JPH03277501A - 合板 - Google Patents
合板Info
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- JPH03277501A JPH03277501A JP22858090A JP22858090A JPH03277501A JP H03277501 A JPH03277501 A JP H03277501A JP 22858090 A JP22858090 A JP 22858090A JP 22858090 A JP22858090 A JP 22858090A JP H03277501 A JPH03277501 A JP H03277501A
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- plywood
- veneers
- veneer
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Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、生産性が良好で、製造における作業環境の向
上及び省力化を可能とする合板に関する。
上及び省力化を可能とする合板に関する。
合板は木材の薄いシート状単板を接着剤ではり合わせた
ものであり、その製造は、従来では、まず、原木を外周
面周方向に沿って、所要の厚さにスライス、いわゆるか
つらむきしてシート状単板とし、その単板の両側縁に補
強テープ（糸）を添わせて、木質繊維の直角方向に裂け
るのを防いで、−旦、ロール状に巻き取られる。このロ
ール状単板は、縦横：１８０Ｘ９０Ｃ１１，２４０Ｘ１
２０Ｃ１１等の建築モジュールより少し大きいサイズに
切断され、これに接着糊を塗布する。
ものであり、その製造は、従来では、まず、原木を外周
面周方向に沿って、所要の厚さにスライス、いわゆるか
つらむきしてシート状単板とし、その単板の両側縁に補
強テープ（糸）を添わせて、木質繊維の直角方向に裂け
るのを防いで、−旦、ロール状に巻き取られる。このロ
ール状単板は、縦横：１８０Ｘ９０Ｃ１１，２４０Ｘ１
２０Ｃ１１等の建築モジュールより少し大きいサイズに
切断され、これに接着糊を塗布する。
この接着糊の塗布作業は、第３図に示すように、接着糊
槽１の両側にリフター２．３を配置し、方のりフタ−２
に所要サイズに切断された単板ａを載せ、人手により、
それを−枚毎、接着糊槽１の糊付はロール４に送り込み
、糊が塗布されて他方のりフタ−３に送り出される。こ
の送り出された単板ａは、再び人手により、リフター３
上に木質繊維を交叉させて積み重ねられ、所要枚数の単
板ａが積み重ねられると、その上に糊が塗布されていな
い単板ａが重ねられて一枚の合板構成体となる。以後、
同様な作業が繰返されて、リフター３上に定量の合板構
成体が積み重ねられる。
槽１の両側にリフター２．３を配置し、方のりフタ−２
に所要サイズに切断された単板ａを載せ、人手により、
それを−枚毎、接着糊槽１の糊付はロール４に送り込み
、糊が塗布されて他方のりフタ−３に送り出される。こ
の送り出された単板ａは、再び人手により、リフター３
上に木質繊維を交叉させて積み重ねられ、所要枚数の単
板ａが積み重ねられると、その上に糊が塗布されていな
い単板ａが重ねられて一枚の合板構成体となる。以後、
同様な作業が繰返されて、リフター３上に定量の合板構
成体が積み重ねられる。
こうして一定の量が積み重ねられると、搬送車で加熱プ
レスに供給され、その一定量の積み重ね合板構成体を一
体にして、１２５〜１３０℃、８〜１０ｋｇｆ／ｃｊ７
３．５〜５ ｓｉｎ加熱加圧されて接着され合板の素が
作られ、この後、化粧裁ち、サンダー掛は等が施されて
商品である合板ができる。
レスに供給され、その一定量の積み重ね合板構成体を一
体にして、１２５〜１３０℃、８〜１０ｋｇｆ／ｃｊ７
３．５〜５ ｓｉｎ加熱加圧されて接着され合板の素が
作られ、この後、化粧裁ち、サンダー掛は等が施されて
商品である合板ができる。
しかしながら、上記従来の接着糊の塗布作業は、作業者
を多く必要とするため、コスト的に問題がある。また、
ロール４の回転により、糊が周囲に飛び散るうえに、単
板ａの取扱いの度に、その単板ａから木粉が飛び散り、
その取扱い数が多いため、その浮遊量も多く、作業環境
の悪化を招いている。
を多く必要とするため、コスト的に問題がある。また、
ロール４の回転により、糊が周囲に飛び散るうえに、単
板ａの取扱いの度に、その単板ａから木粉が飛び散り、
その取扱い数が多いため、その浮遊量も多く、作業環境
の悪化を招いている。
本発明は、以上の点に留意し、上記接着剤塗布作業の作
業環境の向上及びコストダウンを図ることを課題とする
。
業環境の向上及びコストダウンを図ることを課題とする
。
上記課題を解決するために、本発明にあっては、前述の
従来周知の合板において、その接着が、接着性プラスチ
ックシートを介して加熱加圧されてなるものとしたので
ある。
従来周知の合板において、その接着が、接着性プラスチ
ックシートを介して加熱加圧されてなるものとしたので
ある。
その接着性プラスチックシートには、低密度ポリエチレ
ン（以下ＬＤＰＥという）、エチレン酢酸ビニル（以下
ＥＶＡという）、ポリイソブチレンゴム、又はポリビニ
ルブチラールに、極性基を有する変性ポリオレフィンを
添加したものを使用するとよく、その重量比は、前２者
に対しては、１００重量部に対して７重量部以上、後２
者に対しては同５重量部以上とする。
ン（以下ＬＤＰＥという）、エチレン酢酸ビニル（以下
ＥＶＡという）、ポリイソブチレンゴム、又はポリビニ
ルブチラールに、極性基を有する変性ポリオレフィンを
添加したものを使用するとよく、その重量比は、前２者
に対しては、１００重量部に対して７重量部以上、後２
者に対しては同５重量部以上とする。
また、それらＬＤＰＥ％ＥＶＡ、ポリイソブチレンゴム
及びポリビニルブチラールを選択的に混合し、その１０
０重量部に対し上記変性ポリオレフィンを少なくとも５
重量部以上添加して、接着性プラスチックシートとする
こともできる。その選択によるシートの種類は１１通り
あり、その混合割合は実験等によって適宜決定する。
及びポリビニルブチラールを選択的に混合し、その１０
０重量部に対し上記変性ポリオレフィンを少なくとも５
重量部以上添加して、接着性プラスチックシートとする
こともできる。その選択によるシートの種類は１１通り
あり、その混合割合は実験等によって適宜決定する。
上記変性ポリオレフィンを７重量部又は５重量部以上と
したのは、これ未満では所望の接着強度が得られないか
らである。なお、その変性ポリオレフィンが多くなると
、経済的マイナス効果が発生するので、できるだけ少な
くして所望の接着強度を得る添加量を実験等により適宜
に選択する。
したのは、これ未満では所望の接着強度が得られないか
らである。なお、その変性ポリオレフィンが多くなると
、経済的マイナス効果が発生するので、できるだけ少な
くして所望の接着強度を得る添加量を実験等により適宜
に選択する。
特に、木質はセルローズであるから、水酸基やカルボキ
シル基の極性基のものが良い結果を得ることができる。
シル基の極性基のものが良い結果を得ることができる。
このように構成されるこの発明に係る合板は、かつらむ
きされた単板を、その直後に接着性プラスチックシート
を全面に介在して巻回し、それを、建築モジュールに合
った寸法に裁断して重ね合わせ、加熱加圧して接着一体
化して製造する。このとき、接着性プラスチックシート
の介在により、木質繊維の裂けが防止されるため、前記
の補強テープを添わせる必要もない。
きされた単板を、その直後に接着性プラスチックシート
を全面に介在して巻回し、それを、建築モジュールに合
った寸法に裁断して重ね合わせ、加熱加圧して接着一体
化して製造する。このとき、接着性プラスチックシート
の介在により、木質繊維の裂けが防止されるため、前記
の補強テープを添わせる必要もない。
この実施例は、第１図に示す５枚の単板１ｏ、１１．１
３から成る合板Ａであって、各単板１ｏ、１１又は１１
．１３間に接着性プラスチックシート１２を介在して加
熱加圧し一体化したものである。その接着性プラスチッ
クシート１２には表１乃至表４に示すものを使用した。
３から成る合板Ａであって、各単板１ｏ、１１又は１１
．１３間に接着性プラスチックシート１２を介在して加
熱加圧し一体化したものである。その接着性プラスチッ
クシート１２には表１乃至表４に示すものを使用した。
表
２
表
表
注）単位二重置部
変性ポリオレフィン： ＵＢＥＢＯＮ［］ Ｍ−１００
０（宇部興産■商品名）合板Ａの製造は、第２図に示す
ように、まず、ラワン、ラジアタバイン等の原木Ｗから
、カッター２０によるかつらむきによって帯状の２閣厚
の単板帯２１を形成し、その単板帯２１を巻取ロール２
２に送る途中において、接着性プラスチックシート１２
をその全面に添える。このため、巻取ロール２２は、単
板帯２１の眉間にシート１２が介在されたものとなり、
その接着性によって木質繊維の裂けが防止される。この
巻取ロール２２は、幅９０Ｃ１のもの２２８と、幅１８
０ｃｍのもの２２ｂ及びシート１２の添付のない幅１８
０Ｃ１のもの２２Ｃが作られ、それらは、ホークリット
Ｈにより、つぎの裁断、重ね合わせ工程に送られる。
０（宇部興産■商品名）合板Ａの製造は、第２図に示す
ように、まず、ラワン、ラジアタバイン等の原木Ｗから
、カッター２０によるかつらむきによって帯状の２閣厚
の単板帯２１を形成し、その単板帯２１を巻取ロール２
２に送る途中において、接着性プラスチックシート１２
をその全面に添える。このため、巻取ロール２２は、単
板帯２１の眉間にシート１２が介在されたものとなり、
その接着性によって木質繊維の裂けが防止される。この
巻取ロール２２は、幅９０Ｃ１のもの２２８と、幅１８
０ｃｍのもの２２ｂ及びシート１２の添付のない幅１８
０Ｃ１のもの２２Ｃが作られ、それらは、ホークリット
Ｈにより、つぎの裁断、重ね合わせ工程に送られる。
この工程では、各巻取ロール２２ａ、２２ｂ、２２Ｃか
ら各単板帯２１がそれぞれ裁断機２３に送られ、１８０
ａａ、９０ｃｍの長さに切断されて単板１１．１０．１
３として重ね合わせ台２４に送られる。すなわち、単板
１０、単板１１、単板１０、単板１１、単板１３と送ら
れて５層の合板構成体Ｂとなる。この合板構成体Ｂが適
量積み重ねられると、重ね合わせ台２４の上下から加熱
加圧してシート１２の接着性によって各単板１０．１１
．１３を一体化する。この加熱加圧は、重ね合わせ台２
４から専用工程に移して行うこともできるや一体化され
たのち、従来と同様に、化粧裁ち、サンダー掛は等が施
されて合ＩＡとなる。
ら各単板帯２１がそれぞれ裁断機２３に送られ、１８０
ａａ、９０ｃｍの長さに切断されて単板１１．１０．１
３として重ね合わせ台２４に送られる。すなわち、単板
１０、単板１１、単板１０、単板１１、単板１３と送ら
れて５層の合板構成体Ｂとなる。この合板構成体Ｂが適
量積み重ねられると、重ね合わせ台２４の上下から加熱
加圧してシート１２の接着性によって各単板１０．１１
．１３を一体化する。この加熱加圧は、重ね合わせ台２
４から専用工程に移して行うこともできるや一体化され
たのち、従来と同様に、化粧裁ち、サンダー掛は等が施
されて合ＩＡとなる。
このようにして製造した実施例１〜８に対し、下記の合
板の日本農林規格：第−類浸漬はく離試験を行った結果
を各表下欄に示す、なお、比較例１〜４として、変性ポ
リオレフィンを５又は４重量部としたシート１２を使っ
た合板も同様に試験を行い、その結果も示す。
板の日本農林規格：第−類浸漬はく離試験を行った結果
を各表下欄に示す、なお、比較例１〜４として、変性ポ
リオレフィンを５又は４重量部としたシート１２を使っ
た合板も同様に試験を行い、その結果も示す。
記
一゛° ばく ゛
・試験片を沸とう水中に４時間浸漬した後、６０°Ｃ±
３℃の温度で２０時間乾燥し、これを沸とう水中に４時
間浸漬し、更に６０°Ｃ±３℃の温度で３時間乾燥する
。
３℃の温度で２０時間乾燥し、これを沸とう水中に４時
間浸漬し、更に６０°Ｃ±３℃の温度で３時間乾燥する
。
上記結果から、各実施例のものは、各単板１０．１１．
１３間ではく離が生じず、十分に使用に耐え得るもので
あることが理解できる。
１３間ではく離が生じず、十分に使用に耐え得るもので
あることが理解できる。
なお、実施例では、単板を５層としたが、その暦数は、
使用個所に応じて適宜に選定すればよく、また、縦横も
９０Ｘ１８０Ｃ１１に限らず、建築モジュールの全ての
ものが採用できることば勿論である。
使用個所に応じて適宜に選定すればよく、また、縦横も
９０Ｘ１８０Ｃ１１に限らず、建築モジュールの全ての
ものが採用できることば勿論である。
本発明は、以上のように構成したので、がっらむきされ
た単板を巻回する際に接着性プラスチックシートを介在
することができ、このため、従来のごとく補強テープを
添わせる必要もなくなり、また、そのシートの介在は糊
の塗布に比べれば、はるかに容易であるため、非常に生
産性が向上する。
た単板を巻回する際に接着性プラスチックシートを介在
することができ、このため、従来のごとく補強テープを
添わせる必要もなくなり、また、そのシートの介在は糊
の塗布に比べれば、はるかに容易であるため、非常に生
産性が向上する。
また、シートの介在は、糊の飛散等もなく、作業環境も
向上する。
向上する。
第１図は、本発明に係る合板の一実施例の一部欠如斜視
図、第２図は同実施例の製造説明図、第３図は従来の製
造説明図である。 １０．１１．１３・・・・・・単板、 １２・・・・・・接着性プラスチ・ンクシート、２０・
・・・・・カッター ２１・・・・・・単板帯、２
２．２２ａ、２２ｂ、２２Ｃ−・・・・・巻取ｏ −ｉ
し、Ａ・・・・・・合板、 Ｂ・・・・・・
合板構成体、Ｗ・・・・・・原木、 Ｈ・・
・・・・ホークリット。
図、第２図は同実施例の製造説明図、第３図は従来の製
造説明図である。 １０．１１．１３・・・・・・単板、 １２・・・・・・接着性プラスチ・ンクシート、２０・
・・・・・カッター ２１・・・・・・単板帯、２
２．２２ａ、２２ｂ、２２Ｃ−・・・・・巻取ｏ −ｉ
し、Ａ・・・・・・合板、 Ｂ・・・・・・
合板構成体、Ｗ・・・・・・原木、 Ｈ・・
・・・・ホークリット。
Claims (5)
- （１）複数の木質単板を、その繊維を交叉させて積み重
ね接着一体にしてなる合板において、その接着が、接着
性プラスチックシートを介して加熱加圧されてなるもの
であることを特徴とする合板。 - （２）上記接着性プラスチックシートが、低密度ポリエ
チレン１００重量部に対し、極性基を有する変性ポリオ
レフィンを７重量部以上添加してなるものであることを
特徴とする請求項（１）記載の合板。 - （３）上記接着性プラスチックシートが、エチレン酢酸
ビニル１００重量部に対し、極性基を有する変性ポリオ
レフィンを７重量部以上添加してなるものであることを
特徴とする請求項（１）記載の合板。 - （４）上記接着性プラスチックシートが、ポリイソブチ
ルゴム１００重量部に対し、極性基を有する変性ポリオ
レフィンを５重量部以上添加してなるものであることを
特徴とする請求項（１）記載の合板。 - （５）上記接着性プラスチックシートが、ポリビニルブ
チラール１００重量部に対し、極性基を有する変性ポリ
オレフィンを５重量部以上添加してなるものであること
を特徴とする請求項（１）記載の合板。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5945690 | 1990-03-09 | ||
| JP2-59458 | 1990-03-09 | ||
| JP2-59457 | 1990-03-09 | ||
| JP2-59456 | 1990-03-09 | ||
| JP2-59459 | 1990-03-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03277501A true JPH03277501A (ja) | 1991-12-09 |
Family
ID=13113828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22858090A Pending JPH03277501A (ja) | 1990-03-09 | 1990-08-29 | 合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03277501A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103965803A (zh) * | 2013-01-31 | 2014-08-06 | 戴武兵 | 一种胶黏剂组合物及其应用 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013515A (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-13 | ||
| JPS5871972A (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-28 | ケムプレクス・カンパニー | 複合構造物とその製造方法 |
| JPS5882706A (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-18 | 藤本 政三 | 合板の製造法 |
| JPS6011056A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-21 | Matsushita Electric Works Ltd | 給湯装置 |
| JPS6038445A (ja) * | 1983-08-11 | 1985-02-28 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 接着剤用又はフィルム用樹脂組成物 |
| JPS621668A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-07 | ポマガルスキイ ソシエテ アノニム | 空中ロ−プウエイによつて物品または人間を搬送する装置 |
| JPS6225139A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-02-03 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 変性ポリエチレン樹脂組成物 |
| JPS62119248A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-05-30 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 接着性ポリエチレン組成物 |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP22858090A patent/JPH03277501A/ja active Pending
Patent Citations (8)
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