JPH11185075A - 料金収受システム、ゲート装置、及び料金収受方法 - Google Patents

料金収受システム、ゲート装置、及び料金収受方法

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JPH11185075A
JPH11185075A JP35447897A JP35447897A JPH11185075A JP H11185075 A JPH11185075 A JP H11185075A JP 35447897 A JP35447897 A JP 35447897A JP 35447897 A JP35447897 A JP 35447897A JP H11185075 A JPH11185075 A JP H11185075A
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gate
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Kazutoshi Naito
一敏 内藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 料金収受における処理順序に違いが発生した
場合でも、簡易的な方法により処理順序の修正を行うこ
とが可能な料金収受システムを提供する。 【解決手段】 車両Yを順次検知する第1の車両検知装
置31と、第1の車両検知装置31にて車両Yが検知さ
れたとき車載機3に対し車両情報の送信要求を行うアン
テナ32と、車載機3より送信されてきた車両情報を受
信するとともに受信した車両情報を第1の車両検知装置
31が検知した車両の進入順に記憶する記憶装置45
と、第2の車両検知装置34に検知された車両の車両情
報を、該車両の車載機3のICカード5より読み出すI
Cカードリーダ43と、読み出された車両情報に基づい
て、記憶装置45に記憶された車両情報の該記憶装置4
5に記憶されている順番を置換するデータ順序変換回路
46とを具備する料金収受システムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路等の出入
口のインタにおいて、車両側から通行料金を収受する際
の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、有料道路における通行料金の精
算を行うための料金収受システムとしては、料金の精算
のために設けられているチェックポイントが1か所だけ
の、いわゆるオープンシステムと、チェックポイントが
最低限2か所以上ある、いわゆるクローズシステムとが
主に用いられている。
【0003】クローズシステムは、例えば遠距離の高速
道路等に適用され、車両が高速道路へ入る際に通過する
入口ゲートで通行券を発行する一方、高速道路を利用し
た車両が一般道へ出る際に通過する出口ゲートで、車両
が高速道路を走行した距離及び車両種別に応じた通行料
を徴収する入口発券/出口収受方式のシステムである。
オープンシステムは、例えば首都圏近郊の有料道路
(首都高速など)や有料橋などに適用され、車両が有料
道路へ入る際に通過する入口ゲートで一定の通行料金を
徴収し、有料道路の出口にはゲートを設けず、車両がそ
のまま通過できるシステムである。
【0004】上述したクローズシステムの具体例とし
て、磁気カード式料金収受システムがある。この磁気カ
ード式料金収受システムは、例えば高速道路のインタチ
ェンジの入口ゲートに設置された入口ゲート路側機と出
口ゲートに設置された出口ゲート路側機とからなる。入
口ゲート路側機は、磁気カードの通行券を発行する自動
通行券発行装置が主な機器である。出口ゲート路側機
は、領収書発行機、通行券読取機、制御装置などからな
る。
【0005】この磁気カード式料金収受システムは、通
常、車両が進入した入口ゲートにおいて、自動通行券発
行装置が、この入口ゲートのインタチェンジの情報、つ
まり入口ゲートを特定するための入口ゲート情報が記録
された磁気カードを通行券として発行し、出口ゲートに
おいて、車両のドライバが所持していた通行券を通行券
読取機に通し、さらに通行券に磁気記録された入口情報
を読み出して通行料を算出し、その金額をドライバに提
示して、現金、ハイウェイカード等による通行料の徴収
を行うようにしている。
【0006】ところで、この磁気カード式の料金収受シ
ステムの場合、入口ゲートでは、自動通行券発行装置か
ら通行券を受け取るだけの手続きであるため、それほど
入口ゲートの付近は混雑しないものの、出口ゲートで
は、通行券及び領収書の受け渡しや通行料金の収受とい
った人為的な作業が極めて多いことから、高速道路を利
用する車両台数が多くなると出口ゲート付近が混雑して
しまうという課題を抱えていた。
【0007】そこで、近年では、この混雑緩和に向けた
新たな技術の導入が開始されつつある。この新たな技術
の一つとして、無線通信機能を有するとともに、種々な
情報の記憶可能なICカードが着脱自在に設けられた車
載機を車両に搭載し、この車載機とインタチェンジの出
入口の各ゲートにそれぞれ設けられた交信機との間で無
線通信を行い通行料金の精算を行うといった無線カード
