JPH03287627A - ポリシロキサン - Google Patents

ポリシロキサン

Info

Publication number
JPH03287627A
JPH03287627A JP8918690A JP8918690A JPH03287627A JP H03287627 A JPH03287627 A JP H03287627A JP 8918690 A JP8918690 A JP 8918690A JP 8918690 A JP8918690 A JP 8918690A JP H03287627 A JPH03287627 A JP H03287627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
mol
polysiloxane
hours
ethanol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8918690A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kimura
隆男 木村
Katsuhide Onose
小野瀬 勝秀
Haruyori Tanaka
啓順 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP8918690A priority Critical patent/JPH03287627A/ja
Publication of JPH03287627A publication Critical patent/JPH03287627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Resins (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性樹脂、表面保護膜、多層配線の絶縁膜
、イオン交換樹脂などの電子材料、機能膜等に適用可能
なポリシロキサンに関する。
〔従来の技術〕
ポリシロキサンは有機ポリマーに比べて、耐熱性、耐寒
性、光学的性質に優れ、また、広い温度範囲で電気特性
が安定であるなどの特徴を持つため、機能膜、電子材料
、電気材料、光学材料としての用途が開拓されつつある
しかるに、従来のポリシロキサンは、分子内に適当な官
能基を持っているものは少なく、特に親水性の置換基を
導入したポリシロキサンはほとんどなかった。このため
、ポリシロキサン自体が疎水性であることとあいまって
、親水性が要求される用途にはほとんど使用できなかっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
ポリシロキサンは、上記のように優れた特性を持つため
、これに親水性の官能基が導入されれば、その用途は一
層拡大され、更に、この官能基を応用して新しい機能を
有するポリマーが開発されることも期待されている。
本発明の目的は親水性の置換基である水酸基を導入した
ポリシロキサンを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明はポリシロキサンに関する
発明であって一種以上の多官能アルコキシシランの加水
分解・縮合によって得られるポリシロキサンにおいて、
該多官能アルコキシシランの一部あるいは全部がオキシ
ラン環を有していることを特徴とする。
このポリシロキサンは、特定の多官能アルコキシシラン
を適当な触媒により加水分解・縮合することによって得
られる。また、必要に応じては前記の方法によって得ら
れたポリマーを適当な溶媒中で適当な触媒により更に縮
合を進め、高重合体を得ることも可能である。
本発明において用いれるオキシランR(例えばエポキシ
基)を有する多官能アルコキシシランは特に限定するも
のではなく、分子中に、オキシラン環を持つ2官能ある
いは3官能のアルコキシシランである。具体的には、3
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリ
シドキシプロビルメチルジメトキシシラン、2(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン
、3−(N−アリル−N−グリシジル)アミノプロピル
トリメトキシシラン、3−(N、N−ジグリシジル)ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、N−グリシジル−N
