JPH06347989A - ペーパカッタ - Google Patents

ペーパカッタ

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Publication number
JPH06347989A
JPH06347989A JP14092293A JP14092293A JPH06347989A JP H06347989 A JPH06347989 A JP H06347989A JP 14092293 A JP14092293 A JP 14092293A JP 14092293 A JP14092293 A JP 14092293A JP H06347989 A JPH06347989 A JP H06347989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
roller
photosensitive material
guide roller
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP14092293A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Okawa
規男 大川
Takashi Wada
孝 和田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP14092293A priority Critical patent/JPH06347989A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 案内ローラの急激な移動を防止して印画紙等
の感光材料の損傷を防止する。 【構成】 搬送ローラ88の右側に、回動軸100の周
りに基端側が回転自在に支持されたL形アーム102が
位置する。L形アーム102の先端側に案内ローラ10
4が回転自在に支持される。L形アーム102に中央部
分が幅広となった長孔112が形成される。L形アーム
102の近傍に駆動手段114が位置し、長孔112に
係合するカムフォロア116が、駆動手段114の出力
軸114Aに円板118を介して接続される。従って、
出力軸114Aが回転するとカムフォロア116が旋回
し、搬送ローラ88に対して案内ローラ104が離間す
る位置からペーパ44を搬送ローラ88と案内ローラ1
04との間で挟持する位置に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺状の感光材料を間
欠的に送りつつ所定の長さごとに切断するペーパカッタ
に関し、写真処理システム等に適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】現像終了後にロール状に巻き取られた印
画紙であるペーパは、検定工程を経てペーパカッタへ送
られる。このペーパカッタでは、ロールからペーパが引
き出されると共に切断刃により画像コマ毎に切断され
る。そして、画像コマ毎に切断されたペーパは、原画フ
ィルムと共にDP袋に収容されて顧客へと返送される。
【0003】上記のようなペーパの画像コマ毎の切断に
際して、ペーパ上の画像コマそのものあるいは切断用の
マークが切断位置情報としてペーパカッタに読み取ら
れ、間欠送りされつつ切断刃により切断される。このと
き、直接、ロール状となっているペーパを間欠送りする
と、ペーパ自身の重量が大きくてペーパに過大な張力が
加わる等の理由から、好ましくない。従って、連続的に
リールから送り出して、切断刃の上流側に一時的にペー
パをループ状に貯留した後、順次ペーパを切断刃側に間
欠送りしていた。
【0004】以上より、ペーパをペーパカッタに装着す
る際に、ペーパの先端部を切断刃側に導入すると共に、
ペーパを切断刃の上流側に貯留する必要を有するが、従
来は、特開昭55−90298号公報に開示されたよう
な機構により、このような動作を行っていた。
【0005】つまり、図10に示すように、予めスプリ
ング210で付勢力が加えらると共に電磁石等により構
成されるマグネット212の磁力によりこの付勢力に抗