式料金収受システムを、前述した磁気カード式料金収受
システムと共に混在させる形で導入して行くことが考え
られている。
【0008】このように磁気カードと無線カードとを併
用した料金収受システムを導入する場合、車載機を搭載
した車両(以下、<ETC車>という)と車載機を搭載
していない車両(以下、<非ETC車>という)とが、
入口ゲート及び出口ゲートを通過することになるため、
それぞれの車両に応じた料金収受を行う必要がある。す
なわち、入口ゲートでは、非ETC車に対しては磁気カ
ード等の通行券を発行し、ETC車に対しては交信機に
よる無線通信にてETC車内の車載機にセットされたI
Cカードに入口ゲート情報を記憶させるように制御す
る。一方、出口ゲートでは、非ETC車のドライバから
は従来通り通行券を受け取り通行券読取機で処理して人
為的に通行料金の精算を行い、ETC車に対しては、出
口ゲートに設置した交信機により無線通信でETC車の
車載機及びICカードから入口ゲート情報を読み出し、
この読み出した入口ゲート情報に基づいて通行料金の自
動精算を行うようにする。通行料を自動精算する方法と
しては、ICカードに予め前納した金額を記録してお
き、ICカードをプリペイドカード的な方式で利用する
方法と、ユーザの預託金の口座等をICカードのID番
号に関連付けておき、ICカードをクレジットカード的
な方式で利用する方法等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな料金収受システムでは次のような課題がある。
【0010】例えば、運転者が身体障害者等の場合に
は、その車両は特殊車両として扱われ通行料金の割引等
を行うことがある。この際、当該特殊車両がETC車で
あっても無線通信による料金収受は行えないようになっ
ており、特殊車両の運転者は、出口ブースの監視員に対
し、当該車両が特殊車両対象車であることを示す必要が
ある。この状況の中で、例えば路側機とブースとの間が
離れている場合、この特殊車両が出口ゲートに設置され
た路側機との間で交信を終えた後に、無線通信による料
金収受を終えたETC車としての二輪車が横をすり抜け
ていった場合には、ブースの手前で順番が入れ替わり、
二輪車が身体障害者の運転する対象の車両として、料金
収受を終えたにも拘らず、ブース前で直進を規制されて
しまうという問題があった。
【0011】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、料金収受における処理順序に違
いが発生した場合でも、簡易的な方法により処理順序の
修正を行うことが可能な料金収受システム、ゲート装置
及び料金収受方法を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の料金収受システムは、請求項1に記載され
ているように、車両に搭載された車載装置とゲートに設
けられたゲート装置との間で料金収受のための交信を行
う料金収受システムであって、第1のエリア内に進入し
た車両を順次検知する検知手段と、前記検知手段にて車
両が検知されたとき前記ゲート装置より前記車載装置に
対し車両情報の送信要求を行う要求手段と、前記要求手
段の送信要求により前記車載装置より前記ゲート装置に
送信されてきた前記車両情報を受信する受信手段と、前
記受信手段にて受信された前記車両情報を前記検知手段
が検知した車両の進入順に記憶する記憶手段と、第2の
エリア内に進入した車両情報の送信済みの車両に関する
情報を入手する手段と、入手した前記車両情報の送信済
みの車両に関する情報に基づいて、前記記憶手段に記憶
された前記車両情報の該記憶手段に記憶されている順番
を置換する手段とを具備することを特徴とする。
【0013】また、本発明の料金収受システムは、請求
項2に記載されているように、請求項1記載の料金収受
システムにおいて、前記車両情報の送信済みの車両に関
する情報の入手を、前記車載装置本体に対し着脱自在に
設けたICカードより入手することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の料金収受システムは、請
求項3に記載されているように、請求項1又は2記載の
料金収受システムにおいて、前記記憶手段に記憶されて
いる前記車両情報を、該記憶手段が記憶してる記憶順に
表示させる表示手段をさらに具備することを特徴とす
る。
【0015】また、本発明のゲート装置は、請求項4に
記載されているように、車両に搭載された車載装置との
間で料金収受のための交信を行うゲートに設けられたゲ
ート装置であって、第1のエリア内に進入した車両を順
次検知する検知手段と、前記検知手段にて車両が検知さ
れたとき前記車載装置に対し車両情報の送信要求を行う
要求手段と、前記要求手段の送信要求により前記車載装
置より送信されてきた前記車両情報を受信する受信手段
と、前記受信手段にて受信された前記車両情報を前記検
知手段が検知した車両の進入順に記憶する記憶手段と、
第2のエリア内に進入した車両情報の送信済みの車両に
関する情報を入力するための入力手段と、前記入力手段
にて入力された前記車両情報の送信済みの車両に関する