N−ビス〔3−(メチルジメトキシシリル)プロピル〕
アミン、N−グリシジル−N、N−ビスf:3−()リ
メトキシシリル)プロピル〕アミン、3−グリシドキシ
プロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロビ
ルメチルジェトキシシラン、2−  (3,4−エポキ
シシクロヘキシル〉エチルトリエトキシシラン、3−(
N−アリル−N−グリシジル)アミノプロピルトリエト
キシシラン、3−(N、N−ジグリシジル)アミノプロ
ピルトリエトキシシラン、N−グリシジル−N、N−ビ
ス〔3−(メチルジェトキシシリル)プロピル〕アミン
、N−グリシジル−N、N−ビス[3−()リエトキシ
シリル)プロピル〕アミン等が例示される。
また、本発明にはオキシラン環を有する多官能アルコキ
シシランと、汎用の金属アルコキシドあるいは金属塩化
物との共重合によって得られるポリシロキサンも含まれ
る。この種の汎用の金属アルコキシドは特に限定するも
のではないが、次のようなものが例示される。ジメトキ
シジメチルシラン、ジェトキシジメチルシラン、ジメト
キシメチル−3,3,3−)リフルオロプロピルシラン
、ジェトキシジビニルシラン、ジェトキシジエチルシラ
ン、3−アミノプロピルジェトキシメチルシラン、3−
(2−アミノエチルアミノ)プロピルジメトキシメチル
シラン、ジメトキシメチルフェニルシラン、ジェトキシ
メチルフェニルシラン、ジメトキシジフェニルシラン、
ジェトキシジフェニルシラン、トリス(2−メトキシエ
トキシ)ビニルシラン、メチルトリメトキシシラン、エ
チルトリメトキシシラン、3.3.3−)リフルオロプ
ロピルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン
、3−(N−メチルアミノ)プロピルトリメトキシシラ
ン、メチルトリス(2−アミノエトキシ)シラン、トリ
アセトキシビニルシラン、トリエトキシビニルシラン、
エチルトリエトキシシラン、2−メルカプトエチルトリ
メトキシシラン、3−(2−アミノエチルアミノ)プロ
ピルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン
、2−シアノエチルトリエトキシシラン、アリルトリエ
トキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン、プロピルトリエトキシシラン、ヘキシルトリメ
トキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン
、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、メ
チルトリプロポキシシラン、フェニルトリエトキシシラ
ン、3− 〔N−了りルーN−(2−アミノエチル〉〕
アミノプロピルトリメトキシシラン、’3−(N−アリ
ル−N−グリシジル)アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、3(N、N−ジグリシジル)アミノプロピルトリメ
トキシシラン、4−トリメトキシシリルテトラヒドロフ
タル酸無水物、4−トリエトキシシリルテトラヒドロフ
タル酸無水物、4−トリイソプロポキンシリルテトラヒ
ドロフタル酸無水物、4−トリメトキシシリルテトラヒ
ドロフタル酸、4−トリエトキシシリルテトラヒドロフ
タル酸、4−トリイソブロボキシシリルテトラヒドロフ
タル酸、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン
、テトラブトキシシラン、テトラエトキシジルコン、テ
トラブトキシジルコン、テトライソプロポキシジルコン
、テトラメトキシゲルマン、テトラエトキシチタン、テ
トラブトキシチタン、テトラブトキシスズ、ペンタブト
キシニオブ、ペンタブトキシタリウム、トリエトキシボ
ロン、トリブトキシガリウム、ジブトキシ鉛、トリブト
キシネオジム、トリブトキシエルビウム。これらのうち
、特に好ましいのは、原料の入手しやすさ、反応性、得
られる生成物の特性等の点から、フェニル) IJエト
キシシラン、メチルトリエトキシシラン及びテトラエト
キシシランである。また、金属塩化物としては、n−ブ
チルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、エチ
