JPS609936A - 複合糸 - Google Patents
複合糸Info
- Publication number
- JPS609936A JPS609936A JP11386883A JP11386883A JPS609936A JP S609936 A JPS609936 A JP S609936A JP 11386883 A JP11386883 A JP 11386883A JP 11386883 A JP11386883 A JP 11386883A JP S609936 A JPS609936 A JP S609936A
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- JP
- Japan
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- yarn
- composite yarn
- fiber
- natural fiber
- composite
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、セルロース系天然繊維素材を含む紡績糸と蛋
白質系天然繊維素材の糸条とからなる風合の良好な単糸
で且っ単糸で経糸使用に停し糊付不要の複合糸に関する
。
白質系天然繊維素材の糸条とからなる風合の良好な単糸
で且っ単糸で経糸使用に停し糊付不要の複合糸に関する
。
従来、フィラメント糸を芯部に綿繊維等の天然繊維を外
層に配置した複合糸いわゆるコアヤー７は、布帛の軽量
化、薄地化のニーズを受けて数多く生産されている。し
かし、フィラメント糸は、通常はとんど毛羽がなく、ま
た連続糸条であるためコアヤーンを形成する外層の天然
繊維素材との親和性が乏しく、シたがってスリップして
良好？、（複合糸を形成しない。このため複合するとき
極めて高い撚数例えば９００ ｔ ／ ｍ以」二を加え
て上記天然繊維素材の滑りを止める方法が行なわれてい
る。従ってこのようにして得られるコアヤーンは風合面
でどうしても劣ったものにしかならない。
層に配置した複合糸いわゆるコアヤー７は、布帛の軽量
化、薄地化のニーズを受けて数多く生産されている。し
かし、フィラメント糸は、通常はとんど毛羽がなく、ま
た連続糸条であるためコアヤーンを形成する外層の天然
繊維素材との親和性が乏しく、シたがってスリップして
良好？、（複合糸を形成しない。このため複合するとき
極めて高い撚数例えば９００ ｔ ／ ｍ以」二を加え
て上記天然繊維素材の滑りを止める方法が行なわれてい
る。従ってこのようにして得られるコアヤーンは風合面
でどうしても劣ったものにしかならない。
他方、天然繊維素材指向のすう勢から、また、風合面や
機能性の改善要求をうけて異種の天然繊維素材の混紡、
複合する方法が多〈実施されて０る。例えば、羊毛繊維
と綿ａ１１との組合せ、羊毛繊維と麻繊維との組合、絹
繊維と綿繊維との組合せ、など数多くの例があげられる
。しかし、それらの夫々の糸についてみると、繊維長、
繊度、剛軟度などの大きな相違からその紡績は、紡績工
程や加工機械が適合しないため、繊維長を他方の短いｔ
ＩＩｌｌ、長に合わすとか、糸番手が太くなることを承
知で交撚するとかせねばならず、至難のわざであり、ま
た得られる糸も風合的に不充分なものである。
機能性の改善要求をうけて異種の天然繊維素材の混紡、
複合する方法が多〈実施されて０る。例えば、羊毛繊維
と綿ａ１１との組合せ、羊毛繊維と麻繊維との組合、絹
繊維と綿繊維との組合せ、など数多くの例があげられる
。しかし、それらの夫々の糸についてみると、繊維長、
繊度、剛軟度などの大きな相違からその紡績は、紡績工
程や加工機械が適合しないため、繊維長を他方の短いｔ
ＩＩｌｌ、長に合わすとか、糸番手が太くなることを承
知で交撚するとかせねばならず、至難のわざであり、ま
た得られる糸も風合的に不充分なものである。
また、これらの糸は、単糸で糊付けせず番ご製織する場
合には、片方の素材のみスリップするか糸切れを多発す
るので、通常双糸で用１１）られてｌ、Ｓる。
合には、片方の素材のみスリップするか糸切れを多発す
るので、通常双糸で用１１）られてｌ、Ｓる。
本発明は、これら従来の方法によって得られる糸の欠点
がなく、後加工性にすぐれ高級な品位と風合とを持つ糸
形態について鋭意研究した結果開発されたもので、従来
にない異種の天然繊維素材からなり、風合にすぐれ単糸
で糊付けせずに製織することができる複合糸を提供する
ことを目的とする。
がなく、後加工性にすぐれ高級な品位と風合とを持つ糸
形態について鋭意研究した結果開発されたもので、従来
にない異種の天然繊維素材からなり、風合にすぐれ単糸
で糊付けせずに製織することができる複合糸を提供する
ことを目的とする。
本発明は、かかる目的を達成するために次のような構成
を有する。すなわち、本発明は、セルロース系天然繊維
素材を含む紡績糸と、該紡績糸の外層に撚られた蛋白質
系天然ｍ維素材の糸条と量％を占め、さらに該複合糸の
撚方向が前記紡績糸の撚方向と同じであることを特徴と
する複合糸である。以下に、本発明の詳細な説明する。
を有する。すなわち、本発明は、セルロース系天然繊維
素材を含む紡績糸と、該紡績糸の外層に撚られた蛋白質
系天然ｍ維素材の糸条と量％を占め、さらに該複合糸の
撚方向が前記紡績糸の撚方向と同じであることを特徴と
