JPH0327778B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327778B2 JPH0327778B2 JP57020472A JP2047282A JPH0327778B2 JP H0327778 B2 JPH0327778 B2 JP H0327778B2 JP 57020472 A JP57020472 A JP 57020472A JP 2047282 A JP2047282 A JP 2047282A JP H0327778 B2 JPH0327778 B2 JP H0327778B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- damping
- elastic body
- plate
- damping material
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 34
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 12
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F7/00—Vibration-dampers; Shock-absorbers
- F16F7/10—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
- F16F7/104—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
- F16F7/108—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted on plastics springs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
利用分野
本発明は防振機器と据付台との間に振動吸収用
の板を挟み、質量としての作用による二重防振効
果、弾性体のサージングの減衰および振動機械下
部音の遮断の３効果により、防振効果の大幅な改
善をはかろうとするものである。
の板を挟み、質量としての作用による二重防振効
果、弾性体のサージングの減衰および振動機械下
部音の遮断の３効果により、防振効果の大幅な改
善をはかろうとするものである。
技術の現状、その問題点
エンジン、ポンプ等の回転機械は機械自体が騒
音を発生するだけでなく、それが据付けられてい
る構造物に振動を与えそれがまた騒音源となる。
この振動伝播の遮断の対策として機械を防振ゴ
ム、コイルバネ、空気バネ等の弾性体を介して据
付台に取付ける場合が多い。しかし、この方法で
は、高周波において弾性体内部に発生する波動現
象により振動遮断効果が少くなることが知られて
いる。
音を発生するだけでなく、それが据付けられてい
る構造物に振動を与えそれがまた騒音源となる。
この振動伝播の遮断の対策として機械を防振ゴ
ム、コイルバネ、空気バネ等の弾性体を介して据
付台に取付ける場合が多い。しかし、この方法で
は、高周波において弾性体内部に発生する波動現
象により振動遮断効果が少くなることが知られて
いる。
第５図は従来最も多く用いられている防振支持
構造のモデル図で振動機器１が弾性体４を介して
据付台２に取付けられている。
構造のモデル図で振動機器１が弾性体４を介して
据付台２に取付けられている。
第６図は第５図における弾性体４が金属スプリ
ングである場合の振動機器１に加わる力に対する
据付台２へ伝達する力の比である振動伝達率をデ
シベルで表示したものであるが、スプリングのサ
ージングによつて100Hz付近より振動伝達率にピ
ークが現れる欠点がある。
ングである場合の振動機器１に加わる力に対する
据付台２へ伝達する力の比である振動伝達率をデ
シベルで表示したものであるが、スプリングのサ
ージングによつて100Hz付近より振動伝達率にピ
ークが現れる欠点がある。
第７図は二重防振のモデル図であり、振動機器
１はまず上部の弾性体４に支持され、その下に中
間質量９を取付け、さらにその下の下部の弾性体
４によつて支持されている。振動機器１の質量を
M1、中間質量の９の質量をM2とし、β＝M2／
M1のときの振動伝達率は第８図のようになる。
この図より振動伝達率が二重防振によつて大幅に
改善されることがわかる。
１はまず上部の弾性体４に支持され、その下に中
間質量９を取付け、さらにその下の下部の弾性体
４によつて支持されている。振動機器１の質量を
M1、中間質量の９の質量をM2とし、β＝M2／
M1のときの振動伝達率は第８図のようになる。
この図より振動伝達率が二重防振によつて大幅に
改善されることがわかる。
防振材と防振支持装置を組合わせることにより
防振効果を改善する従来例として、公開実用昭和
53−150509がある。第９図はその構造図である。
この構造では、圧縮機１０は制振材１２に締付具
１１によつて直接固定されており、制振材の１２
の端部が防振ゴム１３を介して据付台２に結合し
た防振支持装置となつている。しかしこの方法に
おいては結合が防振機器−制振材−弾性体−据付
台の順になつており、弾性体の中間部に質量がな
いため、二重防振の効果は生じえない。しかも弾
性体である防振ゴム１３のサージングの防止に制
振材は作用せず、さらに制振材が棒状に配置され
