JPH03280181A - 有料道路の料金収受装置 - Google Patents

有料道路の料金収受装置

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JPH03280181A
JPH03280181A JP2078921A JP7892190A JPH03280181A JP H03280181 A JPH03280181 A JP H03280181A JP 2078921 A JP2078921 A JP 2078921A JP 7892190 A JP7892190 A JP 7892190A JP H03280181 A JPH03280181 A JP H03280181A
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distance
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check
ticket
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は有料道路の料金収受装置に関する。
〔従来の技術〕
ループ、Uターン等が可能な対距離制の有料道路におい
て、走行距離に応じた通行料金を出口で計算するために
は、走行経路の把握のため、ループの経路またはUター
ン等が可能なチエツクポイントにダートを設置する必要
があり、従来広のようガ料金計算方法が行われてきた。
(1)  インタチェンジ等有料道路の入口では、入口
インタ番号の記録された通行券を発行する。
(2)  バリア、Uターン可能なサービスエリア等に
チェックゲートを設け、そこで通行券にそのダートを通
過した旨のマークを付す。
(3ン  インタチェンジ等有料道路の出口では、チェ
ックゲート非通過車両の料金計算用として、各入口イン
クからチェックゲートを経由しないで直接当該出口に至
る経路の通行料金のテーブル、およびチェックゲート通
過車両の料金計算用として、各入口インタからチェック
ゲートを経由して当該出口に至る経路の通行料金のテー
ブルを持ち、通行券を読み取ることにより、チェックゲ
ートを通過した車両であるか否かの判別を行い、それに
より定まる上記2種のいずれかのテーブルを入口インタ
により検索し、通行料金を求める。
上記の方法を第13図の道路網の例により説明すると、
第13図でa、b、e、dは入口、出口の両方を持った
インタチェンジであり、b、eでは左右どちらの方向に
も流入、流出できるものとする。
eはチェックゲートである。チェックゲートeは、サー
ビスエリア内にあり、すべての車両はチェックゲートe
を通じて、Uターン可能である。
いま例としてdに流出する車両の走行の種類を調べてみ
ると、以下の通りでeを経由しないものが4株類、et
経由するものが4種類の計8種類となり、他の出口JL
、  、eについても同様8種す 類となる。
eを経由しない走行    eを経由する走行1 → 
d               @ −) 6−+ 
db→d          b −+ e→dC→ 
d             C−+e−+dd −+
 d  (不法Uターン)  d→e→dチエツクグー
)eに機械を設置し、車両通過時に通行券に通過の旨の
マークを付すことにすると、出口で通行券読み取り時に
入口インタ、およびeを通過したか否かがわかるから、
出口においてeを経由しない車両の入口インタ別料金テ
ーブル4種類とeを経由した車両の入口インタ別料金テ
ーブル4種類の計8種類の料金テーブルを持てば各走行
に対する料金計算が可能である。
次に第14図に示すようなループを含む道路網の例を考
える。
第14図は第13図の例にループ経路が追加された例で
ある。この場合ループ経路走行の把握のため、本線上に
チエツクグー)”9g(’+gは通過方向が異なる)を
設け、e、f、gを通過時にそのff−)番号を通行券
に追加記録して行くこととすると、同ダートの2回通過
を禁止したとしても、例えば出口dに流出する車両走行
の種類は以下のよう32種類となり、出口で必要な料金
テーブルの種類は32種類となる。
・チエツクデートを経由しない走行(4種)1−ed 
、 b−ed 、 C−ed 、 d−ed・チエツク
デートを1経由する走行(12種)a→e−ed 、 
b−+@→d 、 c→@→d 、 d−+s−+d 
a→f−ed 、b−ee−+d、c4e−+d 、d
→f−ed 。
@−+g−+d 、 b−+g−+d 、 C−+g−
+d 、 d−+g−+d・チェックゲートを2経由す
る走行(8種)a→e−+f−+d、IL−+e→g→
d。
b−ee →f −ed 、 b−ap@ →g−+d
 。