情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記車両情
報の該記憶手段に記憶されている順番を置換する手段と
を具備することを特徴とする。
【0016】さらに、本発明のゲート装置は、請求項5
に記載されているように、請求項4記載のゲート装置に
おいて、前記入力手段がICカードリーダであることを
特徴とする。
【0017】さらに、本発明のゲート装置は、請求項6
に記載されているように、請求項4又は5記載のゲート
装置において、前記記憶手段に記憶されている前記車両
情報を、該記憶手段が記憶している記憶順に表示させる
表示手段をさらに具備することを特徴とする。
【0018】また、本発明のゲート装置は、請求項7に
記載されているように、請求項4乃至6記載のゲート装
置において、前記検知手段が検知した車両の車種判別機
能を有することを特徴とすることを特徴とする。
【0019】さらに、本発明の料金収受方法は、請求項
8に記載されているように、車両に搭載された車載装置
とゲートに設けられたゲート装置との間で料金収受のた
めの交信を行う料金収受方法であって、第1のエリア内
に進入した車両を順次検知する工程と、前記検知手段に
て車両が検知されたとき前記ゲート装置より前記車載装
置に対し車両情報の送信要求を行う工程と、前記要求手
段の送信要求により前記車載装置より前記ゲート装置に
送信されてきた前記車両情報を受信する工程と、前記受
信手段にて受信された前記車両情報を前記検知手段が検
知した車両の進入順に記憶する工程と、第2のエリア内
に進入した車両情報の送信済みの車両に関する情報を入
手する工程と、前記入手した車両情報の送信済みの車両
に関する情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前
記車両情報の該記憶手段に記憶されている順番を置換す
る工程とを有することを特徴とする。
【0020】また、本発明の料金収受方法は、請求項9
に記載されているように、請求項8記載の料金収受方法
において、前記車両情報の送信済みの車両に関する情報
を、前記車載装置本体に対し着脱自在に設けたICカー
ドより入手することを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の料金収受方法は、請求項
10に記載されているように、請求項8又は9記載の料
金収受方法において、前記検知手段が検知した車両の進
入順に記憶された前記車両情報を記憶された順に表示さ
せる工程をさらに有することを特徴とする。
【0022】本発明によれば、ゲート装置が、車両側か
ら料金収受を行うために必要な車両情報を記憶した後
に、ゲートを通過する料金収受の対象の車両の順番が変
わったとしても、変わった順番に対応させて、ゲート装
置の車両情報を記憶している順番を変更することができ
る。例えば、車載装置にICカードが設けられている場
合には、このICカードに記憶さている車両情報を読み
出すことにより順序違いを修正することもできる。これ
により、ゲートを通過する車両の流れを長い時間停滞さ
せることなく、順次ゲートを通過する車両から正確な料
金の収受を行うことができる。また、ゲート装置にて車
両の車種を判別できるようにすれば、料金収受における
処理順序の違いを見付け出しやすくることが可能とな
る。さらに、本発明によれば、ゲート装置が記憶してい
る車両情報を記憶している順に表示させることができる
ので、ゲートを通過する料金収受の対象の車両の順番
が、ゲート装置の記憶している車両情報の順番と異なっ
ている場合に、これを表示により読み取ることができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0024】図1は本発明の実施形態にかかる料金収受
システム(以下、<ETCシステム>という)の構成を
概略的に示す図、図2はクローズシステムにおける入口
ゲートの路側機の構成を概略的に示す図、図3はクロー
ズシステムにおける出口ゲートの路側機の構成を概略的
に示す図、図4は図3の出口ゲートの路側機の出口ブー
ス内機器の構成を示す図、図5はETCシステムの車載
機の構成を概略的に示す図、図6はETCシステムのI
Cカードの構成を概略的に示す図である。
【0025】図1において、1は有料道路の路側機であ
り、有料道路の入口ゲートに配設されている入口路側機
と出口ゲートに配設されている出口路側機とからなる。
路側機1には、アンテナ2が設けられている。3は車載
機であり、路側機1とアンテナ2を通じて無線通信を行
うアンテナ4を有している。車載機3には、ICカード
5が装着されており、このICカード5を自動的に収納
/排出するカード収容部(図7にて詳述)が設けられて
いる。このカード収容部の入口部分に利用者がICカー
ド5を挿入すると、収容部内のオートローディング及び
イジェクト機構によりICカード5が自動的に収容され
る。一方、車載機3からICカード5を取出すときは利
用者が車載機3に設けられているイジェクトボタンを押
すことでオートイジェクトするようになっている。
【0026】路側機1及び車載機3は、それぞれの内部
のダイナミックRAMなどのバッファメモリに記憶され
