JPH03286688A - 磁気録画再生装置 - Google Patents

磁気録画再生装置

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JPH03286688A
JPH03286688A JP2087352A JP8735290A JPH03286688A JP H03286688 A JPH03286688 A JP H03286688A JP 2087352 A JP2087352 A JP 2087352A JP 8735290 A JP8735290 A JP 8735290A JP H03286688 A JPH03286688 A JP H03286688A
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JP
Japan
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signal
circuit
clock
discrimination
video signal
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Application number
JP2087352A
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English (en)
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Atsushi Yoshioka
厚 吉岡
Yoshizumi Wataya
綿谷 由純
Nobuo Azuma
信雄 東
Tadashi Otsubo
大坪 匡
Shuichi Matsuo
秀一 松尾
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハイビジョンをはじめとする新放送方式対応
の磁気録画再生装置に係り、特に、現行のNTSC方式
によるビデオ信号(以下、NTSC信号という)も記録
、再生することができるようにした磁気録画再生装置に
関する。
[従来の技術] 近年、高解像度、高精細度の画像が得られることから、
ハイビジョン放送が注目されてきている。
これとともに、磁気録画再生装置(以下、VTRという
)としても、ハイビジョン対応のものの開発が必要であ
るが、ハイビジョン放送は現行方式による放送と並行し
て行なわれるものであるから、ハイビジョン対応のVT
Rは現行放送方式によるビデオ信号の記録再生機能も有
すると便利であり。
特に、家庭用VTRにとっては、このことが重要な事項
となる。
これを実現するため方法として、従来、次のような技術
が知られている。
特開昭60−209970号公報と特開昭61−152
189号公報においては、ハイビジョン放送の伝送信号
であるMUSE信号とNTSC信号とをディジタル記録
するようにし、この記録に際し、MUSE信号とNTS
C信号との記録ディジタルデータのデータレートを一致
させるためのデータ圧縮方法とデータブロック配列をフ
ィールド単位で一致させる方法が開示されている。特開
昭64−62987号公報においては、逆にハイビジョ
ン信号とNTSC信号でのデータレートを異ならせ、こ
れに応じて磁気テープの走行速度とヘッドの回転速度を
異ならせて、ハイビジョンでの高品位画像を提供するこ
とができるようにした技術が開示されている。
また、特開昭64−62987号公報においては、MU
SE信号とNTSC信号とをディジタル記録するに際し
、MUSE信号をNTSC信号形態のディジタル信号と
するのであるが、この場合、MUSE信号の伝送の単位
となる4フイールド(MUSEフレーム)をNTSC信
号の伝送単位°となる2フレーム(カラーフレーム)に
対応させ、継ぎ撮りなどでの同期乱れが生じないように
した技術が開示されている。
特開昭63−66769号公報においては、3八インチ
幅の磁気テープを使用するNTSC信号の放送用ディジ
タル記録VTR(Dフォーマット)をハイビジョンのベ
ースバンド信号のディジタル記録再生に改造する方法が
開示されている。
さらに、特開昭62−150983号公報においては、
複数のNTSC信号を時分割多重した信号とMUSE信
号とを選択的に記録再生可能とした技術が、また、特開
昭62−269485号公報には、ハイビジョン信号を
Nチャンネル記録するVTRにおいて、複数の信号源か
らのNTSC信号を同時にNチャンネルで記録すること
ができるようにした技術が夫々開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、ハイビジョン信号とNTSC信号とを記
録再生できるようにした技術が種々提案されている。し
かし、これらビデオ信号を記録再生できるものであって
も、夫々記録ビデオ信号や再生ビデオ信号に応じて処理
回路などの特性や動作を切り換える必要があり、このた
めに、ユーザとしては、入力ビデオ信号あるいは再生ビ
デオ信号がハイビジョン信号であるかNTSC信号であ
るかを判別して処理回路などを切り換える操作が必要と
なるし、また、その操作に誤りが生じ易く、特に、家庭
用のVTRについては、使い勝手の点で大きな問題とな
る。
発明明野目的は、かかる問題点を解消し、入力ビデオ信
号や再生ビデオ信号の種類をユーザが簡単に知ることが
でき、この種類に応じた処理回路などの切り換えのため
のユーザの操作を不要として使い勝手が大幅に向上した
磁気録画再生装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を遠戚するために、本発明は、入力ビデオ信号
に同期したクロックを生成し、該入力ビデオ信号がハイ
ビジョン信号かNTSC信号かを判別してその判別結果
を表わす第1の判別信号を生成する第1の手段と、該第
1の判別信号が供給される表示手段とを設ける。
本発明は、さらに、再生ビデオ信号に同期したクロック
を生成し、該再生ビデオ信号がハイビジョン信号かNT
SC信号かを判別してその判別結果を表わす第2の判別
信号を生成する第2の手段と、記録もしくは停止時該第
工の判別信号を選択し、再生時該第2の判別信号を選択
して夫々該表示手段に供給する選択手段とを設ける。
[作用コ 第1の手段は、ハイビジョン信号、NTSC信号毎信号
和信号和ロックループ、またはハイビジョン信号とNT
SC信号とに位相ロックする位相ロックループを有し、
これら位相ロックループでもってハイビジョン信号に同
期したクロックやNTSC信号に同期したクロックが生
成される。そして、位相ロックループの位相ロック状態
を検出して入力ビデオ信号の種類を判別し、第1の判別
信号を生成する0表示手段は、この第1の判別信号によ
り、入力ビデオ信号がハイビジョン信号であるかNTS
C信号であるかを可視表示する。
この第1の判別信号により、記録処理回路の特性や動作
などの自動切換えが可能となるし、ユーザは、表示手段
の表示により、記録されている入力ビデオ信号がハイビ
ジョン信号であるかNTSC信号であるかを正確に知る
ことができる。また、生成されたクロックにより、入力
ビデオ信号の種類に応じたディジタル処理が可能となる
第2の手段は、再生ビデオ信号に位相ロックする位相ロ
ックループを有し、この位相ロックループによって再生
ビデオ信号に同期したクロックが生成される。そして、
このクロックの周波数によって再生ビデオ信号がハイビ
ジョン信号であるかNTSC信号であるかを判別し、そ
の判別結果から第2の判別信号が生成される。再生時に
は、選択手段により、この第2の判別信号が表示手段に
供給され、上記と同様に、表示手段で再生ビデオ信号が
ハイビジョン信号であるかNTSC信号であるかが表示
される。
このようにして、再生時においても、第2の判別信号に
よって再生処理回路の特性、動作などが再生ビデオ信号
の種類に応じて切り換えられるし、ユーザは再生ビデオ
信号がハイビジョン信号であるかNTSC信号であるか
を正確に知ることができる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による磁気録画再生装置の一実施例を示
すブロック図であって、1は入力端子、2はAGC(自
動利得制御)回路、3はA/D(アナログ/ディジタル
)変換回路、4はデータ圧縮回路、5は伝送路符号化回
路、61〜6Nは記録増幅器、71〜7Nは記録ヘッド
、8は判別/クロック発生回路、9.10はスイッチ、
11は表示装置、12はドラムサーボ回路、13はドラ
ムモータ、14は入力端子、15はキャプスタンサーボ
回路、16はキャプスタンモータ、17は磁気テープ、
18i〜18.は再生ヘッド、191〜19、は再生増
幅器、201〜20.は等化回路、211〜21.はク
ロック再生/データストローブ回路、221〜22Nは
時間軸補正回路、23は誤り訂正回路、24は復号回路
、25はM分周回路、26は発振器、27はD/A (
ディジタル/アナログ)変換回路、28は出力端子であ
る。
まず、この実施例の録画動作について説明する。
第1図において、録画時や停止時においては、スイッチ
9.lOはR側に閉じている。
入力端子1からハイビジョン信号としてのMUSE信号
もしくはNTSC信号がビデオ信号Aとして入力される
。このビデオ信号Aは、送受信の過程や機器間の伝送の
過程などで振幅値が規定値からはずれることがあるので
、AGC回路2で振幅値が規定値となるように増幅され
る。具体的には、入力ビデオ信号AがMUSE信号であ
る場合、その正極同期信号の振幅が一定となるように、
また、入力ビデオ信号AがNTSC信号である場合、そ
の負極同期信号の振幅が一定となるように、AGC回路
2の利得が制御される。AGC回路2の出力ビデオ信号
はA/D変換回路3と判別/クロック発生回路8とに供
給される。この判別/クロック発生回路8には、A/D
変換回路3の出力信号も供給される。
判別/クロック発生回路8は、供給されたビデオ信号の
同期信号に同期したクロックCLKを発生するとともに
、その垂直同期信号vSを分離して出力し、さらに、入
力ビデオ信号Aがあるか否か、入力ビデオ信号AがMU
SE信号であるかNTSC信号であるかを判別し、この
判別結果を表わすたとえば3値の判別信号Dcを出力す
る。NTHzであるが、MUSE信号の垂直同期周波数
は60Hzであって、NTSC信号の1.001倍であ
る。このため、判別/クロック発生回路8から出力され
る垂直同期信号■Sは、入力ビデオ信号AがNTSC信
号であるときとMUSE信号であるときとで、周波数が
異なる。なお、MUSE信号の垂直同期周波数をNTS
C信号と等しく、kHzであり、入力ビデオ信号AがN
TSC信号であるときに判別/クロック発生回路8から
出力されるクロックCLKの周波数は858f□、すな
わち13、5 M Hzに設定される。なお、この場合
、このクロックCLKの周波数を4f、c″:14.3
18MHz(但し、foは色副搬送波周波数55 であって、  2 fa−3,58MHzである)とし
てもよい。
また、MUSE信号の水平同期周波数f□は33.75
kHzであり、入力ビデオ信号AがMUSE信号である
ときに判別/クロック発生回路8から出力されるクロッ
クCLKの周波数は480f□、すなわち、16、2 
M Hzに設定される。
また、判別/クロック発生回路8での入力ビデオ信号A
の判別は、たとえばこの入力ビデオ信号Aから負極同期
信号が検出されるか否かによって行なわれる。
A/D変換回路3では、AGC回路2の出力ビデオ信号
が、判別/クロック発生回路8が出力するクロックCL
Kをサンプリングパルスとして、量子化ビット数が8ビ
ツトのディジタルデータに変換される。このディジタル
データはデータ圧縮回路4に供給される。
A/D変換回路3から出力されるディジタルデータのデ
ータレートは、入力ビデオ信号AがMUSE信号である
とき、16.2MHzX8ビット=129.6Mビット
/seeと非常に高く、入力ビデオ信号AがNTSC信
号であるときも、13.5M Hz X 8ビット:1
08Mビット/see、あるいは4fscx8ビット=
114.544Mビット/secと同程度に高い。この
ような高データレートのディジタルデータをそのまま磁
気テープ17に記録すると、磁気テープ17を高速走行
させなければならず、長時間録画が非常に難しくなる。