c−+e−+f−+d、C→e→g→d。
d−ee −* f−ed 、 d−$6−+g−+d
・チエツクデートを3経由する走行(8種)@−+f−
+@−+g−)d 、 @−+g→@→f−+d 。
b−+f →@→g→d 、 b→g−+@→f −e
d 。
c−)f−+e−+g−+d、C−+g→e→f→d。
d−4Pf−+@−+g−+d 、 d−4g−+6−
+f−+d 。
一般に入口インタ数をN、チエツクデートの数を。とじ
、同一チェックゲートの2回走行を禁止し、各入口イン
タおよびチエツクf−)よりすべてのチェックゲートお
よび出口への走行が可能とすると、出口における料金テ
ーブルの極類は、N×ΣePi(Pは1lFi列を表す
)WO となり、チエツクデートの数がふえると、必要な料金テ
ーブルの種類は飛躍的に増大することがわかる。
〔発明が解決しようとする課題〕
次に、第15図に示すような入口インク数が多く、また
ループが多い道路網について考えると、走行経路把握の
ため、多数のチエツクデートをループ上に配置する必要
がある。第15図においてa % zは入口、出口の両
方を持つインタチェンジ、C1〜C2oはループ経路上
に設けられたチェックゲート(方向が異々るものは異な
るチェックゲートとする)であり、この例でId 26
の入口インタ、20のチェックゲートが設けられている
。このよう力大戎模な道路網の場合、従来の料金計算方
法でに以下の問題が発生する。
(1)  出口における料金計算に必要な料金テーブル
の種類が飛躍的に増大し、膨大がテーブルを必要と−す
る。
(2ン  チェックゲートの走行履歴をすべて通行券に
記録する必要があるため、通行券中に多くの走行履歴記
録領域を必要とする。
前述の通り、従来の方法では、入口インク数が多く道路
網中に多くのチェックゲートが必要となった場合には、
通行券に多大の記録領域を必要とし、また出口で必要な
料金テーブルの種類が飛躍的に増大し、実用的でない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、入口インク
数が多く、複数のループを含むような複雑な道路網にお
いても、通行券上の必要記録情報が少なく、また出口で
料金計算のために必要なテーブルが少なくてすみ、なお
かつ出口で走行経路に従った正しい料金計算が可能な有
料道路の料金収受装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕従来の方法では
チェックゲートでは、通過履歴を記録するのみであり、
料金計算のための作業はすべて出口に集中している“。
そこでこの料金1嘗の作業音名チエツク?−)に分散し
、料金計算に必要な情報を集約、圧縮していく方法を考
えた。
その方法は以下の通りである。
通行料金は走行距離に対応することに着目して、料金計
算の基準となる料金距離という概念を導入し、各インク
、チエツクゲ−ト間の料金距離を定め、ある車両に対す
る通行料金(勅を、以下のように定めるものとする。
F=G(S、C)        ・・・・・・(1式
)ここで、Sは全走行経路に沿った料金距離の累計値を
表し、Cは車種を表す。(一般に通行料金は車種により
異なる) またGは料金距離の累計値と車穐より、通行料金を求め
る関数である。
料金距離とは、たとえば鉄道等の例にみられる営業キロ
に該当するもので、実距離に対して、特別区間の割増2
割引き等の調整を行ったもの等、1式により料金計算が
可能なものであれば、何であってもよい。
対距離制の道路における通行料金は走行距離に対応する
ものであるから、通行料金を上記式のように定めること
は妥当であり、対距離匍1の原則に反しない。
通行料金を(1式)のように定めると、出口で料金計算
のために必要な情報は、車種とその車両が走行した全経
路についての料金距離の累計であるが、車種については
従来性われているように。
入口で車種を判別し、通行券に記録し出口で読み取る方
法と、出口で車種を判別し料金計算時に入力する方法と
があるがいずれの方法でも容易に出口で車種を知ること
ができる。
また1式の関数Gの具体的実現方法としては、算術計算
による方法またはテーブルを索引する方法等が考えられ
るが、いずれも容易に実現可能である。
1式で問題となるのは車両が走行した全経路についての
料金距離の累計を求める方法であるが、それにつき次に
述べる。
例として第10図に示すようなループを含む道路網の例
を考えると、車両の走行経路を一意に特定するためには
1図に示すよう、6つのチエツクデートを必要とする(
方向が異なるものは異なるチエツクグートとする)。い
まある車両が入口(go)より道路網に流入し、図に示
すよう、g1+g2のチェックゲートを通過し、出口(