ているため、振動機器下部からの据付台への騒音
の伝搬を遮断できない欠点を有している。また構
造的にも制振材１２が圧縮機１０を支持している
ため、強度のある制振材を使用しなければならな
い欠点を持つている。
防振効果を改善する従来例として、公開実用昭和
53−150509がある。第９図はその構造図である。
この構造では、圧縮機１０は制振材１２に締付具
１１によつて直接固定されており、制振材の１２
の端部が防振ゴム１３を介して据付台２に結合し
た防振支持装置となつている。しかしこの方法に
おいては結合が防振機器−制振材−弾性体−据付
台の順になつており、弾性体の中間部に質量がな
いため、二重防振の効果は生じえない。しかも弾
性体である防振ゴム１３のサージングの防止に制
振材は作用せず、さらに制振材が棒状に配置され
ているため、振動機器下部からの据付台への騒音
の伝搬を遮断できない欠点を有している。また構
造的にも制振材１２が圧縮機１０を支持している
ため、強度のある制振材を使用しなければならな
い欠点を持つている。
問題解決の手段
そこで本発明では据付台と振動機器との間に弾
性体を重ねておき、この弾性体の重ねの間にダン
ピング板を挟んで質量としての作用による二重防
振効果、弾性体のサージングの減衰および振動機
器下部音の遮断の３効果により、防振効果の大幅
な改善をはかろうとするものである。
性体を重ねておき、この弾性体の重ねの間にダン
ピング板を挟んで質量としての作用による二重防
振効果、弾性体のサージングの減衰および振動機
器下部音の遮断の３効果により、防振効果の大幅
な改善をはかろうとするものである。
実施例
第１図はダンピング板を用いた振動機器の据付
けの側面図で、１は振動機器、２は据付台、３は
ダンピング板、４はダンピング板３をその端部に
おいて振動機器１と据付台２との両側から挟む弾
性体である。
けの側面図で、１は振動機器、２は据付台、３は
ダンピング板、４はダンピング板３をその端部に
おいて振動機器１と据付台２との両側から挟む弾
性体である。
ダンピング板３は第２図にその断面で示すよう
に、鋼板３ｂの上にダンピング用の制振材３ａを
貼付けしたものであり、弾性体４は制振材３ａの
貼付していない部分に取付ける。第３図は制振材
３ａの上にさらに金属板３ｃを貼付したダンピン
グ板である。第４図は孔８を多数あけたダンピン
グ板３を平面で示し、板の振動による孔８を通し
ての空気の流れによる粘性ダンピングをも併せ利
用するものである。
に、鋼板３ｂの上にダンピング用の制振材３ａを
貼付けしたものであり、弾性体４は制振材３ａの
貼付していない部分に取付ける。第３図は制振材
３ａの上にさらに金属板３ｃを貼付したダンピン
グ板である。第４図は孔８を多数あけたダンピン
グ板３を平面で示し、板の振動による孔８を通し
ての空気の流れによる粘性ダンピングをも併せ利
用するものである。
以上の説明ではダンピング板は弾性体の中間に
１枚のみ挟んだものであつたが、複数枚を多重に
挟み込むことにより、より効果を増大させること
ができる。
１枚のみ挟んだものであつたが、複数枚を多重に
挟み込むことにより、より効果を増大させること
ができる。
効 果
以上のように本発明は構造極めて簡単であるが
従来の防振弾性のみ及び制振材と弾性体とを単純
に結合した方法による欠点を大幅に改善しうるも
のである。
従来の防振弾性のみ及び制振材と弾性体とを単純
に結合した方法による欠点を大幅に改善しうるも
のである。
第１０図は防振ゴムを弾性体とした防振ゴムの
みの挿入損失の実験例であり、第１１図は同じ防
振ゴムの中間にダンピング板を挟んだ本発明装置
の挿入損失であるが、本発明により400Hz以上で
10db以上挿入損失が改善されている。
みの挿入損失の実験例であり、第１１図は同じ防
振ゴムの中間にダンピング板を挟んだ本発明装置
の挿入損失であるが、本発明により400Hz以上で
10db以上挿入損失が改善されている。
挿入損失は防振装置を取付けた場合の据付台の
振動と、その防振装置がない場合の据付台の振動
との比をデシベルで表したもので、この値が大き
い程防振効果が大きいことを第１０図、第１１図
が示している。
振動と、その防振装置がない場合の据付台の振動
との比をデシベルで表したもので、この値が大き
い程防振効果が大きいことを第１０図、第１１図
が示している。
第１図は本発明の振動機器とその据付台との間
に弾性体及びダンピング板を挟んだ防振支持装置
の側面図、第２図は鋼板の上に制振材を貼付した
ダンピング板の断面図、第３図は制振材の上にさ
らに金属板を貼付したダンピング板の断面図、第
４図は孔を多数あけたダンピング板の平面図、第
５図は従来の防振支持構造のモデル図、第６図は
第５図のものの１例の振動伝達率、第７図は二重
防振構造のモデル図、第８図は第７図の場合の１
例の振動伝達率、第９図は制振材と防振支持装置
とによる従来例の断面図、第１０図は防振ゴムの
みによる挿入損失の実験例、第１１図は第１０図
のものに本発明を適用した場合の挿入損失であ
る。 １……振動機器、２……据付台、３……ダンピ
ング板、３ａ……制振材、３ｂ……鋼板、４……
弾性体、８……ダンピング板にあけた孔、１０…
…圧縮機、１１……締付具、１２……制振材。
に弾性体及びダンピング板を挟んだ防振支持装置
の側面図、第２図は鋼板の上に制振材を貼付した
ダンピング板の断面図、第３図は制振材の上にさ
らに金属板を貼付したダンピング板の断面図、第
