JPH0328260A - 非溶融性ポリマー安定剤又はセルロース安定剤を含むポリアセタール樹脂 - Google Patents

非溶融性ポリマー安定剤又はセルロース安定剤を含むポリアセタール樹脂

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JPH0328260A
JPH0328260A JP2067995A JP6799590A JPH0328260A JP H0328260 A JPH0328260 A JP H0328260A JP 2067995 A JP2067995 A JP 2067995A JP 6799590 A JP6799590 A JP 6799590A JP H0328260 A JPH0328260 A JP H0328260A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、少くとも1種の非溶融性重合体安定剤或いは
少くともl・種の微結晶性又は繊維性セルロース安定剤
による加工中の改良された安定化が特色のある種のポリ
アセタール組成物に関する。 ポリアセタール組成物は一般に末端基がエステル化又は
エーテル化によって保護されているホルムアルデヒドの
単独重合体、並びに末端基がヒドロキシル末端であって
よく或いはエステル化又はエーテル化によって保護され
ていてよいホルムアルデヒド又はホルムアルデヒドの環
式オリゴマー及び主鎖中に少くとも2つの燐る炭素原子
を与える他の単量体の共重合体を包含するものと理解さ
れる。この共重合体の割合は20重量%までであってよ
い。比較的高い数平均分子量例えば10.000〜10
0.000のボリアセクールに基づく組成物は、熱可塑
性材料に関して通常使用される技術例えば圧縮或形、射
出戊形、ブロー戊形、回転或形、溶融紡糸、スタンピン
グ( stamping)及び熱戒形のいずれかによる
半最終及び最終製品の製造に有用てある。そのような組
戊物から製造される最終製品は高靭性、強度、低摩擦係
数、及び良好な耐溶媒性を含む望しい物理性を有する。 しかしながら、ある用途の場合、従来通常のボリアセタ
ール組戊物で或いは通常の安定剤を含むポリアセタール
組成物で達或されるよりも大きい加工中の安定性を有す
ることが望しい。本発明の非溶融性重合体安定剤及び微
結晶性又は繊維性セルロース安定剤はポリアセタール樹
脂にそのようfJ,改良された安定性を付与する。本発
明の組成物に有用な非溶融性重合体安定剤は、ポリアセ
タールを溶融加工する温度で非溶融性であり、溶融加工
の前後の双方において小さい数平均粒子径を有し、且つ
ホルムアルデヒド反応性窒素基又はホルムアルデヒド反
応性ヒドロキシル基或いはそのまま双方を含有する重合
体である。本発明の組戒物に有用な微結晶性又は繊維性
セルロース安定剤は、天然産のセルロースに由来し、ポ
リアセタールを溶融加工する温度で非溶融性である。微
結晶性セルロース安定剤は100ミクロン又はそれ以下
の平均粒径を有する。 窒素基及び/又はヒドロキシル基を含む重合体はアセタ
ール樹脂を安定化させる技術において公知であった。し
かしながら、ホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基及
び/又はホルムアルデヒド反応性窒素基(該ホルムアル
デヒド反応性窒素基は主に重合体主鎖の側鎖に存在)を
含有し且つ小さい数平均粒径を有し、そしてポリアセタ
ールを溶融加工する温度において非溶融性である本発明
の特別な熱安定剤は、技術的に教示されておらず、いく
つかの場合に技術的に無関係に教示されているにすきな
い。以下に明確にする技術的教示に拘らず、本発明の特
別な安定剤はポリアセタールの安定性をかなり改良する
。 帝人(株)による1967年9月11日付けの特公昭4
2−7107号は、ポリオキシメチレン重合体又はその
共重合体及びアクリルアミド及びスチレン又はビニルナ
フタレンの共重合体を含んでなるポリオキシメチレン組
戊物又は共重合体組成物を開示している。アクリルアミ
ド及びスチレン又はビニルナフタレンの共重合体はポリ
オキシメチレン重合体又は共重合体の融点に等しい又は
それ以下の融点を有する。この参考文献は非溶融性安定
剤の使用を教示していない。またそれは、アクリルアミ
ド単独重合体がポリオキシメチレン重合体又は共重合体
とわずかしか適合せず、熱的に安定でなく、かなりの変
色の誘導し、そしてポリアセタールの熱安定性又は他の
性質の改良に僅かな効果しか有さないということも教示
している。 三菱化或工業(株)の1968年7月17日付け特公昭
43−14329号は、アクリルアミド又はアクリルア
ミド誘導体の共重合体の添加からなるホルムアルデヒド
重合体の安定化法を開示している。しかしアクリルアミ
ド単独重合体がポリアセタールに対する安定剤であると
いう教示はなく、またこの参考文献には本発明で達戊さ
れる大きさの熱安定性における改良を達戊する際の安定
剤の非溶融性又はその粒径の重要性について認識がない
。 旭化或工業(株)の1983午5月191El付け特公
昭59−213752号は、アクリルアミドの水素移動
重合によって得られるポリーβ−アラニンの細かい粉末
を熱安定剤として含有するボリアセタール組戊物を開示
している。水素移動重合は、ホルムアルデヒド反応性窒
素基の大部分が重合体の主鎖にあるナイロン−3を生或
する。この参考文献は、アクリルアミド1モル当り0.
02モル以下の触媒を用いる場合、ビニル重合体(即ち
ホルムアルデヒド反応性窒素基が重合体主鎖の側鎖にあ
るポリアクリルアミド)が望しからぬ程度で生戊する傾
向のあることを開示することで理解できるように、ホル
ムアルデヒド反応性窒素基を重合体主鎖の側鎖に高程度
に有する重合体安定剤の製造を教示してはいない。更に
本発明の重合体安定剤に対して必要とされる特別な因子
に関する認識は存在しない。更に、旭化戊による後の特
許願(即ち以下に議論する独国特許願第P37 151
17.7号)では、この参考文献の安定剤が耐熱性及び
加熱下の変色が起らないことに関して依然不適当である
と言及されている。 旭化戊工業(株)による1984年12月3日付けの独
国特許願第P3715117.7号は、特公昭59−2
1375号の参考文献のものよりも改良されたポリアセ
クールに対する熱安定剤を開示している。この特別な参
考文献には、ポリアセタールに対する熱安定剤として、 (X)式 −(CH!CH,CONH)−の単量体単位
及び (Y)式 −(CH!CH)− 省 C O N H z の単量体単位、 を含有する、但し単量体単位(Y)の含量が化合物のダ
ラム当り1.4〜lomM,好ましくは5〜9mMの範
囲にあるポリーβ−アラニン化合物が開示されている。 この参考文献は、(Y)単量体単位の好適な範囲により
及び優秀な特性がボリーβ−アラニン(ポリーXに相当
)を単にポリアクリルアミド(ボリーYに相当)と単に
混合しても得られないという記述により明らかなように
、(Y)単量体単位の高パーセントを明確に教示してい
ない。これはポリーYがそれ自体ポリーXからの相互作
用なしには有効でないことを示唆する。 またこの参考文献は本発明の特別な因子の重要性を認識
していない。 申請者デュポン社(E.  I. duPonL  d
eNen+ours  and  C o.,  I 
nc.)  [発明者E.R.ノバック(Novak)
]の1987午11月9日付けのヨーロッパ特許願第2
45.962号は、ヒドロキシル基及びヒドロキシル基
よりも強ルイス塩基である少くとも1つの他の官能基の
双方を含有する重合体及びオリゴマーからなるボリアセ
クールに対する熱安定剤を開示している。安定剤をポリ
アセタール中に分散させることを困難にするから、非常
に高い安定剤粘度(分子量又は組或に基づく)は望しく
ない。N.E.ウエスト(West)による且つデュポ
ン社に譲渡された米国特許第4.766.168号は、
ヒドロキシル含有重合体及びヒドロキシル含有オリゴマ
ーからなるポリアセタール用の熱安定剤を開示している
。この参考文献は本明細書に開示される大きさの熱安定
性を得ることに関して安定剤の粒径及び非溶融性の重量
性をいずれも認識していない。 グリーン(Green)による1965年8月31日付
けの米国特許第3.204,014号は、ポリアセター
ル及び(a)N−ビニルビロリドン及びこれと共重合し
うるモノオレ7イン性単量体の共重合体、(b)7エノ
ール系抗酸化剤、及び(c)3.3′−チオジプロビオ
ン酸のジエステル、からなる3元安定剤系を含んでなる
熱安定性のポリアセタール組戊物を開示している。この
安定剤の平均粒径又は非溶融性の重要性については認識
されていない。 クレイ(Kray)によるl965午11月23日付け
の米国特許第3,219.727号は、構造0 ■ −C−N− を含む、特にアミド基及びラクタム基からなる種類の基
を含むglI鎖を有するビニル重合体の導入により高め
られた熱安定性を有するポリオキシメチレン組戊物を開
示している。この参考文献には窒素基を含むポリアセタ
ール用安定剤が開示されているけれど、小さい数平均粒
径の重要性が認識されておらず、また安定剤が非溶融性
であるべきであるという認識もなく、更に本発明の特別
な安定剤はいずれも例示されていない。ここにこの本発
明の安定剤は小さい数平均粒径を有し、非溶融性である
。 ウォーカー(Wa t k e r)による1966年
2月15日付けの米国特許第3.235.531号は、
オキシメチレン共重合体の安定化法を開示している。ポ
リ−(Polly)による1965年10月5日付けの
米国特許第3,210.322号は、オキシメチレン重
合体、トリオキサン重合触媒、及び未反応のトリオキサ
ンからなるトリオキサン重合生戊物の処理法を開示する
。ジュパ(J u p a)の1966年2月22日付
けの米国特許第3,236.929号は、オキシメチレ
ン共重合体の射出戊形法を開示する。オーゲン(Org
en)による米国特許第3.418,280号は、分解
に敏感な単量体単位を含有するが故に熱劣化に敏感な重
合体の安定化法を開示する。上の4つの参考文献におい
て、オキシメチレン重合体又は共重合体は、熟安定剤例
えば置換されたポリアクリルアミド又は1〜6つのアミ
ド基を含む化合物を含有してもよい。これらの参考文献
はいずれもが本発明の特別な因子を認識しておらず、ま
た本発明の特別な安定剤のいずれをも例示していない。 アマン(Amann)による1980年
【0月28日付
けの米国特許第4.230.606号は、ポリオキジメ
チレンに対する熱安定剤としてメラミンーホルムアルデ
ヒド重縮合物を開示している。 メラミンーホルムアルデヒド重縮合物を、アクリルアミ
ドの共重合体を含んでいてよい1種又はそれ以上の保護
コロイドの存在下に製造することは有利である。アクリ
ルアミドの共重合体はポリアセタールに対する安定剤で
あるという提案はない。 上述した参考文献のいずれもが本発明の特徴を開示して
ないし、本発明で特許請求される特別な非溶融性重合体
安定剤をいずれも例示していない。 ある種のセルロースをポリアセタール中に使用すること
に関する参考文献は次の通りである:米国特許第4,7
22.662号は、オキシメチレン共重合体を、水及び
ジ置換セルロースエーテルを含む水性媒体中で加熱して
不安定なオキシメチレン端を加水分解し、次いで該オキ
シメチレン共重合体を、ジ置換セルロースエーテルを含
有する該水性媒体から分離することを含んでなる熱劣化
に対して安定化された才キシメチレン共重合体の製造法
を開示している。ジ置換セルロースエーテルは公知の熱
可塑性物である。 米国特許第4.1 1 1.887号は、ポリオキシメ
チレン重合体、セルロース性繊維を含んでいてよい繊維
性強化剤、及びポリ力ルポジイミドの混合物を含んでな
る改良された物理性を示すポリオキシメチレン戊形組戊
物を開示している。 米国特許第3,406.129号は遊離のヒドロキシル
基を有する或形可能なセルロース重合体の、50%まで
のアセタール重合体との溶融混合物を開示し、そして米
国特許第3.406,130号はそのような混合物の、
セルロース重合体に対するある溶媒とのコロイド状分散
液を開示し、これが改良された溶融強度及び伸張を有す
ると主張している。米国特許第3.406.129号は
、50重量%以上のポリアセタールの使用は溶融混合物
に致命的であることを特に教示している。更にこれらの
参考文献に開示されているセルロースは戊形可能である
から微結晶でも繊維性セルロースでもなく、一従ってポ
リアセタールの溶融加工温度で溶融しうる。 上述した参考文献のいくつかはある特別なセルロース物
質のポリアセタール組戊物への導入を開示しているけれ
ど、本発明の組成物に使用される特別な種類のセルロー
スを開示していないし、該種のセルロースの導入に起因
するポリアセタール組成物の予期を越えて改良され!二
安定性について何も開示していない。 本発明は、ホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基及び
/又はホルムアルデヒド反応性窒素基を含有する、但し
ポリアセタール中においてIOミクロン以下の数平均粒
径を有し且つ重合体安定剤がポリアセタールを溶融加工
する温度より高い主溶融点を有し或いは他に重合体安定
剤が、その主溶融点がポリアセタールを溶融加工する温
度以下であるならば非溶融性であるが、ポリアセタール
の溶融加工中に重大な溶融流動を受けないという非流動
性である、ある種の重合体安定剤0.05〜3重量%で
安定化されたある種のポリアセタール組戊物に関する、
この重量%はポリアセタール及び重合体安定剤の重量に
基づく。ホルムアルデヒド反応性窒素基は、存在する場
合、重合体主鎖の側鎖におけるホルムアルデヒド反応性
窒素基の量が、重合体安定剤の主鎖に該基が存在するな
らばその量の少くとも3倍の量であるように存在する。 本発明は、ポリアセタールの溶融加工温度で非溶融性で
あり且つ天然産のセルロースに由来する少くとも1種の
微結晶性又は繊維性セルロース安定剤0.05〜5重量
%で安定化されたある種のポリアセタール組戊物に関す
る。ここにこの重量%はセルロース安定剤及びポリアセ
タール重合体の重量に基づく。 本発明の組戊物は改良された熱安定性を有するものとし
て特徴づけられる。 ポリアセタール重合体は安定剤の不存在下において熱的
に不安定であることが知られている。そのような問題を
軽減するために、典型的な市販のポリアセタール組放物
は[例えばアルサプ(Alsup)らの米国特許第2.
