JPH06274727A - 料金収受装置及び料金収受システム - Google Patents

料金収受装置及び料金収受システム

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JPH06274727A
JPH06274727A JP5064192A JP6419293A JPH06274727A JP H06274727 A JPH06274727 A JP H06274727A JP 5064192 A JP5064192 A JP 5064192A JP 6419293 A JP6419293 A JP 6419293A JP H06274727 A JPH06274727 A JP H06274727A
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JP
Japan
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toll
entrance
ticket
information
road
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JP5064192A
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English (en)
Inventor
Chiori Naitou
千織 内藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 有料通行路を一旦出た場合でも遠距離逓減制
の適用が可能な料金収受装置及び料金収受システムを提
供する。 【構成】 本システムは、車両(通行体)40が起点で
あるA料金所から有料道路Rに入って、目的のD料金所
から出る前に、B料金所から一旦出てC料金所から有料
道路Rに再び入る「乗継ぎ」を行う場合に、A料金所に
配置された料金収受装置1Aからは通行券2が発行さ
れ、B料金所に配置された料金収受装置1Bからは乗継
券3が発行される。目的のD料金所に配置された料金収
受装置1Dでは通行券2及び乗継券3に基づいて、有料
道路Rを車両40が走行した合計走行距離を加味した通
行料の収受処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有料道路等の有料通行
路を走行する車両等の通行体の料金収受を行う料金収受
装置及び料金収受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】対距離料金制を採る有料道路における従
来の料金収受システムでは、有料道路の入口部に配置し
た入口情報処理機で入口情報をエンコードした通行券を
発行し、この通行券の磁気情報を有料道路の出口部に配
置した出口情報処理機(料金収受装置)で読み取り、そ
の入口情報を検索キーとして出口情報処理機内部で保持
する料金テーブルから通行料金を検索し、その料金を車
両の運転者から収受していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入口部
で発行された通行券は出口部で回収されるので、一旦有
料道路を出ると、再度有料道路に入ったとしても料金計
算の査定に前回の走行情報を加味することができず、合
計で同じ距離を走行したとしても連続して走行した場合
に適用される遠距離逓減制の恩恵が受けられないという
問題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、有料通行路を一旦出た場合でも遠距離
逓減制の適用が可能な料金収受装置及び料金収受システ
ムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の料金収受装置は、通行体が有料通行路
に入った入口部の地点を示す入口地点情報及び前記通行
体の種類情報が記録された通行券を取り込んで、その通
行券に記録された前記入口地点情報及び通行体の種類情
報を読み取る読取手段と、前記入口部から入った通行体
が前記有料通行路を走行して出た出口部までの走行距離
を、前記読取手段の読取結果に基づいて算出する走行距
離算出手段と、前記入口部から前記出口部までの通行料
を、前記読取手段の読取結果に基づいて算出する通行料
算出手段と、前記走行距離情報,前記算出された通行料
の収受額情報及び前記通行体種類情報を記録した乗継券
を発行する発行手段とを有することを特徴とするもので
ある。
