JPH02214567A - 塗布装置 - Google Patents
塗布装置Info
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- JPH02214567A JPH02214567A JP3494089A JP3494089A JPH02214567A JP H02214567 A JPH02214567 A JP H02214567A JP 3494089 A JP3494089 A JP 3494089A JP 3494089 A JP3494089 A JP 3494089A JP H02214567 A JPH02214567 A JP H02214567A
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はプラスチンクフィルム、紙、金属箔等を形成し
てなる可撓性帯状支持体に、写真感光液、磁性液、表面
保護液等の塗布液を塗布する塗布装置に関するものであ
る。
てなる可撓性帯状支持体に、写真感光液、磁性液、表面
保護液等の塗布液を塗布する塗布装置に関するものであ
る。
(従来技術)
従来、可撓性帯状支持体に塗布液を塗布する塗布方法と
しては、ロール型塗布方法、ビード型塗布方法、スライ
ドコート型塗布方法、エクストルージョン型塗布方法等
があるが、何れも塗布装置としては前記可撓性帯状支持
体の巾より広い巾方向寸法を持ち、且つ塗布液が塗布さ
れる塗布部分の巾は前記可撓性帯状支持体の巾より狭く
、第3図に示す様な前記可撓性帯状支持体1の塗布面両
端部には散開乃至十数−の塗布液2が塗布されない部分
Aが生じる。
しては、ロール型塗布方法、ビード型塗布方法、スライ
ドコート型塗布方法、エクストルージョン型塗布方法等
があるが、何れも塗布装置としては前記可撓性帯状支持
体の巾より広い巾方向寸法を持ち、且つ塗布液が塗布さ
れる塗布部分の巾は前記可撓性帯状支持体の巾より狭く
、第3図に示す様な前記可撓性帯状支持体1の塗布面両
端部には散開乃至十数−の塗布液2が塗布されない部分
Aが生じる。
従って、特にエクストルージョン型塗布方法の塗布ヘッ
ドを、走行している前記可撓性帯状支持体に押しつけな
がら塗布液を塗布する場合には、前記可撓性帯状支持体
と前記塗布ヘッドとの間隙が極めて狭いので、前記可撓
性帯状支持体両端の塗布液未塗布部と前記塗布ヘッドと
が接触してしまう、そこで、前記塗布ヘッドは前記未塗
布部の支持体表面を削り取り、削り取られた該削りカス
は前記塗布ヘッドの塗布部エツジ両端に付着する。
ドを、走行している前記可撓性帯状支持体に押しつけな
がら塗布液を塗布する場合には、前記可撓性帯状支持体
と前記塗布ヘッドとの間隙が極めて狭いので、前記可撓
性帯状支持体両端の塗布液未塗布部と前記塗布ヘッドと
が接触してしまう、そこで、前記塗布ヘッドは前記未塗
布部の支持体表面を削り取り、削り取られた該削りカス
は前記塗布ヘッドの塗布部エツジ両端に付着する。
また、前記支持体表面に付着していた異物も前記塗布ヘ
ッドの塗布部エツジに捕捉される。
ッドの塗布部エツジに捕捉される。
そして、この樺に前記塗布部両端に堆積した付着物は前
記可撓性帯状支持体の両端を押上げるので、前記可撓性
帯状支持体に塗布される塗布液の中方向の塗布厚みが均
一にならず、前記支持体の両端近傍の塗布層が圧塗りに
なってしまうという問題があった。特に、前記塗布層の
塗布厚みが薄い程(濡れ塗布量30cc/n(以下)、
又は前記塗布層の塗布速度が速い程(塗布速度200+
1/m i n以上)、これは顕著になる。
記可撓性帯状支持体の両端を押上げるので、前記可撓性
帯状支持体に塗布される塗布液の中方向の塗布厚みが均
一にならず、前記支持体の両端近傍の塗布層が圧塗りに
なってしまうという問題があった。特に、前記塗布層の
塗布厚みが薄い程(濡れ塗布量30cc/n(以下)、
又は前記塗布層の塗布速度が速い程(塗布速度200+
1/m i n以上)、これは顕著になる。
そこで、上記問題点を解消するため特開昭61−257
268号公報に開示されている様に、可撓性帯状支持体
に塗布液を塗布する直前に該支持体面の塗布液が施され
るべき部分の両側端外側の塗布液が施されない部分に予
め溶剤を塗布する塗布方法や、特開昭61−25726
3号公報に開示されている様に、塗布装置の塗布中規制
板の位置に対応するドクターエツジ頂角部分を面取りし
た塗布装置等が提案されている。
268号公報に開示されている様に、可撓性帯状支持体
に塗布液を塗布する直前に該支持体面の塗布液が施され
るべき部分の両側端外側の塗布液が施されない部分に予
め溶剤を塗布する塗布方法や、特開昭61−25726
3号公報に開示されている様に、塗布装置の塗布中規制
板の位置に対応するドクターエツジ頂角部分を面取りし
