JPH03293054A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JPH03293054A
JPH03293054A JP2095059A JP9505990A JPH03293054A JP H03293054 A JPH03293054 A JP H03293054A JP 2095059 A JP2095059 A JP 2095059A JP 9505990 A JP9505990 A JP 9505990A JP H03293054 A JPH03293054 A JP H03293054A
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徳夫 柴田
Akihiro Suzuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプラスチックフィルム、紙、金属箔等を形成し
てなる可撓性支持体(以下、ウェブという)に、写真感
光液、磁性液、表面保護液等の塗布液を塗布する塗布方
法及び装置に関するものである。
(従来技術) 従来、ウェブに塗布液を塗布する塗布装置としては、ロ
ール型塗布装置、ビーl型塗布装置、スライドコート型
塗布装置、エクスI−ルージョン型塗布装置等があるが
、何れの塗布装置も前記ウェブの巾より広い中方向寸法
を持ち、且つ塗布液が塗布される塗布部分の巾は前記ウ
ェブの巾より狭く、前記ウェブの塗布面両端部には散開
乃至十数■の塗布液が塗布されない部分が生しる。
従って、なかでも特開昭57−84771号、同59−
94657号公報等に開示されているエクストルージョ
ン型塗布装置の様に、塗布ヘッドをパスローラー間に装
架され走行している前記ウェブに押しつけながら塗布液
を塗布する場合には、前記ウェブと前記塗布ヘッドとの
間隙が極めて狭いので、前記ウェブ両端の塗布液未塗布
部と前記塗布ヘッドとが接触してしまう。
そこで、前記塗布ヘッドは前記未塗布部のウェブ表面を
削り取り、削り取られた該削りカスは前記塗布ヘッドの
塗布部エツジ両端に付着する。また、前記ウェブ表面に
付着していた異物も前記塗布ヘッドの塗布部エツジに捕
捉される。
そして、この様に前記塗布部両端に堆積した付着物は前
記ウェブの両端を押上げるので、前記ウェブに塗布され
る塗布液の巾方向の塗布厚みが均一にならず、前記ウェ
ブの両端近傍の塗布層が圧塗りになってしまうという問
題があった。
そこで、上記問題点を解消するため特開昭61−257
268号公報に開示されている様に、可撓性帯状支持体
に塗布液を塗布する直前に該支持体面の塗布液が塗布さ
れるべき部分の両側端外側の塗布液が塗布されない部分
に予め溶剤を塗布する塗布方法や、特開平2−5206
9号公報に開示されている様に、可撓性支持体の未塗布
部に対応する塗布ヘッド先端部両端面に、前記塗布ヘッ
ドの先端中央部から両端方向に前記支持体より離れる方
向に形成された傾斜部又は段差部を設け、前記可撓性支
持体の未塗布部表面と塗布ヘッド先端部両端面との間に
間隙を形成した塗布装置等が提案されている。
しかしながら、前記特開昭61−257268号公報に
開示された様に溶媒等をプレコートする塗布方法では、
ウェブの走行に伴うハタツキ、蛇行等の外乱により、前
記溶媒が前記ウェブ表面の塗布部に侵入したり、或いは
前記ウェブ裏面に裏回りしたりし易く、塗布ムラの一因
となり易い。又、前記プレコート層はハソクエンジ、ト
クターエンジ部(何れもヘッド先端部)で幅が広がるが
、未塗布部の幅が狭くなったり、前記ドクターエツジの
掻き落とし力が強くなると、前記溶媒の濡れ幅を適切に
制御しにくい等の問題があった。
そこで、この様な滲み出しが、例えば磁気記録媒体の製
造工程において発生すると、非磁性支持体を走行させて
いる搬送ロールに磁性塗布液が付着し、前記支持体を汚
すと共に、その後の表面処理工程におけるカレンダーロ
ールをも汚すことになる。その結果、表面処理工程後の
前記支持体表面に異物による傷跡が付き、磁気記録特性
を低下させるといった問題が生じる。
また、前記特開平2−52069号公報に開示された欅
に可撓性支持体の未塗布部に対応する塗布ヘッド先端部