このことは、家庭用のビデオテープレコーダにおいて特
に問題となり、データレートを1八倍程度に圧縮するこ
とが望ましい。
データ圧縮回路4は上記のようにA/D変換回路3から
出力されるディジタルデータのデータレートを圧縮する
ものであり、判別/クロック発生回路8からのクロック
CLKを用いてデータレートの圧縮を行なう、この場合
、入力ビデオ信号AがNTSC信号であるときとMUS
E信号であるときとで入力ディジタルデータのデータレ
ートが異なるので、判別/クロック発生回路8からの判
別信号Dcに応じて圧縮比を切り換え、入力ビデオ信号
AがNTSC信号であるときとMUSE信号であるとき
のディジタルデータのデータレートを略等しくする。
データ圧縮回路4の圧縮方法としては、差分PCM変換
や直交変換などの公知の方法を用いることができ、また
、先に挙げた特開昭60−209970号公報において
も、具体的な圧縮方法が開示されている。
データ圧縮回路4から出力されるディジタルデータは伝
送路符号化回路5に供給され、エラー訂正符号が付加さ
れるとともに、直流分が低減するように符号変換される
。この場合、最適とする伝送路符号化方法は入力ビデオ
信号AがNTSC信号であるときとMUSE信号である
ときとで、直流分やデータレートなどの違いにより、異
なる。
したがって、伝送路符号化回路5では1判別/クロック
発生回路8からの判別信号Dcに応じて。
伝送路符号化方法が切り換えられる。
伝送路符号化回路5からは符号化されたデータ(以下、
符号データという)がNチャンネルに分割されて出力さ
れ、夫々のチャンネルデータは、別々に記録増幅器61
.・・・・・・、6.で増幅された後、記録ヘッド71
.・・・・・・、 7sgに供給され、磁気テープ17
上に記録される。
なお、伝送路符号化回路5からは符号データが1チヤン
ネルで出力され(N=1)、磁気テープ17で1チヤン
ネル記録が行なわれるようにしてもよい、但し、ここで
は、Nが2以上の整数であって、Nチャンネル記録が行
なわれるものとする。
判別/クロック発生回路8から出力される判別信号DC
はスイッチ9を介して表示装置11に供給され、入力ビ
デオ信号Aの有無、入力ビデオ信号Aの種類が表示され
る。
判別/クロック発生回路8から出力される垂直同期信号
vSはスイッチ10を介してドラムサーボ回路12に供
給される。ドラムサーボ回路12はドラムモータ13を
この垂直同期信号VSに同期するように回転制御する。
これにより、ドラムモータ13で回転廃動される図示し
ないドラム上の記録ヘッド7、〜7Nが入力ビデオ信号
Aに同期して回転する。
なお、再生ヘッド181〜18%もこのドラムに搭載さ
れているが、これらが記録ヘッド7□〜7Nと同一のも
のであっても、別個のものであってもよい。
また、キャプスタンサーボ回路15の制御によってキャ
プスタンモータ16は一定の速度で回転する。磁気テー
プ17は図示しないピンチローラとキャプスタンとによ
って挟持され、キャプスタンがキャプスタンモータ16
によって回転することにより、一定の速度で走行する。
以上のように、磁気テープ17上に入力ビデオ信号Aが
Nチャンネルに分割されて記録されるが、次に、かかる
磁気テープ17の再生動作について説明する。
再生時には、スイッチ9,10はP側に切り換えられる
。ドラムサーボ回路12はドラムモータ13の回転速度
5回転位相を制御し、また、キャプスタンサーボ回路1
5は、キャプスタンモータ16の回転速度を制御すると
ともに、入力端子14から供給されるトラッキングエラ
ー信号をもとにキャプスタンモータ16の回転位相を制
御する。
これにより、再生ヘッド181〜18Nは記録時と同じ
速度で回転し、かつ磁気テープ17上の記録トラックを
再生走査する。
再生ヘッド18□〜18.の再生信号は、夫々再生増幅
器19□〜19+vで増幅された後2等化回路201〜
20、でチャンネル間のテープ・ヘッド系の伝送周波数
特性や各チャンネルで2ヘツドが用いられる場合のこれ
らヘッド間の同じく伝送周波数特性が補償され、クロッ
ク再生/データストローブ回路211〜21%に供給さ
れる。クロック再生/データストローブ回路211〜2
1.では、夫々供給された再生信号からその基本周期に
位相同期したリサンプルクロックCLK1〜CLK、が
抽出されて出力され、また、再生信号をこのリサンプル
クロックCLK1〜CLKNをもとにリサンプリングし
て(すなわち、データストローブ)データを出力する。
さらに、クロック再生/データストローブ回路211〜
21%のいずれからつ、ここでは、クロック再生/デー
タストローブ回路21゜では、抽出されたリサンプルク
ロックの周期から再生信号がMUSE信号かNTSC信
号か、あるいは再生信号が得られないかを判別し、この
判別結果を表わす3値の判別信号Dc′を出力する。
クロック再生/データストローブ回路211〜21工か
ら出力される再生データは、それとともに出力されるり
サンサンプルクロックCLK□〜CL K Nとともに
、時間軸補正回路221〜22Nに供給される。これら
時間軸補正回路221〜22゜では、夫々メモリが内蔵
されており、これらメモリに夫々リサンプルクロックC
L K、〜CLKNに同期して再生データが書き込まれ
る。そして、これらメモリからは、発振器26からのリ
サンプルクロックCLK工〜CLKNの平均周波数に等
しい一定周波数のクロックCLK’に同期して再生デー
タが読み出される。これら再生データは、再生ヘッド1
8□〜18Hによる磁気テープ17からの再生時に生ず
る時間軸変動(ジッタ)が除かれて時間軸補正回路22
1〜22.から出力され、誤り訂正回路23に供給され
る。
なお、発振回路26の発振周波数、すなわち、クロック
CLK’の周波数はクロック再生/データストローブ回
路21.から出力される判別信号DC’に応じて切り換
えられ、再生信号がMUSE信号であるときには16.
2MHzに、再生信号がNTSC信号であるときには1
3.5MHz(または、4f*c)に夫々設定される。
誤り訂正回路23では、発振回路26からのクロックC
LK’をもとにして、時間軸補正回路22゜〜22工か
らの再生データがまとめられてlチャンネルの再生デー
タとなり、この再生データに関し、磁気テープ17の欠
陥などによって生ずるドロップアウトなどによるデータ
誤り訂正処理がなされ、さらに、伝送路符号化回路5の
逆処理がなされる。この結果、誤り訂正回路23からは
、データ圧縮回路4の出力データと同様の再生データが
出力される。なお、誤り訂正回路23の上記処理動作は
、クロック再生/データストローブ回路21Nからの判
別信号DC’により、再生信号がMUSE信号であると
きとNTSC信号であるときとで切り換えられる。
誤り訂正回路23の出力データは復号回路24に供給さ
れ、発振回路26からのクロックCLKを用いてデータ
圧縮回路4の逆処理がなされる。
この復号回路24においても、クロック再生/データス
トローブ回路21.からの判別信号Dc′により、再生
信号がMUSE信号であるときとNTSC信号であると
きとで処理動作が切り換えられる。復号回路24から出
力されるディジタルデータはD/A変換回路27でアナ
ログのビデオ信号に変換され、出力端子28から出力さ
れる。
発振回路26の出力クロックCLK’はM分周回路25
に供給され、’/M倍に分局されて垂直同期信号■S′
が再生される。このM分周回路25の分局比Mは、垂直
同期信号VS′の周波数が再生信号がMUSE信号であ
るとき60Hz、NTSC信号であるとき59.94H
zとなるように、クロック再生/データストローブ回路
21Mからの判別信号DC’によって切り換えられる。
この分局比Mは、再生信号がMUSE信号であって発振
回路26からのクロックCLK’の周波数が16.2M
 Hzのとき”/270000、再生信号がNTSC信
号であって発振回路26からのクロックCLK’の周波
数が4f、Cのとき’/238875に夫々設定される
M分周回路25から出力される垂直同期信号■S′はス
イッチ10を介してドラムサーボ回路12に供給され、
ドラムモータ13、したがって、再生ヘッド181〜1
8.を垂直同期信号vS′に同期して回転させる。これ
により、クロック再生/データストローブ回路21□〜
21.から出力されるリサンプルクロックCLK、〜C
LKNの平均周波数は発振回路26から出力されるクロ
ックCLK′の周波数に等しくなり、時間軸補正回路2
2□〜22.におけるメモリの容量を小さくすることが
できる。
なお、クロック再生/ストローブ信号218からの判別
信号DC’により、再生信号がMUSE信号であるとき
とNTSC信号であるときとで等化回路201〜2ON
の周波数特性を切り換えるようにしてもよい、但し、M
USE信号とNTSC信号とで記録するデータレートや
伝送路符号化方法などがほぼ等しい場合には、等化回路
201〜20゜の周波数特性を一定としてもよい。
クロック再生/データストローブ回路21.lから出力
される判別信号DC’は、また、スイッチ9を介して表
示装置11に供給され、再生信号がMUSE信号である
かNTSC信号であるか、あるいは信号再生がなされて
いないことが表示される。
以上のように、この実施例では、MUSE信号であるハ
イビジョン信号と現行標準方式のNTSC信号の記録再
生が可能であり、しかも、これら信号の判別が自動的に
行なわれ、この判別結果により、これら信号に応じた処
理動作が自動的に切り換えられ、ユーザの手動切換え操
作が不要となる。
第2図は第1図における判別/クロック発生回路8の一
具体例を示すブロック図であって、29は入力端子、3
0はフレームパルス検出回路、31は水平同期検出回路
、32は周波数比較回路、33は位相比較回路、34は
増幅器、35はLPF(ローパスフィルタ)、36はV
CO(電圧制御発振器)、37はM1分周回路、38は
M2分周回路、39は入力端子、40は同期分離回路、
41はLPF、42は波形整形回路、43は1/2Hパ
ルスキラ一回路、44は遅延回路、45はパーストゲー
ト回路、46は位相比較回路、47はLPF、48はV
XO(電圧制御水晶発振器)、49はM3分周回路、5
0は論理信号生成回路、51゜52はスイッチ、53〜
55は出力端子である。
同図において、入力端子29には、A/DI!換回路3
から出力されるディジタルデータCが入力され、フレー
ムパルス検出回路30と水平同期検出回路31とに供給
される。フレームパルス検出回路30は、ディジタルデ
ータCがMUSE信号によるものであるとき、そのフレ
ームパルスを抜き出して出力する。
ここで、MUSE信号は、rNHK技術研究」第39巻
第2号(昭和62年)  pp、29−30に記載され
るように、1フレームが、1125ライン(水平走査期
間)からなり、その第1.第2ラインにフレーム周期(
すなわち、30 Hz )のパルス(すなわち、フレー
ムパルス)が重畳され、各ライン毎に正極水平同期信号
(映・部分と同極性)が付加されている。かかるMUS
E信号をA/D変換したときには、そのフレームパルス
のディジタルデータは一般の映像信号部分ではほとんど
発生しない特殊なものに選ばれており、フレームパルス
検出回路30は、VCO36からのクロックをもとに、
この特殊なディジタルデータを検知することにより、フ
レームパルスを検出している。したがって、フレームパ
ルス検出回路30からは、入力端子29からのディジタ
ルデータCがMUSE信号によるものであるときフレー
ムパルスを出力するが、このディジタルデータCがNT
SC信号によるものであるときには、フレームパルスを
出力しない。
また、水平同期検出回路31は、フレームパルス検出回
路30から出力されるフレームパルスとVCO36から
のクロックをもとに、ディジタルデータCがMUSE信
号によるものであるとき、このディジタルデータCの正
極水平同期信号を検出して出力する。
フレームパルス検出回路30から出力されるフレームパ
ルスは周波数比較回路32に供給され、VCO36から
出力されたクロックがM22分周回路38/M2倍に分
周された信号と周波数比較される。また、水平同期検出
回路31から出力される正極水平同期信号は位相比較回
路33に供給され、VCO36から出力されるクロック
がM1分周回路37で”/M 1倍に分周された信号と
位相比較される0周波数比較回路32、位相比較回路3
3から出力される誤差信号は、増幅器34で加算されて