た塗布装置等が提案されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、前記特開昭61−257268号公報に
開示された様に溶媒等をプレコートする塗布方法では、
前記可撓性帯状支持体の走行に伴うバタッキ、蛇行等の
外乱により、前記溶媒が前記可撓性帯状支持体表面の塗
布部に侵入したり、或いは前記可撓性帯状支持体裏面に
葛回りしたりし易く、塗布ムラの一因となり易い、又、
前記プレコート層はバンクエツジ、ドクターエツジ部(
何れもヘッド先端部)で幅が広がるが、未塗布部の幅が
狭くなったり、前記ドクターエツジの掻き落とし力が強
くなると、前記溶媒の濡れ幅を適切に制御しにくい等の
問題があった。
開示された様に溶媒等をプレコートする塗布方法では、
前記可撓性帯状支持体の走行に伴うバタッキ、蛇行等の
外乱により、前記溶媒が前記可撓性帯状支持体表面の塗
布部に侵入したり、或いは前記可撓性帯状支持体裏面に
葛回りしたりし易く、塗布ムラの一因となり易い、又、
前記プレコート層はバンクエツジ、ドクターエツジ部(
何れもヘッド先端部)で幅が広がるが、未塗布部の幅が
狭くなったり、前記ドクターエツジの掻き落とし力が強
くなると、前記溶媒の濡れ幅を適切に制御しにくい等の
問題があった。
そこで、この様な滲み出しが、例えば磁気記録媒体の製
造工程において発生すると、非磁性支持体を走行させて
いる搬送ロールに磁性塗布液が付着し、前記支持体を汚
すと共に、その後の表面処理工程におけるカレンダーロ
ールをも汚すことになる。その結果、表面処理工程後の
前記支持体表面に異物による傷跡が付き、ドロップアウ
トの増加や磁気記録特性を低下させるといった問題が生
じる。
造工程において発生すると、非磁性支持体を走行させて
いる搬送ロールに磁性塗布液が付着し、前記支持体を汚
すと共に、その後の表面処理工程におけるカレンダーロ
ールをも汚すことになる。その結果、表面処理工程後の
前記支持体表面に異物による傷跡が付き、ドロップアウ
トの増加や磁気記録特性を低下させるといった問題が生
じる。
また、前記特開昭61−257263号公報に開示され
ている様に塗布装置の塗布中規制板の位置に対応するド
クターエツジ頂角部分を面取りした塗布装置では、前記
未塗布部とバックェツジとの接触を避けることができず
、前記バンクエツジによる支持体の削れや異物の捕捉と
いった問題が生じた。
ている様に塗布装置の塗布中規制板の位置に対応するド
クターエツジ頂角部分を面取りした塗布装置では、前記
未塗布部とバックェツジとの接触を避けることができず
、前記バンクエツジによる支持体の削れや異物の捕捉と
いった問題が生じた。
特に、前記可撓性帯状支持体が薄手(厚さ:4゜μm以
下)の可撓性支持体の場合、該可撓性帯状支持体の腰が
弱くその両端部は前記塗布ヘッド先端方向に大きく撓ん
でしまう、このため、前記可撓性帯状支持体の両端部が
前記塗布ヘッド先端部両端面に形成された傾斜部又は段
差部のエツジに接触して前記可撓性帯状支持体の削れが
生じる。
下)の可撓性支持体の場合、該可撓性帯状支持体の腰が
弱くその両端部は前記塗布ヘッド先端方向に大きく撓ん
でしまう、このため、前記可撓性帯状支持体の両端部が
前記塗布ヘッド先端部両端面に形成された傾斜部又は段
差部のエツジに接触して前記可撓性帯状支持体の削れが
生じる。
そこで、本発明の目的は上記塗布方法における問題点を
解決し、塗布厚みが均一で表面性の良い塗布層を形成す
ると共に溶媒の滲み出しが起こり難い塗布装置を提供す
ることにある。
解決し、塗布厚みが均一で表面性の良い塗布層を形成す
ると共に溶媒の滲み出しが起こり難い塗布装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の上記目的は、連続的に走行する可撓性帯状支持
体表面に塗布ヘッドのスロット先端部を押し付けながら
塗布液を塗布する塗布装置において、前記可撓性帯状支
持体の両端未塗布部に対応する前記塗布ヘッド先端部両
端部に、前記可撓性帯状支持体の両端部に向かって加圧
流体を吐出する吐出口を設け、該吐出口より吹き出した
前記加圧流体が前記可撓性帯状支持体の両端部と前記塗
布ヘッド先端部両端部との間に介在することにより、前
記可撓性帯状支持体の両端未塗布部と前記塗布ヘッド先
端部両端部との接触を回避するように構成したことを特
徴とする塗布装置により達成される。
体表面に塗布ヘッドのスロット先端部を押し付けながら
塗布液を塗布する塗布装置において、前記可撓性帯状支
持体の両端未塗布部に対応する前記塗布ヘッド先端部両
端部に、前記可撓性帯状支持体の両端部に向かって加圧
流体を吐出する吐出口を設け、該吐出口より吹き出した
前記加圧流体が前記可撓性帯状支持体の両端部と前記塗