g5 )K至ったとすると、その車両の走行に対する料
金距離の累計(S)は、 S = DgO+g1” Dgl tg2 +Dg2+
g5となり、ここでDg1+ gjは入口またはチェッ
クゲートg・より、出口またはチェックゲートgjに至
る区間の料金距離を表す。
したがって、いま車両がある入口(g、1)より進入゛
し、n−1個のチェックゲート(gl〜gn−1)をg
1〜gn−4の順に通過し、出口(gn)に至るとする
と、全走行経路の累積料金距離(S は、次式で与えら
れる。
ここでDgi−jlgiはgl−1からg、に至る経路
の料金距離を表し、チェックゲートはDg 1−1 +
 g 1が一意に定まるように配置するものとする。
特別な場合として、チェックゲートを1回も通過しない
で出口に至った場合は、2式においてn = 1とする
と、 81 ” Dg(1*g1           ””
”(3式)となり、 gjは出口であることから、単に
入口よシ出口までの料金距離を求めればよいことになる
また入口(gQ )より第m番めのチェックゲートまた
は出口(gm)に至るまでの経路の累積料金距離(Sr
rl)ri2式、3式より、 Sm = Sm−1” Dgm−1’gm (1≦m≦
nのとき)であるので、料金距離の初期値S。を0とす
ると、4式は一般化され、 となる。
したがって各チエツクゲータおよび出口で4式または5
式の計算を順次行ってゆくことができれば、最終的に出
口で料金距離の総累計Snを求めることができる。
5式における右辺第2項(Dgm−12gm )は、あ
るチエツクグートまたは出口(grr、 )において直
前に通過した入口またはチエツクグー) (g、Tl−
1)により一意的に定まる定数であるので、gm−1が
わかりさえすれば、そのチェックゲートまたは出口に至
る経路の直前に通過し得るすべての入口またはチェック
ゲートよりの料金距離をテーブルにして持っておき、そ
のテーブルをgm−1により検索すれば求めることがで
きる。
また5式における右辺第1項(S、、)および前記gm
−1をgmにおいて知るためにはgm−1においての計
算結果である5rn−1,およびgm−1の識別符号N
g、1をgITl−1において通行券に記録し、grn
でそれを読み取ることにより実現できる。
以上を具体的方法として整理すると次のようになる。
(1)道路網内のすべての入口、およびチェックゲート
に対し、互いに重復しない識別符号を付す。
(21通行券上に入口またはチェックゲート識別符号の
記録領域、および累計料金距離の2つの記録領域を設け
、簡単のため、以下では通行券の記録内容を次に示す記
号で表すこととする。
[a、b] ここでaは入口またはチェックゲート識別符号記録領域
の内容、bは累計料金距離記録領域の内容を表す。
(3)チェックゲートおよび出口では第11図に示すよ
うに、当該チエツクデートまたは出口に至る走行経路の
直前に通過し得る。すべての入口またはチェックゲート
よりの料金距離を格納した料金距離テーブルを作成し、
持っておく。
第11図においてN1〜NICはチェックゲートまたは
出口(g、)においてそのチエツクr −ト−tたけ出
口に至る走行経路の直前に通過し得るすべての入口また
はチェックゲートの識別符号、またはり、Ig、〜DK
 、 g 、はN1〜NKよりg、までの各料金距離を
表す・ (4)道路の入口(g□)では、[NgO、,0]と記
録した通行券を進入車両に交付する。
(5)  チェックゲート(gm)では通過車両の持参
した通行券の内容 [Ngrn−1,Sm、、、1]を読み取シ、料金距f
j7 f −7ルをNg、1により検索し、Ngri+
−1に対応する料金距離Dgm−1m gmを求め、そ
れをSm−1に加算することによりSmを求め1通行券
に[Ngm、S、 ]  を記録し、通行車両に返却す
る。
(6)  出口(gn)では、通行券の内容[Ngn−
1Sn−71を読み取り、チェックゲートと同様にS魅
求め、Snと車種Cにより料金計算を行う手段を用意し
ておけば、走行経路に対応する通行料金を求めることが
できる。
例として、第10図に示す車両の走行における各場所で
の通行券の記録内容、および各チェックゲート、出口で
の計算を第12図に示す。
第12図において、Nglは各入口またはチェックゲー
ト(gl)の識別符号、Dgi−1eglはgi−1よ
りglまでの料金距離、Fは通行料金、Gは通行料金を
求める関数、Cは車種である。
上記方法は道路網内のすべての入口、チェックゲートに
ついて互いに重復しない識別符号を付す場合の例につい
て記入したが、入口、チエツクデートの識別符号がそれ
ぞれ独立に付される場合は。
チェックゲートにて当該チェックゲートがその車両にと
り、最初に通過するチェックゲートであるか否かの判断