993.025号に開示されているように】ボリアミド
で安定化されている。しかしながらボリアミドは加工中
に遊離するホルムアルデヒドと反応して戒形品を汚染す
る反応生或物及び/又は分解生成物をもたらしうろこと
が発見された。そのために、ポリアセタール組成物に対
する有効で効果的な安定剤を開発する一貫した必要性が
存在している。 今回ポリアセタールは改良された加工安定性の組戊物に
処方しうろことが発見された。更に特にポリアセタール
を、ホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基及び/又は
ホルムアルデヒド反応性窒素基を含むある種の非溶融性
重合体安定剤と共に溶融加工する場合、該重合体がポリ
アセタールとの溶融加工の前後の双方において10ミク
ロン以下の数平均粒径を有し且つポリアセタールを溶融
加工する温度で非溶融性であるならば、得られる組成物
は例えばホルムアルデヒドの低発生量、改良された型付
着物、改良された色保持力、改良された熱安定性、及び
減少した汚染、によって測定される如き改良された加工
安定性で特徴づけられる。 今回、ポリアセタールは微結晶性又は繊維性安定剤の導
入により、改良された安定性を有する組成物に処方しう
ろことも発見された。そのような組戊物は、ホルムアル
デヒドの低発生によって測定されるように、改良された
熱安定性を有するものとして特徴づけられる。天然産の
セルロースに由来し且つポリアセタールを溶融加工する
温度で非溶融性である本発明の組戊物に使用される微結
晶性又は繊維性セルロース安定剤の双方は、通常のボリ
アミド(又はナイロン)安定剤と同様に容易には分解し
ないことが発見された。 上述した改良を達戒するために非溶融性重合体を安定剤
としてポリアセタール中に導入する場合、本発明の組戊
物は(a)非溶融性重合体安定剤0.05〜3重量%及
び(b)ポリアセタール重合体97〜99.95重量%
から本質的になる。好ましくは組成物は非溶融性重合体
安定剤0.15〜l.5f[量%及びポリアセクール重
合体98.5〜99.85重量%から本質的になる。更
に好ましくは組戊物は非溶融性重合体安定剤0.2〜1
.0重量%及びポリアセタール重合体99.0〜99.
8重量%から本質的になる。ここにこの重量%はポリア
セクール重合体及び非溶融性重合体安定剤だけの重量に
基づくものである。上述より高量の非溶融性重合体安定
剤も使用でき、ポリアセタールの熱安定性が改良される
。しかしながら、非溶融性重合体安定剤の量を増大させ
ると、ポリアセクールの物理的性質の低下することがあ
る。 上述した改良を達戊するI;めに、微結晶性又は繊維性
セルロースを安定剤としてポリアセタール中に導入する
場合、本発明の組戊物は、(a)微結晶性セルロース又
は繊維性セルロース0.05〜5重量%及び(b)ポリ
アセクール重合体95〜99.95重量%から本質的に
なる。好ましくは組戊物は微結晶性又は繊維性セルロー
ス安定剤0.05〜2重量%及びポリアセタール重合体
98〜99.95重量%から本質的になる。最も好まし
くは組成物は微結晶性又は繊維性セルロース安定剤0.
05〜1l![量%及びポリアセタール重合体99〜9
9.95重量%から本質的になる。ここにすべての上述
した重量%は微結晶性又は繊維性セルロース安定剤及び
ポリアセタール重合体だけの重量に基づくものである。 本発明の組成物はポリアセタール及び安定剤重合体のほ
かに、(米国特許第3,960.984号、第4,09
8,843号、及び第4.766,168号に開示され
ているもののような)共安定剤、抗酸化剤、顔料、着色
剤、UV安定剤、強靭化剤、強化剤、ヒンダード・アミ
ン安定剤、滑剤、ガラス繊維、核形或剤、及び充填剤を
含むポリアセタ一ル成形樹脂に一般に用いられる如き他
の成分、改良剤、及び添加剤を含有しうろことは理解す
べきである。いくつかの顔料及び着色剤はそれ自体ポリ
アセタール組成物の安定性に悪影響を及ぼしうろことも
理解すべきである。 本明細書に用いる如き「ポリアセタール」とは、末端基
がエステル化又はエーテル化によって保護されているホ
ルムアルデヒドの又はホルムアルデヒドの環式オリゴマ
ーの単独重合体、及び末端基がヒドロキシル末端であっ
ても、エステル化又はエーテル化で保護されていてもよ
いホルムアルデヒド又はホルムアルデヒドのオリゴマー
及び主鎖に少くとも2つの隣った炭素原子をもつオキシ
アルキレン基を与える他の単量体の共重合体を包含する
。 本発明の組成物に用いるポリアセタールは分校していて
も直鎖であってもよく、一般に10.000〜100,
000、好ましくは20.000〜75,000の範囲
の数平均分子量を有するであろう。この分子量は簡便に
は公称60及びl00人の孔径を有するデュポン社のP
SMバイモーダル・カラム・キットを用いるm−クレゾ
ルでのゲル・パーミエーンヨン●クロマトグラフイーに
より160℃で測定することができる。所望の物理性及
び加工性に依存して上述より高い又は低い分子量平均の
ポリアセタールも使用しうるが、上述したポリアセター
ルの分子量平均は、それから作られる戊形品に最も望ま
しい物理性の組合せを示す組戊物へ溶融混合する種々の
戒分の良好な混合の最適なバランスを保証するのに好適
である。 上述したように、ポリアセタールは単独重合体、共重合
体、又はこれらの混合物であってよい。共重合体は1種
又はそれ以上の共重合体例えば一般にポリアセタール組
戊物に用いられるものを含む。 より普通に使用される共重合体は、炭素数−2〜l2の
アルキレンオキシド及びこのホルムアルデヒドとの環式
付加生戒物を含む。共重合体の量は20重量%を越えな
い、好ましくは15重量%を越えない、最も好ましくは
約2重量%を越えないであろう。最も好適な共重合体は
エチレンオキシドである。一般にポリアセタール単独重
合体は、その、より大きい硬度及び強度のために共重合
体より好適である。好適なポリアセタール単独重合体は
、末端基がエステル又はエーテル基、好ましくはそれぞ
れアセテート又はメトキシ基を生或する化学反応によっ
て保護されているものを含む。 本発明の組成物に用いられる非溶融性重合体安定剤はホ
ルムアルデヒド反応性窒素基、ホルムアルデヒド反応性
ヒドロキシル基、又は両方のホルムアルデヒド反応性窒
素及びホルムアルデヒド反応性とドaキシル基を含有す
る単独重合体又は共重合体である。「ホルムアルデヒド
反応性」とは、ヒドロキシル基が酸素をそれに結合する
水素原子と共に含有し且つ窒素基が窒素をそれに結合す
る1つ又は2つの水素原子と共に含有するということを
意味する。ホルムアルデヒドは安定剤重合体の−OH又
は一NH結合と反応するであろう。これらの反応点はこ
こではホルムアルデヒド反応性点として言及される。非
溶融性重合体安定剤は最大数のホルムアルデヒド反応点
を有するホルムアルデヒド反応性窒素又はヒドロキシル
基を含むことが好適である。例えば、窒素言及に2つの
水素原子が直接結合している(即ち基中に2つのホルム
アルデヒド反応性点を有する)ホルムアルデヒド反応性
窒素基を含む非溶融性重合体安定剤は、窒素原子に1つ
だけの水素が結合している(即ち基中に1つのホルムア
ルデヒド反応性点を有する)ホルムアルデヒド反応性窒
素基を含むものよりも好適である。 非溶融性重合体安定剤は少くとも10の繰返し単位を有
する。これは好ましくは5000以上、最も好ましくは
io.ooo以上の重量平均分子量を有する。高重量平
均分子量は最も好適であり、そして更にそのような高重
量平均分子量は型付着物の形戊を減少させるのに有利で
ある。 非溶融性重合体安定剤はポリアセタールを溶融加工する
温度下に非溶融性である。ここに「非溶融性」とは、非
溶融性重合体安定剤が、ポリアセタールを溶融加工する
温度以上に「主溶融点」を有し、斯くしてポリアセター
ルの溶融加工中、本質的に固体のままでいるということ
を意味する。 他に非溶融性重合体安定剤は、重合体安定剤がポリアセ
タールを溶融加工する温度以下に「主溶融点」を有する
が、その温度において重大な溶融流を示さないならば、
「非溶融性」である。非溶融性重合体安定剤の溶融物流
速は、非溶融性重合体安定剤が例えば高分子量又は架橋
のために高粘度ヲ有するから重要なことではない。非溶
融性安定剤がポリアセタールを溶融加工する温度以下に
その「主溶融点」を有する場合、非溶融性重合体安定剤
の、ASTM−D 1 2 3 8号に従って測定され
る如き溶融物流速は好ましくはポリアセタールの10分
のl以下である。非溶融性重合体安定剤の「主溶融点」
は示差掃査型熱量計で決定することができる。「主溶融
点」は非溶融性重合体安定剤の吸熱量が最大である温度
である。即ちそれは重合体安定剤が最大吸熱を示す温度
である。 ポリアセタールは普通約170〜260℃、好ましくは
185〜240℃、最も好ましくは200〜230℃で
溶融加工される。非溶融性重合体安定剤はポリアセター
ルを溶融加工する特別な温度で非溶融性であるべきであ
る。 非溶融性重合体安定剤はポリアセタールとの溶融加工後
に10ミクロン以下の数平均粒径を有さなければならな
い。これは更にポリアセタールの溶融加工前に10ミク
ロン以下の数平均粒径を有すべきである、非溶融性重合
体安定剤において、この製造及び分離中、例えば非溶融
性重合体安定剤の乾燥中には、ゆるい粒子の凝集が高程
度に起こるということは理解すべきである。ゆるい凝集
体を高程度に含む非溶融性重合体安定剤に体する溶融加
工前の数平均粒径を真に及び正確に測定するためには、
ゆるい凝集体を壊してから非溶融性重合体安定剤の数平
均粒径を測定し、或いは他に該測定に際して測定値を割
引くべきである。重合体安定剤が高度のゆるい凝集体を
含有するかどうかは透過型電子顕微鏡の標準的な技術に
よって決定できる。溶融加工前後の数平均粒径を測定す
る際の詳細な後述される。 ホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基は、適当なヒド
ロキシル含有単量体例えばヒドロキシアルキルアクリレ
ート又はメタクリレートを用いることによって非溶融性
重合体中に導入することができる。他に、ホルムアルデ
ヒド反応性ヒドロキシル基は、他の基をヒドロキシル基
に転化することにより、例えばエステル又はエポキシド
を加水分解することにより、或いはカルポニル基の還元
により非溶融性重合体安定剤に有しせしめることができ
る。ホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基を導入する
方法とは関係なく、それから製造される非溶融性重合体
安定剤は非溶融性であり、又はポリアセタールを溶融加
工する温度において非溶融性にされねばならない。 微結晶性及び繊維性セルロース安定剤の双方はホルムア
ルデヒド反応性ヒドロキシル基を含有し、ポリアセター
ルの溶融加工温度において非溶融性である。しかしなが
ら双方は天然産物質(セルロース)に由来し、以降別の
及び特別な因子により、独特な安定剤化合物として詳述
される。 ホルムアルデヒド反応性窒素基は、適当な窒素含有単量
体例えばアクリルアミド及びメタクリルアミドを用いる
ことによって非溶融性重合体安定剤中に導入することが
できる。好適な窒素含有単量体は、2つの水素原子が窒
素に結合してるホルムアルデヒド反応性窒素基を含む非
溶融性重合体安定剤をもたらすものである。特に好適な
単量体は、重合した時に、実質的にすべてのホルムアル
デヒド反応性窒素基が重合体主鎖の側鎖として直接或い
は重合体主鎖の側鎖として間接的に存在している非溶融
性重合体安定剤をもたらすアクリルアミドである。他に
ホルムアルデヒド反応性窒素基は重合体又は共重合体の
改変によって非溶融性重合体安定剤上に生じせしめても
よい。ホルムアルデヒド反応性窒素基は、得られる重合
体が非溶融性であり或いはポリアセタールを溶融加工す
る温度において非溶融性にさせうる限り、いずれの方法
で導入させてもよい。 非溶融性重合体安定剤中のホルムアルデヒド反応性ヒド
ロキシル又は窒素基の量は、ホルムアルデヒド反応性基
が直接又は間接的に結合している主鎖中の原子が高々2
0の鎖原子によって互いに隔離されている(即ち互いに
連結している)ような量でなければならない。好ましく
は非溶融性重合体安定剤は重合体主鎖の各20の炭素原
子数当り少くとも1つのホルムアルデヒド反応性ヒドロ
キシル又は炭素基を含有するであろう。更に好ましくは
、ホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル又は窒素基と主
鎖の炭素原子との比はl:2〜l:10,最も好ましく
はl:2〜l=5である。 ホルムアルデヒド反応性窒素基は、重合体安定剤の側鎖
又はその一部としてのホルムアルデヒド反応性窒素基が
、非溶融性重合体安定剤の主鎖中に存在するならばその
ホルムアルデヒド反応性窒素基の量の少くとも3倍、好
ましくは少くとも10倍であるように非溶融性重合体安
定剤中に存在すべきである。言い換えると、非溶融性安
定剤の主鎖の原子に直接又は間接的に結合するホルムア
ルデヒド反応性窒素基は、非溶融性重合体安定剤の主鎖
に存在するならばその反応性窒素基の少くとも3倍、好
ましくは少くとも10倍程度多く存在すべきである。重
合体主鎖の側鎖に直接又は間接的に結合するホルムアル
デヒド反応性直接基、好ましくは重合体主鎖に存在する
ならばそのホルムアルデヒド反応性窒素基よりも実質的
に多量で存在する。最も好ましくは、ホルムアルデヒド
反応性窒素基の殆んど100%は重合体主鎖の側鎖に結
合する。 非溶融性重合体安定剤はそれが非溶融性であるならば単
独重合体でも共重合体でもよい。重合体安定剤は遊離基