ルトリクロロシラン、メチルトリクロロシラン、フェニ
ルトリクロロシラン、トリクロロビニルシラン、ジフェ
ニルジクロロシラン等が例示される。
本発明において用いられる触媒は特に限定するものでは
なく、酸触媒及びアルカリ触媒が用いられる。このよう
な酸触媒としては、塩酸、フッ化水素酸、硝酸、硫酸等
が例示される。また、アルカリ触媒としては、アンモニ
ア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
ウム等が例示される。
本発明のポリシロキサンは一般的には次のような方法に
よって合成される。まず、特定のアルコキシシランをエ
タノールなどのアルコールに溶解し、これに水と塩酸な
どの触媒を加える。
この触媒は場合によっては除いてもよい。この反応は常
温で進行するが、必要に応じて加熱してもよい。所定時
間経過後、反応溶液を水中に投入し、沈殿した生成物を
ろ別した後乾燥する。
この段階での生成物を実用に供しても良いし、また、更
に高重合体を所望する場合には、生成物を適当な溶媒に
溶解し、これにアルカリ触媒を加えて反応させればよい
。あるいは、更に加熱して縮合を進めても良い。
また、本発明の多官能アルコキシシランの加水分解・縮
合によって得られたポリシロキサンは、一般に末端にシ
ラノール基を有するため、これが縮合を起こし経時的に
特性が変化しろる可能性がある。これを避けるためには
、シリル化剤によりシラノール基を他の非反応性の置換
基に置換し、安定性を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されない。
実施例1 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン23.6
g(0,1モル)をエタノールに溶解し、かくはんしな
がらこれに塩酸水溶液を添加した。
常温で24時間反応させた後、更に60℃で14444
時間反応た。室温に冷却後アンモニアを加えて更に24
時間反応を続けた。反応後、反応溶液を蒸留水中に投入
し、生成した沈殿物をろ別し白色のポリマーを得た。生
成物はテトラヒドロフラン(THF>  エタノール、
エチレングリコールモノエチルエーテル(エチルセロソ
ルブ) メチルイソブチルケトン(M I BK)、ア
セトン等の溶媒に可溶であった。これらの溶液からは透
明で均一な膜が得られた。
実施例2 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン11.8
g(0,05モル)及びフェニルトリエトキシシラン1
2.Og(0,05モル)をエタノールに溶解し、かく
はんしながらこれに塩酸水溶液を添加した。常温で24
時間反応させた後、更に60℃で14444時間反応た
。反応後反応溶液を蒸留水中に投入し、生成した沈殿物
をろ別し白色のポリマーを得た。生成物はTHF、エタ
ノール、エチルセロソルブ、MIBK、アセトン、酢酸
エチル等の溶媒に可溶であった。
これらの溶液からは透明で均一な膜が得られた。
実施例3 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン11.8
g(0,05モル)及びメチルトリエトキシシラン8.
9g(0,05モル)をエタノールに溶解し、かくはん
しながらこれに塩酸水溶液を添加した。常温で24時間
反応させた後、更に60℃で144時間反応させた。反
応後反応溶液を蒸留水中に投入し、生成した沈殿物をろ
別し白色のポリマーを得た。生成物はTHF。
エタノール、エチルセロソルブ、MIBK、アセトン、
酢酸エチル等の溶媒に可溶であった。
これらの溶液からは透明で均一な膜が得られた。
実施例4 3−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン4.72
g(0,02モル)、メチルトリエトキシシラン8.9
g(0,05モル)及びテトラエトキシシラン6.24
g(0,03モル)をエタノールに溶解し、かくはんし
ながらこれに塩酸水溶液を添加した。常温で6時間反応
させた後、アンモニア水を加えて更に60℃で24時間
反応させた。反応後反応溶液を蒸留水中に投入し、生成
した沈殿物をろ別し白色のポリマーを得た。
生成物はTHF、エタノール、エチルセロソルブ、MI
BK、アセトン、酢酸エチル等の溶媒に可溶であった。
これらの溶液からは透明で均一な膜が得られた。
