JPH01250547A - 免震装置 - Google Patents
免震装置Info
- Publication number
- JPH01250547A JPH01250547A JP7854388A JP7854388A JPH01250547A JP H01250547 A JPH01250547 A JP H01250547A JP 7854388 A JP7854388 A JP 7854388A JP 7854388 A JP7854388 A JP 7854388A JP H01250547 A JPH01250547 A JP H01250547A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminated rubber
- flanges
- plug
- rubber layer
- lead plug
- Prior art date
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- Granted
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は微振動に対して除振性能を付与した免震装置
に関するものである。
に関するものである。
(発明が解決しようとする課題)
構造物用の免震支承として現在実用化されている鉛−積
層ゴムベアリングは風荷重等巾さい水平荷重に対する安
定性や高い減衰性能を有するとともに、ダンパー一体型
であるため施工性が良い等の利点を持っている。ところ
が一方では鉛入り積層ゴムベアリングは高い初期剛性の
ため微振動に対しては除振効果が低いという面を抱えて
いる。
層ゴムベアリングは風荷重等巾さい水平荷重に対する安
定性や高い減衰性能を有するとともに、ダンパー一体型
であるため施工性が良い等の利点を持っている。ところ
が一方では鉛入り積層ゴムベアリングは高い初期剛性の
ため微振動に対しては除振効果が低いという面を抱えて
いる。
この発明はこうした実情を踏まえてなされたもので、微
振動に対する除振性能を有する免震装置を新たに提案し
ようとするものである。
振動に対する除振性能を有する免震装置を新たに提案し
ようとするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明では鉛プラグの上下端位置に配置されるアウター
シムの、孔に嵌入するアンカーピンを有するフランジと
アウターシムとの間に本体の積層ゴム体と同じく鋼板と
ゴムとからなる積層ゴム層を形成することによって鉛プ
ラグの高い初期剛性の発揮を抑え、構造物の水平方向の
微振動に対する除振性能を高めると同時に、鉛プラグに
本来の機能であるダンパーとしての役割のみを発揮させ
、居住性の向上を図る。
シムの、孔に嵌入するアンカーピンを有するフランジと
アウターシムとの間に本体の積層ゴム体と同じく鋼板と
ゴムとからなる積層ゴム層を形成することによって鉛プ
ラグの高い初期剛性の発揮を抑え、構造物の水平方向の
微振動に対する除振性能を高めると同時に、鉛プラグに
本来の機能であるダンパーとしての役割のみを発揮させ
、居住性の向上を図る。
更にアンカーピンとアウターシムの孔との間にクリアラ
ンスを設けることによりこのクリアランス以下の微小歪
振幅の振動を完全に除去することを可能にする。
ンスを設けることによりこのクリアランス以下の微小歪
振幅の振動を完全に除去することを可能にする。
またこの発明では必然的にアンカーピンの突出長さが大
きくなるため水平変形時及び鉛直振動時の引抜に対する
安全性が高められる。
きくなるため水平変形時及び鉛直振動時の引抜に対する
安全性が高められる。
(実 施 例)
以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて説明する。
この発明の免震装置Aは鉛プラグ1入りの積層ゴム支承
において、第1図に示すように各フランジ3,3とアウ
ターシム4.4間に積層ゴム体2と同様の積層ゴム層5
を形成したものである。
において、第1図に示すように各フランジ3,3とアウ
ターシム4.4間に積層ゴム体2と同様の積層ゴム層5
を形成したものである。
積層ゴム層5は積層ゴム体2と同じく鋼板(インナーシ
ム)6とゴム7とを交互に積み重ねてなるもので、図示
するようにフランジ3とアウターシム4及び鉛プラグ1
間に形成される。
ム)6とゴム7とを交互に積み重ねてなるもので、図示
するようにフランジ3とアウターシム4及び鉛プラグ1
間に形成される。
二の積層ゴム層5は構造物の水平変位時、ずなわち免震
装置A自身の変形時の微小振幅振動を吸収し、鉛プラグ
1の効きを抑制する役目を果たす。
装置A自身の変形時の微小振幅振動を吸収し、鉛プラグ
1の効きを抑制する役目を果たす。
第2図は第1図のb部の詳細を示したものであるが、こ
れはアンカ−ピン3a外周面とアウターシム4の孔b部
内周面との間にゴム7を介してクリアランスCを設けた
場合の実施例を示したものである。
れはアンカ−ピン3a外周面とアウターシム4の孔b部
内周面との間にゴム7を介してクリアランスCを設けた
場合の実施例を示したものである。
この実施例の場合、積層ゴム層5に加えて、フランジ3
とアウターシム4とがアンカ−ビン3a回りにおいても
僅かに切り離されるため微小振幅振動の除振性能を保存
することになる。
とアウターシム4とがアンカ−ビン3a回りにおいても
僅かに切り離されるため微小振幅振動の除振性能を保存
することになる。
第3図は本免震装置Aの構造物への据え付けの様子を示
したものである。
したものである。
なお、鉛プラグ1は上下フランジ3.3まで延長される
場合もある。
場合もある。
ところでこの発明では積層ゴム層5分だけアンカーピン
の長さが大きくなるため、免震装置Aの水平変形時及び
鉛直振動時のフランジ3の積層ゴム体2からの引抜に対
する安全性が向上される。
の長さが大きくなるため、免震装置Aの水平変形時及び
鉛直振動時のフランジ3の積層ゴム体2からの引抜に対
する安全性が向上される。
(発明の効果)
この発明は以上の通りであり、フランジとアウターシム
間に形成される積層ゴム層によって鉛プラグの高い初期
剛性の発揮が抑えられ、そのダンパーとしての機能が効
果的に生かされることになると同時に、水平及び鉛直方
向の微振動に対する除振性能が高められるため風や小地