ている情報を無線で通信するため、互いの通信速度が比
較的高速であるのに対し、ICカード5は、内部にE2
PROMなどのフラッシュメモリが実装されており、こ
のフラッシュメモリに車載機3からの情報を書き込み/
読み出しするため、特にICカード5の情報を書き込む
速度は、上記路側機1と車載機3との間での通信速度に
比べて低速なものとなっている。
【0027】ここで、ETCシステムの具体的な構成と
して、本実施形態では、例えば遠距離の高速道路等に適
用されるクローズシステムについて説明する。そこで、
まず入口ゲートに配設される路側機、及び出口ゲートに
配設される路側機について順に説明する。
【0028】入口ゲートの路側機は、上述した有料道路
のインターチェンジにおいて入口ゲートの各入口ブース
単位に設置されている。この入口ゲートの路側機は、図
2に示すように、入口ゲート前方の所定のエリア内に進
入した車両Yを複数の車両検知機21で進行方向に順次
検知し大型車、普通車、小型車等といった車種を判別す
る車種判別装置22と、この車種判別装置22により判
別された車種が通知されると、第1のアンテナ23で無
線通信を開始し車載機3を搭載した通信可能な車両Yに
対して入口ゲート番号や入口ゲートに進入した時刻等の
情報を送信する通行券自動発行装置24と、車載機3を
搭載した車両Yが第2のアンテナ25に対し通信不能と
なる手前の位置に設けられ、検知された車両Yを発進車
として通行券自動発行装置24へ通知する発進検知装置
26と、赤信号、青信号等を点灯させることにより車両
Yの直進を規制する案内表示機27とから構成されてい
る。 第2のアンテナ25は第1のアンテナ23で正常
に交信が終了した車両Yが発進検知装置26に検知され
たとき、通行券自動発行装置24の指示に基づいて車載
機3との間でデータのやりとりを行う。この際、入口ブ
ース内機器24は、例えば、車種判別装置22により判
別された車両Yの車種と、車載器3より受信した車載器
3に予め登録されていた車種とを比較し、比較結果を車
載器3に送信する。また、通行券自動発行装置24は上
記各機器の制御を行うとともに、非ETC(車載機3の
非搭載車)やETC車(車載機3の搭載車)であっても
例えば混信等の影響で正常に交信が行えない車両に対し
て磁気カードの通行券を発行する。 一方、出口ゲート
の路側機は、有料道路のインターチェンジにおいて出口
ゲートの各出口ブース単位に設置されている。この出口
ゲートの路側機は、図3に示すように、出口ゲート前方
の所定のエリア内に進入した車両Yを検知する第1の車
両検知装置31と、第1の車両検知装置31により車両
Yが検知されたとき、アンテナ32を介して車両Yに対
し車両情報の送信要求を行い、この結果により通信可能
なETC車、或は通信不能な非ETC車に対し、それぞ
れに応じて通行料金の収受形態を切り換える出口ブース
内機器33と、アンテナ32の通信領域を越え出口ブー
ス内機器33へ向かって直進する車両Yを再度検知する
第2の車両検知装置34と、赤信号、青信号等を点灯さ
せることにより車両Yの直進を規制する案内表示機35
とにより構成されている。
【0029】出口ブース内機器34は、図4に示すよう
に、非ETC車のドライバが所持している通行券(磁気
カード等)を処理する通行券確認機41と、料金前納の
ハイウェイカード等のプリペイドカードを処理するプリ
ペイドカード処理機42と、ETC車のICカードを無
線通信によらず処理するICカードリーダ43と、現金
等により支払いを行った車両に対して領収書を発行する
領収書発行機44と、車載機3との交信により得た車両
情報を記憶する記憶装置45と、この記憶装置45に記
憶された個々の車両情報の記憶順序を置換するデータ順
序置換回路46と、第1の車両検知装置31又は第2の
車両検知装置34からの車両検知の通知を受けて上記各
機器の制御を行う出口ゲート制御装置47とにより構成
されている。通行券確認機41は、通行券に記録されて
いる情報(磁気記録情報)を読み取る例えば磁気カード
リーダである。また、出口ゲート制御装置47内には、
ハードディスクなどの記録装置にネガティブリストが登
録されている。このネガティブリストとは、例えば有料
道路の運営元でICカードを提供したもののICカード
での料金収受を行わないと認定した利用者のリスト等で
ある。
【0030】記憶装置45は、第1の車両検知装置31
にて車両が検知されたとき、該車両の車載機3との間で
行われる交信によって、車載機3より受信した車両情報
を記憶する。この車両情報は、個々の車両の車載機より
受信した受信順、つまり第1の車両検知装置31の検知
エリアに順次進入してくる車両が検知された順に次々と
記憶される。
【0031】案内表示機35は、第1の車両検知装置3
1に検知された後、アンテナ32との間で交信を終え、
さらに出口ブース内機器33に向かって直進してくる車
両が、第2の検知装置34にて検知されたとき、記憶装
置45に記憶された車両情報に基づく特殊コード番号
(身体障害者の運転する特殊車両を示すコード)等を、
車両情報が記憶されている順番通り表示する。
【0032】データ順序置換回路46は、ICカードリ
ーダ43によって読み出されたICカード5の車両情報