両端面に、前記塗布ヘッドの先端中央部から両端方向に
前記支持体より離れる方向に形成された傾斜部又は段差
部を設けた塗布装置では、前記ウェブが薄手(厚さ:1
5〜40μl11)の可撓性支持体の場合、該ウェブの
腰が弱くその両端部は前記塗布ヘッド先端方向に大きく
撓んでしまう。このため、前記ウェブの両端部が前記塗
布へノド先端部両端面に形成された傾斜部又は段差部の
エツジに接触して前記ウェブの削れが生じるといった問
題が発生した。
特に近年、VTR用磁気記録媒体のウェブであるポリエ
チレンテレフタレートベース(以下、PETベースとい
う)には、球形SiO□から成るフィラーを添加したP
ETベースが用いられることがある。これは、前記磁気
記録媒体を磁気記録再生装置にかけて走行させた際に、
該磁気記録媒体と前記磁気記録再生装置のガイドボール
等の接触部との接触抵抗を軽減し、テープ走行を安定化
させるためである。ところが、この様なフィラーを添加
されたPETベースはそれ自身の剛性が低いので、前記
塗布装置等により塗布液を塗布しようとした場合、前記
PETベースの両端部は前記塗布へノド先端方向に大き
く撓み易い。そして、HpETベースが前記塗布ヘッド
先端部に接触した場合に前記フィラーが剥脱し易く、前
記塗布へ、ド先端部への削れ粉の堆積が著しいといった
問題があった。
そこで更に、上記塗布方法や塗布装置の欠点を補うため
、特願昭63−320546号明細書に記載されている
様に、可撓性支持体の両端未塗布部に対応する前記塗布
ヘッド先端部両端面に、前記可視性支持体の走行方向に
沿って延びる凹部を形成すると共に、該凹部を構成する
塗布ヘッド両側端側の肩部が前記可撓性支持体の両端縁
−を支持するように構成した塗布装置が提案された。従
って、薄手の可撓性支持体においても、その塗布部側近
傍未塗布部が前記塗布ヘッド先端によって削り取られた
り、前記可撓性支持体表面に付着していた異物が前記塗
布ヘッドの両端に捕捉されたりするのを防ぐことができ
た。
(発明が解決しようとする課M) しかしながら、前記特願昭63−320546号明細書
に記載されている様に、可撓性支持体の両端未塗布部に
対応する前記塗布ヘッド先端部両端面に、前記可撓性支
持体の走行方向に沿って延びる凹部を形成すると共に、
該凹部を構成する塗布ヘッド両側端側の肩部が前記可撓
性支持体の両端縁を支持するように構成した塗布装置で
は、前記可撓性支持体の両端未塗布部が少なくともその
塗布部側近傍で塗布ヘッド先端部両端面と摺動すること
のないよ・うに支持しなければならないので、前記可撓
性支持体の厚みによって、前記凹部の幅や前記肩部の高
さが決まってしまう。従って、異なった厚み及び材質の
可撓性支持体毎に塗布ヘッドの調整が必要となり、生産
性が良くないという問題がある。
そこで本発明の目的は、上記塗布装置における課題を解
消し、撓み易い薄手のウェブに対しても塗布厚みが均一
で表面性の良い塗布層を形成すると共に塗布液の滲み出
しが起こり難い塗布装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る上記目的は、パスローラー間に装架されて
連続的に走行する可撓性帯状支持体表面にエクストルー
ジョン型塗布ヘッドのスロット先端部を押し付けながら
塗布液を塗布する塗布装置において、前記可撓性帯状支
持体の両端未塗布部に対応する前記塗布ヘッドのバック
エッジ先端部両端面が、前記支持体面の塗布液が塗布さ
れるべき部分に対応する前記バックェツジ先端中央部分
と段差部を介して連設されて成り、前記支持体の両端未
塗布部にプレコートされた溶剤が前記段差部によって前
記支持体面の塗布液が塗布されるべき部分に拡散するこ
とを防ぐことを特徴とする塗布装置により達成される。
(実施態様) 以下、添付図面に基づいて本発明の一実施態様を詳細に
説明する。
第1図は、本発明の一実施態様に基づ(塗布装置におけ
るエクストルージョン型塗布ヘッド1の斜視図である。
前記塗布ヘッド1は、可撓性支持体(ウェブ)2の幅よ
りも広い幅方向寸法を有しており、該輻方向に亘って塗
布液を吐出するスロット3を構成するハックエツジ4と
ドクターエツジ5が形成されている。前記スロット3は
、前記塗布ヘッドlの内部に形成された液溜まり13に
