JPH09223252A - 牽制サーマル用紙を用いた利用券による入退場管理方法とこの管理方法を用いた駐輪場管理装置 - Google Patents

牽制サーマル用紙を用いた利用券による入退場管理方法とこの管理方法を用いた駐輪場管理装置

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JPH09223252A
JPH09223252A JP8053703A JP5370396A JPH09223252A JP H09223252 A JPH09223252 A JP H09223252A JP 8053703 A JP8053703 A JP 8053703A JP 5370396 A JP5370396 A JP 5370396A JP H09223252 A JPH09223252 A JP H09223252A
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Hideo Ishihara
日出男 石原
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐輪場利用者の管理に必要な安価な利用券を
発行し、不正使用を有効、適切に防止できる等入退場管
理方法と駐輪場管理装置を提供する。 【解決手段】 所定金額の支払いを確認して牽制サーマ
ル用紙に必要な文字やバーコード等によって所定事項を
印字した一時利用券、定期券、回数券等の利用券を発行
して入場ゲート(例えば5A1)を開扉して自転車等を
預け、自転車等を受け取って退場するときは、上記利用
券の所定の利用券判定事項を確認し、利用券が適切であ
ると判定すると退場ゲート(例えば5B1)を開扉する
ようにし、利用券が不足金額を生じている場合は、精算
処理を行い退場ゲート(例えば5B1)を開扉するよう
にするようにした。また、利用券と精算券の各用紙とし
て、牽制サーマル用紙を使用して各券を安価とし、牽制
サーマル用紙の機能を利用してコピー利用券又はコピー
精算券の不正使用を適切に防止できるようにし、各券に
領収書としての機能も持たせるようにする等のほかの特
徴も有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐輪場の有料所定
エリアに対する利用者の入退場管理方法とその方法を用
いた駐輪場管理装置に係り、特に、駐輪場の利用者に対
して発行する一時利用券、定期券、回数券等の利用券の
発行に要する経費を安価にすると共に、不正使用を防止
することができる入退場管理方法とその方法を用いた駐
輪場管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、郊外における住宅地の開発等に伴
い、自宅と駅との間等の交通機関として自転車の利用が
増大している。そのために、駅周辺等多数の自転車利用
者が集まる場所の周辺では、路上等に一時的に自転車が
放置されることを防止するために、駐輪場が設けられて
いる。駐輪場は、その施設の条件に対応した管理装置が
用いられているが、基本的には、例えば、図9に示すよ
うな構成となっている。図9は駐輪場の平面図を示して
おり、20は駐輪場全体を示していて、20a、20b
は夫々駐輪スペース、21は駐輪場の管理室である。駐
輪場の管理装置としては、利用券発売装置23、入場用
管理装置24A、入場ゲート25A、退場用管理装置2
4B、退場ゲート25B、精算装置26等が設けられて
いる。当日の利用者は、利用券発売装置23で一時利用
券を購入し、入場用管理装置24Aの所定口に一時利用
券を挿入すると、一時利用券が手元に戻ると共に入場ゲ
ート25Aが開扉されるので、利用者は自転車を引いて
入場し、適切な駐輪スペース20a又は20bに駐輪さ
せる。その後、利用者だけが通過できる専用出入り口
(図示せず)を経て利用者は退場する。
【0003】次に、用事を終えた利用者が、駐輪場から
自転車を受け取って退場する場合は、上記専用の出入口
で入場し、預けた自転車を引いて一時利用券を退場用管
理装置24Bの所定口に挿入すると、利用券の記載事項
が読み取られ、支障がないと一時利用券は回収されて退
場ゲート25Bが開扉されるので、利用者は自転車を引
いて退場する。利用券が例えば、一日利用券であって、
駐輪期間が一日以上に亙っていると、利用券を退場用管
理装置24Bの所定口に挿入しても、退場ゲート25B
は開扉されない。この場合は、利用者は一時利用券を精
算装置26の所定口に挿入し、指示された不足金額を支
払うことによって、精算装置26は精算券を発券する。
精算券を退場用管理装置24Bの所定口に挿入すると、
精算券の記載事項が読み取られて回収され、退場ゲート
25Bが開扉されるので、利用者は自転車を引いて退場
する。
【0004】従来の利用券等は所定事項の自動読み取り
を可能にするために、磁気記録が可能なPET紙等を使
用しており、PET紙等は高価(100円〜300円/
枚)なので、自転車を受け取って利用者が退場するとき
には、利用券を回収し、これを再生して使用している。
従って、各利用券リーダには磁気読み取り機能を設けて
いる。また、従来の駐輪場の別の管理システムでは、利
用者に所定事項を記録してもらい自転車に装着するタグ
を発行し、退場時は、このタグ内容を管理人が確認して
