JPH03289016A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JPH03289016A
JPH03289016A JP8858590A JP8858590A JPH03289016A JP H03289016 A JPH03289016 A JP H03289016A JP 8858590 A JP8858590 A JP 8858590A JP 8858590 A JP8858590 A JP 8858590A JP H03289016 A JPH03289016 A JP H03289016A
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drive shaft
cam groove
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vacuum valve
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Hisashi Yoshida
久 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、可動接触子を備えた断路装置と負荷電流開閉
装置としての真空バルブとを直列に接続した開閉装置に
係り、特に、この開閉装置における操作リンク装置の開
路遅延装置に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の可動接触子を備えた断路装置と負荷電
流開閉装置としての真空バルブとを直列に接続した開閉
装置は、上記断路装置に負荷電流の開閉機能を備えてい
ないのて、この断路装置の閉路時、この断路装置を真空
バルブよりも先に閉路し、次に、この真空バルブを閉路
し、しかも、この断路装置を開路する動作順序と時間差
とを必要とし、さらに、この断路装置では負荷電流て絶
対に開閉しないことが必要条件とされている。
既に提案されているこの種の開閉装置における操作リン
ク装置の開路遅延装置は、第6図(A)(B)乃至第9
図に示されるように構成されている。
即ち、第6図(A)(B)乃至第9図において、略角筒
状をなす機枠(フレーム)1には、コイル2aとアマチ
ュア2bとで構成された電磁石2か設けられており、こ
の機枠1の側板1aには、回動軸3が上記電磁石2へ連
結して軸装されている。
即ち、この回動軸3には、連杆4が緩く軸装されており
、この連杆4の一端部には、ローラ5がビン6で支承さ
れており、このローラ5は上記アマチュア2bの自由端
部2cの押動通路に位置して後述するトグルレバー7を
押動するようにしている。又、この回動軸3には、枠形
をなすトグルレバー7と腕杆8とがそれぞれ軸装されて
おり、このトグルレバー7及び腕杆8の自由端との間に
は、トグルばね9がビン軸10で外方へ抜は出ないよう
に連結して介装されている。さらに、上記トグルレバー
7の上部7aには、略V字状をなす第1カム溝11が穿
設されおり、この第1カム溝11の一部11aは、上記
トグルレバー7が上記回転軸3を中心に回動するとき、
同心円弧状をなすように形成されている。つまり、この
第1カム溝11は上記トグルレバー7を回動軸3の周り
に反時計針方向へ回動したときに、この回動の後半で回
動軸3を中心に回動するときに同心円弧状をなすように
形成されている。
さらに又、上記トグルレバー7の下部7bには、第6図
(B)及び第7図に示されるように、第2カム溝12が
穿設されており、この第2カム溝12のの一部12 a
は、上記トグルレバー7か上記回転軸3を中心に回動す
るとき、同心円弧状をなすように形成されている。つま
り、この第2カム溝12は上記トグルレバー7を回動軸
3の周りに反時計針方向へ回動したときに、この回動の
前半で回動軸3を中心に回動するときに同心円弧状をな
すように形成されている。
一方、上記第1カム溝11に近接した上記機枠1の側板
1aには、断路装置13が設置されており、この断路装
置13は導体14と一体をなす固定接触子15とこれに
当接して接合する可動接触子16と一体をなす断路駆動
軸17とで構成されており、この新路駆動軸17の一端
部には、断路駆動レバー18が軸着されている。又、こ