が必要になる。
これは例えば通行券上の累積料金距離がOであるか否か
をチエツクすること、もしくは通行券上の記録領域を入
口識別符号の記録領域とチェックゲートの記録領域とに
分離すること等により容易に可能である。
また長距離逓減を行う場合を考えると、走行料金距離に
よる長距離逓減を行う場合は(1式)のG関数内に長距
離逓減を含めればよいが、走行実距離に上り長距離逓減
を行う場合は(1式)に実距離を追加する必要があり、
(1式)はF=G’  (S、S’、C)      
・・・・・・(6式)ここでF、S、Cは(1式)と同
様であり、G′はs 、 s’、 cより通行料金を求
める関数、S/は全走行経路についての実距離の累計値
を表す。
この場合は通行券上に実距離の累計領域を追加し、各チ
ェックゲートおよび出口で料金距離と同様の累計処理を
行って行けば、出口で実距離の総累計を求めることがで
き、実距離による長距離逓減を行うことができる。
次に以上述べた方法でのチェックゲート、出口で必要な
テーブルについて考えてみると、チェックゲートにて必
要なテーブルは前記第11図に示した料金距離テーブル
のみであり、同テーブルはそのチェックゲートに至る走
行経路の直前に通過しうる入口およびチエツクr−)の
数だけ持てばよく、膨大なものとはならない。
捷た出口にて必要なテーブルはチエツクf−)と同様の
料金距離テーブル、および料金距離よシ通行料金計算す
るのに必要なテーブルとなるが、同計算を算術計算で行
う場合、特に大きなテーブルを必要とせず、容易に実現
可能である。
以上述べたよう、前述の方式では車両がどんな走行をし
ても(例えばループを複数回まわる等)通行券上の記録
領域は少なくてすみ、またチェックゲートおよび出口に
おける料金計算に必要なテーブルも従来の方式と比べ、
膨大なものとはならず、車両のどんな走行経路に対して
も、出口で正しい通行料金の計算を行うことが可能であ
る。
〔実施例〕
夏下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
ここでは−例として以下の条件の場合の実施例を示す。
(1)  道路網内のすべての入口、チェックゲートに
ついて互いに重複しない識別番号を付番するものとする
(2)  出口での通行料金Fは次式で与えられるもの
とする。
通行料4F=H[(SXPXRXV)+T]   ・−
・−(7式)Sは全走行区間の累積料金距離、Pは料金
距離当り単価。
Rは累積料金距離(S)により定まる長距離遊係係数。
■は車種別料金係数、Tはターミナルチャージ等の同定
分。
Hは通行料金5r10円単位に四捨五入する関数であり
H[x]=−x+5−Mod(x+5.10 )である
(Mod(x+5.10)は!+5を10で割った余り
を表す。)(3)すべての入口、チェックゲート、出口
には通行券の読み取り、書込みを行う機械を設叙し、有
人にて運用を行うものとする。
(4)車種については、番号で表し、入口にて収受員が
車種を判別し、手動設定により通行券に車種番号を記録
し、それを出口で読み取るものとする。
(5)通行券媒体として磁気カードを用い1通行券に以
下の3つの記録領域を設ける本のとする。
(,1車種番号記録領域 fbl  入口またはチェックケ゛−ト識別番号記録領
域fc)  累積料金距離記録領域 第1図、第2図、第3図に入口、チェックゲート、出口
に設置されるそれぞれの機械のブロック構成図を示す。
第1図は入口に設置される機械のブロック構成図である
同図において1はマイクロプロセッサ、ゾログラム用メ
モリ、作業用メモリ等よりなる制御部、2は制御部1よ
り各インタフェイス回路またはレジスタとデータのやり
とりを行い、また各インタフェイス回路を制御するため
のパス、3は通行券に磁気記録を行うための磁気記録ヘ
ッド、4は制御部1により磁気記録ヘッド3を駆動する
ための磁気記録インタフェイス回路、5は通行券の搬送
を行うための位置センサ、モータ、機構等を含む搬送部
、6は制御部ノにより、搬送部5を制御するだめのイン
タフェイス回路、7は車種設定を行うための複数の車種
ボタン、8は車種ゲタン7の信号を制御部に伝えるため
のインタフェイス回路、9は制御部1により読み書き可
卵な磁気記録用作業メモリであり、同作業メモリ9は通
行券の3つの記録領域に対応し第4図のように3つの作
業領域に区分されており、制御部1は搬送部5を制御し
ながら、磁気記録インタフェイス回路4を通じて磁気ヘ
ッド3を駆動し、同作業メモリ9の内容をそのまま通行
券に磁気記録可能なよう構成するものとする。また10
は制御部1より読み取り可能なレジスタ回路であり、あ
らかじめ自入口識別番号がセットされているものとする
第2図はチェックゲートに設置される機械のブロック構
