JPH03267998A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH03267998A
JPH03267998A JP2067658A JP6765890A JPH03267998A JP H03267998 A JPH03267998 A JP H03267998A JP 2067658 A JP2067658 A JP 2067658A JP 6765890 A JP6765890 A JP 6765890A JP H03267998 A JPH03267998 A JP H03267998A
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arabic
pitch
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戸塚 昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アラビア音階のような各音の音^が特殊な特
殊音階の演奏をも可能にした電子楽器の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、1オクターブの音の高さを測る目盛としてセン
トという単位が用いられており、このセントによれば、
1オクターブを1200tントで表わすことができる。
一方、−殻内な音階としては、純正f1!音階や平均律
音階などがあり、このうち純正律音階は、半音の音程は
112I17ン1〜と一定であるのに対し、全音の音程
は、204t?ン[−のものと182セントのものとの
2種類からなる。また、平均11!ta ’Itsは、
半音の音程は100セント、全音の音程は200セント
と平均化した音程を有している。これらの純正律音階や
平均律音階を標準音階と称する。
これらの標準音階に対し、前)ホしたアラビア音階は、
1オクターブは1200セントで、ある音の音高は平均
律音階の音の名高と等しいが、例えばB、Eで示す音の
音高は平均律音階の音の音高から50セントずつ低い音
となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したアラビア音階が演奏可能な電子楽器は従来から
知られており、この種の電子楽器においては、アラビア
音階モードをマニアルで設定すると、アラビア音階での
演奏が可能となる。
ところで、アラビア音階は、前述したように、音B、E
が平均律音階の音B、Eからそれぞれ50セント低い音
となっているため、伴奏として和音を演奏しても協和音
とならず、不協和音になってしまい、和音としての意味
をなさないことになる。
本発明は、このような点に鑑み、アラビア音階のような
特殊音階により演奏を行なっても伴奏は自動的に標準音
階により行なわれるようにした自動演奏が可能な電子楽
器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するため本発明に係る電子楽器は、
標準音階の少なくとも一部の音の音高と異なる音高から
なる特殊音階の音の各音高を設定する音階設定手段と、
メロディ鍵の押鍵により鍵情報を発生ずる鍵情報発生手
段と、この鍵情報発生手段からの鍵情報により鍵情報に
対応した標準音階の各音からなる伴奏音を設定する伴奏
音設定手段と、前記各手段からの出力信号により楽音を
発生する楽音発生手段とから構成されている。
〔作 用〕
前述した構成からなる本発明の電子楽器によれば、音階
設定手段によりアラビア音階のような特殊音階の音高を
設定して、この特殊音階により演奏を行なっても、伴奏
設定手段により標準音階の各音からなる伴奏者が押鍵し
たメロディに対応して設定されるので、特殊音階の演奏
時に協和音の伴奏を行なうことができる。
(実施例〕 以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。
第1図は本発明に係る電子楽器の概略的な構成を示すも
のであり、本実施例の電子楽器、鍵盤の6鍵を押鍵して
楽音を発生する自動演奏可能な電子ピアノとされている
第1図において、バスラインコには、電子ピアノにおけ
る楽音発生等のための種々の制御を行なうCPU (中
央処理装置)2が接続されている。
また、前記バスラインコには、CPU2の指示により所
定の動作を行なうための各種プログラムが記憶されたプ
ログラメモリ3と、各種データを記憶保持するためのワ
ーキングメモリとしての複数のレジスタからなるレジス
タ群4と、自動演奏用のリズムならびに伴奏の種々のパ
ターンが記憶されたリズム・伴奏パターンメモリ5とが
並列に接続されている。さらに、前記パスライン1には
0〜95までの96個のテンポを繰返し発生ずるテンポ
クロック発生器6が接続されており、このテンポクロッ
ク発生器6において発生したテンポは前記CPU2に入
力されるようになっている。
さらにまた、前記パスライン1には、鍵盤の6鍵に対す
る押鍵、離鍵といったイベントに対応してオン・オフさ
れたりする鍵盤回路7が接続されている。また、前記バ
スラインコには、アラビア音階を演奏するために特定の
音の音^を微細に調節するに際し、キーコード情報とセ
ント情報から対応する周波数情報を導出するためのピッ
チ変換テーブルメモリ8と、その他の種々の設定を行な
うための後述する種々のスイッチを備えたコントロール
パネル9の回路と、前述したCPU2、プログラメモリ
3、レジスタ群4、リズム・伴奏パターンメモリ5、s
1盤回路7、ピッチ変換テーブルメモリ8、コントロー
ルパネル9からの信号に対応して音高または低音の楽音
を形成する高音用トーンジェネレータ10および低音用
トーンジェネレータ11とが接続されている。なお、こ
れらの両トーンジ■ネレータ10.11における高音と
低音の区分は、−例として第3オクターブのFSまでが
低音、第3オクターブのGからが高音というようにされ
ている。
前記コントロールパネル9は、第2図に詳示プるように
、各種の後述するスイッチを備えている。
コントロールパネル9の左上部には、通常、41?準音
階の一例としての平均律音階により演奏される楽音を、
特殊音階の一例としてのアラビア音階の音^で演奏する
ためのアラビア音階設定部12が形成されている。この
アラビア音階設定部12には、1オクターブの各音に対
応し、音高変更スイッチ13の押動により点灯および消
灯を繰返すLED14をそれぞれ備えた12個の音高変
