてフィルムのオートローディングを行なわせる第1の
    制御手段と、 前記第1の制御手段によるオートローディングの終了時
    に、前記駆動手段を動作させて従動回転部材をフィルム
    走行駆動回転部材から一旦離隔させた後再び接触させる
    第2の制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記第2の制御手段は、フィルム走行方向
    の上流側に設置された従動回転部材から下流側に設置さ
    れた従動回転部材を順次離接動作させることを特徴とす
    る請求項1記載の画像記録装置。
JP16848989A 1989-06-29 1989-06-29 長尺フィルムへの画像記録装置 Expired - Lifetime JP2738032B2 (ja)

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