重合によりアクリルアミド又はメタクリルアミド単量体
から重合させること及びそれから製造される重合体安定
剤は式 [式中、R=水素又はメチル1 の単位少くとも75モル%からなることが好適である。 更に好ましくは、それは上記単位少くとも90モル%か
らなり、なお更に好ましくは上記単位少くとも95モル
%からなり、最も好ましくは上記単位少くとも99モル
%からなる。 非溶融性ポリマー安定剤は、1種より多くの七ノマーか
ら重合されるということにおいてコポリマーであること
ができる。コモノマーは、ホルムアルデヒド反応性窒素
及び/又はホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基を含
有していてもいなくてもよい。このようにして導入する
ことができる他の七ノマーの例としては、スチレン、エ
チレン、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレー
ト、N−ビニルピロリドン及びアクリロニトリルが包含
される。コポリマーである非溶融性ポリマー安定剤は、
やはり非溶融性でなければならない。更にそれは必要な
割合で、必要な量のホルムアルデヒド反応性ヒドロキシ
ル及び/又は窒素基を持たなければならず、そして必要
な数平均粒径を持たなければならない。コモノマーは、
好ましくは、ポリマー安定剤1グラム当たりのホルムア
ルデヒド反応性基の数を過度に最小にしないように加え
られるべきである。更に、それは、ポリマー安定剤1グ
ラム当たりのホルムアルデヒド反応性部位の数を過度に
最小にすべきではない。 コポリマーである特に好ましい安定剤としては、ヒドロ
キシプ口ビルメタクリレートと、アクリルアミド、メタ
クリルアミド又はジメチルアミノエチルメタクリレート
とのコポリマーが包含される。 非溶融性ポリマー安定剤がホルムアルデヒド反応性窒素
基の数に比べて高い数のホルムアルデヒド反応性ヒドロ
キシル基を有する場合、又はホルムアルデヒド反応性ヒ
ドロキシル基のみを有する場合には、塩基性の他の基を
安定剤中に含むのが有利なことがある。これは、ポリア
セタールの安定剤としての最適な性能のためには、安定
剤はホルムアルデヒドと酸の両者と反応性であるべきで
あるという理由による。好ましくは、これらの他の基は
、アミン、アミド、尿素及びウレタンなどの窒素含有基
である。 非溶融性ポリマー安定剤は、ポリアセタール中に加工す
る前に測定して、10ミクロン未満、好ましくは5ミク
ロン未満、最も好ましくは2ミクロン未満の数平均粒径
を持たなければならない。 このポリマー安定剤が非溶融性であることと共に、この
非溶融性ポリマー安定剤の数平均粒径は、本明細書に示
したポリアセタールの改良されI;安定剤を達或するの
に重要である。非溶融性ポリマー安定剤粒径が平均して
余りにも大きすぎると、ポリアセタールと非溶融性ポリ
マー安定剤との相互作用は無視でき、非溶融性ポリマー
安定剤の有効性は大幅に減少する可能性がある。安定剤
は、ポリアセタールと非溶融性ポリマー安定剤との間で
生じる相互作用に関係しており、しかしてポリアセター
ルとポリマー安定剤との良好な相互作用があることが好
ましい。非溶融性ポリマー安定剤の表面積/グラムを最
大にすれば、非溶融性ポリマー安定剤とポリアセタール
との相互作用は増加する。非溶融性ポリマー安定剤の粒
径が減少するにつれて、非溶融性ポリマー安定剤の表面
積/グラムは増加する。かくして、小さな粒径を持った
非溶融性ポリマー安定剤は高度に好ましい。 非溶融性ポリマー安定剤粒径が平均して10−l00ミ
クロンのオーダーである場合には、非溶融性ポリマー安
定剤はポリアセタールに安定剤を付与するが、このポリ
アセタールから製造した物品の物理的性質は低下するこ
とがある。比較的大きい粒子は、大きい粒径を持った非
溶融性ポリマー安定剤を含むポリアセタールから製造し
た物品に不均一な表面を生じさせることもある。しかし
ながら成る場合には、表面光沢が減少した表面を持った
物品を製造することが望ましいことがある.その場合に
は、数平均粒径の上限により近い、大きい粒径の非溶融
性ポリマー安定剤が実際には好ましいことがある。 非溶融性ポリマー安定剤の小さな数平均粒径は、モノマ
ー又はコモノマーの重合中に直接得ることができる。微
結晶性セルロース又は繊維セルロースは天然に存在する
セルロース由来のものであり、このようなものとして、
合IRIi合法を経ないことに留意される。七ノマー又
はコモノマーの重合中に小さい数平均粒径を得るために
は、有機媒体中での慣用の分散重合法、又は水中での慣
用の乳化重合法により行なわれる。これらの各々の方法
は当業界では周知されている。重合法が分敗重合であれ
乳化重合であれ、それから製造される非溶融性ポリマー
安定剤は重合媒体に不溶性であるべきである。かくして
、重合に選ばれる特定の媒体は、選ばれる特定の七ノマ
ー又はコモノマー及びそれから生じるポリマーに依存す
る。例えば、アクリルアミド又はメタクリルアミドが重
合用の七ノマーである場合には、好ましい媒体は低級ア
ルキルアルコールである。重合は、付加重合又は縮合重
合又は遊離基重合によることができる。最も好ましい方
法は、ホルムアルデヒド反応性基中のホルムアルデヒド
反応性部位の数を最大にする方法である。一般に、遊離
基重合法が好ましい重合法である。アクリルアミドから
製造した非溶融性ポリマー安定剤は遊離基重合により製
造するのが最も好ましい。いずれにせよ、重合法は、前
以て定めた量のホルムアルデヒド反応性窒素基又はホル
ムアルデヒド反応性ヒドロキシル基を有するポリマー安
定剤を生じるような方法でなければならない。 成る場合には、小さな粒径に重合するこにより製造され
たポリマー安定剤は、十分に高い融点を有するか、又は
それが重合されたままで非溶融性であるような十分に低
いメルトフローレートヲ有するであろう。他の場合には
、ポリマー安定剤は重合したままでは非溶融性ではない
が、ポリアセタール中に溶融配合する前又は配合中に、
例えば熱を加えることにより、ポリアセタールを加工す
る温度で低いメルトフローレートを有しそして非溶融性
であるような、十分に高い分子量となるように架僑する
であろう。ポリアセタール安定剤が、重合したままで非
溶融性であるか又は重合後に非溶融性となるかどうかは
、重合されるべき特定のモノマー又はコモノマーの性質
に依存する。 或ル場合には、モノマー又はコ% / マ−a’>重合
jこより製造したポリマー安定剤は、重合したままでは
非溶融性ではなくそして重合後も非溶融性とならないで
あろう。これは、ポリアセタールと配合した後安定剤の
融点又はメルトフローレートを測定することにより容易
に決定することができる.このような場合には、重合中
又は重合後にポリマー安定剤を架橋する少なくとも1種
のモノマーを含ませることが望ましい。重合中に架橋を
引き起こすモノマーとしては、多官能性不飽和七ノマー
例えば、アクリレート、メタクリレート、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド及びその誘導体が包含される。特
に好ましい七ノマーは、エチレングリコールジメタクリ
レート及びN ,N’−メチレンビスアクリルアミドで
ある。ポリマー安定剤の重合が終了した後架橋を引き起
こすことができる七ノマーには、例えば、グリジジルメ
タクリレート、アクリル酸、メタクリル酸及びその誘導
体が包含される。架橋性七ノマーは、ポリアセタールを
溶融加工する温度で非溶融性であるポリマー安定剤を生
戊するのに十分な量で加えるべきである。 架橋性七ノマーを加え又は加えないで、有機媒体中での
小さな粒径への重合中、分散助剤を存在させるのが有利
なことがある。エマルジョン中での小さな粒径への重合
中は、乳化剤を存在させるのが有利なことがある。分散
助剤及びその製造方法は当業界では周知されている。分
斂助剤を製造及び選択する方法の説明は、有機媒体中で
の分散重合(Dispersion Polymeri
zation in Organic Me戯リ[ケイ
・イー・ジェイ・パレット、ニューヨーク:ジョンウイ
リー&サンズ、l 9 7 5 (K.E.J.Bar
rett, New York:John Wilay
&Sons. 1975)]Iこ含まれている。特に好
ましい分散助剤としては、ポリエチレングリコール及び
その誘導体、メチルメタクリレートコポリマー、及びポ
リ(才キシプロピレン)一ポリ(オキシエチレン)グリ
コールブロックコポリマーが包含される。乳化剤及びそ
の製造方法は当業界では周知されている。乳化重合クレ
イ(D.C.Blackley)、ニューヨーク;ジョ
ンウイリー&サンズ、1975]に検討されている。 分散剤又は分散剤溶液又は乳化剤は、七ノマー及び重合
媒体、及び、当てはまる場合には、コモノマー及び架橋
性モノマーと同時に、重合反応容器に加えられる。分散
剤又は分散剤溶液又は乳化剤を安定剤Iこ加える場合に
は、安定剤ポリマーを製造した後、分散剤溶液又は分散
剤又は乳化剤は可溶性であるがポリマー安定剤は不溶性
である溶媒で安定剤ポリマーを洗浄することによって、
安定剤ポリマーから分散剤又は分散剤溶液又は乳化剤を
除去するのが有利である。これは特に、分散剤又は分散
剤溶液又は乳化剤がポリアセタールを不安定化する場合
に当てはまる。分散剤又は分散剤溶液又は乳化剤がポリ
アセタールを不安定化することが知られていない場合に
は、安定剤ポリマー中にそれを残すのが有利である。そ
の理由は、ポリマー安定剤の乾燥中に起こりうる粒子の
凝集をそれが減少させる働きをするからである。 あるいは、ポリマー安定剤の小さな数平均粒径は、ポリ
マー安定剤がまだ重合媒体中にあるか又は溶液中にある
間に、モノマー又はコモノマーの重合の後に得ることが
できる。このような場合には、重合媒体中でポリマー安
定剤に架橘性モノマーを加え、然る後安定剤ポリマーが
不溶性となることにより、安定剤の小さな数平均粒径が
得られる。別法として、安定剤ポリマーが不溶性である
溶媒を、重合媒体中のポリマー安定剤に加えることによ
り、安定剤の小さな数平均粒径を得ることができる。同
様に、重合媒体中のポリマー安定剤を、ポリマー安定剤
が不溶性である溶媒に加えてもよい。ポリマーを重合媒
体から分離する他の公知の手段により、小さな数平均粒
径を得ることができる。重合媒体から安定剤ポリマーを
分離するのに、前記のような分散助剤又は乳化剤を使用
するのが有利なことがある。 ポリアセタールと溶融加工する前に10ミクロン未満の
数平均粒径を持った小さな粒子を有するポリマー安定剤
を生戊するのであれば、いかなる方法でもポリマー安定
剤を製造するのに使用することができる。更に、小さな
粒子は、ポリマーを溶融加工する温度で非溶融性である
べきであり、そしてそれらがポリアセタール溶融物中で
容易に分散できない程度に合体(coa lesce)
又は凝集する(agglomerate)べきではない
。 非溶融性ポリマー安定剤がポリアセタールと共に溶融加
工される前の非溶融性ポリマー安定剤の数平均粒径は、
数平均粒径を決定することができるいかなる手段によっ
ても測定することができる。 好ましい手段は、リーズ&ノースラップ社(Lees&
 NorLhrul)− )により製造された、マイク
ロトラック■小粒子アナライザ(アナライザXMICR
OTRACn  SMALL PARTICLE AN
ALYZERXANALYZER))テある。 この方法によれば、ポリマー安定剤を例えば2一プロパ
ノールなどの液体に加え、手で振とうしてポリマー安定
剤を液体に分散させる。この分散液から、本明細書の実
施例に述べられているとおり、このアナライザによりポ
リマー安定剤の数平均粒径を決定する。成る場合には、
ポリマー安定剤の製造中に高い濃度のゆるい凝集物が生
じることがある。このような場合には、このゆるい凝集
物をばらばらにするために、もっと激しい混合が望まれ
る。このような激しい混合を与えることができる装置の
例は、′ボリトロン−(”POLYTRON″) [ブ
リンクマン・インストノレーメンツ社(Brinckn
aan lnstruments)により販売されてい
るJである。 非溶融性ポリマー安定剤がボリアセタールと共に溶融加
工された後の非溶融性ポリマー安定剤の数平均粒径は、
10ミクロン未満、好ましくは5ミクロン未満、最も好
ましくは2ミクロン未満であるべきである。それは、ポ
リマー中の粒子の数平均粒径を測定することができる方
法により測定することができる。ポリアセタール中の非
溶融性ポリマー安定剤の数平均粒径を測定する好ましい
方法は、本明細書の実施例で詳細に説明した透過型電子
顕微鏡検査法による。 微結晶性セルロース又は繊維セルロース安定剤微結晶性
セルロース及び繊維セルロース安定剤の両者を、天然に
存在するセルロースから誘導し、これらはホルムアルデ
ヒド反応性ヒドロキシル基を含み、そしてポリアセター
ルを溶融加工する温度で非溶融性である。両者はポリア
セタールの安定剤として有効であることが見出だされた
。微結晶性セルロースが好ましい。 微結晶性セルロースは、米国特許第3,023,104
号に詳細に記載されている。この特許の引照により本明
細書での説明に替える。微結晶性セルロースはこの特許
においては“セルロース微結晶凝集体”と呼ばれている
。微結晶性セルロースは、′セルロースの加水分解及び
結晶化″、インダストリアル・アンド・エンジニアリン
グ・ケミストリー、第42巻、42、502−507(
1950)[“Hydrolysis and Cry
stallization  of Cellulos
e . Industrial and Engene
ering Chemistry ,vol.42. 