更スイッチ13.13・・・が鍵盤各白鍵および各黒鍵
に対応するように配設されている。したがって、下段の
7個の音高変更スイッチ13が鍵盤の各白鍵に対応し、
また、上段の5個の音高変更スイッチ13が鍵盤の各黒
鍵に対応することになる。そして、いずれかの音高変更
スイッチ13を押すと、押された音高変更スイッチ13
に対応する音の音高が手法律音階の音高から50セント
下ったアラビア音階の音高により発生されることになり
、このアラビア音階の音高で発音される音のLED14
が目印のために点灯される。
前記アラビア音階設定部12の側方のコントロールパネ
ル9には、アラビア音階設定部12の音高変更スイッチ
13を押してアラビア音階の音高で発音されるようにな
った各音の音高を、演奏中に音の音^が次第に微小変化
するアラビア音階の曲に合せて微小変化させるためのア
ップスイッチ15およびダウンスイッチ16が配設され
ている。
これらのアップスイッチ15およびダウンスイッチ16
は、1度押すごとに、音高変更スイッチ13を押してア
ラビア音階の音^で発音されるようになった各音の音高
を2.5セントずつ同時に上げるかあるいは下げるピッ
チ変更を行なうようになっている。なお、この音高の具
体的な変更は前記ピッチ変換テーブルメモリ8により行
なわれる。
前記アラビア音階設定部12の下方のコントロールパネ
ル9には、どの音がアラビア音階の音高で発音されるか
を、アップスイッチ15およびダ「シンスイッチ16に
よる微調節も含めて記憶させるプリセット部17が形成
されている。このプリセット部17は、記憶スイッチ1
8、削除スイッチ19および6個のプリセットスイッチ
20゜20・・・とにより構成されており、記憶スイッ
チ18といずれかのプリセットスイッチ20を同時に押
すことによりアラビア音階の音高で発音される音とその
音高とが記憶されることになる。また、削除スイッチ1
9とプリセットスイッチ20とを同時に押すことにより
、そのプリセットスイッチ20により記憶された内容が
削除され、平均律音階の音高で発音されることになる。
なお、各プリセットスイッチ20には、対応するLED
 (図示せず)がそれぞれ配設されている。
前記プリセット17の側方のコントロールパネル9には
、自動演奏のオン・オフを行なうABCスイッチ21と
、自動演奏等の開始と終了を行なうスタート/ストップ
スイッチ22とが配設されており、スタート/ストップ
スイッチ22の上方のコントロールパネル9には、演奏
を記憶する録音モードを設定する録音スイッチ23と、
実際に演奏を開始させるプレイスイッチ24とが配設さ
れている。また、これらの録音スイッチ23およびプレ
イスイッチ24の上方のコントロールパネル9には、音
量調節あるいは音色やリズムの選択等を行なうための他
の複数のスイッチ25が配設されている。
ところで、本実施例においては、前記アラビア音階設定
部12のいずれかの音高変更スイッチ13を押して、特
定の名の音高をアラビア音階の音^に変更しても、伴奏
の和音は、協和音となる平均律音階の各音の音高のまま
で発音されるように設定されているが、この具体例につ
いては、後述する作用の説明の際に説明づる。
第3図は自動演奏のデータフォーマットを示すものであ
り、このうち、第3図A、[3は、鍵盤の合鍵の押鍵、
msによるオン・オフを示し、後述するテンボクOツク
によるタイミングが1バイトに相当し、また、1バイト
に相当するキーコードは、「01」がキーオン、roO
Jはキーオフを示し、一方、O〜60の61の鍵を特定
するキーコード(KC)が6ビツトで示されるようにな
っている。また、第3図Cは、アラビア音階のデータフ
ォーマットを示ずものであり、1オクターブの12音の
うち上4音のそれぞれの状態をアラビア音階自体のビッ
トr1000Jとともに1バイトで示し、また下8音の
それぞれの状態を他の1バイトで示すようになっている
。なお、本図中のARBは、各音高に対応する12ビツ
トレジスタを示し、1になっているものがアラビア音階
の音高とされることになる。
また、第3図C,Dに示すPSFTはアラビア音階の音
高で発音する音を微小変化させるためのピッチ変更を示
すものであり、ビットr101Jによりその状態が示さ
れている。さらに、第3図EにおけるFF、、は自動演
奏の終りを示すコード、第3図FにおけるF E 、、
は小節線を示すコードであり、この小節線によりO〜9
5の96刻みのタイミングをとるテンポクロツタ(CL
K)において範囲95を越えたかをわかるようにするた
めのものである。
さらにまた、第3図Gは、メモリーに記憶されているデ
ータの状態を示すものであり、ポインタ(PNT)に示
されている位置に自動演奏のための所定の情報が記憶さ
れるようになっている。
以下、前述した構成からなる本実施例の作用について説
明する。
なお、後述するフローチャートに表示されている主なレ
ジスタのうち、まだ説明してないものをあらかじめ説明
しておく。
RUN :走行/停止/持機(110/−1)REC:
録音中(−1) PLY :再生中(−1) ΔBC:自動演奏モード(=1) N丁=音名(0〜11) PSFT:アラビア音階の音の音^の微小変化のための
ピッチ制御(−15〜 +15)で、2.5セント単位で変 更 PCHG :テーブルとの参照のためにPSFT+16
と変換した値 MD : 1〜A B C77t:j 7音MRIIm
O−ABC平均律音階 FND :周波数情報 PR8ニブリセット番号対応ARB −5 PR8−8FT   ニブリセット番号対応−5 I’s FT ROOT:和音の根音 TYPE :和音の種類 第4図はメイン処理のフローチャートを示すものであり
、演奏を開始するには、まず、ステップSTIに示すよ
うに、各種レジスタをクリアする初?11J設定を行な
った後、ステップST2に示すように、ABCスイッチ
21により伴奏を自動的に行なう自動演奏モードを選択
するか否かのABCスイッチ処理を行ない、ついでステ
ップST3に示すように、スタート/ストップスイッチ
22によりスタートするとともに、ステップST4に示
すように、録音スイッチ23により演奏記憶可能状態(
録音モード)にするか、あるいは、ステップST5に示
すように、プレイスイッチ24により自動演奏モードに
する。そして、アラビア音階により演奏を行なう場合は
、ステップST6に示可ように、音高をアラビア音階で
演奏したい音に対応づる少なくともひとつの音高変更ス
イッチ13を押して、この音の音高を平均律音階の盲^