してマグネット212側に吸着されている状態に成って
いるアーム214が、マグネット212への通電を停止
することによって、スプリング210の付勢力で搬送ロ
ーラ218側に回動するような機構になっていた。
【0006】従って、この機構では、実線で示すように
ペーパ220を導入した後、案内ローラ216を取り付
けたアーム214をマグネット212への通電を停止す
ることにより回動し、搬送ローラ218に案内ローラ2
16を押しつけて搬送ローラ218との間でペーパ22
0を挟持し、この後搬送ローラ218を駆動回転して、
点線で示すように切断刃222の上流側にペーパ220
を貯留していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
機構では、マグネット212への通電を停止すると、ス
プリング210により急激にアーム214が搬送ローラ
218側に回動し、これに伴って、案内ローラ216が
急激に移動して搬送ローラ218に当たるようになり、
この結果として、ペーパ220が損傷したり、作業者が
指を挟まれたりする虞を有していた。
【0008】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、案内ローラの急激な移動を防止して印画紙等の感光
材料の損傷を防止すると共に作業者の安全を確保するこ
とができるペーパカッタを得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるペーパカッ
タは、長尺状の感光材料が巻かれたロール側から感光材
料を切断する切断刃側に案内ローラとで感光材料を挟持
して搬送し且つ、前記切断刃との間に感光材料を一時的
に蓄える搬送ローラと、溝部が形成されると共に感光材
料を前記搬送ローラ側に案内する前記案内ローラが先端
側に取り付けられ且つ基端側が回動可能に支持されたア
ームと、前記溝部に係合され且つ前記溝部内で移動して
前記アームを回動する係合部材と、前記係合部材が接続
され且つ、前記搬送ローラに対して前記案内ローラが離
間して感光材料を導入し得る導入位置と感光材料を前記
搬送ローラと前記案内ローラとの間で挟持して搬送する
搬送位置との間で前記アームが回動するように、前記係
合部材を移動する駆動手段と、を有することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】搬送ローラに対して案内ローラが離間した導入
位置で、長尺状の感光材料を切断刃側に導入した後、駆
動手段により係合部材をアームの溝部内で移動してアー
ムを回動し、アームの先端側の案内ローラが感光材料を
搬送ローラ側に案内する。
【0011】感光材料を搬送ローラと案内ローラとの間
で挟持する搬送位置まで案内ローラが感光材料を案内す
ると、搬送ローラが切断刃側に感光材料を搬送して搬送
ローラと切断刃との間に一時的に感光材料を蓄える。
【0012】この後、順次、切断刃が感光材料を切断す
ると共に搬送ローラが感光材料を送り出して、長尺状の
感光材料の切断作業が続行される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
【0014】図2には本実施例に係るペーパカッタ10
を備えた写真処理システムの概略構成図が示されてい
る。この図に示すように、カメラ14によって撮影され
画像が記録されたネガフィルム12は、パトローネ16
に収容されてラボへ送られ、写真処理システムで処理さ
れる。なお、カメラ14は通常の撮影とパノラマ撮影と
を切替え可能とされ、前記パトローネ16に収容された
ネガフィルム12は、例として図8に示すようにネガフ
ィルム12にフレームサイズがフルサイズの画像コマ1
2Aとパノラマサイズの画像コマ12Bとが混じって記
録されている。画像コマ12Bは、その縦方向寸法(ネ
ガフィルム12の幅方向寸法)が短くなっており、面積
比がフルサイズの画像コマ12Aの約1/2コマ分に相
当している。
【0015】図2に示す写真処理システムにおいて、前
記ネガフィルム12はまずフィルムプロセッサ18で現
像、定着、水洗、乾燥の各処理が施される。なお、ネガ
フィルム12は、複数のパトローネ16に収容されてい