４図は孔を多数あけたダンピング板の平面図、第
５図は従来の防振支持構造のモデル図、第６図は
第５図のものの１例の振動伝達率、第７図は二重
防振構造のモデル図、第８図は第７図の場合の１
例の振動伝達率、第９図は制振材と防振支持装置
とによる従来例の断面図、第１０図は防振ゴムの
みによる挿入損失の実験例、第１１図は第１０図
のものに本発明を適用した場合の挿入損失であ
る。 １……振動機器、２……据付台、３……ダンピ
ング板、３ａ……制振材、３ｂ……鋼板、４……
弾性体、８……ダンピング板にあけた孔、１０…
…圧縮機、１１……締付具、１２……制振材。
Claims (1)
- １ 据付台と振動機器との間に弾性体を重ねてお
き、この弾性体の重ねの間にダンビング板を挟ん
だ防振支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2047282A JPS58137634A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 防振支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2047282A JPS58137634A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 防振支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58137634A JPS58137634A (ja) | 1983-08-16 |
| JPH0327778B2 true JPH0327778B2 (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=12028038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2047282A Granted JPS58137634A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 防振支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58137634A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3510809A1 (de) * | 1985-03-25 | 1986-09-25 | Müller - BBM GmbH, 8033 Planegg | Schalldaemmeinrichtung |
| JPH0744836Y2 (ja) * | 1986-03-18 | 1995-10-11 | 三菱重工業株式会社 | 防振装置 |
| JPS62266246A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | エンジン用二重防振装置 |
| JPH0765636B2 (ja) * | 1986-10-13 | 1995-07-19 | 三菱重工業株式会社 | 機器の防振支持装置 |
| JPH0736194Y2 (ja) * | 1989-11-16 | 1995-08-16 | 株式会社荏原製作所 | 振動を発生する装置を搭載するベース |
| JPH0586049U (ja) * | 1991-11-12 | 1993-11-19 | 有限会社日新製作所 | 防振装置 |
| US5303524A (en) * | 1992-03-09 | 1994-04-19 | Caspe Marc S | Earthquaker protection system and method of installing same |
| JP2000291982A (ja) * | 1999-04-08 | 2000-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷凍サイクル装置 |
| DE102009034563A1 (de) * | 2009-07-23 | 2011-01-27 | Uwe Anderssohn | Lastplatte und Verfahren zur Lagerung eines medizintechnischen Großgeräts und Herstellungsverfahren für eine Lastplatte |
| JP2012193934A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-11 | Panasonic Corp | 浴室換気空調装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5712794Y2 (ja) * | 1977-05-04 | 1982-03-13 |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP2047282A patent/JPS58137634A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58137634A (ja) | 1983-08-16 |
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