する複合糸である。以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明は、コアヤーンの理論を活用したものであり、フ
ァイバー同志の混紡では糸斑がさけられず、また、糸同
志の混合では布帛の目付が大きくなりすぎ、また、異素
材間の影響から表面に色班がでやすく、そこでコアヤー
ンの構造を利用したわけである。
ァイバー同志の混紡では糸斑がさけられず、また、糸同
志の混合では布帛の目付が大きくなりすぎ、また、異素
材間の影響から表面に色班がでやすく、そこでコアヤー
ンの構造を利用したわけである。
しかしながら、コアヤーンの最大の欠点は、糸を構成す
る芯糸と外Ｂ夏１との親和性不足（絡合亀 して芯糸のみを残すといった事故が往々にして発生した
。そこで本発明者は、芯素材についているいろと検討し
た結果、糸強力が高くて多くの毛羽を存するセルロース
系天然繊維素材を含む紡績糸が芯糸とし、てＲ１１ｌで
あることを見出したのである。本発明において、紡績糸
は、セルロース系天然繊維素材を含むもので構成される
。セルロース系天然繊維素材としては、綿繊維、麻繊維
などがあげられる。セルロース系天然繊維素材１００％
が好ましいが、他の繊ｌＩｌ素材が５０％を超えない範
囲です量混紡の形で含まれていても支障ない。
る芯糸と外Ｂ夏１との親和性不足（絡合亀 して芯糸のみを残すといった事故が往々にして発生した
。そこで本発明者は、芯素材についているいろと検討し
た結果、糸強力が高くて多くの毛羽を存するセルロース
系天然繊維素材を含む紡績糸が芯糸とし、てＲ１１ｌで
あることを見出したのである。本発明において、紡績糸
は、セルロース系天然繊維素材を含むもので構成される
。セルロース系天然繊維素材としては、綿繊維、麻繊維
などがあげられる。セルロース系天然繊維素材１００％
が好ましいが、他の繊ｌＩｌ素材が５０％を超えない範
囲です量混紡の形で含まれていても支障ない。
また、紡績糸は、単糸でも双糸でもまたそれ以上の合撚
糸でもよいが、通常は単糸が好ましい。
糸でもよいが、通常は単糸が好ましい。
もちろん、本発明で述べる紡績糸の撚方向とは双糸また
はそれ以上の合撚糸の場合、その糸の最終撚方向をいう
。これら双糸類を芯糸に用いると複合糸の伸度を改善す
ることができる。
はそれ以上の合撚糸の場合、その糸の最終撚方向をいう
。これら双糸類を芯糸に用いると複合糸の伸度を改善す
ることができる。
紡績糸は、平均強力として１５０ｇ以上好ましくは２０
０ｇ以上を有し、かつ強力変動率として１５％以下を有
することが好ましい。これは、生産面から要請される。
０ｇ以上を有し、かつ強力変動率として１５％以下を有
することが好ましい。これは、生産面から要請される。
さらに、前記紡績糸は、１１以上の毛羽で毛羽指数を少
な（とも３００コ／ １０ ｍ １好ましくは５００コ
／１０ｍ以上育しなければならない。これは、蛋白質系
天然繊維素材の糸条との親和性向上とスリップ防止を図
るためである。ここにいう毛羽指数は敷島紡績株式会社
製のＦ−インデックステスターで測定されたものである
。
な（とも３００コ／ １０ ｍ １好ましくは５００コ
／１０ｍ以上育しなければならない。これは、蛋白質系
天然繊維素材の糸条との親和性向上とスリップ防止を図
るためである。ここにいう毛羽指数は敷島紡績株式会社
製のＦ−インデックステスターで測定されたものである
。
次に、紡績糸が複合糸の中で占める割合は、６０〜８５
重量％でなければならない。これは、後加工性、されや
かな風合、コストメリットの点で定められるものである
。６０重量％未満であると糸強力が不足したり、糸が太
くなったりし、他方８５重量％を超えると紡績性が低下
するばかりでなく風合面でも高級感がうすれてしまう。
重量％でなければならない。これは、後加工性、されや
かな風合、コストメリットの点で定められるものである
。６０重量％未満であると糸強力が不足したり、糸が太
くなったりし、他方８５重量％を超えると紡績性が低下
するばかりでなく風合面でも高級感がうすれてしまう。
また、前記紡績糸の外層に撚られる蛋白質系天然繊維素
材としては、羊毛繊維、絹繊維などがあげられる。この
うちでも風合的に羊毛繊維が好ましい。そして素材の形
聾は、糸条すなわちフリースの形態をいう。
材としては、羊毛繊維、絹繊維などがあげられる。この
うちでも風合的に羊毛繊維が好ましい。そして素材の形
聾は、糸条すなわちフリースの形態をいう。
さらにまた、複合糸の撚方向は前記紡績糸の撚方向と同
じでなければならない。けだし、複合糸に縛りを与えて
親和性を高めるためである。そして、かかる観点から撚
係数（インチ方式）は、２０〜４．０の範囲におさめる
のが好ましい。
じでなければならない。けだし、複合糸に縛りを与えて
親和性を高めるためである。そして、かかる観点から撚
係数（インチ方式）は、２０〜４．０の範囲におさめる
のが好ましい。
このように、本発明によれば、従来にない、異種の天然
繊維素材からなり、風合にすぐれしごきに対して芯素材
とさやの素材とのスリップが生じることもない複合糸が
得られ、さらにこの複合糸は単糸で糊付けなしに製織し
うるといったすぐれた特性を存するものであるという顕
著な効果が奏される。また、この複合糸は、均斉な糸で
あり、糸強力も高いといった特徴を有する。
繊維素材からなり、風合にすぐれしごきに対して芯素材