たネガフィルム12が接合され1本のロール状にされた
後にフィルムプロセッサ18へセットされる。フィルム
プロセッサ18で処理されたネガフィルム12はネガ検
定機20(以下、ノッチャーパンチャ20という)によ
って検定作業がなされる。
【0016】ノッチャーパンチャ20にはメモリカード
22に情報を書き込む書込み装置24が接続されてい
る。ノッチャーパンチャ20は、ネガフィルム12に記
録された画像コマのうちプリントを行う画像コマに対し
てノッチを付すと共に、各画像コマの露光条件の補正が
必要か否かを判断し、補正が必要である場合には露光条
件の補正値を設定し、書込み装置24を介してメモリカ
ード22へその情報を書き込む。また、各画像コマのフ
レームサイズ、例えばフルサイズかパノラマサイズか等
を判断し、判断結果をメモリカード22へ書き込む。
【0017】ノッチャーパンチャ20で検定されたネガ
フィルム12はプリンタ30にセットされる。プリンタ
30には読取装置28が接続されており、前記セットさ
れるネガフィルム12の露光条件の補正値等が書き込ま
れたメモリカード22もネガフィルム12と共に読取装
置28へセットされる。
【0018】図2に示すように、プリンタ30には、光
源34、複数枚のフィルタを備えたフィルタ部36、図
示しないシャッタ及びレンズ等を備えた光学系38及び
露光部40が、順に配置されている。フィルタ部36、
光学系38及び読取装置28は制御回路(図示せず)に
接続され、露光部40の近傍には長尺状のペーパ44が
ロール状に巻回された状態でセットされている。また、
制御回路には、露光部40近傍に配置されペーパ44に
カットマークを付与するカットマーカ(図示せず)も接
続されている。
【0019】そして、画像コマ濃度、フレームサイズ、
プリントサイズ等を考慮して露光条件を求め、前記読取
った情報に前記露光条件の補正値が含まれている場合に
は該補正値を考慮して前記露光条件にさらにカラー補正
または濃度補正を加え、この露光条件に応じてフィルタ
部36及び光学系38の作動を制御して前記位置決めし
た画像コマの画像をペーパ44にプリントする。
【0020】ペーパ44に画像をプリントした後に制御
回路はカットマーカを作動させ、画像コマと画像コマの
間のエッジ部にカットマーク54(図9参照)を付与す
る。
【0021】露光位置を通過したネガフィルム12はロ
ール状に巻き取られ、ネガカッタ56へ送られて所定コ
マ(例えば6コマ)毎にカットされ、ネガシートに収容
される。
【0022】一方、カットマーク54が付与されたペー
パ44は、図示しないマガジン内に巻き取られ、ペーパ
プロセッサ32(図2参照)へ装填され、現像、定着、
水洗、乾燥処理されて、ロール状に巻き取られる。
【0023】そして、ロール状に巻き取られたペーパ4
4は検定器58へ送られ、オペレータの目視によって各
画像コマ毎に再プリントが必要か否か及び不要プリント
でないか否かが判断される。再プリントが必要であると
判断された場合は画像コマ表面に「再プリント」を表す
マークがオペレータにより鉛筆等で描かれる。また不要
プリントであると判断された場合も画像コマ表面に「不
要」を表すマークが描かれる。検定工程を終了したペー
パ44はペーパカッタ10にセットされる。
【0024】図1、図2、図3、図5及び図7に示すよ
うに、カッタ部10A及びソータ部10Bにより構成さ
れるペーパカッタ10がテーブル13上に設置されてお
り、このペーパカッタ10の内のカッタ部10Aには、
図示しないブレーキ機構を介してスプール60が取り付
けられ、ロール状に巻回されたペーパ44がこのスプー
ル60にセットされる。
【0025】このブレーキ機構からは、テンションロー
ラ84が先端側に支持されたテンションアーム82が回
動可能な状態で延びていて、テンションアーム82の回
動により、ブレーキ機構の作動がコントロールされる。
つまり、図3に示すテンションアーム82の位置ではブ
レーキが働きスプール60が回転不可能な状態となる
が、テンションアーム82に力が加わってテンションア
ーム82が矢印で示すように反時計回転方向に回動する
と、ブレーキが解除されてスプール60が回転可能な状
態となる。