布ヘッド先端部両端部との間に介在することにより、前
記可撓性帯状支持体の両端未塗布部と前記塗布ヘッド先
端部両端部との接触を回避するように構成したことを特
徴とする塗布装置により達成される。
即ち、前記可撓性帯状支持体の両端未塗布部に対応する
前記塗布ヘッド先端部両端面に、前記可撓性帯状支持体
の両端縁に向かって流体を吐出する吐出口を設け、該吐
出口より吹き出した前記流体が前記可撓性帯状支持体の
両端縁を付勢するするように前記可撓性支持体表面に塗
布液を塗布する。
前記塗布ヘッド先端部両端面に、前記可撓性帯状支持体
の両端縁に向かって流体を吐出する吐出口を設け、該吐
出口より吹き出した前記流体が前記可撓性帯状支持体の
両端縁を付勢するするように前記可撓性支持体表面に塗
布液を塗布する。
尚、上記流体としては、例えば加圧空気等の気体でも溶
剤等の液体でも、前記塗布液に悪影響を与えないもので
あれば種々用いることが出来る。
剤等の液体でも、前記塗布液に悪影響を与えないもので
あれば種々用いることが出来る。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施態様を詳細に
説明する。
説明する。
(実施態様)
第1図及び第2図は、本発明の一実施態様に基づく塗布
装置におけるエクストルージョン型塗布ヘッド10の部
分斜視図及び部分断面図である。
装置におけるエクストルージョン型塗布ヘッド10の部
分斜視図及び部分断面図である。
前記塗布ヘッド10は、可撓性支持体(うニブ)1の巾
よりも広い中方向寸法を有しており、該巾方向に亘って
磁性塗布液15を吐出するスロット3を構成するバック
ェツジ4とドクターエツジ5が形成されている。前記ス
ロット3は、前記塗布ヘッド10の内部に形成された液
溜まり13に連通しており、該液溜まり13側方の側板
11に設けられた塗布液供給口9より供給された前記磁
性塗布液15は、前記スロット3の巾方向に亘って均一
な圧力で吐出される。
よりも広い中方向寸法を有しており、該巾方向に亘って
磁性塗布液15を吐出するスロット3を構成するバック
ェツジ4とドクターエツジ5が形成されている。前記ス
ロット3は、前記塗布ヘッド10の内部に形成された液
溜まり13に連通しており、該液溜まり13側方の側板
11に設けられた塗布液供給口9より供給された前記磁
性塗布液15は、前記スロット3の巾方向に亘って均一
な圧力で吐出される。
また、該スロット3の巾方向両端部には、塗布中を設定
して前記磁性塗布液15が吐出されないようにする塗布
幅規制板6が嵌められている。従って、前記ウェブ1(
7)?j布面両側端には、それぞれ未塗布部が形成され
る。
して前記磁性塗布液15が吐出されないようにする塗布
幅規制板6が嵌められている。従って、前記ウェブ1(
7)?j布面両側端には、それぞれ未塗布部が形成され
る。
そして、前記塗布幅規制板6の上方には、前記側板11
に設けられた加圧空気供給口12に連通した吐出口8を
該塗布幅規制板6と共に構成するスペーサ7が設けられ
ている。前記吐出口8は、その吹き出し方向が前記未塗
布部に対応してほぼ上方に向かう襟に形成されており、
前記加圧空気供給口12に接続された送風機(図示せず
)から送風される前記加圧空気の圧力及び流量等により
、その吹き出し方向及び開口面積等は適宜設定される。
に設けられた加圧空気供給口12に連通した吐出口8を
該塗布幅規制板6と共に構成するスペーサ7が設けられ
ている。前記吐出口8は、その吹き出し方向が前記未塗
布部に対応してほぼ上方に向かう襟に形成されており、
前記加圧空気供給口12に接続された送風機(図示せず
)から送風される前記加圧空気の圧力及び流量等により
、その吹き出し方向及び開口面積等は適宜設定される。
即ち本発明によれば、走行する前記ウェブ1表面に前記
塗布へラド10のスロット先端部を押し付けながら前記
磁性塗布液15を塗布して塗布層2を形成する際、前記
塗布112両端方向の前記未塗布部は、前記吐出口8よ
り吹き出す加圧空気により押し上げられ、前記塗布へラ
ド10のバックェツジ4及びドクターエツジ5に接触す
ることがない。
塗布へラド10のスロット先端部を押し付けながら前記
磁性塗布液15を塗布して塗布層2を形成する際、前記
塗布112両端方向の前記未塗布部は、前記吐出口8よ
り吹き出す加圧空気により押し上げられ、前記塗布へラ
ド10のバックェツジ4及びドクターエツジ5に接触す
ることがない。
従って、前記未塗布部が前記バックェツジ4及びドクタ
ーエツジ5によって削り取られたり、前記ウェブ1表面
に付着していた異物が前記塗布ヘッド10のバックェツ
ジ4及びドクターエツジ5の両端に捕捉されたりするの
を防ぐことができるので、前記塗布ヘッド10の前記塗
布層2近傍両端に堆積した付着物が前記ウェブlの前記