問題がなければ退場を許可するようにしている。この場
合、利用者が領収書を希望する場合は、管理人に要望し
て領収書を発行してもらうか、又は領収書を印刷発行す
るための所定手段を備えて領収書を発行するようにして
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のPE
T紙等は1枚100円〜300円もするので、再生使用
が可能であっても、自転車を預けた利用者が自転車を受
け取るまでの間に利用券を紛失する場合もあり、この場
合は所定の条件で再発行することになるから、当初の利
用券の再生効率が低下し、不経済となる。しかし、安価
であっても簡単にコピーできる利用券を使用する駐輪場
管理システムとすると、不正使用がなされる危険性があ
る。また、タグは安価ではあるが、文字の印刷しかでき
ないので、駐輪場管理システムには利用できず、各ゲー
ト毎に管理人が必要である。そのために、安価な利用券
による自動入退場管理を可能にすると共に、不正使用を
防止できる手段が望まれていた。本発明は、上記の課題
を解決して、一時利用者に対して適用する安価で安全
な、牽制サーマル用紙を用いた一時利用券による入退場
管理方法とこの管理方法を用いた駐輪場管理装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく入退場管
理方法においては、所定金額の支払いを確認して牽制サ
ーマル用紙にバーコード等によって所定事項を印刷した
一時利用券又は定期券或いは回数券等の利用券を発行
し、入場時は、利用券の記載事項を読み取り、その利用
券が適切であると入場ゲートを開扉して自転車等を預
け、預けた自転車等を受け取って退場するときは、利用
券の記載事項を読み取らせて、この利用券が適切である
と退場ゲートを開扉するようにした。この場合、預けた
自転車等を受け取って退場するとき、利用券の通用期間
が経過しているため不足金額を生じた場合は、その不足
金額の支払いを確認して牽制サーマル用紙を用いてバー
コード等による所定事項を印刷した精算券を発行し、退
場ゲートにおいて、精算券のバーコードを読み取り、こ
の精算券が適切であると退場ゲートを開扉するようにす
る。上記の各種利用券又は精算券をコピーしたものを上
記退場時に不正使用すると、コピーの結果、上記利用券
又は精算券の表面に露出される牽制文字に基づくバーコ
ードの読み取り不能等を利用しコピーされた上記利用券
又は精算券を無効と判定するようにした。また、一時利
用券又は精算券中に、所定金額が領収された旨の文字を
記載することにより一時利用券又は精算券に領収書の機
能をもたせるようにした。
【0007】上記方法を用いた駐輪場管理装置は、上述
した方法で牽制サーマル用紙に所定の記載事項をバーコ
ード等で記載した一時利用券又は定期券或いは回数券等
の利用券を発行する利用券発売機能と、これらの利用券
の入場用の利用券点検/判定機能と、利用券が適切であ
ると判定すると入場ゲートを開扉する自動ゲート機能
と、退場用の利用券点検/判定機能と、この退場用利用
券点検/判定機能によって利用券が適切であると判定す
ると退場ゲートを開扉する自動ゲート機能とを備えて構
成すれば良い。この場合、上記の駐輪場管理装置は、上
記利用券が通用期間を経過し不足金を生じている場合の
ように退場条件を満足しないときには精算処理を行う精
算機能と、精算処理が完了すると牽制サーマル用紙を用
いて精算券を発行する精算券発券機能と、退場ゲート近
傍に設けた精算券の適否を判定する点検/判定機能と、
この点検/判定機能によって精算券が適切であると判定
されると退場ゲートを開扉する自動ゲート機能とを備え
るのが望ましい。さらに、上記の駐輪場管理装置の規模
が大きい場合は、上記構成に加えて、上記利用券発売機
能、精算機能/精算券発券機能等の各機能の全て又はこ
れらの2以上の要素を複数設置して当該駐輪場を集中管
理する中央管理装置と、所定機能同士を組にした管理グ
ループと上記中央管理装置との間の管理用データ伝送を
制御するコントロール機能と、中央管理装置が実行する
所定の入退場管理データをプリントアウトするプリント
機能とを備えるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に基づく牽制サーマル用紙
を用いた各種の利用券の内、一時利用券による入退場管
理方法を図1乃至図8に示した駐輪場の管理装置に適用
した最適な実施の形態によって詳細に説明する。図1
は、本発明の駐輪場における入退場管理方法の一実施の
形態を示すブロック図で、従来例の駐輪場管理装置より
も大規模な駐輪場に設置される管理機能に相当するもの
である。なお、駐輪場では一定期間継続して利用する利
用者のために定期券を発行し、頻繁に利用する利用者の
ために回数券を発行しており、この定期券、回数券等の
利用券についても本発明は適用可能であるが、本実施の
形態では一時利用券の場合について説明し、定期券、回
数券についての本発明の適用方法については、後述する
ことにする。先ず、図2を用いて本発明の入退場管理方
法が適用される駐輪場管理装置の構成を説明する。図2
は、駅前に設けられた3階建ての駐輪場の1階及び2階
の各平面図を示している。図2(A)は、駐輪場の1階
の平面図で、同図においてMは管理室、10a、10b
は一時利用者のための駐輪エリアである。それ以外の駐