【0026】また、スプール60の下方には、図3及び
図7に示すように、モータ(図示せず)にクラッチ機構
87を介して接続されてモータにより駆動回転され得る
搬送ローラ88が、位置している。この搬送ローラ88
の図3上、左側には、図上、左右方向に沿って並ぶ一対
のランプ90、92及び、一対のランプ90、92にそ
れぞれ対応して並ぶ一対のセンサ94、96が、それぞ
れ設置されていて、これら一対のセンサ94、96はク
ラッチ機構87による搬送ローラ88側への動力の伝達
を制御する制御回路120に接続されている。
【0027】従って、ロール状のペーパ44から搬送ロ
ーラ88により送られて、蓄えられたペーパ44の量を
一対のセンサ94、96が検出し、この量に応じて搬送
ローラ88側にクラッチ機構87が動力を伝達し、或い
は動力の伝達を停止することとなる。
【0028】また、カッタ部10Aは、搬送ローラ62
A、62Bを備えている。搬送ローラ62A、62B
は、タイミングベルト63を介して各々図3に示すモー
タ64の駆動力で回転され、プリント画像面が上を向く
状態でペーパ44を案内搬送する。モータ64は制御回
路66に接続されており、制御回路66によって作動が
制御される。
【0029】一方、搬送ローラ88の右側には、図4に
示すように、回動軸100の周りに基端側が回転自在に
支持されたL形アーム102が位置しており、L形アー
ム102の基端側から図上、右上側に延びる上方部材1
02Aの先端側には、案内ローラ104及び案内ローラ
104とブラケット106を介して繋がれた小ローラ1
08が、それぞれ回転自在に支持されている。また、上
方部材102Aには、下側から延びるスプリング110
の一端が取り付けられていて、常時、スプリング110
が上方部材102Aを下側に引張るような構造となって
いる。
【0030】L形アーム102の基端側より図4上、右
下側に延びる右方部材102Bには、この右方部材10
2Bの長手方向を長手方向とすると共に中央部分が幅広
となった溝部である長孔112が形成されている。
【0031】他方、L形アーム102の近傍には、制御
回路66に接続されて制御回路66により駆動回転が制
御されるモータ及び減速機構を内蔵した駆動手段114
が位置しており、この駆動手段114の出力軸114A
には、長孔112に係合すると共にベアリング(図示せ
ず)を内蔵して外周面が回転自在となる係合部材である
カムフォロア116が、円板118を介して接続されて
いて、カムフォロア116が出力軸114Aを中心とし
た図示のような円形の軌跡Aで旋回し得るようになって
いる。
【0032】従って、駆動手段114の出力軸114A
が回転するとカムフォロア116が旋回し、図3及び図
4に示すように、搬送ローラ88に対して案内ローラ1
04が離間すると共に搬送ローラ62A側に当接してペ
ーパ44を導入し得る位置となる導入位置と、図5及び
図6に示すように、搬送ローラ88に当接してペーパ4
4を搬送ローラ88と案内ローラ104との間で挟持し
て搬送し得る位置となる搬送位置との間で、L形アーム
102及びL形アーム102に支持されたローラ10
4、108等が往復動し得るようになっている。
【0033】また、図4及び図6に示すように、カムフ
ォロア116は、それぞれ長孔112の幅広となった中
央部に位置して長孔112に対して遊びを有するが、ス
プリング110によりそれぞれ所定の付勢力でL形アー
ム102が付勢されて、搬送ローラ88及び搬送ローラ
62Aに案内ローラ104が押しつけられることにな
り、案内ローラ104は確実にこれらの導入位置及び搬
送位置を採り得るようになる。
【0034】一方、図3及び図5に示すように、前述の
搬送ローラ62A、62B間の搬送経路上には、ペーパ
44の始端と終端を検出する透過型のエンドセンサ12
2、エンドセンサ122用のランプ123及び、前記検
定工程で画像コマ表面に鉛筆等で描かれたマークを検出
する反射型のマークセンサ124が設けられており、こ
れらセンサ122、124は制御回路66に接続されて
いる。さらに、搬送されるペーパ44の搬送経路上の前
記カットマーク54が付された部分に対応した位置に
は、カットマークセンサ70が配設されている。カット
