JPH03269128A - 混紡績糸 - Google Patents

混紡績糸

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JPH03269128A
JPH03269128A JP6190990A JP6190990A JPH03269128A JP H03269128 A JPH03269128 A JP H03269128A JP 6190990 A JP6190990 A JP 6190990A JP 6190990 A JP6190990 A JP 6190990A JP H03269128 A JPH03269128 A JP H03269128A
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cotton
fineness
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Kanji Nagano
長野 寛治
Akira Nishijima
西島 亮
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、細デニールのポリエステルステープルと綿繊
維との混紡繊維束が2本以ト合撚されてなり、弔糸強力
高く、毛羽の少ない無糊製織用原糸、ドレスシャツ用原
糸等に適したやわらかく、しなやかな混紡績糸に関する
(従来の技術) 従来、2本の繊維束を一定間隔をおいて精紡機で紡出し
、該繊維束の撚方向と同一方向に撚ってなる合撚糸が、
いわゆる双糸のかわりに羊毛分野で一部用いられている
。これは、従来の合撚工程を省略してもなお双糸の代替
として充分な品質を有しているためである。
また、最近、繊維長38〜76嘗■のアクリルステープ
ル繊維を用いて叙上と同じような合撚糸が紹介されてい
る(特開昭82−257431号公報)。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、従来、羊毛分野で実施されている合撚糸は、
構成繊維のステープル繊維の平均繊維長は大体76■■
以上と長く、いわゆる綿紡績分野では不向きであった。
また、38〜76■璽のアクリルステープル繊維を用い
たものは、繊度が1.5dまたは3dと太<、シかも実
際には51貫1.76冒嘗の例が開示されているのみで
、いわゆる綿紡績では得られる糸の単糸強力が低く応用
上問題があった。
綿紡績に向くものとしては、特開昭E32−13313
0号公報にポリエステルステーブル1.3d X 38
 mmと綿繊維との合撚糸(30′S )を製造する例
が開示されている。
しかしながら、この糸は、構成繊維が1.3dと太いも
のであった。
ところで、近年ドレスシャツの分野では、やわらか<、
シなやかで外観がきれいな布帛が求められ、旧来の構成
繊維の太い30′S程度の太いものでは到底かかる要求
を満足することは不可能であった。
そこで、本発明は、かかる合撚糸をさらに改良して、雫
糸強力高く、毛羽の少ない無糊製織に適し、しかもやわ
らか<、シなやかで、外観がきれいでドレスシャツに充
分適用可能な布帛に好適な混紡績糸を提供することを課
題とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、かかる課題を解決するために次の手段をとる
ものである。すなわち、本発明は、平均繊維長30〜5
1.、、繊度1.2d以下のポリエステルステーブルと
平均繊維長30〜40mm、繊度i、ed以Fの綿繊維
とが30〜70重量%:70〜30重量%の割合で混紡
された繊維束か2本以上合撚されてなる混紡績糸であっ
て、前記混紡績糸は30′S/l(英式綿番手)以上の
細番手であって、撚係数(インチ方式)は2.8〜5.
8であり、各繊維束の撚り方向が該混紡績糸の撚り方向
と同一であり、該混紡績糸を構成するステーブル繊維本
数が50〜270の範囲にあることを特徴とする混紡績
糸である。
以下に本発明の詳細な説明する。本発明において、繊維
束を構成するポリエステルステーブルは平均繊維長30
〜51.、、繊度1.2d以下でなければならない。こ
のポリエステルステーブルは綿繊維と混紡されるもので
あるが、からみ合いを向−1,させ、強力をヒげるため
に平均繊維長は30−以上でなければならない。他方、
綿繊維と混紡して糸斑を適正なものにするためには51
冒冒以下、好ましくは401璽以下さらに好ましくは3
6 am以下でなければならない。また、繊度は、平均
繊維長と相俟って抱合力をあげ強力をあげるものであり
、特に本発明のように繊維束を2本以上合撚するものに
あっては強力をあげ、毛羽を下げることに大きく貢献す
るものであり、そのために繊度は1.2d以下、好まし
くは0.3〜1.2d、さらに好ましくは0.3〜0.