502−507 (1950)]にも記載されている。 米国特許第3.023.104号に教示されているのと
合致して、本発明の組戊物に有用な微結晶性セルロース
は、市販のソースから得ることができるか又は天然に存
在するセルロースの酸加水分解の標準的方法により製造
することができる。いずれの場合にも、微結晶性セルロ
ースは下記する純度の要求を満足するべきである。セル
ロースの酸加水分解においては、酸は元のセルロース鎖
の無定形部分を溶解する。このような加水分解から残っ
ている未溶解部分は、粒状の非繊維状又は結晶形態にあ
り、該形態は元のセルロースの結晶性領域と無定形領域
との微細構造の連続性の崩壊の結果である。結晶性形態
にある未溶解部分は、ポリアセタールの溶融加工温度溶
融しないことが知られている。ポリアセタールの溶融加
工温度は、−flip、280℃を越えない。セルロー
スのM加水分解による微結晶性セルロースの製造方法は
、当業者には知られており、例えば米国特許第3,02
3,104号、第2欄及び実施例に記載されている。 本発明の組戊物に使用される微結晶性セルロースは成る
水平化重合度(levsl−on  degree  
ofPolymerization)を有する。水平化
重合度は、米国特許第3,023,104号に記載され
ている。 更に詳しくは、それは、加水分解を受けるセルロースが
成る時間の後Iこ実質的に一定の分子量lコ到達する点
であると記載されている。換言すれば、それは、セルロ
ース材料を構或する、あるときは無水グルコース単位と
呼ばれる反復単位又は七ノマーの数が実質的に一定とな
る点である。そうすると、この材料い重合度は水平化さ
れており(leveled  off) 、従って水平
化重合度という名称を有することは明らかである。 米国特許第3.023,10・4号に開示されているの
と合致して、本発明に有用な微結晶性セルロースは、1
25−375個の無水グルコース単位の好ましい水平化
重合度を有する。理想的には、この範囲内ではすべての
材料は、同じ重合度を有するべきであるが、これは不可
能ではないにしても困難であるので、材料の少なくとも
85%が50以上乃至550以下の実際の重合度を有す
るのが好ましい。更に好ましくは、125−375の平
均水平化重合度内では、材料の少なくとも90%が75
−500の範囲内の実際の重合度(actu3ideg
r66  of  Polymerization)を
有するべきであり、材料の少なくとも95%が75−4
50の範囲内の実際の重合度を有することが更に好まし
い。本発明で有用な微結晶性セルロースの更に好ましい
平均水平化重合度は200−300の範囲にあり、その
材料の少なくとも90%は、75ー550の範囲の実際
の重合度を有する。本発明Iこ有用な微結晶性セルロー
スの最も好ましい平均水平化重合度は、175−225
の範囲にある。 米国特許第3.023.104号に教示されているとお
り、微結晶性セルロースは、300ミクロン以下の平均
粒径を有する。本発明の目的には、平均粒径は、粒子の
50%が平均より大きく、粒子の50%が平均より小さ
い点である。平均粒径は、顕微鏡検査法、重力沈降法、
ふるい分析及び電子顕微鏡検査法などの標準的方法によ
り決定することができる。好ましい粒径決定法は重力沈
降法である。 本発明の組成物については、微結晶性セル〇一スの平均
粒径が減少するにつれて安定性は増加することが見出だ
された。かようなわけで、微結晶性セルロースは約30
0ミクロン以下の平均粒径を有することができるけれど
も、本発明で使用される微結晶性セルロースの平均粒径
は、looミクロン以下であるのが好ましく、更に好ま
しくは50ミクロン以下、もっと好ましくは25ミクロ
ン以下、最も好ましくは10ミクロン以下である。 iamtaセルロースは当業界では知られており、商業
的に入手できる。それは、当業者が容易に利用できる方
法により天然に存在するセルロースから製造することが
できる。例えば、繊維性セルロースは、木材バルブを粉
砕し、次いでそれを精製して下記する品質要求を満足さ
せる。それはやはり天然に存在する物質であり、その例
はコットンリンターである。m#I性セルロースは一般
lこ平坦なリボンの形態で存在する。繊維性セルロース
のこれらの平坦なリボンの幅と厚さは、本明細書に例示
された結果を達戒するのに決定的に重要であるとは考え
られない。しかしながら、一般に、これらの平坦なリボ
ンの幅は、平均して、約25ミクロンであり、これらの
平坦なリボンの厚さは、平均して6ミクロンである。繊
維性セルロースの平坦なリボンの長さも又、本明細書に
例示された結果を達戊するのに決定的に重要であるとは
思われない。せんしりセルロースは、300ミクロンか
ら22ミクロン以下までの平均繊維長の範囲にわたり入
手可能である。平均繊維長は決定的に重要であるとは考
えられないけれども、平均繊維長が減少すれば繊維性セ
ルロースの表面積は増加するので、平均繊維長が減少す
るにつれて安定性は改良されることが予想される。 安定剤の純度 本発明のi或物に使用される非溶融性ポリマー安定剤、
微結晶性セルロース安定剤及び繊維性セルロース安定剤
は、アセタール樹脂を不安定化する化合物を実質的に含
んでいないことが重要である。エステルでキャップされ
ているか又は部分的にエステルでキャップされているポ
リアセタールホモポリマーを安定化する際に、非溶融性
ポリマー安定剤、微結晶性セルロース安定剤及びIml
Ii性セルロース安定剤は、ポリアセタールを不安定化
しうる塩基性物質を実質的に含むべきではない。 非溶融性ポリマー安定剤中の塩基性不純物は、好ましく
は50ppm以下、最も好ましくは10ppm以下のレ
ベルまで除去されるべきである。微結晶性セルロース安
定剤及び繊維性セルロース安定剤については、より高い
レベルの塩基性不純物が許容されるが、このようなレベ
ルはことができる200 ppa+以下、更に好ましく
はloppm以下であることが見出だされた。実質的に
すべてエーテルでキャップされているボリアセタールホ
モポリマー又はコポリマーを安定化する際には、より高
い濃度の塩基性不純物が許容されうる。更に、不純物が
弱塩基性にすぎない場合には、相対的に高い量が許容さ
れうろことは理解されるべきである。 ホモポリマー及びコポリマーボリアセクールを安定化す
る際には、非溶融性ポリマー安定剤、微結晶性セルロー
ス安定剤及び繊維性セルロース安定剤中の酸性不純物は
最少とされるべきである。 非溶融性ポリマー安定剤中の酸性不純物は、好ましくは
50ppm以下、最も好ましくは]Oppm以下のレベ
ルに除去されるべきである。微結晶性セルロース安定剤
及び繊維性セJレロース安定剤については、より高いレ
ベルの酸性不純物が許容されるが、このようなレベルは
、好ましくは2 5 0 ppm以下、更に好ましくは
10ppm以下であることが見出だされた。酸性不純物
の場合と同様に、不純物が弱塩基性にすぎない場合には
、相対的に高い量が許容されうろことは理解されるべき
である。 非溶融性ポリマー安定剤、微結晶性セルロース安定剤又
は繊維性セルロース安定剤中に、ポリアセタール組成物
の不安定化を引き起こすのに十分に大量に酸性及び/又
は塩基性不純物が存在する場合には、安定剤は本発明の
組戊物に導入する前に精製されるべきである。本発明の
組戊物で使用される安定剤は、メタノール及び/又は水
などの適当な液体で洗浄することにより精製することが
できる。例えば高度に酸性又は塩基性であるが故に不安
定化作用を有する分散剤又は乳化剤を使用して製造した
非溶融性ポリマー安定剤は、分散剤又は乳化剤は可溶性
であるがポリマー安定剤は不溶性である溶媒で安定剤を
洗浄することにより精製することができる。微結晶性セ
ルロース安定剤又は繊維性セルロース安定剤中の揮発性
不純物は真空オーブンの使用により除去することができ
る。 微結晶性セルロース安定剤又はm雄性セルロ−ス安定剤
及びその他に関して、本発明の組戊物に有用な市販の微
結晶性セルロース安定剤及びam性セルロース安定剤中
に存在する可能性がある不安定化不純物は、(1)微結
晶性セルロース又は繊維性セルロースl−tom量%の
水性懸濁液のpH1(2)非揮発性灰分含有率、(3)
重金属含有率により分析することができる。 更に特定的には、最適な結果を得るには、本発明の組成
物に有用な微結晶性セルロース又は繊維性セルロースl
−10重量%の水性懸濁液のpHは、ホモポリマーポリ
アセタールでは5−7の範囲にあり、コポリマーボリア
セタールでは5−8の範囲にあることが推奨される。ホ
モポリマー及びコポリマーの両方共懸濁液のpHが5−
7の範囲にあることが更に好ましい。微結晶性セルロー
ス又は繊維性セルロースの非揮発性灰分含有率(灰化は
800゜Cに等しいか又はそれより高い温度で行う)は
好ましくは0.25%未満、更に好ましくは0.10ハ
l1最も好ましくは0.02%未満であることが推奨さ
れる。微結晶性セルロース又は繊維性セルロースの重金
属含有率は10ppm未満であることも推奨される。最
高の熱安定性のためには、本発明で使用されるセルロー
スは、上述の如く5−8の範囲に維持されるべきである
。 組戊物の製造 本発明の組戒物は、熱可塑性ポリアセタール組戊物を製
造するのに慣用される強力な混合装置を使用して、ポリ
アセタールポリマーの融点より高い温度で安定剤をポリ
アセタールポリマーと混合することにより製造すること
ができる。強力な混合装置としては、ゴム用ロール機、
“バンバリーミキサー及び“ブラベンダー”ミキサーな
どのインターナルミキサー、外部から又は摩擦により加
熱されるキャビティを持った単一又は多数刃インターナ
ルミキサー “コニーダ、′フ7レル連続ミキサー”(
Farrsl Continuous Mixers)
などの多重バレルミキサー、射出威形機及び、一軸スク
リュウ及び二軸スクリュウ式、同方向回転及び反対方向
回転式、相互かみ合い又は非かみ合い式の押出機が挙げ
られる。これらの装置は、単独で、又は静的ミキサー、
混合トーピード、及び/又は、内部圧及び/又は混合の
強度を増加させる種々の装置、例えばこの目的にデザイ
ンされた弁、ゲート又はスクリュウなどと組み合わせて
使用することができる。もちろんこのような混合は、問
題となるようなポリアセタールの劣化が起こる温度以下
の温度で行なわれるべきである。 成形品は、本発明の組戒物を使用して、圧縮成形、射出
戒形、押出成形、ブロー戒形、回転威形、溶融紡糸及び
熱戒形などの幾つかの良く使用される方法のいずれかを
使用して製造することができる。射出戊形が好ましい。 戊形品の例としては、シート、プロフィル、ロツドスト
ック、7イルム、フィラメント、繊維、ストラップ、テ
ープ、チューブ及びパイプが挙げられる。このような戊
形品は、配向、延伸、コーティング、アニーリング、塗
装、積層及びメッキにより後処理することができる。こ
のような戊形品及びそのスクラップは粉砕しそして再成
形することができる。 本発明の組成物及びそれから製造される戊形品の製造に
使用される加工条件としては、約170一260℃、好
ましくはl 8 5−2 4 0℃、最も好ましくは2
00−260℃の溶融温度が包含される。本発明の組成
物を射出戊形する場合には、モールド温度は、一般に1
0−120℃、好ましくは10−100℃、最も好まし
くは約50−90°Cである。 実施例 下記の実施例では、本発明の特定の態様と、本発明の範
囲外の対照実験との成る種の比較を示す.本発明の組成
物は改良された安定性により特徴付けられることが分か
るであろう。すべての温度は特記しない限り摂氏で表さ
れる。元々Sl単位でない測定値は、適宜変換したり丸
めたりした。 ■.非溶融性ポリマー・安定剤の合戊 下記の安定剤1−12の製造において、開始剤Aは2.