増幅された後、LPF35を通り、制御信号としてVC
O36に供給される。
周波数比較回路32、増幅器34、LPF35、VCO
36、M2分周回%3Bは周波数制御ループを構成して
おり、M22分周回路38分周比1/M2を’1540
000として、フレームパルス検出回路30から周波数
比較回路32に30Hzのフレームパルスが供給された
とき、VCO36が発振周波数16、2 MHz (=
30Hz X540000)で発振するように制御され
る。また、位相比較回路33、増幅器34、LPF35
、VCO36,M1分周回路37はPLL (位相ロッ
クループ)を構成しており、M1分周回路37の分周比
1/M1を1/480(=33.75kHz/16.2
MHz)として、水平同期検出回路31から位相比較回
路33に正極水平同期信号が供給されたとき、VC03
6から出力されるクロックがこの正極水平同期信号に位
相同期するように、VCO36の発振位相が制御される
フレームパルス検出回路30の出力はスイッチ51のX
接点に供給され、VC036の出力はスイッチ52のX
接点に供給される。
一方、入力端子39には、第1図のAGC回路2から出
力されるアナログのビデオ信号Bが入力され、同期分離
回路40とパーストゲート回路45とに供給される。同
期分離回路40はビデオ信号Bから負極複合同期信号(
映像部分と異極性)を分離して出力する。したがって、
入力されるビデオ信号BがNTSC信号であるときには
、同期分離回路40から複合同期信号が出力されるが、
ビデオ信号BがMUSE信号であるときには、同期分離
回路40から複合同期信号は出力されない。
同期分離回路40から出力される複合同期信号はLPF
41に供給され、水平同期信号とのパルス幅の違いから
垂直同期信号が1フイールド毎に抽出される。この垂直
同期信号は波形整形回路42に供給され、波形整形され
てスイッチ51のY接点に供給される。
また、同期分離回路40から出力される複合同期信号は
1八Hパルスキラ一回路43に供給され、垂直同期信号
や等価パルスが除かれて水平同期信号HDのみが抽出さ
れる。この水平同期信号HDは、遅延回路44により、
NTSC信号である入力ビデオ信号Bの水平ブランキン
グ期間におけるバックポーチのカラーバースト信号とタ
イミングが合うように遅延され、パーストゲートパルス
としてパーストゲート回路45と位相比較回路46とに
供給される。このパーストゲートパルスにより、パース
トゲート回路45でNTSC信号である入力ビデオ信号
Bから周波数がfgCのカラーバースト信号BSが抽出
され、位相比較回路46に供給される。
この位相比較回路46はLPF47、VXO48および
M3分周回路49と位相ロックループを構成しており、
VXO48は、内蔵する水晶発振子により、発振周波数
が4f、cに設定され、M3分周回路49の分周比1/
M 3は1八に設定されている。そこで、VX048の
出力クロックはM3分周回路49で分周されてf、cの
周波数の信号となり、位相比較回路46に供給される。
入力ビデオ信号BがNTSC信号であるときには、パー
ストゲート回路45から出力されるカラーバースト信号
BSとM3分周回路49の出力信号とが位相比較回路4
6で位相比較され、その誤差信号がLPF47を通り、
位相制御信号としてVX048に供給される。これによ
り、VX048から出力されるクロックは入力ビデオ信
号Bのカラーバースト信号BS(さらには、水平同期信
号)に位相同期する。このクロックはスイッチ52のY
接点に供給される。
なお、カラーバースト信号BSは間欠信号であるため、
位相比較回路46では、遅延回路44からのパーストゲ
ートパルスのパルス期間位相比較動作を行ない、それ以
外の期間位相誤差をホールドする。
さらに、LPF35.47の出力信号は論理信号生成回
路50に供給され、判別信号Dcを生成する。いま、第
1図の入力端子1から入力されるビデオ信号AがMUS
E信号であるとすると、フレームパルス検出回路30か
ら30Hzのフレームパルスが、水平同期検出回路31
から正極水平同期信号が夫々出力され、VCO36がこ
れらに同期する。このために、LPF35の出力信号の
波高値が小さくなる。これに対し、同期分離回路40か
ら複合同期信号が出力されず、パーストゲート回路45
からカラーバースト信号BSが出力されないから、位相
比較回路46、LPF47、VXO48およびM3分周
回路49から、なる位相ロックループはロック状態にな
く、LPF47の出力信号はランダムとなって波高値が
高くなる。
論理信号生成回路50はLPF35,47の出力信号の
波高値を検波して入力ビデオ信号Aがないことや、これ
がMtJSE信号であるかNTSC信号であるかを判別
する。信号の波高値を検波してビデオ信号の有無を検出
手段としては、たとえばカラーキラー駆動yIj1など
で知られている。
このようにLPF35の出力信号の波高値が低く、LP
F47の出力信号の波高値が高いとき、論理信号生成回
路50は入力ビデオ信号AがMUSE信号であることを
判別し、たとえば“H”(高レベル)の判別信号DCを
出力する。入力ビデオ信号A#tNTSC信号であると
きには、LPF35の出力信号がランダムとなって波高
値が高くなり、LPF47の出力信号の波高値が低くな
る。これにより、論理信号生成回路50は入力ビデオ信
号AがNTSC信号であることを判別し、たとえば“M
iddle”(中間レベル)の判別信号DCを出力する
。また、入力ビデオ信号Aがないときには、LPF35
.47の出力信号ともに波高値が高くなる。これにより
、論理信号生成回路5゜は入力ビデオ信号Aがないこと
を判別し、たとえば“L” (低レベル)の判別信号D
Cを出力する。
かかる判別信号Dcは、出力端子55がら第1図におけ
るデータ圧縮回路4、伝送路符号化回路5や表示装置1
1に供給されるとともに、スイッチ51.52の切換制
御信号として用いられる。
この判別Dcが“H”のとき(入力ビデオ信号AがMU
SE信号であるとき)には、スイッチ51゜52はX接
点側に閉じ、フレームパルス検出回路30から出力され
るフレームパルスが垂直同期信号vSとして出力端子5
3からスイッチ10(第1図)のN接点に供給され、V
CO36の出力クロックがクロックCLKとして出力端
子54から第1図のA/D変換回路3などに供給される
0判別信号Dcが“Middle”のとき(入力ビデオ
信号AがNTSC信号であるとき)には、スイッチ51
゜52はY接点側に閉じ、波形整形回路42の出力パル
スが垂直同期信号VSとして出力端子53からスイッチ
10(第1図)のN接点に供給され、■X○48の出力
クロックがクロックCLKとして出力端子54から第1
図のA/D変換回路3などに供給される6判別信号Dc
が“L”のとき(入力ビデオ信号Aがないとき)には、
スイッチ51゜52はX、Y接点のいずれ側に閉じても
よい。
なお、この具体例では、論理信号生成回路5゜はLPF
35,47の出力信号を用いたが、増幅器34、位相比
較回路46の出力信号を用いてもよい。
また、判別信号DCは3値の論理信号であったが、入力
ビデオ信号AがMUSE信号であるときとNTSC信号
であるときとで”H“L”と2値をとる1系統の論理信
号であってもよいし。
2系統の論理信号からなり、入力ビデオ信号AがMUS
E信号であるとき一方の論理信号が“H”となり、入力
ビデオ信号AがNTSC信号であるとき他方の論理信号
が”H”となって、入力ビデオ信号Aがないときともに
“L”となるようにしてもよい。
さらに、第2図では、入力ビデオ信号AがMUSE信号
であるとき、垂直同期信号vsはフレームパルス検出回
M30から出力される30Hzのパルスであり、入力ビ
デオ信号AがNTSC信号であるとき、垂直同期信号v
Sは波形整形回路42から出力される59.94Hzの
パルスであって。
第1図におけるドラムサーボ回路12に供給される垂直
同期信号vSの周波数が入力ビデオ信号Aに応じて異な
ってしまうが、ドラムサーボ回路12とのインターフェ
ースのとり力次第で何ら不都合は生じない。
第3図は第1図における判別/クロック発生回路8の他
の具体例を示すブロック図であって、56は位相比較回
路、57はLPF、58はVCO159はM4分周回路
であり、第2図に対応する部分には同一符号をつけて重
複する説明を省略する。
第2図においては、NTSC信号のカラーバースト信号
に位相ロックする位相ロックループを用いたが、第3図
においては、NTSC信号の水平同期信号に位相ロック
する位相ロックループを用いる。
第3図において、入力端子39から入力されるビデオ信
号BがNTSC信号であるときには、17゜Hパルスキ
ラー回路43からこのNTSC信号の水平同期信号HD
が出力され、位相比較回路56に供給される0位相比較
回路56はLPF57゜VCO58およびM4分周回路
59とともに位相ロックループを構成しており、M4分
周回路59の分局比1/M4は”/858もしくは”/
91Gに設定されティる0分局比″/M4が’7858
ノときは、VCO58は、その発振周波数が858 f
 +n+(= 13.5M Hz )であって、その発
振位相が1八Hパルスキラ一回路43から出力される水
平同期信号HDに同期するように制御され、分局比1/
M 4が”/910のときには、VC058は、その発
振周波数が91of□(= 4 f ac)であって、
その発振位相が1八Hパルスキラ一回路43から出力さ
れる水平同期信号HDに同期するように、制御される。
VC058の出力信号はスイッチ52のY接点に供給さ
れ、また、論理信号生成回路50はLPF35.57の
出力信号もしくは増幅器34、位相比較回路56の出力
信号により判別信号Dcを生成する。
この具体例によると、入力ビデオ信号AがNTSC信号
であるときのクロックCLKの周波数を13.5MHz
とするとき、第2図に示した具体例に比べ、簡単な回路
構成で容易に実現できる。
また、入力ビデオ信号AがNTSC方式によるものであ
っても、現行の家庭用VTRの再生信号のように、水平
同期信号とカラーバースト信号とが位相同期していない
(かかるビデオ信号を、以下、非標準NTSC信号とい
う、これに対し、水平同期信号とカラーバースト信号と
が位相同期しているNTSC方式によるビデオ信号を標
準NTSC信号といい、これらを総称してNTSC信号
という)場合でも、水平同期信号に位相同期したクロッ
クCLKを生成することができる。
しかしながら、vcossの発振周波数を4f0とし、
M4分周回路59の分局比1/M4を1/910とする
と、この分局比1/M4が高いため、位相比較回路56
の入力としてノイズなどの外乱が入ると、この外乱によ
って位相比較回路56の入力よりも910倍もVC05
8の出力クロックが乱れることになる。このようにM4
分周回路59の分周比1/M4が非常に高いと、PLL
が外乱に対して不安定になり易く、一般に、実装性能の
確保が難しいという問題がある。したがって、4 f 
*Cの周波数のクロックを得る場合、位相ロックループ
におけるM3分周回路49の分周比1/M3を1/。
と低くできる第2図の具体例の方が、性能の点で優れて
いることになる。
第4図は第1図における判別/クロック発生回路8のさ
らに他の具体例を示すブロック図であって、60.61
はスイッチ、62は入力端子であり、第2図、第3図に
対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略
する。
この具体例は、第3図に示した具体例に、第2図に示し
た具体例におけるカラーバースト信号BSに位相ロック
する位相ロックループを付加し、第3図に示した具体例
での4f、Cの周波数のクロックを得る場合の上記問題
点を解消したものである。
第4図において、M4分周回路59の分周比1/M4は
”/858に設定され、M3分周回路49の分周比1/
M3は1八に設定されている。入力端子39からNTS
C信号B信号力信号力いるときには、第3図で説明した
ように、VCO58はこのNTSC信号B信号力同期信
号に位相同期した858f□(=13.5MHz)のク
ロックを発生しており。
また、第2図で説明したように、VXO48はこのNT
SC信号のカラーバースト信号に位相同期した4 f 
ac (’F 14、318 M Hz )のクロック
を発生している。
スイッチ61は入力端子62からの切換制御信号によっ
