JPH01139832A - 綿絹混紡糸 - Google Patents
綿絹混紡糸Info
- Publication number
- JPH01139832A JPH01139832A JP29487087A JP29487087A JPH01139832A JP H01139832 A JPH01139832 A JP H01139832A JP 29487087 A JP29487087 A JP 29487087A JP 29487087 A JP29487087 A JP 29487087A JP H01139832 A JPH01139832 A JP H01139832A
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- Japan
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- silk
- fiber
- cotton
- fibers
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- Pending
Links
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- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 claims abstract description 25
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、シルキーな光沢があり、ドレープ性にすぐれ
た締紐混紡糸に関する。
た締紐混紡糸に関する。
(従来の技術)
綿繊維は、吸湿、発散作用が大きく肌着を中心に衣料全
般に広く用いられている。インナーウェアは勿論のこと
アウターウェアにも多く用いられている。
般に広く用いられている。インナーウェアは勿論のこと
アウターウェアにも多く用いられている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、綿繊維はアウトウェアに用いられるといえど
も、その特性ゆえにドレープ性に乏しく、また、光沢に
も乏しい、綿繊維に絹繊維を混紡する試みも行われてい
るものの、両者の特性差が大きいために充分な開発が行
われておらず、したがってかかる糸使いの製品も市場に
は見られないのが現状である。
も、その特性ゆえにドレープ性に乏しく、また、光沢に
も乏しい、綿繊維に絹繊維を混紡する試みも行われてい
るものの、両者の特性差が大きいために充分な開発が行
われておらず、したがってかかる糸使いの製品も市場に
は見られないのが現状である。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、アウトウェアに用いてもシルキーな光沢があ
り、ドレープ性にすぐれ、綿繊維の特性を失わない締紐
混紡糸を提供しようとするものである。
り、ドレープ性にすぐれ、綿繊維の特性を失わない締紐
混紡糸を提供しようとするものである。
そのために、本発明は次のような手段をとるものである
。すなわち、本発明は、絹繊維ステーブルと先晒綿繊維
ステーブルとからなる混紡糸であって、前記絹繊維ステ
ーブルの平均繊維長が25胴以上であることを特徴とす
る締紐混紡糸である。
。すなわち、本発明は、絹繊維ステーブルと先晒綿繊維
ステーブルとからなる混紡糸であって、前記絹繊維ステ
ーブルの平均繊維長が25胴以上であることを特徴とす
る締紐混紡糸である。
以下本発明の詳細な説明する0本発明において、絹繊維
ステーブルが混紡糸の中に好ましくは50重量%以下、
さらに好ましくは5〜45重量%含まれる。これは、綿
繊維だけでは光沢、ドレープ性を向上することができず
、それ故絹繊維ステーブルを入れることによって光沢、
ドレープ性を増すためである。綿繊維の特性を失わない
ようにするために50重量%以下が好ましい、絹繊維は
、混紡を良好にして光沢、ドレープ性を向上させるため
にステーブルの形態でしかも平均繊維長が25m以上で
なければならない、25閤未満であると絹繊維の特性を
生かすことができず、光沢、ドレープ性の向上につなが
らないからである。なお、混紡効果を上げるために平均
繊維長は50m以下が好ましい。
ステーブルが混紡糸の中に好ましくは50重量%以下、
さらに好ましくは5〜45重量%含まれる。これは、綿
繊維だけでは光沢、ドレープ性を向上することができず
、それ故絹繊維ステーブルを入れることによって光沢、
ドレープ性を増すためである。綿繊維の特性を失わない
ようにするために50重量%以下が好ましい、絹繊維は
、混紡を良好にして光沢、ドレープ性を向上させるため
にステーブルの形態でしかも平均繊維長が25m以上で
なければならない、25閤未満であると絹繊維の特性を
生かすことができず、光沢、ドレープ性の向上につなが
らないからである。なお、混紡効果を上げるために平均