が出口ゲート制御装置47を介して認識されると、この
認識された車両情報が記憶装置45に記憶されている場
合、この車両情報を最新の順番に置換する。したがっ
て、車両情報の順番が置換された場合は、案内表示機3
5に表示されている特殊コード番号等も、最新の順番に
置換された車両情報に基づくコード番号等に変更され
る。
【0033】車載機(OBU:On Board Unit)3は、
図5に示すように、ICカード5をカード収容部51内
にローディングするとともにカード収容部51内のIC
カード5をイジェクトするオートローディング/イジェ
クト機構52と、ICカード5とのインタフェース部5
3と、このインタフェース部53を通じて読み出した情
報を処理するとともに処理結果をメモリ55に記憶する
ICカード処理部54と、メモリ55に記憶されている
情報をアンテナ4から送信するとともにアンテナ4で受
信した情報をメモリ55に記憶する無線制御部56と、
利用者に操作される複数の釦(テンキー、指定キー、実
行キー、イジェクトボタンなど)を備えた操作部57
と、操作内容を案内する文字表示およびLEDランプな
どを備えた表示部58と、各部を統括して制御する制御
部59とから構成されている。メモリ55には、予めこ
の車載機(OBU)3を搭載する車両を決定する要因の
長さ・軸数・重量・用途・特長データなどの車両情報が
登録されている。
【0034】ICカード5は、有料道路の運営元が所定
の料金にて提供するプリペイド方式(料金前納方式)の
ものと、預託金の口座からの引き落としとなるクレジッ
トカード方式のものとがある。
【0035】図6に示すように、例えばクレジットカー
ド方式のICカード5は、E2 PROMなどのフラッシ
ュメモリ61と、車載機3のインタフェース部53との
間でデータのやり取りを行うインタフェース部62と、
このインタフェース部62およびフラッシュメモリ61
を制御するCPU63とを備えている。このICカード
5のフラッシュメモリ61には、利用者のID番号・契
約の有効期限及び特殊契約情報(障害者割引適用の可
否)などの課金情報が記憶されている。なお、プリペイ
ド方式のものの場合はさらに残額情報が記憶されてお
り、未使用時に設定されていた所定の利用可能金額から
使用毎に通行料金分が減算される。また、このICカー
ド5のフラッシュメモリ61には、予め記憶されている
ICカード番号に加え、車両Yがゲートを通過する際
に、通過日時、出口ゲートを特定するための出口ゲート
番号、車両Yの車種及びカード残額などの通行履歴が該
ID番号に関連付けて記憶される。このICカード5
は、車載機3に挿入されると、車載機3との信号のやり
取りで車載機3の正当性を確認して初めて車載機3に対
して課金情報を送信する。
【0036】このように構成されたETCシステムを用
い、実際に車両Yが入口ゲート及び出口ゲートを通過す
る際の作用について説明する。
【0037】まず、車両Yが入口ゲートを通過する際の
作用について説明する。
【0038】車両Yが入口ゲートの所定のエリア内に進
入すると、車両Yは車両検知機21により検知され、検
知された車両Yの車種が車種判別装置22によって判別
される。この判別された車両Yの車種の通知を受けた通
行券自動発行機24は、第1のアンテナ23を制御し、
車両Yに対し交信の問い合わせを開始する。車両Yに車
載機3が搭載されている場合、正当な第1のアンテナ2
3からの問い合わせであると車載機3が認識すると、I
Cカード5から通知された課金情報と車載機3に記録さ
れている車両情報(車載機情報/車載装置情報)とを応
答信号として返信する。この応答信号を受信した通行券
自動発行機24は、車載機3からの応答が正当であると
認識すると課金情報の有効期限や残額が0でないこと等
を確認する。確認の結果、所定の条件を満たしていれ
ば、入口ゲートの道路番号・料金所番号・通過年月日時
分・車線番号などの入口情報Aを車載機3に送信する。
車載機3では、入口情報Aの受信が正常に行われたこと
を確認して、路側機1側、この場合、通行券自動発行機
24へ受信完了通知を送信する。通行券自動発行機24
が、第1のアンテナ23を介して車載機3からの受信完
了通知を受信した場合には、通行券の発券は行われない
ものとなる。なお、通行券自動発行機24は、車両検知
機21で車両を検知したにも拘らず、第1のアンテナ2
3で車載機3からの応答信号がない場合、「通信不良」
であると判断する。
【0039】ETC車が通行券自動発行機24の横を通
過し発進検知装置26の検知エリアに入ると、発進検知
装置26から車両の検知信号が通行券自動発行機24に
出されて、この検知信号を受けた通行券自動発行機24
は、第2のアンテナ25を制御して車載機3に対する交
信問い合わせを実行する。なお、通行券自動発行機24
は、発信検知装置26で車両を検知したときに当該車両
が「通信不良」である場合には第2のアンテナ25で
「通信不良」を確認する(若しくは第2のアンテナでの
通信を行わない)。
【0040】この交信の問い合わせに対して、車載機3
は正当な問い合わせであると認識すると、ICカード5
から通知されたID番号と車載機3内に予め登録されて
いたID番号とを応答信号として返信する。この応答信