マークセンサ70は制御回路66に接続されており、例
えばカットマーク54を検出したときにオンとなるカッ
トマーク検出信号を制御回路66へ出力する。
【0035】さらに、搬送ローラ62Bを挟んでカット
マークセンサ70に隣接した位置には切断刃である一対
の移動刃74A、74Bが配設されている。移動刃74
A、74Bは制御回路66に接続されており、制御回路
66によって移動されペーパ44をペーパ44の幅方向
に沿って切断する。
【0036】そして、カットされた画像コマは、1枚づ
つ後段のソータ部10Bに送り込まれ、これに合わせ
て、制御回路66がカットした画像コマのサイズを表す
情報及び画像コマ表面に鉛筆等で描かれたマークによる
情報をソータ部10Bへ送信する。
【0037】図1及び図2に示すように、カッタ部10
Aのペーパ排出側にはソータ部10Bが隣接配置されて
いる。ソータ部10Bの側面には3個の受皿76A、7
6B、76Cが取付けられており、受皿76A及び受皿
76Bはパノラマサイズの画像コマ52Bを収容可能な
大きさとされ、受皿76Cはフルサイズの画像コマを収
容可能な大きさとされている。
【0038】図2に示すように、ソータ部10B内には
複数の案内部材78が設けられており、内部へ送り込ま
れた画像コマを任意の受皿76A、76B、76C及び
テーブル13の表面に案内できるようになっている。
【0039】つまり、カッタ部10Aのセンサ70、1
24からの信号に基づいて、図示しないコントローラが
案内部材78を作動させて、検定に合格したフルサイズ
の画像コマを受皿76C内に収容し、検定に合格したパ
ノラマサイズの画像コマを受皿76B内に収容し、再プ
リントする画像コマを受皿76A内に収容し、不要プリ
ントをテーブル13上に排出する。
【0040】検定に合格し受皿76Bまたは受皿76C
に収容された画像コマ(プリント)は、前記ネガシート
に収容されたネガフィルム12と共にDP袋に収容され
て顧客へと返送される。
【0041】次に、本実施例に係るペーパカッタ10の
作用を説明する。予め、搬送ローラ88に対して案内ロ
ーラ104が離間した導入位置に案内ローラ104を移
動しておき、作業者がロール状に巻回されたペーパ44
をスプール60に装填してペーパ44の先端部をペーパ
カッタ10の案内ローラ104と搬送ローラ62Aとの
間にセットする。この後、操作スイッチ等が操作される
と、搬送ローラ62Aが回転してペーパ44の先端部が
例えば搬送ローラ62Bの位置まで送られる。
【0042】カットマークセンサ70がペーパ44を検
出すると、ペーパ44を一端停止すると共に、制御回路
66が駆動手段114の出力軸114Aを駆動回転して
円板118及びカムフォロア116を旋回し、カムフォ
ロア116をL形アーム102の長孔112内でゆっく
り移動する。これにより、L形アーム102が回動して
L形アーム102の先端側の案内ローラ104がペーパ
44を搬送ローラ88側にゆっくり案内する。
【0043】すなわち、L形アーム102に形成される
長孔112内をモータ等によりゆっくり移動させること
により、L形アーム102がゆっくり回動して案内ロー
ラ104が搬送ローラ88に接触するようになる。この
為、案内ローラ104と搬送ローラ88との間にペーパ
44が挟まれる際に、ペーパ44が損傷したり作業者が
指を挟まれたりすることがなくなる。
【0044】また、ペーパ44を搬送ローラ88と案内
ローラ104との間で挟持する搬送位置まで案内ローラ
104がペーパ44を案内すると、搬送ローラ88が駆
動回転されて、図5上、搬送ローラ88の左側にペーパ
44を搬送し、搬送ローラ88と移動刃74A、74B
との間に一時的にペーパ44を蓄えるようになる。セン
サ94でペーパ44を検出すると、制御回路120がク
ラッチ機構87を作動して、図示しないモータからの動
力の伝達を停止し、過大なペーパ44の貯留を防止す
る。
【0045】そして、モータ64の回転により搬送ロー
ラ62、62Bを駆動回転してペーパ44を搬送し、ペ
ーパ44上の鉛筆等で描かれたマークをマーク124が
検出すると共に、カットマーク54をカットマークセン