の断路駆動レバー18の自由端部には、ローラ19がビ
ン20aで枢着されており、このローラ19は、上記第
1カム溝11に緩く嵌きしている。さらに、上記断路装
置13の可動接触子16には、真空バルブ21が可撓導
体22を介して直列に接続されており、この真空バルブ
21は、真空バルブ本体21a内に固定電極21bとこ
れに接触する可動電極とて構成されており、この可動電
極と一体の可動杆21cは開閉駆動軸23の突き当部2
3aに当接している。さらに又、この開閉駆動軸23の
一端部には、開閉駆動レバー24が軸着されている。こ
の開閉駆動軸23の自由端部には、ローラ25がビン2
6で枢着されており、このローラ25は、上記第2カム
溝12に緩く嵌合している(第6図(B)参照)。
なお、上記機枠1の側板1aには、各ストッパ27.2
8が上記トグルレバー7や上記腕杆8の作動範囲の位置
規制するように付設されている。
従って、上述した開閉装置における操作リンク装置の開
路遅延装置は、第6図(A)(B)乃至第9図に示され
るように作動する。
即ち、第6図(A)は、開閉装置における開路状態を示
しており、開閉装置における操作リンク装置で閉路状態
にする場合、 自動操作時は、上記電磁石2に通電して付勢することに
より、この電磁石2のアマチュア2bの自由端部2cが
ローラ5を介して押動通路上のトグルレバー7を押動す
る。すると、このトグルレバー7は回動軸3の周りに反
時計方向へ回動すると同時に、トグルばね9に弾力を蓄
勢し、開閉装置における操作リンク装置は閉路状態なる
又一方、開閉装置における操作リンク装置で開路状態に
する場合、 自動操作時は、上記電磁石2に通電を解除することによ
り、上記トグルばね9に蓄勢された弾力がトグルレバー
7を回動軸3の周りに時計方向へ回動するので、上記ト
グルレバー7かローラ5を介して電磁石2のアマチュア
2bを復動する。これにより、開閉装置における操作リ
ンク装置は開路状態なる。
第7図は、開閉装置における開路状態を示しており、手
動操作により開閉装置における操作リンク装置で閉路状
態にする場合、 図示されない操作ハンドルにより、上記回動軸3を時計
方向へ回動すると、この回転軸3と一体の腕杆8も共に
同一方向へ回動して上記トグルばね9に弾力を蓄勢する
。さらに1、上記回動軸3を時計方向へ回動すると、上
記腕杆8はトグルレバー7とのデッドポイント(死点)
を越えると、上記トグルばね9に蓄勢された弾力がトグ
ルレバー7を回動軸11の周りに反時計方向へ回動する
ので、これにより、開閉装置における操作リンク装置は
閉路状態なる。
次に、この閉路状態から操作リンク装置で開路状態にす
る場合、 図示されない操作ハンドルにより、上記回動軸3を反時
計方向へ回動すると、この回転軸3と一体の腕杆8も共
に同一方向へ回動して上記トグルばね9に弾力を蓄勢す
る。さらに1、上記回動軸3を反時計方向へ回動すると
、上記腕杆8はトグルレバー7とのデッドポイント(死
点)を越えると、上記トグルばね9に蓄勢された弾力か
トグルレバー7を回動軸11の周りに時計方向へ回動す
るので、これにより、開閉装置における操作リンク装置
は開路状態なる。
次に、上記トグルレバー7の回動動作と上記断路装置1
3及び上記真空バルブ21の動作について説明する。
第7図は、開閉装置における開路状態を示しており、第
8図は、開閉装置における上記断路装置13の閉路状態
を示しており、第9図は、開閉装置における閉路状態を
示している。
即ち、第7図の開路状態から第9図の開閉装置における
閉路状態に至る動作順序を説明する。
第7図の開路状態で閉路状態をすると、上述したように
、上記回動軸3を時計方向へ回動すると、この回転軸3
と一体の腕杆8も共に同一方向へ回動して上記トグルば
ね9に弾力を蓄勢する。さらに1、上記回動軸3を時計
方向へ回動すると、上記腕杆8はトグルレバー7とのデ
ッドポイント(死点)を越えると、上記トグルばね9に
蓄勢された弾力がトグルレバー7を回動軸3の周りに反
時計方向へ回動するので、前記第1カム満11が上記ロ
ーラ19を案内して上記断路駆動レバー18と一体の断
路駆動軸17を回動する。すると、この断路駆動軸17
の可動接触子16が固定接触子15へ当接して導通する