連通しており、該液溜まり13側方の側Fi11に設け
られた塗布液供給口9より供給された塗布液は、前記ス
ロット3の幅方向に亘って均一な圧力で吐出される。
また、該スロット3の幅方向両端部には、塗布幅を設定
して塗布液が吐出されないようにする規制板6が嵌めら
れている。従って、前記ウェブ2の塗布面両側端には、
それぞれ未塗布部が形成される。
そして、前記ウェブ2の塗布液が塗布されるべき部分に
対応する前記ハックエツジ4のバックェツジ先端中央部
分には、前記ウェブ2の両端未塗布部に対応するバック
ェツジ先端部端面7から段差部15を以て前記ウェブ2
に対して間隙を有するように凹部8が形成されている。
また、前記ウェブ2の両端未塗布部には、予め酢酸ブチ
ルやメチルエチルケトン等の溶剤14が塗布される。そ
こで、走行する前記ウェブ2表面に前記塗布ヘッド1の
スロット先端部を押し付けながら塗布液を塗布して塗布
層10を形成する。
ここで、前記溶剤14の塗布幅は、前記ウェブ2の両端
未塗布部に塗布される際には該朱塗布部の幅よりもかな
り狭い塗布幅であるが、該溶剤14は前記塗布へラド1
のスロット先端部に達すると、第2図に示すように、前
記バックェツジ先端部端面7によって押し拡げられ、前
記ウェブ2の両端未塗布部と前記塗布へラドlのスロッ
ト先端部との接触部を潤滑する。
ところで、この様に前記ウェブ2の両端未塗布部にプレ
コートr布される前記溶剤14の濡れ幅は適切に制御し
にくく、ウェブの走行に伴うバタツキ、蛇行等の外乱に
より濡れ幅が乱れ易い。即ち、従来の塗布装置において
は、前記バックェツジ4のバックェツジ先端中央部分と
バックエ・7ジ先端部両端面とが同一面で形成されてお
り、ウェブ表面に対する間隙が等しいので、前記溶剤1
4の濡れ幅が乱れると、該溶剤14が前記ウェブ2の塗
布液が施されるべき部分に滲み出してしまい、この滲み
出しの上に前記塗布層10が塗布されてしまう。
しかしながら、上記本発明の塗布装置によれば、前記ハ
ノクエ/ジ先端中央部分は、前記凹部8によって、段差
部15を境に前記バックェツジ先端部端面7よりも前記
ウェブ2に対して大きな間隙を有するように構成されて
いるので、前記バックェツジ先端部端面7によって押し
拡げられた前記溶剤14は前記段部15より内方の塗布
幅方向に拡がり難い、そこで、前記溶W114の濡れ幅
を制御する際に、前記ウェブ2の塗布液が施されるべき
部分に対する溶剤の滲み出しを防ぐ為のマージンを大き
く採ることができ、前記溶剤14の塗布位置をウェブ2
の端縁より離すことができる。
即ち、前記溶剤14が前記ウェブ2表面の塗布液が施さ
れるべき部分に侵入して塗布ムラの一因となるのを防ぐ
と共に、前記溶剤14が前記ウェブ2裏面に裏回りする
のを防ぐことができる。
従って、前記ウェブ2の塗布液が施されるべき部分や裏
面への前記溶剤14の滲み出しを生しることなく、前記
ウェブ2の両端未塗布部にプレコートr布が可能となり
、前記ウェブ2の両端未塗布部と前記塗布ヘッド1のス
ロット先端部との接触を防ぐことができる。そこで、前
記ウェブ2の未塗布部が前記塗布ヘッド1のスロット先
端部によって削り取られたり、前記ウェブ2表面に付着
していた異物が前記塗布ヘソF Iのバソクエンジ4及
びドクターエツジ5の両端に補足されたりするのを防ぐ
ことができるので、前記塗布ヘッド1の両端に堆積した
付着物が前記ウェブ2の両端を押し上げて前記ウェブ2
に塗布される塗布液の幅方向の塗布厚みを不均一にする
のを防止することができる。
次に、本発明の他の実施態様に基づく塗布装置における
エクストルージョン型塗布ヘッド16を第3図に示す。
該エクストルージョン型塗布ヘッド16は、上記実施態
様におけるエクストルージョン型塗布へラド1とほぼ同
様のバノクエ、ジ4、ドクターエツジ5及び規制Fi6
等により構成されている。
そして、前記バノクエフジ4のウェブ2の塗布液が施さ
れるべき部分に対応するバックェツジ先端中央部分には
、前記ウェブ2の両端未塗布部に対応するハックエノン
先端部端面7に隣接し、前記ウェブ2の走行方向に沿っ
て延びる断面矩形状の溝部17が段差部15を介して設
けられている。また、前記ウェブ2の両端未塗布部には