て制御され、VC058の出力クロック、VXO48の
出力クロックのいずれか一方を選択し、スイッチ52の
Y接点に供給する。これと同時に、スイッチ60も入力
端子62からの切換制御信号によって制御され、LPF
57.47のいずれか一方の出力、もしくは位相比較回
路56゜46のいずれか一方の出力を選択して論理信号
生成回路50に供給する。
そこで、たとえば、入力端子62からの切換制御信号が
、入力NTSC信号Bが標準NTSC信号であるときと
非標準NTSC信号であるときとでスイッチ60.61
を切り換えるようにし、入力NTSC信号Bが非標準N
TSC信号であるときには、スイッチ61がVC058
の出力クロックを、スイッチ60がLPF57もしくは
位相比較@51156の出力を夫々選択し、入力NTS
C信号Bが標準NTSC信号であるときには、スイッチ
61がVXO48の出力クロックを、スイッチ60がL
PF47もしくは位相比較回路46の出力を夫々選択す
るようにすることができる。これにより、4f、cの周
波数の安定したクロックを得ることができる。
なお、入力端子62からの切換制御信号は入力NTSC
信号Bが標準NTSC信号、非標準NTSC信号のいず
れであるかを検知して生成されるが、この検知方法はデ
ィジタルテレビジョンシステムなどで知られている。
また、LPF57.47、位相比較回路56゜46のい
ずれからつの出力のみを常時論理信号生成回路50に供
給するようにしてもよい。
第5図は第1図における判別/クロック発生口J18の
さらに他の実施例を示すブロック図であって、63はス
イッチ、64は位相比較回路、65はLPF、66はV
CO167はM5分周回路、68は入力端子であり、第
2図に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明
を省略する。
同図において、入力端子68からは、第4図における入
力端子62からの切換制御信号と同様の切換制御信号が
入力され、これにより、スイッチ63、位相比較回路6
4、LPF65、VCO66、M5分周回路68が制御
される。
そこで、たとえば、第4図に示した具体例と同様に、ス
イッチ52のY接点に供給されるクロックを、入力端子
39からの入力ビデオ信号Bが非標準NTSC信号であ
るとき、その水平同期信号に位相同期させ、入力ビデオ
信号Bが標準NTSC信号であるとき、そのカラーバー
スト信号に位相同期させるものとすると、入力ビデオ信
号Bが非標準NTSC信号であるときには、入力端子6
8からの切換制御信号により、スイッチ63は1/2H
パルスキラ一回路43から出力される水平同期信号HD
を選択して位相比較回路64に供給する。
また、この切換制御信号により、VCO66は4f、c
の周波数で発振しており、MS分周回路67の分局比1
7M5は’/910ニ設定される。VCO66の出力ク
ロックはM5分周回路67で分局されて、1八Hパルス
キラ一回路43から出力される水平同期信号HDと等し
い周波数fllNの信号となり、位相比較回路64に供
給されるが、このとき、入力端子68からの切換制御信
号により、位相比較回路64は、遅延回路44からのパ
ーストゲートパルスに作用せず、1八Hパルスキラ一回
路43からの水平同期信号HDとM5分周回1l167
の出力パルスとを位相比較する0位相比較回路64から
出力される誤差信号は入力端子68からの切換制御信号
によって所定の応答速度の特性が設定されたLPF65
を通り、位相制御信号としてvC066に供給される。
これにより、VCO66から入力非標準NTSC信号B
の水平同期信号に位相同期したクロックが出力され、ス
イッチ52のY接点に供給される。
入力ビデオ信号Bが標準NTSC信号であるときには、
入力端子68からの切換制御信号により、スイッチ63
はパーストゲート回路45から出力されるカラーバース
ト信号BSを選択して位相比較回路64に供給する1位
相比較回路64は、遅延回路44からのパーストゲート
パルスのパルス期間、このカラーバースト信号BSとM
5分周回路67の出力信号とを位相比較する。また、V
C066は水晶発振子が作用し、vXOとして4fgc
の周波数で発振するし、M5分周回路67の分周比1/
M5は1八に設定される。したがって、M5分周回路6
7の出力信号の周波数はパーストゲート回路45からの
カラーバースト信号BSと等しくfgcとなる0位相比
較回164から出力される誤差信号は上記とは異なる所
定の応答速度の特性が設定されたLPF65を通り1位
相制御信号としてvXOであるVC066に供給される
以上のように、位相比較回路64、LPF65、VCO
66およびM5分周回絡路7は、第2図での位相比較回
路46.LPF47、VXO48およびM3分周回路4
9が構成する位相ロックループと同様の位相ロックルー
プを構威し、VCO66から入力標準NTSC信号のカ
ラーバースト信号BSに位相同期した4fgcの周波数
のクロックが得られる。
なお、位相比較回路64もしくはLPF65の出力信号
が論理信号生成回路50に供給される。
この具体例では、第4図に示した具体例に比べ、小規模
の回路構成でもって、水平同期信号に位相同期したクロ
ックと、カラーバースト信号に位相同期した安定なりロ
ックとが選択的に得られる。
第6図は第1図における判別/クロック発生回路8のさ
らに他の具体例を示すブロック図であって、69は論理
信号生成回路であり、第2図に対応する部分には同一符
号をつけている。
第2図〜第5図に示した具体例では、MUSE信号に位
相ロックする位相ロックループとNTSC信号に位相ロ
ックする位相ロックループとでの位相ロックを検出する
ことにより、入力ビデオ信号A(第1図)が有るかどう
かとその種類を判別して判別信号DCを生成するように
したが、第6図においては、NTSC信号の負極同期信
号の有無を検出し、判別信号Daを生成するようにして
いる。
第6図において、同期分離回路40の出力信号は、LP
F41や1/ヨHパルスキラ一回路43に供給されると
ともに、論理信号生成回路69にも供給される。入力ビ
デオ信号BがMUSE信号であるときには、同期分離回
路40から負極同期信号は出力されないが、入力ビデオ
信号BがNTSC信号であるとき、同期分離回路40か
ら負極同期信号が出力される。論理信号生成回路69は
負極同期信号が供給されたか否かを検出して入力ビデオ
信号BがNTSC信号か否かを判別し、この判別結果を
表わす判別信号DCを生成、出力する。
この判別信号Deによってスイッチ51.52が切換え
制御され、また、この判別信号DCは出力端子55から
出力される。
但し、この判別信号Dcは、入力ビデオ信号BがNTS
C信号であるときたとえば“′L”とすると、入力ビデ
オ信号BがMUSE信号であるとき“HNである2値論
理信号であり、入力ビデオ信号Bがないときも“H”と
なる。
第7図は第6図における同期分離回路40と論理信号生
成回路69の一具体例を示す回路図であって、70は入
力端子、71.72は電圧源、73は非反転バッファ、
74.75は出力端子、Ql〜Q4はトランジスタ、0
1〜C2はコンデンサ、R1−R4は抵抗である。
同図において、同期分離回路40においては、入力端子
39(第6図)からの入力ビデオ信号Bは入力端子70
から入力され、コンデンサC1、トランジスタQlおよ
び電圧源71からなるピーククランプ回路に供給されて
最低レベル部分が一定しベルE0にクランプされる。入
力ビデオ信号BがNTSC信号であるときには、第8図
(a)に示すように、その負極同期信号の先端が一定し
ベルEeにクランプされ、入力ビデオ信号BがMUSE
信号であるときには、第8図(b)に示すように、時間
軸圧縮されたクロマ信号Cや輝度信号Yの最低レベル部
分が一定しベルE0にクランプされる。
このようにクランプされたビデオ信号はトランジスタQ
2.Q3、抵抗R1,R2からなるコンパレータに供給
され、電圧[72からの基準電圧E、とレベル比較され
る。この基準電圧EGは、第8図に示すように、一定レ
ベルE0よりも高く、クランプされたNTSC信号の負
極同期信号を横切るように設定されており、これにより
、コンパレータからは、トランジスタQ2のコレクタ電
位として、クランプされたビデオ信号がNTSC信号で
あるとき、第9図(a)に示すように、その負極同期信
号が出力され、クランプされたビデオ信号がMUSE信
号であるとき、第9図(b)に示すように、そのクロマ
信号Cや輝度信号Yの部分が出力される。
コンパレータのかかる出力信号は、トランジスタQ4と
抵抗R3とからなるエミッタホロワを介し、出力端子7
4から第6図のLPF41や1八Hパルスキラ一回路4
3に供給されるとともに、論理信号生成回路69に供給
される。
論理信号生成回路69においては、同期分離回路40の
出力信号が抵抗R4とコンデンサC2とからなるLPF
に供給される。このLPFからは、入力ビデオ信号Bが
NTSC信号であるとき、第9図(a)で示したように
、トランジスタQ4の出力で“H”期間が短い(1水平
走査期間の″/11倍程度)ので、低いレベルの直流電
圧が出力され、入力ビデオ信号BがMUSE信号である
とき、第9図(b)で示したように、トランジスタQ4
の出力で“H”期間が長いので、高いレベルの直流電圧
が得られる。このLPFの出力電圧は非反転バッファ7
3に供給され、この出力電圧が低いレベルのとき“L”
、高いレベルのとき“H”となる判別信号Dcが生成さ
れて出力端子75から出力される。
なお、入力ビデオ信号Bがないときには、コンデンサC
1,、トランジスタQ1および電圧源71からなるピー
ククランプ回路の出力信号は常時−定レベルE0となり
、トランジスタQ4のコレクタも電位は常時高いレベル
となる。したがって、出力端子75に得られる判別信号
DCは“H”となる。
なお、第3図〜第5図に示した具体例においても、第6
図に示した具体例のように、同期分離回路40の出力信
号をもとに判別信号DCを生成するようにしてもよい。
第10図は第1図における判別/クロック発生回路8の
さらに他の具体例を示すブロック図であって、76.7
7はスイッチ、78は周波数比較回路、79は位相比較
回路、80は増幅器、81はLPF、82はVCO18
3はM6分周回路、84はM7分周回路、85は論理生
成回路であり、第2図に対応する部分には同一符号をつ
けている。
これまで具体例に示した判別/クロック発生回路8では
、MUSE信号、NTSC信号毎にループを用いてクロ
ックCLKを発生するようにしていたが、第10図にお
いては、これらビデオ信号に共通のループを用いるもの
である。
第10図において、周波数比較回路78、増幅器80、
LPF81、VCO82およびM77分周回路84周波
数ロックループを構成し、位相比較回路79、増幅器8
0.LPF81、VC○82およびM66分周回路83
位相ロックループを構成している。論理信号生成回路8
5は、増幅器80もしくはLPF81の出力信号により
、入力ビデオ信号B、入力ディジタルデータCがあるか
、また、これらがMUSE信号であるかNTSC信号で
あるかを判別し、この判別結果を表わす2値もしくは3
Iiの判別信号DCを出力する。この判別信号Dcによ
り、スイッチ76.77が切換制御され、M66分周回
路83分周比’/M6.M77分周回路84分周比1/
M7が夫々切り換えられる。
第1図の入力端子1に入力されるビデオ信号AがMUS
E信号であるときには、第2図で説明したように、フレ
ームパルス検出回路30からMUSE信号の30Hzの
フレームパルスが出力されて水平同期検出回路31から
MUSE信号の33.75kHzの正極水平同期信号が
出力され、夫々スイッチ76.77によって選択されて
周波数比較回路78、位相比較回路79に供給される。
このとき、判別信号Dcにより、M66分周回路83分
周比1/M6は/480に、M77分周回路84分局比
”/M 7は11540000に夫々設定されており、
VC082の出力クロックは周波数が162MHz(=
30HzX540000)となってMUSE信号の正極
水平同期信号に位相同期する。
かかるループの構成、動作は、第2図における周波数比
較回路32、位相比較回路33、増幅器34、LPF3
5、VCO36、M1分周回路37およびM22分周回
路38よるループと同様である。
第1図の入力端子1から入力されるビデオ信号AがNT
SC信号であるときには、波形整形回路42から59.