。つまり、断路装置13は閉路状態になる(第8図参照
)。
一方、上記トグルレバー7の前半の作動中、上記第2カ
ム溝12の形状は上記回動軸3の軸心と同心円弧部を形
成しているため、開閉駆動レバー24のローラ25は上
記第2カム溝12内を遊転して開閉駆動レバー24を開
閉駆動軸23の周りに回動しないけれども、上記第2カ
ム溝12内の後半に到達すると、開閉駆動レバー24の
ローラ25は上記第2カム溝12を押動して開閉駆動レ
バー24を開閉駆動軸23の周りに回動するので、この
開閉駆動軸23の突き当部23aか真空バルブ21の可
動電極と一体の可動杆21cを押動して、この真空バル
ブ2]を閉路状態にする(第9図参照)。
次に、第9図の開閉装置における閉路状態から第7図の
開路状態からに至る逆動作の場合、上述した動作の逆の
順序で行われる。
即ち、上記トグルレバー7が回動軸3の周りに時計方向
へ回動すると、このトグルレバー7の前半では、開閉駆
動レバー24のローラ25は上記第2カムa12を押動
して開閉駆動レバー24を開閉駆動軸23の周りに回動
するので、この開閉駆動軸23の突き当部23aか真空
バルブ21の可動電極と一体の可動杆21cを復動して
、この真空バルブ21を開路状態にする。
他方、トグルレバー7の後半では、前記第1カム満11
が上記ローラ19を案内して上記断路駆動レバー18と
一体の断路駆動軸17を復動するので、この断路駆動軸
17の可動接触子16が固定接触子15から離間する。
つまり、断路装置13は開路状態になる(第7図参照)
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した開閉装置における操作リンク装
置の開路遅延装置は、断路装置13と真空バルブ21と
の直列に接続し、これを操作リンク装置の一回の操作の
前半と後半の動作を二分割して、上記断路装置13と真
空バルブ21との動作に時間差を持たせているため、負
荷電流開閉容量を増加されて遮断容量を持った開閉装置
として適用した場合、遮断時のアーク時間が長くなるの
で、真空バルブ21が開路してから、断路装置13が開
路動作するまでの時間差を大きくする必要とするから、
操作リンク装置全体の動作範囲が大きくなり、小型に構
成することが困難である。
又一方、操作リンク装置をそのまま小型に構成すると、
上記電磁石の力やトグルばねの弾力を大きくしなければ
ならず、結果的に操作リンク装置全体が大型化すること
になる等の難点がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、可動接触子を備えた断路装置と負荷電流開閉装置とし
ての真空バルブとを直列に接続した開閉装置開閉装置に
おける操作リンク装置の開路遅延装置において、断路装
置と真空バルブとの動作時間差を大きくすると共に小型
軽量化した開閉装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、機枠に電磁石を設け、二〇機枠に回動軸を軸
装し、この回動軸にトグルレバーを腕杆及び電磁石で作
動するように軸装し、この腕杆及びトグルレバーとの間
にトグルばねを連結して介装し、上記トグルレバーの上
部に第1カム溝を穿設し、上記トグルレバーの下部に第
2カム溝を穿設し、上記第1カム溝にローラを嵌合し、
他方、可動接触子を備えた断路装置に真空バルブを可撓
導体を介して接続し、上記断路装置の断路駆動軸に作動
部材を軸装し、上記第1カム溝の近傍の上記作動部材に
長孔を穿設し、この長孔に上記ローラの係合ビンを嵌合
してばねで付勢し、上記真空バルブの可動杆に開閉駆動
軸を連結し、この開閉駆動軸に作動腕杆を軸装し、この
作動腕杆にローラを上記第2カム溝へ嵌合するように付
設したものである。
(作 用) 本発明は、開路動作の前半で真空バルブが開路した後、
開路動作の後半で断路装置の断路駆動軸と一体の作動部
材の長孔に係合する係合ピンとロラを介して動作を伝達
しても、この係合ビンが作動部材の長孔をスライドする
ために、上記作動部材と一体の断路駆動軸は作動しない
で静止し、開路動作の完了直前に、上記係合ピンが作動
部材の長孔の端部を介して上記作動部材と一体の断路駆
動軸を回動して、上記断路装置を開路状態にして上記復