塗布N2近傍両端を押上げて前記ウェブ1に塗布される
磁性塗布液15の巾方向の塗布厚みを不均一にするのを
防止することが出来る。
ーエツジ5によって削り取られたり、前記ウェブ1表面
に付着していた異物が前記塗布ヘッド10のバックェツ
ジ4及びドクターエツジ5の両端に捕捉されたりするの
を防ぐことができるので、前記塗布ヘッド10の前記塗
布層2近傍両端に堆積した付着物が前記ウェブlの前記
塗布N2近傍両端を押上げて前記ウェブ1に塗布される
磁性塗布液15の巾方向の塗布厚みを不均一にするのを
防止することが出来る。
また、前記加圧空気の圧力は前記ウェブ1の塗布速度と
ウェブ厚みによりゲージ圧0.01kg/cd〜5 k
g/cd程度に圧力調整弁等で設定され、流量も流量コ
ントロール弁で適宜制御される。そこで、前記ウェブ1
が薄手で腰が弱くてもその両端部が前記加圧空気により
適宜押し上げられれているので、該ウェブ1の両端部が
前記塗布ヘッド先端方向に撓み、前記塗布ヘッド先端面
に接触して前記ウェブlの削れが生じるといったことを
防ぐことができた。
ウェブ厚みによりゲージ圧0.01kg/cd〜5 k
g/cd程度に圧力調整弁等で設定され、流量も流量コ
ントロール弁で適宜制御される。そこで、前記ウェブ1
が薄手で腰が弱くてもその両端部が前記加圧空気により
適宜押し上げられれているので、該ウェブ1の両端部が
前記塗布ヘッド先端方向に撓み、前記塗布ヘッド先端面
に接触して前記ウェブlの削れが生じるといったことを
防ぐことができた。
尚、上記実施Pd2様においては、前記ウェブ1の両端
部を上方に付勢する流体として加圧空気を用いたが、本
発明はこれに限定するものではなく、例えば窒素ガス等
の他の気体を用いることもできる。しかし、このような
気体はウェブ表面への結露を防ぐため脱湿し、更に室温
に調整しておくことが好ましい。
部を上方に付勢する流体として加圧空気を用いたが、本
発明はこれに限定するものではなく、例えば窒素ガス等
の他の気体を用いることもできる。しかし、このような
気体はウェブ表面への結露を防ぐため脱湿し、更に室温
に調整しておくことが好ましい。
また、本発明の他の実施態様として、上記実施態様にお
ける加圧空気に代わって、溶剤を用いたエクストルージ
ョン型塗布ヘッドを提供することもできる。
ける加圧空気に代わって、溶剤を用いたエクストルージ
ョン型塗布ヘッドを提供することもできる。
即ち、第1図におけるエクストルージョン型塗布ヘッド
10と同じ構成の塗布ヘッドによって、走行する前記ウ
ェブ1表面に前記塗布ヘッドのスロット先端部を押し付
けながら磁性塗布液15を塗布して塗布Fi2を形成す
る際、前記送風機の代わりに接続された定流量ポンプ又
は加圧タンクから溶剤を送液して前記吐出口8から該溶
剤を押し出す。
10と同じ構成の塗布ヘッドによって、走行する前記ウ
ェブ1表面に前記塗布ヘッドのスロット先端部を押し付
けながら磁性塗布液15を塗布して塗布Fi2を形成す
る際、前記送風機の代わりに接続された定流量ポンプ又
は加圧タンクから溶剤を送液して前記吐出口8から該溶
剤を押し出す。
すると、前記塗布層2両端方向の前記未塗布部は前記溶
剤により押し上げられるので、前記塗布ヘッドが前記未
塗布部と接触することがない。従って、前記未塗布部が
前記バックェツジ4及びドクターエツジ5によって削り
取られたり、前記ウェブ1表面に付着していた異物が前
記塗布ヘッド10のバックェツジ4及びドクターエツジ
5の両端に捕捉されたりするのを防ぐことができるので
、前記塗布ヘッド10の前記塗布N2近傍両端に堆積し
た付着物が前記ウェブ1の前記塗布層2近傍両端を押上
げて前記ウェブ1に塗布される前記磁性塗布液15の巾
方向の塗布厚みを不均一にするのを防止することが出来
る。
剤により押し上げられるので、前記塗布ヘッドが前記未
塗布部と接触することがない。従って、前記未塗布部が
前記バックェツジ4及びドクターエツジ5によって削り
取られたり、前記ウェブ1表面に付着していた異物が前
記塗布ヘッド10のバックェツジ4及びドクターエツジ
5の両端に捕捉されたりするのを防ぐことができるので
、前記塗布ヘッド10の前記塗布N2近傍両端に堆積し
た付着物が前記ウェブ1の前記塗布層2近傍両端を押上
げて前記ウェブ1に塗布される前記磁性塗布液15の巾
方向の塗布厚みを不均一にするのを防止することが出来
る。
また、前記溶剤の塗布厚みは前記塗布N2の塗布厚みに
適応して設定され、前記定流量ポンプの回転数或いは前
記加圧タンクの圧力を適宜調整することにより設定され
る。更に、前記溶剤の塗布幅は前記スペーサ7によって
確実に規制されているので、前記溶剤が前記ウェブ1表
面の塗布層に侵入したり、或いは前記ウェブ裏面に裏回
りしたすする滲み出しを生じることがない。
