JP2521323B2 - 料金収受システム - Google Patents

料金収受システム

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JP2521323B2
JP2521323B2 JP63095014A JP9501488A JP2521323B2 JP 2521323 B2 JP2521323 B2 JP 2521323B2 JP 63095014 A JP63095014 A JP 63095014A JP 9501488 A JP9501488 A JP 9501488A JP 2521323 B2 JP2521323 B2 JP 2521323B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、有料道路の料金収受システムに関し、特に
停電や故障により中央処理装置が稼働を停止したときの
勤務データ書類の復元作成手段に関する。
[従来の技術] 従来のこの種の料金収受システムには勤務データ書類
の復元作成手段を含むバックアップ手段は講じられてい
ない。したがって、停電や故障により中央処理装置がシ
ステムダウンした場合、混乱を招くおそれがあった。す
なわち現状のシステムにおいても、「24時間勤務」まで
は内蔵メモリへの記憶が行なえるが、それ以降の勤務デ
ータについてはメモリへの記憶・保持ができない。した
がって「24時間勤務データ」についての帳票作成は一応
可能であるが、それ以降の勤務データについての帳票作
成は不可能であった。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように従来のシステムでも「24時間勤務デー
タ」についての帳票作成は一応可能であるが、その帳票
は各勤務データの項目ごとの累計値を打出したものにす
ぎない。したがって収受員が行なった各勤務ごとの詳細
な勤務内容、すなわち検知車両台数,処理台数,収受金
額合計,回数券合計,車種別・金種別台数(現金車,回
数券車,無料車),不正通行車および特別処理車の明細
等に関する勤務データについての帳票管理を行なえなか
った。勿論、24時間を越えた後の勤務データに関しては
全く不明であった。その結果、料金所の運営および管理
が停滞するという問題があった。
そこで本発明は、たとえ中央処理装置がシステムダウ
ンしたような場合であっても、収受員の勤務内容に関す
る勤務データ種類を管理上支障のない程度に復元作成す
ることができ、料金所の運営および管理を円滑に行なう
ことのできる料金収受システムを提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の料
金収受システムは次のように構成されている。
有料道路の料金所入口に設置され、進入してくる通行
車両の車種情報を含む各種検知情報に基づいて作動して
制御信号を出力する入口車線制御装置と、 この入口車線制御装置から出力される制御信号によっ
て制御され、当該通行車両の車種に応じた磁気通行券を
発行する入口側の通行券発行・確認機と、 有料道路の料金所出口に設置され、前記入口側の通行
券発行・確認機で発行され当該通行車両の利用者に手渡
された磁気通行券を受取り、当該通行車両の通行料金を
算出する出口側の通行券発行・確認機と、 この出口側の通行券発行・確認機で算出された当該通
行車両の通行料金を料金表示器に表示させる出口車線制
御装置と、 前記入口車線制御装置および出口車線制御装置から転
送されてくる各種データを処理する中央処理装置と、 この中央処理装置で処理された各種データに基づいて
勤務に関する各種帳票を印書して作成する中央印書装置
と、 前記中央処理装置が故障等により稼動を停止したと
き、前記入口車線制御装置および前記出口車線制御装置
を上記中央処理装置から遮断して独自に作動させると共
に、勤務終了後において、前記入口車線制御装置および
前記出口車線制御装置に蓄積されている各種データを、
前記各通行券発行・確認機によりそれぞれ特定の通行券
上に一括して書込んで特定通行券を発行させる手段と、 この手段により発行された特定通行券および通常時の
通行券類の各種データを一括して読取り、記憶,集計,
編集等を行なって印書することにより、各種帳票を一括
して作成する通行券一括処理装置と、 を備えたものとなっている。
[作用] このような手段を講じたことにより次のような作用を
奏する。すなわち、停電や故障によって中央処理装置が
システムダウンしても、その後通行券一括処理装置によ
って勤務帳票および各勤務ごとの詳細な帳票の打出しを
行なえるので、得られた詳細な勤務データに基づいて、
収受員の勤務管理を行ない得ると共に料金所の運営を円
滑に行なうことができる。かくして従来問題となってい
た中央処理装置の稼働停止による被害を最小限に抑制し