とさやの素材とのスリップが生じることもない複合糸が
得られ、さらにこの複合糸は単糸で糊付けなしに製織し
うるといったすぐれた特性を存するものであるという顕
著な効果が奏される。また、この複合糸は、均斉な糸で
あり、糸強力も高いといった特徴を有する。
実施例
精紡機で防縮加工された羊毛繊維の粗糸をドラフトして
フロントローラより紡出する際に、綿糸３０’ Ｓ （
英式綿番手、Ｚ方向撚、１９ｔ／ｉｎ）を前記フロント
ローラの直前に供給して重ね合せ、ｅｏＯｔ／ｍの２方
向の撚を加えて１／３６（メートル式番手）の複合糸を
製造した。この複合糸の糸強力は、３８７ｇであり、梳
毛糸（１／３６（メートル式番手））０７２．１倍を示
した。この複合糸を糊付けすることなしに整経し、平織
物（経密度６５本／ ｉ ｎ １綿密度５８本／ｉｎ）
を製織した。経糸切れは、０５本／ｌｈｒ、で、２／４
８’Ｓの場合と差がなかった。得られた織物を反染めし
て整理加工した布帛は、高級感のあるされやかなウール
タッチで吸水性、吸湿性にすぐれていた。
フロントローラより紡出する際に、綿糸３０’ Ｓ （
英式綿番手、Ｚ方向撚、１９ｔ／ｉｎ）を前記フロント
ローラの直前に供給して重ね合せ、ｅｏＯｔ／ｍの２方
向の撚を加えて１／３６（メートル式番手）の複合糸を
製造した。この複合糸の糸強力は、３８７ｇであり、梳
毛糸（１／３６（メートル式番手））０７２．１倍を示
した。この複合糸を糊付けすることなしに整経し、平織
物（経密度６５本／ ｉ ｎ １綿密度５８本／ｉｎ）
を製織した。経糸切れは、０５本／ｌｈｒ、で、２／４
８’Ｓの場合と差がなかった。得られた織物を反染めし
て整理加工した布帛は、高級感のあるされやかなウール
タッチで吸水性、吸湿性にすぐれていた。
特許出願人 東洋紡績株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 セルロース系天然繊維素材を含む紡績糸と、該紡
績糸の外層に撚られた蛋白質系天然繊維／１０ｍ以上存
し、かつ該複合糸全体に対して６０〜８５重景％を占め
、さらに該複合糸の撚方向が前記紡績糸の撚方向と同じ
であることを特徴とする複合糸。 ２ 蛋白質系天然繊維が羊毛線維である特許請求の範囲
第１項記載の複合糸。 ａ セルロース系天然繊維素材が綿繊維である特許請求
の範囲第１項または第２項記載の複合糸。 ４、 セルロース系天然１ａ維素材が麻綜維である特許
請求の範囲第１項または第２項記載の複合糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11386883A JPS609936A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 複合糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11386883A JPS609936A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 複合糸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS609936A true JPS609936A (ja) | 1985-01-19 |
| JPS6331570B2 JPS6331570B2 (ja) | 1988-06-24 |
Family
ID=14623113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11386883A Granted JPS609936A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 複合糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609936A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02148846U (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-18 | ||
| JP2011521118A (ja) * | 2008-05-29 | 2011-07-21 | ロロ ピアーナ ソシエタ ペル アテオニ | 絹の糸と撚られた動物繊維の撚りによって生じる糸を作業して得られる布地 |
-
1983
- 1983-06-23 JP JP11386883A patent/JPS609936A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02148846U (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-18 | ||
| JP2011521118A (ja) * | 2008-05-29 | 2011-07-21 | ロロ ピアーナ ソシエタ ペル アテオニ | 絹の糸と撚られた動物繊維の撚りによって生じる糸を作業して得られる布地 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6331570B2 (ja) | 1988-06-24 |
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