実施例5 2−  (3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン24.6g(0,1モル)をエタノー
ルに溶解し、かくはんしながらこれに塩酸水溶液を添加
した。常温で24時間反応させた後、更に60℃で14
4時間反応させた。
反応後、反応溶液を蒸留水中に投入し、生成した沈殿物
をろ別し白色のポリマーを得た。生成物ハT HF 、
エタノール、エチルセロソルブ、MIBK、アセトン等
の溶媒に可溶であった。
これらの溶液からは透明で均一な膜が得られた。
第1図は生成物フィルムの赤外スペクトルを波数(cm
−’、横軸)と透過率(%、縦軸)との関係で示した図
である。モノマーの赤外スペクトルに認められた8、3
7μmのメトキシ基の吸収が大幅に減少しており、また
、11.3μmのオキシラン環の吸収も減少している。
更に、モノマーには見られなかった2、96μmのOH
基の吸収が認められ、水酸基を持つポリシロキサンの生
成が確認された。
実施例6 2−  (3,4−エポキシシクロヘキシル)二チルト
リメトキシシラン12.3g(0,05モル)及ヒフェ
ニルトリエトキシシラン12. Og(0,05モル)
をエタノールに溶解し、かくはんしながらこれに塩酸水
溶液を添加した。常温で24時間反応させた後、更に6
0℃で144時間反応させた。反応後、反応溶液を蒸留
水中に投・入し、生成した沈殿物をろ別し白色のポリマ
ーを得た。生成物はTHF、エタノール、エチルセロソ
ルブ、MIBK、アセトン、酢酸エチル等の溶媒に可溶
であった。これらの溶液からは透明で均一な膜が得られ
た。
実施例7 2−  (3,4−エポキシシクロヘキシル〉二チルト
リメトキシシラン12.3g(0,05モル)及びメチ
ルトリエトキシシラン&9g(0,05モル)をエタノ
ールに溶解し、かくはんしながらこれに塩酸水溶液を添
加した。常温で24時間反応させた後、更に60℃で1
44時間反応させた。反応後反応溶液を蒸留水中に投入
し、生成した沈殿物をろ別し白色のポリマーを得た。
生a物はTHF、エタノール、エチルセロソルブ、MI
BK、アセトン、酢酸エチル等の溶媒に可溶であった。
これらの溶液からは透明で均一な膜が得られた。
実施例8 2−  (3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン4.92g(0,02モル)メチルト
リエトキシシラン8.9g(0,05モル)及びテトラ
エトキシシラン6.24 g (0,03モル)をエタ
ノールに溶解し、かくはんしながらこれに塩酸水溶液を
添加した。常温で6時間反応させた後、アンモニア水を
加えて更に60℃で24時間反応させた。室温に冷却後
、アンモニアを加え更に12時間反応を続けた。反応後
反応溶液を蒸留水中に投入し、生成した沈殿物をろ別し
白色のポリマーを得た。生成物はTHF1エタノール、
エチルセロソルブ、MIBK。
アセトン、酢酸エチル等の溶媒に可溶であった。
これらの溶液からは透明で均一な膜が得られた。
実施例9 3−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン4.72
g(0,02モル) メチルトリエトキシシラン8.9
g(0,05モル)及びテトライソプロポキシチタン8
.52g(0,03モル〉をエタノールに溶解し、かく
はんしながらこれに塩酸を添加した。還流下で12時間
反応させた後、常温に戻し水を加え144時間反応させ
た。反応後反応溶液を蒸留水中に投入し、生成した沈殿
物をろ別し白色のポリマーを得た。生成物はTHF、エ
タノール、エチルセロソルブ、MIBK、アセトン、酢
酸エチル等の溶媒に可溶であった。これらの溶液からは
透明で均一な膜が得られた。
応用例1 実施例2で得たポリシロキサンをMIBKに溶解し、こ
れにナフトキノンジアジドをポリマーの20重量%添加
した。これをシリコンウェハに塗布し厚さ約1.2μm
の膜を形成した。該シリコンウェハを窒素雰囲気中10
0℃で20分プリベークした後、ホトアナライナを用い
て光照射を行った。照射後ウェハを3.5%テトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシド中に入れ現像を行った。こ
の時膜厚が0になる照射量は80mJ/cm”であり、
高感度であることが確認された。
また石英マスクを通してパターン転写したところ、0.