より50セント低く発音されるように設定し、かつ、ス
テップST7に示すように、この設定状態を記憶するた
め、記憶スイッチ18およびいずれかのブリヒツトスイ
ッチ20を同時に押してこの設定状態を記憶させる。な
お、演奏終了時などにおいて、この記憶を削除するには
、ステップST8に示すように、削除スイッチ1つと削
除したい設定状態に対応するブリヒツトスイッチ20ど
を同時に押す。
ついで、演奏中必要に応じてアラビア音階の音高で発音
する音の音高を微小変化さVたい場合は、ステップST
9に示すように、アップスイッチ15を必要回数押すか
、ステップ5TIOに示すように、ダウンスイッチ16
を必要回数押すかして、押した回数により音高を2.5
セン1〜ずつ上げるか下げるようにする。この音^の微
小変化は、前記ステップST7において説明した記憶ス
イッチ18およびブリセットスイッチ20の同時押しに
より記憶させることも可能である。
そして、実際の演奏において、ステップ5T11に承り
ように、押1(キーオンイベント)がなされると、ステ
ップ5T12に示すように、この押鍵された鍵のキーコ
ード(KC)が入力され、ステップ5T13に示ずよう
に、この入力されたキーコードに基いてキーオン処理が
なされる。なお、前記ステップST11において押鍵が
されなければ、ステップ5T12.13はバイパスする
ことになる。ついで、ステップ5T14に示すように、
Iff(キーオフイベント)がなされると、ステップ5
T15に承りように、離鍵された鍵のキーコード(KC
)が入力され、この入力された4−一コードに基いてキ
ーオフ処理がなされる。なお、前記ステップ5T14に
おいて1Ilt鍵がなされなければ、ステップ5T15
.16はバイパスすることになる。
また、音量、音色、リズム選択等その他の処理を行ない
たければ、ステップ5T17に示すように、必要なスイ
ッチ25を押して種々の設定を行なう。そして、ステッ
プST2に戻る。
前記ステップST2に示したABCスイッチ処理のサブ
ルーチンが第5図に具体的に示されている。
第5図において、ステップS王2Aに示すように、プレ
イスイッチ24がオンでかつ録音スイッチ23がオフに
なっているかの判別が行なわれ、この自動演奏モードで
あるとそのままリターン(RET)してしまう。一方、
録音スイッチ23がオ゛ンでかつプレイスイッチ24が
オフになっている録呂モードであると、ステップ5T2
Bに示すように、ABCスイッチ21がオンになってい
るかの判別が行なわれ、ABCスイップ21がオンすな
わち自動演奏モードであると、さらに、ステップ5T2
Cに示すように、記憶スイッチ18が同時押しされてい
たかの判別が行なわれる。そして、記憶スイッチ18が
同時押しされていないと、ステップ5T2Dに示すよう
に、Oと1との間でトグル変化を行なうABCスイッチ
21の状態が変更される。すると、ステップ5T2Eに
示すように、自動演奏モード(ABC=1)になってい
るかの判別が行なわれ、自動演奏モードになっていなけ
れば、ステップ5T2Fに示すように、伴奏用の低音用
トーンジェネレータ11(第1図)のすべてのキーがオ
フになり、ついで、ステップ5T2Gに示ずように、伴
奏用のロアキー(LK)の4ニー」−ドのバッファがク
リアされ、リターンされる。
前記ステップ5T2Gにおいて、記憶スイッチ18が同
時押しされていたら、ステップS T 2 Hに示すよ
うに、MD=Oにおいては平均律音階モード、MD=1
においてはアラビア音階モードという音階制御のための
モード(MD)の状態が変更され、リターンされる。ま
た、前記ステップ5T2Eにおいて、自動演奏モードに
なっている(ABC=1>と、リターンされる。
前記ステップST3に示したスタート/ストップスイッ
チ処理のザブルーチンが、第6図に具体的に示されてい
る。
第6図にJ3いて、ステップST3△に示Jように、ス
ター1〜/スl〜ツブスイツチ22が押される(Aンイ
ベント)と、ステップ5T3Bに示すように、走行モー
ド(RUN=1)であるかの判別が行なわれ、走行モー
ドでなければ、ステップ5T3Gに示すJ、うに走行モ
ードに切換えられ、さらに、ステップ5T3Dに示すよ
うにテンポクロック(CLK)がリセットされる。一方
、前記ステップ5T3Bにおいて、走行モード(RUN
−1)であると、ステップ5T3Eにおいて停止モード
に切換えられ、その後、ステラ1S丁3Fに示すように
、再生モード(PLY=1 >であるかの判別が行なわ
れ、再生モードであると、ステップ5T3Gに示すよう
に、再生は停止される。
そして、ステップS T 3 Hに承りように、高音用
トーンジェネレータ10および低音用トーンジェネレー
タ11のJべてのキーがオフにされ、ついで、ステップ
ST31に示すように、メロディ用のアッパキー(UK
)ならびに伴奏用のロアキー (LK)のキーコードの
バッファがクリアされ、リターンされる。
また、前記ステップ5T3Fにおいて、再生中でないと
、ステップ5T3Jに示すように、録音モード(RFC
=1)であるかの判別が行なわれ、録音モードであると
、ステップ5T3Kに示すように録音は停止され、さら
に、ステップST3 Lに示すように、録音が終了によ
りこの終了(FFH)を店込むための書込チエツクが行
なわれ、リターンされる。なお、前記ステップ5T3J
において、録音中でないと、そのままリターンされるこ
とになる。
前記ステップST4に示した録音スイッチ処理のサブル
ーチンが、第7図に具体的に示されている。
第7図において、ステップ5T4Aに示すように、まず
、録音スイッチ23が押された(オンイベント)かの判
別が行なわれ、録音スイッチ23が押されていると、ス
テップ5T4Bに示すように、0と1との間でトグル変
化を行なう録音スイッチ23の状態が変更され、その後
、ステップST4 Cで示すように、録音モード(RF
C=1)であるかの判別が行なわれ、録音モードである
と、ステップS T 4 Dに示ずように、待機モード
(RUN=1)となる。そしてステップST4 Eに示
すように、自動演奏データメモリのポインタ0のバイト
に自動演奏(ABC)モードが書込まれてポインタ1の
バイトが書込み待機となったうえでリターンされる。一
方、前記ステップ5T4Cにおいて録音モードでない(
REC=O)と、ステップ5T4Fに示すように、停止
モード(RUN=O)となり、終了(FF、、)を書込
むための書込チエツクが行なわれ、リターンされる。