帰ばねの弾力により充分な開路距離を確保して安全と信
頼性の向上を図ると共に、開路遅延するようにし、大幅
な開路時間差を維持して大きな負荷電流容量を持たせる
ようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材には、
同じ符号を付して説明する。
第1図乃至第3図及び第6図(A)(B)において、符
号1は、略角筒状をなす機枠(フレーム)1であって、
この機枠1には、コイル2aとアマチュア2bとで構成
された電磁石2が設けられており、この機枠1の側板1
aには、回動軸3が上記電磁石2へ連結して軸装されて
いる。即ち、この回動軸3には、連杆4が緩く軸装され
ており、この連杆4の端部には、ローラ5がピン6て支
承されており、このローラ5は上記アマチュア2bの自
由端部2cの押動通路に位置して後述するトグルレバー
7を押動するようにしている。又、この回動軸3には、
枠形をなすトグルレバー7と腕杆8とがそれぞれ軸装さ
れており、このトグルレバー7及び腕杆8の自由端との
間には、トグルばね9がピン軸10で外方へ抜は出ない
ように連結して介装されている。さらに、上記トグルレ
バー7の上部7aには、略V字状をなす第1カム溝11
が穿設されおり、この第1カム溝11の一部11aは、
上記トグルレバー7が上記回転軸3を中心に回動すると
き、同心円弧状をなすように形成されている。つまり、
この第1カム溝11は上記トグルレバー7を回動軸3の
周りに反時計針方向へ回動したときに、この回動の後半
で回動軸3を中心に回動するときに同心円弧状をなすよ
うに形成されている。
さらに又、上記トグルレバー7の下部7bには、第1図
に示されるように、第2カム溝12が穿設されており、
この第2カム溝12のの一部12aは、上記トグルレバ
ー7が上記回転軸3を中心に回動するとき、同心円弧状
をなすように形成されている。つまり、この第2カム溝
12は上記トグルレバー7を回動軸3の周りに反時計針
方向へ回動したときに、この回動の前半て回動軸3を中
心に回動するときに同心円弧状をなすように形成されて
いる。
一方、第1図及び第6図(A)に示されるように、上記
第1カム溝11に近接した上記機枠1の側板1aには、
断路装置13が設置されており、この断路装置13は導
体14と一体をなす固定接触子15とこれに接合する可
動接触子16と一体をなす断路駆動軸17とで構成され
ている。又、この断路駆動軸17の一端部には、略扇形
をなす作動部材30が軸装されており、上記第1カム溝
11の近傍の上記作動部材30には、長孔31か穿設さ
れている。さらに、この長孔31には、上記ローラ19
の係合ピン20を嵌合しており、この係合ピン20は、
復帰ばね32で下方へ付勢して設けられている。さらに
又、上記ローラ19は、上記第1カム溝11に緩く嵌合
しており、上記断路装置13の可動接触子16には、真
空バルブ21が可撓導体22を介して直列に接続されて
おり、この真空バルブ21は、真空バルブ本体21a内
に固定電極21bとこれに接触する可動電極とで構成さ
れており、このづ動電極と一体の可動杆21cは開閉駆
動軸23の突き当部23aに当接している。さらに又、
この開閉駆動軸23の一端部には、開閉駆動レバー24
か軸着されている。この開閉駆動軸23の自由端部には
、ローラ25かピン26て枢着されており、二〇ローラ
25は、上記第2カム溝12に緩く嵌合している(第1
図参照)。
なお、上記機枠1の側板1aには、各ストッパ27.2
8a、28bが上記トグルレバー7や上記腕杆8の作動
範囲の位置規制するように付設されている。
以下、本発明の作用について説明する。
第1図における本発明の閉路状態から第3図における本
発明の開路状態に至る動作について説明する。
第1図において、図示されない外部操作によるハンドル
により閉路操作すると、上記トグルレバー7が回動軸3
の周りに時計方向へ回動することにより、第2カム溝1
2によりローラ25、開閉駆動レバー24を介して開閉
駆動軸23が反時計方向へ回動し、これに連動して真空
バルブ21を開路する。この動作中に第1カム溝11は
回動軸3を中心とした円弧部であるのて、ローラ19を
介して連結している作動部材30及び断路駆動軸17は
作動しない。さらに、上記トグルレバー7か回動軸3の