94Hzのパルスが出力されてパーストゲート回路45
からNTSC信号のカラーバースト信号BSが出力され
、夫々スイッチ76゜77によって選択されて周波数比
較回路78、位相比較回路79に供給される。このとき
、判別信号Dcにより、M66分周回路83分周比1/
M6は1八に、M77分周回路84分周比1/M7は’
 /238875に夫々設定され、VCO82の出力ク
ロックは周波数が4fsc (459,94HzX23
8875)でNTSC信号のカラーバースト信号BSに
位相同期する。
スイッチ76で選択されたパルスは垂直同期信号■Sと
して出力端子53から出力され、また、判別信号DCは
出力端子55から、VCO82の出力クロックはクロッ
クCLKとして出力端子54から夫々出力される。
なお、入力ビデオ信号A(第1図)がNTSC信号であ
るとき、位相比較回路79は、遅延回路44からのパー
ストゲートパルスのパルス期間、位相比較動作を行なう
。また、LPF81は、入力ビデオ信号AがMUSE信
号であるときとNTSC信号であるときとで、夫々に対
して最適な応答速度となるように特性が切り換えられる
また、入力ビデオ信号Aがないときには、論理信号生成
回路85から出力される判別信号DCにより、スイッチ
76.77は所定の周期で切り換わる。
このようにして、一系統のループを用いてMUSE信号
とNTSC信号に対するクロックCLKを発生させるこ
とができ、回路規模が縮小できる。
なお、論理信号生成回路85については、後に説明する
第11図は第1図における判別/クロック発生回路8の
さらに他の具体例を示すブロック図であって、86は周
波数比較回路、87はvCOであり、第10図に対応す
る部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
この具体例は、クロックCLKを生成するループにおい
て、第1O図に示した具体例と次の点で異なる。
(1)第1図の入力端子1から入力されるビデオ信号A
がMUSE信号であるとき7には、周波数比較回路86
は、第10図における周波数比較回路78のように、フ
レームパルス検出回路30から出力される30Hzのフ
レームパルスとM7分周回路84の出力パルスとの周波
数比較動作を行なうが、入力ビデオ信号AがNTSC信
号であるときには、論理信号生成回路85からの判別信
号DCにより、周波数比較動作が停止し、一定レベルの
直流信号を出力する。
(2)入力ビデオ信号AがMUSE信号であるとき、V
CO87は第10@(7)VCO82トfjlJ様に動
作するが、入力ビデオ信号AがNTSC信号であるとき
には、周波数比較回路86の出力レベルが一定でVCO
87がf#cで発振するようにする。
この場合、判別信号DCによって水晶振動子を作用させ
、VCO87をvxOとして作動させるとよい。
入力ビデオ信号AがNTSC信号であるとき、位相ロッ
クループにおけるM6分周回路83の分周比1/M6は
1八と充分低く、外乱による影響がほとんどなくて、V
CO87の発振周波数が4fgcと安定であれば、周波
数ロックループを用いなくとも充分実装性能が得られ、
NTSC信号のカラーバースト信号に位相同期したクロ
ックCLKが得られる。
第12図は第1図における判別/クロック発生回路8の
さらに他の具体例を示すブロック図であって、88は位
相比較回路、89はM8分周回路、90はM9分周回路
であり、第10図に対応する部分には同一符号をつけて
重複する説明を省略する。
同図において、入力ビデオ信号AがMUSE信号である
ときの周波数ロックループ、位相ロックループの動作は
第10図に示した具体例と同様であるが(M8分周回路
89の分周比1/M8は1/480、M9分周回路90
の分周比1/M9は”1540000)、入力ビデオ信
号AがNTSC信号であるときには、位相ロックループ
において、1/2Hパルスキラ一回絡43から出力され
る水平同期信号HDが位相比較回路88に供給され、M
8分周回路89の出力パルスと位相比較される。このと
きのM8分周回路89の分周比1/M8は’/910も
しくは” 7858に設定され、M9分周回路90の分
周比1/M9は1/238875もしくは”/2252
25に設定され、これに伴って、V6O13の発振周波
数は4fgc (=910f−)もしくは13.5MH
z (”858f*s)となる。
これにより、VCO82からは、周波数が4fscもし
くは13.5MHzでNTSC信号の水平同期信号に位
相同期したクロックCLKが得られる。
なお、入力ビデオ信号AがNTSC信号であるとき、M
8分周回路89の分周比1/M8が高次であるため、周
波数ロックループを併用した方がよいが、第11図に示
した具体例のように、この周波数ロックループを非作動
状態にするようにしてもよい。
第13図は第1図における判別/クロック発生回路8の
さらに他の具体例を示すブロック図であって、91はM
IO分周回路、92はM11分周回路、93はスイッチ
、94は入力端子であり。
蓋10図に対応する部分には同一符号をつけて重複する
説明を省略する。
この具体例は、第10図に示した具体例と第12図に示
した具体例との機能を選択的にもたせるようにしたもの
である。
第13図において、第1図の入力端子1から入力される
ビデオ信号AがNTSC信号であるときには、入力端子
94からの切換制御信号で制御されてスイッチ93によ
り、1八Hパルスキラ一回路43から出力される水平同
期信号HD、パーストゲート回路45から出力されるカ
ラーバースト信号BSのいずれか一方が選択され、位相
ロックループの位相比較回路79に供給される。この切
換制御信号は、第4図における入力端子62からの切換
制御信号と同様のものである。そして、このとき、V 
CO8’2の出力クロックの周波数は4f*cに設定さ
れるが、スイッチ93により、水平同期信号HDが選択
されたときVCO82の出力クロック周波数を858f
□とし、カラーバースト信号BSが選択されたときVC
O82の出力クロック周波数を4fgcとしてもよい0
以上の場合のMIO分周回路91の分局比17M10と
M11分周回路92の分周比1/Mllを次表に示す。
〈表〉 これにより、入力ビデオ信号AがNTSC信号であると
き、VCO82からは周波数が4f、cもじくは858
f、、でカラーバースト信号BSもしくは水平同期信号
HDに位相同期したクロックCLKが得られる。
なお、入力ビデオ信号AがMUSE信号であるときには
、先の具体例と同様に動作する。
また、先の具体例と同様に、入力ビデオ信号AがNTS
C信号であるとき、周波数ロックループを動作させない
ようにしてもよい。
第14図は第10図〜第13図における論理信号生成回
路85の一具体例を示すブロック図であって、95は入
力端子、96はピーク検波回路、97はレベル比較回路
、98は基準電圧源、99はD−FF (D型フリップ
フロップ回路) 、 100は遅延回路、101はアン
ドゲート、102は論理回路である。
同図においては、第10図〜第13図における増幅器8
0もしくはLPF81の出力信号は入力端子95から入
力され、ピーク検波回路96に供給されてそのピークレ
ベルを表わす直流電圧が出力される。この直流電圧はレ
ベル比較回路97に供給され、基準電圧源98からの基
準電圧とレベル比較される。
ここで、たとえば第10図における位相ロックループで
位相ロックがはずれているとすると、入力端子95から
入力される信号の振幅ピークが大きく、このために、ピ
ーク検波回路96の出力直流電圧のレベルが高くなり、
レベル比較回路97の出力レベルは“H”となる。これ
に対し、上記位相ロックループが位相ロック状態にある
と、レベル比較回路97の出力レベルは“L”である。
D−FF99は、レベル比較回路97の出力信号の立上
りエツジでそのり出力をサンプルホールドし、これによ
り、Q出力のレベルが反転する。
すなわち、第10図における位相ロックループで位相ロ
ック状態から位相ロックはずれ状態に移行すると、D−
FF99のQ出力がレベル反転することになる。
また、レベル比較回路97の出力信号はたとえばシフト
レジスタからなる遅延回路100で上記位相ロックルー
プが位相ロック状態になるに要する時間程度遅延され、
レベル比較回路97の出力信号とともにアンドゲート1
01に供給される。
D−FF99のQ出力とアンドゲート101の出力信号
は論理回路102に供給される。
論理回路102は、D−FF97のQ出力レベルとアン
ドゲート101の出力レベルにより、次表で示すように
、入力ビデオ信号A(第1図)を判定して、これに応じ
たレベルの判別信号DCを出力する。
く表〉 ここで、第10図に示した判別/クロック発生回路8を
例にとり、この具体例の動作を説明する。
いま、この判別/クロック発生回路8が、電源投入によ
り、動作を開始すると、第14図においては、D−FF
99のQ出力は“L”もしくは“H”であるが、第10
図におけるスイッチ76.77がいずれ側に閉じていて
も、位相ロックループは位相ロック状態にないから、レ
ベル比較回路97の出力レベルは“H”となり、D−F
F99のQ出力はレベル反転して“H”または“L”と
なる。
一方、アントゲ−)−101の出力は最初“L”である
から、上記表2により、このときのD−FF99のQ出
力レベルが“H”のとき判別信号DCは“H”、Q出力
レベルが“L”のとき判別信号DCは“L”であり、い
ずれにしても、上記のようにレベル比較回路97の出力
レベルが“H”となってD−FF99のQ出力がレベル
反転することにより、判別信号DCのレベルは反転する
ところで、このときの判別信号DCによりスイッチ76
.77 (第10図)が正しい側に閉じたものとすると
、遅延回路100の遅延時間に略等しい時間経過後、第
10図の周波数ロックループ、位相ロックループはロッ
ク状態となり、レベル比較回路97の出力信号は“H”
から“L”にレベル反転し、アンドゲート101の出力
レベルはそのまま“L”に保持される。つまり、論理回
路102は上記入力ビデオ信号Aを正しく判別し、これ
がMUSE信号であるとき、′H”の判別信号DCを出
力し、NTSC信号であるとき、”Middle”を出
力していることになる。
これに対し、電源投入後のD−FF99のQ出力レベル
の反転があり、その後、遅延回路100の遅延時間だけ
経過してアンドゲート101の出力レベルが“L”から
“H”に反転すると、第1O図のスイッチ76.77は
誤った側に閉じていることになり、論理回路102は判
別信号DCのレベルを“H”から“Middle”に、
もしくはその逆に反転させる。これにより、スイッチ7
6.77は逆側に切り換わるが、これによってスイッチ
76゜77が正しい側に閉じたことになったとすると、
遅延回路100の遅延時間に略等しい時間経過した後、
レベル比較回路97の出力レベルが“H11から“L″
となってアンドゲート101の出力レベルが“L”とな
る。したがって、論理回路102は判別信号DCのレベ
ルをそのまま保持する。
また、論理回路102が上記のように判別信号Dcのレ
ベルを反転させてもアンドゲート101の出力レベルが
“H”のままで変化しないときには、第10図において
、スイッチ76.77がいずれ側に閉じても位相ロック
ループが位相ロック状態にならず、したがって、第1図
の入力端子1にはビデオ信号Aが入力されていないこと
になる。
このときには、上記表2に示したように、論理回路10
2は判別信号DCを“L”にする。
以上は電源投入時の動作であったが、第10図の位相ロ
ックループが位相ロック状態にある動作中において、上
記入力ビデオ信号AがMUSE信号からNTSC信号に
、もしくはその逆に切り換わったときには、この切換え
時点でレベル比較回路97の出力レベルが反転し、D−
FF99のQ出力レベルが反転する。この時点ではアン
ドゲート101の出力レベルは“L”であるから判別信
号Dcのレベルは反転し、第10図のスイッチ76゜7
7は切り換わる。その後、第10図の位相ロックループ
は遅延回路100の遅延時間以内で位相ロック状態にな
り、したがって、アンドゲート101の出力レベルはそ
のまま“L”に保持される。
このように、入力ビデオ信号Aが切り換わっても、論理
回路102はこれを正しく判別し、入力ビデオ信号Aに
応じたレベルの判別信号DCを出力する。
動作中に入力ビデオ信号Aが入力されなくなると、D−
FF99のQ出力レベルが反転して判別信号DCのレベ
ルが反転した後、アンドゲート101の出力レベルは“
H”に保持される。これにより、論理回路102は判別
信号Dcを“L”にする。
これにより、第10図のスイッチ76.77は遅延回路
100の遅延時間よりも大きい周期で切り換わる。その
後、入力ビデオ信号Aが入力されると、そのとき、スイ
ッチ76.77が正しい側に閉じていれば、アンドゲー
ト101の出力レベルは“L”となって判別信号Dcは
そのときのD−FF99のQ出力レベルに応じて“H”
もしくは“Middle”となり、スイッチ76.77
はこの判別信号Dcのレベルに応じた側に閉じる。これ