2′−アゾビス−(インブチロニトリル)であり、開始
剤Bは、2.2′−アゾビス−(2.4−ジメチルーバ
レロニトリル)であった。 下記の安定剤l−12の製造において、全重合時間は、
反応容器に開始剤を最初に仕込んだ時から、重合が終了
しそして熱を取り除いた時までの時間から測定した。 a.分散剤溶液及び分散剤の製造 下記する安定剤1−1 2の幾つかの製造において、分
散剤及び分散剤溶液を使用した。分散剤及び分散剤溶液
は下記の如くして製造した。 分散剤溶、液A 分散剤溶液Aは、トルエン1000md中のメチルメタ
クリレート198.6g及びグリシジルメタクリレート
2.0gを、開始剤80.8gを使用して重合すること
により製造した。重合温度は約78.1’ct乃至83
.6゜Cに維持した。全重合時間は120分であった。 得られる分散剤溶液はポリマー13.12%を含んでい
た。分散剤溶液中の得られるポリマーは、トルエン中の
ポリマー0.5gの濃度で測定して0.066のインヘ
レント粘度を有していた。 分散剤溶液B 分散剤溶液Bは、トルエン200OmQ中のメチルメタ
クリレート495g及びグリシジルメタクリレート5.
0gを、最初に開始剤Al.2gを使用して重合するこ
とにより製造した。重合温度は約88゜C乃至95゜C
に維持した。追加の開始剤を0.6gずつ、約10−1
5分毎に、開始剤の全添加量が5.4gとなるまで重合
容器に加えた。 全重合時間は172分であった。得られる分散剤溶液は
ポリマー19.04%を含んでいた。分散剤溶液中の得
られるポリマーは、トルエン中のポリマー0.5gの濃
度で測定して0.088のインヘレント粘度を有してい
た。 分散剤C 分散剤Cは、8000の分子量を持ったポリエチレング
リコールであった。 分散剤D 分散剤Dは、13,000の平均分子量を持ったボリー
(オキシプロピレン)一ボリ(オキシエチレン)グリコ
ールブロックコポリマーであった。 分散剤溶液E 分散剤溶液Eは、反応容器に最初に8000の分子量を
持ったポリエチレングリコール200gとトルエン12
00ml2を仕込むことにより製造した。反応媒体を、
トルエン200m(2が蒸留するまで加熱した。次いで
反応媒体を約70゜Cに冷却し、その点で無水メタクリ
ル酸1010mQとドデシルジメチルアミン)m(lを
加えた。反応媒体を約2時間還流し、次いで分散剤溶液
として使用する前に冷却した。 b.非溶融性ポリマー安定剤の製造 下記の安定剤l−12は、すべて、撹拌器と、液体の表
面より上の窒素入り口と、温度計とコンデンサを備えた
ガラス反応容器内で重合した。 下記の安定剤1−12については、融点は、窒素雰囲気
中で、デュポンモデル990示差走査熱量計(DSC)
で測定した。少量の水分又は溶媒の影響の可能性を排除
するために、各熱安定剤を最初に140℃に加熱し、そ
の状態で10分間保持した。試料を約25℃に冷却し、
次いで20℃/分の速度で350℃まで加熱した。吸熱
が起こった温度を記録した。それぞれの吸熱において吸
収されたPl%量もジュール/gで記録した。主融点は
、ジュール/gで表した最大量の熱が吸収された温度で
あった。 下記の安定剤1−12については、メルト7ローレート
は、ASTM−D  1238法に従って2.16kg
の荷重下に200℃で2ll+3定した。安定剤は、メ
ルト7ローレートを測定する前に12時間90゜Cで乾
燥した。安定剤ポリマーを次いでメルトインデックス測
定装置に入れ、安定剤が試験温度に加熱しながら6分間
このメルトインデックス測定装置に詰め込んtご.6分
後栓を取り外し、3分の間隔にわたりメルト7D−レー
トを測定した。下記に報告した時間間隔は、安定剤をメ
ル1・インデックス測定装置に仕込んだ時から測定した
。 メルトフローレートの測定に関しては、水又は他の液体
又は低分子量の固体がメルトフローレートIこかなりの
影響を及ぼすことが知られている。 下記実施例のポリマー安定剤を単離するのlこ便用しI
;方法に依存して、分散剤を、使用する場合には、安定
剤ポリマーと共に保持することができる。 メルトフローレートを測定する前に、分散剤にとっては
溶媒でありそして安定剤にとっては非溶媒である液体で
安定剤を洗浄することにより分散剤を除去すべきである
。洗浄後、非溶融性ポリマー安定剤は試験前に再乾燥さ
れるべきである。 特記しない限り、下記の安定剤1−12については、粒
径は、ポリアセタールと共に加工する前に、試験管中の
2−グロパノール約15mQに非溶融性ポリマー安定剤
約0.1gを加えることにより測定した。管を手で振と
うし、得られる分散液中の安定剤の粒径を、017−6
0ミクロンの粒径範囲を包含する17チャンネル検出シ
ステムを備えた、マイクロタツク■小粒子アナライザ(
アナライザと呼ぶ)、モデル158705/15870
8で測定した。このアナライザは、所定の検出器チャン
ネルより小さい直径を持った粒子容積の百分率をプリン
トした。直径と粒子容積から、数平均粒径を計算した。 この計算では、所定の検出器チャンネルの粒径をチャン
ネルの直径で近似した。各チャン不ルの粒子数は下記式
:N−(IOOOOV%)/(o.  5 2 3 6
a’/6)式中、Nは、所定のチャンネルの粒子の数で
あり、 V%は、そのチャンネルの粒子の容積であり、d は、
チャンネルの直径である、 により計算した。 l7のすべてのチャンネルの粒子の数を合計することに
より、粒子の総数を計算した。チャンネルの粒子の数に
100を掛け、その結果を粒子の総数で割ることによっ
て、各チャンネルの粒子の百分率を計算した。そのチャ
ンネルより小さい直径を持った全粒子百分率を計算する
ために、最も小さいチャンネルから出発して、その特定
のチャンネルより小さいか又はその特定のチャンネルに
等しい直径を持ったすべてのチャンネル数百分率を加え
ることにより累積数百分率を計算した。この数百分率の
累積和から、中位数平均粒径を計算した。下記の安定剤
l−12の粒径として報告されているのは、この数であ
る。 下記の安定剤1−12の主成分は、表Iに要約されてい
る。この表■は対照ナイロン安定剤の説明の後に示され
ている。 2−グロパノール800mQ中のアクリルアミド100
g及び分散剤溶液AI20gを重合することにより安定
剤lを製造した。開始剤A0.04gを初期添加して約
72℃で重合反応を開始した。 追加の開始剤を、添加された開始剤の全量が0.16g
となるまで、その後約185分にわたり0.04gずつ
加えた。開始剤の初期添加から約77分後、2−プロパ
ノール500m12中のアクリルアミド200gの溶液
及び水25ml2を約72分にわたり反応容器に供給し
た。その期間も、追加の分散剤溶液A35m(2を反応
容器に供給した。重合温度を約71.7℃乃至77.0
℃に維持した。 全重合時間は約202分であった得られるポリアクリル
アミド安定剤分散液を真空オーブン中で6O℃で乾燥し
た。 2−プロパノール3000m<1中のアクリルアミド3
00g及び分散剤溶液El50ml2を重合することに
より安定剤2を製造した。開始剤A0.15gを初期添
加して約72℃で重合反応を開始した。追加の開始剤を
、添加された開始剤の全量が(L45gとなるまで、そ
の後約200分にわたり0.03gずつ加えた。開始剤
の初期添加から約2仕分後、メタノール溶液100rr
l中の分散剤溶液E50mff(7)溶液78mffを
、約160分にわたり反応容器に供給した。重合温度を
約72℃乃至75.8℃に維持した。全重合時間は約2
40分であった。得られるポリアクリルアミド安定剤分
散液を枦過してポリマー安定剤を集めた。 ポリマー安定剤を2−プロパノールで洗浄し、次いで真
空オーブン中で60℃で乾燥した。 ポリマー安定剤のDSC分析は,59.6℃で8.3ジ
ュール/gの小さい吸熱を示した。これは、ポリエチレ
ングリコール分散剤の溶融によるものであり、ポリエチ
レングリコール分散剤それ自体は、64.9℃で168
.4ジューノレ/gの吸熱を示した。ポリマー安定剤の
DSC分析は、178.8℃で8.8ジュール/gの第
2の吸熱を示した。主融点は、217.2ジュール/g
の吸熱を有する264.0℃であった。g/ l O分
で表したメルトフローレートは、下記の通りであった。 6−9分で0.223、9−12分で0. 143、1
2−15分で流動なし。数平均粒径は0.5ミクロンで
あった。 安定剤3−7.架橋剤単量体と分散剤溶液から製造され
たホモポリマー安定剤 安定剤3は2.1 39のグリシジルメタクリレートと
250mQの分散剤溶液Aと共にl600躊aの2−プ
ロパノール中で298.5gのアクリルアミドを重合さ
せることにより製造された。重合反応は開始剤A0.0
59を初期装入量として用いて約7100で開始した。 続いて約240分間に互って開始剤の合計量が0.21
gとなるまで、0.059及び0.029づつを追加し
て開始剤を添加した。開始剤の初期装入量の添加後約5
5分間、360rR12のメタノールに溶かした298
.69のアクリルアミド及び2.13gのグリシジルメ
タクリレートの溶液を約30分間に互って反応容器中t
こ供給した。又、開始剤の初期装入量の添加後約55分
間に、l70IIQの追加量の分散剤溶液Aを約48分
間に互って反応容器中に供給した。 重合温度は7lないし80℃に保持された。合計重合時
間は約315分間であった。重合反応の終了後、反応容
器に約1000ml2のへブタンを添加した。得られる
ポリアクリルアミド安定剤分散物を濾過して重合体安定
剤を集めた。重合安定剤を真空炉中で60℃で乾燥した
。乾燥生戒物は極めて細かい粉末であった。 重合体安定剤のDSC分析によれば176.3℃で3.