前記ステップST5に示したプレイスイッチ処理のサブ
ルーチンが、第8図に具体的に示されている。
第8図において、ステップ5T5Aに示づように、まず
、プレイスイッチ24が押された(オンイベント)かの
判別が行なわれ、プレイスイッチ24が押されていると
、ステップ5T5Bに示すように、Oと1との間でトグ
ル変化を行なうプレイスイッチ24の状態が変更され、
その後、ステップ5T5Cに示すように、再生モード(
PLY−1)であるかの判別が行なわれ、再生モードで
あると、ステップ5T5Dに示すように、走行モードと
なり録音した内容の再生が開始される。すると、ステッ
プ5T5Eに示すように、テンポクロツタがリセット(
CLK=O)され、ステップ5T5Fに示すように、第
3図Gのメモリに記憶されている内容がポインタOによ
り示されるバイトから順に再生される。
そして、再生が終了すると、ステップ5T5Gに示すよ
うに、高音用トーンジェネレータ10および低音用トー
ンジェネレータ11(第1図)のすべてのキーがオフに
され、ついで、ステップ5T5Hに示すように、メロデ
ィ用ならびに伴奏用のすべてのキーのバッファがクリア
され、リターンされる。なお、前記ステップ5T5Cに
おいて、再生モードでない(PLY=O)と、走行は停
止(RLIN=O)され、ステップ5T5Gに至る。
前記ステップST6に示したアラビア音階のためのサブ
ルーチンが、第9図に具体的に示されている。
アラビア音階の音高を得るためには、第2図のアラビア
音階設定部12において各音高に対応するO〜11の1
2個の音高変更スイッチ13のいずれかを必要に応じて
選択的に押してその音をアラビア音階に従った音高に設
定する必要がある。
まず、ステップ5T6Aに示すように、第2図のアラビ
ア音階設定部12に値0で示されている呂の音高変更ス
イッチ13からオン・オフの検出処理を行なうため、1
にOを代入する。
すなわち、ステップ5T6Bに示すように、この音高変
更スイッチ13が押された(オンイベント)かの判別が
行なわれ、オンイベントが検出されると、ステップ5T
6Cに示寸ように、この音高変更スイッチ13に対応す
るレジスタARBのビット位置に値1を書込む。ステッ
プ5T6Dでは、このレジスタARBのビットマツプに
従い、例えば、レジスタARBの第5、第12ビツトに
値1が書込まれていれば、音高変更スイッチ13の4,
11と書かれたスイッチの上のLED14を点灯する。
ついで、ステップ5T6Eでは、ARB=0かどうかの
判別が行なわれる。レジスタARBの全ビットがすなわ
ちいずれの音高変更スイッチ13も操作されず平均律音
階の音^であるとすると、ステップ5T6Fに進み、ア
ラビア音階の音高の微小変化のためのピッチ制御もクリ
アしてしまう。ステップ5T6Gでは、記憶のための書
込チエツク処理を行なう。この処理については後述する
つぎに、ステップ5T6Hに示すように、iの数を1つ
増し、アラビア音階設定部12に値1で示されている音
のB高変更スイッチ13のオン・オフ検出処理に移る。
以上のステップ5T68〜5T6Hの処理を1=12と
なるまで繰返し、全ての音高変更スイッチ13のオン・
オフイベントを検出する。なお、前記ステップ5T6E
において、ARB≠1すなわちアラビア音階の音高が1
つでもあるとすると、ステップ5T6Fをバイパスして
ステップ5T6Gにおいて、この書込チエツクを行なう
このようにしてアラビア音階設定部12の12個の音高
変更スイッチ13についての処理を繰返し行なうと、ス
テップST61においてiく12を充足しなくなるので
リターンされる。
前記ステップST7に示したプリセット処理のサブルー
チンが、第10図に具体的に示されている。
プリセットは、第1図のプリセット17の0〜5の6個
のプリセットスイッチ20を押して行なうので、前記音
高変更スイッチ13と同様に、ひとつひとつのプリセッ
トスイッチ20に対応して処理を行なわなければならな
い。このため、まず、ステップ5T7Aに示すように、
プリセット17にl1iOで示されているプリセットス
イッチ20から処理を始める。
すなわち、ステップ5T7Bに示すように、このプリセ
ットスイッチ20が押された(オンイベント)かの判別
が行なわれ、押されていると、ステップ5T7Cに示す
ように、記憶スイッチ18が同時に押されているかの判
別がさらに行なわれ、記憶スイッチ18が同時に押され
ていれば、ステップ5T7Dに示すように、プリセット
番号に対応するアラビア音階のレジスタたるPR8oに
ARBの値が記憶され、また、プリセット番号に対応す
るアラビア音階の微小変化のためのピッチ制御のレジス
タたるPR8SFTo1.:PSFTの値が記憶される
。そして、ステップ5T7Eに示ずように、iの数を1
つ増し、この数が6未満であるかの判別を行ないくステ
ップ5T7F)、プリセット17に値1で示されている
音のプリセットスイッチ20の処理に移り、再度ステッ
プ5T7Bから始める。なお、前記ステップ5T7Bに
おいて、プリセットスイッチ20が押されていないと、
ステップ5T7C,5T7Dをバイパスしてステップ5
T7Hに至る。また、前記ステップ5T7Gにおいて、
記憶スイッチ18が同時に押されていないと、記憶モー
ドではないので、ステップ5T7Gに示すように、プリ
セットの状態を呼び出す。すなわち、そのプリセット番
号においては、どの音がアラビア音階になっており、ま
た、音高の微小変化が行なわれているかを呼び出し、こ
の呼び出した内容に応じ、ステップ5T7Hに示すよう
に、アラビア音階とされている音に対応(るL E D
 14を点灯し、このアラビア音階の変化した情報の書
込チエツクを行なう(ステップ5T71)。そして、ス
テップ5T7Hに至る。
このようにしてプリセット17の6個のプリセットスイ
ッチ20についての処理を繰返し行なうと、ステップS
 T 7 Fにおいてi<5を充足しなくなるのでリタ
ーンされる。
前記ステップST8に示した削除スイッチ処理のサブル
ーチンが、第11図に具体的に示されている。
まず、ステップ5T8Aに示すように、スイッチ19が
押された(オンイベント)かの判別が行なわれ、押され
ていなければ、そのままリターンされ、押されていれば
、ステップ5T8Bに示すように、アラビア音階につい
て記憶されている情報をリセットするとともに、アラビ
ア音WI3設定部12の各LED14ならびに各プリセ
ットスイッチ20に対応するLED (図示せず)を全
部消灯しくステップ5T8G> 、ステップ5T8Dに
示すように、この状態の書込チエツクを行ないリターン
される。
前記ステップST9に示したアップスイッチ処理のサブ
ルーチンが、第12図に具体的に示されている。
まず、ステップ5T9Aに示すように、アップスイッチ
15が押された(オンイベント)かの判別が行なわれ、
押されていなければ、そのままリターンされ、押されて
いれば、ステップ5T9Bに示すように、ダウンスイッ
チ16がオン状態にあるかの判別が行なわれる。そして
、ダウンスイッチ16がオンすなわち同時押しであれば
、ステップ5T9Cに示すように、アラビア音階の微小
変化のピッチ制御はリセットされ、この状態の書込チエ
ツクが行なわれて(ステップ5T9D)、リターンされ
る。一方、前記ステップ5T9Bにおいてダウンスイッ
チ16がオンでなiプれば、ステップS T 9 Eに
示(ように、アップスイッチ15を押した回数に+1し
た値を形成し、ステップS ’T 9 Dに戻って、こ
の値の書込チエツクを行なう。
前記ステップ5TIOに示したダウンスイッチ処理のサ
ブルーチンが、第13図に具体的に示されている。
この処理は第12図とほぼ同様であり、まず、ステップ
5T10△に示すように、ダウンスイッチ16が押され
た(71フイベント)かの判別が行なわれ、押されてい
なければ、そのままリターンされ、押されていれば、ス
テップ5TIOBに示すように、アップスイッチ15が
オン状態にあるかの判別が行なわれる。そして、アップ
スイッチ15がオンすなわち同時押しであれば、ステッ
プSTI Oに示すように、アラビア音階の微小変化の
ピッチ制御はリセットされ、この状態の書込チエツクが
行なわれて(ステップS王10D)、リターンされる。
一方、前記ステップ5TIOBにおいてアップスイッチ
15がオンでなければ、ステップ5T10Eに示すよう
に、ダウンスイッチ16を押した回数から−1した値を
形成し、ステップST10Dに戻って、この値の書込チ
エツクを行なう。
前記ステップ5T13に示したキーオン処理のサブルー
チンが、第14図に具体的に示されている。
押鍵によりキーオン処理がなされると、まず、ステップ
5T13Aに示すように、待機モード(RUN=−1)
になっているかの判別が行なわれ、待機モードになって
いれば、ステップ5T13Bに示すように、RUN=1
となって録音が開始されるとともに、テンポクロックの
値がリセットされる。ついで、ステップ5T13Cに示
すように、自動演奏モード(ABC=1)において、押
鍵された鍵のキーコード(KC)が18以下であるかの
判別が行なわれ、KC≦18すなわち押鍵された鍵が伴
奏用鍵であると、ステップ5T13Dに示すように、伴
奏鍵のオン処理がなされ、この処理が書込チエツクされ
(ステップ5T13E)、リターンされる。
一方、前記ステップ5T13Aにおいて、持機王−ド(
RUN=1)でないと、ステップ5T13Bをバイパス
して直接ステップ5T13Cに至る。また、前記ステッ
プ5T13CにJ3いて、KC> 18すなわち押鍵さ
れた鍵がメロディ用鍵であると、ステップ5T13Fに
示すように、メロディ用鍵のオン処理がなされ、この処
理が、同様に27778丁13Eにおいて古込ブー■ツ
クされ、リターンされる。
前記ステップ5T16に示したキーオフ処理のサブルー
チンが、第15図に具体的に示されている。
離鍵によりキーオフ処理がなされると、まず、ステップ
5T16Aに示すように、自動演奏モード(ABC=1
)にJ5いて、lI[1tIlされた鍵のキーコード(
KC)が18以下であるかの判別が行なわれ、KC≦1
8すなわち11mされた鍵が伴奏用鍵であると、ステッ
プ5T16Bに示すように、伴奏鍵のオフ処理がなされ
、この処理が裏込チエックされ(ステップST13C)
 、リターンされる。
一方、前記ステップS T’ 16 Aにおいて、KC
>18すなわち離鍵された鍵がメロディ用鍵であると、
ステップ5T16Dに示すように、メロディ針のオフ処
理がなされ、この処理が、同様にステップST16Gに
おいて書込チエックされ、リターンされる。
前記第14図のステップ5T13Dに示した伴奏用鍵の
オン処理のサブルーチンを、第16図において具体的に
説明する。
伴奏用鍵のオン処理が行なわれると、まず、ステップ5
T13DAに示ずように、押鍵された伴奏用鍵がどの鍵
であるかということ、すなわちロアキー(LK)のキー
コード(KC)がバッファに記憶され、ついで、ステッ
プ5T13DBに示すように、このバッファのキー情報
に基いて和音の根音ならびに種類が検出される。そして
、ステップ5T13DCに示すように、停止モード(R
UN=0)であるかの判別が行なわれ、停止モードであ
れば、ステップ5T13DDに示すように、その場で和
音が発生され、その後リターンされる。
一方、ステップS T’ 13 D Cにおいて停止モ
ードでなく走行モード(RUN=1)であれば、和音を
発生することなくリターンされる。これは、自動演奏の
際の和音は押鍵時に発音するものでなく、パターンに沿
った拍のタイミングで演奏発音するのが好ましいからで
あり、テンポクロックにより拍のタイミングで、押鍵さ
れた和音を発音するため、ここではステップ5T13D
Aに示されるように記憶保持のみを行なう。
また、前記第14図のステップ5T13Fに示したメロ
ディ用鍵のオン処理のサブルーチンが、第17図に具体
的に示されている。
メロディ用鍵のオン処理が行なわれると、まず、ステッ
プ5T13FAに示すように、押鍵されたメロディ用鍵
がどの鍵であるかということ、すなわちアッパキー(U
K)のキーコードがバッフ?に記憶され、ついで、ステ
ップ5T13FBに示すように、このバッファのキー情
報を1オクターブの音数たる12で除した余りとして示
し、このキー情報の音名(ノート)を篩出し、この情報
をNTにセラ1−する。ついで、ステップ5T13FC
に示すように、この音名が平均律音階の音高(ARBN
、=O)であるか、すなわち、前述した第2図の音高変
更スイッチ13が操作されて対応するARBレジスタの
ビットに1がセットされでいるか否かを判別し、平均律
音階の音高である場合には、ステップ5T13FDに進
み、音高を変更しないままで、つぎのステップ5T13
FEに移り、キーコード(KC)ならびにテーブル番号
(P CHG )から押鍵されている鍵の周波数情報(
FNO)を得る。そして、ステップ5T13F[に示す
ように、高音用トーンジェネレータ10のチャンネル割