号を受信した通行券自動発行機24は、応答信号として
のICカード5のID番号と車載機3のID番号とを比
較する。
【0041】通行券自動発行機24は、ID番号の一致
を確認すると、車種判別装置22によって判別された車
種と車載機3に予め記緑されていた車種との比較結果を
入口情報Bとして第2のアンテナ25を介して車載機3
に返信する。車載機3は第2のアンテナ25からの入口
情報Bのデ一タを受信すると、第2のアンテナ25に受
信完了を通知するとともに、受信した入口情報Aと入口
情報Bと併せ入口情報としてICカード5に記録する。
【0042】次に、車両Yが出口ゲートを通過する際の
一般的な作用について説明する。
【0043】出口ゲートにおいて車両Yの進入を第1の
車両検知装置31が検知すると、この旨を出口ブース内
機器33の出口ゲート制御装置47に通知する。出口ゲ
ート制御装置47では、アンテナ32を制御して、進入
した車両Yに対して問い合わせを開始する。この問い合
わせの信号を車載機3が受信すると、車載機3は問い合
わせ信号の正当性をチェックする。そして、問い合わせ
信号が正当であれば、車載機3は自身に記録されている
入口情報、課金情報及び車両情報などをアンテナ32へ
返信する。出口ゲート制御装置47では、アンテナ32
で受信した各情報の中の入口情報を基に、通行料金の算
出を行い、同時にID番号のネガティブリスト照合を行
い、ID番号の正当性を認識することにより、入口情報
及び出口情報(料金所番号・通過年月日時分・車線番号
・通行料金)を利用履歴として車載機3へ送信する。こ
の利用履歴を車載機3が受信すると、車載機3では、利
用履歴が正常に受信完了されたことを確認し、路側機
側、つまり出口ゲート制御装置47へ受信完了を通知す
ると共に、ICカード5に対して利用履歴を記録する。
なお、非ETC車の場合は第1の車両検知装置31に検
知された後、さらに出口ブース内機器33に向かって直
進し第2の車両検知装置34にて検知されると、案内表
示機35により赤信号が点灯させられ車両Yの直進が規
制される。この後、出口ゲートの監視員が、非ETC車
のドライバより通行券を受け取り、監視員はこの通行券
に磁気記録されている情報を通行券確認機41を用いて
読み出させる。この読み出された情報に基づいて通行料
金が算出され、ドライバより現金又はハイウェイカード
等により支払いが行われる。
【0044】ところで、出口ゲートにおいてこのような
料金の収受形態とは異なる特別収受処理があり、以下こ
の処理について説明を行う。
【0045】例えば、運転者が身体障害者等の場合に
は、その車両は特殊車両として扱われ、通行料金の割引
等を行なう場合がある。この際、当該車両が特殊車両対
象車であるか否かを確認する必要がある。したがって、
特殊車両がETC車(車載機3の搭載車)であっても、
無線通信による料金収受は行われず、通行料金の精算は
出口ブースの監視員による人為的な料金収受、つまり現
金、ハイウェイカード等による料金収受となる。
【0046】そこで、特殊車両がETC車(車載機3の
搭載車)である場合、特殊車両には車載機3本体のメモ
リ55及びICカード5のフラッシュメモリ61には特
殊車両であることを示す特殊車両情報が予め記憶されて
いる。この特殊車両情報をアンテナ32が受信した場合
には、無線通信による料金収受は行われないように出口
ゲート制御装置47により制御され、非ETC車の料金
収受と同様、出口ブースにて現金等による料金収受とな
る。
【0047】ここで、この特別収受処理に関する特殊な
事例について詳述する。
【0048】例えば、図7に示すように、ETC車であ
る特殊車両Cが、通信領域32a内で第1の車両検知装
置31に検知され、アンテナ32と車載機3との間で、
特殊車両情報の送信を含め、正常に交信が終了したもの
とする。その後、特殊車両Cがさらに前方へ直進してい
る過程において、該特殊車両Cが第2の車両検知装置3
4に検知される前に、アンテナ32との間で通常の車両
情報の送信を含め正常に交信が終了したETCである二
輪車Dに後方から追い抜かれ、この二輪車Dが先に第2
の車両検知装置34に検知されたものとする。
【0049】この場合、記憶装置45が、アンテナ32
と間で交信を終えた車両順に車両情報を記憶しているこ
とから、第2の車両検知装置34に二輪車Dが検知され
たとき、案内表示機35は、記憶装置45が最初に記憶
した特殊車両Cの情報を表示させ、これに基づいて赤信
号を点灯させ二輪車Dの直進を規制する。このため、二
輪車Dは、無線通信により料金収受が行われたにも拘ら
ずその場に停止させられることとなる。
【0050】すなわち、案内表示機35は、料金収受の
対象の車両が、身体障害者の運転する特殊車両Cである
ことを示す情報を表示する。例えば、特殊車両Cを示す
特殊コード番号の表示を行う。この際、車種を示す車種
番号の表示も行われる。
【0051】これらの表示から、二輪車Dの運転者及び
出口ブース33aの監視員は、異常事態に気付くことと
なり、二輪車Dの運転者より手渡された車載機3のIC
カード5をICカードリーダ43に挿着し情報を読み出
させる。これにより、読み出されたICカード5の二輪