、上記実施BpJと同様に、予め酢酸ブチルやメチルエ
チルケトン等の溶剤14が塗布される。そこで、走行す
る前記ウェブ2表面に前記塗布ヘッド16のスロット先
端部を押し付けながら塗布液を塗布して塗布層10を形
成する。
そこで、上記実施態様におけるエクストルージョン型塗
布へラド1と同様に、前記ハノクユノジ先端中央部分の
ハックエツジ先端部端面7に隣接する部分は、前記溝部
17によって、前記段差部15を境に前記ハックエツジ
先端部端面7よりも前記ウェブ2に対して大きな間隙を
有するように構成されているので、前記バックェツジ先
端部端面7によって押し拡げられた前記溶剤14は前記
段差部15より内方の塗布幅方向に拡がり難い。
従って、前記ウェブ2の塗布液が施されるべき部分や裏
面への前記溶剤14の滲み出しを生しることなく、前記
ウェブ2の両端未塗布部にプレコート塗布が可能となり
、前記塗布層10近傍の前記未塗布部は、前記塗布ヘッ
ド11のバックェツジ4及びドクターエツジ5に接触す
ることがないので、前記ウェブ2に塗布される塗布液の
幅方向の塗布厚みを不均一にするのを防止することが出
来る。
尚、上記実施態様において形成された断面矩形状の凹部
8及び溝部17の深さ(即ち、前記段差部15の高さ)
は、5〜200μm程度に形成されるのが好ましい。
また、上記実施態様において形成された断面矩形状の凹
部8及び溝部17の断面形状は、本発明の趣旨に基づき
、断面7字形状や断面半円形状等の種々の形状を採りう
ることはいうまでもなく、前記塗布ヘッドのバックエッ
ジ先端部両端面が、前記支持体面の塗布液が施されるべ
壱部分に対応する前記バックェツジ先端中央部分の少な
くとも前記バックエッジ先端部両端面に隣接する部分よ
りも前記可撓性帯状支持体表面に近接するように形成さ
れていれば良い。
更に、塗布装置も上記エクストルージョン型塗布ヘッド
に限らず、連続的に走行する可撓性支持体表面に塗布ヘ
ッドのスロット先端部を押し付けながら塗布液を塗布す
る塗布装置であれば、他の塗布装置を用いることもでき
る。
(発明の効果) 以上述べた様に、本発明によれば、連続的に走行する可
撓性帯状支持体表面に塗布ヘッドのスロット先端部を押
し付けながら塗布液を塗布する塗布装置において、前記
可撓性帯状支持体の両端未塗布部に対応する前記塗布ヘ
ッドのバックェツジ先端部両端面が、前記支持体面の塗
布液が施されるべき部分に対応する前記バックエッジ先
端中央部分の少なくとも前記バックェツジ先端部両端面
に隣接する部分よりも前記可撓性帯状支持体表面に近接
するように形成されると共に、該可撓性帯状支持体に塗
布液を塗布する直前に該支持体面の塗布液が施されるべ
き部分の両側端外側の塗布液が施されない部分に予め溶
剤を塗布しながら塗布液を塗布する。
そこで、前記可撓性帯状支持体の塗布液が施されるべき
部分や裏面への前記溶剤の滲み出しを生じることなく、
前記可撓性帯状支持体の両端未塗布部にプレコート塗布
が可能となり、前記可撓性帯状支持体の両端未塗布部と
前記塗布ヘッドのスロット先端部との接触を防ぐことが
できる。即ち、薄手の可撓性支持体においでも、その塗
布部側近傍未塗布部が前記塗布ヘッド先端によって削り
取られたり、前記可撓性支持体表面に付着していた異物
が前記塗布ヘッドの両端に捕捉されたりするのを防ぐこ
とができるので、前記塗布ヘッドの両端に堆積した付着
物が前記可撓性支持体の両端を押上げて前記可撓性支持
体に塗布される塗布液の中方向の塗布厚みを不均一にす
るのを防止することが出来る。
従って、塗布厚みが均一で表面性の良い塗布層を形成す
ると共に塗布液の滲み出しの無い良好な塗布方法及び装
置を提供することが出来る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例により本発明の効果をより明も
育にする。
上記第1図に示した本発明に基づく塗布装置を用いて、
厚さ10μm、中500mmのポリエチレンテレフタレ
ート支持体上に、塗布量:17cc/n?、塗布速度:
250m/分、塗布部張カニ20kg/m、 ’1布巾
: 485m+nとなるように磁性塗布液を塗布した。
該磁性塗布液は、上記第1衷乙こ示す組成成分の磁性塗
布液をボールミルに入れて10.5時間混合分散して塗