周りに反時計方向へ回動し、開路動作の後半になると、
第2カム溝12の形状は回動軸3を中心とした円弧部で
あるので、上記開閉駆動レバー24の開閉駆動軸23は
作動しないで開路状態を保持している。
又一方、第1カム溝11のカム形状によりローラ19を
介して係合ピン20は長孔31を上方へ摺動し、これに
より、復帰ばね32に弾力を蓄勢して第2図に示す状態
に変位する。
さらに、上記トグルレバー7か回動軸3の周りに反時計
方向へ回動し、このトグルレバー7の動作が完了直前に
上記係合ピン20が長孔31の上端縁に係合し、上記作
動部材30と一体の断路駆動軸17を反時計方向へ回動
させることにより、この断路駆動軸17の可動接触子1
6が固定接触子15から離間して開路する(第3図参照
)。そして、上記トグルレバー7の動作が完了すると同
時に、上記復帰ばね31の蓄勢弾力により、上記作動部
材30と一体の断路駆動軸17は上記係止ピン20を介
して上記トグルレバー7の動作が完了することより固定
され、この係止ピン20は長孔3]の下端縁に係合する
まで、反時計方向へ回動し、第3図に示される開路状態
となる。
次に、第3図における本発明の開路状態から第1図にお
ける本発明の閉路状態に至る動作について説明する。
先ず、第3図において、図示されない外部操作によるハ
ンドルにより開路状態にから、上記トグルレバー7が回
動軸3の周りに反時計方向へ回動することにより第1カ
ム溝が上記ローラ20を介して上記作動部材30と一体
の断路駆動軸17を時計方向へ回動し、これにより、断
路装置13における断路駆動軸17の可動接触子16が
固定接触子15へ接触して閉路する。さらに、上記トグ
ルレバー7が回動軸3の周りに反時計方向へ第1カム溝
11の後半の回動動作により、ローラ19か開閉駆動レ
バー24を介して開閉駆動軸23か時計方向へ回動し、
これに連動して真空バルブ21を閉路する(第1図参照
)。
このようにして本発明は、開路動作の遅延機構により、
開路時の真空バルブ21と断路装置13−との動作時間
の差を長くすることができると共に、小型に構成できる
次に、第4図及び第5図(A)(B)(C)に示される
本発明の他の実施例は、断路装置13における断路駆動
軸17の一端部17aに断路駆動レバー18のボス部1
8aを軸装し、このボス部18aに係合突起部18bを
形成し、この係合突起部18bの位置する上記断路駆動
軸17の一部に係合突起部18bより大きい切り大部3
3を形成し、上記断路駆動軸17の枝片17bと断路駆
動レバー18のボス部18aとの間に復帰ばね32を設
けたものである。
従って、第5図(A)では、真空バルブ21が閉路状態
での断路装置13の状態を示し、第5図(B)では、真
空バルブ21は開路し、動作完了の直前の断路装置13
の状態を示し、第5図(C)では、真空バルブ21は開
路状態での断路装置13の状態を示したものである。
次に、上述した他の実施例の作用を説明する。
従って、今、第1図の閉路状態より、第3図の開路状態
に至る開路動作について説明すると、図示されない外部
操作によるハンドルにより開路動作の前半で真空バルブ
21を開路する。さらに、開路動作の後半でローラ19
を介して断路駆動レバー18か断路駆動軸17の一端部
17aを軸として反時計方向へ回動すると、上記係合突
起部18bより大きい切り大部33によって断路駆動軸
17は空転して作動しない。同時に、復帰ばね32が蓄
勢される。さらに、上記断路駆動レバー18が反時計方
向へ回動して動作完了の直前になると、この断路駆動レ
バー18の係合突起部18bが上記切り大部33の端部
に係合して第5図(B)の状態となる。さらに、断路駆
動レバー18が断路駆動軸17の一端部17aを軸とじ
て反時計方向へ回動すると、係合突起部18bと上記切
り穴部33とが係合して同一方向へ回動し、可動接触子
16が断路装置13の固定接触子15から離間して動作
が完了する。さらに、上記可動接触子16は上記復帰ば
ね32の蓄勢弾力により、断路駆動軸17を反時計方向
へ回動させるので、第5図(C)に示されるように、充
分な断路距離を確保した開路状態となり、開閉装置の開
路状態か完了する。
他方、第5図(C)の開路状態から第5図(A)の閉路
状態に至る動作は、図示されない外部操作によるハンド