5μmライン/スペースが容易に解像できた。また、D
、R18反応性イオンエツチングを行ったところ、エツ
チング速度は4 nm7分であり、高い耐性を持つこと
が判った。
応用例2 実施例6で得たポリシロキサンをMIBKに溶解し、こ
れにノボラック系のナフトキノンジアジドを添加した。
この溶液をシリコンウェハに塗布し、厚さ1.4μmの
膜を形成した。該シリコンウェハを窒素雰囲気中100
℃で20分プリベークした後、ホトアナライナを用いて
光照射を行った。照射後ウェハを3.5%テトラメチル
アンモニウムヒドロキシド中に入れ現像を行った。この
時膜厚がOになる照射量は60mJ/cm”であり、高
感度であることが確認された。
また、石英マスクを通してパターン転写したところ、0
.5μmライン/スペースが容易に解像できた。また、
02RIB反応性イオンエツチングを行ったところ、エ
ツチング速度は5 nm7分であり、高い耐性を持つこ
とが判った。
応用例3 実施例8で得たポリシロキサンの熱重量分析を行った。
結果を第2図に示す。すなわち第2図は実施例8で得た
生成物の窒素雰囲気中での熱重量曲線を温度(℃、横軸
)と重量変化(%、縦軸)の関係で示した図である。図
に示したようにこのポリマーは高い耐熱性を持っている
ことが判る。実際に、ウェハ、チップにこれらのポリマ
ーを塗布し、乾燥することにより、膜を形成した。この
膜は高い耐熱性を有する保護膜として使用することがで
きた。
応用例4 実施例5で得たポリシロキサンの分光特性を測定した。
結果を第3図に示す。すなわち第3図は実施例5で得た
生成物の分光スペクトルを波長(nm、横軸)と透過率
(%、縦軸)の関係で示した図である。広い波長範囲で
透明であることから、光導波路などの各種の光学材料と
して用いられる特性を有していることが判る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のポリシロキサンは、熱的
性質、光学的性質に優れ、また、親水性の水酸基を持っ
ているため、各種の光学材料、電子材料、電気材料など
の分野で用いられる可能性があると共に、水酸基を応用
して種々の誘導体の合成が可能であり、幅広い用途に応
用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例5において合成した生成物の赤外スペク
トルを示す図、第2図は実施例8で得た生成物の窒素雰
囲気中での熱重量曲線を示す図、 第3図は実施例5で得た生成物の分光スペク トルを示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、一種以上の多官能アルコキシシランの加水分解・縮
    合によって得られるポリシロキサンにおいて、該多官能
    アルコキシシランの一部あるいは全部がオキシラン環を
    有していることを特徴とするポリシロキサン。
JP8918690A 1990-04-05 1990-04-05 ポリシロキサン Pending JPH03287627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8918690A JPH03287627A (ja) 1990-04-05 1990-04-05 ポリシロキサン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8918690A JPH03287627A (ja) 1990-04-05 1990-04-05 ポリシロキサン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03287627A true JPH03287627A (ja) 1991-12-18

Family

ID=13963703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8918690A Pending JPH03287627A (ja) 1990-04-05 1990-04-05 ポリシロキサン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03287627A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5520952A (en) * 1993-07-16 1996-05-28 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Method for forming a protective coating film on electronic parts and devices
WO2001005862A1 (fr) 1999-07-15 2001-01-25 Arakawa Chemical Industries, Ltd. Condensat d'alkoxysilane partiel contenant un groupe glycidyl ether, resine modifiee au silane, compositions de ces derniers et procedes de fabrication de ces derniers
JP2003520879A (ja) * 2000-01-21 2003-07-08 レンセラール ポリテクニック インスティチュート エポキシ−アルコキシ−シロキサンオリゴマー
JP2006022153A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The 硬化性樹脂組成物
JP2006054244A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Nippon Steel Corp 耐熱接着性絶縁皮膜付き電磁鋼板及びその製造方法
US7031591B2 (en) * 2002-07-18 2006-04-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Optical waveguide, forming material and making method
JP2008537747A (ja) * 2005-04-07 2008-09-25 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク エポキシシランオリゴマー及びそれを含有するコーティング組成物
JP2009518503A (ja) * 2005-12-08 2009-05-07 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク エポキシシランオリゴマー及びそれを含有するコーティング組成物
JP2009120781A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Toray Fine Chemicals Co Ltd シリコーン共重合体