車Dの車両情報と記憶装置45に記憶されている情報
(特殊車両Cの特殊車両情報“記憶順1”、二輪車Dの
車両情報“記憶順2”)とが照合される。この際、デー
タ順序置換回路46が働き、記憶装置45内の二輪車D
の車両情報(“記憶順1へ”)と特殊車両Cの特殊車両
情報(“記憶順2へ”)との順番が変更され、これによ
り、出口ゲート制御装置47を介して案内表示機35の
表示は、二輪車Dに基づくものとなり、点灯も赤信号か
ら青信号となり二輪車Dの直進が許可される。
【0052】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、路側機1側が車載機3側から料金収受を行うために
必要な例えば特殊車両情報を記憶した後に、ゲートを通
過する料金収受の対象の車両の順番が変わったとして
も、変わった順番に対応させて、記憶装置45における
車両情報を記憶している順番を変更することができる。
例えば車載機3のICカード5に記憶さている車両情報
をICカードリーダ43により読み出させることにより
順序違いを修正することもできる。これにより、ゲート
を通過する車両の流れを長い時間停滞させることなく、
順次ゲートを通過する車両から正確な料金の収受を行う
ことができる。さらに、記憶装置45における車両情報
を記憶している順に案内表示機35にて表示させること
ができるので、料金収受の対象の車両の順番と、ゲート
装置が記憶している車両情報の順番とが異なっている場
合に、これを案内表示機35に表示された車両情報から
読み取ることができる。
【0053】なお、本実施形態では、本発明の料金収受
システムをクローズシステムの有料道路に用いた場合に
ついて説明したが、無論、オープンシステムの有料道路
に本発明の料金収受システムを適用した場合でも同様の
効果が得られることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゲート装置が、車両側から料金収受を行うために必要な
車両情報を記憶した後に、ゲートを通過する料金収受の
対象の車両の順番が変わったとしても、変わった順番に
対応させて、ゲート装置の車両情報を記憶している順番
を変更することができる。例えば、車載装置にICカー
ドが設けられている場合には、このICカードに記憶さ
ている車両情報を読み出すことにより順序違いを修正す
ることもできる。これにより、ゲートを通過する車両の
流れを長い時間停滞させることなく、順次ゲートを通過
する車両から正確な料金の収受を行うことができる。ま
た、ゲート装置にて車両の車種を判別できるようにすれ
ば、料金収受における処理順序の違いを見付け出しやす
くることが可能となる。さらに、本発明によれば、ゲー
ト装置が記憶している車両情報を記憶している順に表示
させることができるので、ゲートを通過する料金収受の
対象の車両の順番が、ゲート装置の記憶している車両情
報の順番と異なっている場合に、これを表示により読み
取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる料金収受システムの
構成を概略的に示す図
【図2】クローズシステムにおける入口ゲートの路側機
の構成を概略的に示す図
【図3】クローズシステムにおける出口ゲートの路側機
の構成を概略的に示す図
【図4】図3の出口ゲートの路側機の出口ブース内機器
の構成を示す図
【図5】ETCシステムの車載機の構成を概略的に示す
【図6】ETCシステムのICカードの構成を概略的に
示す図
【図7】特別収受処理に関する特殊な事例を示す図
【符号の説明】
1……路側機 2……路側機のアンテナ 3……車載機 4……車載機のアンテナ 5……ICカード 21……車両検知機 22……車種判別装置 23……第1のアンテナ 24……通行券自動発行機 25……第2のアンテナ 26……発進検知装置 27、35……案内表示機 31……第1の車両検知装置 32……出口ゲートの路側機のアンテナ 32a……通信領域 33……出口ブース内機器 34……第2の車両検知装置 41……通行券確認機 43……ICカードリーダ 45……記憶装置 46……データ順序置換回路 47……出口ゲート制御装置 55……車載機のメモリ 56……車載機の無線制御部 61……ICカードのフラッシュメモリ Y……車両 C……特殊車両 D……二輪車

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された車載装置とゲートに設
    けられたゲート装置との間で料金収受のための交信を行
    う料金収受システムであって、 第1のエリア内に進入した車両を順次検知する検知手段
    と、 前記検知手段にて車両が検知されたとき前記ゲート装置
    より前記車載装置に対し車両情報の送信要求を行う要求
    手段と、 前記要求手段の送信要求により前記車載装置より前記ゲ
    ート装置に送信されてきた前記車両情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段にて受信された前記車両情報を前記検知手
    段が検知した車両の進入順に記憶する記憶手段と、 第2のエリア内に進入した車両情報の送信済みの車両に