成図である。
同図において1ノはマイクロプロセッサ、7″ログラム
用メモリ、作業用メモリ等よシなる制御部、12は制御
部1ノより各インタフェイス回路、メモリまたはレジス
タとデータのやりとりを行い、また各インタフェイス回
路を制御するためのバス、13は通行券に磁気記録を行
うための磁気記録へラド、14は制御部Iノにより磁気
記録ヘッド13を駆動するための磁気記録インタフェイ
ス回路、15Fi通行券の搬送を行うための位置センサ
モータ、機構等を含む搬送部、16は制御部JJにより
、搬送部15を制御するためのインタ7工イス回路、1
7は通行券の磁気記録内容を読み取るための磁気読み取
りヘッド、18は磁気読み取りヘッド17で読み取った
磁気記録データを制御部11に転送するためのインタフ
ェイス回路、19は制御部1ノにより読み書き可能な磁
気記録用作業メモリであり、同メモリ19は通行券の3
つの記録領域に対応し第4図のよう3つの作業領域に区
分されており、制御部1ノは搬送部15を制御しながら
、通行券の各記録領域の内容を、磁気読み取りヘッド1
7によりインタフェイス回路18を通じて作業メモリ1
9の対応する作業領域に転送する機能、および磁気記録
インタフェイス回路14を通じて磁気ヘッド13を駆動
し、同作業メモリJ 9の内容をそのまま通行券に磁気
記録する機能を持つよう構成するものとする。
また20は自チエツクy−ト識別番号を保持する制御部
1ノより読み取り可能なレジスタ回路。
2ノは第11図に示した自チエツクデートに至る走行経
路の直前に通過しうるすべての入口またはチェックゲー
トの識別番号、およびそれらの入口またはチェックゲー
トから自チェックゲートまでの料金距離より構成される
料金距離テーブルを格納した、制御部1ノより読み取り
可能なメモリ回路である。
第3図は出口に設置される機械のブロック構成図である
同図において22はマイクロプロセッサ、プログラム用
メモリ、作業用メモリ等よりなる制御部。
23は制御部22よシ各インタ7エイス回路、メモリま
たはレジスタとデータのやりとりを行い、また各インタ
フェイス回路を制御するだめのバス、24は通行料金を
表示するための表示部、25は制御部22により表示部
24に通行料金を表示するためのインタフェイス回路、
26は通行券の磁気記録内容を絖み取るだめの磁気読み
取りヘッド。
27は磁気読み取りヘッド26で読み取った磁気記録デ
ータを制御部22に転送するためのインタフェイス回路
、28は通行券の搬送を行うための位置センサ、モータ
、機構等を含む搬送部、29は制御部22により、搬送
部28を制御するためのインタフェイス回路、30は制
御部ノにより読み書き可能な磁気記録用作業メモリであ
り、同作業メモリ30は通行券の3つの記録領域に対応
し第4図のように3つの作業領域に区分されており、制
御部22は搬送部28を制御しながら通行券の各記録領
域の内容を、磁気読み取りヘッド26によりインタフェ
イス回路27を通じて、作業メモIJ J Oの対応す
る作業領域に転送する機能を持つよう構成するものとす
る。第4図において各記録領域は通行券の記録領域と対
応している。また3ノは自チェックゲートに至る走行経
路の直前に通過しうるすべての入口またはチェックゲー
トの識別番号、およびそれらの入口またはチェックゲー
トから自チェックゲートまでの料金距離より構成される
第11図に示した料金距離テーブルを格納した制御部2
2より読み取り可能なメモリ、32は料金距離当り単価
を保持し、制御部22より読み取り可能なレジスタ、3
3は第5図に示すよう料金距離の区分とそれに対する逓
減係数よりなる長距離逓減係数テーブルを格納した制御
部22より読み取り可能なメモリ回路、34は第6図に
示すよう各車種番号とそれに対する料金係数よシ構成さ
れる車種別料金係数テーブルを格納し九制御部22より
読み取り可能なメモリ、35はターミナルチャージを保
持する制御部22により読み取り可能なレジスタ回路で
ある。上記第5図に示す長距離逓減係数テーブルにおい
て、D、、R。
+1 (i=1〜n)は、D、−1≦S(D、のとき、逓減係
数としてRを採用することを表す。ただしり。=Oとす
るtまた、 Dl< D2(D6.、、 、、、 < Dnであり、
1 ) R2) R3> 、、、 、、、 > Rnで
ある。
また、上記第6図に示す車種別料金係数テーブルにおい
て、C9は車種番号、■、は車種番号C8に対すす る料金係数を表し、nは車種の数を示している。
第7図、第8図、第9図に入口、チェックゲート、出口
に設置される接線の搬送部の概略図を示す。
第7図は入口に設置される機械の搬送部の概略図である
同図において36Fi通行券の搬送ト0ラム、37は搬
送ベルト、38はベルト駆動用または搬送用のプーリで