輪エリアは定期券、回数券等の継続利用者のための駐輪
エリアである。管理室Mにおいて、1はこの駐輪場全体
の管理機能を備えた中央管理装置、1aは中央管理装置
1に接続したプリンタ、2A、2B及び2Cは夫々通信
用の第1、第2及び第3のコントローラである。また、
3a1、3a2は夫々複数台(図示のものでは2台)の利
用券発売装置、4A1は利用券点検/判定機能等を備え
た入場用管理装置、4B1は利用券と精算券の点検/判
定機能等を備えた退場用管理装置、5B1は自動ゲート
機能を備えた退場ゲート、6S1は精算券発券機能を備
えた精算装置である。
【0009】図2(B)は駐輪場の2階の平面図で、同
図において、10c、10dは一時利用者のための駐輪
エリアである。また、3a3、3a4は利用券発売装置、
4A2は入場用管理装置、4B2は退場用管理装置、5A
2は入場ゲート、5B2は退場ゲート、6S2は精算装置
で夫々1階に設けられたものと同等のものである。ま
た、11は3階の駐輪エリア(図示しない)につながる
スロープ、12は駐輪場と駅との間を接続するペデスト
リアンデッキ、13は利用者が自転車を引いて1階レベ
ルと2階との間を昇降するスロープを夫々示している。
なお、自転車を携行しない利用者だけの入退場用の専用
出入口については本発明の説明に直接関係しないので、
図示を省略している。また、本駐輪場の3階も、駐輪エ
リアが設けられているだけなので、図示は省略する。
【0010】次に、図1のブロック図によって図2に示
した各要素装置相互間の電気的接続状況を説明する。図
1に示すように、中央管理装置1は第1のコントローラ
2A、第2のコントローラ2B、第3のコントローラ2
C及びプリンタ1aに接続されている。なお、中央管理
装置1は、各入退場ゲート部に配置された各要素装置が
利用者の入退場に伴って発生するデータを記憶/処理す
る機能を備えていて、例えば、管理人の操作によって、
各要素装置から一定期間中に伝送されるデータに対する
処理結果等を、所定の操作指示によってプリンタ1aか
らプリントアウトする。第1のコントローラ2Aは信号
線2aによって接続する各要素装置と中央管理装置1と
の間で伝送される信号が、例えば、同時に発信された場
合に信号が混乱しないように伝送情報を整理する等の通
信管理を実行する機能を備えている。信号線2aには複
数台の利用券発売装置3a1〜3a4が接続されている。
なお、本実施の形態では4台の利用券発売装置を設けた
例を示しているが、実際の大規模な駐輪場においては、
例えば数千台程度の駐輪スペースに対応できる数の利用
券発売装置を設ける。このことは、以下に説明する精算
装置等についても同様であり、本実施の形態では2台の
精算装置6S1、6S2を設ける例で説明する。他の関連
機器についても、この点は同様である。
【0011】一時利用券の発券機能を搭載した利用券発
売装置3a1〜3a4(以下これらを代表的な符号3a1
で説明する)は、図3に示すように構成される。同図
(A)は利用券発売装置の正面図、同図(B)は側面図
である。同図において、31は故障時における発売中止
の表示や使用できない紙幣や硬貨の種類等を表示するた
めの所定事項の表示部、32は利用者が誤って操作をし
たような場合に操作する取り消しボタンスイッチ、33
は硬貨投入口、34はこの装置名、例えば、一時駐輪票
(利用券)発券装置であることを表示する表示部、35
は紙幣投入口、36は釣銭取り出し口、37は利用券取
り出し口、38はこの駐輪場が取り扱う各種車種例えば
自転車、バイク等の車種選択メニューを選択するための
選択ボタンスイッチである。利用券発売装置3a1
は、この他、駐輪場管理システムがプリペードカードを
使用する場合はプリペードカードの挿入/排出口を設け
る等、その駐輪場管理システムに対応した必要な補助機
能が設けられる。また、利用券発売装置3a1は、発券
した一時利用券の日付と時間、整理番号、利用車種等及
び利用金額に対する利用者による支払い金額と釣銭金額
等の経理データを含む、予め設定したデータを第1のコ
ントローラ2Aを介して中央管理装置に伝送する。第1
のコントローラ2Aは、複数の各利用券発売装置3a1
〜3a4から伝送されるデータを適切に処理し、中央管
理装置1への伝送をコントロールする。
【0012】図4(A)に、一時利用券の1例である駐
輪場の一時駐輪票を示す。同図(A)において、39は
牽制サーマル用紙に印刷した一時駐輪票としての一時利
用券(ここでも以下、利用券と略す)、39aはバーコ
ード記載欄で、この駐輪場に対応した機能に応じて設け
た駐輪場利用条件、例えば、発行日付と記号化した利用
車種を機械読み取りが可能なようにバーコードが印刷さ
れている。管理すべき表示には、例えば、支払い金額、
利用車種、整理番号、発行日付等の事項があるが、バー
コードで印刷すべき事項が多い場合は、整理番号のみを
印刷し、この整理番号に対応した所定の記録事項は、前
述した中央管理装置1に設けた所定の記録機能に整理番
号と対応させて記録するようにしても良い。39bは、
一時利用券を領収書として使用するために必要な要件を
印刷している領収項目記載欄である。この領収項目記載
欄を一時利用券39中に設け、一時利用券39に対して
領収書の代用をさせる機能を持たせたことが、本発明の
重要な特徴である。即ち、前述のように駐輪場利用者の