適応して設定され、前記定流量ポンプの回転数或いは前
記加圧タンクの圧力を適宜調整することにより設定され
る。更に、前記溶剤の塗布幅は前記スペーサ7によって
確実に規制されているので、前記溶剤が前記ウェブ1表
面の塗布層に侵入したり、或いは前記ウェブ裏面に裏回
りしたすする滲み出しを生じることがない。
尚、前記溶剤としては水又は有機溶剤等の種々の溶剤を
用いることができるが、好ましくはその表面張力が20
〜40dyn/c+aの溶剤が良い。また、該溶剤は前
記磁性塗布液15との混合を避けるため、それぞれの溶
解性パラメータであるSP値が25゛cで1以上離れて
いることが望ましい、更に、前記溶剤には粘性を持たせ
るためにある程度の固形分を含ませてもよく、該溶剤の
送液圧力を低くすると共に乾き易くするために、その粘
度を50cp以下、好ましくは30cρ以下、更に好ま
しは10cρ以下にすることが望ましい。
用いることができるが、好ましくはその表面張力が20
〜40dyn/c+aの溶剤が良い。また、該溶剤は前
記磁性塗布液15との混合を避けるため、それぞれの溶
解性パラメータであるSP値が25゛cで1以上離れて
いることが望ましい、更に、前記溶剤には粘性を持たせ
るためにある程度の固形分を含ませてもよく、該溶剤の
送液圧力を低くすると共に乾き易くするために、その粘
度を50cp以下、好ましくは30cρ以下、更に好ま
しは10cρ以下にすることが望ましい。
また、上記実施態様においては磁気記録媒体を製造する
際の磁性層の塗布方法について述べたが、本発明の塗布
方法はこれ限るものではなく、例えば写真感光材料を製
造する際の感光層を塗布する塗布方法等に用いることが
出来ることは言うまでもない。
際の磁性層の塗布方法について述べたが、本発明の塗布
方法はこれ限るものではなく、例えば写真感光材料を製
造する際の感光層を塗布する塗布方法等に用いることが
出来ることは言うまでもない。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明では、可撓性帯状支持体の両
端未塗布部が少なくともその塗布部側近傍で前記塗布ヘ
ッド先端部両端面と摺動することのないように、前記可
撓性帯状支持体の両端縁を流体で付勢しながら塗布液を
塗布する。
端未塗布部が少なくともその塗布部側近傍で前記塗布ヘ
ッド先端部両端面と摺動することのないように、前記可
撓性帯状支持体の両端縁を流体で付勢しながら塗布液を
塗布する。
そこで、前記可撓性帯状支持体両端の塗布部側近傍未塗
布部が前記塗布ヘッド先端によって削り取られたり、前
記可撓性帯状支持体表面に付着していた異物が前記塗布
ヘッドの両端に捕捉されたりするのを防ぐことができる
ので、前記塗布へラドの両端に堆積した付着物が前記可
撓性帯状支持体の両端を押上げて前記可撓性帯状支持体
に塗布される塗布液の中方向の塗布厚みを不均一にする
のを防止することが出来る。
布部が前記塗布ヘッド先端によって削り取られたり、前
記可撓性帯状支持体表面に付着していた異物が前記塗布
ヘッドの両端に捕捉されたりするのを防ぐことができる
ので、前記塗布へラドの両端に堆積した付着物が前記可
撓性帯状支持体の両端を押上げて前記可撓性帯状支持体
に塗布される塗布液の中方向の塗布厚みを不均一にする
のを防止することが出来る。
従って、塗布厚みが均一で表面性の良い塗布層を形成す
ると共に塗布液の滲み出しの無い良好な塗布方法及び装
置を提供することが出来た。
ると共に塗布液の滲み出しの無い良好な塗布方法及び装
置を提供することが出来た。
以下、本発明の実施例により詳細に説明する。
(実施例)
〔実施例1〕
下記第1表に示す組成の各成分をボールミルに入れて十
分に混合分散させた後、エポキシ樹脂(エポキシ当量5
00)を30重量部加えて均一に混合分散させて作製し
た磁性塗布液を、それぞれ巾が501,502,506
.510 rm、厚さが15.38.75μのポリエチ
レンテレフタレート支持体上に、塗布量=1520.3
0.40cc/ボ、塗布速度:200m/分、塗布部張
力’ 10kg / 500IQ+i幅、塗布巾: 5
00omとなるように塗布した。従って、前記支持体の
塗布面両側端には、それぞれ片側0.5. l、 3.
5mn+幅の未塗布部が形成される。
分に混合分散させた後、エポキシ樹脂(エポキシ当量5
00)を30重量部加えて均一に混合分散させて作製し
た磁性塗布液を、それぞれ巾が501,502,506
.510 rm、厚さが15.38.75μのポリエチ
レンテレフタレート支持体上に、塗布量=1520.3
0.40cc/ボ、塗布速度:200m/分、塗布部張
力’ 10kg / 500IQ+i幅、塗布巾: 5
00omとなるように塗布した。従って、前記支持体の
塗布面両側端には、それぞれ片側0.5. l、 3.
