JPH03292156A - 感熱記録ヘッド - Google Patents

感熱記録ヘッド

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JPH03292156A
JPH03292156A JP9360990A JP9360990A JPH03292156A JP H03292156 A JPH03292156 A JP H03292156A JP 9360990 A JP9360990 A JP 9360990A JP 9360990 A JP9360990 A JP 9360990A JP H03292156 A JPH03292156 A JP H03292156A
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JP
Japan
Prior art keywords
electrode
hairlines
recording head
heating element
electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP9360990A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Hamada
力 浜田
Hisanori Otsuki
大槻 寿則
Kiyoshi Saeki
佐伯 清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、感熱記録ヘッドに関し、詳しくは、感熱紙
等の感熱記録媒体を発色させて情報を記録させるために
、信号電流にしたがって発熱させられるようになってい
て、ファクシミリや電子プリンタに利用されている感熱
記録ヘッドに関するものである。
従来の技術 ファクシミリの記録媒体としては一般的に感熱紙が用い
られており、この感熱紙に情報を記録するための感熱記
録ヘッドについては、種々の構造のものが提案されてい
る。
第3図は、従来の一般的な感熱記録ヘッドの構造を示し
ている。
第3図に示す構造では、細いくし歯状の電極aが一体連
結されてなる共通電極Aの前記電極aと、記録ドツト毎
に独立した細い短冊状の信号電極すとが互い違いに噛み
合わされた状態で対向して配置されている。画電極a、
bの噛み合わされた個所の全体を横断するように、酸化
ルテニウム等の抵抗発熱体材料が撞布形成されて、抵抗
発熱体Cが構成されている。このような構造の感熱記録
ヘッドは、各信号電極すと共通電極Aの間に記録情報に
対応する信号電流が印加されると、各信号電極すとくし
歯電極aをつなぐ個所の抵抗発熱体Cが局部的に発熱し
、この抵抗発熱体Cの発熱が感熱紙等の記録媒体に伝え
られて記録媒体に情報を記録するというものである。こ
の構造は、抵抗発熱体Cを厚膜技術を用いて形成してお
り、比較的製造作業が簡単でコストも安価であるとされ
ている。
発明が解決しようとする課題 ところが、近年、ファクシミリ等に対して細密記録性能
や大型化等がより強く要求されるようになってくると、
前記した従来技術では充分に対応できなくなってきた。
例えば、印字や描画の細密記録性能を向上させるには、
感熱記録ヘッドの発熱単位すなわち発熱ドツトの大きさ
を小さくがっ高密度にすればよいので、各電極の幅を細
くして電極同士の間隔も狭くしなければならない。
しかし、前記した従来技術では、発熱紙゛抗体に連結し
て電流を印加する電極回路を、通常の印刷配線回路と同
様の方法で形成しているため、電極の幅や電極同士の間
隔に製造上の限界がある。すなわち、印刷配線回路技術
では、絶縁基板の表面に電極を露出した状態で形成する
ことになるので、電極が細くなったり電極間隔が狭くな
ると、製造工程で付着する異物等で電極同士が短絡した
り、電極が傷付いて断線したりする等の回路不良が生じ
やすく、電極の信頼性に劣り、製品の歩留まりも良くな
いという問題がある。
具体的には従来構造の感熱記録ヘッドでは、製品歩留ま
りを80%以上とするには、lnwnの間に電極回路を
8本程度までしか形成することができず、それ以上の高
密度化は不可能であった。
特に、前記した第3図の構造では、信号電極すとくし型
の共通電極Aとを交互に噛み合わせた状態で配置してい
るので、信号電極すの配置間隔すなわち発熱単位が余計
に広くなって、高密度化することができない。
そこで、この発明の課題は、前記した従来技術の問題点
を解消し、高密度化が可能で製品歩留まりが良く、大型
化に対応でき、コスト的にも安価な感熱記録ヘッドを提
供することにある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の感熱記録ヘッドは、