繊維長は50m以下が好ましい。
他方、絹繊維ステーブルと混紡する綿繊維ステーブルは
、先晒綿繊維すなわち晒した綿繊維でなければならない
、絹繊維は晒しに弱く、そのために混紡糸の状態で晒す
ことは絹繊維の特性を低下させることになるからである
。綿繊維をあらかじめ晒すことによって絹繊維の特性を
下げることなく、光沢、ドレープ性の向上させることが
できるのである。綿繊維は、絹繊維と平均繊維長、繊度
とも似たものが好ましい0両者を良く混紡させて両者の
特性を充分に発揮させるためで、綿繊維の平均繊維長は
、25〜50iIl11、繊度1.7d以下さらには、
1.0d以下が好ましい。
、先晒綿繊維すなわち晒した綿繊維でなければならない
、絹繊維は晒しに弱く、そのために混紡糸の状態で晒す
ことは絹繊維の特性を低下させることになるからである
。綿繊維をあらかじめ晒すことによって絹繊維の特性を
下げることなく、光沢、ドレープ性の向上させることが
できるのである。綿繊維は、絹繊維と平均繊維長、繊度
とも似たものが好ましい0両者を良く混紡させて両者の
特性を充分に発揮させるためで、綿繊維の平均繊維長は
、25〜50iIl11、繊度1.7d以下さらには、
1.0d以下が好ましい。
混紡糸にかけられる撚係数は2,5〜4.5さらには3
.0〜4.0がが好ましい。なお、撚係数をに1撚数(
t/in)をT、英式綿番手をNeとすると、T=K(
T;e−の関係がある撚係数を採用する。
.0〜4.0がが好ましい。なお、撚係数をに1撚数(
t/in)をT、英式綿番手をNeとすると、T=K(
T;e−の関係がある撚係数を採用する。
混紡糸の太さは、特に限定はないものの20〜次に本発
明の締紐混紡糸の製造法について説明する。
明の締紐混紡糸の製造法について説明する。
綿繊維は、原綿の状態で又はスライバーの状態で晒加工
をする。晒加工に用いる薬品としては水酸化ナトリウム
、炭酸ナトリウム、などのアルカリ類、界面活性剤、有
機溶剤などがあげられる。
をする。晒加工に用いる薬品としては水酸化ナトリウム
、炭酸ナトリウム、などのアルカリ類、界面活性剤、有
機溶剤などがあげられる。
このようにして晒加工をしたスライバーを用意し、他方
、絹繊維をトウの状態でケン切してスライバーにするか
又は等長カットした繊維から絹繊維のスライバーを製造
して、前記綿繊維スライバーと混紡する。また、カット
した絹繊維と綿繊維とを混打綿工程で混綿し、ついでス
ライバーにして糸にしてもよいことは勿論である。いず
れの場合にも綿紡方式が好ましい。
、絹繊維をトウの状態でケン切してスライバーにするか
又は等長カットした繊維から絹繊維のスライバーを製造
して、前記綿繊維スライバーと混紡する。また、カット
した絹繊維と綿繊維とを混打綿工程で混綿し、ついでス
ライバーにして糸にしてもよいことは勿論である。いず
れの場合にも綿紡方式が好ましい。
(実施例)
実施例1゜
絹繊維(1デニール)を第1表に示す如く種々の長さに
カットし、綿繊維と混綿工程で混綿してカード、線条、
粗紡、精紡の各工程をへて精紡糸を紡出し、平織物のロ
ーンタテ104本/ in、ヨコ74本/ 1n11幅
48inを製繊して、光沢、ドレープ性について測定し
、第1表にあられした。なお、織物については目付を1
11.5g/rdにし、また比較のために綿繊維100
χの場合も同様に示した。
カットし、綿繊維と混綿工程で混綿してカード、線条、
粗紡、精紡の各工程をへて精紡糸を紡出し、平織物のロ
ーンタテ104本/ in、ヨコ74本/ 1n11幅
48inを製繊して、光沢、ドレープ性について測定し
、第1表にあられした。なお、織物については目付を1
11.5g/rdにし、また比較のために綿繊維100
χの場合も同様に示した。
第 1 表
なお、表中のデータは下記の方法によって測定した。
番手・・・ラップリールで120ydsの試料を採取し
、糸重量より番手を算出した。
、糸重量より番手を算出した。
撚数・・・ベンシュラム型検撚器で試料長10インチの
撚を解撚、加熱法で測定した。
撚を解撚、加熱法で測定した。
0%・・・ウスターUT−1でチャート速度10cm/
win。
win。
cm、 25c+i/winのスピードで糸を引張り、
M 断We (7)荷重平均値を求めたもの。
M 断We (7)荷重平均値を求めたもの。
毛羽指数・・・F−インデックステスター(敷島紡bi
n)で測定したもので10m当たりの1IIII以上の
毛羽を表す。
n)で測定したもので10m当たりの1IIII以上の
毛羽を表す。
光沢・・・官能検査員10名に判定させたもので、◎は
シルキーな光沢、○はや一シルキーな光沢、Δはわずか
にシルキーな光沢、×はシルキーな光沢なしを示す。
シルキーな光沢、○はや一シルキーな光沢、Δはわずか
にシルキーな光沢、×はシルキーな光沢なしを示す。
ドレープ性・・・官能検査員10名に判定させたもので
、◎ドレープ性にすぐれている、Oはや一ドレープ性が