らスイッチ76.77の閉じた側が誤っていれば、上記
のように、判別信号DCのレベルが反転してスイッチ7
6.77が切り換わる。
また、入力ビデオ信号Aが入力されなくなって、その後
、再度人力ビデオ信号Aが入力されたとき、このときの
スイッチ76.77が誤った側に閉じていてアンドゲー
ト101の出力レベルがそのまま“H”に保持されると
、スイッチ76.77は、上記のように周期的に切り換
わっているから、その後止しい側に切り換わることにな
り、したがって、論理回路102は入力ビデオ信号Aに
応じたレベルの判別信号Dcを出力するようになる。
なお、論理回路102から出力される判別信号DCは3
値の論理信号としたが、1系統の2値信号や2系統の2
値信号であってもよい、しかし、いずれにしても、入力
ビデオ信号Aがなくてアンドゲート101の出力が“H
”に保持されるときには、たとえば1系統の2値信号の
場合、判別信号Dcが“H”L”と交互にレベルが周期
的変化するようにし、スイッチ76.77を上記のよう
に、周期的に切り換えるようにする。
以上のように、この具体例では、電源投入時においても
、また、動作中においても、入力ビデオ信号Aの有無や
入力ビデオ信号Aの種類を迅速にかつ正確に判別し、常
に正しい判別信号DCを生成、出力する。
第15図は第1図におけるクロック再生/データストロ
ーブ回路21.の−具体例を示すブロック図であって、
103は入力端子、104は遅延回路、105,106
はExOR(排他的論理和)回路、107はLPF、1
08は増幅器、109はVCOllloは移相器、11
1はD−FF、112.113は出力端子、114,1
15はBPF(バンドパスフィルタ)、116,117
は検波回路、118.119はレベル比較回路、120
は基準電圧源、121は論理回路、122は出力端子で
ある。
同図において、入力端子103には等化回路20゜(第
1図)から出力される再生信号が入力され、遅延回Ht
104で1クロック分遅延される。この遅延回路104
の出力信号と入力端子103からの再生信号とがExO
R回路105に供給される。
このExOR回路105からは再生信号の立上り。
立下りエツジを表わすパルス(エツジパルス)が出力さ
れ、E x OR回路106に供給されてVC0109
の出力パルスと位相比較される。ExOR回路106、
LPF107、増l!11W1108およびVCO10
9は位相ロックループを形成しており、V C0109
の出力パルスはExOR回路105から出力されるエツ
ジパルスに周波数1位相がロックし、したがって、再生
信号の最小周期に周期が−Mして再生信号のエツジに位
相が一致する。
VCO109の出力パルスは移相回路110でπ/2ラ
ジアン移相されて再生信号のサンプルクロック位相が合
わされ、リサンプルクロックCLK、とじて出力端子1
13から時間軸補正回路22N(第1図)に供給される
また、リサンプルクロックCL K stはD−FF1
11に供給され、これで入力端子103からの再生信号
をサンプルホールドして再生データをストローブする。
この再生データは出力端子112から時間軸補正回路2
2N(第1図)に供給される。
一方、V C0109の出力パルスは周波数が16.2
MHzのパルスを通過させるBPF114と周波数が4
fscもしくは13.5MHzのパルスを通過させるB
PF115とに供給される。B P F114゜115
を通過したパルスは、夫々検波回路116゜117で検
波されて直流電圧となる。検波回路116゜117の出
力直流電圧はレベル比較回路118でレベル比較され、
また、これら出力直流電圧はともにレベル比較回路11
9に供給されて基準電圧源120からの基準電圧とレベ
ル比較される。
そこで、いま、第1図における磁気テープ17からの再
生信号がMUSE信号によるものとすると、VCO10
9はこれに同期して16.2MH2の周波数のパルスを
出力する。このパルスはBPF114を通過するが、B
PF115を通過しない。このために、検波回路116
からは高い直流電圧が出力され、検波回路117からは
低い直流電圧が出力される。逆に、上記再生信号がNT
SC信号であるときには、検波回路117からは高い直
流電圧が得られ、検波回路116から低い直流電圧が得
られる。
また、基準電圧源120からの基準電圧のレベルは、検
波回路116,117から出力される高い直流電圧より
も低く、低い直流電圧よりも高く設定されている。
このために、上記再生信号がMUSE信号であるときに
は、レベル比較回路118.119の出力レベルがとも
に“H”となり、上記再生信号がNTSC信号であると
きには、レベル比較回路118の出力レベルが“L″、
レベル比較回路119の出力レベルが“H”となる、ま
た、上記再生信号がないときには、VCO109の出力
パルスはBPF114,115のいずれも通過せず、こ
のために、レベル比較回路118,119の出力レベル
はともに“L”となる。
論理回路121はレベル比較回路118,119の出力
レベルを判定し、第1図の判別/クロック発生回路8か
らの判別信号Dcと同様の2値もしくは3位判別信号D
C’を生成する。この判別信号Dc′は、出力端子12
2を介し、第1図の復号回路24、発振器26、M分周
回路25などに供給される。
なお、判別信号DC’がMUSE信号のとき“H”とな
る2値信号である場合、BPF115、検波回路117
、レベル比較回路118を省略し、検波回路116の出
力直流電圧を基準電圧とレベル比較して判別信号DC’
を生成することが考えられる。しかし、この場合、BP
F114のQ値を高くとる必要があるが、10MHz以
上のBPFでは、一般にQ値を高くとることは難しく、
16.2MHzと4 f gcや13、5 M Hzの
通過パルスの振幅差が比較的小さい。このために、第1
5図のように構成して判別信号DC’を生成した方が、
再生信号がMUSE信号であるときとNTSC信号であ
るときとの判別が正確になされる。
また、BPF114,115、検波回路116゜117
、レベル比較回路118,119、基準電圧源120お
よび論理回路121からなる判別信号DC’の生成部は
、第1図におけるクロック再生/データストローブ回路
21、のように、N個のクロック再生/データストロー
ブ回路211〜21イのうちの1つに般ければよいが、
第16図に示すように、複数個のクロック再生/デーダ
ストローブ回路21°21□、1.・・・・・・、21
+、。に夫々判別信号の生成部を設け、これらから出力
される判別信号で表わされる判別結果を多数決回路12
3で多数決論理処理して判別信号DC’を形成するよう
にしてもよい、これによると、第1図の再生系のNチャ
ンネルのうちの特定チャンネルでヘッド詰り、ドロップ
アウト、外来ノイズなどが偶発しても、これによる誤判
別の確率が大幅に低減する。
なお、第16図において、103□、103°、1゜1
03□0.はクロック再生/データストローブ回路21
□、 21 r、1−211.−の第15図における入
力端子103に相当する入力端子であり、112.。
112i、0,112□、。は第15図における出力端
子112に相当する出力端子、113□、 113.、
、.113.、ゎは同じく出力端子113に相当する出
力端子である。
第17図は第1図における表示装置11の一具体例を示
す構成図であって、124は入力端子。
125〜127はアンドゲート、128〜130は発光
素子、131は外装パネル、132〜134は表示板、
Q5〜Qllはトランジスタ、R5−R14は抵抗であ
る。
同図において、入力端子124には、第1図の判別/ク
ロック発生回路8からの判別信号DCが、もしくはクロ
ック再生/データストローブ回路21.からの判別信号
DC″が入力される。ここでは、これら判別信号DC,
DC!’は、入力ビデオ信号Aもしくは再生信号がMU
SE信号であることを表わすとき“H”、NTSC信号
であることを表わすとき“Middle”、入力ビデオ
信号Aもしくは再生信号がないとき“L”の3値の論理
信号とする。
この判別信号はトランジスタQ6、抵抗R5゜R6とと
もにコンパレータを構成するトランジスタQ5のベース
に供給され、トランジスタQ6のベースに印加される抵
抗R9と抵抗RIO,R11による分圧電圧とレベル比
較される。このトランジスタQ6のベースに印加される
分圧電圧は、入力判別信号の“H”のレベルと“Mid
dle”のレベルとの間のレベルに設定されている。こ
れにより、トランジスタQ6のコレクタには、入力判別
信号が“H”となり、それ以外では“L”となる電圧が
得られる。
入力判別信号はトランジスタQ8、抵抗R7゜R8とと
もにコンパレータを構成するトランジスタQ7のベース
にも供給され、トランジスタQ8のベースに印加される
抵抗R9,RIOとR11とによる分圧電圧とレベル比
較される。このトランジスタQ8のベースに印加される
分圧電圧のレベルは入力判別信号の“Middle”の
レベルと“L”のレベルとの間に設定されている。これ
により。
トランジスタQ8のコレクタには、入力判別信号が“L
”のとき“L”となり、それ以外では“H”となる電圧
が得られる。
トランジスタQ6のコレクタ電位はアンドゲート125
に供給され、また、アンドゲート126゜127にレベ
ル反転されて供給される。トランジスタQ8のコレクタ
電位はアンドゲート125゜126に供給され、また、
アンドゲート127にレベル反転されて供給される。ア
ンドゲート125゜126.127の出力は、各々スイ
ッチング信号として、抵抗R12,R13,R14を介
し、スイッチング用のトランジスタQ9.QIO,Ql
lのベースに供給される。
そこで、入力判別信号が“H”のときには、アンドゲー
ト125の出力のみが“H”となり、トランジスタQ9
がオンして発光素子128が発光する。入力判別信号が
“Middle”のときには、アンドゲート126のみ
が“H”となり、トランジスタQIOがオンして発光素
子129が発光する。
入力判別信号が“L”のときには、アンドゲート127
のみが“H”となり、トランジスタQllがオンして発
光素子130が発光する。外装パネル131には1発光
素子128に対向して表示板132が設けられ、また、
発光素子129に対向して表示板133が、発光素子1
30に対向して表示板134が夫々設けられており、第
18図に示すように、表示板132に文字rHD (H
ighDefinition) JもしくはrMtJs
EJが1表示板133に文字rNTSCJが、表示板1
34に文字「信号なし」が付されている。
これにより、たとえば入力判別信号がH”のときには、
発光素子128が表示板132を照明し、その文字rH
DJもしくはrMUsEJが表示されるので、記録信号
(第1図の入力ビデオ信号A)、もしくは再生信号がM
USE信号であることがわかる。
したがって、記録、再生信号の種類を確認することがで
きるし、また、誤って信号源に接続しない状態で記録モ
ードにしたり、録画されていない磁気テープを再生して
故障と間違えたりするなどの不具合も解消できる。
第19図は第1図における表示装W111の他の具体例
を示す構成図であって、135は非反転バッファであり
、第17図に対応する部分には同一符号をつけている。
この具体例は、入力判別信号がMUSE信号を表わすと
きのみ“H”となる2値信号である場合のものであり、
第19図において、入力端子124からの入力判別信号
は、非反転バッファ135、抵抗R12を介し、トラン
ジスタQ9にベースに供給される。外装パネル131に
は1つの表示板132が設けられており、入力判別信号
が“H”のときのみトランジスタQ9がオンし、発光素
子128が発光して表示板132を照明する。これによ
り、記録もしくは再生信号がMUSE信号であることが
わかる。
このように、判別信号を2値信号としてMUSE信号で
あるとき表示するようにしても、少なくとも表示装置1
1は入力ビデオ信号Aや再生信号の種類を知らせること
ができる。これにより、第17図に示した具体例に比べ
、構成が大幅に簡鴫化される。
第20図は本発明による磁気記録再生装置の他の実施例
を示すブロック図であって+ la、lbは入力端子、
136はスイッチであり、第1図に対応する部分には同
一符号をつけて重複する説明を省略する。
第1図においては、入力ビデオ信号Aは、その種類にか
かわらず、共通の入力端子1から入力されるが、第20
図においては、入力ビデオ信号Aの種類に応じて入力端
子を異ならせている。
第20図において、2つの入力端子1a、lbが設けら
れ、これらの一方を、たとえば入力端子1aをMUSE
信号の入力端子とし、他方の入力端子1bをNTSC信
号の入力端子とする。入力端子1a、lbからの入力ビ
デオ信号Aはスイッチ136によって選択され、AGC
回路2に供給される。このスイッチ136はこの装置の
外装パネルなどにユーザによる操作可能に取りつけられ
ている。入力端子1aがMUSE信号用、入力端子1b
がNTSC信号用と夫々特定されている場合には、入力