0ジュール/gの小さいr!B.熱を示した。 主な融点は252.8ジュール/gの吸熱を有する28
2.2℃であった。9/10分間で表した熔融流量は下
記のようであった=6−9分間でフローなし。数平均粒
径は0.8μ扉であった。 安定剤4は299gのメタクリルアミド、20OmQの
分散剤溶液B1及び1.09のN,N″−メチレンビス
アクリノレアミドを1600+++4の1/1(.容量
/容量)2−プロバノール/トルエン中で重合させるこ
とにより製造された。重合反応は開始剤AO.lgを初
期装入量として用いて約72゜Cで開始した。続いて約
200分間に互って開始剤の合計量が0.41gとなる
まで0.05gづつを追加して開始剤を添加しI;。開
始剤の初期装入量の添加後約18分間で、分牧剤溶液B
の追加量45lIQを約90分間に互って反応容器中に
供給した。重合反応は約72ないし76゛Cに保持され
た。 合計重合時間は約300分間であった。安定剤重合体を
単離するために、得られたポリメタクリルアミド安定剤
分散物を濾過した。安定剤重合体をアセトンで洗浄し、
60′Cの真空炉中で乾燥しtこ 。 DSC分析によれば重合体安定剤の主な融点は321.
6ジュール/gの吸熱を有する、289.73℃であっ
た。検出可能なメルト・7ローはなく、0.8μ屑の数
平均粒径を有していた。 安定剤5は99.7 5gのアクリルアミド、0.25
9のN,N’−メチレンビスアクリルアミド、及び+0
9の分散剤Cを5001IIQの2−プロバノール中で
重合させることにより製造された。重合反応は開始剤A
を0.04g用いて約71°0で開始した。続いて約1
58分間に互って開始剤の合計添加量が0.12gとな
るまで0.029づつを追加して開始剤を添加した。開
始剤の初期装入量の添加後約4分間で、50+Qのメタ
ノール溶液中の5gの分散剤Cの溶液25mQを約78
分間に互って添加した。重合反応は約71ないし75℃
に保持された。合計重合時間は約203分間であった。 室温に冷却後、反応容器に250IlIQの2−プロバ
ノールを添加した。得られたポリアクリルアミド安定剤
分散物を濾過して安定剤重合体を集めた。 安定剤重合体を60℃の真空炉中で乾燥した。 DSC分析によれば59.1℃で12.26ジュール/
gの小さい吸熱を示した。これはそれ自体が64.9℃
で168.4ジュール/gの大きい吸熱を呈するポリエ
チレングリコールによるものである。DSC分析によれ
ば、更に181.2゜Cにおいて3.2ジュール/gの
小さい吸熱を示した。 熔融流量は下記のようであった=6−9分間で0.10
1;9−12分間で0.043;及び12−15分間で
7ローなし。数平均粒径は1.3μmであった。 安定剤6は498.759のアクリルアミド、1.25
9のN,N’一メチレンビスアクリルアミド、及び50
gの分散剤Dを2500IQの2−プロパノール中で重
合させることにより製造された。 重合反応は開始剤Aを0.159用いて約71’Cで開
始した。統いて約130分間に互って開始剤の合計添加
量が0.36gとなるまで、0.03gづつを追加して
開始剤を添加した。開始剤の初期装入量の添加後約40
分に、50r*Qの2−プロバノールを反応容器中に追
加して加えた。約63及び72分にも同様にした。重合
温度は約71−79゜Cに保持された。合計重合時間は
約200分間であった。統いて1000m4のへブタン
を重合容器に添加した。安定剤重合体を単離するために
、得られたポリアクリルアミド安定剤分散物を濾過した
。安定剤重合体を60℃の真空炉中で乾燥した。 DSC分析によれば179.6℃で9.7ジュール/g
の小さい吸熱を示した。主な融点は290、lジュール
/gの吸熱を有する232.3℃であった。熔融流量は
下記のようであった=6−9分間でフローなし。数平均
粒径は1.0/JI+であった。 安定剤7は298.5gのアクリルアミド、1.5gの
N,N’−メチレンビスアクリルアミド、及び36gの
分散剤Cを3000m(2の2−グロパノール中で重合
させることにより製造された。重合反応は開始剤Aを0
.1 59用いて約72.5℃で開始した。続いて約2
00分間に互って開始剤の合計添加量が0.459とな
るまで、0.03gづつを追加して開始剤を添加した。 開始剤の初期装入量の添加後約20分間で、l00+m
ffのメタノール溶液中の20gの分散剤Dの溶液91
NQを約180分間に互って反応容器中に供給した。重
合温度は約72−76℃に保持された。合計重合時間は
約240分間であった。反応混合物を25℃に冷却し、
その時点で250mffの2−プロパノールを添加した
。重合体安定剤を単離するために、得られたポリアクリ
ルアミド安定剤分散物を濾過した。重合体安定剤を10
00ml2の2−プロパノールで洗浄し、60℃の真空
炉中で乾燥した。 DSC分析によれば57.4℃で4.98ジュール/g
の小さい吸熱を示した。これはポリエチレングリコール
によるものである。DSC分析によれば、更に189.
6℃において2.6ジュール/9の第二の吸熱を示した
。主要な融点は114.5ジュール/gの吸熱を有する
291.3℃であった。9/10分間で表した熔融流量
は下記のようであった:6−7分間で5.1 6 ; 
7−8分間で4.1 2 ;及び8−9分間で4.03
。数平均粒径は1.4μ麿であった。これは第■表にお
いてポリアセタールと共に熔融加工された安定剤である
。 重合体安定剤を熱メタノールで洗浄してポリエチレング
リコール分散物を除去し、次いで再度乾燥した。洗浄さ
れた重合体のDSC分析によれば、187.0°Cで2
.6ジュール/gの小さい吸熱を示した。主要な融点は
209.5ジュール/9の吸熱を有する295.0℃で
あった。洗浄された重合体安定剤は6−9分間でフロー
を示さなかった。これは分散剤の存在が熔融流量測定に
悪影響を与えることを示している。数平均粒径は1.4
μ肩であった。 安定剤8は396gのアクリルアミド、4.0gのグリ
シジルメタクリレート、及び200mffの分散剤Bを
1800ilffの2−プロパノール中で重合させるこ
とにより製造された。重合反応は開始剤Aを0.1g用
いて約72℃で開始した。続いて約191分間に互って
開始剤の合計添加量が0.35gとなるまで0.059
づつを追加して開始剤を添加した。開始剤の初期装入量
の添加後約15分で、40yaQの分散剤Bを約87分
間に互って反応容器中に供給した。反応容器中への開始
剤の初期装入量の添加後、約60、75、95及び12
5分7mおいて、2−プロバノールを50lIQづつ(
合計2 0 0 mff)反応容器に添加した。重合温
度は約72−77℃に保持された。合計重合時間は約2
60分間であった。得られた分散物を70℃の真空炉中
で乾燥した。 DSC分析によれば、重合体は178.3℃で12ジュ
ール/gの小さい吸熱を示した。主な融点は166.3
ジュール/gの吸熱を有する301.2℃であった。9
 / 1 0分間で表した熔融流量は下記のようであっ
た二6−9分間で0.12.9−12分間で0.08;
及び12−15分間で0.IO。数平均粒径は0.9μ
口であった。 安定剤9は289.59のアクリルアミド、1.5gの
N,N’−メチレンビスアクリルアミド、及び309の
分散剤Cを3000+*(1のメタノール中で重合させ
ることにより製造された。重合反応は開始剤Aを0.1
 5g用いて約63℃で開始した。 約20分間後に更に0.159の開始剤Aを添加した。 続いて約180分間に互って(即ち開始剤の初期装入後
200分間)開始剤の合計添加量が0.499となるま
で、更に開始剤を0.05gづつ追加して添加した。開
始剤の初期装入量の添加[’120分で,100y+Q
のメタノール溶液中の20gの分散剤Cの77mQを約
180分間に互って添加した。重合温度は約61−64
℃に保持された。合計重合時間は約240分間であった
。得られた分散物を約25゜Cに冷却した。その中の安
定剤を濾過によって集め、一回メタノールで洗浄し、及
び60℃の真空炉中で乾燥した。 DSC分析によれば、重合体安定剤は194、6℃で9
.2ジュール/gの小さい吸熱を示した。 主な融点は213.5ジュール/gの吸熱を有する30
6.6℃であった。g/10分間で表した熔融流量は下
記のようであった二〇一9分間後にフローなし。数平均
粒径は1.9μ肩であった。 安定剤10.分散剤溶液と架橋剤を用いて製造された共
重合体安定剤 安定剤10は260gのアクリルアミド、409のヒド
ロキシエチルメタクリレート%l−5gのエチレングリ
コールメタクリレート、及び200 mQ(7)分散剤
溶液Bを1200ml2の2−プaパノール及び400
ml2のトルエン中で重合させることにより製造された
。重合反応は開始剤AをO.l9用いて約70℃で開始
した。続いて約121分間に互って開始剤の合計添加量
が0.39となるまで、更に開始剤を0.05gづつ追
加して添加した。重合温度は70及び79゜Cの間に保
持された。合計重合時間は205分間であった。得られ
るポリアクリルアミド共重合体安定剤分散物を70℃の
真空炉中で乾燥した。 DSC分析によれば、重合体安定剤は160.5℃で4
.2ジュール/gの小さい吸熱を示した。 主ナ融点は261.8ジュール/gの吸熱を有する28
7.7゜Cであった。g/l O分間で表した熔融流量
は下記のようであった=6−9分間後に7ローなし。数
平均粒径は1.4μ贋であった。 安定剤11−12.対照実施例一通常の溶液重合法によ
り重合したアクリルア s of Polymer Chemistry1W.
E.ソレンソン(Sorenson)及びT.W.キャ
ンペル(Campbe l l)、インターサイエンス
(Interscience)出版社:ニューヨーク(
l961)197頁、に記載された既知の方法に従って
水中でアクリルアミドを重合させることによって製造さ
れt;。 安定剤11aは約50ri(17分の二酸化炭素により
連続的に7ラッシュされている4Qのフラスコ中に20
7.29のアクリルアミド、1658.8gの脱イオン
水、30.8gの2−・プロパノール、及び0.384
gの過硫酸カリウムを装入することによって製造された
。反応溶液を撹拌して加熱し、その間に反応容器中の温
度は78.2℃に達した。次いで温度を77,3゜Cな
いし80.0℃の間に2時間保持したa2時間経つと、
反応溶液は粘稠な重合体溶液となった。約2分の1の粘
稠な重合体溶液をトレーに注加し、70°0の真空炉中
で乾燥した。これは安定剤11aであった。 安定剤1lbは上記のようにして製造された約200−
の粘稠な重合体溶液を迅速に撹拌された約600mQの
2−プロバノール中に注加することによって製造された
.1i合体を次いで沈澱させた.三回2−グロバノール
で洗浄し、70℃の真空炉中で乾燥した。これは安定剤
1lbであった。DSC分析によれば、それは191.
8°Cで76.13ジュール/gの小さい吸熱を示した
。主な融点は303.2ジュール/gの吸熱を有する2
3662゜Cであった。g/I O分間で表した熔融流
量は下記のようであった=6−9分間後にフローなし。 粉砕された生戒物が20メッシュの篩を全通するように
、両方の安定剤を重合体微粉砕機中で摩砕した。20メ
ッシュの篩は1.44mmの目開きを有している。 安定剤l2は800lIQのメタノール中で200.7
gのアクリルアミドを重合させることにより製造された
。重合反応は開始剤BをO.lg用いて約54℃で開始
した。約57分後に0,l9の開始剤を添加した。重合
反応が進むにつれて、重合体は沈澱し始めた。重合体を
溶液中に保持するために、反応容器に800ml2の水
を添加した。重合温度は54.5ないし65℃の間に保
持された。 合計重合時間は150分間であった。得られるボリアク
リルアミド溶液は60℃の真空炉中で乾燥された。生成
物はつぶつぶがあるように見え、透明で脆弱であり、押
出の前に、目視的検査により測定して約0.5+mmの
大きさに破砕された。 安定剤ナイロン.対照実施例 ナイロンはポリアセタールの既知の熱安定剤である。′
ナイロンA”はナイロン66、ナイロン6/10、及び
ナイロン6夫々の3 3/2 3/43ナイロンターポ
リマーであった。特に断らない限り、ポリアセタールと
配合する前に摩砕された。摩砕されたナイロンは20メ
ッシュの篩を全通した。20メッシュの篩は1.44i
nの目開きを有している。 ■.ボリアセクールに熔融配合された合或非熔融性重合
体安定剤 上記のようにして合戊された安定剤1−12はポリアセ
タールホモポリマー又は共重合体、及び特に断らない限
り0.1%のヒンダードフェノール酸化防止剤と熔融配
合された。ナイロンAも対照実施例としてポリアセター
ル重合体と熔融配合された。特に断らない限り、各成分
は5.08CI1一軸スクリュー押出機上で配合された
。押出機を出た時の熔融物の温度は約200℃であっt
こ 。 押出の間に使用された酸化防止剤は下記の一つであった
: (1)酸化防止剤A=テトラキス(メチレン(3,5−
ジーtert.−ブチルー4−ヒドロキシヒド口シンナ
メート))メタン: (2)酸化防止剤B−}リエチレングリコールビス(3
  (3’−tert.−ブチルー4′ヒドロキシー5
゜−メチルフェニル)プロビオネ− })。 熔融配合及び押出に使用されたボリアセタールは下記の
一つである (1)ポリアセタールA一約65,000の数平均分子
量を有し、g/10分で表した熔融流量が下記:即ち、
6−9分で2.58;9−12分で2.60;及び12
−15分で2.67である、アセテート キャップト 
ポリオキシメチレンホモポリマー; (2)ポリアセタールB=約45,000の数平均分子
量を有し、9/10分で表した熔融流量が下記:即ち、
6−8分で16.60;及び8−10分で16.47で
ある、アセテート キャップトボリオキシメチレンホモ
ポリマー; (3)ボリアセタールC一約30.000の数平均分子
量を有し、9/10分で表した熔融流量が下記:即ち、
6−7分で20.40;7−8分で20.33;及び8
−9分で22.58である、アセテート キャップト 
ポリオキシメチレンホモポリマー; (4)ポリアセタールD=g/10分で表した熔融流量
が下記:即ち、6−9分で9.1;9−12分で11.