サ70が検出する。検出されたカットマーク54が移動
刃74A、74Bによるカット位置に到達するペーパ送
り量だけペーパ44を移動した後、モータ64を一端停
止して移動刃74A、74Bでペーパ44を切断する。
これにより、ペーパ44はカットマーク54が付与され
た部位で切断される。
【0046】さらに、カットマークセンサ70から出力
される検出信号に基づいてカットマーク54を検出した
か否かを繰り返し判定し、カットマークセンサ70の出
力信号を監視する。
【0047】この後、順次、移動刃74A、74Bがペ
ーパ44を切断すると共に搬送ローラ88がペーパ44
を送り出して、長尺状のペーパ44の切断作業が続行さ
れる。
【0048】さらに、制御回路66がカットした画像コ
マサイズの種類、再プリント及び不要プリントを表すデ
ータをソータ部10Bへ送信し、ソータ部10B内のコ
ントローラがこれらのデータに基づき案内部材78を操
作して、受皿76A、76B、76C及びテーブル13
上にカットされたペーパ44を区分けして排出する。ま
た、ペーパ44の先端部の不要部分等を切断した場合に
は不要画像コマを表すデータを送信し、カットされた不
要部分を区分けしてテーブル13上に排出する。
【0049】尚、本実施例において、係合部材を外周が
回転するカムフォロア116としたがこれに限定される
ものでなく、外周が回転しないような構造のものであっ
てもよい。また、駆動手段も、モータ及び減速機構を内
蔵した構造としたが、単にモータのみの構造としてもよ
い。さらに、案内ローラ104が導入位置及び搬送位置
に到達した際に、これをセンサにより検出して駆動手段
114を停止するような構成としてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のペーパカ
ッタは、案内ローラの急激な移動を防止して印画紙等の
感光材料の損傷を防止すると共に作業者の安全を確保す
ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るペーパカッタの斜視図
である。
【図2】写真処理システムの概略構成図である。
【図3】本発明の一実施例に係るペーパカッタのカッタ
部の概略構成図であって、案内ローラが導入位置にある
状態を示す図である。
【図4】図3のカッタ部の要部拡大図である。
【図5】本発明の一実施例に係るペーパカッタのカッタ
部の概略構成図であって、案内ローラが搬送位置にある
状態を示す図である。
【図6】図5のカッタ部の要部拡大図である。
【図7】本発明の一実施例に係るペーパカッタの側面図
である。
【図8】ネガフィルムに記録された画像コマ及びカット
マークを示す平面図である。
【図9】ペーパに記録された画像コマ、カットマークを
示す平面図である。
【図10】従来のペーパカッタの概略構成図である。
【符号の説明】
10 ペーパカッタ 10A カッタ部 44 ペーパ(感光材料) 74A、74B 移動刃(切断刃) 88 搬送ローラ 102 L形アーム 104 案内ローラ 112 長孔(溝部) 114 駆動手段 116 カムフォロア(係合部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の感光材料が巻かれたロール側か
    ら感光材料を切断する切断刃側に案内ローラとで感光材
    料を挟持して搬送し且つ、前記切断刃との間に感光材料
    を一時的に蓄える搬送ローラと、 溝部が形成されると共に感光材料を前記搬送ローラ側に
    案内する前記案内ローラが先端側に取り付けられ且つ基
    端側が回動可能に支持されたアームと、 前記溝部に係合され且つ前記溝部内で移動して前記アー
    ムを回動する係合部材と、 前記係合部材が接続され且つ、前記搬送ローラに対して
    前記案内ローラが離間して感光材料を導入し得る導入位
    置と感光材料を前記搬送ローラと前記案内ローラとの間
    で挟持して搬送する搬送位置との間で前記アームが回動
    するように、前記係合部材を移動する駆動手段と、 を有することを特徴とするペーパカッタ。
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