【0006】また、請求項2記載の料金収受装置は、通
行体が最初に有料通行路を走行した第1の入口部から第
1の出口部までの走行距離情報,前記第1の入口部から
前記第1の出口部までの通行料金の収受額情報及び前記
通行体の種類情報が記録された乗継券を取り込んで、そ
の乗継券に記録された前記走行距離情報,収受額情報及
び通行体種類情報を読み取ると共に、前記通行体が次に
入った有料通行路の第2の入口部の地点を示す入口地点
情報及び前記通行体の種類情報が記録された通行券を取
り込んで、その通行券に記録された前記入口地点情報及
び通行体種類情報を読み取る読取手段と、前記走行距離
及び通行体の種類によって通行料金が異なる走行距離別
料金表を記憶する記憶手段と、前記通行体が前記有料通
行路に入った第2の入口部から前記有料通行路を走行し
て出た第2の出口部までの走行距離を、前記読取手段の
前記通行券に対する読取結果に基づいて算出し、その算
出した走行距離と前記第1の入口部から第1の出口部ま
での走行距離を合算した合計走行距離を、前記読取手段
の前記乗継券に対する読取結果に基づいて算出する走行
距離算出手段と、前記走行距離別料金表を検索して前記
合計走行距離に対応する合計通行料を求め、この合計通
行料から既に収受した収受額を差し引いた通行料を、前
記読取手段の前記乗継券に対する読取結果に基づいて算
出する通行料算出手段とを有することを特徴とするもの
である。
【0007】また、請求項3記載の料金収受システム
は、通行体が有料通行路を走行した走行距離及び前記通
行体の種類によって通行料金が異なる走行距離別料金表
と通行体が有料通行路に入った入口部の地点,前記通行
体が前記有料通路から出た出口部の地点及び前記通行体
の種類によって通行料金が異なる入口地点別料金表とを
記憶する記憶手段と、通行体が有料通行路の目的の出口
部に至る前に前記有料通行路から一旦出て再び有料通行
路に入る乗継ぎが行われた場合は、前記記憶手段が記憶
する走行距離別料金表を検索して通行料を求め、前記乗
継ぎが行われていない場合は、前記記憶手段が記憶する
入口地点別料金表を検索して通行料を求める通行料算出
手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の料金収受装置は、通行体が有料
通行路の入口部に入って有料通行路を走行中に目的の出
口部に至る前に、有料通行路の出口部から一旦出て再び
有料通行路に入いる「乗継ぎ」を行う場合に、有料通行
路から一旦出た出口部において、以下の如く作用する。
【0009】この装置の読取手段は、入口部で発行され
た通行券を読み取る。走行距離算出手段は、入口部から
出口部までの走行距離を、読取手段の読取結果に基づい
て算出する。通行料算出手段は、入口部から出口部まで
の通行料を、読取手段の読取結果に基づいて算出する。
この算出した通行料の収受処理が行われる。発行手段
は、走行距離情報,収受額情報及び通行体種類情報を記
録した乗継券を発行する。これにより、この乗継券に基
づいて目的の出口部にて有料通行路を走行した合計走行
距離を加味した通行料の収受が可能となる。
【0010】請求項2記載の料金収受装置は、通行体が
有料通行路の第1の入口部に入って有料通行路を走行中
に目的の第2の出口部に至る前に、有料通行路の第1の
出口部から一旦出て再び有料通行路の第2の入口部に入
いる「乗継ぎ」を行う場合に、目的の第2の出口部にお
いて、以下の如く作用する。
【0011】この装置の読取手段は、第1の出口部で発
行された乗継券及び第2の入口部で発行された通行券を
読み取る。走行距離算出手段は、第2の入口部から第2
の出口部までの走行距離と第1の入口部から第1の出口
部までの走行距離とを合算した合計走行距離を通行券及
び乗継券の読取結果に基づいて算出する。通行料算出手
段は、走行距離別料金表を検索して合計走行距離に対応
する合計通行料を求め、この合計通行料から既に収受し
た収受額を差し引いた通行料を乗継券の読取結果に基づ
いて算出する。この算出した通行料の収受処理が行われ
る。これにより、通行券及び乗継券に基づいて有料通行
路を走行した合計走行距離を加味した通行料の収受が可
能となる。
【0012】請求項3記載の料金収受システムは、通行
体が有料通行路の入口部に入って有料通行路を走行中に
目的の出口部に至る前に、有料通行路の出口部から一旦
出て再び有料通行路に入いる「乗継ぎ」の有無により、
目的の出口部において、以下の如く作用する。
【0013】このシステムの通行料算出手段は、「乗継
ぎ」が行われた場合は、走行距離別料金表を検索して通