5mn+幅の未塗布部が形成される。
又、塗布装置は第1図に示す様なエクストルージョン型
塗布ヘッド10から成る塗布装置を用いた。
塗布ヘッド10から成る塗布装置を用いた。
ここで、該塗布ヘッド10の形状は特開昭60−238
179号公報に開示されているものを用い、そのドクタ
ーエツジ表面の湾曲部の曲率半径rは5世とした。
179号公報に開示されているものを用い、そのドクタ
ーエツジ表面の湾曲部の曲率半径rは5世とした。
更に、該塗布ヘッド10に設けた吐出口8からは加圧空
気をそれぞれ0.01.0.1.0.5.1.0.3.
0.5.0kg/c+!(ゲージ圧)で吹き出させた。
気をそれぞれ0.01.0.1.0.5.1.0.3.
0.5.0kg/c+!(ゲージ圧)で吹き出させた。
そして、上記塗布条件に基づき各々長さ6000 mの
磁気記録媒体である試料1〜16を作成し、塗布終了時
の前記塗布ヘッド先端部両端面での削りカスの付着状況
の観察及び塗布開始時と塗布終了時における塗布層の幅
方向端部の塗布厚みの変化量を各々測定した。その結果
を第2表に示す。
磁気記録媒体である試料1〜16を作成し、塗布終了時
の前記塗布ヘッド先端部両端面での削りカスの付着状況
の観察及び塗布開始時と塗布終了時における塗布層の幅
方向端部の塗布厚みの変化量を各々測定した。その結果
を第2表に示す。
(以下余白)
〔比較例1〕
また、比較例として前記吐出口8から加圧空気を吹き出
さずに、前記実施例と同様の塗布条件により各々長さ6
000 mの磁気記録媒体である試料17〜26を作成
し、塗布終了時の前記塗布ヘッド先端部両端面での削り
カスの付着状況の観察及び塗布開始時と塗布終了時にお
ける塗布層の幅方向端部の塗布厚みの変化量を各々測定
した。その結果を第2表に示す。
さずに、前記実施例と同様の塗布条件により各々長さ6
000 mの磁気記録媒体である試料17〜26を作成
し、塗布終了時の前記塗布ヘッド先端部両端面での削り
カスの付着状況の観察及び塗布開始時と塗布終了時にお
ける塗布層の幅方向端部の塗布厚みの変化量を各々測定
した。その結果を第2表に示す。
(以下余白)
第 1 表
組成
・Co含有磁性酸化鉄
(S RET 35rd/ g )
ニトロセルローズ
・ポリウレタン樹脂
「ニラポラン−2304j
(日本ポリウレタン■製)
・ポリイソシアネート
「コロネートし」
(日本ポリウレタン■製)
・CrzO3
・カーボンブラック
(平均粒径20μm)
・ステアリン酸
・ステアリン酸ブチル
・メチルエチルケトン
・酢酸ブチル
100重量部
10重量部
8重量部
8重量部
2重量部
2重量部
1重量部
1重量部
150重量部
150重量部
第2表
注)但し、上記削りカスの付着状況において、X:削り
カスの付着が多い。
カスの付着が多い。
××:削りカスの付着が非常に多い。
(実施例2〕
上記第1表に示す組成の各成分をボールミルに入れて十
分に混合分散させた後、エポキシ樹脂(エポキシ当量5
00)を30重量部加えて均一に混合分散させて作製し
た磁性塗布液を、厚さ37μ中500 mのポリエチレ
ンテレツクレート支持体上に、塗布量: 17cc/n
?、 塗布速度:200m/分。
分に混合分散させた後、エポキシ樹脂(エポキシ当量5
00)を30重量部加えて均一に混合分散させて作製し
た磁性塗布液を、厚さ37μ中500 mのポリエチレ
ンテレツクレート支持体上に、塗布量: 17cc/n
?、 塗布速度:200m/分。
塗布部張カニ 10kg1500+u+幅、塗布巾:
490mとなるように塗布した。従って、前記支持体の
塗布面両側端には、片側5m幅の未塗布部が形成される
。
490mとなるように塗布した。従って、前記支持体の
塗布面両側端には、片側5m幅の未塗布部が形成される
。
又、塗布装置は第1図に示す様なエクストルージョン型
塗布ヘッド10から成る塗布装置を用いた。
塗布ヘッド10から成る塗布装置を用いた。
ここで、該塗布ヘッド10の形状は特開昭60〜238
179号公報に開示されているものを用い、そのドクタ
ーエツジ表面の湾曲部の曲率半径rは5fiとした。
179号公報に開示されているものを用い、そのドクタ
ーエツジ表面の湾曲部の曲率半径rは5fiとした。
更に、前記吐出口8の塗布巾方向の開口巾は、それぞれ
前記未塗布部巾よりも両端1mずつ小さく成るように設
定した。
前記未塗布部巾よりも両端1mずつ小さく成るように設
定した。
そして、上記塗布条件に基づき、それぞれ前記吐出口8
から吐出する溶剤の種類、流量及び粘度を下記第3表に
示すように変えながら長さ6000 mの磁気記録媒体
である試料27〜46を作成し、塗布終了時の前記支持
体両端の未塗布部における削れ発生状況、塗布液の滲み
出し状況及び塗布液と溶剤との界面状況をそれぞれ観察
した。その結果を第3表に示す。但し、試料39〜46
における前記粘度は、メチルエチルケトンに塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体を適宜添加して調整した。
から吐出する溶剤の種類、流量及び粘度を下記第3表に
示すように変えながら長さ6000 mの磁気記録媒体
である試料27〜46を作成し、塗布終了時の前記支持
体両端の未塗布部における削れ発生状況、塗布液の滲み
出し状況及び塗布液と溶剤との界面状況をそれぞれ観察
した。その結果を第3表に示す。但し、試料39〜46
における前記粘度は、メチルエチルケトンに塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体を適宜添加して調整した。