端子1a、lbの設置位置にそれを表わす文字などで指
定し、スイッチ136のまわりにも、どちらに切り換え
ればMUSE信号か、NTSC信号かを表わす表示をす
るとよい。あるいは、入力端子1aをBNCコネクタ、
入力端子1bをUSピンなどのコネクタとしてコネクタ
の形状を異ならせ、誤接続を防止するようにしてもよい
。もちろん入力端子1a、lbを上記のように特定しな
くともよい。
この実施例においても、入力ビデオ信号、再生信号の種
類に応じて、この種類の自動判別により、各回路の特性
、動作の自動切換え、この種類の表示が行なわれ、使い
勝手が大幅に向上する。
第21図は本発明による磁気記録再生装置のさらに他の
実施例を示すブロック図であって、8′は判別/クロッ
ク発生回路、137は入力端子であり、第1図に対応す
る部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
同図において、入力端子1からの入力ビデオ信号AがN
TSC信号であるときには、第1図に示した実施例と同
様に動作する。この人力ビデオ信号AがMUSE信号で
あるときには、このリサンプルクロックが入力端子13
7から入力され、判別/クロック発生回路8′に供給さ
れる。判別/クロック発生回路8′は、入力ビデオ信号
AがNTSC信号であるにせよ、MUSE信号であるに
せよ、第1図における判別/クロック発生回路8のよう
に、判別信号Dc、クロックCLKおよび垂直同期信号
vSを出力する。
現在のところ、MUSE信号を記録する磁気録画再生装
置においては、受像機で受信されてベースバンド信号に
デコードされたMUSE信号を入力することが考えられ
る。この場合には、当然受金機にMUSE信号のデコー
ダが内蔵されるが、このデコーダには、MUSE信号か
らリサンプルクロックを生成するPLLが必ず内蔵され
る。
この実施例は、このような受像機からMUSE信号を入
力して記録するのに好適なものであって、受像機からベ
ースバンドのMUSE信号を入力端子1を介して入力す
ると同時に、受像機で生成されたリサンプルクロックを
入力端子137から入力するようにし、判別/クロック
発生回路8′において、MUSE信号からのクロックC
LKの生成手段が省略できるようにしている。
第22図は第21図における判別/クロック発生回路8
′の一具体例を示すブロック図であって、138は論理
信号生成回路であり、前出図面に対応する部分には同一
符号をつけている。
同図において、第2工図の入力端子1からの入力ビデオ
信号AがNTSC信号であって、入力端子39からの入
力ビデオ信号BもNTSC信号であって、第2図に示し
た具体例と同様に、論理信号生成回路138から出力さ
れる判別信号DCによってスイッチ51.52がY接点
側に閉じ、波形整形回路42から出力されるNTSC信
号の垂直同期信号(59,94H2)がスイッチ51を
介して出力端子53から出力され、周波数が4f、cで
NTSC信号のカラーバースト信号に位相ロックしたV
X048の出力信号が、スイッチ52を介し、出力端子
54からクロックCLKとして出力される。判別信号D
cは出力端子55から出力される。
第21図の入力端子1からの入力ビデオ信号AがMUS
E信号であるときには、論理信号生成回路138から出
力される判別信号り。によってスイッチ51.52はX
接点側に閉じる。このとき、入力端子137からのMU
、SE倍信号リサンプルクロックは、スイッチ52を介
し、出力端子54からクロックCLKとして出力される
。また、入力端子29から入力されるMUSE信号のデ
ィジタルデータはフレームパルス検出回路3oに供給さ
れ、入力端子137がらのリサンプルクロックをもとに
30 Hzのフレームパルスが検出されて出力される。
このフレームパルスは、スイッチ51を介し、出力端子
53から垂直同期信号vSとして出力される。
論理信号生成回路138は、入力端子137がらのリサ
ンプルクロックを検出することにより、入力ビデオ信号
A(第21図)がMUSE信号であると判別し、位相比
較回路46もしくはLPF47の出力信号をもとにこれ
らとvX○48、M3分周回路49からなる位相ロック
ループが位相ロック状態にあることを検出することによ
り、入力ビデオ信号AがNTSC信号であると判別し、
これらいずれも検出しないときには、入力ビデオ信号A
はないと判別する。また、入力ビデオ信号AがNTSC
信号でありながら、入力端子137からMUSE信号の
リサンプルクロックが入力される場合もある。この場合
には、論理信号生成回路138は、このリサンプルクロ
ックを検出すると同時に、上記位相ロックループが位相
ロック状態にあることも検出することになるが、このと
きには、入力ビデオ信号AはNTSC信号であると判別
する。
なお、第22図において、NTSC信号のクロック生成
手段としては、第3図〜第5図に示すにNTSC信号の
位相ロックループのいずれかを用いるようにしてもよい
また、受像機においてMUSE信号のフレームパルスが
生成、出力される場合には、このフレームパルスも入力
するようにして、フレームパルス検出回路30も省略す
るようにしてもよい。
さらに、第21図において、第20図に示した実施例の
ように、MUSE信号、NTSC信号毎に入力端子1a
、lbを設け、スイッチ136でそのいずれかを選択入
力するようにしてもよい。
以上説明した実施例では、MUSE信号もNTSC信号
もディジタル記録するものであった。NTSC信号のデ
ィジタル記録に際し、NTSC信号を輝度信号と搬送色
信号(クロマ信号)との多重信量のまま(すなわち、コ
ンポジット信号のまま)ディジタル化する場合には、ク
ロックCLKの周波数を4f工とした方がよい、しかし
、NTSC信号をベースバンドの輝度信号と2つの色差
信号のコンポーネント信号にし、輝度信号と色差信号と
を別々にディジタル化して処理する場合。
あるいは外部からコンポーネント信号を入力し、同様の
ディジタル化処理をする場合、クロックCLKの周波数
を13.5MHzとすることが国際的に推奨されている
次に、MUSE信号、NTSC信号のいずれか一方もし
くは双方をアナログ記録するようにした本発明の実施例
について説明する。
まず、いずれか一方をアナログ記録する場合について説
明するが、いずれをアナログ記録するようにしても方法
は同じであるから、MUSE信号をディジタル記録、N
TSC信号をアナログ記録するようにした本発明の実施
例を第23図によって説明する。但し、同図において、
139はY/C分離回路、140はLPF、141はプ
リエンファシス回路、142はFM変調回路、143は
HPF(バイパスフィルタ)、144はBPF、145
は周波数変換回路、146はLPF、147は加算回路
、1481〜148Mはスイッチ、149はHPF、1
50はFM等化回路、151はFM復調回路、152は
デイエンファシス回路、153はノイズキャンセル回路
、154はLPF、155は周波数変換回路、156は
BPF、157はクシ形フィルタ、158は加算回路、
159はスイッチ、160はアナログ記録処理回路、1
61はアナログ再生処理回路であり、第1図に対応する
部分には同一符号をつけている。
同図において、MUSE信号のみがディジタル記録、再
生されるから、第1図に示した実施例とは異なり、A/
D変換回路3、データ圧縮回路4、伝送路符号化回路5
や誤り訂正回路23、復号回路24、M分周回路25、
発振回路26などはMUSE信号に適合するように動作
、特性などが固定される。また、NTSC信号はlチャ
ンネルでアナログ記録、再生されるものとし、この記録
、再生は記録ヘッド7□と再生ヘッド18.とで行なわ
れるものとする。このために、第1図に示した実施例に
対し、記録すべきNTSC信号のアナログ記録処理回路
160と再生されたNTSC信号のアナログ再生処理回
路161とが追加されているとともに、このアナログ記
録処理回路160の出力信号と伝送路符号化回路5の1
つのチャンネル信号との一方を選択して記録ヘッド71
に供給するスイッチ1481と、NTSC信号の記録時
に伝送路符号化回路5と記録増幅器62〜6Nとの間を
遮断するスイッチ148□〜148Nと、アナログ再生
回路161の出力信号とD/A変換回路27の出力信号
との一方を選択するスイッチ159が追加されている。
さらに、クロック再生/データストローブ回路21%は
、MUSE信号の再生ディジタルデータしか供給されな
いから、このディジタルデータがあるか否かしか判別で
きず。
その判別結果を表わす判別信号Dc’を出力する。
次に、この実施例の動作を説明する。
まず、入力ビデオ信号AがMUSE信号であるときの記
録の場合には、判別/クロック発生回路8からの判別信
号り。により、スイッチ1481はM接点側に閉じ、ス
イッチ1482〜148oは全てオンする。これにより
、MUSE信号Aは、第1図の実施例と同様に、ディジ
タル処理され、記録ヘッド71〜7Hによって磁気テー
プ17上に記録される。
また、再生ヘッド181〜18Nによって磁気テープ1
7からMUSE信号のディジタルデータが再生されると
きには、このディジタルデータが第1図の実施例と同様
に処理される。このとき、クロック再生/データストロ
ーブ回路21.から出力される判別信号DC’によって
スイッチ159はM接点側に閉じ、D/A変換回路27
でアナログ化されたMUSE信号がスイッチ159を介
して出力端子28から出力される。
入力ビデオ信号AがNTSC信号であるときの記録の場
合には、判別/クロック発生回路8から出力される判別
信号Dcにより、スイッチ1481はN接点側に閉じ、
スイッチ1482〜148Nはオフする。
AGC回路2から出力されるNTSC信号はY/C分離
回路139に供給され、輝度信号Yと搬送色信号Cとに
分離される。輝度信号YはLPF140で所要帯域に制
限され、プリエンファシス回路141でプリエンファシ
スされた後、FM変調回路142でFM変調される。F
M変調された輝度信号YはHPF143で帯域制限され
て加算回路147に供給される。また、搬送色信号は、
BPF144で帯域制限された後、周波数変換回路14
5で低域に変換されて低域変換搬送色信号となり、LP
F146で帯域制限されて加算回路147に供給される
。加算回路147から出力されるFM変調された輝度信
号と低域変換搬送色信号との多重信号は、スイッチ14
8.と記録増幅器61を介し、記録ヘッド71に供給さ
れて磁気テープ17に供給される。
磁気テープ17から再生ヘッド181によって上記の多
重信号が再生されるときには、クロック再生/データス
トローブ回路21.lはMUSE信号のディジタルデー
タが再生されていないと判別し、この判別結果を表わす
判別信号Dc’によってスイッチ159はN接点側に閉
じる。
再生された多重信号はHPF149に供給されて変調さ
れた輝度信号が分離され、また、LPF154に供給さ
れて低域変換搬送色信号が分離される。このFM変調さ
れた輝度信号は、FM等化回路150でテープ・ヘッド
系の周波数特性が補償された後、FM復調回路151に
供給されて復調される。FM復調回路151から出力さ
れる輝度信号はデイエンファシス回路152でデイエン
ファシスされ、ノイズキャンセル回路153で処理され
て加算回路158に供給される。また、LPF154で
分離された低域変換搬送色信号は周波数変換回路155
で元の周波数帯域に変換される。この搬送色信号はBP
F156で帯域外のノイズが除かれ、クシ形フィルタ1
57で磁気テープ17の隣接トラックからのクロストー
クが除かれて加算回路158に供給され、ノイズキャン
セル回路153からの輝度信号と加算されてNTSC信
号が形成される。このNTSC信号はスイッチ159を
介して出力端子28から出力される。
第24図は第23図におけるクロック再生/データスト
ローブ回路21.の−具体例を示すブロック図であって
、162は論理信号生成回路であり、第15図に対応す
る部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
第24図において、このクロック再生/データストロー
ブ回路21.は基本的には第15図と同様の構成をなし
ているが、判別信号DC’の生成手段として、第14図
と同様の回路構成をなす論理信号生成回j1162が用
いられている。ExOR回路106、LPF107、増
IIm)108およびVCO109からなる位相ロック
ループは、入力端子103から再生されたMUSE信号
のディジタルデータが入力されたときのみ、このディジ
タルデータに位相ロックし、論理信号生成回路162は
、増幅器108の出力信号が安定した直流信号であるこ
とにより、この位相ロック状態を検出したときのみ′H
”となる判別信号DC’を生成、出力する。もちろん、
判別信号DC’の生成手段としては、第15図に示した
回路構成としてもよいし、第15図におけるBPFI 
14、検波回路116゜レベル比較回路119、基準電
圧[120からなる回路構成としてもよい。
第23図のクロック再生/データストローブ回路21.