中には領収書を入手して経費として処理したい利用者も
存在し、この対策のために従来は券売機の中に領収書発
行用の機能を併設して別途領収書を発行しており、この
場合、一時利用券は読取り装置にて回収されていた。一
時利用券を回収しておかないと、この一時利用券が不正
使用される可能性があったからである。本発明では、上
記のように牽制サーマル用紙を使用することにした結
果、後述の理由で不正使用が防止できるために、駐輪場
の利用者に一時利用券をそのまま渡してしまえるように
し、利用券券売機の機能を簡略化して、発券スピードを
上げることが可能となり、より多人数に対応可能とする
ものである。なお、一時利用券39は図4(A)に示す
ように目視で理解できるようにバーコード以外の表示項
目を印刷しているが、発行日付等の条件等で変化する事
項を除いて予め利用券の原紙に共通となる事項を印刷し
ておき、利用券発売装置に設ける印刷機能を簡略化する
ようにしても良い。このようにすれば、発券スピードが
増大でき、多人数の需要に対応できる。
【0013】図4(B)には、同図(A)に示した利用
券39をコピーした結果得られる利用券(以下コピー利
用券という)39Kを示している。図4(B)におい
て、39Kaはコピーされたバーコード、39Kcはコ
ピーした結果、用紙表面に現われた牽制サーマル用紙中
に予め形成されていた牽制文字(例えばNOCOPY)
である。即ち、牽制サーマル用紙は、原紙では目視で明
瞭に確認できなかったNOCOPY等の文字や記号等の
牽制文字が、コピーすることによって明確に現われる機
能を備えている。従って、同図に示すように、コピー利
用券39Kでは、バーコード39Kaに、封入文字39
Kcが重なって表示されているために、利用者がコピー
利用券39Kを正規利用券39に代えて不正使用しよう
としても、バーコードリーダ(図示せず)によってバー
コード39Kaを正確に読み取ることができず、後述の
ように不正使用が簡単に判定できる。このように牽制サ
ーマル用紙をコピーすると、上記牽制文字が用紙上に露
出するので、この牽制文字を利用してコピー利用券の不
正使用を簡単に判定することができるようにした点は、
本発明の最大の特徴である。なお、牽制文字39Kc
は、図4(B)に示すような文字、位置には限定されず
利用券の点検/判定機能の構成機能と対応させて、プリ
ントの結果、適切な文字又は記号が適切な位置に現れる
ように予め形成しておけば良い。
【0014】図5は、利用券発売装置3a1の各主要部
の概要構成を示すものである。なお、利用券発売装置3
2〜3a4も利用券発売装置3a1と同様に構成され、
同様な機能を有する。同図において、43aは利用券作
成用の原紙であって、ロール状に巻かれた牽制サーマル
用紙より成り、43bは発券のため引き出された原紙を
示すものである。43cは利用券発券機構、43dは印
刷機能である。即ち、利用者が利用券発売装置3a1
対して所定の操作を実行し、紙幣/硬貨チェック機能に
よって所定金額の投入を確認すると、発券機構43cは
1枚分相当長さの牽制サーマル用紙を切り出して利用券
取り出し口37へと送り、その過程で印刷機能43dが
所定の事項を印刷する。39は発券された利用券であ
る。
【0015】図1に戻り、第2のコントローラ2Bも、
信号線2bによって接続する各要素装置と中央管理装置
1との間で伝送される信号の通信を整理する機能を備え
ている。4A1及び4B1は夫々1階の入退場ゲート部に
設けた入場用管理装置及び退場用管理装置、4A2及び
4B2は夫々2階の入退場ゲート部に設けた入場用管理
装置及び退場用管理装置、5A1及び5A2は夫々1階及
び2階の入場ゲート、5B1及び5B2は夫々1階及び2
階の退場ゲートである。これらの各要素と信号線2bは
図示のように接続され、各入場ゲート5A1、5A2は夫
々入場用管理装置4A1及び4A2と接続され、一方、退
場ゲート5B1、5B2は退場用管理装置4B1及び4B2
に接続されて各入場用ゲート及び退場用ゲートに対して
自動ゲート機能制御用信号を伝送するようにしている。
【0016】図6は、入場用管理装置4A1、4A2の外
観構成を示すもので、同装置は利用券に記載するバーコ
ードの標示内容を点検判定する利用券の点検/判定機能
とこの判定結果により入場ゲートに構成した自動ゲート
機能に対する操作信号を作成し出力する機能を有する。
同図(A)は入場用管理装置の平面図、同図(B)は側
面図である。4Rは利用券に印刷したバーコードを読み
取るバーコードリーダを備えた利用券提示窓口である。
利用券提示窓口4Rに備えたバーコードリーダは、例え
ば、一般に市販されている赤色LEDを光源とした分解
能0.19mm、読み取り幅65mm程度の性能のもの
を使用し、これらバーコードリーダの特性に対応したバ
ーコードを印刷すれば良い。バーコードリーダで読み取
られた利用券の標示内容は、入場用管理装置4A1、4
2に内蔵される判定機能(図示せず)により、利用
日、利用車種等、所定の記載事項を所定条件に対応させ
て判定し、標示内容が正常であれば各入場ゲート5
1、5A2の自動ゲート機能に対する操作信号を作成出
力するので、各入場ゲート5A1、5A2は開扉される。
なお、利用者がコピー利用券39Kを不正使用した場合
には、バーコードリーダで読み取られた利用券の標示内
容中に、図4(B)に示すように、所定の記載事項以外