当を行ない 周波数情報(FNO)で送出するとともに
キーオン制御を行なったうえでリターンされる。
一方、前記ステップ5T13FCにおいて押鍵された鍵
の音がアラビア音階の音高(ARBN□=1)である場
合には、ステップ5T13FGにおいて音高をアラビア
音階に合わせて微小変化させるためのピッチ制御情報が
P CI−I Gにセットされ、この情報とキーコード
(KC)に基いて押鍵されている鍵の周波数情報(FN
O)を求め(ステップ5T13FE)、キーオン制御を
行なったうえでリターンされる。
前記第15図のステップST16Bに示した伴奏用鍵の
オフ処理のサブルーチンが、第18図に具体的に示され
ている。
伴奏用鍵のオフ処理が行なわれると、まず、ステップ5
T16BAに示すように、伴奏用鍵たるロアキー(LK
)のキーコードバッファに記憶されていた1lfilt
された鍵のキーコード(KC)が削除され、ついで、ス
テップ5T168Bに示すように、停止モード(RUN
=0)であるかの判別が行なわれ、停止モードであると
、ステップST16BCに示すように、ロア↑−のキー
コードバッフ?の内容に基いて和音の根音ならびに種類
を検出し、ステップSTI 680に示すように、直ち
に和音を発生してリターンされる。なお、前記ステップ
ST168Bにおいて走行モード(RUN=1)である
と、そのままリターンされる。
また、前記第15図のステップST16Dに示したメロ
ディ用鍵のオフ処理のサブルーチンが第19図に示され
ている。
メロディ用鍵のオフ処理が行なわれると、まず、ステッ
プST16DAに示すように、メロディ用鍵たるアッパ
キー(UK)のキーコードバッファに記憶されていた離
鍵された鍵のキーコード(KC)が削除され、ついで、
ステップ5T16DBに示すように、高音用トーンジェ
ネレータ10のキーオフ制御が行なわれ、リターンされ
る。
第6図、第7図、第9図ないし第15図に示されている
書込チエツクのサブルーチンが、第20図に具体的に示
されている。
書込チエツクにおいては、まず、ステップ5T2OAに
示すように、録音モード(REIC=1)かどうかの判
別がなされ、録音モードでなければ、そのままリターン
され、録音中であれば、ついで、ステップ5T20Bに
示すように、書込チエツクがどのイベントからきたもの
であるかの判別がなされる。
この判別において、イベントが、ステップ5T20Cに
示すキーオンイベントである場合、第3図Aのデータフ
ォーマツ1−に対応するように、4ニ一オン自体のビッ
ト「01」ならびに押鍵された鍵のキーコード(KC)
を形成する。また、ステップ5T20Dに示すキーオン
イベントの場合、第3図Bのデータフォーマットに対応
するように、キーオフ自体のビット「00」ならびに1
112された鍵のキーコード(KC)を形成づる。さら
に、ステップ5T20Eに示す停止モード(RU N 
=0)の場合、これは書込み終了なので、第3図Eのデ
ータフォーマツ1−に対応するように、終了(FF、、
)を形成する。さらにまた、ステップ5T2OFに示す
アップスイッヂ15およびダウンスイッチ16の場合、
第3図りのデータフォーマットに対応するように、アラ
ビア音階の音への微小変化たるピッチ変更自体のビット
r101Jならびにピッチu+mの状!II (PSF
T)を形成する。
各ステップ5T20C−8T2OFにより前述したよう
にして書込むべき実際の情報が形成されたので、第3図
Gのデータフォーマットに対応でるように実際の書込み
を行なう。
すなわち、ステップ5T20Gに示すように、まず、タ
イミングのためのテンポクロック情報(CLK)を最初
のバイトに棗込み、つぎのバイトに実際の情報(DT)
を書込む。そして、書込みが終了したら、ステップ5T
20Hに示すように、書込みにおいて2バイト使用した
ので、書込みのためのポインタ(PNT)を2つ繰上げ
たうえでリターンされる。
一方、ステップ5T2OBにおけるイベントが、ステッ
プ5T201に示ず、アラビア音階のための音の設定、
プリセット、プリセットした内容の削除の場合、第3図
Cのデータフォーマットに対応するように、1バイト目
のタイミング情報のほかに3パイ1〜を使用してアラビ
ア音階自体のビットrl 0OOJ 、アラビア音階の
音高とされている音名のデータならびにアラビア音階の
音^の微小変化の情報を形成し、ステップ5T20Jに
示すように、メモリの4バイトを使用してテンポクロッ
ク情報(CLK)ならびに実際の情報(Dl−1〜DT
3)を書込む。そして、書込みが終了したら、ステップ
5T2OKに示すように、書込みにおいて4バイト使用
したので、書込みのためのポインタ(PNT)を4つ繰
上げたうえでリターンされる。
さらに、ステップ5T20Bにおけるイベントが、ステ
ップ5T20Lに示す明示していない音量、音色等のそ
の他のデータである場合、そのデータを適宜形成し、ス
テップST20Mに示ずように、実際に書込みし、また
ポインタ(PNT)を所定数繰上げたうえでリターンさ
れる。
第21図は実際に時間を刻み、リズム再生や伴奏発生を
行なうクロック割込処理を示すものであリ、まず、ステ
ップ5T21Aに示すように、走行モード(RUN=1
)であるかの判別が行なわれ、走行モードでなければそ
のままリターンされ、走行モードであれば、ステップ5
T21Bに示すように、リズムの種類ならびにテンポク
ロック(CLK)の値に基いてリズム音を自動的に発音
する。ついで、ステップ5T210に示すように、再生
モード(FLY=1 )であるかの判別が行なわれ、再
生モードであれば、ステップ5T21Dに示すように、
実際に再生が行なわれる。
なお、再生モードでなければ、このステップ5T21D
をバイパスする。そして、ステップ5T21Eに示すよ
うに、自動演奏モード(ABC=1)であるかの判別が
行なわれ、自動演奏モードであれば、ステップ5T21
Fに示づように、パターンに基いて実際の伴奏名を発生
する。また、自動演奏モードでなければ、このステップ
5T21をバイパスする。
その後、ステップ5T21Gに示すように、テンポクロ
ック(CLK)の値を1つ繰上げたうえで、ステップ5
T21Hに示すように、0〜95の値を繰返ずテンポク
ロック(CLK)の数値が、小節の区切りとなる96に
等しくなったかの判別が行なわれる。この判別において
、CLK=96でなければそのままリターンされ、CL
K=96であれば、ステップ5T211に示すように、
テンポクロツタ(CLK)の値は0に戻される。ついで