WO2014051103A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 三菱化学株式会社 熱硬化性樹脂組成物、その製造方法、樹脂硬化物の製造方法、および、エポキシ化合物の自己重合を発生させる方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662961A (en) * 1993-07-16 1997-09-02 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Method for forming a protective coating film on electronic parts and devices
US5520952A (en) * 1993-07-16 1996-05-28 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Method for forming a protective coating film on electronic parts and devices
WO2001005862A1 (fr) 1999-07-15 2001-01-25 Arakawa Chemical Industries, Ltd. Condensat d'alkoxysilane partiel contenant un groupe glycidyl ether, resine modifiee au silane, compositions de ces derniers et procedes de fabrication de ces derniers
US6506868B1 (en) 1999-07-15 2003-01-14 Arakawa Chemical Industries, Ltd. Partial condensate of glycidyl ether group-containing alkoxysilane, silane-modified resin, compositions thereof and preparation methods thereof
JP2003520879A (ja) * 2000-01-21 2003-07-08 レンセラール ポリテクニック インスティチュート エポキシ−アルコキシ−シロキサンオリゴマー
US7031591B2 (en) * 2002-07-18 2006-04-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Optical waveguide, forming material and making method
JP2006022153A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The 硬化性樹脂組成物
JP2006054244A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Nippon Steel Corp 耐熱接着性絶縁皮膜付き電磁鋼板及びその製造方法
JP4571838B2 (ja) * 2004-08-10 2010-10-27 新日本製鐵株式会社 耐熱接着性絶縁皮膜付き電磁鋼板及びその製造方法
JP2008537747A (ja) * 2005-04-07 2008-09-25 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク エポキシシランオリゴマー及びそれを含有するコーティング組成物
US8338531B2 (en) 2005-04-07 2012-12-25 Momentive Perofrmance Materials Inc. Epoxy silane oligomer and coating composition containing same
JP2009518503A (ja) * 2005-12-08 2009-05-07 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク エポキシシランオリゴマー及びそれを含有するコーティング組成物
JP2009120781A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Toray Fine Chemicals Co Ltd シリコーン共重合体
WO2014051103A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 三菱化学株式会社 熱硬化性樹脂組成物、その製造方法、樹脂硬化物の製造方法、および、エポキシ化合物の自己重合を発生させる方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5412037B2 (ja) シロキサン樹脂、シロキサン樹脂の調製方法および抗反射コーティング組成物
EP2250213B1 (en) Silsesquioxane resins
JP5458306B2 (ja) シリコーンコーティング組成物
JP4205368B2 (ja) 光学材料用硬化性組成物
WO2007049440A1 (ja) シロキサン樹脂組成物およびその製造方法
JPH11512474A (ja) ベータ−置換オルガノシルセスキオキサンおよびその使用法
JP2012510554A (ja) Uv硬化性無機−有機ハイブリッド樹脂及びその調製方法
KR20040030870A (ko) 고 굴절률 폴리실록산 및 이의 제조방법
WO2010047248A1 (ja) ポジ型感光性組成物及び永久レジスト
US20090142694A1 (en) Siloxane polymer compositions and methods of using the same
JP2002363285A (ja) シロキサン系樹脂およびこれを用いた半導体層間絶縁膜の形成方法
JP2008524651A (ja) 反射防止膜の形成方法
JPH03287627A (ja) ポリシロキサン
JPH07331173A (ja) 光学材料形成用塗液組成物および光学材料
KR20080025611A (ko) 저온 경화형 보호막 형성용 조성물, 이로부터 제조되는보호막, 및 이를 포함하는 기재
JP2000281904A (ja) 絶縁膜形成用塗布液及び絶縁膜の形成方法
JPH04338958A (ja) レジスト材料、その製造方法およびこれを用いたパターン形成方法
WO2022059506A1 (ja) 珪素含有モノマー混合物、ポリシロキサン、樹脂組成物、感光性樹脂組成物、硬化膜、硬化膜の製造方法、パターン硬化膜及びパターン硬化膜の製造方法
JPWO2022059506A5 (ja)
TWI628233B (zh) 正型感光性樹脂組成物、硬化膜以及光學元件
JPH06346025A (ja) コーティング用組成物
JPH03100021A (ja) ポリシロキサン
JPH0470662A (ja) シロキサンポリマー及びレジスト組成物
JPH03288857A (ja) レジスト材料及び感光性樹脂組成物
JPH03260653A (ja) パターン形成方法及び感光性樹脂組成物