の封入文字39Kcが現われてバーコード39Kaと重
なるため、バーコードリーダがバーコード39Kaを正
しく読み取ることができないので、判定機能は入場ゲー
トの自動ゲート機能に対する操作信号を作成出力せず、
コピー利用券39Kは無効であることを表示する。ま
た、利用券が図4(A)に示した正規のものであって
も、標示内容が、例えば、当日の利用券でないため、判
定機能の判定結果により、入場ゲートの自動ゲート機能
に対する操作信号は作成出力されず、その利用券は無効
であると表示される。また、各入場用管理装置4A1
び4A2は、夫々提示された一時利用券の日付と時間、
整理番号、利用車種及び判定結果等、予め設定したデー
タを、図1に示す第2のコントーラ2Bを介して中央管
理装置に伝送する。
【0017】図8は、退場用管理装置4B1及び4B2
各外観構成を示すもので、同装置は利用券及び後述する
精算券に記載するバーコードの標示内容を点検判定する
利用券点検/判定機能とこの判定結果により退場ゲート
の自動ゲート機能に対する操作信号を作成し、出力する
機能を有する。同図(A)は退場用管理装置の平面図、
同図(B)は側面図である。4RSは利用券及び精算券
に印刷したバーコードを読み取るバーコードリーダを備
えた利用券/精算券提示窓口を示している。なお、利用
券/精算券提示窓口4RSのバーコードリーダは、入場
用管理装置4A1及び4A2に夫々搭載されるバーコード
リーダと同等のものを利用すれば良い。上記バーコード
リーダで読み取られた一時利用券又は精算券の標示内容
は、対応する退場用管理装置4B1(4B2)の各内部に
構成された図示しない判定機能で、利用日、利用車種
等、所定の記載事項を所定条件に対応させて判定し、標
示内容が正常であれば退場ゲート5B1(5B2)の自動
ゲート機能に対する操作信号を作成出力するので、退場
ゲート5B1(5B2)は開扉される。
【0018】なお、利用者が退場時にコピー利用券39
Kを不正使用した場合には、前述のようにコピー利用券
中に封入文字39Kcが現われたため、判定機能は退場
ゲートの自動ゲート機能に対する操作信号を作成出力し
ないで、この利用券が無効であることを表示する。ま
た、利用券が正規のものであっても、一時利用券の通用
日を経過したものであるときは、判定機能の判定結果に
基づき「精算装置で精算処理下さい」等の表示がなされ
る。なお、退場用管理装置4B1、4B2は、提示された
一時利用券又は精算券の日付と時間、整理番号、利用車
種及び判定結果等、予め設定したデータを、図1に示す
第2のコントローラ2Bを介して中央管理装置1に伝送
する。第2のコントローラ2Bは、退場用管理装置4B
1、4B2から伝送されるデータを適切に処理し、中央管
理装置1への伝送を行う。
【0019】なお、精算券の場合も、利用券の場合と同
様、牽制サーマル用紙にバーコード等の所定事項が印刷
したものを使用すれば、コピーされた精算券を不正に使
用しようとしても、精算券の標示内容中に、図4(B)
に示した利用券の場合と同様に、封入文字が現われ、バ
ーコードリーダが精算券としての必要事項を記載したバ
ーコード内容を読み取ることをできなくするので、判定
機能は退場ゲートの自動ゲート機能に対する操作信号を
作成出力せず、このコピー精算券が無効であることを表
示する。また、通用期間を経過した精算券を使用しよう
とした場合にも、判定機能の判定によって、この精算券
が無効であることが表示される。このように精算券につ
いても牽制サーマル用紙を用いたので、コピーされた精
算券の不要文字を利用してコピー精算券の不正使用を簡
単に判定できるようにしたことも本発明の重要な特徴で
ある。
【0020】再び、図1に戻り、第3のコントローラ2
Cは、信号線2cによって接続する各要素装置と中央管
理装置との間で伝送される信号の通信を管理を実行する
機能等を備えている。信号線2cには図2(A)、
(B)に示した1階及び2階夫々の入退場ゲート部に設
けた精算装置6S1及び6S2が接続されている。これら
の精算装置6S1及び6S2は、夫々提示された利用券の
日付と時間、整理番号、利用車種及び判定結果に伴って
発券した精算券の整理番号と精算金額等、予め設定した
データを、第3のコントローラ2Cを介して中央管理装
置1に伝送する。第3のコントローラ2Cは、複数の精
算装置6S1及び6S2から伝送されるデータを適切に処
理し、中央管理装置1への伝送を行う。
【0021】精算装置6S1及び6S2は、夫々図7
(A)、(B)に示すように構成され、同装置は利用券
の記載内容が退場するのに適切な条件を満足していない
場合、例えば、当日の日付ではない利用券の場合は、利
用者が精算処理を行うための精算機能と精算券発券機能
を備えている。なお、図7(A)は精算装置の正面図、
同図(B)は側面図である。以下の説明は精算装置6S
1で代表して説明する。精算装置6S1において、61
は、故障時における発売中止等の表示部、62は取り消
しボタンスイッチ、63は硬貨投入口、64はこの装置
名称、例えば、精算装置であることを表示する表示部、
65は紙幣投入口、66は釣銭取り出し口、67は精算
券取り出し口、68はバーコードリーダを含む利用券の
点検機能、68aはバーコードを読み取るバーコードリ
ーダを備えた利用券提示窓口、69は追加支払い金額の
表示部である。上記以外にも、この駐輪場管理システム