得る。
[実施例] 第1図は本発明の料金収受システムの一実施例を示す
システム構成図である。入口車線1では車両分離器2Aお
よび車軸・輪数検知装置3Aにより車両4の進入検知およ
び車種判別が行なわれ、その情報信号がブース10A内の
入口車線制御装置11Aへ伝送される。そうすると、この
装置11Aの制御動作に応じて通行券発行・確認機12Aが作
動し、通行車両4の車種に相当する磁気通行券が発券さ
れ、通行車両4の利用者に対して手渡される。入口車線
制御装置11Aで得られた通行車台数,車種,軸輪数等の
データは、料金所事務所20に設置されている中央処理装
置21へ送られる。
また出口車線5では、通行車両6の利用者から磁気通
行券を受取り、通行券発行・確認機12Bに通行券を挿入
し、通行車両6に対する通行料金の算出を行なう。この
通行料金は出口車線制御装置11Bからの信号によって料
金表示器7に表示される。通行料金が収受されると、領
収書発行機13で作成した領収書が通行車両6の利用者に
対して手渡される。車両6の発進が車両分離機2Bおよび
車軸・輪数検知装置3Bにより検知されると当該車両6の
処理は終了する。なお、出口車線制御装置11Bで得られ
た通行車処理台数,検知台数,収受金額合計,不正通行
車,等のデータは、入口側の場合と同様に中央処理装置
21へ送られる。なお9A,9B,9Cは車両誘導用の信号灯であ
る。
料金所事務所20の中央処理装置21へ入口車線制御装置
11Aおよび出口車線制御装置11Bからデータが送られてく
ると、このデータに基づいた各種帳票が中央印書装置22
によって印書される。
以上説明した部分が通常の料金収受システムの機能に
関する部分である。このようなシステムにおいて、停電
あるいは故障により中央処理装置21がダウンした場合の
バックアップ機能について以下説明するが、その前に本
システムにおいて使用される磁気通行券すなわち各通行
券発行・確認機12A,12Bで発行・確認されるチケットに
ついて説明しておく。
第2図(a)は通常のチケットを示す図で、このチケ
ット30には入口情報および出口情報が印字される印字記
録欄31と、チケット名称欄32と、上記情報が磁気情報と
して書込まれる磁気ストライプ33とが設けられている。
第2図(b)はリメイクチケットを示す図で、このリ
メイクチケット40には出口にて発生した特別処理すなわ
ち車種変更,券紛失,券破損,等による入口情報の手操
作入力処理などの特別に処理した情報が印字される印字
記録欄41,チケット名称欄42,上記情報が磁気情報として
書込まれる磁気ストライプ43とが設けられている。
第2図(c)はツワー・オブ・デュティ・チケットを
示す図で、このツワー・オブ・デュティ・チケット50に
は勤務毎の合計値すなわち台数合計,収受金額,勤務開
始・終了の月日などの合計値が印字される印字記録欄5
1,チケット名称欄52,上記情報が磁気情報として書込ま
れる磁気ストライプ53とが設けられている。
第3図はバックアップ機能を発揮するための通行券一
括処理装置の外観を示す斜視図である。通行券一括処理
読取機23は前記3種類のチケット30,40,50の磁気ストラ
イプ32に書込まれた磁気記録内容を読取るためのもので
あり、通行券一括処理制御装置24は読取られたデータの
記憶,集計,編集を行なう装置であり、印書装置25は上
記制御装置の出力に基づいて多種類の帳票を印書する装
置である。
第4図は料金収受システムの情報伝達系の構成を示す
ブロック図である。入口/出口車線制御装置11は、車両
検知装置すなわち車両分離機2,車軸数・輪数検知器3か
ら車種に関する情報を受け,通行券発行・確認機12から
当該車両に対する収受料金等の情報を受けて集計,算出
し、通行車両台数,車種,検知台数,収受金額合計,不
正通行車,等のデータを中央処理装置21に送出するとと
もに、料金表示器7に出口側の車両6の料金を表示す
る。また入口/出口車線制御装置11は信号灯9を制御し
て当該車両4,6の誘導を行なう。領収書発行機13は通行
券発行・確認機12の制御により当該車両6に対して領収
書の発行を行なう。中央印書装置22は、中央処理装置21
からの制御信号に基づいて各種帳票の作成を行ない、コ
ンソールディスプレイ装置26はコンソール表示を行な
う。
中央処理装置21がシステムダウンした場合、第4図に
示すブロックXとブロックYとのデータの送受が遮断さ
れる。したがって上記ブロックXのシステムダウンが、
入口/出口車線制御装置11を中心とする制御系ブロック
YおよびブロックZに波及することはなく、入口/出口
車線制御装置11等は独自に作動するものとなり、勤務が
実行される。そして中央処理装置21が受信した情報に基
づいて作成していた帳票作成業務は、第4図には図示さ
れてないがブロックX中にバックアップのために構成さ