抵抗発熱体に電極が連結されていて、電極に印加される
信号電流にしたがって抵抗発熱体が発熱する感熱記録ヘ
ッドであって、導体芯材の周囲が絶縁層で被覆された電
極細線が端面を同一方向−M線上に揃えるようにして多
数整列配置された電極列を記録紙走行方向に一対設け、
各電極細線の端面に露出した導体芯材を互いに連結する
ようにして、抵抗発熱体を形成したことを特徴とする。
作   用 導体芯材の周囲が絶縁層で覆われた電極細線を整列配置
した電極構造であれば、電極細線は線径の極めて細いも
のが製造可能であるので、従来の印刷配線回路で形成さ
れた電極の幅に比べ、はるかに電極の幅を狭くすること
ができる。ま°た、電極細線を互いに接触するほど近接
して並べても、互いの絶縁層で導体芯材同士は確実に絶
縁分離されているので短絡を起こすことはない。したが
って、従来の印刷配線回路による電極構造に比べて、は
るかに高密度に電極を配置でき、その結果、発熱抵抗体
の発熱単位を小さくかつ高密度に配置することが可能に
なる。
電極細線の導体芯材が絶縁層で覆われているので、製造
工程で電極に異物が付着したり傷が付いたりして、短絡
や断線等の回路不良を起こすことがなくなり、製品歩留
まりが大幅に向上する。
電極細線の整列数は任意に増やすことができ、その上に
塗布等の手段で抵抗発熱体を形成するだけで感熱記録ヘ
ッドが製造できるので、感熱記録ヘッドの大きさに制約
がなくなる。
実施例 ついで、この発明の実施例を図を参照しながら以下に説
明する。
第1図および第2図に示す実施例について説明する。電
極細線10.20は、銅やアルミニウム。
金等の各種導体金属からなる導体芯材30の周囲がポリ
ウレタン、ポリイミド等の絶縁層40で被覆されたもの
であり、多数の電極細線10.20が、合成樹脂等から
なる絶縁基板60により、端面を揃えた状態で平行に整
列するよう支持固定されている。
電極細線10.20は、線径か細い程、感熱記録ヘッド
の高密度化が図れるが、例えばブロックの用途では40
〜70μm程度のものが用いられる。電極細線10.2
0は、例えば、音響機器の回転駆動用精密マイクロモー
タ等で用いられているものと同様のもので実施される。
そして、1列の電極細線10ともう1列の電極細線20
とが、互いの端面を同一方向へ向けた状態で一定幅をあ
けて記録紙走行方向に直交する方向に配置されている。
各列の電極細線10.20は、互いに近接して直線上に
配置されていることになり、このような電極細線10と
20が対になって、多数の電極細線対が平行に並んでい
ることになる。各電極細線対同士の間の間隔は□、第2
図に示すように、比較的狭い隙間をあけているが、隣接
する電極網110.10および20.20同士は絶縁層
40で接していてもよい。
なお図示したように、多数対の電極細線10゜20を多
数整列配置した状態で固定するには、例えば、多数の電
極細線10.20を整列配置した状態で、合成樹脂等か
らなる絶縁基材60に埋め込んで成形一体化させればよ
い。したがって、多数本の電極細線を絶縁基材60に整
列状態で埋込み固定した後、この端面を平面に加工すれ
ば良い。
上記のような配置された電極細線10.20に対し、抵
抗発熱体50が形成されている。抵抗発熱体50は、通
常の感熱記録ヘッドと同様の抵抗発熱体材料からなるも
のであり、具体的には酸化ルテニウムにガラスバインダ
を添加したもの等が用いられる。抵抗発熱体50を、対
向する電極細線10.20の導体芯材30,30間士を
連結するように形成する方法としては、前記抵抗発熱体
材料のペーストを塗布して、乾燥、焼成する等、従来の
感熱記録ヘッドにおける厚膜技術を用いた抵抗発熱体の
形成手段が採用できる。抵抗発熱体50は、各電極細線
対毎に分離して形成することもできるが、図示したよう
に、整列配置された多数の電極細線10.20全体を連
続的に覆うように設けるほうが簡単である。また、抵抗
発熱体50の上には、通常の感熱記録ヘッドと同様に、
抵抗発熱体50を保護したり耐摩耗性を向上させる等の
目的で、保護層70を形成しておくことができる。この
保護層70も通常の膜形成手段で形成することができる
。その値、上記した以外の感熱記録ヘッドの構造は、通
常の感熱記録ヘッドと同様の構造で実施される。
このような感熱記録ヘッドの作動について説明する。多
数の整列配置された電極細線10.20のうち、一対の
近接する電極細線10.20において、信号電極となる
電極細線10に信号電流を印加すると、電極細線10の
端面から、抵抗発熱体50を経て電極細線20の端面へ
と電流が流れて、その部分の抵抗発熱体50が局部的に