、ステップ5T21Jに示すように、録音モード(RF
C=1)であるかの判別が行なわれ、録音モードであれ
ば、ステップ5T21Kに示すように、小節線(FE、
)の書込みを行なったうえで、この書込みに対応するよ
うにポインタ(P N T’ )を1つ繰上げる(ステ
ップ5T21L)。なお、ステップ21Jにおける録音
モードであるかの判別において、録音モードでなければ
、前記両ステップ5T21に、21Lをバイパスする。
その後、ステップST21Mに示すように、再生モード
(PLY=1)であるかの再疫の判別が行なわれ、再生
モードでなければそのままりターンされ、再生モードで
あれば、小節線はタイミング情報を持っておらず、ポイ
ンタ(PNT)がそのまま持っていることになるので、
ステップ5T21Nに示すように、ポインタ(PNT)
を1つ繰上げてつぎのバイトに対応するようにしたうえ
で、リターンされる。
第16図および第19図に示されている和合発生のサブ
ルーチンが、第22図に具体的に示されでいる。
和音を発生する場合、まず、ステップ5T22Aに示す
ように、伴奏用たる低音用トーンジェネレータ11(第
1図)のすべてのキーを便宜上−旦キーオフし、ついで
、第16図のステップ5T13Bにおいて検出した和音
の根音ならびに種類に基いて、ステップ5T22Bに示
すように、和音を構成する3つの構成音(LKC−LK
C3”)を形成する。なお、この和音の構成音の形成は
、7thコードのように原則として4つの構成音を有す
る和音においても3つの構成音となっている。
ついで、和音構成音のひとつずつの処理を行なうため、
まず、ステップ5T22Cに示すように、キーコード(
LKC1’)の音についての処理を行なう。すなわち、
ステップ5T22Dに示すように、第1構成音のキーコ
ード(LKCl)を形成し、ステップS 1−22 E
に示すように、ロアキー(LK)の制御によりこの音の
発音を行ない、ついで、ステップ5T22Fに示ずよう
に、和音の構成音の構成音@iが4未満であるかの判別
が行なわれ、l−2、i=3の場合にはステップ5T2
2Dに戻って同様の処理を行ない、i=4どなったらリ
ターンされる。
第21図のステップ5T21Dに示されている再生のサ
ブルーチンが、第23図に具体的に示されている。
まず、再生するタイミングは、ステラ1S丁21D八に
示すように、ポインタ(PNT)が差している情報がテ
ンポクロック(CLK)と等しいかの判別が行なわれ、
等しくなければ、ポインタ(PNT)が差している情報
が、まだ読出すべきタイミングではないということなの
で、そのままりターンされる。なお、小節線(FE、、
)は、タイミング情報を持っておらずテンポクロック(
CLK)の0〜95に入っていないので、必らずリター
ンしてしまう。
一方、ポインタ(PNT)が差している情報がテンポク
ロック(CLK)と等しければ、ステップ5T21DB
に示すように、タイミングのっぎのバイトから記憶され
ている実際の情報を選択する。ついで、ステップ5T2
IDCに示すように、この実際の情報の上位2ビツトが
キーオン「01」となっているかの判別が行なわれ、キ
ーオンである場合、ステップ5T21DDに示すように
、押鍵された鍵の6ビツトのキーコード(KC)を入力
し、その後、第14図において詳述したステップ5T1
3のキーオン処理を行ない、このキーオン処理が終了し
たら、ステップ5T21DEに示すように、タイミング
情報弁を含めてポインタ(PNT)を2つ繰上げ、ステ
ップ5T21DAに戻る。なお、このステップ5T21
DAに戻って、ポインタ(PNT)とテンポクロック(
CLK)との一致しなくなった場合、同じタイミングで
読むべき情報がまだある可能性がある。
前記ステップ5T2IDCにおいて、実際の情報の上位
2ビツトがキーオン「01」となっていなければ、ステ
ップ5T21DFに示すように、情報の上位2ビツトが
キーオフ「00」となっているかの判別が行なわれ、キ
ーオフである場合、ステップ5T21DGに示すように
、IIIされた鍵の6ビツトのキーコード(KC)を入
力し、その後、第16図において詳述したステップ5T
16のキーオフ処理を行ない、キーオフ処理が終了した
ら、前記ステップ5T21DEに戻ってポインタ(PN
T)を2つ繰上げ、ステップ5T21DAに戻る。
前記ステップ5T21DFにおいて、実際の情報の上位
2ビツトがキーオフ「00」となっていなければ、ステ
ップ5T21DHに示すように、情報の上位3ビツトが
アラビア音階「100」のデータとなっているかの判別
が行なわれ、アラビア音階となっていれば、ステップ5
T21DIに示すように、情報の下4ビットを8ビツト
シフトして12ビツトレジスタ(ARB)の上4ビット
に移動し、自動演奏情報の2バイト目を加えることによ
り、録音のときに記憶した自動演奏情報を再生すること
ができる。そして、この情報に基いて、ステップ5T2
1DJに示すように、対応する各LED14(第2図)
を1111t[Iシ、さらに、ステップ5T21DKに
示すように、メモリの3バイト目の下5ビットをアラビ
ア音階の音高の微小変化のためのピッチ制御(PSFT
)に入力する。
そして、ステップ5T21DLに示すように、4バイト
分の4つのポインタ(PNT)を繰上げて前記ステップ
5T21DAに戻る。
前記ステップ5T21DHにおいて、実際の情報の上位
3ビツトがアラビア音階r100Jとなっていなければ
、ステップST21DMに示すように、情報の上位3ビ
ツトが音高微小変化のためのピッチ変更r101Jとな
っているかの判別か行なわれ、ピッチ変更となっていれ
ば、ステップ5T21DNに示すように、1バイトの下
5ビットで示されているこのピッチ変更情報を入力し、
ステップS T 21 D Oに示すように、ポインタ
(PNT)を2つ繰上げて前記ステップ5T21DAに
戻る。
また、前記ステップST21DMにおいて、実際の情報
がピッチ変更r101Jとなっていなりれば、ステップ
5T21DPに示すように、終了(FF、、)であるか
どうかの判別が行なわれ、終了(FFH)であれば、情
報はこれで終了なので、ステップ5T21DQに示すよ
うに、停止ニード(RUN=O)にし、山高音用トーン
ジェネレータ10.低音用トーンジ■ネレータ11のす
べてのキーをオフ(ステップ5T21DR)するととも
に、アッパキー(UK)、ロアキー(LK)の4ニーコ
ード(KC)のバッファをクリア(ステップ5T21D