れた通行券一括処理読取機23、通行券一括処理制御装置
24,印書装置25により代行される。
第5図は通行券一括処理装置の情報伝達系の構成を示
すブロック図である。通行券一括処理読取機23により3
種類のチケット30,40,50の読取りが行なわれた後、制御
装置24により読取られた各種情報の記憶,集計,編集等
が行なわれ、しかるのち印書装置25により通常作成され
る帳票と同一またはそれ以上の詳細な帳票60が作成され
る。通行券一括処理読取機23により読取られるチケット
等と作成される帳票の関係について以下説明する。
(1)ツワー・オブ・デュティ・チケット50からは、エ
ンド・オブ・シフト・レポートの作成が行なわれる。
(2)出口にて処理されたチケット30,リメイク・チケ
ット40からはエンド・オブ・シフト・レポートとインデ
ィビジュアル・トランスアクション・レポートが作成さ
れる。
(3)一日単位でまとめられたツワー・オブ・デュティ
・レポート類から「日累計帳票」が作成される。
(4)予備券の作成が行なわれる なお本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
[発明の効果] 本発明によれば、中央処理装置が何らかの原因により
システムダウンした場合でも、既存の機器を利用して構
成したバックアップ手段により正常時と同一の帳票を作
成することができ、また出口において処理された通行券
類の情報の読取りにより詳細な勤務帳票の作成が実現で
きるので、中央処理装置がシステムダウン中においても
通常の勤務管理および各勤務における詳細な管理が行な
える。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示す図で、第1図
は本発明の料金収受システムの概略的構成を示す図、第
2図(a)〜(c)はチケットの外観を示す平面図、第
3図は通行券一括処理装置の構成を示す斜視図、第4図
は料金収受システムの情報伝達系の構成を示すブロック
図、第5図は通行券一括処理装置の情報伝達系の構成を
示すブロック図である。 1……入口車線、2(2A,2B)……車両分離機、3(3A,
3B)……車軸数,輪数検知器、4,6……車両、5……出
口車線、7……料金表示器、10……ブース、11(11A,11
B)……車線制御装置、12(12A,12B)……通行券発行・
認識機、13……領収書発行機、20……事務所、21……中
央処理装置、22……中央印書装置、23……通行券一括処
理読取機、24……通行券一括処理制御装置、25……印書
装置、30……チケット、31,41,51……印字記録欄、32,4
2,52……チケット名称欄、33,43,53……磁気ストライ
プ、40……リメイク・チケット、50……ツワー・オブ・
デュウティ・チケット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有料道路の料金所入口に設置され、進入し
    てくる通行車両の車種情報を含む各種検知情報に基づい
    て作動して制御信号を出力する入口車線制御装置と、 この入口車線制御装置から出力される制御信号によって
    制御され、当該通行車両の車種に応じた磁気通行券を発
    行する入口側の通行券発行・確認機と、 有料道路の料金所出口に設置され、前記入口側の通行券
    発行・確認機で発行され当該通行車両の利用者に手渡さ
    れた磁気通行券を受取り、当該通行車両の通行料金を算
    出する出口側の通行券発行・確認機と、 この出口側の通行券発行・確認機で算出された当該通行
    車両の通行料金を料金表示器に表示させる出口車線制御
    装置と、 前記入口車線制御装置および出口車線制御装置から転送
    されてくる各種データを処理する中央処理装置と、 この中央処理装置で処理された各種データに基づいて勤
    務に関する各種帳票を印書して作成する中央印書装置
    と、 前記中央処理装置が故障等により稼動を停止したとき、
    前記入口車線制御装置および前記出口車線制御装置を上
    記中央処理装置から遮断して独自に作動させると共に、
    勤務終了後において、前記入口車線制御装置および前記
    出口車線制御装置に蓄積されている各種データを、前記
    各通行券発行・確認機によりそれぞれ特定の通行券上に
    一括して書込んで特定通行券を発行させる手段と、 この手段により発行された特定通行券および通常時の通
    行券類の各種データを一括して読取り、記憶,集計,編
    集等を行なって印書することにより、各種帳票を一括し
    て作成する通行券一括処理装置と、 を備えたことを特徴とする料金収受システム。
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