布液を調製した。こうして得られた磁性塗布液の粘度を
リングコーン型粘度計により測定したところ剪断速度が
7005ec−’においては1.9poiseを示した
そして、上記塗布条件により長さ8000 mの磁気記
録媒体を作成し、前記支持体両端の塗布層近傍未塗布部
における削れ発生状況の観察及び塗布層の平均厚みに対
する塗布層側端部の厚塗り度の測定及び支持体未塗布部
の溶剤と塗布層の混合度合いの観察を行った。その結果
を実施例1として第2表に示す。但し、前記段差部15
の高さは50μmとし、前記支持体両端の未塗布部にプ
レコート塗布する為の溶剤にはメチルイソブチルケトン
を用いた。
第1表 組成 の厚塗り度の測定及び支持体未塗布部の溶剤と塗布層の
混合度合いの観察を行った。その結果をそれぞれ比較例
1.2として第2表に示す。
第2表 ・塩化ビニル−酢酸ビニル ・導電性カーボン ・ステアリン酸 ・シリコンオイル 20重量部 7重量部 3重量部 更に、特開昭61−257268号公報に記載されてい
る塗布方法及び特開平2−52069号明細書に記載さ
れているエクストルージゴン型ヘッド両端部に高さ50
μmの段差部を形成した塗布装置それぞれについて、前
記実施例1と同様の塗布条件により長さ8000 mの
磁気記録媒体を作成し、前記支持体両端の塗布層近傍未
塗布部における削れ発生状況の観察及び塗布層の平均厚
みに対する塗布層側端部第2表から明らかなように、本
発明における塗布装置を用いた実施例1では、従来の塗
布装置を用いた比較例1および比較例2に比べて、未塗
布部における削れの発生及び塗布層の平均厚みに対する
塗布層側端部の厚塗り度が改善され、支持体未塗布部の
溶剤と塗布層の混合も抑止されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様に基づく塗布装置における
エクストルージョン型塗布ヘッドの斜視図、第2図は第
1図に示すエクストルージョン型塗布ヘッドの部分断面
図、第3図は本発明の他の実施態様に基づく塗布装置に
おけるエクストルージョン型塗布へノドの斜視図である
。 (図中の符号) 】、16・・・エクストルージョン型塗布ヘッド2・・
・ウエフ      3・・・スロット4・・・バック
ェツジ   5・・・ドクターエツジ6・・・規制板 7・・・バックェツジ先端部端面 8・・・凹部       9・・・給液口10・・・
塗布層      11・・・側板13・・・液溜まり
     14・・・溶剤】5・・・段差部     
 17・・・溝部第  2 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、パスローラー間に装架されて連続的に走行する
    可撓性帯状支持体表面にエクストルージョン型塗布ヘッ
    ドのスロット先端部を押し付けながら塗布液を塗布する
    塗布装置において、前記可撓性帯状支持体の両端未塗布
    部に対応する前記塗布ヘッドのバックエッジ先端部両端
    面が、前記支持体面の塗布液が塗布されるべき部分に対
    応する前記バックエッジ先端中央部分と段差部を介して
    連設されて成り、前記支持体の両端未塗布部にプレコー
    トされた溶剤が前記段差部によって前記支持体面の塗布
    液が塗布されるべき部分に拡散することを防ぐことを特
    徴とする塗布装置。
  2. (2)、前記バックエッジ先端中央部分が、前記バック
    エッジ先端部両端面から前記段差部を以て全体的に凹部
    を形成する請求項1に記載した塗布装置。
  3. (3)、前記バックエッジ先端中央部分が、前記バック
    エッジ先端部両端面から前記段差部を以て形成された溝
    部を介して、前記先端部両端面と連設された請求項1に
    記載した塗布装置。
  4. (4)、前記段差部の高さが5乃至200μmの範囲内
    に設定された請求項1に記載した塗布装置。
JP2095059A 1990-04-12 1990-04-12 塗布装置 Expired - Fee Related JP2565412B2 (ja)

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