ある、Δはわずかにドレープ性がある、×はドレープ性
に欠けるをしめしている。
、◎ドレープ性にすぐれている、Oはや一ドレープ性が
ある、Δはわずかにドレープ性がある、×はドレープ性
に欠けるをしめしている。
なめらかさ・・・◎が非常に有り、○がをり、△がやや
有り、×が乏しいを示す。
有り、×が乏しいを示す。
総合評価・・・◎が優、Oが良、Δが可、×が有を示す
。
。
本発明の範囲にあるNα3.4.5のものはシルキーな
光沢があり、ドレープ性、なめらかさがあり、総合評価
も良好なものであった。これに対して、Nα1、Nα2
のものは、絹繊維がないためか、また、平均繊維長が短
いためかシルキーな光沢がなく、また、ドレープ性、な
めらかさにも乏しく、総合評価も悪かった。
光沢があり、ドレープ性、なめらかさがあり、総合評価
も良好なものであった。これに対して、Nα1、Nα2
のものは、絹繊維がないためか、また、平均繊維長が短
いためかシルキーな光沢がなく、また、ドレープ性、な
めらかさにも乏しく、総合評価も悪かった。
(発明の効果)
このように本発明の締紐混紡糸は、特定の絹繊維ステー
ブルを混ぜたものである故、織物にしたときにシルキー
な光沢、ドレープ性にすぐれたものを提供するという顕
著な効果を奏する。
ブルを混ぜたものである故、織物にしたときにシルキー
な光沢、ドレープ性にすぐれたものを提供するという顕
著な効果を奏する。
Claims (1)
- 絹繊維ステーブルと先晒綿繊維ステーブルとからなる混
紡糸であって、前記絹繊維ステーブルの平均繊維長が2
5mm以上であることを特徴とする綿絹混紡糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29487087A JPH01139832A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 綿絹混紡糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29487087A JPH01139832A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 綿絹混紡糸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01139832A true JPH01139832A (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=17813314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29487087A Pending JPH01139832A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 綿絹混紡糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01139832A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02277837A (ja) * | 1989-04-15 | 1990-11-14 | Kanebo Ltd | 絹・綿混紡製品 |
JPH073590A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-06 | Toyobo Co Ltd | しなやかで嵩高さと光沢に優れた新規な木綿編物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6342928A (ja) * | 1986-08-05 | 1988-02-24 | シナノケンシ株式会社 | シルクとコツトンの混紡糸の製造方法 |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP29487087A patent/JPH01139832A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6342928A (ja) * | 1986-08-05 | 1988-02-24 | シナノケンシ株式会社 | シルクとコツトンの混紡糸の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02277837A (ja) * | 1989-04-15 | 1990-11-14 | Kanebo Ltd | 絹・綿混紡製品 |
JPH073590A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-06 | Toyobo Co Ltd | しなやかで嵩高さと光沢に優れた新規な木綿編物 |
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