がプリペードカードを使用している場合は、プリペード
カードの挿入/排出口を設ける等、その駐輪場管理シス
テムに対応した付属的な機能が設けられる。精算装置6
1の主要部である精算券の発券機能の図示説明は省略
するが、図5に示す利用券発券機構と同等の機能を備え
ていて、精算券に牽制サーマル用紙を使用し、精算券等
の名称、精算日、精算金額等の必要事項を記載する文字
欄とバーコードを適切に利用して整理番号、発行日付、
精算完了を示す表示等を印刷するように構成すれば良
い。この場合、上記文字欄中に「精算金額を領収した」
旨の記載も含めるようにすれば、精算券についても領収
書の機能を持たせることができる。このように精算装置
によって発行される精算券を領収書に代用できるように
したことも本発明の重要な特徴である。なお、精算券に
標示される上記文字欄中、各精算券で共通となる事項
を、予め精算券の原紙に印刷しておけば、精算装置に設
ける印刷機能を簡略化することができる。
【0022】次に、本発明の方法を用いた駐輪場管理装
置の動作を、図1、図2を主体とし、図3〜図8も参照
して説明する。駐輪場の一時利用者が、1階又は2階に
配置された利用券発売装置3a1〜3a4中の例えば装置
3a1を操作し、指示された金額を投入することによっ
て牽制サーマル用紙にバーコードを印刷された一時利用
券が発券される。利用者が一時利用券を近くの入場用管
理装置、例えば装置4A1の利用券提示窓口4Rに提示
すると、その利用券のバーコードの内容等がチェックさ
れ、正常と判定されると、入場ゲート5A1が開扉され
る。従って、利用者は自転車を引いて入場し、所定の駐
輪エリア10a等に駐輪した後、専用出入り口(図示せ
ず)から出て所望方向へ向えば良い。なお、目的地が駅
STを経て電車で行く場合には、スロープ13を介して
2階に上がり、デッキ12に至り、駅STへ向うことに
なる。次に、目的地から帰った利用者が当日預けた自転
車を受け取って退場する場合には、専用出入口(図示せ
ず)より入場した後、自分が駐輪したエリア10aから
自転車を引いて退場用管理装置例えば4B1の前に至
り、利用券/精算券提示窓口4RSに利用券を提示し、
その利用券のバーコード内容等に異常がないと退場ゲー
ト5B1が開扉されるので、利用者は自転車を引いて退
場する。この場合、本発明の利用券は、領収書を兼用し
ているので回収されず、利用者に返却されるので、これ
を持ち帰ることができる。
【0023】なお、上記退場時に、利用者が退場用管理
装置4B1の利用券/精算券提示窓口4RSに提示した
利用券としてコピー利用券を提示した場合には、前記の
ように封入文字39Kcの存在によりバーコードの読み
取りができないので、退場用管理装置4B1は提示され
たコピー利用券の無効を判定し、この判定に基づき例え
ば、退場ゲートを開かず、必要に応じてブザーを鳴ら
し、管理室にも警報を通知する。また、利用者が規定の
駐輪期日を経過した利用券を用いて退場しようとした場
合には、その利用券を退場用管理装置4B1の窓口4R
Sに提示すると、退場用管理装置4B1はその利用券が
不足金を生じていることを判定し、利用者に精算券によ
って退場すべきことを知らせるガイド表示を行う。利用
者が、このガイド表示に基づいて、利用券を精算装置6
1等の利用券提示窓口68aに提示すると、精算装置
6S1等の利用券点検/判定機能は、利用券の点検を行
った後、不足金額を計算して、追加支払い金額の表示部
69に表示する。利用者が不足金額を支払うと、精算券
発券機能が作動して、所定の精算券が精算券取り出し口
67から発券される。従って、利用者は、この精算券を
退場用管理装置4B1等の利用券/精算券提示窓口4R
Sに提示し、開扉された退場ゲート5B1等を通って自
転車を引いて退場すれば良い。この場合、精算券中に領
収した旨の表示がされているので、精算券を領収書の代
用として持ち帰ることができるようにしている。
【0024】上述の説明は本発明の技術思想を駐輪場管
理装置に適用した代表的な実施の形態を記述したもので
あって、駐輪場の規模に対応して各機能装置は上記の実
施の形態を参照して各種要素機能を適切に排除/分割/
統合等を行って構成すれば良い。また、その規模や管理
システム等の条件に対応して上記の要素機能の全て又は
いずれかを適切にハードウエア又はコンピュータによる
ソフトウエアで構成しても良い。また、上記の実施の形
態では自転車の場合で説明したが、駐輪対象は自転車に
限定されず、バイク等の駐輪にも適用可能である。ま
た、上記の実施の形態の説明では、利用者が一時利用券
によって駐輪する場合を主体に説明したが、本発明の駐
輪場の入場退場管理方法及び管理装置は、これに限定さ
れず、定期券及び回数券による駐輪場の利用者に対して
も適用可能である。即ち、このような定期券、回数券の
利用者のためには、所定期間通用する定期券又は回数券
を所定の料金の支払いに応じて、牽制サーマル用紙を用
いて所定事項を印刷して目視可能とすると共に、所定の
チェック項目についてはバーコード印刷することにより
定期券又は回数券を発行するようにした利用券発売機
能、このような定期券又は回数券の点検、判定を行う入
場用管理装置、定期券又は回数券の場合にも通用期間が
経過した場合に退場のための精算券の発行を行わせるよ
う拡張した精算装置、定期券又は回数券や精算券の点