発熱する。記録する情報にしたがって、信号電流を制御
すれば、任意の電極細線10.20間に電流を流すこと
で抵抗発熱体50を局部的に発熱させることができる°
なお、電極細線10.20の近接間距離、及び、隣接す
る電極細線10.10または20.20同士の間隔等を
調整することによって、抵抗発熱体50の発熱単位、す
なわち、発熱ドツトの大きさや間隔を自由に設定できる
また電極細線10の列に対し電極細線20の列を、その
列方向に半ピツチすらすく千鳥状に配置する〉ことによ
り、この方向の記録ドツト数を2倍に増やすこともでき
る。
なお、この発明にかかる感熱記録ヘッドは、前記したプ
ロッタ用の感熱記録ヘッド以外にも、電子プリンタや複
写機その他の各種感熱記録ヘッドに適用できることは言
うまでもない。
発明の効果 以上に述べた、この発明にかかる感熱記録ヘッドによれ
ば、抵抗発熱体に電流を印加するための電極として、導
体芯材の周囲が絶縁層で被覆された電極細線を用いてい
るので、電極同士の設置間隔を極めて狭く設定すること
ができる。具体的には、従来の印刷配線回路を用いた電
極では、1M当たり8本の電極しか形成できなかったの
が、この発明の構造であれば、IITLII+当たり1
6本以上の電極を形成でき、電極間隔も自在に設定する
ことが可能になる。電極同士の間隔は、抵抗発熱体の発
熱単位に相当するので、発熱単位を小さくてきることに
より、感熱記録ヘッドによる記録情報をより細密で高品
質なものにできる。
電極細線の導体芯材同士は、絶縁層によって確実に分離
されているので短絡することはなく、また、導体芯材が
絶縁層で保護されているので傷付いたり断線を起こした
りすることもない等、電極の信頼性が高く、製造工程で
電極不良が発生することがなくなり、製品歩留まりが向
上する。具体的には、従来の印刷配線回路では、1閣当
たり16本の電極を形成した場合には製品歩留まりが1
0%程度しかなかったのに対し、この発明の構造では、
製品歩留まり90%を達成することが可能である。
電極細線の整列配置する本数や、その端面を覆って抵抗
発熱体を塗布形成する長さ等には全く制約がないので、
感熱記録ヘッドの長さや発熱単位の設置数は自由に増や
すことができ、感熱記録ヘッドの大型化に容易に対応す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す一部切欠斜視図、第2
図は拡大断面図、第3図は従来例を示す平面図である。 10.20・・・・・・電極細線、30・・・・・・導
体芯材、40・・・・・・絶縁層、50・・・・・・抵
抗発熱体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 抵抗発熱体に電極が連結されていて、電極に印加される
    信号電流にしたがって抵抗発熱体が発熱する感熱記録ヘ
    ッドであって、導体芯材の周囲が絶縁層で被覆された電
    極細線が端面を同一方向一直線上に揃えるようにして多
    数整列配置された電極列を記録紙走行方向に一対設け、
    各電極細線の端面に露出した導体芯材を互いに連結する
    ようにして、抵抗発熱体を形成したことを特徴とする感
    熱記録ヘッド。
JP9360990A 1990-04-09 1990-04-09 感熱記録ヘッド Pending JPH03292156A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9360990A JPH03292156A (ja) 1990-04-09 1990-04-09 感熱記録ヘッド
KR1019910005629A KR910018186A (ko) 1990-04-09 1991-04-09 감열기록헤드

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9360990A JPH03292156A (ja) 1990-04-09 1990-04-09 感熱記録ヘッド

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JPH03292156A true JPH03292156A (ja) 1991-12-24

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JP9360990A Pending JPH03292156A (ja) 1990-04-09 1990-04-09 感熱記録ヘッド

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