あり、搬送ドラム36.搬送ベルト37、プーリ38は
常時回転している。
通行券はドラム36と搬送ベルト37.またはプーリ3
8とに挾まれて搬送され、搬送路の必要な部分にはガイ
ド板が設置される。また39〜4ノは通行券の位置検出
を行い、搬送タイミングの制御を行うための光センサ、
42は通行券(新券)を収納するホッパ、43はホッパ
42より通行券を1枚ずつ繰り出すためのクラッチによ
り駆動、停止可能なローラ、3は磁気記録ヘッド、44
は通行券の排出口である。
あらかじめホラ/4′42に収納されている複数枚の通
行券は繰り出しローラ43により1枚繰り出され、光セ
ンサ40,39を通過し、磁気記録ヘッド3により磁気
記録が行われ、光センサ41を通り、排出口44に排出
される。
第8図はチェックゲートに設置される機械の搬送部の概
略図である。
同図九おいて45は通行券の搬送ドラム、46は搬送ベ
ルト、47はベルト駆動用または搬送用のプーリであり
、搬送ドラム45.搬送ベルト46、プーリ47は常時
回転している。
通行券はドラム45と搬送ベルト46.またはプーリ4
7とに挾まれて搬送され、搬送路の必要な部分にはガイ
ド板が設置される。また48〜50は通行券の位置検出
を行い、搬送タイミングの制御を行うための光センサ、
17は磁気読み取りヘッド、13は磁気記録ヘッド、5
ノは通行券の挿入口、52は通行券の排出口である。
通行券は挿入口5ノより挿入され、光センサ49.4&
を通り、磁気読み取シヘッドJ7にて磁気記録内容の読
み取りが行われ、続いて磁気記録ヘッド13にて磁気記
録が行われ、排出口52に排出される。
第10図は出口に設置される機械の搬送部の概略図であ
る。
同図において53は通行券の搬送ドラム、54は搬送ベ
ルト、55はベルト駆動用または搬送用のプーリであり
、搬送ドラム53.搬送ベルト54、プーリ55は常時
回転している。
通行券はドラム53と搬送ベルト54.またはプーリ5
5とに挾まれて搬送され、搬送路の必要な部分にはガイ
ド板が設置される。
また56〜58は通行券の位置検出を行い、搬送タイミ
ングの制御を行うための光センサ、26は磁気読み取り
ヘッド、59は読み取りを完了した通行券を収納するた
めのスタッカ、60は通行券をスタッカ59に収納する
ためのクラッチによシ駆動、停止可能なローラ、61は
通行券の挿入口である。
通行券は・挿入口61より挿入され、光センサ57.5
6を通り、磁気読み取りへラド26にて磁気記録内容の
読み取りが行われ、スタッカ69に収納される。
次に上記実施例における入口、チエツクy −ト。
出口での運用、および機械の動作を説明する。
(1)入口 道路の入口での運用2機械の動作を第1図および第7図
に従い説明する。
車両の進入に伴い、収受員が!種の判定を行い、車種に
該当する車種ブタン7を押すと、制御部1はインタフェ
イス回路8を通じて車種ボタンが押されたことを知り、
まず以下のよう磁気記録用作業メモリ9の内容をセット
する。
(,1車種番号作業領域に押下された車種ボタンに対応
する車種番号をセットする。
(b)  レジスタ10にあらかじめセットされている
出入口識別番号を読み取シ、入口またはチェックゲート
識別番号作業領域にセットする。
(c)  累積料金距離作業領域をOにセットする。
その後、制御部1は繰り出しローラ43を駆動し、ホッ
パ42にあらかじめ収納されている通行券を1枚繰り出
し、磁気記録作業用作業メモリ9の内容を磁気記録ヘッ
ド3により、インタフェイス回路4を通じて通行券に磁
気記録を行う。
磁気記録の行われた通行券は排出口44に排出され、収
受員がそれを抜き取り、通行車両へ手渡す。
以上により、車種番号、自入口識別番号、また累積料金
距離(0)が記録された通行券を発行することができる
(2)  チェックゲート チェックゲートでの運用2機械の動作を第2図および第
8図に従い説明する。チェックゲートでは通行車両の持
参した通行券を収受員が受は取り、機械の挿入口5ノに
挿入すると、制御部11は光センサ49によりインタフ
ェイスJ6を通じて通行券が挿入されたことを知シ、搬
送部15を制御し、磁気読み取りヘッド17により、通
行券の記録内容を読み取り、磁気記録用作業メモリ19
にその内容を転送する。次に制御部11は作業メモリノ
9の中の入口インタまたはチェックゲート識別番号領域
より同番号を読み取り、その番号により料金距離テーブ
ル21を検索し、対応する入口インタまたはチェックゲ
ートよりの料金距離を求め、その料金距離と作業用メモ
リ19の累計料金距離作業領域の内容とを加算し、その
結果を再び作業用メモリ19の累計料金距離領域に格納
するとともに、レジスタ20にあらかじめセットしであ
る自チェックゲート識別番号を読み取り、それを作業用