8dである。1.2dをこえると、抱合力が下がり好ま
しくない。繊維長は等長カットでも不等長カットでもよ
い。
綿繊維は前記ポリエステルステープルと混紡されるわけ
であるが、平均繊維長は30〜40 w−でなければな
らない、また、繊度は1.6d以下、好ましくは1.3
〜1.6dである。これらは、いずれもポリエステルス
テープルと混紡されるものであるが、やわらか<、シな
やかな効果を与える上で効果的である。前記ポリエステ
ルステーブルと綿繊維とは30〜70重量%:70〜3
0重置%の割合で混紡されている。ポリエステルステー
プルか30重量%未滴定なると寸法安定性に欠け、他方
70@量%をこえるとしなやかさが失なわれるので好ま
しくない。
上記ポリエステルステープルと綿繊維とがに記の範囲の
割合で混紡されてなる繊維束が2本又は3本以上合撚さ
れて混紡績糸となっているわけであるが、繊維束の撚方
向は該混紡績糸の撚方向と同一方向である。これは、毛
羽を2本以−Lの繊維束の間に巻きこみ、毛羽を少なく
する上で好ましい。該繊維束には若干のせ撚がかかって
おり、また、その形態としてはドラフトされたスライバ
ー又は粗糸があげられる。撚係数Cインチ方式)%式% わらかさが失なわれ好ましくない。2.8未満になると
毛羽が発生しやすくなって好ましくない。
ここに撚係数(インチ方式)は、撚数(T/イン/F−
゛ チ)   Neでありわされ、Neは英式綿番fである
また、合撚されてなる混紡績糸の番手は英式綿番手で3
0′S以上、さらには40′S以上の細番手、特に40
〜250 ′Sか好ましい。しなやかさ、やわらかさを
出すためである。
さらに、混紡績糸を構成するステープル繊維の本数が5
0〜270本あることが、糸強力を上げるために必要で
ある。50本未満になると合撚点前の2繊維束の構成本
数が25本未満になり、斑が発生するとともに強力が低
下し、好ましくない。
他方、270本をこえると糸条抱合力、強力、毛羽指数
について構成本数を増加させる効果は見られず、逆にネ
ップ増加等の問題が発生し、精紡工程以前の操業が困難
になる。
次に本発明の混紡績糸を製造する方法について説明する
まず、ポリエステル原綿(1,2d以下、平均繊維長3
0〜51■l)を用いてカード、線条を通してスライバ
ーを調整し、他方、i、6d以下の綿繊維からなるスラ
イバーを調整し、ついでスライバーを混紡し、ついで粗
糸とする。
ついで、かかる粗糸を2本所定の間隔をおいて精紡機に
仕掛けて2本合わせて所定の撚数をかけて巻き取る。
(実施例) 実施例1 平均繊維長32..1繊度0.7dのポリエステルステ
ーブルと平均繊維長34冒w、繊度1.5dの綿繊維を
線条機にて各々50重量%になるよう混紡し、粗紡機に
て50ゲレン/15ヤードと100ゲレン/15ヤード
の粗糸を紡出した。続いてリング精紡機のバックローラ
ーに50ゲレン/15ヤードの粗糸2本を6■言の間隔
を開けて供給し撚係数(インチ方式)3.7.50′S
 (英式綿番手)の糸を紡出した。比較例として100
ゲレン/15ヤードの粗糸を用いて通常のリング紡績糸
50′Sを実施例と同じ撚係数の撚をかけ紡出し、経密
度144本/インチ、緯密度76本/インチのブロード
に製織し、織物の光沢・きれいさ・やわらかさ・しなや
かさを比較評価した。
第1表にその比較結果を示す。
表中のデーターは、下記の方法によって測定・採取した
ものである。
(番手)ラップリールで120ヤードの試料を採取し、
糸itより番手を算出した。
(撚数)ベンシュラム型検撚器で試料長10インチの撚
を解撚、加熱法で測定した。
(U%)ウスターUT−3でチャート速度10c糟/分
、糸速度400m/分で測定した。
(単糸強力)ウスター、テンソマット■で試料長50c
■、25c嘗/分のスピードで糸を引張り破断時の荷重
平均値を求め たもの。
(毛羽指数)F−インデックステスター〈敷島紡績株〉
で精紡管糸を測定したもので 10m当り1■四以上の長さの毛羽を 表す。
(抱合力)経糸抱合力試験機く蛭田理研■〉を用い、ウ
ェイト70g1回転数80rp■の条件で擦過して破断
するまでの回転 数を示した。
(1m物の評価)官能検査員5名に判定させたものでO
は高級ドレスシャツ素材とし て標準以上のレベルにあるもの、 ◎は特に優れているものを示して いる。
第1表で示した通り、本発明による紡績糸の物性は毛羽
が少なく、抱合力がすぐれており均斉で適度な単糸強力
を示している。又、織物評価でも本発明による織物は、
やわらかくしなやかで光沢があり外観がきれいであった
以下余白 (発明の効果) このように本発明の綿ポリエステル混紡績糸はやわらか
<、シなやかで、光沢をもち外観がきれいなドレスシャ
ツ他用原糸として理想的な特長をそなえている。又、本
発明による混紡績糸は、毛羽が少なく抱合性に優れ適度
な強力を有しているためスポーツニット用原糸としても
適している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平均繊維長30〜51mm、繊度1.2d以下のポリエ
    ステルステープルと平均繊維長30〜40mm、繊度1
    .6d以下の綿繊維とが30〜70重量%:70〜30
    重量%の割合で混紡された繊維束が2本以上合撚されて
    なる混紡績糸であって、前記混紡績糸は30′S/1(
    英式綿番手)以上の細番手であって、撚係数(インチ方
    式)は2.8〜5.8であり、各繊維束の撚り方向が該
    混紡績糸の撚り方向と同一であり、該混紡績糸を構成す
    るステープル繊維本数が50〜270の範囲にあること
    を特徴とする混紡績糸。
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