震に対して安定した居住性を発揮することになる。
間に形成される積層ゴム層によって鉛プラグの高い初期
剛性の発揮が抑えられ、そのダンパーとしての機能が効
果的に生かされることになると同時に、水平及び鉛直方
向の微振動に対する除振性能が高められるため風や小地
震に対して安定した居住性を発揮することになる。
特に第二実施例ではアンカーピンとアウターシム間に形
成されるクリアランスによってその効果が高い。
成されるクリアランスによってその効果が高い。
またアンカーピンの突出長さが大きくなるため引抜に対
して安定している。
して安定している。
第1図は本発明の製作例を示した断面図、第2図はその
一部拡大図、第3図は構造物への設置状況を示した断面
図である。 A・・免震装置、1・・鉛プラグ、2・・積層ゴム体、
3・・フランジ、3a・・アンカーピン、4・・アウタ
ーシム、4a・・孔、5・・積層ゴム層、6・・鋼板(
インナーシム)、C・・クリアランス、7・・ゴム。 第 1 図 A 第 2 図 第3図
一部拡大図、第3図は構造物への設置状況を示した断面
図である。 A・・免震装置、1・・鉛プラグ、2・・積層ゴム体、
3・・フランジ、3a・・アンカーピン、4・・アウタ
ーシム、4a・・孔、5・・積層ゴム層、6・・鋼板(
インナーシム)、C・・クリアランス、7・・ゴム。 第 1 図 A 第 2 図 第3図
Claims (1)
- (1)中心の鉛プラグ回りに鋼板とゴムとを積み重ねて
構成される鉛入り積層ゴム支承において、鉛プラグの上
下端位置に配置されたアウターシムの孔に、上下の構造
体に固定される上部フランジ、下部フランジのそれぞれ
下面、上面に突設されたアンカーピンを嵌入させて両フ
ランジを各アウターシムの両外側に設置してなる免震装
置であり、各フランジとアウターシムとの間には鋼板と
ゴムとからなる積層ゴム層が形成されていることを特徴
とする免震装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63078543A JPH0645974B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 免震装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63078543A JPH0645974B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 免震装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01250547A true JPH01250547A (ja) | 1989-10-05 |
JPH0645974B2 JPH0645974B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=13664830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63078543A Expired - Lifetime JPH0645974B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 免震装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645974B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02103536U (ja) * | 1989-02-02 | 1990-08-17 | ||
JPH03140642A (ja) * | 1989-10-27 | 1991-06-14 | Fujita Corp | 免震アイソレータ |
JPH03157528A (ja) * | 1989-11-14 | 1991-07-05 | Fujita Corp | 免震アイソレータ |
JPH03157527A (ja) * | 1989-11-14 | 1991-07-05 | Fujita Corp | 免震アイソレータ |
JPH0518439A (ja) * | 1991-07-09 | 1993-01-26 | Fujita Corp | 免震支持装置 |
JPH09372U (ja) * | 1996-11-06 | 1997-06-24 | 株式会社フジタ | 免震支持装置 |
KR100730721B1 (ko) * | 2007-01-12 | 2007-06-22 | 주식회사 도화종합기술공사 | 설비 기기 기초진동 방지장치구조 |
CN102322100A (zh) * | 2011-07-05 | 2012-01-18 | 上海建筑设计研究院有限公司 | 一种减振隔震支座 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61176776A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-08 | デベロツプメント フアイナンス コ−ポレイシヨン オブ ニユ−ジ−ランド | 周期的せん断エネルギ−吸収装置 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63078543A patent/JPH0645974B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61176776A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-08 | デベロツプメント フアイナンス コ−ポレイシヨン オブ ニユ−ジ−ランド | 周期的せん断エネルギ−吸収装置 |
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CN102322100A (zh) * | 2011-07-05 | 2012-01-18 | 上海建筑设计研究院有限公司 | 一种减振隔震支座 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0645974B2 (ja) | 1994-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |