JPH03276397A - 集合住宅用監視通話システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、集合住宅用監視通話システムに係り、更に詳
しくは、システム内に異常が発生して警報表示中は、警
報監視盤からの呼出通話を他の通話に優先させるように
したことに特徴を有するものに関する。

［従来の技術］ 近時、一つの住棟に多数の住戸を設けた集合住宅が多数
建設されており、住棟の高層化に伴って、火災などの発
生を速やかに発見、通報して適切な処置を行うために、
集合住宅用監視通話システムが開発され使用されている
。

このようなシステムは、第３図に示したように、管理人
室などに設置される警報監視盤１００と、共同支間など
に設置されるロビーインターホンｌ０１と、防災センサ
ーや防犯センサーなどのセキュリティーセンサーＳが接
続され、各住戸に設置される住宅情報盤１０２とを制御
信号線（多重信号線）１および通話回線ｌＳて接続して
構成されており、相互通話を行うことができるとともに
、各住宅情報盤１０２に接続された防災センサーや防犯
センサーなとのセキュリティーセンサーＳが発報したと
きには、住戸のアドレスの付された警報信号が多重信号
によって警報監視盤１００側に伝送されて、警報表示部
】００ａに異常の発生した住戸の住戸番号、異常の内容
などが表示されて適切な措置を速やかに行うことができ
るようにされている。

ところが、このようなシステムでは、システム内で異常
が発生したときに（住宅情報盤に接続されたセキュリテ
ィーセンサーなどが発報したとき）、例えば、ロビーイ
ンターホン１０１と他の住宅情報盤１０２とが通話中で
あれば、警報監視盤１００から異常の発生した住戸の住
宅情報盤１０２を呼び出して通話を行おうとしても、通
話回線ｌＳが使用中であるために通話が終了するまて呼
出を行うことができず、異常発生時に速やかな連絡を行
うことがてきないために改善が望まれていた。

［発明が解決しようとする課Ｍ］ 上記事情に鑑みて提案される本発明は、システム内に異
常が発生した場合には、使用中の通話回線を遮断して警
報監視盤からの呼出、通話を優先させることによって、
スムーズな連絡を行うことのできる集合住宅用監視通話
システムを提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために提案される本発明は、警報監
視盤側でシステム内の異常を検知したときには、他の通
話に優先して呼出、通話を行えるようにされており、こ
のために、警報監視盤は、システム内の通話回線が使用
中であるかどうかを判別する通話状態判別手段と、通話
を行うためのハンドセットの取り上げ状態を判別するハ
ンドセット状態判別手段と、呼出先の住戸あるいはロビ
ーインターホンの呼出番号を入力するためのテンキーを
有した呼出操作部と、各住宅情報盤側に設けられたセキ
ュリティーセンサーから伝送される警報信号を受信して
、少なくとも住戸番号と警報内容とを表示させる警報表
示手段と、該警報表示手段で警報表示が行われている期
間は、システム内の全ての通話回線が使用中てあフても
、上記ハンドセットを取り上げて呼出操作を行なったと
きには、使用中の通話回線を遮断して警報監視盤から住
戸やロビーインターホン側への割込通話を許容する信号
処理回路とを備えた構成とされている。

［作用］ 本発明では、いずれかの住宅情報盤に接続されたセキュ
リティーセンサーなとシステム内に設置されたセキュリ
ティーセンサーが発報すると警報監視盤の警報表示手段
に異常の発生した住戸の住戸番号と警報内容が表示され
る。この警報表示手段で警報表示が行われている期間は
、システム内の全ての通話回線が使用中であっても、警
報監視盤側のハンドセットを取り上げて住戸やロビーイ
ンターホン側への呼出操作を行うと、自動的に使用中の
通話回線を遮断して割込通話が行われる。

［実施例コ 以下に、図面を＃照して本発明の詳細な説明す　る。

第１図は、本発明のシステム構成の一例を示したもので
、ロビーインターホン１０１及び住宅情報盤１０２は従
来と同一構成であるので同一の符号を付して説明を省略
する。