行料を算出し、「乗継ぎ」が行われていない場合は、入
口地点別料金表を検索して通行料を算出する。これによ
り、「乗継ぎ」が行われた場合には、目的の出口部にて
有料通行路を走行した合計走行距離を加味した通行料の
収受が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0015】図1は本発明の料金収受システムの一実施
例を示すシステム構成図である。
【0016】同図に示す料金収受システムは、有料通行
路としての有料道路Rの各出入口部にA乃至Dで示す料
金所を設け、各料金所に本発明に係る料金収受装置1A
乃至1Dを配置したものである。
【0017】このような料金収受システムにおいて、通
行体としての車両40が起点であるA料金所から有料道
路Rに入って、目的のD料金所から出る前に、B料金所
から一旦出てC料金所から有料道路Rに再び入る「乗継
ぎ」を行う場合に、A料金所に配置された料金収受装置
1Aからは通行券2が発行され、B料金所に配置された
料金収受装置1Bからは乗継券3が発行されるようにな
っている。また、目的のD料金所に配置された料金収受
装置1Dでは通行券2及び乗継券3に基づいて、有料道
路Rを車両40が走行した合計走行距離を加味した通行
料の収受処理が行われるようになっている。
【0018】図2は前記通行券2を示す平面図である。
【0019】この通行券2には、車種,入口IC番号,
入口月日時分等の印字情報を印字するための入口印字欄
2aと、車種,出口IC番号,出口月日時分等の印字情
報を印字するための出口印字欄2bと、前記各印字欄2
a,2bに印字する印字情報と同様の磁気情報を磁気エ
ンコードするための磁気ストライプ2cとを設けてい
る。
【0020】図3は前記乗継券3を示す平面図である。
【0021】この乗継券3には、車種,出口IC番号,
出口月日時分,走行距離,収受金額等の印字情報を印字
するための第1の出口印字欄3a及び第2の出口印字欄
3bと、第1及び第2の出口印字欄3a,3bに印字す
る印字情報と同様の磁気情報を図4に示す磁気フォーマ
ットの如く磁気エンコードするための磁気ストライプ3
cとを設けている。
【0022】図5は本発明の料金収受装置1の一実施例
を示す正面図である。
【0023】本実施例の料金収受装置1は、同図に示す
ように、略箱型状の装置本体4を有し、この装置本体4
の前面部4aに、通行券2等を挿入する通行券類挿入口
5と、通行券2等を排出する通行券類排出口6と、キー
ボード等を備える操作部7と、液晶ディスプレイ(LC
D)の如き表示部8と、未発行の通行券2等を複数収納
するホッパ9と、不要となった通行券2等を収納するス
タッカ10とを設けている。なお、同図中、11は電源
スイッチ、12は時刻表示部、13はキイプレート,プ
レート挿入排出口である。
【0024】図6は図5に示す料金収受装置1の縦断面
図である。
【0025】この料金収受装置1は、同図に示すよう
に、装置本体4の内部に、後述する磁気リードヘッド1
4,磁気ライトヘッド15,印書ヘッド16及びピッカ
17を設けている。なお、同図中、18はバーコードセ
ンサ、19はドラム、20はモータ、21はリボンカセ
ット、22はセレクタである。
【0026】図7は本実施例の制御系を示すブロック図
である。
【0027】この料金収受装置1は、同図に示すよう
に、この装置1全体を制御するCPU30を有し、この
CPU30に、前記操作部7及び表示部8を接続すると
共に、メモリ31と、読取手段32と、搬送手段33
と、発行手段34と、外部装置と通信するための外部イ
ンタフェース35とを接続している。
【0028】前記CPU30は、当該装置1各部の制御
により、後述するように走行距離を算出する走行距離算
出手段及び通行料を算出する通行料算出手段の機能をも
有するものである。
【0029】前記メモリ31には、図8に入口地点別料
金表としての入口IC別料金テーブル31aと図9に示
す走行距離別料金表としてのキロ別料金テーブル31b
とが予め記憶されている。
【0030】前記読取手段32は、磁気リードヘッド1
4と、この磁気リードヘッド14を駆動する図示しない
駆動回路とを具備し、CPU30の制御の下に、通行券
2及び乗継券3の各磁気ストライプ2c,3c上にエン
コードされた磁気情報を読み取るようになっている。
【0031】前記搬送手段33は、前記ホッパ9,スタ
ッカ10,ピッカ17,ドラム19及びモータ20を具
備し、CPU30の制御の下に、通行券2,乗継券3等