S)L、ステップ5T21DJに示ずように停止(PL
Y=O)にしたうえでリターンされる。
さらに、前記ステップS 1−21 D Pにおいて、
終了(FF、)でなければ、ステップ5T21DUに示
すように、その他の処理を行ない、対応する数のポイン
タ(PNT)を繰上げて前記ステップ5T21DAに戻
る。
前記第21図のステップ5T21Fに示されている伴奏
音発生のザブルーチンが、第24図に具体的に示されて
いる。
第24図において、伴奏音発生のためには、ステップ5
T21FAに示すように、リズム種類、テンポクロック
(CLK)、和音の根音ならびに種類の値に基いて前述
したパターンテーブルから読出し、音名Cを基準とされ
ているものを根音に基いてスライドしたうえで伴奏音用
にロアキーコード(LKC)に入力し、ステップ5T2
1FBに示すように、ロアキー(LK)の制御を行なっ
たうえでリターンされる。
前記第22図のステップ5T22Eおよび第24図のス
テップ5T21FBに示されている伴奏用のロアキー(
LK>の制御のサブルーチンが、第25図に具体的に示
されている。
このロアキーi、IJ IIIにおいては、まず、ステ
ップ5T25Aに示すように、アラビア音階モード(M
D=1)であるかの判別が行なわれ、アラビア音階モー
ドであれば、ステップ5T25Bに示すように、12に
区分される音名のコードが選定され、続いて、ステップ
5T25Cに示すように、この音名のコードが平均律音
階の音名のままであるかの判別が行なわれ、平均律音階
の音高のままでなくアラビア音階の音高とされていれば
、ステップ5T25Dに示すように、アラビア音階の音
高の微小変化であるピッチ制御を加味し、ステップ5T
25Eに示すように、この音の情報をテーブルにより周
波数情報に変換し、ステップ5T25Fに示すように、
低音用トーンジェネレータ11によりピッチ情報ととも
に発音し、リターンされる。
一方、ステップ5T25Aにおいて、平均律音階でll
l11mする場合は、ステップ5T25Gに示すように
、ピッチ制御をOとして、音高の微小変化も行なわず、
ステップ5T25E、25Fで示すように平均律の音高
のまま発音し、リターンされる。なお、前記ステップ5
T25Cにおいてアラビア音階とされた音でない場合も
同様に、ステップ5T25G、25E、25Fを経てリ
ターンされる。
前述した実施例によれば、アラビア音階の演奏を行なう
場合に、伴奏は平均律音階のままで行なうことができる
ので、元来伴奏が行なえなかったアラビア音階のメロデ
ィを平均律音階の協和音の伴奏で行なうことができる。
また、自動演奏の際に、必要に応じてアラビア音階の各
音の音^を微小変化して演奏することができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではな
く、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、アラビア音階のような特殊音階における音の音
高の微小変化のためのピッチ制御は、実施例においては
2.5セントとされたピッチ自体の数値を種々の所望の
数値に選定できるし、また、±のいずれを含むようにし
てもよい。また、この音高の微小変化を各音ごと個別に
ill allできるようにしてもよい。
さらに、データフォーマットは、実施例に限定されるも
のではなく、例えば、ロアキー(LK)のキー情報は、
判別した和音の根音、種類等の情報で記憶してもよい。
また、同一タイミングのイベントは、タイミング情報を
省略することによりメモリの容量を削減することができ
る。さらにまた、アラビア音階に変更したとき、不要な
ピッチ制御情報を含めずに、ブリセラ]・スイッチの操
作は、スイッチ番号の記憶により行なってもよい。
また、音高のピッチ制御は、キーオン中のものも対象と
なるようにしてもよい。
さらに、基準音階は純正調音階その他の音階でもよいし
、また、特殊音階もアラビア音階に限定されるものでは
ない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る電子楽器によれば、ア
ラビア音階のような特殊音階により演奏を行なっても伴
奏は自動的に標準音階により行なわれるようにできるの
で、協和音で伴奏される自動演奏を行なうことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電子楽器の実施例を示す概略構成
図、第2図は第1図のコントロールパネル1ifII1
図、ff13図A−Gは本実施例における自動演奏デー
タフォーマットを示す図、第4図ないし第25図は本実
施例の作用を示すフローチャートである。 1・・・パスライン、2・・・CPLJ、3・・・プロ
グラムメモリ、4・・・レジスタ群、5・・・リズム・
伴奏パターンメモリ、6・・・テンポクロツタ発生器、
7・・・鍵盤回路、8・・・ピッチ変換テーブルメモリ
、9・・・コントロールパネル、10・・・高音用トー
ンジェネレータ、11・・・低音用トーンジェネレータ
、12・・・アラビア音階設定部、13・・・音高変更
スイッチ、14・・・LED、15.20・・・アップ
スイッチ、16・・・ダウンスイッチ、17・・・プリ
セット部、18・・・記憶スイッチ、19・・・削除ス
イッチ、21・・・ABCスイッチ、22・・・スター
ト/ストップスイッチ、23・・・録音スイッチ、24
・・・プレイスイッチ、25・・・スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 標準音階の少なくとも一部の音の音高と異なる音高から
    なる特殊音階の音の各音高を設定する音階設定手段と、
    メロディ鍵の押鍵により鍵情報を発生する鍵情報発生手
    段と、この鍵情報発生手段からの鍵情報により鍵情報に
    対応した標準音階の各音からなる伴奏音を設定する伴奏
    音設定手段と、前記各手段からの出力信号により楽音を
    発生する楽音発生手段とからなる電子楽器。
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JP2015125344A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 カシオ計算機株式会社 電子楽器、電子楽器の制御方法およびプログラム

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