2;及び12−15分で10.1である、セル:ll 
ン(Celcon)@M 9 0 − 0 1フレーク
状アセタール共重合体からメタノールを用いて抽出した
アセタール共重合体。 熔融流量は前記と同じ方法により測定された。 非熔融性重合体安定剤を含むポリアセクールの熱安定性
並びに対照組成物の熱安定性は、熱的に発生するホルム
アルデヒド(TEF)試験方法を用いて測定された。秤
量したポリアセクール組成物試料を管中に入れ、酸素を
含まない環境中に試料を保持する間に発生した気体を取
り出すために、試験試料に窒素を導入するためのキャッ
プを管に取り付けた。試料を含んだ管をシリコン油浴中
で250℃に加熱した。それにより窒素及び発生した気
体を409/Qの亜硫酸ナトリウムの水溶液を通してパ
ブリングさせた。発生したホルムアルデヒドは亜硫酸ナ
トリウムと反応して水酸化ナトリウムを遊離する。水酸
化ナトリウムを0.1NMCI標準液で連続的に中和し
た。発生したホルムアルデヒドの%は式 上式中V=*Qで表したタイターの容積N一タイターの
規定度、及び sw=gで表した試料の重量 により計算された。 ファクター“’0.03″はg/ミリ当量で表したホル
ムアルデヒドのミリ当量である。熱的に発生したホルム
アルデヒドは、15分後及び30分の加熱後に結果を報
告するのが好都合である。或例においては、1時間毎の
増加分が最高6時間まで報告されている。 又、必要に応じTEF試験の60分後の組成物の色も報
告される。色は目視的検査により測定され Iこ 。 粒径は重合体安定剤と熔融加工されたポリアセタールの
ベレットから測定された。特にペレットはライヒエルト
ーユング(Reichert−JunB)ウルトラカッ
ト(旧tracut)E型FC4Eダイヤモンド・ナイ
フ・マイクロトームを用いて切断された。標準的な低温
顕微切片作戊法(cryomicrotomy)技術を
用いて、各試料の90  120nmの切片が顕微鏡的
に切断された。なおダイヤモンドの刃上にある顕微鏡的
な切片はダイヤモンドの刃から取り上げられ、銅透過電
子顕微鏡(TEM)グリッド上に直接取り付けられた。 取り付けられた切片はデントン(Denton)真空蒸
発機形式D  V−502型中に入れられ、及び高真空
下で厚さが20nmより薄い分光測光学的に純粋な炭素
の層で被覆された。炭素の被覆は透過電子顕微鏡の内側
で電子ビームに暴露された時に一層安定なアセタールの
切片を与える。TEMグリッド上の炭素被覆切片は次い
でツァイス(Zeiss)E M I O C R型透
過電子顕微鏡を用いて検査された。画像はl OOOX
、2520X、及び5000Xの名目拡大率で70社(
コダック5302)上に記録され、デクトール(Dek
tol )中で現像され、そして印画された。市販で入
手できる格子レプリカを用いて手作業を基本として実施
される拡大率の較正値を写真の拡大率と組み合わせて最
終的な画像の拡大率を求め、それは4640X、l 1
800X、及び23000×とじて算入された。数平均
粒径は記録された画像から定規を用い、大きい粒子及び
凝集しているかもしれない任意の粒子を含めて、少なく
とも50個の粒子の直径を測定することによって決定さ
れた。凝集した粒子は一つの粒子として処理された。数
平均粒径は少なくとも50個の粒子から得られた値を平
均することによって計算された。 実施例1−29.ポリアセタール中の非熔融性重合体安
定剤 ポリアセタールB単独及びポリアセタールBと各種の濃
度のナイロンAとに対するTEF試験結果は対照実施例
1−6として第I[A−IIC表に報告されている。各
表中に報告された特定のナイロン対照品は、特定の表中
に報告された実施例の全部ではないにしても大部分につ
いて同時に実験された対照品であった。 ポリアセタールBプラス本発明の非熔融性重合体安定剤
の試験結果は、下記の第IIA−nc表の実施例l−2
9の欄に報告されている。本発明の非熔融性重合体安定
剤はポリアセタールの熱安定性を顕著に改善した。更に
本発明の非熔融性重合体安定剤を用いれば、慣用のナイ
ロン安定剤の場合よりも、特に試験時間が長い場合にお
いて、平均してより良好な熱安定性が達成された.60
分における組成物の色は本発明の安定剤の場合は淡い黄
褐色であり、慣用のナイロン安定剤の場合は暗褐色であ
った。最後に、配合の前に小さい平均粒径を有する本発
明のポリアクリルアミド安定剤を用いると、配合の前に
大きい平均粒径を有するポリアクリルアミド安定剤(即
ち対照実施例3as3b及び4)を用いる場合よりも著
しく良好な熱安定性が達或された。 透過電子顕微鏡によれば、実施例l9及び20の重合体
安定剤の数平均粒径は夫々1.0及び0.8であること
が示されている。ポリアセタール中で使用される安定剤
の数平均粒径の測定において、凝集物は一つの粒子とし
て取り扱われた。 実施例30−38.ポリアセタール中の非熔融性重合体
安定剤 ボリアセタールA及びボリアセタールCとナイロンAに
ついてのTEF試験結果は、対照実施例7−8として下
記の第■表に報告されている。 本発明の非熔融性重合体安定剤を含むボリアセタールA
及びポリアセタールAのTEF試験結果は、実施例30
−38として下記の第m表に報告されている。30分の
試験時間において、本発明の非熔融性重合体安定剤は慣
用のナイロン安定剤よりもポリアセタール樹脂に対して
、低い濃度で良好な熱安定性を付与した。 実施例 39.ポリアセタール共重合体における非熔融
性重合体安定剤 熱安定剤を含まないポリアセタールD(ポリアセタール
共重合体)のTEF試験結果は対照実施例9として下記
の第■表に報告されている。本発明の非熔融性重合体安
定剤を含むポリアセタールDの試験結果は、実施例39
として下記の第■表に報告されている。ポリアセタール
の熱安定性は本発明の非熔融性重合体安定剤で顕著に改
善された。 実施例40−42.ポリアセクール中の非熔融性重合体
安定剤 下記の第v表に記載されl;実施例40−42において
、TEF試験は6時間行われ、その試験期間に亙る各時
間毎にTEF値が得られた。実施例40においては、ナ
イロンAがボリアセターノレの熱安定剤であった。ポリ
アセタールホモポリマーが安定化された実施例41,及
びポリアセタール共重合体が安定化された実施例42は
、本発明の非熔融性重合体安定剤が使用された場合、ポ
リアセタールの長期の熱安定性が、慣用のナイロン安定
剤で達或された熱安定性に比較して顕著に改善されたこ
とを示している。 第V表 長期熱安定性試験結果 B ナイロンA 0.60 A B 3 0.35 D 7 0.50 2.48  12.35  18.96  23.52
  27.00  29.940.37   0.82
  1.27  1.77  2.33  2.900
.06   0.21  0.33  0,47  0
.63  0.81■.ポリアセクールにおける微品質
又は繊維状セルロース安定剤 下記の実施例においては、両者とも天然に生じるセルロ
ースから誘導される、微品質又は繊維状セルロースのい
ずれかが、ポリアセタールの安定剤として使用された。 下記の実施例に使用されたポリアセタール重合体は下記
のうちの一つである: (1)ポリアセタール“E″一約4 0 .0 0 0
の数平均分子量を有するアセテート末端キャップトホモ
ポリマー及び (2)ポリアセクール“F”一約33,000の数平均
分子量を有するアセテート末端キャップトホモポリマー 下記の実施例に使用される微品質のセルロース安定剤は
下記のうちの一つである: (1)  “MCII”は約llprRの平均粒径まで
エアジェット摩砕された商業的に入手し得る微品質セル
ロースであった、 (2)“MC 2 0”は平均粒径が約20p肩である
商業的に入手し得る微品質のセルロースであっtこ 、 (3)″MC50”は平均粒径が約50prRである商
業的に入手し得る微晶質のセルロースであっIこ 、 (4)“MC I O O”は平均粒径が約1 0 0
 prRである商業的に入手し得る微晶質のセルロース
であった。 下記の実施例において使用された各微晶質セルロースの
平均した重合度は190ないし200の範囲であった。 下記の実施例において使用された各微晶質セルロースは
loppm以下の重金属含量及び各0.05%以下の灰
分を有していた。下記の実施例において使用された各微
品質セルロースの各々の10%水性懸濁液のpt−iは
約5.57の範囲であった。 下記の実施例において使用された繊維状のセルロースは
下記の一つであった: (1)“PCI”は22μ所以下の平均繊維長さ、及び
約0.20ないし0.25%の灰分含量を有する商業的
に入手し得る繊維状セルロースであった。 (2)“F C 2 ”は90μ周以下の平均繊維長さ
、及び約0、15%の灰分含量を有し、及び5%及び1
0%のセルa−スの水性懸濁液の両者について測定され
たpHが5.2である、商業的に入手し得る繊維状セル
ロースであった。 (3)“FC3″′は約300μ肩の平均繊維長さ、及
び約0.1 6%の灰分含量を有し、及び5%のセルロ
ースの水性懸濁液について測定されたpHが5.95で
ある、商業的に入手し得る繊維状セルロースであった。 下記の実施例において使用された上記のセルロース安定
剤以外の安定剤は下記のものであった:(1)’ナイロ
ンB”はナイロン66、ナイロン6/10及びナイロン
6夫々の3 3/2 3/4 3ターポリマーであり、
及び (2)“EVOH”は29重量%のエチレンと71重量
%のビニルアルコールを含み、210℃における見掛け
の熔融粘度が9500Pであるエチレン/ビニルアルコ
ール共重合体であり、灰分含量がloppm以下となる
ように精製された。 下記の実施例において使用された酸化防止剤は下記のも
のであった: (1)“酸化防止剤B′″はトリエチレングリコール(
3−(3’−teri.−ブチルー4′−ヒドロキシ−
5″−メチルペンチル)プロビ才ネート及び(2)“酸
化防止剤C IIはN,N”−ヘキサメチレンビス(3
,5−ジーtert.−ブチルー4−ヒドロキシヒド口
シンナミド)。 下記の実施例において組成物の熱安定性は、或場合には
試験を259℃で行った以外は、前述のように熱的に発
生したホルムアミド(TEF)試験法を用いて測定され
た。熱的に発生したホルムアミドの結果は“x℃におけ
る重量%CH20″゛と題した欄において下記のデータ
表中に報告されている。試料が加熱された時間も該デー
タ表中に指示されている。長期の加熱時間で得られる結
果は、特に本発明の組戊物の改善された長期安定性を明
らかにしている。 実施例43−55.ポリアセクール7ラッフの熱的安定
性に及ぼす微品質 又は繊維状セルロースの効果 実施[43−55及び対照実施例C I O−C ll
の成分は下記の第■表に表示されている。各実施例にお
いて、微晶質セルロース又は粉末繊維状セルロース安定
剤がポリアセタール 7ラッ7に添加され、振盪混合さ
れて上記の熱的に発生するホルムアルデヒド(CH.O
)について試験された。結果は下記の第■表に報告され
ている。微品質セルロース及び繊維状セルロースの両者
がポリアセクールの安定剤を改善するように働いている
ことが結果から明らかである。 CI0     100 E 43    99.8E 44     99.5E 45    99.0E 46    98.0E 47    95.0E Cll    IOOF 48     99.75F 49    99.5 F 50    99.O F 51    98.O F 52    99.75F 53    99.5 F 54    99.O F 55    98.O F PAc =ポリアセタール 0.2 MC20 0.5 MC20 1.O MC20 2.O MC20 5.O MC20 0.25MC20 0.5 MG20 1.0 MC20 2.O MC20 0.25FCI O.50FCl 1.O FCI 2.O FCI 0.26 0.29 0,l5 0.11 0.09 0.09 0,72 0.38 0,24 0,24 0,20 0,38 0,34 0,35 0.30 l.08 0.69 0,42 0.36 0.38 0.64 1.02 0.28 0.32 0.26 0.43 0.64 0.63 2.22 1.24 2.l6 1.12 0.77 0.69 l.85 1.17 2.08 0.68 0.52 0.54 0.54 0.92 0.96 l,34 1.70 実施例56−61.ポリアセクール(熔融加工されな)
の熱安定性に及ぼす微 品質セルロースの効果 実施例56−61及び対照実施例CI2−Cl5の成分
は下記の第■A表及び第■B表に表示されている。各実
施例において、成分を一緒に混合し、パレル温度設定を