    関する情報を入手する手段と、 入手した前記車両情報の送信済みの車両に関する情報に
    基づいて、前記記憶手段に記憶された前記車両情報の該
    記憶手段に記憶されている順番を置換する手段とを具備
    することを特徴とする料金収受システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の料金収受システムにおい
    て、 前記車両情報の送信済みの車両に関する情報の入手を、
    前記車載装置本体に対し着脱自在に設けたICカードよ
    り入手することを特徴とする料金収受システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の料金収受システム
    において、 前記記憶手段に記憶されている前記車両情報を、該記憶
    手段が記憶してる記憶順に表示させる表示手段をさらに
    具備することを特徴とする料金収受システム。
  4. 【請求項4】 車両に搭載された車載装置との間で料金
    収受のための交信を行うゲートに設けられたゲート装置
    であって、 第1のエリア内に進入した車両を順次検知する検知手段
    と、 前記検知手段にて車両が検知されたとき前記車載装置に
    対し車両情報の送信要求を行う要求手段と、 前記要求手段の送信要求により前記車載装置より送信さ
    れてきた前記車両情報を受信する受信手段と、 前記受信手段にて受信された前記車両情報を前記検知手
    段が検知した車両の進入順に記憶する記憶手段と、 第2のエリア内に進入した車両情報の送信済みの車両に
    関する情報を入力するための入力手段と、 前記入力手段にて入力された前記車両情報の送信済みの
    車両に関する情報に基づいて、前記記憶手段に記憶され
    た前記車両情報の該記憶手段に記憶されている順番を置
    換する手段とを具備することを特徴とするゲート装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のゲート装置において、 前記入力手段がICカードリーダであることを特徴とす
    るゲート装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載のゲート装置におい
    て、 前記記憶手段に記憶されている前記車両情報を、該記憶
    手段が記憶している記憶順に表示させる表示手段をさら
    に具備することを特徴とするゲート装置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6記載のゲート装置におい
    て、 前記検知手段が、検知した車両の車種判別機能を有する
    ことを特徴とするゲート装置。
  8. 【請求項8】 車両に搭載された車載装置とゲートに設
    けられたゲート装置との間で料金収受のための交信を行
    う料金収受方法であって、 第1のエリア内に進入した車両を順次検知する工程と、 前記検知手段にて車両が検知されたとき前記ゲート装置
    より前記車載装置に対し車両情報の送信要求を行う工程
    と、 前記要求手段の送信要求により前記車載装置より前記ゲ
    ート装置に送信されてきた前記車両情報を受信する工程
    と、 前記受信手段にて受信された前記車両情報を前記検知手
    段が検知した車両の進入順に記憶する工程と、 第2のエリア内に進入した車両情報の送信済みの車両に
    関する情報を入手する工程と、 前記入手した車両情報の送信済みの車両に関する情報に
    基づいて、前記記憶手段に記憶された前記車両情報の該
    記憶手段に記憶されている順番を置換する工程とを有す
    ることを特徴とする料金収受方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の料金収受方法において、 前記車両情報の送信済みの車両に関する情報を、前記車
    載装置本体に対し着脱自在に設けたICカードより入手
    することを特徴とする料金収受方法。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9記載の料金収受方法に
    おいて、 前記検知手段が検知した車両の進入順に記憶された前記
    車両情報を記憶された順に表示させる工程をさらに有す
    ることを特徴とする料金収受方法。
JP35447897A 1997-12-24 1997-12-24 料金収受システム、ゲート装置、及び料金収受方法 Withdrawn JPH11185075A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013117774A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Futaba Industrial Co Ltd 特定行為作動許可システム及び認証媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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