とじては、上記のように、再生信号がMUSE信号であ
ることを判別できればよいが、たとえば、表示装置11
で再生信号がMUSE信号であることばかりでなく、再
生信号がNTSC信号であることや再生信号がないこと
を表示させるためには、これらのことも判別できるよう
にする必要がある。このためには、クロック再生/デー
タストローブ回路21.が第24図の回路構成をとると
すると、これに、入力端子103の入力信号を振幅検波
して入力信号の有無を判定する手段を設け、この判定結
果と論理信号生成回路162の判定結果とから、入力信
号があって論理信号生成回路162の出力が“H”のと
き再生信号がMUSE信号であるとし、入力信号があっ
て論理信号生成回路162の出力が“L”のとき再生信
号がNTSC信号であるとすればよい。
なお、第23図において、第20図のように、MUSE
信号、NTSC信号毎に入力端子を異ならせてもよいし
、また、第21図のように、MUSE信号の入力時、そ
のリサンプルクロックやフレームパルスを外部から入力
して判別/クロック発生回路8に供給するようにしても
よい。
次に、MUSE信号とNTSC信号とをともにアナログ
記録する場合について説明する。
記録系において、MUSE信号とNTSC信号との判別
方法としては、これまで説明してきた位相ロックループ
を用いる方法、同期分離回路を用いる方法などを使用す
ることができ、これにより、夫々のビデオ信号の記録処
理回路の自動切換えなどが可能となる。
再生系においては、再生信号がMUSE信号。
NTSC信号のいずれであってもクロックが存在しない
ので、これまで説明した方法を使用することができない
、そこで、1つの方法としては、MUSE信号もNTS
C信号の輝度信号のようにFM変調して記録再生する場
合、MUSE信号とNTSC信号とのFM搬送周波数の
違いから判定する方法がある。MUSE信号の周波数帯
域は8.1MHzであって、NTSC信号の周波数帯域
は、信号源にもよるが、5MHz以内と違いがあり、こ
のために、FM搬送周波数は、MUSE信号で12MH
z前後、NTSC信号で7 M Hz前後と大きく異な
っている。このために、再生されたビデオ信号のFM搬
送周波数をもとに、このビデオ信号の種類を判別するこ
とができる。具体的には、本出願人による特開昭63−
253781号公報に記載される方法が有効である。
また、MUSE信号の記録、再生方法として、その輝度
信号と搬送色信号を別々にして元の時間軸に伸長し、F
M変調して別々のチャンネルとして記録し、再生する方
法がある。この場合には、MUSE信号とNTSC信号
とのFM搬送周波数は同程度となるが、たとえば第7図
に示した同期分離回路と論理信号生成回路とを用い、負
極同期信号の有無を検出することにより、再生ビデオ信
号の種類を判別することができる。
なお、以上の各実施例では、NTSC信号とハイビジョ
ン信号としての伝送形態のMUSE信号を記録再生する
ものであったが、MUSE信号とする前の帯域圧縮され
ないベースバンド信号がMUSE信号の代り入力されて
もよい。但し、このベースバンド信号は、MUSE信号
とは異なり、正極同期信号と負極同期信号とがペアとな
った3値開期信号を有している。このために、記録系で
は、入力ビデオ信号の負極同期信号を分離し、負極水平
同期信号の周波数の違いから入力ビデオ信号の種類を判
別することができる。負極水平同期信号の周波数は、ハ
イビジョン信号で33.75kHz、NTSC信号で1
5.734kHzとほぼ2:1の関係にあり、この判別
は確実に行なうことができる。
また、第1図、第20図、第21図、第23図において
、時間軸補正回路22□〜22.と誤り訂正回路23と
の配列順序を逆にしてもよい。但し、この場合には、誤
り訂正回路23は各チャンネル毎に設けられ、さらに、
時間軸補正回路22□〜22、の出力信号を合成して一
系統の再生信号とする合成回路を追加する(第1図、第
20図、第21図、第23図においては、誤り訂正回路
23がこの合成機能を有している)。
さらに、第1図、第20図、第21図、第23図におい
て、入力ビデオ信号AがMust信号であるときとNT
SC信号であるときとで、ドラムモータ13の回転速度
を必ずしも1.001:1(46o : 59.94)
とする必要はない。たとえば、データ圧縮回路4の圧縮
比を、NTSC信号でMUSE信号の2倍とした場合な
ど(サブナイキストサンプリング、DPCMPCM変換
差分子化ビット数低域などによる)では、2.002:
1などとしてもよい。もちろん、これに応じてキャプス
タンモータ16の回転速度で決まる磁気テープ17の走
行速度の切換え方も変えなければならず、録画時間は互
いにたとえば倍半分の違いとなる。
さらにまた、本発明は、記録機能のみまたは再生機能の
みしかもたない場合にも適用可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、記録信号もしく
は再生信号がハイビジョン信号であるかNTSC信号で
あるかの自動判別が可能であって、夫々のビデオ信号の
処理に適合するように、所望回路などの動作、特性の切
換えや回路の切換えが自動的に行なわれるし1判別結果
も表示でき、ユーザの切換え操作を不要として誤使用の
防止、使い勝手の大幅な向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気録画再生装置の一実施例を示
すブロック図、第2図〜第6図は夫々第1図における判
別/クロック発生回路の具体例を示すブロック図、第7
図は第6図における同期分離回路および論理信号生成回
路の一具体例を示す回路図、第8図および第9図は第7
図における各部の信号を示す波形図、第10図〜第13
図は夫々第1図における判別/クロック発生回路の他の
具体例を示すブロック図、第14図は第10図〜第13
図における論理信号生成回路の一具体例を示すブロック
図、第15図は第1図におけるクロック再生/データス
トローブ回路の一具体例を示すブロック図、第16図は
第1図における複数のクロック再生/データストローブ
回路による判別結果から判別信号を生成する手段を示す
ブロック図、第17図は第1図における表示装置の一具
体例を示す構成図、第18図は第17図における外装パ
ネルでの表示板の一具体例を示す図、第19図は第1図
における表示装置の他の具体例を示す構成図、第20図
および第21図は夫々本発明による磁気録画再生装置の
他の実施例を示すブロック図、第22図は第21図にお
ける判別/クロック発生回路の一具体例を示すブロック
図、第23図は本発明による磁気録画再生装置のさらに
他の実施例を示すブロック図、第24図は第23図にお
けるクロック再生/データストローブ回路の一具体例を
示すブロック図である。 1、la、lb・・・・・・入力端子、3・・・・・・
A/D変換回路、4・・・・・・データ圧縮回路、5・
・・・・・伝送路符号化回路、71〜71・・・・・記
録ヘッド、8,8#・・・・・・判別/クロック発生回
路、11・・・・・・表示装置、17・・・・・・磁気
テープ、18.〜18.・・・・・・再生ヘッド、21
1〜211・・・・・クロック再生/データストローブ
回路、23・・・・・・誤り訂正回路、24・・・・・
・復号回路、25・・・・・・M分周回路、26・・・
・・・発振回路、27・・・・・・D/A変換回路、2
8・・・・・・出力端子。 第2m 11411 1 1 第3図 9 15図 1 第6WI slos 1 7rIA 118図 第9図 第11図 4 第12肉 814111 @15WJ 13m 3 *16WA 817図 第1811 第19WJ 2B 第22図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、現行放送方式によるビデオ信号と該現行放送方式と
    は異なる新放送方式によるビデオ信号とを入力ビデオ信
    号とする磁気録画再生装置において、 該入力ビデオ信号に同期したクロックを生成し、該クロ
    ックの生成状態を検出して該入力ビデオ信号が該現行放
    送方式、該新放送方式のいずれによるものかを判別し、
    その判別結果を表わす第1の判別信号を生成する判別/
    クロック発生手段と、 該判別/クロック発生手段で生成される該クロックをも
    とに、該入力ビデオ信号をディジタル化して記録のため
    の処理をする記録処理手段と、 該記録処理手段から出力されるディジタルデータを磁気
    記録媒体に記録する手段と、 該第1の判別信号に応じて該入力ビデオ信号の種類を可
    視表示する表示手段と を備えたことを特徴とする磁気録画再生装置。 2、請求項1において、 前記磁気記録媒体から前記ディジタルデータを再生する
    手段と、 再生された該ディジタルデータからリサンプルクロック
    を生成し、該リサンプルクロックの生成状態を検出して
    該ディジタルデータが前記現行放送方式によるビデオ信
    号、前記新放送方式によるビデオ信号のいずれに対する
    ものかを判別し、その判別結果を表わす第2の判別信号
    を生成する判別/クロック再生手段を有し、再生された
    該ディジタルデータを処理して元のビデオ信号を生成す
    る再生処理手段と、 記録もしくは停止状態のとき前記判別/クロック発生手
    段で生成される前記第1の判別信号を選択し、再生状態
    のとき該判別/クロック再生手段で生成される該第2の
    判別信号を選択して前記表示手段に供給する選択手段と を備えたことを特徴とする磁気録画再生装置。 3、請求項2において、前記ディジタルデータはNチャ
    ンネル(但し、Nは3以上の整数)に分割されて記録再
    生され、前記再生処理手段は異なるチャンネルの再生信
    号が供給されるn個(但し、nは自然数であつて、1<
    n<N)の前記判別/クロック再生手段を有し、 n個の前記判別/クロック再生手段の上記判別結果の多
    数決により、前記第2の判別信号を生成する多数決処理
    手段 を設けたことを特徴とする磁気録画再生装置。 4、請求項2または3において、前記判別/クロック再
    生手段は、 前記再生されたディジタルデータに同期した前記リサン
    プルクロックを生成する位相ロックループと、 該位相ロックループで生成された該リサンプルクロック
    の周波数を判別し、前記第2の判別信号を生成する手段
    と を備えたことを特徴とする磁気録画再生装置。 5、請求項1、2、3または4において、前記判別/ク
    ロック発生手段は、 前記新放送方式によるビデオ信号に同期した第1のクロ
    ックを生成する第1の位相ロックループと、 前記現行放送方式によるビデオ信号に同期した第2のク
    ロックを生成する第2の位相ロックループと、 該第1、第2の位相ロックループのいずれが位相ロック
    状態にあるかを判別し、前記第1の判別信号を生成する
    論理信号生成手段と からなることを特徴とする磁気録画再生装置。 6、請求項1、2、3または4において、前記判別/ク
    ロック発生手段は、 前記新放送方式によるビデオ信号から同期信号を分離す
    る第1の分離手段と、 前記現行放送方式によるビデオ信号から同期信号もしく
    はカラーバースト信号を分離する第2の分離手段と、 前記クロックを生成する位相ロックループと、該第1、
    第2の分離手段のいずれか一方の出力信号を選択して該
    位相ロックループに供給する選択手段と、 該位相ロックループの位相ロック状態を検出して前記第
    1の判別信号を生成する論理信号生成手段と からなり、該選択手段は該第1の判別信号によつて制御
    され、該第1、第2の分離手段の信号を出力している方
    を選択するように構成したことを特徴とする磁気録画再
    生装置。 7、請求項1、2、3または4において、前記新放送方
    式によるビデオ信号は正極同期信号を、前記現行放送方
    式によるビデオ信号は負極同期信号を夫々有し、 前記判別/クロック発生手段は、 前記入力ビデオ信号から負極同期信号を分離する分離手
    段と、 該分離手段による負極同期信号の分離の有無を検出し、
    前記第1の判別信号を生成する論理信号生成手段と を有することを特徴とする磁気録画再生装置。 8、請求項1、2、3または4において、前記入力ビデ
    オ信号が前記新放送方式によるビデオ信号であるとき、
    前記判別/クロック発生手段は、前記入力ビデオ信号の
    リサンプルクロックが外部から供給され、該リサンプル
    クロックを前記入力ビデオ信号に同期した前記クロック
    として出力することを特徴とする磁気録画再生装置。 9、請求項8において、前記判別/クロック発生手段は
    、 外部からの前記リサンプルクロックを入力する入力端子
    と、 前記現行放送方式によるビデオ信号に同期したクロック
    を生成する位相ロックループと、該入力端子からの前記
    リサンプルクロックの有無、該位相ロックループが位相
    ロック状態にあるか否かを検出し、前記第1の判別信号
    を生成する論理信号生成手段と、 該第1の判別信号に応じて該第1の入力端子、該位相ロ
    ックループのいずれか一方を選択し、前記クロックを出
    力する選択手段と からなることを特徴とする磁気録画再生装置。 10、請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9
    において、 前記新放送方式によるビデオ信号はディジタル記録し、
    前記現行放送方式によるビデオ信号は輝度信号を周波数
    変調し、搬送色信号を低域して多重した信号としてアナ
    ログ記録することを特徴とする磁気録画再生装置。
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