メモリ19の入口インタまたはチェックゲート識別番号
領域に転送し、磁気記録ヘッド13により、作業用メモ
リ19の内容をインタ7工イス回路14を通じて通行券
に記録する。
磁気記録の行われた通行券は排出口62に排出され、収
受員により抜き取られ通行車両に返却される。
このようにしてチェックゲートでは、通行券に記録され
た、直前に通過した入口またはチェックゲート識別番号
、および直前に通過したチェックゲートまでの累積料金
距離(チェックゲートを一度も通過していない車両につ
いては0となっている。)を読み取り、直前に通過した
入口またはチエツクr−)から自チエツクf−)までの
料金距離を求め、それを通行券に記録されている累積料
金距離に加算累計し、その累計結果および自チエツクy
−ト識別番号を通行券に記録することができる。なお通
行券に記録されている車種番号についてはチエツクf−
)では参照されず、そのまま通行券に転写される。
また本実施例では、制御部11は上記計算処理を通行券
の搬送中に行う必要があるが、上記計算処理に要する時
間は高々数10m秒であり、通行券の搬送中に上記計算
を実施可能なよう容易に搬送部を構成することができる
(3)  出口 第3図および第9図に従い出口での運用9機械の動作を
説明する。
出口では通行車両が持参した通行券を収受員が受は取り
、機械の挿入口6ノに挿入すると制御部22はセンサ5
7によりインタフェイス29を通じて通行券が挿入され
たことを知り、搬送部28を制御し、磁気読み取りヘッ
ド26により、通行券の記録内容を読み取り、磁気記録
用作業メモリ30にその内容を転送する。通行券は駆動
ローラ60によりそのままスタッカ59tlC収納され
る。
次に制御部22は以下のようにして通行料金の計算を行
う。
(a)  作業用メモリ30の中の入口インタまたはチ
ェックゲート識別番号領域より同番号を読み取り、その
番号により料金距離テーブル3ノを検索し、対応する入
口インクまたはチェックゲートよりの料金距離を求め、
その料金距離と作業用メモリ30の累計料金距離領域と
の内容を加算することにより料金距離の総累計(S)を
求め、制御部22のなかにある作業メモリに保持してお
く。
fb)  また料金距離の総累計(S)にょシ、長距離
低減係数テーブル33を検索し、Sの値にょシ該当する
長距離低減係数(R)を求め、制御部22のなかにある
作業メモリに保持しておく。
(c)  また作業用メモIJ 30のなかにある、通
行券に記録されていた車種番号を読み取り、車種別料金
係数テーブル34を車種番号により検索し、車種番号に
該当する料金係数(V)を求め、制御部22のなかにあ
る作業メモリに保持しておく。
(di  次に制御部22は同制御部のなかにある作業
メモリに保持されている料金距離の総累計(S)。
長距離低減係数(R)、料金係数(V)およびレジスタ
32.レジスタ35にあらかじめセットされている料金
距離当り単価(P)、およびターミナルチャージ(T)
を読み取ることによシ次の計算を行い、通行料金(F)
を得る。
x==(SXPXRXV)+T      −(8式)
F=x+5−Mad (x+5 、10 )    ・
−49式)ここでXは中間変数であり、Mad(x+5
.10)はx+5を10で割りた余りを表す。
また上記計算は制御部22の演算機能2作業用メモリを
用いて行われ1通常のマイクロプロセッサで容易に実現
することができる。
制御部22はこのようにして求めた通行料金(F)をイ
ンタフェイス25を通じて表示部24に表示することに
より、収受員は通行料金を知ることができ、その通行料
金額を通行車両より収受する。
以上のよう圧して出口では通行券に記録されている車種
番号、直前に通過した入口またはチェックゲート識別番
号、および直前に通過したチェックゲートまでの累積料
金距離(チエツクデートを一度も通過していない車両に
ついては0となっている。)を読み取り、直前に通過し
た入口またはチェックゲートから自チェックゲートまで
の料金距離を求め、それを通行券に記録されている累積
料金距離に加算累計し、その累計結果により通行料金を
計算することができる。
彦お本実施例では記述していないが、運用上の追加機能
として、読み取りエラー等の考慮、不正通行のチエツク
等のため、通行券の印字、エラー表示等の追加、または
通行券の記録項目の追加等が考えられるが、本実施例に
適宜追加して容易に冥施可能である。
また本実施例では磁気カードを用いた例を示したが、本
発明は読み書き可能な媒体であれば通行券媒体として何
を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、入口インク数が多く
、複数のループを含むような複雑な有料道路網において