を搬送するようになっている。ピッカ17は、必要に応
じて操作部7でのキー入力等によりに収納された通行券
2等を蹴り出すものである。
【0032】前記発行手段34は、前記磁気ライトヘッ
ド15,印書ヘッド16及び印字用のリボンカセット2
1と、磁気ライトヘッド15及び印書ヘッド16を駆動
する図示しない駆動回路とを具備し、CPU30の制御
の下に、通行券2等に対して磁気エンコード及び印字を
行うようになっている。磁気ライトヘッド15は、通行
券2及び乗継券3の各磁気ストライプ2c,3c上にエ
ンコードするものである。印書ヘッド16は、通行券2
及び乗継券3の各印字欄2a,2b,3a,3bに印字
を行うものである。
【0033】次に、本実施例の動作を図10に示すフロ
ーチャートをも参照して説明する。まず、図1に示すよ
うに、車両40が起点であるA料金所から有料道路Rに
入って、目的のD料金所から出る前に、B料金所から一
旦有料道路Rを出てC料金所から有料道路Rに再び入る
「乗継ぎ」を行う場合を主として説明する。
【0034】以下、A乃至Dで示す各料金所における料
金収受装置1A乃至1Dの動作が異なるため、各料金所
毎に分けて説明する。
【0035】(1) A料金所における料金収受装置1Aの
動作
【0036】A料金所では、料金収受装置1Aの発行手
段34が、有料道路Rに入った車両40に対して通行券
2を発行する。すなわち、A料金所の係員は、必要な情
報を操作部7から入力し、通行券2の発行を指示する。
搬送手段33のピッカ17は、発行指示に基づくCPU
30の制御の下に、ホッパ9に収納された未発行の通行
券2を蹴り出す。搬送手段33は、蹴り出された乗継券
3を発行手段34の磁気ライトヘッド15の位置まで搬
送する。磁気ライトヘッド15は、CPU30の制御下
で、通行券2の磁気ストライプ2c上に車種,入口IC
番号,入口月日時分等の磁気情報をエンコードする。搬
送手段33は、エンコードされた通行券2を発行手段3
4の印書ヘッド16の位置まで搬送する。印書ヘッド1
6は、CPU30の制御下で、搬送された通行券2の入
口印字欄2aに、磁気ストライプ2c上にエンコードし
たのと同様の車種,入口IC番号,入口月日時分等の印
字情報を印字する。搬送手段33は、印字等がされた通
行券2を通行券類排出口6から排出する。料金所Aの係
員は、通行券類排出口6から排出された通行券2を車両
40の運転者に渡す。
【0037】(2) B料金所における料金収受装置1Bの
動作
【0038】B料金所では、車両40の運転者は、A料
金所で発行された通行券2をB料金所の係員に渡し、通
行券2の磁気情報を料金収受装置1Bにて読み取る(S
1)。すなわち、B料金所の係員は、通行券2を通行券
類挿入口5から挿入する。搬送手段33は、挿入された
通行券2を読取手段32の磁気リードヘッド14の位置
まで搬送する。磁気リードヘッド14は、CPU30の
制御下で、通行券2の磁気ストライプ2cから磁気情報
を読み取る。CPU30は、磁気リードヘッド14によ
り読み取られた入口IC番号及び車種を基にメモリ31
内の入口IC別料金テーブル31aを検索し、A料金所
から当該B料金所までの走行距離を算出する(S2)。
【0039】この場合、乗継券3を持っていないので
(S3)、CPU30は、磁気リードヘッド14により
読み取られた入口IC番号及び車種を基に入口IC別料
金テーブル31aを検索し、通行料を算出する(S
4)。CPU30は、算出した通行料を表示部8に表示
する。B料金所の係員は、車両40の運転者から通行料
として現金,回数券又は別のチケット等で収受を行う
(S8)。
【0040】乗継券3が必要であれば(S9)、乗継券
3を発行する(S10)。すなわち、B料金所の係員
は、操作部7を操作して乗継券3発行を指示する。搬送
手段33のピッカ17は、発行指示に基づくCPU30
の制御の下に、ホッパ9に収納された未発行の乗継券3
を蹴り出す。搬送手段33は、蹴り出された乗継券3を
発行手段34の磁気ライトヘッド15の位置まで搬送す
る。磁気ライトヘッド15は、CPU30の制御下で、
前記ステップS2でCPU30が算出した走行距離情
報、前記ステップS1で磁気リードヘッド14により読
み取られた車種情報及び前記ステップS4でCPU30
が算出した通行料(収受額)情報等に基づき、車種,出
口IC番号,出口月日時分,走行距離,収受金額等の磁
気情報を磁気ストライプ3c上にエンコードする。搬送
手段33は、エンコードされた乗継券3を発行手段34
の印書ヘッド16の位置まで搬送する。印書ヘッド16
は、CPU30の制御下で、搬送された乗継券3の第1
の出口印字欄3aに、磁気ストライプ3c上にエンコー
ドしたのと同様の車種,出口IC番号,出口月日時分,
走行距離,収受金額等の印字情報を印字する。搬送手段
33は、印字等がされた乗継券を通行券類排出口6から
排出する。料金所Bの係員は、通行券類排出口6から排
出された乗継券3を車両40の運転者に渡す。
【0041】(3) C料金所における料金収受装置1Cの
動作
【0042】次に、この車両40がC料金所からD料金
所まで走行する場合を考える。
【0043】C料金所では、料金収受装置1Cが、前記
A料金所で説明したのと同様に通行券2を発行する。
【0044】(4) D料金所における料金収受装置1Dの
動作
【0045】D料金所では、料金収受装置1Dが、前記
B料金所で説明したのと同様に通行券2の磁気情報を読
み出し(S1)、この磁気情報の入口IC番号及び車種
を基に入口IC別料金テーブル31aを検索し、走行距
離を算出する(S2)。
【0046】この車両40は、B料金所で発行した乗継
券3を持っているので、この乗継券3の磁気情報を読み
取る(S5)。乗継券3の読取りは、前記ステップS1
における通行券2に対するのと同様に乗継券3の磁気ス
トライプ3cから磁気情報を読み取る。CPU30は、
乗継券3から読み出された走行距離と前記ステップS2
で求めた走行距離を加算する(S6)。CPU30は、
このステップS6で求めた合計を新しい走行距離とし、
これを基にキロ別料金テーブル31bを検索し、A料金
所からD料金所までの通行料金を求め、これより乗継券
3の情報の1つである収受額を引いたものが求めるべき
料金となる(S7)。この料金額は、CPU30により
表示部8に表示され、係員により料金収受処理がされ
(S8)、再度必要があれば乗継券3を発行する(S1
0)。
【0047】以降、有料道路Rの入出を何度行っても上
記処理を繰り返せば、最終的な出口で合計走行距離に見
合った料金計算ができる。
【0048】このような上記実施例によれば、従来では
一旦有料道路Rを出てしまうと、それまでの走行記録を
残すことができなかったものを乗継券のエンコードに残
すことで、2回め以降の乗継の際に前回の走行記録を引
き継ぐことができる。また、制度上の制限等が必要な場
合、例えば同じ路線に限るとか一定方向に向う場合のみ
といった場合には、それらの情報を乗継券の情報として
加えなければならないのはいうまでもない。
【0049】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施できる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した請求項1記載の発明によれ
ば、乗継券に基づいて目的の出口部にて有料通行路を走
行した合計走行距離を加味した通行料の収受を行い得る
ので、有料通行路を一旦出た場合でも遠距離逓減制の適
用が可能な料金収受装置を提供することができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、通行券及び
乗継券に基づいて有料通行路を走行した合計走行距離を
加味した通行料の収受を行い得るので、有料通行路を一
旦出た場合でも遠距離逓減制の適用が可能な料金収受装
置を提供することができる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、乗継ぎが行
われた場合は、走行距離別料金表を検索し、乗継ぎが行
われていない場合は、入口地点別料金表を検索して通行
料を算出しているので、有料通行路を一旦出た場合でも
遠距離逓減制の適用が可能な料金収受システムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の料金収受システムの一実施例を示すシ
ステム構成図である。
【図2】通行券を示す平面図である。
【図3】乗継券を示す平面図である。
【図4】乗継券の磁気フォーマットを示す図である。
【図5】本発明の料金収受装置の一実施例を示す正面図
である。
【図6】図5に示す料金収受装置の縦断面図である。
【図7】本実施例の制御系を示すブロック図である。
【図8】入口IC別料金テーブルである。
【図9】キロ別料金テーブルである。