ルにより閉路動作の前半で断路駆動レバー18はローラ
19を介して断路駆動軸17の一端部17aを軸として
時計方向へ回動するので、上記係合突起部18bか上記
切り大部33を押動するから、断路駆動軸17が時計方
向へ回動し、この断路駆動軸17と一体の可動接触子1
6が断路装置13の固定接触子15へ当接して閉路動作
が完了する。さらに、断路駆動軸17の一端部17aを
軸として時計方向へ後半の回動動作で真空バルブ21が
閉路し、第5図(A)の閉路状態になる。
このように上述した他の実施例は、断路駆動軸17とこ
れに軸装した断路駆動レバー18に上記係合突起部18
bを設け、この係合突起部18bと上記切り穴部33と
の間に復帰ばね32を設けているので、作動時、遊転動
作をさせる開路動作の遅延機構により、開路時の真空バ
ルブ21と断路装置13との動作時間差を長くすること
ができると共に、小型に構成できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、機枠に電磁石を設け
、この機枠に回動軸を軸装し、この回動軸にトグルレバ
ーを腕杆及び電磁石で作動するように軸装し、この腕杆
及びトグルレバーとの間にトグルばねを連結して介装し
、上記トグルレバーの上部に第1カム溝を穿設し、上記
トグルレバーの下部に第2カム溝を穿設し、上記第1カ
ム溝にローラを嵌合し、他方、可動接触子を備えた断路
装置に真空バルブを可撓導体を介して接続し、上記断路
装置の断路駆動軸に作動部材を軸装し、上記第1カム溝
の近傍の上記作動部材に長孔を穿設し、この長孔に上記
ローラの係合ピンを嵌合してばねで付勢し、上記真空バ
ルブの可動杆に開閉駆動軸を連結し、この開閉駆動軸に
作動腕杆を軸装し、この作動腕杆にローラを上記第2カ
ム溝へ嵌合するように付設し、上記断路装置を開路状態
にして上記復帰ばねの弾力により充分な開路距離を確保
しているから、安全と信頼性の向上を図ることができる
ばかりでなく、開路遅延するようにして大幅な開路時間
差を維持して大きな負荷電流容量を持たせると共に、装
置全体を小型に構成することができる等の優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の開閉装置の要部を示す側面図、第2
図及び第3図は、本発明の詳細な説明するための各図、
第4図及び第5図(A)(B)(C)は、本発明の他の
実施例を示す各図、第6図(A)(B)は、既に提案さ
れている開閉装置の要部を示す斜面図、第7図乃至第9
図は、既に提案されている開閉装置の作用を説明するた
めの各図である。 ]・・機枠、2・・電磁石、3・・・回動軸、7・・・
トグルレバー、9・・・トグルばね、11・・・第1カ
ム溝、12・・・第2カム溝、13・・・断路装置、1
7・・・断路駆動軸、19・・・ローラ、20・・・係
合ピン、21真空バルブ、23・・・開閉駆動軸、25
・・・ローラ、30・・・作動部材、31・・長孔、3
2・・・復帰ばね。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機枠に設けられた電磁石と、この機枠に軸装された回動
    軸と、この回動軸に軸装された腕杆及び電磁石で作動す
    るトグルレバーと、この腕杆及びトグルレバーとの間に
    連結して介装されたトグルばねと、上記トグルレバーの
    上部に穿設された第1カム溝と、上記トグルレバーの下
    部に穿設された第2カム溝と、上記第1カム溝に嵌合し
    たローラと、他方、可動接触子を備えた断路装置と、こ
    の断路装置に可撓導体を介して接続された真空バルブと
    、上記断路装置の断路駆動軸に軸装された作動部材と、
    上記第1カム溝の近傍の上記作動部材に穿設された長孔
    と、この長孔に嵌合してばねで付勢された上記ローラの
    係合ピンと、上記真空バルブの可動杆に連結された開閉
    駆動軸と、この開閉駆動軸に軸装された作動腕杆と、こ
    の作動腕杆に上記第2カム溝へ嵌合するように付設され
    たローラとを具備したことを特徴とする開閉装置。
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