〔比較例2]
比較例として前記吐出口8から溶剤を吹き出さずに、前
記実施例2と同様の塗布条件により長さ6000 mの
磁気記録媒体である比較例2を作成し、塗布終了時の前
記支持体両端の未塗布部における削れ発生状況、塗布液
の滲み出し状況及び塗布液と溶剤との界面状況を観察し
た。その結果を第3表に示す。
記実施例2と同様の塗布条件により長さ6000 mの
磁気記録媒体である比較例2を作成し、塗布終了時の前
記支持体両端の未塗布部における削れ発生状況、塗布液
の滲み出し状況及び塗布液と溶剤との界面状況を観察し
た。その結果を第3表に示す。
〔比較例3〕
特開昭57−84771号公報に開示されている塗布ヘ
ッド先端が未加工のエクストルージョン型ヘッドから成
る塗布装置によって、前記実施例2と同様の塗布条件に
より長さ6000 mの磁気記録媒体である比較例3を
作成し、塗布終了時の前記支持体両端の未塗布部におけ
る削れ発生状況、塗布液の滲み出し状況及び塗布液と溶
剤との界面状況を、観察した。その結果を第3表に示す
。
ッド先端が未加工のエクストルージョン型ヘッドから成
る塗布装置によって、前記実施例2と同様の塗布条件に
より長さ6000 mの磁気記録媒体である比較例3を
作成し、塗布終了時の前記支持体両端の未塗布部におけ
る削れ発生状況、塗布液の滲み出し状況及び塗布液と溶
剤との界面状況を、観察した。その結果を第3表に示す
。
〔比較例4〕
特開昭61−257268号公報に開示されている支持
体に塗布液を塗布する直前に該支持体面の塗布液が施さ
れるべき部分の両側端外側の未塗布部分に予め溶剤を塗
布する塗布方法によって、前記実施例2を同様の塗布条
件により長さ6000 mの磁気記録媒体である比較例
4を作成し、塗布終了時の前記支持体両端の未塗布部に
おける削れ発生状況、塗布液の滲み出し状況及び塗布液
と溶剤との界面状況を観察した。その結果を第3表に示
す。
体に塗布液を塗布する直前に該支持体面の塗布液が施さ
れるべき部分の両側端外側の未塗布部分に予め溶剤を塗
布する塗布方法によって、前記実施例2を同様の塗布条
件により長さ6000 mの磁気記録媒体である比較例
4を作成し、塗布終了時の前記支持体両端の未塗布部に
おける削れ発生状況、塗布液の滲み出し状況及び塗布液
と溶剤との界面状況を観察した。その結果を第3表に示
す。
〔比較例5〕
特開昭61−257263号公報に開示されているドク
ターエツジ頂角部分を面取りしたエクストルージョン型
ヘッドから成る塗布装置によって、前記実施例2と同様
の塗布条件により長さ6000 mの磁気記録媒体であ
る比較例3を作成し、塗布絽了時の前記支持体両端の未
塗布部における削れ発生状況、塗布液の滲み出し状況及
び塗布液と溶剤との界面状況を観察した。その結果を第
3表に示す。
ターエツジ頂角部分を面取りしたエクストルージョン型
ヘッドから成る塗布装置によって、前記実施例2と同様
の塗布条件により長さ6000 mの磁気記録媒体であ
る比較例3を作成し、塗布絽了時の前記支持体両端の未
塗布部における削れ発生状況、塗布液の滲み出し状況及
び塗布液と溶剤との界面状況を観察した。その結果を第
3表に示す。
(以下余白)
第3表
注)1■シ、上記削れ状況において、
○:裏表面すり傷、削れが生じず良好。
68表面にすり傷が生じているが実用上は可。
×:表面に削れによる削り扮が生じ、yt塗りも生じて
不良。
不良。
xx: HKR+地による削りbめq酔客に多く生り享
塗りも大きく生じて9qλ1・・・可撓性帯状支持体
2・・・塗布面3・・・スロット 4・・
・バックェツジ5・・・ドクターエツジ 6・・・
規制板7・・・スペーサ 8・・・吐出口9
・・・塗布液供給口 10・・・エクストルージョン型塗布ヘッド11・・・
側板 12・・・加圧空気供給口13・
・・液溜まり 15・・・磁性塗布液。
塗りも大きく生じて9qλ1・・・可撓性帯状支持体
2・・・塗布面3・・・スロット 4・・
・バックェツジ5・・・ドクターエツジ 6・・・
規制板7・・・スペーサ 8・・・吐出口9
・・・塗布液供給口 10・・・エクストルージョン型塗布ヘッド11・・・
側板 12・・・加圧空気供給口13・
・・液溜まり 15・・・磁性塗布液。
第3表から明らかなように、本発明の塗布方法に基づい
た塗布装置を用いた実施例である試料27〜46では、
従来の塗布装置を用いた比較例2〜5に比べて、未塗布
部における削れの発生及び塗布層の平均厚みに対する塗
布層側端部の厚塗りが改善され、溶剤の滲みによるトラ
ブルも発生しなかった。
た塗布装置を用いた実施例である試料27〜46では、
従来の塗布装置を用いた比較例2〜5に比べて、未塗布
部における削れの発生及び塗布層の平均厚みに対する塗
布層側端部の厚塗りが改善され、溶剤の滲みによるトラ
ブルも発生しなかった。
第1図は本発明の一実施B様に基づく塗布装置における
エクストルージョン型塗布ヘッドの部分斜視図、第2図
は第1図に示すエクストルージョン型塗布ヘッドの部分
断面、第3図は可撓性帯状支持体上の塗布層の塗布状態
を表す部分拡大断面図である。 (図中の符号) 第 1 図 第 図 第 図 を「塗布方法はこれに」と補正する。 手 続 ンll 正 5i 平成 1年 3月」2日 1寺R午庁長籍。 殿 1゜ 事件の表示 平成 1年特F[m3/1940L3 2゜ 発明の名称 塗布装に1 3゜ 補正をする省 lとの関係=rJム1出願人 名 称 (520)富士写真フィルム株式会社4、代理 住所 人 〒100 東京都千代田区霞が関3丁口8番1号 虎の門三11ビル141fi 6゜ 補正により増加する請求項の数:
エクストルージョン型塗布ヘッドの部分斜視図、第2図
は第1図に示すエクストルージョン型塗布ヘッドの部分
断面、第3図は可撓性帯状支持体上の塗布層の塗布状態
を表す部分拡大断面図である。 (図中の符号) 第 1 図 第 図 第 図 を「塗布方法はこれに」と補正する。 手 続 ンll 正 5i 平成 1年 3月」2日 1寺R午庁長籍。 殿 1゜ 事件の表示 平成 1年特F[m3/1940L3 2゜ 発明の名称 塗布装に1 3゜ 補正をする省 lとの関係=rJム1出願人 名 称 (520)富士写真フィルム株式会社4、代理 住所 人 〒100 東京都千代田区霞が関3丁口8番1号 虎の門三11ビル141fi 6゜ 補正により増加する請求項の数:
Claims (1)
- (1)、連続的に走行する可撓性帯状支持体表面に塗布
ヘッドのスロット先端部を押し付けながら塗布液を塗布
する塗布装置において、前記可撓性帯状支持体の両端未
塗布部に対応する前記塗布ヘッド先端部両端部に、前記
可撓性帯状支持体の両端部に向かって加圧流体を吐出す
る吐出口を設け、該吐出口より吹き出した前記加圧流体
が前記可撓性帯状支持体の両端部と前記塗布ヘッド先端
部両端部との間に介在することにより、前記可撓性帯状
支持体の両端未塗布部と前記塗布ヘッド先端部両端部と
の接触を回避するように構成したことを特徴とする塗布
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3494089A JPH0822411B2 (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 塗布装置 |
US07/777,628 US5114753A (en) | 1988-12-21 | 1991-10-16 | Method and apparatus for coating web while preventing contact of edge portions thereof with coating head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3494089A JPH0822411B2 (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02214567A true JPH02214567A (ja) | 1990-08-27 |
JPH0822411B2 JPH0822411B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=12428177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3494089A Expired - Fee Related JPH0822411B2 (ja) | 1988-12-21 | 1989-02-16 | 塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0822411B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013094731A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Fujifilm Corp | 塗布装置 |
US10933438B2 (en) | 2018-02-01 | 2021-03-02 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Coating apparatus with base material height changing device configured to selectively eject compressed gas |
CN116600905A (zh) * | 2020-12-17 | 2023-08-15 | 富士胶片株式会社 | 多层膜的制造方法及涂布装置 |
-
1989
- 1989-02-16 JP JP3494089A patent/JPH0822411B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013094731A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Fujifilm Corp | 塗布装置 |
US10933438B2 (en) | 2018-02-01 | 2021-03-02 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Coating apparatus with base material height changing device configured to selectively eject compressed gas |
CN116600905A (zh) * | 2020-12-17 | 2023-08-15 | 富士胶片株式会社 | 多层膜的制造方法及涂布装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0822411B2 (ja) | 1996-03-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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