【図10】本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,1A乃至1D 料金収受装置 2 通行券 3 乗継券 30 CPU(走行距離算出手段,通行料算出手段) 31 メモリ(記憶手段) 31a 入口IC別料金テーブル(入口地点別料金表) 31b キロ別料金テーブル(走行距離別料金表) 32 読取手段 34 発行手段 40 車両(通行体) R 有料道路(有料通行路)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通行体が有料通行路に入った入口部の地
    点を示す入口地点情報及び前記通行体の種類情報が記録
    された通行券を取り込んで、その通行券に記録された前
    記入口地点情報及び通行体の種類情報を読み取る読取手
    段と、 前記入口部から入った通行体が前記有料通行路を走行し
    て出た出口部までの走行距離を、前記読取手段の読取結
    果に基づいて算出する走行距離算出手段と、 前記入口部から前記出口部までの通行料を、前記読取手
    段の読取結果に基づいて算出する通行料算出手段と、 前記走行距離情報,前記算出された通行料の収受額情報
    及び前記通行体種類情報を記録した乗継券を発行する発
    行手段と、 を有することを特徴とする料金収受装置。
  2. 【請求項2】 通行体が最初に有料通行路を走行した第
    1の入口部から第1の出口部までの走行距離情報,前記
    第1の入口部から前記第1の出口部までの通行料金の収
    受額情報及び前記通行体の種類情報が記録された乗継券
    を取り込んで、その乗継券に記録された前記走行距離情
    報,収受額情報及び通行体種類情報を読み取ると共に、
    前記通行体が次に入った有料通行路の第2の入口部の地
    点を示す入口地点情報及び前記通行体の種類情報が記録
    された通行券を取り込んで、その通行券に記録された前
    記入口地点情報及び通行体種類情報を読み取る読取手段
    と、 前記走行距離及び通行体の種類によって通行料金が異な
    る走行距離別料金表を記憶する記憶手段と、 前記通行体が前記有料通行路に入った第2の入口部から
    前記有料通行路を走行して出た第2の出口部までの走行
    距離を、前記読取手段の前記通行券に対する読取結果に
    基づいて算出し、その算出した走行距離と前記第1の入
    口部から第1の出口部までの走行距離を合算した合計走
    行距離を、前記読取手段の前記乗継券に対する読取結果
    に基づいて算出する走行距離算出手段と、 前記走行距離別料金表を検索して前記合計走行距離に対
    応する合計通行料を求め、この合計通行料から既に収受
    した収受額を差し引いた通行料を、前記読取手段の前記
    乗継券に対する読取結果に基づいて算出する通行料算出
    手段と、 を有することを特徴とする料金収受装置。
  3. 【請求項3】 通行体が有料通行路を走行した走行距離
    及び前記通行体の種類によって通行料金が異なる走行距
    離別料金表と通行体が有料通行路に入った入口部の地
    点,前記通行体が前記有料通路から出た出口部の地点及
    び前記通行体の種類によって通行料金が異なる入口地点
    別料金表とを記憶する記憶手段と、 通行体が有料通行路の目的の出口部に至る前に前記有料
    通行路から一旦出て再び有料通行路に入る乗継ぎが行わ
    れた場合は、前記記憶手段が記憶する走行距離別料金表
    を検索して通行料を求め、前記乗継ぎが行われていない
    場合は、前記記憶手段が記憶する入口地点別料金表を検
    索して通行料を求める通行料算出手段と、 を有することを特徴とする料金収受システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010012031A (ko) * 1999-11-02 2001-02-15 최완경 고속도로 주행 차량 주행 속도 체크 시스템
KR100458814B1 (ko) * 2002-02-27 2004-12-03 삼성에스디에스 주식회사 톨게이트에서의 통행요금 징수방법 및 그 장치
JP2008108112A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 料金自動収受機及び乗継券発行方法
JP2012168777A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Nippon Signal Co Ltd:The 料金割引システム

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