150℃ないし180℃、グイ温度設定を200℃及び
スクリュー速度を15Orpmとして、2g+mmのワ
ーナー(Werner)及びフライデラー(Pflei
derer)二軸スクリュー押出機上で熔融配合した。 各実施例の場合、ダイを出たばかりの熔融物の温度は2
21’Oないし224℃の範囲にあった。熔融配合され
た試料は上記のTEF試験により試験された。下記の第
■A表及び第■B表に報告されたように、結果は長時間
の試験期間において、微品質セルロース安定剤は平均し
て慣用の安定剤よりもボリアセクールに良好な熱安定性
を付与することを示した。 56  99.4E  0.5MC200.1B 57  99.4E  0.5MC200.IC CI2  98.9E  1.OEVOH0.10 0.15 0.60 !.21  2.19  3.0
B0.18 0.55 1.09  1.950.20
 0.78 1.96  4.60  6.84PAc
−ポリアセタール 58   98.9E  l.OMcll59   9
9.65E  O.25MCll60   99.4 
E  O.5 MCI161   99.4 E  0
.5 MC20Cl4   99.7 E  O.2 
EVOHCl5   98.9E  l.OEVOHP
Ac =−ポリアセタール 0. 1B O.IB O.IB O.IB O.lB O.lB 0.15 0.2l O.27 0,20 0.l8 0.O7 0.63 0.74 0.87 0.66 0.99 0.52 実施例62及びCl7.ポリアセタール(熔融加工され
た)の熱安定性に 及ぼす繊維状セルロース の効果 実施例62及び対照実施例Cl6−17の成分は下記の
第■表に示されている。各実施例において、諸成分は一
緒に混合され、熔融配合され、実施例56−61と同じ
条件下で押出された。各試料は上記のTEF試験に暴露
された。 結果は下記の第■表に報告されている。対照実施例Cl
7は不純な繊維状セルロース(pH5.5以下)がポリ
アセクールに添加された時に得られる型の結果を示して
いる。 62   94.90F  5.0FC3  0.09
5CCl6  99.I F  O.8EVOH  O
.I  CC17  94.90F  5.0FC2 
 0.095CPAc−ポリアセタール 0.03    0.27 0.06    0.47 0.68    3.49 実施例63−68.各種の粒径の微品質セルロースを有
するポリアセタール 実施例63−68及び対照実施例Cl8の威分は下記の
第rXA表及び第IIB表に表示されている。 その結果によれば、微品質セルロースの平均粒径が減少
するにつれて、ポリアセタール組成物の熱安定性が増加
することが示されている。 実施例66−68に対する結果は下記の第IIB表に報
告されている。これらの実施例においては、30分より
も長い試験時間でのTEF値が得られた。それによれば
、微品質セルロースの平均粒径が小さい程、ポリアセタ
ールの熱安定性が良好であるという結果が再度得られた
。 本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。 1.(a)ホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基ヲ含
むポリマー、ホルムアルデヒド反応性窒素基を含むポリ
マー及びホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基とホル
ムアルデヒド反応性窒素基を含むポリマーから戊る群よ
り選ばれる少なくとも1種の非溶融゜性ポリマー0.0
5−3重量%、但し、ホルムアルデヒド反応性基が直接
又は間接に結合しているポリマーの主鎖の原子は、互い
に平均して12個以下の鎖原子により分離されており、
更に、ポリマーの主鎖にある原子に直接又は間接に結合
しているホルムアルデヒド反応性窒素基の量は、ポリマ
ーの主鎖に存在するホルムアルデヒド反応性窒素基の量
の少なくとも3倍も大きいものとする、及び、 (b)  少なくとも1種のポリアセタールポリマ−9
7−99.9重量%、 とから本質的に或り、 但し、上記百分率は、成分(a)と(b)のみの合計量
を基準としており、更lこ、成分(a)のポリマーは、
組成物中で10ミクロン未満の数平均粒径を有している
ものとする、 ことを特徴とする熱可塑性ポリアセタール組成物。 2.(a)  微結晶性セルロース及び繊維性セルロー
スから戊る群より選ばれる安定剤0.05重量%乃至5
重量%と、 (b)ポリアセタールポリマー95重量%乃至99.9
5重量%とから本質的に成り、 但し、上記百分率は成分(a)と(b)のみの合計量を
基準としており、微結晶性セルロースの平均粒径は10
0ミクロン又はそれより小さいものとする、ことを特徴
とする熱可塑性ポリアセタール組成物。 3.ポリアセタールがホモポリマーであり、成分(a)
のポリマーが酸性物質及び塩基性物質を実質的に含まな
い、上記1又は2に記載の組成物。 4.威分(a)のポリマーが組成物の0.15−1.5
重量%を構戊する、上記1又は3に記載の11戊物。 5,成分(a)のポリマーが組戊物の0.2−1.0重
量%を構成する、上記l又は3に記載の組成物。 6.組成物中の成分(a)のポリマーの数平均粒径が5
ミクロン未満である、上記l又は3に記載の組成物。 7.組成物中の戒分(a)のポリマーの数平均粒径が2
ミクロン未満である、上記1又は3に記載の組戊物。 8.Iffi分(a)のポリマーが、ポリアセタールを
溶融加工する温度より高い主融点を有することにより特
徴付けられる、上記1又は3に記載の組成物。 91j!分(a)のポリマーがポリアセタールのメルト
7ローレートより実質的に小さいメルトフローレートを
有することにより特徴付けられ、該メルト7ローレート
はポリアセタールを溶融加工する温度で決定される、上
記l又は3に記載の組成物。 tO.FR分(a)のポリマーがポリアセタールのメル
トフローレートの1/10より実質的に小さいメルト7
a−レートを有することにより#徴付けられ、該メルト
フローレートはポリアセタールを溶融加工する温度で決
定される、上記l又は3に記載の組成物。 11.ffl分(a)のポリマーは10ミクロン未満の
数平均粒径を有することにより特徴付けられる、上記l
又は3に記載の組戊物。 12ljE分(a)のポリマーのホルムアルデヒド反応
性基対生鎖の炭素原子の割合がl:l−1:20の範囲
にある、上記l又は3に記載の組戊物。 134分(a)のポリマーのホルムアルデヒド反応性基
対主鎖の炭素原子の割合が1:2−1:10の範囲にあ
る、上記l又は3に記載の組成物。 14.成分(a)のポリマーのホルムアルデヒド反応性
基対生鎖の炭素原子の割合がl:2−1:5の範囲にあ
る、上記l又は3に記載の組成物。 15、成分(a)のポリマーの主鎖にある原子に直接又
は間接に結合したホルムアルデヒド反応性窒素基の量は
、成分(a)のポリマーの主鎖に存在するホルムアルデ
ヒド反応性窒素基の量より少なくとも10倍大きい、上
記1又は3に記載の組成物。 16、成分(a)のポリマーの主鎖にある原子に直接又
は間接に結合したホルムアルデヒド反応性窒素基の量は
、成分(a)のポリマーの主鎖に存在するホルムアルデ
ヒド反応性窒素基の量より実質的に大きい、上記l又は
3に記載の組戊物。 17.g分(a)のポリマーがホルムアルデヒド反応性
窒素基を含むポリマーである、上記l又は3に記載の組
戊物。 18.成分(a)のポリマーが、ホルムアルデヒド反応
性窒素基とホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基の両
方を含むポリマーである、上記l又は3に記載の組成物
。 19.ホルムアルデヒド反応性窒素基を含むポリマーが
ポリアクリルアミド又はポリメタクリルアミドである、
上記l7に記載の組戊物。 20.ホルムアルデヒド反応性窒素基を含むポリマーが
、反復単位の少なくとも90モル%が、C−NH, (CH2−CH)− の式で表されるポリアクリルアミドである、上記l7に
記載の組戊物。 21.成分(a)のポリマーが、ポリアセタールを溶融
加工する温度より高い主融点を有することにより特徴付
けられ、成分(a)のポリマーが、式、O a C−NH, (CH!−CH)− の反復単位少なくとも90モル%を有するポリアクリル
アミドである、上記l又は3に記載の組成物。 22,成分(a)のポリマーが、ヒドロキシグロビルメ
タクリレートと、アクリルアミド、メタクリルアミド又
はジメチルアミノエチルメタクリレートから戊る群より
選ばれるコモノマーとのコポリマーである、上記1又は
3に記載の組虞物。 23,威分(a)のポリマーが、ヒドロキシブロビルメ
タクリレート/アクリルアミドコポリマーである、上記
l又は3に記載の組成物。 24、成分(a)が組戊物の0.05−1重量%を#l
成する、上記2に記載のa!成物。 25.成分(a)が組戊物の0.05−1重量%を構或
する、上記2に記載の組成物。 26.成分(a)の安定剤が微結晶性セルロースである
、上記2に記載の組戊物。 27.微結晶性セルロースの平均粒径が50ミクロン以
下である、上記26に記載の組成物。 28.微結晶性セルロースの平均粒径が25ミクロン以
下である、上記26に記載の組成物。 29.微結晶性セルロースの平均粒径が約10ミクロン
以下である、上記26に記載の組戊物。 30.微結晶性セルロースが、125−375無水グル
コース単位のならされた重合度を有する、上記26に記
載の組成物。 31.微結晶性セルロースが、175−225無水グル
コース単位の水平化重合度を有する、上記26に記載の
組戊物。 32、成分(a)の安定剤が繊維性セルロースである、
上記2に記載の組成物。 33,ポリアセタールポリマーがコポリマーである、上
記l乃至3のいずれかに記載の組成物。 34、ポリアセタールが10.000−100.000
の数平均分子量を有する、上記l乃至3のいずれかに記
載の組成物。 35.共安定剤、酸化防止剤、顔料、着色剤、強化剤、
紫外線安定剤、ヒンダードアミン安定剤、ガラス繊維、
滑剤、核化剤、強靭性付与剤及び充填剤の少なくとも1
つを更に含む、上記l乃至3のいずれかに記載の組威物
。 36.上記l乃至3のいずれかに記載の組皮物から製造
した成形品。 37、成分(a)と成分(b)のポリアセタールポリマ
ーとを、戒分(b)のポリアセタールポリマーの融点よ
り高い温度で且つ成分の劣化が起こる温度より低い温度
で混合することを含む、上記!乃至3のいずれかに記載
の組戊物を製造する方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基を含
    むポリマー、ホルムアルデヒド反応性窒素基を含むポリ
    マー及びホルムアルデヒド反応性ヒドロキシル基とホル
    ムアルデヒド反応性窒素基を含むポリマーから成る群よ
    り選ばれる少なくとも1種の非溶融性ポリマー0.05
    −3重量%、但し、ホルムアルデヒド反応性基が直接又
    は間接に結合しているポリマーの主鎖の原子は、互いに
    平均して12個以下の鎖原子により分離されており、更
    に、ポリマーの主鎖にある原子に直接又は間接に結合し
    ているホルムアルデヒド反応性窒素基の量は、ポリマー
    の主鎖に存在するホルムアルデヒド反応性窒素基の量の
    少なくとも3倍大きいものとする、及び、 (b)少なくとも1種のポリアセタールポリマー97−
    99.9重量%、 とから本質的に成り、 但し、上記百分率は、成分(a)と(b)のみの合計量
    を基準としており、更に、成分(a)のポリマーは、組
    成物中で10ミクロン未満の数平均粒径を有しているも
    のとする、ことを特徴とする熱可塑性ポリアセタール組
    成物。 2、(a)微結晶性セルロース及び繊維質性セルロース
    から成る群より選ばれる安定剤0.05重量%乃至5重
    量%と、 (b)ポリアセタールポリマー95重量%乃至99.9
    5重量%とから本質的に成り、 但し、上記百分率は成分(a)と(b)のみの合計量を
    基準としており、微結晶性セルロースの平均粒径は10
    0ミクロン又はそれより小さいものとする、ことを特徴
    とする熱可塑性ポリアセタール組成物。 3、成分(a)と成分(b)のポリアセタールポリマー
    とを、成分(b)のポリアセタールポリマーの融点より
    高い温度で且つ成分の劣化が起こる温度より低い温度で
    混合することを含む、特許請求の範囲第1項又は2項記
    載の組成物を製造する方法。
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