警報監視盤１は、システム内の通話回ｍｚｓが使用中で
あるかどうかを判別する通話状態判別手段１１ど、通話
を行うためのハントセラ）Ｈの取り上げ状態を判別する
ハンドセット状態判別手段１３と、呼出先の住宅情報盤
１０２やロビーインターホン１０１の呼出番号を入力す
るためのテンキー（不図示）を有した呼出操作部１４と
、各住宅情報盤１０２・・・側に設けられたセキュリテ
ィーセンサーＳから伝送される警報信号を受信して、住
戸番号と発生した警報内容とを表示させる警報表示手段
１２と、各部の信号処理を行う信号処理回路（コントロ
ーラ）１０とを備えている。また、１５及び１７は各々
信号処理回路１０と住宅情報盤１０２　ＩＱ及び信号処
理回路１０とロビーインターホン１０１側との間で多重
信号による制御信号を送受信する多重伝送ユニット、　
１６は信号処理回路１０の制御に応じてロビーインター
ホン１０１あるいは各住宅情報盤１０２・・・との間て
通話信号を伝送するための通話信号制御回路である。

このような本発明のシステム動作を第２図のフローチャ
ート（ステップ１０００〜１００５）を参照して説明す
る。

■警報監視盤１のハンドセットＨを取り上げ、呼出操作
部１４のテンキーを操作して呼出先の住宅情報盤１０２
あるいはロビーインターホン１０１０番号を入力する。

■この呼出操作が行われると、通話状態判別手段１１で
通話回線ＺＳの使用状態が判別され、使用されていない
ときは呼出先の住宅情報盤１０２あるいはロビーインタ
ーホン１０１との通話が行われる。しかし、通話回線６
Ｓが使用中のときには、信号処理回路１０によって警報
表示手段１２の警報表示の有無が判別される。

■警報表示手段１２てシステム内の住戸なとの警報表示
が行われているときく異常が発生しているとき）には、
使用中の通話回線ρＳが強制的に遮断され、警報監視盤
１の呼出先との通話回線ＩＳが接続されて通話が行われ
る。しかし、警報表示手段１２で警報表示が行われてい
ないとき（異常が発生していないとき）には、通話は行
われず、再び呼出操作に戻る。

このように、本発明のシステムによれば、システム内に
異常が発生していないときには、警報監視盤て呼出操作
を行ってもロビーインターホンと住宅情報盤との通話を
遮断しないようにして他の通話への影響を防ぎ、異常が
発生したときには、使用中の通話回線を直ちに遮断して
警報監視盤の呼出を優先させ、発生した異常に対して適
切な措置を速やかにとることができる。

尚、上記説明では、通話回線が１回線だけ設けられた構
成としているが、通話回線が２回線以上設けられたシス
テムにおいても、異常が発生したときに全ての通話回線
が使用中であれば、特定の通話回線を遮断して警報監視
盤の通話を優先させるようにすることも可能である。

［発明の効果］ 本発明によれば、システム内に異常が発生していないと
きには、他の通話を遮断しないようにし、システム内に
異常が発生したときには警報監視盤からの呼出を優先さ
せるので、他の通話への影響を防ぐとともに、異常発生
時の速やかな情報伝達を行うことのできる集合住宅用監
視通話システムを提供できる。

【図面の簡単な説明】 第１１！Ｉは本発明のシステム構成例図、第２図はその
動作を説明するフローチャート、第３図は従来のシステ
ム構成例図である。 ［符号の説明］ １・・・警報監視盤 １０・・・信号処理回路 １１・・・通話状態判別手段 １２・・・警報表示手段 １３・・・ハンドセット状態判別手段 １４・・・呼出操作部 １０１・・・ロビーインターホン １０２・・・住宅情報盤 ｌ・・・制御信号線 ＺＳ・・・通話回線 Ｈ・・・ハンドセット Ｓ・・−セキュリティーセンサー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）集合住宅用監視通話システムにおいて、そのシス
   テム内の警報監視盤は、 システム内の通話回線が使用中であるかどうかを判別す
   る通話状態判別手段と、 ハンドセットの取り上げ状態を判別するハンドセット状
   態判別手段と、 呼出先の住宅情報盤あるいはロビーインターホンの呼出
   番号を入力するためのテンキーを有した呼出操作部と、 上記各住宅情報盤側に設けられたセキュリティーセンサ
   ーから伝送される警報信号を受信して、少なくとも住戸
   番号と警報内容とを表示させる警報表示手段と、 該警報表示手段で警報表示が行われている期間は、シス
   テム内の全ての通話回線が使用中であっても、上記ハン
   ドセットを取り上げて呼出操作を行なったときには、使
   用中の通話回線を遮断して警報監視盤から住戸やロビー
   インターホン側への割込通話を許容する信号処理回路と
   を備えたことを特徴とする集合住宅用監視通話システム
   。