検、判定を行う退場用管理装置等を設置し、中央管理装
置との情報の授受も行うようにすれば、上記一時利用券
の場合で説明したすべての駐輪場としての管理機能を定
期券、回数券の利用者にも適用できるものである。即
ち、定期券、回数券の利用者についても、預けた自転車
等をもって退場する場合の定期券及び回数券の適否のチ
ェックと、適正の場合の退場ゲートの開扉、不適正の場
合の精算券の発行、精算券のチェックによる退場ゲート
の開扉、定期券又は回数券をコピーし不正使用した場合
の無効の判定等の各機能が、一時利用券による場合と同
様に行われる。なお、バーコードリーダや利用券及び/
又は精算券の発券機能は一般に使用される機構や機能を
利用すれば良い。なお、上記の実施の形態では、コピー
利用券又はコピー精算券を不正使用した場合の判定を、
バーコードリーダでのバーコードの読取り不能によって
行う場合で説明したが、これに代え、牽制サーマル用紙
がコピーされた結果、露出される牽制文字を直接読み取
ることによって、コピー利用券であると判定するように
しても良い。さらに、管理室には本発明を適用する駐輪
場とその管理システムの条件等に対応し、上記の実施の
形態を参照して必要な要素機能を備えた装置を配置すれ
ば良い。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上記のような機能を示すよう
に構成したので、次に示すような優れた効果を有する。 駐輪のための一時利用券、定期券、回数券等の利用券
や精算券に機械読み取りのための所定事項をバーコード
で印刷するようにしたので、高価な磁気記録ができるP
ET紙等や磁気記録機能等が不要となり、発券スピード
も上昇し、多人数の需要にも対応できる。 バーコードの自動読み取りによって、駐輪場の入退場
管理が無人で実現できるので、タグ使用の場合のような
管理人の常駐が不要になる。 上記の各利用券や精算券に機械読み取りのための所定
事項をバーコードで印刷するようにしたので、安価で印
刷容易な牽制サーマル用紙が使用できる。 安価な牽制サーマル用紙を使用するので、退場時にお
ける回収を不要とし、利用券の内の一時利用券及び精算
券中には領収金額と領収した旨の記載をすることによ
り、従来のように駐輪場の管理人による領収書発行の手
間が省け、又は領収書発行装置を設置しなくて済む。 牽制サーマル用紙を使用したので、利用者の手元に戻
された上記各利用券や精算券をコピーし、不正に使用し
ようとしても、牽制文字が自動的に露出されるため、不
正使用が的確に防止できる。 複数の要素装置と中央管理装置との間に通信用のコン
トローラを設けるようにした場合は、複数の入退場ゲー
トから伝送される入退場データが錯綜し、また中央管理
装置との間の信号(データ)が同時に発生した場合等に
おいても各種データが支障なく伝送できる。 駐輪場管理装置の複数の受付窓口があっても、中央管
理装置にプリンタを装備した場合は、日常の管理データ
が簡単、確実に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく牽制サーマル用紙を用いた一時
利用券による入退場管理方法を適用した駐輪場管理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に基づく牽制サーマル用紙を用いた一時
利用券による入退場管理方法を適用した駐輪場のレイア
ウトの1例を示す平面図であって、同図(A)は1階の
平面図、同図(B)は2階の平面図である。
【図3】本発明に基づく利用券発券機能を備えた利用券
発売装置の外観構成を示すもので、同図(A)は正面
図、同図(B)は側面図である。
【図4】本発明に基づく一時利用券の平面図で、同図
(A)は正規の一時利用券を、また同図(B)は一時利
用券がコピーされた結果得られるコピー利用券を夫々示
している。
【図5】本発明に基づく牽制サーマル用紙を使用した利
用券発券機構の構成を示す側面図である。
【図6】本発明に基づく利用券点検/判定機能を搭載し
た入場用管理装置の外観構成を示すもので、同図(A)
は平面図、同図(B)は側面図である。
【図7】本発明に基づく精算処理と精算券発券機能を備
えた精算装置の外観構成を示すもので、同図(A)は正
面図、同図(B)は側面図である。
【図8】本発明に基づく精算券点検/判定機能を含む利
用券点検/判定機能を搭載した退場用管理装置の外観構
成を示すもので、同図(A)は平面図、同図(B)は側
面図である。
【図9】従来技術が適用される駐輪場の平面図である。
【符号の説明】
1:中央管理装置 1a:プリンタ 2A、2B、2C:コントローラ 3a1〜3a4:利用券発売装置 4A1、4A2:入場用管理装置 4B1、4B2:退場用管理装置 5A1、5A2:入場ゲート 5B1、5B2:退場ゲート 6S1、6S2:精算装置 43c:利用券発券機能 39:一時利用券 39K:コピー利用券 39Kc:牽制文字

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動ゲートシステムを備えた入退場管理
    システムにおいて、所定金額の支払いを確認して牽制サ
    ーマル用紙にバーコード等によって所定事項を印刷した
    一時利用券又は定期券或いは回数券等の利用券を発行
    し、入場時は、上記利用券のバーコード等による記載事