、走行経路の把握が必要な場所にチェックゲートを設置
し、各チエツクf−)、および各出口にそれぞれ上記し
た装置を設置することにより、出口で多大のテーブルを
必要とせず、通行券の記録情報が少なくて済み、しかも
走行経路に沿った正しい通行料金を計算することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図は本発明に係る有料道路の料金収
受装置の実施例を示すもので、第1図は入口機械の構成
図、第2図はチェックゲート機械の構成図、第3図は出
口機械の構成図、第4図は磁気記録用作業メモリの区分
図、第5図は長距離逓減係数テーブル例を示す図、第6
図は車種別料金係数テーブル例を示す図、第7図は入口
機械の搬送部概略図、第8図はチェックゲート機械の搬
送部概略図、第9図は出口機械の搬送部概略図。 tlc10図は道路網の例を示す図、第11図は料金距
離テーブル例を示す図、第12図は車両通過経路におけ
る通行券と計算例を示す図、第13図及び第14図は従
来装置を説明するための道路網の例を示す図、第15図
は大規模な道路網の例を示す図である。 36・・・搬送ドラム、37・・・搬送ベルト、38・
・・プーリ、39〜4ノ・・・光センサ、42・・・ホ
ッパ43・・・ローラ、44・・・通行券の排出口、4
5・・・搬送ドラム、46・・・搬送ベルト、47・・
・プーリ、48〜50・・・光センサ、51・・・通行
券の挿入口、52・・・通行券の排出口、53・・・搬
送ドラム、54・・・搬送ベルト、55・・・プーリ、
56〜58・・・光センサ、59・・・スタッカ、60
・・・ローラ、6ノ・・・通行券の挿入口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  複数の入口、出口を持ち、ある入口よりある出口に至
    る走行経路が複数存在し、その途中にチェックゲートが
    設けられ、走行距離に対応した通行料金を収受するの有
    料道路網において、道路の入口で、入口インタ識別符号
    の記録された読書き可能な通行券を進入車両に発行する
    手段と、上記チェックゲートに配置され、 (a)通行券の読み取り、書込み手段 (b)「そのチェックゲートに至る走行経路の直前に通
    過し得る一般に複数の入口インタ、及びチェックゲート
    」から自チェックゲートまでの料金距離を求める手段、 (c)料金距離の累積加算を行う手段を有するチェック
    ゲート機械と、このチェックゲート機械で、通過車両の
    持参した通行券を読み取ることにより、 (a)チェックゲート非通過車両については、通行券に
    記録されている入口インタ識別符号より、該当入口イン
    タから自チェックゲートまでの料金距離を求め、その料
    金距離および自チェックゲート識別符号を通行券に記録
    後、通過車両に返却し、 (b)チェックゲート通過車両については、通行券に記
    録されている「直前に通過したチェックゲート識別符号
    」より、直前に通過したチェックゲートから自チェック
    ゲートまでの料金距離を求め、その料金距離を通行券に
    記録されている「入口インタより直前に通過したチェッ
    クゲートまでの累積料金距離」に加算累計し、その累計
    結果および自チェックゲート識別符号を通行券に記録後
    、通過車両に返却する手段と、道路の出口に配置され、 (a)通行券の読み取り手段、 (b)「その出口に至る走行経路の直前に通過し得る一
    般に複数の入口インタ、及びチェックゲート」より自出
    口までの料金距離を求める手段、 (c)料金距離の累積加算を行う手段、 (d)累積加算された料金距離より通行料金を求める手
    段を有する出口機械と、 この出口機械で、流出車両の持参した通行券を読み取る
    ことにより、 (a)チェックゲート非通過車両については、通行券に
    記録されている入口インタ識別符号より、該当入口イン
    タから自チェックゲートまでの料金距離を求め、その料
    金距離より通行料金を求める手段、 (b)チェックゲート通過車両については、通行券に記
    録されている「直前に通過したチェックゲート識別符号
    」より、直前に通過したチェックゲートから自出口まで
    の料金距離を求め、その料金距離を通行券に記録されて
    いる「入口インタより直前に通過したチェックゲートま
    での累積料金距離」に加算累計し、その累計値より通行
    料金を求める手段とを具備したことを特徴とする有料道
    路の料金収受装置。
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