    項を読み取り、所定の判定事項を確認し、当該利用券が
    適切であると入場ゲートを開扉して自転車等を預け、預
    けた自転車等を受け取って退場するときは、上記利用券
    のバーコード等による記載事項を読み取り、所定の判定
    事項を確認し、当該利用券が適切であると退場ゲートを
    開扉するようにしたことを特徴とする入退場管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自転車を受け取って退場
    するとき、上記利用券が、通用期間経過のため不足金額
    を生じている場合は、その不足金額の支払いを確認して
    牽制サーマル用紙にバーコード等によって所定事項を印
    刷した精算券を発行し、退場ゲートにおいて、上記精算
    券のバーコード等による記載事項を読み取り、所定の判
    定事項を確認し、当該精算券が適切であると退場ゲート
    を開扉するようにした入退場管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の利用券又は請求項2記載
    の精算券をコピーしたものを上記退場時に不正使用する
    と、コピーの結果上記利用券又は精算券の表面に露出さ
    れる牽制文字に基づくバーコードの読み取り不能等を利
    用してこの利用券又は精算券を無効と判定するようにし
    た入退場管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の一時利用券又は請求項2
    記載の精算券に印刷する所定事項に、所定金額が領収さ
    れた旨の文字を記載することにより上記一時利用券又は
    精算券に領収書の機能をも兼用させるようにした入退場
    管理方法。
  5. 【請求項5】 自動ゲートシステムを備えた駐輪場にお
    いて、所定事項の入力と金額の支払いによって牽制サー
    マル用紙にバーコード等により所定事項を印刷した一時
    利用券又は定期券或いは回数券等の利用券を発行する利
    用券発売機能と、入場ゲート及び退場ゲートの各近傍所
    定位置に夫々設けた上記利用券に記載するバーコード等
    の標示内容を点検判定する入場用及び退場用の利用券点
    検/判定機能と、入場用の利用券点検/判定機能により
    該利用券が適切であると判定すると入場ゲートを開扉す
    る自動ゲート機能と、預けた自転車を受け取って退場す
    るときの利用券点検/判定機能により該利用券が適切で
    あると判定すると退場ゲートを開扉する自動ゲート機能
    を備えたことを特徴とする入退場管理方法を用いた駐輪
    場管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の駐輪場管理装置におい
    て、利用券が退場条件を満足しない場合に精算処理を行
    う精算機能と、精算処理が完了すると牽制サーマル用紙
    にバーコード等によって所定事項を印刷した精算券を発
    行する精算券発券機能と、退場ゲート近傍に設けた上記
    利用券点検/判定機能に精算券の適否を判定する精算券
    の点検/判定機能を設け、該利用券点検/判定機能によ
    り精算券が適切であると判定すると退場ゲートを開扉す
    る自動ゲート機能を備えた駐輪場管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の駐輪場管理装置に
    おいて、上記利用券発売機能、精算機能/精算券発券機
    能、利用券及び精算券の点検/判定機能、入場ゲート、
    退場ゲートの全て又はこれらの内、少なくとも2以上の
    要素を複数設置して当該駐輪場を集中管理する中央管理
    装置と、上記各複数の利用券発売機能、利用券及び精算
    券の点検/判定機能、入場ゲート、退場ゲート及び精算
    機能/精算券発券機能等の内の所定機能同士を組にした
    管理グループと上記中央管理装置との間の管理用データ
    伝送を制御するコントロール機能と、中央管理装置が実
    行する所定の入退場管理データをプリントアウトするプ
    リント機能とを備えた駐輪場管理装置。
JP8053703A 1996-02-19 1996-02-19 牽制サーマル用紙を用いた利用券による入退場管理方法とこの管理方法を用いた駐輪場管理装置 Pending JPH09223252A (ja)

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JP8053703A JPH09223252A (ja) 1996-02-19 1996-02-19 牽制サーマル用紙を用いた利用券による入退場管理方法とこの管理方法を用いた駐輪場管理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014191758A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Sato Holdings Corp 駐輪票、これを用いた一時預かりシステムおよび一時預かり方法

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